JP6166677B2 - スクリーン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遮光、断熱、目隠し、防虫、花粉の侵入防止等のため建物開口部に取り付けるスクリーン装置に関するものである。
特許文献1や特許文献2に開示されているように、建物開口部に装着されるスクリーン枠内に、遮光、断熱、目隠し、防虫、花粉の侵入防止等のためのスクリーンを張設し、このスクリーンを、前記スクリーン枠内を横移動自在の開閉操作杆(可動框)で開閉操作するように構成された横引き式のスクリーン装置は公知である。
このようなスクリーン装置には、前記開閉操作杆の姿勢を垂直に保持して安定的に平行移動させるための平行移動機構が設けられている。この平行移動機構は、特許文献1に記載されているように、前記スクリーンの下端部をガイドするため前記スクリーン枠の下方の横枠杆に沿って配設された凹形断面で可撓性を有するスクリーンガイドと、該スクリーンガイドの一端をスクリーン枠に連結するためのワイヤとを有している。即ち、前記スクリーンガイドの一方の固定端は、前記スクリーン枠の左右何れか一方の第1の縦枠杆の下端部に固定され、前記スクリーンガイドの他方の自由端は、前記開閉操作杆の下端部に形成された導入口を通じて該開閉操作杆の内部に出入り自在に導入され、該自由端に前記ワイヤの一端が連結され、該ワイヤの他端は、前記開閉操作杆の上端部から、前記スクリーン枠の上方の横枠杆内を通って、前記スクリーン枠の第2の縦枠杆内に導入され、該第2の縦枠杆の内部に連結されている。
このように構成された従来のスクリーン装置は、該スクリーン装置を建物開口部に組み付ける際に、前記スクリーンガイドとワイヤとを所定の場所に組み込んだ状態、即ち、前記スクリーンガイドの自由端に前記ワイヤの一端を連結し、該ワイヤの他端を前記第2縦枠杆の所定の位置に予め連結した状態にし、その状態で、前記スクリーン枠の上下の横枠杆と左右の第1及び第2の縦枠杆とを前記建物開口部に取り付けなければならなかったため、施工性に難点があった。
特開2008−223259号公報 特開2000−337054号公報
本発明の技術的課題は、前記スクリーンガイドとワイヤとからなる平行移動機構を備えたスクリーン装置において、スクリーン枠を予め建物開口部に取り付けた状態で前記ワイヤの端部を前記スクリーン枠の縦枠杆に簡単に連結することができるように構成することにより、前記スクリーン装置を建物開口部に組み付ける際の施工性を向上させることにある。
前記課題を解決するため、本発明のスクリーン装置は、左右何れか一方の第1の縦枠杆及び他方の第2の縦枠杆と、上方の横枠杆及び下方の横枠杆とを有するスクリーン枠;前記スクリーン枠内に開閉自在に張設された横引き式のスクリーン;上端を前記上方の横枠杆に案内されることにより前記スクリーン枠内に横移動自在なるように配設され、前記スクリーンを開閉操作する開閉操作杆;前記下方の横枠杆に沿うように配設されて前記スクリーンの下端部をガイドし、一方の固定端が前記第1の縦枠杆の下端部に固定されると共に、他方の自由端が前記開閉操作杆の下端部の導入口を通じて該開閉操作杆の内部に出入り自在に導入された、可撓性を有するスクリーンガイド;一方の第1端が前記スクリーンガイドの自由端に連結され、他方の第2端が、前記開閉操作杆の上端部から前記第2の縦枠杆の上端部を経て該第2の縦枠杆の内部に導入され、該第2の縦枠杆に連結されるべきワイヤ;前記第2の縦枠杆の上端部に着脱自在に取り付けられ、該第2の縦枠杆内に導入される前記ワイヤの向きを横向きから下向きに変向する変向部材と、前記第2の縦枠杆に着脱自在且つ位置調整可能に取り付けることができ、前記変向部材より下方の位置で前記ワイヤの第2端を前記第2の縦枠杆に連結する連結部材とを有するワイヤ連結装置;を有するスクリーン装置において、前記第2の縦枠杆が、前記スクリーン枠を建物開口部に取り付けた状態で、該スクリーン枠内側からの取付螺子の締め付けにより、該第2の縦枠杆に対して前記連結部材によるワイヤの第2端の位置調整した連結を可能な状態に形成されていることを特徴とする。
