JP6160299B2 - シート材搬送装置、原稿搬送装置、記録媒体搬送装置、および画像形成装置 - Google Patents

シート材搬送装置、原稿搬送装置、記録媒体搬送装置、および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、シート材搬送装置、原稿搬送装置、記録媒体搬送装置、および画像形成装置に関する。
画像形成装置として複写機があり、この複写機では、原稿搬送装置を備えシート材Pである原稿の画像を読み取る。このとき、後処理装置で厚さ方向への局所的な加圧等によって圧着とじされたシート材P束が原稿として処理対象となることがある。また、複写機では、圧着とじされたシート材P束を記録用紙搬送装置に配置して、再度の記録を行うための記録媒体として使用することがある。
このような画像形成装置が備える原稿画搬送装置や記録媒体搬送装置では、圧着とじされたシート材Pからシート材Pを1枚ずつ分離して搬送することができる必要がある。また、圧着とじがなされていない場合であっても、重なったシート材P同士が何らかの理由で付着したり、接合されたりしていることがあり、このような場合にもシート材Pを1枚ずつ分離する必要がある。
シート材Pを1枚ずつ分離する給紙装置として特許文献1には、回転駆動される給送ローラーと、複数枚の用紙を積層状態で支持するホッパと、給送ローラーとの間で用紙を挟圧することにより、給送されるべき最上位の用紙と次位以降の用紙とを分離する分離パッドとを有する給紙装置は、給送されるべき最上位の用紙との間の摩擦によって下流側へ進行する次位以降の用紙の先端が、分離パッドに複数回当接するように、給送ローラーの正転駆動と逆転駆動とを交互に繰り返し連続して実行するものが記載されている。
また、特許文献2には、複数枚のシートを収納するシート収納部と、前記シート収納部に収納されたシートを1枚ずつ分離して給送するシート給送手段と、前記シート給送手段の下流側に配置されシートの給送不良を検出する給送不良検出手段と、前記給送不良検出手段の検出結果に基づいて前記シート給送手段を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記給送不良検出手段による給送不良との検出結果に基づいて給送条件の見直しを行い、かつ給送中のシートを給送方向とは逆方向に戻し、再度1枚ずつ分離して給送するよう前記シート給送手段を制御するものが記載されている。
しかし、従来の搬送装置は、通常の重送を前提としてシート材Pの分離を行っているため、圧着とじされたシート材P等、強固に付着、接合されたシート材Pを確実に分離できないという問題がある。
また、特許文献1および特許文献2に記載のものは、圧着とじ等、強固に付着、接合されたシート材Pを前提としていないため、同様にシート材Pを確実に分離できないという問題がある。
本発明は上述の点にかんがみてなされたものであり、重なり付着したシート材Pを確実に分離することができるシート材搬送装置、原稿搬送装置、記録媒体搬送装置、および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る用紙給紙装置は、重なり合い、少なくとも一部が付着した状態となっている隣接したシート材を含む複数のシート材束が収容される用紙収容部と、回転駆動され、前記用紙収容部から前記シート材を給紙方向に搬送するフィードローラーと、前記シート材を前記フィードローラーで挟む位置に配置され、搬送された前記シート材に接触して、前記シート材を前記シート材束から分離する分離部材と、前記フィードローラーの下流側に配置され、前記シート材を検知する検知手段と、前記検知手段により前記シート材を検知した後、前記フィードローラーおよび前記分離部材の駆動を制御して、前記シート材の搬送を一時停止させ、その後、前記シート材を搬送方向に沿ってあらかじめ定めた回数だけ往復動させる制御手段と、を備え、前記分離部材をセパレートローラーで構成し、前記制御手段は、前記フィードローラーを給紙方向とは逆方向に回転駆動させる間、前記セパレートローラーを停止させることを特徴とするシート材搬送装置。
本発明によれば、異なる方向から交互に連続してせん断方向の力かけるので、重なって付着したシート材を確実に分離することができ、特に圧着とじされたシート材を含む強固に接合されたシート材を確実に分離することができる。
