JP6156719B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、縁無し印字を行う特殊モードでは、用紙からはみ出た画像が転写部材に付着してしまうため、像担持体上の紙間領域で転写部材と像担持体とを離間させたとしても、転写部材はトナーで汚れてしまう。よって、紙間領域で転写部材と像担持体とを離間させず、前記紙間領域で転写部材の表面から像担持体にトナーを再付着させ、転写部材の表面に付着したトナーを除去することで、用紙裏汚れが生じるのを抑制することができる。
図2は、実施形態に係る画像形成装置を示す全体構成図であり、ここではその一例としてカラー複写機(以下、単位に複写機という。)を示している。このカラー複写機は、像担持体としての中間転写ベルト10を用いた中間転写方式でタンデム型の電子写真装置である。複写機の最下部に給紙テーブル2を、その上方に複写機本体1を、さらにその上部にスキャナ3及び原稿自動給送装置(ADF)4がそれぞれ設けてある。
本実施例では、二次転写ローラ22に、金属性芯金部材の周りに発泡部材である発泡性ゴムを設けた発泡ローラを用いた。発泡性ゴムの材料としては、特に限定するものではないが、ここではNBRゴムを用い、アスカーC硬度は40[°]となるように処方調節を行った。
実施例2では、二次転写ローラ22の移動をより確実に行うための二次転写接離機構を搭載した例である。その二次転写接離機構の概略図を図9、図10に示す。
本実施例では、二次転写ローラ22を中間転写ベルト10から離間している間は、二次転写バイアス印加電源90により印加される二次転写バイアスを、通常の印刷時とは逆極性のバイアス(プラス極性のバイアス)に切り替える構成とした。なお、本実施例では、従動ローラ16に、二次転写バイアス印加電源90によってバイアスを印加する。
実施例4では、特殊モードである縁無し印字モードを選択したときに、中間転写ベルト10上の紙間領域で二次転写ローラ22を中間転写ベルト10から離間させず、前記紙間領域で二次転写バイアスを通常の印刷時とは逆極性のバイアスに切り替えて印加する。これにより、二次転写ローラ22に付着したトナーを中間転写ベルト10に紙間領域で再転写させる構成とした。また、本実施例では、連続印刷時における前記紙間領域にトナーパターンの形成を行わないようにしている。
実施例5では、特殊モードである縁無し印字モードを選択したときに、中間転写ベルト10上の紙間領域で二次転写ローラ22を中間転写ベルト10から離間させない。且つ、前記紙間領域で二次転写バイアスを、通常の印刷時と同極性のバイアスと逆極性のバイアスとを交互に切り替える。これにより、二次転写ローラ22に付着したトナーを中間転写ベルト10に紙間領域で再転写させる構成とした。また、本実施例では、連続印刷時における前記紙間領域にトナーパターンの形成を行わないようにしている。
実施例6では、後端縁無し印刷を行う場合は、通常の印刷時よりも紙間領域の距離を、二次転写ローラ1回転分以上長くする構成としており、例えば、通常の印刷時よりも紙間領域の距離を二次転写ローラ1.2回転分長くする。
実施例7では、後端縁無し印刷を行う場合は、通常の印刷時よりも紙間領域の距離を、二次転写ローラ2回転分以上長くする構成としており、例えば、通常の印刷時よりも紙間領域の距離を二次転写ローラ3回転分長くする。また、後端縁無し印刷を行う場合に、紙間領域で二次転写バイアスを、通常の印刷時と同極性のバイアスと逆極性のバイアスとで交互に切り替え、二次転写ローラ22に付着したトナーを中間転写ベルト10に紙間領域で再付着させる構成とした。
(態様A)
回転可能に設けられ表面にトナー像を担持する中間転写ベルト10などの像担持体と、像担持体に対して対向配置される二次転写ローラ22などの転写部材と、連続して画像を形成する連続画像形成期間中に像担持体上に存在する紙間領域に、用紙へは転写しない非転写トナーを付着させる非転写トナー付着手段とを備えたプリンタなどの画像形成装置において、転写部材は発泡ローラであり、発泡ローラと像担持体とを接離させる二次転写接離機構70などの接離手段を有しており、用紙の全周の縁またはいずれかの縁に余白がなくなるように該用紙の端までトナー像を形成する縁無し印刷を行う特殊モードと、用紙の全周の縁に余白があるようにトナー像を形成する縁あり印刷を行う通常モードとを有し、前記特殊モードのときは、像担持体の回転に伴って前記像担持体上に存在する紙間領域が、前記像担持体と前記転写部材とが対向する転写領域を通過するときに、前記接離手段によって該像担持体と該転写部材とを離間させる接離動作を行わず、前記通常モードのときは、当該接離動作を行う。