本発明において、前記スクリーン枠の前記第2の縦枠杆は、凹形の断面形状を有していて、凹部を前記開閉操作杆側に向けた姿勢で配設され、また、該第2の縦枠杆は、前記凹部の両側に位置する左右の側壁と、該左右の側壁の内側面の相対する位置に上下方向に延在するように形成されたリブとを有し、前記変向部材は、前記第2の縦枠杆内に嵌入する嵌入部と、該第2の縦枠杆に係止する係止部とを有し、前記連結部材は、前記リブを挟んで相対する第1部材及び第2部材と、前記スクリーン枠の内側からの回転操作により前記第1部材と第2部材とを締め付けたり緩めたりする取付螺子とを有していて、該取付螺子で前記第1部材と第2部材とを締め付けることにより前記リブに固定され、前記取付螺子で前記第1部材と第2部材とを緩めることにより前記リブに沿って位置調整可能になる。
前記変向部材と連結部材とは、相互に合体可能である。このため、前記変向部材は、前記嵌入部に形成された左右一対の脚部を有し、該脚部を前記連結部材の第1部材と第2部材とで挟持させることにより、該連結部材と前記変向部材とが合体されるように構成されている。
本発明によれば、スクリーンガイドに一端を連結されたワイヤの他端を、スクリーン枠の第2の縦枠杆に、該第2の縦枠杆に対して着脱自在の変向部材と連結部材とからなるワイヤ連結装置によって連結するようにしたので、前記スクリーン枠を予め建物開口部に組み付けた後に、前記ワイヤの他端を前記第2の縦枠杆に簡単に連結することができ、この結果、前記スクリーン装置を建物開口部に組み付ける際の施工性が向上する。
本発明に係るスクリーン装置の部分破断正面図である。 図1のII−II線での断面図である。 図1のIII−III線での断面図である。 図1のIV−IV線での断面図である。 図1において第2の縦枠杆の上端部をスクリーン枠の内側から見た状態の要部斜視図である。 図5の一部の部品を省略した状態の分解斜視図である。 変向部材の横断面図である。 変向部材と連結部材とを合体した状態の斜視図である。 (a)は、ワイヤ連結装置でワイヤの端部を第2の縦枠杆内に導入する前の状態を示す要部斜視図、(b)は同状態を示す断面図である。 (a)は、前記ワイヤの端部を第2の縦枠杆内に導入した状態を示す要部斜視図、(b)は同状態を示す断面図である。
図は本発明に係るスクリーン装置の一実施形態を示すもので、このスクリーン装置は、遮光、断熱、目隠し、防虫、花粉の侵入防止等の目的のため建物の窓や出入り口等の建物開口部に取り付けて使用するものである。
図1−図3に示すように、前記スクリーン装置は、左方の第1の縦枠杆2a及び右方の第2の縦枠杆2bと、上方の横枠杆3a及び下方の横枠杆3bとからなる矩形のスクリーン枠1を有している。該スクリーン枠1の内部には、上端を前記上方の横枠杆3aに案内されて横移動自在の開閉操作杆4と、該開閉操作杆4と前記第1の縦枠杆2aとの間の位置に上端を前記上方の横枠杆3aに案内されて横移動自在且つ自身の軸線を中心に回転自在なるように配設され、内蔵したコイルばね6の弾性力を巻取力としてスクリーンを巻き取る巻軸5と、一端を前記巻軸5に連結され且つ他端を前記第1の縦枠杆2aに連結された第1のスクリーン7と、一端を前記巻軸5に連結され且つ他端を前記開閉操作杆4に連結された第2のスクリーン8と、前記巻軸5と第1及び第2のスクリーン8との下端部の移動を案内する溝形断面で可撓性を有するスクリーンガイド9とが配設されている。