本発明に係るシート材搬送装置が適用される画像形成装置示す概略断面図である。 本発明に係る記録媒体搬送装置の実施形態1に係る記録媒体搬送装置を示す模式図である。 同記録媒体搬送装置の制御系を示すブロック図である。 同記録媒体搬送装置の動作を示す模式図である。 同記録媒体搬送装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明に係る記録媒体搬送装置の実施形態2に係る記録媒体搬送装置を示す模式図である。 同記録媒体搬送装置の動作を示す模式図である。 同記録媒体搬送装置の動作を示す模式図である。 同記録媒体搬送装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施形態3に係る記録媒体搬送装置の模式図である。 同記録媒体搬送装置の動作を示すフローチャートである。 同記録媒体搬送装置の動作を示すフローチャートである。
本発明を実施するための形態(以下では単に実施形態と記載する)に係るシート搬送装置、原稿搬送装置、記録媒体搬送装置、および画像形成装置について説明する。
まず、実施形態に係るシート材搬送装置が適用される画像形成装置として、タンデム型間接転写方式の複写装置について説明する。図1は本発明に係るシート材搬送装置が適用される画像形成装置示す概略断面図である。図中100は複写装置本体、200は給紙テーブル、300はスキャナ、400は原稿自動搬送装置(ADF:Automatic Documents Feeder)を示している。複写装置本体100を給紙テーブル200上に載せ、複写装置本体100上に画像読取手段であるスキャナ300を取り付け、更にその上にADF400を取り付けてある。この複写装置本体100は、回転体を備え、記録媒体に画像形成処理を行う。原稿自動搬送装置400には、本発明の実施形態に係る現行搬送装置が適用される。
複写装置本体100には、中央に無端ベルト状の中間転写体10を設けて3つの支持ローラー14、15、16に掛け回し、図中時計回りに回転搬送可能とする。なおこの例では、3つの支持ローラーのうちの第2の支持ローラー15の左に、画像転写後に中間転写体10上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置17が配置される。
また、3つの支持ローラーのうちの第1の支持ローラー14と第2の支持ローラー15の間に、中間転写体10上に位置するようにタンデム作像装置20が配置される。タンデム作像装置20は、中間転写体10の搬送方向に沿ってイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つの画像形成部である画像形成手段18を横に並べて配置して構成される。中間転写体10は、対向ローラー62で、各感光体ドラム40に押し付けられている。タンデム作像装置20の上方には、露光装置21が設けてある。また、各画像形成手段18には、各色の現像装置61が配置され、この現像装置61にはトナーを感光体ドラム40に塗布する現像ローラー65が配置されている。
一方、中間転写体10を挟んでタンデム作像装置20の反対側には、2次転写装置22を備えている。2次転写装置22は、2つのローラー23間に無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡して構成してある。22次転写装置22は、中間転写体10を介して第3の支持ローラー16に2次転写ベルト24を押し当てるように配置し、中間転写体10上の画像を転写材であるシートに転写する。
2次転写装置22の横側には、シート上の転写画像を定着する定着装置25が配置される。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラー27を押し当てて構成してある。上述した2次転写装置22は、画像転写後のシートをこの定着装置25へと搬送するシート搬送機能を備える。
なお図示した例では、このような2次転写装置22および定着装置25の下側に、上述したタンデム作像装置20と平行にして、シートの両面に画像を記録するためにシートを反転させるシート反転装置28を備えている。
このカラー電子写真装置を用いて複写を行うときの動作を説明する。原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットするか、または原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。
そして、図示していないスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動させた後、コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動する。これにより、第1走行体33および第2走行体34を走行させる。そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光を更に反射して第2走行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して画像読取部を構成する読取センサー36に入れ、原稿内容を読み取る。これによりセンサー36は、原稿の画像データを出力する。