これによれば、上記実施形態について説明したように、転写部材と用紙との衝突により生じる振動に起因した異常画像の発生を抑えつつ、像担持体上の紙間領域に付着させた非転写トナーによる用紙裏汚れが生じるのを抑制できる。
(態様B)
(態様A)において、上記接離手段は、特定の用紙に画像を形成するとき、特定の用紙の先端が上記転写領域に進入する前に、上記転写部材と上記像担持体とを連続画像形成時の上記紙間領域の離間状態と同じ離間状態にし、且つ、特定の用紙の先端が前記転写領域に進入した後に転写部材と像担持体とを接触状態にする。これによれば、上記実施形態について説明したように、特定の用紙が転写領域に進入する際に転写部材と像担持体とが離間した状態であるので、特定の用紙の先端が転写領域の入口に衝突する事態が発生しない。よって、その衝突による振動が像担持体に伝わって画質劣化が発生するのを防止することができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、上記転写領域で上記像担持体上のトナー像を用紙側に転移させるための転写電界を形成すべく転写バイアスを印加する二次転写バイアス印加電源90などの転写バイアス印加手段を有しており、連続画像形成時の上記紙間領域が前記転写領域を通過するときに、上記接離手段によって前記転写部材と前記像担持体とを離間している間は、通常の画像形成時とは逆極性のバイアスを前記転写バイアス手段が印加する。これによれば、上記実施形態について説明したように、像担持体上から転写部材に向かってトナーが飛翔し難くなり、転写部材のトナー汚れを抑制することができる。
(態様D)
(態様C)において、上記転写部材と上記像担持体とを離間している間に、上記転写バイアス印加手段によって印加する上記転写バイアスは、定電圧制御される。これによれば、上記実施形態について説明したように、トナーの転写部材への飛翔を抑えるとともに、電圧の異常上昇に伴う不具合を抑制することができる。
(態様E)
(態様A)乃至(態様D)のいずれかにおいて、上記非転写トナー付着手段は、上記非転写トナーとして濃度調整制御用のトナーパターンを形成するものであり、前記トナーパターンを構成する複数のトナーパッチにそれぞれ付着するトナー付着量を検知するためのトナー付着量センサ5などのトナー付着量検知手段と、トナー付着量検知手段の検知結果に基づいて画像の濃度調整制御を実行する濃度調整制御部80などの濃度調整制御手段とを有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、連続画像形成中の画像濃度を安定させることができる。しかも、そのトナーパターンによる用紙裏汚れは発生しない。
(態様F)
(態様A)乃至(態様E)のいずれかにおいて、上記非転写トナー付着手段は、上記非転写トナーとして該非転写トナー付着手段に収容されたトナーを入れ替えるためのトナー消費パターンを形成する。これによれば、上記実施形態について説明したように、劣化したトナーを新しいトナーにリフレッシュすることができ、画像品質を安定させることができる。しかも、そのトナー消費パターンによる用紙裏汚れは発生しない。
(態様G)
(態様A)乃至(態様F)のいずれかにおいて、上記通常モードと上記特殊モードとを操作者が任意で選択可能であり、前記特殊モードが選択されている場合には、連続画像形成時における上記紙間領域で、上記接離手段により上記転写部材と上記像担持体とを離間させず接触状態とし、上記非転写トナー付着手段による該像担持体の該紙間領域への上記非転写トナーの付着を行わない。これによれば、上記実施形態について説明したように、紙間領域で転写部材から像担持体にトナーを移すことで転写部材表面のトナー除去を行うことができる。さらに、この特殊モードが選択されている場合には、前記紙間領域に非転写トナーの付着を行わないことで、この非転写トナーによる転写部材のトナー汚れを防止することができる。
(態様H)
(態様G)において、上記特殊モードが選択されている場合には、連続画像形成時の上記紙間領域で、上記転写バイアスを上記像担持体から用紙に画像を転写するときとは逆極性のバイアスを印加する。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記紙間領域で転写部材の表面から像担持体にトナーを再付着させ、転写部材の表面に付着したトナーを除去することで、用紙裏汚れが生じるのを抑制することができる。
(態様I)
(態様G)において、上記特殊モードが選択されている場合には、連続画像形成時の上記紙間領域で、上記転写バイアスを、上記像担持体から用紙に画像を転写するときと同極性のバイアスと逆極性のバイアスとを交互に切り替えて印加する。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記紙間領域で転写部材の表面から像担持体に前記同極性及び前記逆極性に帯電したトナーを再付着させ、転写部材の表面に付着したトナーを除去することで、用紙裏汚れが生じるのを抑制することができる。