前記開閉操作杆4は、角形をした金属製の中空部材であって、その上端にローラ取付部材11が連結され、該ローラ取付部材11には左右一対のローラ12が回転自在に取り付けられていて、該ローラ12が、前記上方の横枠杆3aの内部に形成された左右一対のレール13上に転動自在に載置されることにより、該開閉操作杆4が、前記ローラ12とレール13とによって前記上方の横枠杆3aに吊り下げられ、その状態で該上方の横枠杆3aに沿って横移動自在となっている。
また、前記開閉操作杆4の下端には、ガイド部材14が連結され、該ガイド部材14から下方に延出する左右一対のガイド壁14aの間に、前記スクリーン枠1の下方の横枠杆3bが配置されることにより、該横枠杆で前記開閉操作杆4の下端の横移動が案内されるようになっている。
図中の符号15は、前記開閉操作杆4の前面と後面とに取り付けられた開閉操作用の把手である。
前記巻軸5は、円筒形をした金属製の中空部材であって、その上端に摺動軸取付部材16が連結され、該摺動軸取付部材16には、図1及び図9(a)から分かるように、両端に円形部17aを有する摺動軸17が取り付けられ、該摺動軸17の円形部17aが、前記上方の横枠杆3aの前記一対のレール13上に摺動自在に載置されることにより、該巻軸5が、前記摺動軸17とレール13とによって前記上方の横枠杆3aに吊り下げられ、その状態で該上方の横枠杆3aに沿って摺動により横移動自在となっている。
また、前記巻軸5の下端5aは、図4からも分かるように、自由端として前記スクリーンガイド9の内部に嵌合し、該スクリーンガイド9によって移動が案内されるようになっている。
前記第1及び第2のスクリーン7,8は、互いに同じ素材で形成されたもので、上下幅及び左右幅も互いに等しく、該第1及び第2のスクリーン7,8の各々の一端は、前記巻軸5の直径方向の一端と他端とに連結され、前記第1及び第2のスクリーン7,8の各々の他端は、凹状の断面形状を有する前記第1の縦枠杆2aと前記開閉操作杆4とに、係止部材7a,8aを介してそれぞれ連結されている。また、前記第1及び第2のスクリーン7,8の上端部は前記上方の横枠杆3a内に嵌合し、下端部は前記スクリーンガイド9内に嵌合することにより、該上方の横枠杆3aとスクリーンガイド9とによってそれぞれ移動が案内されるようになっている。
前記第1及び第2の縦枠杆2a,2bは、各々の凹部を相互に向き合う方向、即ち、前記スクリーン枠1の内側に向けた姿勢で配設されており、従って、前記第2の縦枠杆2bの凹部は、前記開閉操作杆4と向き合っていることになる。
そして、前記開閉操作杆4を図1の右方向に移動させると、前記第1及び第2のスクリーン7,8が前記巻軸5から引き出されて使用状態(閉鎖状態)になり、前記開閉操作杆4を図1の左方向に移動させると、前記第1及び第2のスクリーン7,8が前記巻軸5に巻き取られて不使用状態(開放状態)になる。
前記巻軸5は、前記第1及び第2のスクリーン7,8を巻き取って該スクリーンが開放状態になったときには、前記第1の縦枠杆2aの凹部内に嵌合する位置まで移動して、該第1の縦枠杆2aと前記開閉操作杆4とで覆い隠された状態になり、一方、前記第1及び第2のスクリーン7,8が引き出されて該スクリーンが閉鎖状態となったときには、前記第1の縦枠杆2aと前記開閉操作杆4とのほぼ中間位置まで移動する。
また、前記スクリーンガイド9は、図4に示すような溝形をした合成樹脂製の複数のガイド駒20を、底壁20aの上面に沿って延びるテープ状をした金属製の可撓性ある連結帯21で順次連結することにより形成されたもので、溝側に向けて湾曲可能であり、前記スクリーン枠1の下方の横枠杆3b上に、前記ガイド駒20の底面の窪み20b内に該下方の横枠杆3bが嵌合する状態で、該横枠杆3bに沿うように配設されている。そして、該スクリーンガイド9の一端は、固定端9aとして前記第1の縦枠杆2aの下端部に固定され、他端は、自由端9bとして、前記開閉操作杆4の下端部に形成された導入口4aを通じて該開閉操作杆4の内部に出入り自在に導入されている。