また、図示していないスタートスイッチを押すと、これも図示していない駆動モータで支持ローラー14、15、16の1つを回転駆動して他の2つの支持ローラーを従動回転させ、中間転写体10を回転搬送する。同時に、個々の画像形成手段18で感光体ドラム40を回転させ、各感光体ドラム40上にそれぞれブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの単色画像を形成する。そして、中間転写体10の搬送とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写体10上に合成カラー画像を形成する。
一方、図示していないスタートスイッチを押すと、給紙テーブル200の呼び出しローラー4の1つが選択されて回転し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つからシート材Pである記録媒体を繰り出す。更に、フィードローラー2とセパレートローラー3とで1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラー47で搬送して複写装置本体100内の給紙路48に導き、レジストローラー49に突き当てて止める。手差しトレイ51から給紙するときは、給紙ローラー50を回転して手差しトレイ51上のシート材Pを繰り出し、分離ローラー52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラー49に突き当てて止める。給紙カセット44、フィードローラー2、セパレートローラー3、ローラー4等は実施形態に係る記録媒体搬送装置を構成する。給紙カセット44内には、圧着とじされたシート材Pを含むシート材P束が格納されている。詳細については後述する。
そして、中間転写体10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラー49を回転させ、中間転写体10と2次転写装置22との間にシートを送り込み、2次転写装置22で転写してシート上にカラー画像を記録する。
画像転写後のシート材Pは、2次転写装置22で搬送して定着装置25へと送り込み、定着装置25で熱と圧力とを加えて転写画像を定着させた後、切換爪55で切り換えて排出ローラー56で排出し、排紙トレイ57上にスタックする。または、切換爪55で切り換えてシート反転装置28に入れ、そこで反転させて再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録した後、排出ローラー56で排紙トレイ57上に排出する。
一方、画像転写後の中間転写体10は、中間転写体クリーニング装置17で、画像転写後に中間転写体10上に残留する残留トナーを除去し、タンデム作像装置20による再度の画像形成に備える。
<実施形態1>
次に本発明に係る記録媒体搬送装置の実施形態1に係るシート材搬送装置としての記録媒体搬送装置について説明する。実施形態1に係る記録媒体搬送装置は、圧着とじ等され、一部が強固に接合された隣接したシート材にせん断方向の力かけて分離する。そして、このとき、複数の方向から交互に連続してせん断方向の力かけることで確実に分離を引き起こすことができる。
実施形態1に係る記録媒体搬送装置は、FRR方式(分離繰り出し方式)のものである。図2は本発明に係る記録媒体搬送装置の実施形態1に係る記録媒体搬送装置を示す模式図である。この記録媒体搬送装置は、上述した複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の給紙カセット44の給紙トレイ1から記録媒体であるシート材Pを1枚ずつ搬送する。記録媒体搬送装置は、シート材Pの搬送方向に回転するフィードローラー2と、このフィードローラー2に押し付けられ対をなすと共にトルクリミッタを介して搬送方向とは逆方向に駆動力を付与されるセパレートローラー3と、を備える。
シート材束を積載する底板9は上方に向けて押し付けられ、シート材束の最上位のシート材Pを呼び出しローラー4に接触させる。FRR方式の給紙装置では、通常フィードローラー2とギア連結された呼び出しローラー4の回転によって最上部の用紙を呼び出し、その下流側に位置するフィードローラー2によりシート材Pを更に搬送する。さらに、シート材Pが更に搬送方向下流に設けられたグリップローラー5に到達したら呼び出しローラー4をシート材P面から離間する。
そして、用紙後端がフィードローラー2のニップを越える前にフィードローラー2の駆動を一時停止するようになっている。もし、フィードローラー2が常時駆動されていると次の用紙も連続して搬送されてしまい、画像形成に支障を来す。