(態様J)
(態様G)乃至(態様I)のいずれかにおいて、上記特殊モードでは、上記通常モードよりも上記紙間領域の像担持体回転方向の幅を広くする。これによれば、上記実施形態について説明したように、より確実に転写部材の表面に付着したトナーを除去することができる。
(態様K)
(態様J)において、上記特殊モードでは、上記紙間領域の像担持体回転方向の幅を上記発泡ローラの円周の2倍以上とする。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記同極性及び前記逆極性に帯電したトナーが転写部材の表面に存在している場合は、前記同極性のバイアスと前記逆極性のバイアスとをそれぞれローラ1周分以上交互に印加するのが望ましい。そこで、前記紙間領域の前記幅を発泡ローラの円周の2倍以上とすることで、より確実に前記同極性及び前記逆極性のトナーを除去することができる。
(態様L)
(態様A)乃至(態様F)のいずれかにおいて、用紙搬送方向における用紙の後端側の縁に余白がなくなるように該用紙の後端までトナー像を形成する。これによれば、上記実施形態について説明したように、用紙後端からはみ出したトナーによる転写部材の汚れによって、用紙裏汚れが生じるのを抑制することができる。
(態様M)
(態様L)において、用紙の全周の縁に余白があるように用紙にトナー像を形成する第一画像形成モードと、用紙の後端側の縁に余白がなくなるように用紙の後端までトナー像を形成する第二画像形成モードとを備えており、前記第二画像形成モードで画像形成を行う場合は、前記第一画像形成モードで画像形成を行う場合よりも前記紙間領域の像担持体回転方向の幅を広くする。これによれば、上記実施形態について説明したように、より確実に転写部材の表面に付着したトナーを除去することができる。
(態様N)
(態様M)において、上記第二画像形成モードで画像形成を行う場合は、前記第一画像形成モードで画像形成を行う場合よりも前記紙間領域の像担持体回転方向の幅を上記発泡ローラの円周以上広くする。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写部材に付着したトナーを、前記紙間領域で転写部材の表面から像担持体にトナーを再付着させ、転写部材の全周にわたって前記トナーを除去する時間を確保することができる。よって、より確実に用紙裏汚れが生じるのを抑制することができる。
(態様O)
(態様N)において、上記第二画像形成モードで画像形成を行う場合は、上記紙間領域で、上記像担持体と上記発泡ローラとが当接し、且つ、上記第一画像形成モードとは逆極性のバイアスを印加する時間を、少なくとも前記発泡ローラが1回転するのにかかる時間以上設ける。これによれば、上記実施形態について説明したように、より確実には転写部材の全周から前記逆極性のトナーを除去することができる。
(態様P)
(態様M)において、上記第二画像形成モードで画像形成を行う場合は、前記第一画像形成モードで画像形成を行う場合よりも前記紙間領域の像担持体回転方向の幅を上記発泡ローラの円周の2倍以上広くする。これによれば、上記実施形態について説明したように、より確実に転写部材の全周にわたって転写部材に付着したトナーを除去する時間を確保することができ、用紙裏汚れが生じるのをより確実に抑制することができる。
(態様Q)
(態様N)または(態様P)において、上記第二画像形成モードで画像形成を行う場合は、上記紙間領域で、上記像担持体と上記発泡ローラとが当接し、且つ、上記第一画像形成モードとは逆極性のバイアスを印加する時間を、少なくとも前記発泡ローラが1回転するのにかかる時間以上設け、さらに、前記像担持体と上記発泡ローラとが当接し、且つ、前記第一画像形成モードと同極性のバイアスを印加する時間を、少なくとも前記発泡ローラが1回転するのにかかる時間以上設ける。これによれば、上記実施形態について説明したように、より確実には転写部材の全周から前記同極性及び前記逆極性のトナーを除去することができる。
(態様R)
(態様A)乃至(態様Q)のいずれかにおいて、アスカーC硬度60[°]以下のNBRゴムなどの発泡部材を用いて上記発泡ローラを構成した。これによれば、上記実施形態について説明したように、ジターの発生を抑制することができる。
(態様S)
(態様R)において、上記発泡部材のアスカーC硬度が45[°]以下である。これによれば、上記実施形態について説明したように、ジターは目視で見えない状態にまで改善させることができる。
(態様T)