図1に示すように、前記スクリーンガイド9の自由端9bには、ワイヤ24の一方の第1端24aが連結具25によって連結され、該ワイヤ24の他方の第2端24bは、前記開閉操作杆4の上端部に形成されたワイヤ導出孔4bから前記上方の横枠杆3a内に導出され、該上方の横枠杆3aの端部に連結された端部キャップ26を経て、前記第2の縦枠杆2bの上端部に取り付けられた変向部材28により向きを横向きから下向きに変えられたあと、連結部材29によって該第2の縦枠杆2bの内部に、適切なテンションを付与することができるように位置調整可能に連結されている。
前記スクリーンガイド9とワイヤ24とは、前記開閉操作杆4の移動操作時に、該開閉操作杆4の姿勢を垂直に保持して安定的に平行移動させるための、平行移動機構を形成するものである。このような平行移動機構を設けることにより、前記開閉操作杆4を図1の状態から左方向に移動させて前記第1及び第2のスクリーン7,8を開放するときは、前記スクリーンガイド9の自由端9bが該開閉操作杆4の内部に進入して行くことで、該開閉操作杆4の下端部が上端部より先行するのが防止されて該開閉操作杆4の姿勢が垂直に保たれ、前記第1及び第2のスクリーン7,8を閉鎖するため前記開閉操作杆4を図1の右方向に移動させるときには、前記スクリーンガイド9の自由端9bが前記開閉操作杆4から順次引き出されることで、該開閉操作杆4の下端部が上端部より先行するのが防止されて該開閉操作杆4の姿勢が垂直に保たれる。
前記変向部材28と連結部材29とは、前記ワイヤ24の第2端24bを前記第2の縦枠杆2bの適切な位置に連結するためのワイヤ連結装置27を構成するもので、それぞれ合成樹脂又は金属によって形成されている。前記変向部材28及び連結部材29の構成と前記第2の縦枠杆2bに対する取り付け態様とについて、図5−図7を参照して詳細に説明する。
先ず、前記第2の縦枠杆2bは、図6から分かるように、凹状の断面形状を有するもので、建物開口部の側枠に螺子31(図9(a)参照)で固定される主壁32と、該主壁32の幅方向の両側端部からスクリーン枠1の内側即ち前記第1の縦枠杆2a側に向けて突出する左右の側壁33とを有し、該左右の側壁33の内側面の相対する位置に、上下方向に延びるリブ34が形成されている。該リブ34と前記主壁32との間には、前記変向部材28及び連結部材29の一部が入り込み得る大きさの隙間が確保されており、また、前記リブ34の上端は、前記側壁33の上端と同位置にはなく、該側壁33の上端より低位置を占めている。
前記変向部材28は、図5−図7に示すように、前記第2の縦枠杆2bの内部に嵌入する嵌入部28aと、該嵌入部28aの上端に形成されて前記第2の縦枠杆2bの上端に係止する係止部28bとを有し、前記嵌入部28aは、凹状の平面視形状を有する上方の主体部28cと、該主体部28cから下方に延出する延長部28dとからなっている。
前記主体部28cは、前記第2の縦枠杆2bの内部にほぼ丁度嵌合するような大きさ及び形状に形成されていて、中央壁部36と、左右の側壁部37とを有し、該左右の側壁部37の上端に、外側に張り出す前記係止部28bがそれぞれ形成され、該係止部28bが、前記第2の縦枠杆2bの左右の側壁33の上端に当接して係止している。また、前記左右の側壁部37の外面には、縦向きに延びるリブ嵌入溝38がそれぞれ形成され、該リブ嵌入溝38内に前記第2の縦枠杆2bのリブ34が嵌入している。そして、前記第2の縦枠杆2bの側壁33上端への前記係止部28bの係止と、前記リブ嵌入溝38内への前記リブ34の嵌入とにより、前記変向部材28が前記第2の縦枠杆2bの上端に載置状態で着脱自在に取り付けられている。