フィードローラー2は電磁クラッチが接続されており、駆動源と分離した状態ではグリップローラー5にニップされて搬送される用紙の移動に伴い、フィードローラー2は用紙の搬送方向に従動回転するようになっている。
フィードローラー2の下流には検知手段12が設けられている。フィードローラー2を通過したシート材Pが検出される。検知手段12としては、シート材Pが複数枚搬送されているかを検出するものであり、重送検知可能な超音波センサーを用いる。超音波センサーは少なくとも0枚(搬送されていない)、または1枚搬送されているか、または2枚以上搬送されているか、の3状態を検知可能である必要がある。
次に本発明の実施形態1に係る記録媒体搬送装置の制御について説明する。まず、制御系について説明する。図4は同記録媒体搬送装置の制御系を示すブロック図である。フィードローラー2は、駆動モータ、電磁クラッチ等で構成されるフィードローラー駆動手段120で駆動される。また、セパレートローラー3は、駆動モータ、トルクリミッタ、電磁クラッチ等で構成されるセパレートローラー駆動手段130で駆動される。フィードローラー駆動手段120およびセパレートローラー駆動手段130は、制御手段110で駆動制御され、制御手段110には、検知手段12が接続されている。制御手段110は、検知手段12に検知したシート材Pの状態に基づいてフィードローラー駆動手段120およびセパレートローラー駆動手段130を制御する。制御手段110は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えるコンピュータでプログラムを実行することにより、その機能を実現することができる。
次に記録媒体搬送装置の動作について説明する。図4は同記録媒体搬送装置の動作を示す模式図、図5は同記録媒体搬送装置の動作を示すタイミングチャートである。まず、圧着とじされたシート材Pの分離動作について説明する。以下では、用紙収容部にある圧着とじされた用紙を呼び出しローラー4によりフィードローラーに送り込んだ時点から、分離が完了して最上部の用紙をグリップローラー5側に送り出すまでの動作について説明する。
図4(a)に示すように、まず、シート材Pの先端側が圧着とじ(図中Xマーク)された紙が送り込まれる(ステップS1)。フィードローラー2、セパレートローラー3は反時計回りに駆動されている。このとき、「用紙の圧着力」>「セパレートローラーと用紙の摩擦力」となるため、セパレートローラー3はトルクリミッタにより時計回りに連れ回る。検知手段12で先端検知したら駆動を停止する。なお、セパレートローラー3は点線矢印の向きに駆動するが、連れ回りにより実線矢印の向きに回転する。ここでは、検知手段12が2枚以上のシート材Pを検出しているものとする。図5に示すように、検知手段12は、2枚以上のシート材Pを検出している。
次いで図4(b)および図5に示すように、フィードローラー2を時計回り(CW)に駆動し、セパレートローラー3をホールド(HOLD)する(ステップS2)。このとき「用紙の圧着力」>「セパレートローラーと用紙の摩擦力」となり、セパレートローラー3はトルクリミッタにより反時計回りに連れ回る。
更に図4(c)および図5に示すように、フィードローラー2、セパレートローラー3を反時計回り(CCW)に駆動する(ステップS3)。このとき、「用紙の圧着力」>「セパレートローラーと用紙の摩擦力」となるため、セパレートローラー3はトルクリミッタにより時計回りに連れ回る。なお、セパレートローラー3は点線矢印の向きに反力を発生させるが、連れ回りにより実線矢印の向きに回転する。
そして、ステップS2、ステップS3を繰り返す(ステップS4)。ここでこれらの動作は、検知手段12で検出したシート材Pの先端検知位置(ステップS1での停止位置)からフィードローラー2とセパレートローラー3の中心を通る線分を超えない範囲dで駆動するよう、送り量寸法を決定する(図4(d))。ステップS2、ステップS3を繰り返すことにより用紙に紙面を相互に平行にずらすようなせん断方向の力(せん断力)が加わる。特にフィードローラー2からの力が加わる最上部のシート部材とそれと接触するシート部材との間でせん断力は最も強く働く。送り方向を交互に変化させて繰り返すことで、圧着部の端部に二方向からせん断力が交互に加わり、分離が促進される。
図4(e)に示すように、圧着部が分離されると、「最上部の用紙とそれと接触する用紙の摩擦力」<「フィードローラーと最上部の用紙の摩擦力」、「最上部の用紙とそれと接触する用紙の摩擦力」<「セパレートローラーと用紙の摩擦力」となる。このため、最上部の用紙は下流側へ、それと接触する用紙は上流側へ移動していく(ステップS5)。