(態様A)乃至(態様S)のいずれかにおいて、上記転写部材は、上記像担持体とは別の駆動機構によって回転駆動する。これによれば、上記実施形態について説明したように、用紙として厚紙が転写ニップに進入する際に、転写部材の駆動機構に設けられた駆動源からの駆動が、像担持体の回転駆動を助けることで、像担持体の速度変動を小さくすることができる。よって、像担持体の速度変動に伴うショックジターを低減させることができる。
(態様U)
(態様A)乃至(態様T)のいずれかにおいて、上記接離手段は、上記像担持体と上記転写部材とを離間状態とするときの像担持体と転写部材との離間距離が互いに異なる2以上の離間動作を行うものであり、連続画像形成時の上記紙間領域での離間以外の離間時である通常離間時でも像担持体と転写部材とを離間させ、連続画像形成時の前記紙間領域で像担持体と転写部材とを離間させるときは、前記通常離間時に像担持体と転写部材とを離間させるときよりも、像担持体と転写部材との離間距離が短い。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写部材への未転写トナーの付着と接離動作速度の向上とを両立させつつ、連続画像形成終了直後の強制排出トナーが転写部材に付着するのを抑制できる。
(態様V)
(態様U)において、上記接離手段は、上記像担持体と上記転写部材とを上記2以上の離間動作によるそれぞれの離間状態から接触状態へ移行する接触動作の際、いずれの離間状態からも1回の動作で接触状態へ移行し、かつ、接触状態からそれぞれの離間状態へ移行する離間動作の際、いずれの離間状態へも1回の動作で移行するように構成されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、(態様U)の効果を接離手段を簡易な構成で実現できる。
(態様W)
(態様V)において、上記接離手段は、上記転写部材に設けられたカム当接位置にカム面が当接するように配置された接離カム72などのカム部材と、カム部材を所定の回転位置へ回転させる接離モータなどの回転駆動手段とで構成されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、(態様V)の効果を、接離手段が簡易な構成で実現される。
2 給紙テーブル
3 スキャナ
4 原稿自動給送装置
5 トナー付着量センサ
10 中間転写ベルト
14 駆動ローラ
15 従動ローラ
16 従動ローラ
17 中間転写ベルトクリーニング装置
18 画像形成部
19 揺動部材
20 転写装置
21 露光装置
22 二次転写ローラ
22a 二次転写ローラ軸
23a 張架ローラ
23b 張架ローラ
24 搬送ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
28 用紙反転装置
29 揺動軸
30 原稿台
32 コンタクトガラス
33 第一走行体
34 第二走行体
35 結像レンズ
36 読み取りセンサ
40 感光体
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ
48 給紙路
49 レジストローラ対
50 手差し給紙ローラ
51 手差しトレイ
52 手差し分離ローラ
53 給紙路
55 切換爪
56 排出ローラ
57 排紙トレイ
60 帯電装置
61 現像装置
62 一次転写装置
63 感光体クリーニング装置
64 除電装置
70 二次転写接離機構
71 接離カム
71a 回転軸
72 接離カム
72a 回転軸
73 接離カム
73a 回転軸
74 揺動アーム
75 揺動支点
76 バネ
77 接離カム
77a 回転軸
78 当接板
80 濃度調整制御部
81 現像バイアス印加装置
82 帯電バイアス印加装置
90 二次転写バイアス印加電源
95 トナー補給装置
96 トナー補給モータ
Claims (23)
- 回転可能に設けられ表面にトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に対して対向配置される転写部材と、前記像担持体上に連続して画像を形成する連続画像形成期間中に前記像担持体上に存在する紙間領域に、用紙へは転写しない非転写トナーを付着させる非転写トナー付着手段とを備えた画像形成装置において、
前記転写部材は発泡ローラであり、
前記発泡ローラと前記像担持体とを接離させる接離手段を有しており、
用紙の全周の縁またはいずれかの縁に余白がなくなるように該用紙の端までトナー像を形成する縁無し印刷を行う特殊モードと、用紙の全周の縁に余白があるようにトナー像を形成する縁あり印刷を行う通常モードとを有し、
前記特殊モードのときは、像担持体の回転に伴って前記像担持体上に存在する紙間領域が、前記像担持体と前記転写部材とが対向する転写領域を通過するときに、前記接離手段によって該像担持体と該転写部材とを離間させる接離動作を行わず、