前記主体部28cの左右の側壁部37の下端部外面は、下方に行くほど次第に第2の縦枠杆2bの側壁33の内面から離れる方向に傾斜する傾斜面37aに形成されている。これは、後で説明するように前記変向部材28を第2の縦枠杆2bの内部に上方から嵌入させる際に、その嵌入を円滑に行うことができるようにするためである。
前記延長部28dは、左右一対の脚部40と、該一対の脚部40の間に位置する中間壁部41とを有し、該中間壁部41は、前記脚部40よりも、前記第2の縦枠杆2bの主壁32側に若干後退した状態に形成され、該中間壁部41と前記脚部40との間に隙間42が形成されている。また、前記延長部28dの全体の横幅は、前記一対のリブ34,34の対向間隔より僅かに小さく形成されている。
前記中間壁部41の前面には、上下に延びるワイヤ挿通溝43が形成され、該ワイヤ挿通溝43の上端は、前記主体部28cの中央壁部36を上下方向に貫通するワイヤ挿通孔44に連通し、前記主体部28cの上端から前記ワイヤ挿通孔44内に挿入された前記ワイヤ24が、前記ワイヤ挿通溝43を通って前記連結部材29まで下向きに延び、その先端即ち第2端24bが該連結部材29に連結されている。
また、前記中間壁部41には、逃げ孔45が形成されている。この逃げ孔45は、後述するように前記変向部材28と前記連結部材29とを合体した際に、取付螺子46の先端を嵌入させて逃がすためのものである。
一方、前記連結部材29は、図5及び図6から分かるように、前記リブ34を挟んで相対する第1部材48及び第2部材49と、前記スクリーン枠1の内側からの回転操作により前記第1部材48と第2部材49とを締め付けたり緩めたりする前記取付螺子46とを有している。
前記第1部材48は、前記第2の縦枠杆2bの外側に向けて台状に盛り上がった中央部48aと、該中央部48aの左右に傾斜部48bを介して連なる平坦な挟持部48cとを有し、前記中央部48aには、前記取付螺子46を挿通するための螺子挿通孔48dが形成されている。
また、前記第2部材49は、前記第2の縦枠杆2bの外側に向けて台状に盛り上がった中央部49aと、該中央部49aの左右に傾斜部49bを介して連なる平坦な挟持部49cとを有し、前記中央部49aには、前記取付螺子46をねじ込むための螺子孔49dが形成されると共に、前記ワイヤ24の第2端24bが連結されている。
そして、前記取付螺子46で前記第1部材48と第2部材49とを締め付けることにより、該第1部材48と第2部材49との挟持部48c,49c間に前記リブ34が挟持され、それによって前記連結部材29が前記リブ34に固定され、前記取付螺子46を緩めて前記第1部材48と第2部材49との締め付けを解除することにより、前記連結部材29が前記リブ34に沿って位置調整可能になる。
前記変向部材28と連結部材29とは、前記スクリーン装置を建物開口部に組み付けるとき、図8に示すように相互に合体した状態にされ、その状態から、図9(a)、(b)及び図10(a)、(b)に示す工程を経て、図1及び図5に示すように前記第2の縦枠杆2bに取り付けることにより、前記ワイヤ24の第2端24bを前記第2の縦枠杆2bに連結するものである。以下、前記変向部材28と連結部材29とを合体させる方法と、前記第2の縦枠杆2bに対するワイヤ24の連結工程とについて説明する。
まず、前記変向部材28と連結部材29とを合体させるときは、図6及び図8から分かるように、前記連結部材29の取付螺子46を緩めて前記第1部材48と第2部材49の締め付けを解除し、前記第2部材49の傾斜部49bを、前記変向部材28の延長部28dの中間壁部41と脚部40との間に形成された隙間42内に嵌入させることにより、前記第1部材48の挟持部48cと第2部材49の挟持部49cとの間に前記脚部40を挟み込む。そして、その状態で前記取付螺子46を締め込み、前記第1部材48と第2部材49との間に前記脚部40を挟持させることにより、前記変向部材28と連結部材29とが相互に合体される。このとき、前記取付螺子46の先端は、前記延長部28dの逃げ孔45内に嵌合する。