そして、図4(f)に示すように、圧着部が分離されると、最上部の用紙は下流側へ、それと接触する用紙は上流側へ移動していく(ステップS6)。そのため、用紙検知手段の検知状態が0枚から変化する場合、分離前は複数枚になる一方、分離後は1枚となる。この違いで分離がなされたことを判断し、圧着とじ紙の分離動作を終了し、フィードローラー2、セパレートローラー3を反時計回りに駆動する用紙送り動作を開始し、再度搬送を行う。なお、ステップS1の時点でシート材Pが1枚であった場合、制御手段110は、そのままシート材P送り動作を開始する。
次に実施形態1に係る記録媒体搬送装置でのシート材Pの送り動作について説明する。FRR方式の給紙装置では、通常、用紙後端がフィードローラー2のニップを越える前にフィードローラー2の駆動を停止するようにしている。もし、フィードローラー2が常時駆動されていると次の用紙も連続して搬送されてしまい、画像形成に支障を来すためである。フィードローラー2には電磁クラッチが設置されており、駆動を停止すると同時に駆動源と分離し、グリップローラー5にニップされて搬送される用紙の移動に伴い、フィードローラー2は用紙の搬送方向に従動回転するようになっている。
<実施形態1の変形例>
変形例1として用紙検知手段を簡易化した場合について説明する。検知手段12を透過型光センサー等を用いて0枚、または1枚以上の2状態のみを検知可能な簡易な構成とすることができる。この場合、圧着とじ紙分離動作は一定回数だけ繰り返したら打ち切りとし、用紙送り動作を開始する。繰り返し回数は図示しない制御手段に対して任意に設定可能とするのが望ましい。
<実施形態2>
次に実施形態2に係る記録媒体搬送装置について説明する。実施形態2に係る記録媒体搬送装置は、分離部材としてセパレートローラーを能動的に動作させない場合や、フリクションパッドに置き換えた場合に適用するものである。
この場合、上述したステップS1からステップ4ではセパレートローラー3の制御を行わない以外は同様に制御する。また、ステップS5〜ステップS6では最上部のシート材Pが分離されたことを検出する制御が異なってくる。すなわち、ステップS5で分離が起こった後、「最上部の用紙とそれと接触する用紙の摩擦力」<「フリクション(ローラーまたはパッド)と用紙の摩擦力」となる。しかし、フリクション(ローラーまたはパッド)は能動的に動作しないため、フリクション(ローラーまたはパッド)に接触する用紙は分離が起きた時点で同じ位置にとどまり続ける。このとき用紙検知手段にフリクション(ローラーまたはパッド)に接触する用紙がかかっていない場合とかかっている場合が考えられる。
検知手段12にフリクション(ローラーまたはパッド)に接触する用紙がかかっていない場合、用紙検知手段の位置にある用紙枚数は、分離前はn枚となり、分離後は1枚となる。検知手段12にフリクション(ローラーまたはパッド)に接触する用紙がかかっている場合、用紙検知手段の位置にある用紙枚数は、分離前はn枚となり、分離後はn+1枚となる。
そこでこの場合には、以下のような制御を行う。まず、ステップS1で検知手段が1枚以上を検知したときの検知枚数を制御手段110に設けた記憶手段に記憶しておく。次に、検知手段12が検知する検知枚数が0枚から1枚以上に変化したら、圧着とじシート材Pの分離動作を終了し、用紙送り動作を開始する。なお、ステップS1の時点で1枚であった場合はそのまま用紙送り動作を開始する。検知手段12としては重送検知可能な超音波センサーを用いる。超音波センサーを使用する場合、シート材Pの枚数を多段階に判別できるものを使用する。
以下、実施形態2に係る記録媒体搬送装置として、分離部材として、フリクションパッドを使用したものについて説明する。図6は本発明に係る記録媒体搬送装置の実施形態2に係る記録媒体搬送装置を示す模式図である。(a)は側面図、(b)は平面図である。給紙ローラー72は、画像形成装置本体側から駆動を受けており、駆動軸73により給紙トレイ71上に支持されている。ステッピングモータ86は、図示していない制御手段により回転駆動し、電磁クラッチ81を介して駆動軸73を駆動する。パッド支持体76は、分離パッド77を備えており、スプリング78によって給紙ローラー72側へ加圧され、シート材Pを分離搬送する。シート材Pを設置するための底板74は、加圧アーム84により加圧され、底板支点軸75を支点としてシート材束の最上位のシート材Pを給紙ローラー72に押し付けられる。加圧アーム84は、アーム支点83を支点として引張スプリング85により回動する。シート材Pは、サイドフェンス79により搬送方向の縦方向を規制され、エンドフェンス80により横方向を規制される。エンドフェンス80は、シート材Pの後端を押すための弾性部材として板バネ82を備えている。