前記通常モードのときは、当該接離動作を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記接離手段は、特定の用紙に画像を形成するとき、該特定の用紙の先端が上記転写領域に進入する前に、上記転写部材と上記像担持体とを連続画像形成時の上記紙間領域の離間状態と同じ離間状態にし、且つ、該特定の用紙の先端が該転写領域に進入した後に該転写部材と該像担持体とを接触状態にすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2の画像形成装置において、
上記転写領域で上記像担持体上のトナー像を用紙側に転移させるための転写電界を形成すべく転写バイアスを印加する転写バイアス印加手段を有しており、
連続画像形成時の上記紙間領域が前記転写領域を通過するときに、上記接離手段によって前記転写部材と前記像担持体とを離間している間は、通常の画像形成時とは逆極性のバイアスを前記転写バイアス印加手段が印加することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3の画像形成装置において、
上記転写部材と上記像担持体とを離間している間に、上記転写バイアス印加手段によって印加する上記転写バイアスは、定電圧制御されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一記載の画像形成装置において、
上記非転写トナー付着手段は、上記非転写トナーとして濃度調整制御用のトナーパターンを形成するものであり、
前記トナーパターンを構成する複数のトナーパッチにそれぞれ付着するトナー付着量を検知するためのトナー付着量検知手段と、
前記トナー付着量検知手段の検知結果に基づいて画像の濃度調整制御を実行する濃度調整制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一記載の画像形成装置において、
上記非転写トナー付着手段は、上記非転写トナーとして該非転写トナー付着手段に収容されたトナーを入れ替えるためのトナー消費パターンを形成することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一記載の画像形成装置において、
上記通常モードと上記特殊モードとを操作者が任意で選択可能であり、
前記特殊モードが選択されている場合には、連続画像形成時における上記紙間領域で、上記接離手段により上記転写部材と上記像担持体とを離間させず接触状態とし、上記非転写トナー付着手段による該像担持体の該紙間領域への上記非転写トナーの付着を行わないことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7の画像形成装置において、
上記像担持体と上記転写部材とが対向する転写領域で上記像担持体上のトナー像を用紙側に転移させるための転写電界を形成すべく転写バイアスを印加する転写バイアス印加手段を有しており、上記特殊モードが選択されている場合には、連続画像形成時の上記紙間領域で、前記転写バイアスを上記像担持体から用紙に画像を転写するときとは逆極性のバイアスを印加することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7の画像形成装置において、
上記像担持体と上記転写部材とが対向する転写領域で上記像担持体上のトナー像を用紙側に転移させるための転写電界を形成すべく転写バイアスを印加する転写バイアス印加手段を有しており、上記特殊モードが選択されている場合には、連続画像形成時の上記紙間領域で、前記転写バイアスを、上記像担持体から用紙に画像を転写するときと同極性のバイアスと逆極性のバイアスとを交互に切り替えて印加することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7乃至9のいずれか一記載の画像形成装置において、
上記特殊モードでは、上記通常モードよりも上記紙間領域の像担持体回転方向の幅を広くすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10の画像形成装置において、
上記特殊モードでは、上記紙間領域の像担持体回転方向の幅を上記発泡ローラの円周の2倍以上とすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一記載の画像形成装置において、
用紙搬送方向における用紙の後端側の縁に余白がなくなるように該用紙の後端までトナー像を形成することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項12の画像形成装置において、