また、前記脚部40の厚みは前記リブ34の厚みより大きく形成されているため、前記第1部材48の挟持部48cと第2部材49の挟持部49cとの間に前記リブ34が自由に嵌入することができる。
次に、前記変向部材28と連結部材29とによるワイヤ24の連結工程は、前記スクリーン枠1内に前記開閉操作杆4と、前記巻軸5と、前記第1及び第2のスクリーン7,8と、前記スクリーンガイド9とをセットすると共に、該スクリーンガイド9の自由端9bに前記ワイヤ24の第1端24aを連結し、且つ、該ワイヤ24の第2端24bに前記連結部材29を連結して、該連結部材29と前記変向部材28とを前述したように合体し、その状態で、前記スクリーン枠1の第1及び第2の縦枠杆2a,2bと、上方及び下方の横枠杆3a,3bとを、建物開口部に固定した後に行われる。
先ず、図9(a)、(b)に示すように、合体した前記変向部材28と連結部材29とを、変向部材28の凹部を下に向け且つ連結部材29を前方側にした横向きの姿勢で、上方の横枠杆3a(不図示)の内部を該横枠杆に沿って移動させ、該横枠杆3aの端部に連結された端部キャップ26の開口を通じて前記第2の縦枠杆2b内に、図9(a)に矢印で示すように、次第に縦向きとなるように姿勢変向しながら嵌入させる。図中の符号51は、前記端部キャップ26を建物開口部に固定する螺子である。
そして、図10(a)、(b)に示すように、第2の縦枠杆2bのリブ34を、前記連結部材29の第1部材48と第2部材49との挟持部48c,49c間に挿通させて前記変向部材28のリブ嵌入溝38内に嵌入させると共に、該変向部材28の係止部28bを前記第2の縦枠杆2bの側壁33の上端に係止させた状態にする。
続いて、前記取付螺子46を緩めて前記連結部材29を前記変向部材28から分離し、そのあと、図10(a)に矢印で示すように該連結部材29を前記リブ34に沿って下方に移動させ、前記ワイヤ24に適宜のテンションが付与される位置で前記取付螺子46を締め付けることにより、前記第1部材48と第2部材49との挟持部48c,49c間に前記リブ34が挟持されて前記連結部材29がその位置に固定され、ワイヤ24の前記第2の縦枠杆2bに対する連結作業が完了する。
このとき、前記変向部材28は、テンションがかけられた前記ワイヤ24によって下向きに押され、前記第2の縦枠杆2bの上端に押し付けられた状態になるため、上下にずれ動いて該第2の縦枠杆2bから外れることはなく、また、前記リブ嵌入溝38に嵌合する前記リブ34に係止することにより、前記第2の縦枠杆2bの凹部の深さ方向に横ずれすることもない。
前記変向部材28と連結部材29とは、前記スクリーン装置のメンテナンスを行う際などに、図8に示すように相互に合体させた状態で前記第2の縦枠杆2bから取り外すことができ、それによって前記ワイヤ24が前記第2の縦枠杆2bから取り外される。その取り外しは、前述したワイヤ24の連結工程と逆の工程を辿ることによって行うことができる。
前記スクリーン装置は、前後対称に形成されていて、前後反転して使用することができる。この場合、スクリーンの開閉方向は左右逆になる。
また、前記実施形態のスクリーン装置は、スクリーン枠1内を移動する巻軸5によって第1及び第2の2つのスクリーン7,8を巻き取るように構成されているが、本発明は、第1の縦枠杆2a側に定置的に配設された1つの巻軸に1つのスクリーンを巻き取るように構成されたスクリーン装置にも適用することができる。あるいは、巻軸でスクリーンを巻き取る方式ではなく、蛇腹状あるいはハニカム状のスクリーンを伸縮させて開閉する方式のスクリーン装置にも本発明は適用することができる。