フリクションパッド分離方式の給紙装置の重送防止機能には、底板74上のシート材Pが分離パッド77に当接し、くさび効果でさばかれて、給紙ローラー72と分離パッド77とのニップ部へ3枚以上のシート材Pが一度に進入するのを防止する。これは、プレ分離効果と称される。また、プレ分離効果で分離しきれず2枚重送してしまったシート材Pを、フィードローラー2と分離パッド77とのニップ部で規制し、2枚目のシート材Pの進行を防止するニップ分離する。
次に本発明の実施形態2に係る原稿搬送装置の動作について説明する。図7は同記録媒体搬送装置の動作を示す模式図である。図7(a)は給紙開始時の状態を示している。給紙ローラー72は、反時計回り(図の矢印方向)に回転させることにより、シート材Pが搬送される。このとき、分離力よりも、とじ力が弱ければ、シート材Pは分離される。一方分離力よりも、とじ力が強ければ、シート材Pの分離は行われず、重送されて、図7(b)に示した状態となる。
続いて、図7(b)に示すように、検知手段12でシート材Pの先端位置が検知されると、給紙ローラー72は、時計回り(図の矢印方向)に回転制御される。このとき、分離力よりも、とじ力が強ければ、シート材Pの分離は行われず、重送されて、図3の状態となる。
逆に、フリクションパッド分離方式による用紙分離力よりも、とじ力が弱ければ、シート材Pは分離されることとなる。
給紙ローラー72の回転量は、シート材Pの先端が検知手段12を抜けてから、給紙ローラー72と分離パッド77のニップ部まで搬送される距離になるように制御される。この制御により、シート材Pの分離が行われたか否かに関わらず、用紙の先端が給紙ローラー72と分離パッド77のニップ部まで搬送されることとなる。
図8は同記録媒体搬送装置の動作を示す模式図である。図8(a)(b)(c)は、給紙ローラー72を時計回り(図の矢印方向)に回転制御した際に用紙分離が行われる状態を示している。図8(a)は用紙が分離されて、最上面にある用紙だけが搬送される様子を示している。図8(b)は、最上面にある用紙が搬送された後の状態であるが、この後も給紙ローラー(2)が駆動され続けているため、最上面から2枚目の用紙も搬送されて、図8(c)の状態となる。
図9は同記録媒体搬送装置の動作を示すタイミングチャートである。タイミングチャートに基づいて制御手順を説明する。
タイミング1:給紙ローラー72を駆動する給紙モータを駆動しシート材Pを搬送する。
タイミング2:検知手段12で用紙の先端を検知してから、所定量搬送後に給紙モータを反転駆動し、シート材Pを給紙方向とは逆の方向に搬送する。
タイミング3:検知手段12で用紙の先端(搬送方向に対しては後端)を検知してから、所定量搬送後に給紙モータを停止する。
上述の圧着とじ紙分離動作により、複数の方向から交互にせん断方向の力かけることができるので、圧着とじ紙を確実に分離できるようになる。
<実施形態3>
次に実施形態3に係る記録媒体搬送装置について説明する。図10は本発明の実施形態3に係る記録媒体搬送装置の模式図、図11は同記録媒体搬送装置の動作を示すフローチャートである。実施形態3に係る記録媒体搬送装置では、分離部材として分離パッド77を使用し、シート部材を検出する検知手段12のほかに、シート材Pの搬送路上に重送検知センサー13を設ける。
図11は同記録媒体搬送装置の動作を示すフローチャートである。まず、フィードローラー2をシート材Pの搬送方向に駆動し(ステップS11)、検知手段12でシート材Pを検知(ステップS12)したのち、重送検知センサー13で重送
状態を検知する(ステップS13)。そして、重送が解消されるまで、シート材Pの分離動作を繰り返し行う(ステップS13、ステップS14)。
<実施形態4>
次に実施形態4に係る記録媒体搬送装置について説明する。図12は実施形態4に係る記録媒体搬送装置の動作を示すフローチャートである。実施形態4に係る記録媒体搬送装置は、重送検知センサーを備えず、検知手段12だけを備える。実施形態4に係る記録媒体搬送装置では、図12に示すように、シート材Pをあらかじめ定めた回数だけ繰り返す。
まず、往復動作の回数をリセットしてクリアする(ステップS21)。そして、フィードローラーを搬送方向に駆動し(ステップS22)、検知手段でシート材Pを検出する(ステップS23)。シート材Pを検出するたびに動作回数を1ずつカウントアップし(ステップS24)、動作回数が所定の回数になるまで、所定量だけ往復動を繰り返す(ステップS25、ステップ26)。これにより、シート材Pを一枚ずつ分離する。この分離動作の実行回数は、あらかじめ決めておいても良いし、何らかの設定手段を用いて設定するようにしても良い。
なお、前記各実施形態では、シート材搬送装置として、記録媒体搬送装置を例にして説明したが、シート材搬送装置として原稿搬送装置に適用することができる。この場合、図1に示した原稿自動搬送装置400の原稿台30から原稿を搬送するローラーに前記各構成を適用する。このような原稿自動搬送装置400によれば、圧着とじされた原稿や、何らかの理由で重なり付着してしまった原稿を良好に一枚図ずつ分離して原稿読取部に搬送することができる。