用紙の全周の縁に余白があるように該用紙にトナー像を形成する第一画像形成モードと、用紙の後端側の縁に余白がなくなるように該用紙の後端までトナー像を形成する第二画像形成モードとを備えており、
前記第二画像形成モードで画像形成を行う場合は、前記第一画像形成モードで画像形成を行う場合よりも前記紙間領域の像担持体回転方向の幅を広くすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項13の画像形成装置において、
上記第二画像形成モードで画像形成を行う場合は、前記第一画像形成モードで画像形成を行う場合よりも前記紙間領域の像担持体回転方向の幅を上記発泡ローラの円周以上広くすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項14の画像形成装置において、
上記第二画像形成モードで画像形成を行う場合は、上記紙間領域で、上記像担持体と上記発泡ローラとが当接し、且つ、上記第一画像形成モードとは逆極性のバイアスを印加する時間を、少なくとも前記発泡ローラが1回転するのにかかる時間以上設けることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項13の画像形成装置において、
上記第二画像形成モードで画像形成を行う場合は、前記第一画像形成モードで画像形成を行う場合よりも前記紙間領域の像担持体回転方向の幅を上記発泡ローラの円周の2倍以上広くすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項14または16の画像形成装置において、
上記第二画像形成モードで画像形成を行う場合は、上記紙間領域で、上記像担持体と上記発泡ローラとが当接し、且つ、上記第一画像形成モードとは逆極性のバイアスを印加する時間を、少なくとも前記発泡ローラが1回転するのにかかる時間以上設け、さらに、前記像担持体と上記発泡ローラとが当接し、且つ、前記第一画像形成モードと同極性のバイアスを印加する時間を、少なくとも前記発泡ローラが1回転するのにかかる時間以上設けることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至17のいずれか一記載の画像形成装置において、
アスカーC硬度60[°]以下の発泡部材を用いて上記発泡ローラを構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項18の画像形成装置において、
上記発泡部材のアスカーC硬度が45[°]以下であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至19のいずれか一記載の画像形成装置において、
上記転写部材は、上記像担持体とは別の駆動機構によって回転駆動することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至20のいずれか一記載の画像形成装置において、
上記接離手段は、上記像担持体と上記転写部材とを離間状態とするときの該像担持体と該転写部材との離間距離が互いに異なる2以上の離間動作を行うものであり、連続画像形成時の上記紙間領域での離間以外の離間時である通常離間時でも該像担持体と該転写部材とを離間させ、
前記連続画像形成時の前記紙間領域で前記像担持体と前記転写部材とを離間させるときは、前記通常離間時に該像担持体と該転写部材とを離間させるときよりも、該像担持体と該転写部材との離間距離が短いことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項21の画像形成装置において、
上記接離手段は、上記像担持体と上記転写部材とを上記2以上の離間動作によるそれぞれの離間状態から接触状態へ移行する接触動作の際、いずれの離間状態からも1回の動作で接触状態へ移行し、かつ、接触状態からそれぞれの離間状態へ移行する離間動作の際、いずれの離間状態へも1回の動作で移行するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項22の画像形成装置において、
上記接離手段は、上記転写部材に設けられたカム当接位置にカム面が当接するように配置されたカム部材と、該カム部材を所定の回転位置へ回転させる回転駆動手段とで構成されていることを特徴とする画像形成装置。
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JP2012276480A JP6156719B2 (ja) | 2012-10-12 | 2012-12-19 | 画像形成装置 |
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