1 スクリーン枠
2a 第1の縦枠杆
2b 第2の縦枠杆
3a 上方の横枠杆
3b 下方の横枠杆
4 開閉操作杆
4a 導入口
7,8 スクリーン
9 スクリーンガイド
9a 固定端
9b 自由端
24 ワイヤ
24a 第1端
24b 第2端
27 ワイヤ連結装置
28 変向部材
28a 嵌入部
28b 係止部
29 連結部材
33 側壁
34 リブ
40 脚部
46 取付螺子
48 第1部材
49 第2部材

Claims (4)

  1. 左右何れか一方の第1の縦枠杆及び他方の第2の縦枠杆と、上方の横枠杆及び下方の横枠杆とを有するスクリーン枠;
    前記スクリーン枠内に開閉自在に張設された横引き式のスクリーン;
    上端を前記上方の横枠杆に案内されることにより前記スクリーン枠内に横移動自在なるように配設され、前記スクリーンを開閉操作する開閉操作杆;
    前記下方の横枠杆に沿うように配設されて前記スクリーンの下端部をガイドし、一方の固定端が前記第1の縦枠杆の下端部に固定されると共に、他方の自由端が前記開閉操作杆の下端部の導入口を通じて該開閉操作杆の内部に出入り自在に導入された、可撓性を有するスクリーンガイド;
    一方の第1端が前記スクリーンガイドの自由端に連結され、他方の第2端が、前記開閉操作杆の上端部から前記第2の縦枠杆の上端部を経て該第2の縦枠杆の内部に導入され、該第2の縦枠杆に連結されるべきワイヤ;
    前記第2の縦枠杆の上端部に着脱自在に取り付けられ、該第2の縦枠杆内に導入される前記ワイヤの向きを横向きから下向きに変向する変向部材と、前記第2の縦枠杆に着脱自在且つ位置調整可能に取り付けることができ、前記変向部材より下方の位置で前記ワイヤの第2端を前記第2の縦枠杆に連結する連結部材とを有するワイヤ連結装置;
    を有するスクリーン装置において、
    前記第2の縦枠杆が、前記スクリーン枠を建物開口部に取り付けた状態で、該スクリーン枠内側からの取付螺子の締め付けにより、該第2の縦枠杆に対して前記連結部材によるワイヤの第2端の位置調整した連結を可能な状態に形成されている、
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  2. 前記スクリーン枠の前記第2の縦枠杆は、凹形の断面形状を有していて、凹部を前記開閉操作杆側に向けた姿勢で配設され、また、該第2の縦枠杆は、前記凹部の両側に位置する左右の側壁と、該左右の側壁の内側面の相対する位置に上下方向に延在するように形成されたリブとを有し、
    前記変向部材は、前記第2の縦枠杆内に嵌入する嵌入部と、該第2の縦枠杆に係止する係止部とを有し、
    前記連結部材は、前記リブを挟んで相対する第1部材及び第2部材と、前記スクリーン枠の内側からの回転操作により前記第1部材と第2部材とを締め付けたり緩めたりする取付螺子とを有していて、該取付螺子で前記第1部材と第2部材とを締め付けることにより前記リブに固定され、前記取付螺子で前記第1部材と第2部材とを緩めることにより前記リブに沿って位置調整可能になる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。
  3. 前記変向部材と連結部材とは、相互に合体可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のスクリーン装置。
  4. 前記変向部材は、前記嵌入部に形成された左右一対の脚部を有し、該脚部を前記連結部材の第1部材と第2部材とで挟持させることにより、該連結部材と前記変向部材とが合体されることを特徴とする請求項2に従属する請求項3に記載のスクリーン装置。
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