1:給紙トレイ(用紙収納部)
2:フィードローラー
3:セパレートローラー(分離部材)
4:呼び出しローラー
5:グリップローラー
9:底板
10:中間転写体
12:検知手段
13:重送検知センサー
18:画像形成手段(画像形成部)
20:タンデム作像装置
21:露光装置
22:2次転写装置
24:2次転写ベルト
25:定着装置
30:原稿台
32:コンタクトガラス
36:読み取りセンサー
40:感光体ドラム
43:ペーパーバンク
44:給紙カセット
46:給紙路
47:搬送ローラー
48:給紙路
49:レジストローラー
50:給紙ローラー
61:現像装置
100:複写装置本体
110:制御手段
120:フィードローラー駆動手段
130:セパレートローラー駆動手段
200:給紙テーブル
300:スキャナ(画像読取手段)
400:原稿自動搬送装置
特開2004−269084公報 特開2003−72988公報

Claims (9)

  1. 重なり合い、少なくとも一部が付着した状態となっている隣接したシート材を含む複数のシート材束が収容される用紙収容部と、
    回転駆動され、前記用紙収容部から前記シート材を給紙方向に搬送するフィードローラーと、
    前記シート材を前記フィードローラーで挟む位置に配置され、搬送された前記シート材に接触して、前記シート材を前記シート材束から分離する分離部材と、
    前記フィードローラーの下流側に配置され、前記シート材を検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記シート材を検知した後、前記フィードローラーおよび前記分離部材の駆動を制御して、前記シート材の搬送を一時停止させ、その後、前記シート材を搬送方向に沿ってあらかじめ定めた回数だけ往復動させる制御手段と、を備え
    前記分離部材をセパレートローラーで構成し、
    前記制御手段は、前記フィードローラーを給紙方向とは逆方向に回転駆動させる間、前記セパレートローラーを停止させることを特徴とするシート材搬送装置。
  2. 前記制御手段は、前記フィードローラーを通過してから前記検知手段で検知され、前記シート材が停止するまでの送り量寸法より、前記シート材の搬送を停止した後、前記フィードローラーを給紙方向とは逆方向に回転駆動させる送り量寸法が小さくすることを特徴とする請求項1記載のシート材搬送装置。
  3. 前記制御手段は、前記フィードローラーを通過してから前記検知手段で検知され、前記シート材が停止するまでの送り量寸法より、前記シート材の搬送を停止した後、前記フィードローラーを給紙方向とは逆方向に回転駆動させる送り量を小さくすることを特徴とする請求項1に記載のシート材搬送装置。
  4. 前記制御手段は、前記検知手段が搬送した前記シート材が枚数が1枚であることを検出したとき、前記シート材を給紙方向に搬送させることを特徴とする請求項記載のシート材搬送装置。
  5. 前記検知手段は、前記シート材が1枚搬送されているか、複数枚搬送されているかを検出するものであり、
    前記制御手段は、前記検知手段で前記シート材が複数枚搬送されていることを検知した状態で前記シート材を往復動させ、再度搬送を行ったとき、前記検知手段が搬送した前記シート材が枚数が1枚であることを検出したとき、前記シート材を給紙方向に搬送させることを特徴とする請求項1記載のシート材搬送装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシート材搬送装置を備え、当該シート材搬送装置から搬送された前記シート材を原稿として画像を読み取って画像データを出力する画像読取手段に搬送することを特徴とする原稿搬送装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシート材搬送装置を備え、当該シート材搬送装置から搬送された前記シート材を記録媒体として画像を形成する画像形成部に搬送することを特徴とする記録媒体搬送装置。
  8. 請求項6に記載の原稿搬送装置と、
    前記原稿の画像を読み取り画像データを出力する原稿読取部と、
    画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項7に記載の記録媒体搬送装置と、
    前記記録媒体搬送装置から搬送された前記記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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