JP6156159B2 - 端子台 - Google Patents

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Description

電動機のコイルを構成するコイル導体に接続された端子であって先端部に端子貫通孔を有するコイル側端子を固定するための端子台に関する。
上記のような端子台として、例えば、下記の特許文献1に記載された端子台が既に知られている。特許文献1の技術では、端子台は、接続部材を保持する端子台本体部を有しており、端子台本体部は、接続部材が貫通する貫通孔を有している。また、コイル側端子を、接続部材に固定するボルトが、接続部材とは別に設けられている。そのため、端子台本体部に対してコイル側端子が配置された同じ側で、工具によりボルトを回転させ、コイル側端子を接続部材に固定する必要がある。
特許文献1の技術では、端子台本体部に対してコイル側端子が配置された側は、電動機を収容したケース部材の内側であるので、ケース部材の内側でボルトを回転させる必要がある。そのため、工具をケース部材の内側に挿入する開口部74がケース部材に備えられており、開口部74を塞ぐ蓋部材70が備えられている。
特開平9−182352号公報
すなわち、特許文献1の技術では、端子台本体部に対してコイル側端子が配置された側に工具を挿入するために、ケース部材に専用の開口部を設け、開口部を塞ぐ蓋部材を設ける必要がある。よって、工具を挿入可能な位置に開口部を設ける必要があるなど、レイアウトの制約条件が増加すると共に、部品点数及び作業工数が増加する。
そこで、端子台本体部に対してコイル側端子が配置された側とは反対側から、コイル側端子を接続部材に固定できる端子台の実現が望まれる。
本発明に係る、電動機のコイルを構成するコイル導体に接続された端子であって先端部に端子貫通孔を有するコイル側端子を固定するための端子台の特徴構成は、前記コイル側端子の接続先である接続部材と、前記接続部材に前記コイル側端子を固定する締結部材と、前記接続部材及び前記締結部材を保持する端子台本体部と、を備え、前記接続部材は、柱状に形成され、電流が流れる柱状部と、当該柱状部の先端面から当該柱状部の軸方向に突出するように設けられた雄ねじ部とを備え、前記締結部材は、前記雄ねじ部に螺合される雌ねじ部を備え、前記端子台本体部は、前記柱状部が前記軸方向に貫通する柱状部貫通孔と、前記軸方向に交差する方向に沿って前記コイル側端子が挿入される端子挿入孔と、前記端子挿入孔を挟んで前記軸方向における前記柱状部貫通孔側とは反対側に設けられ、前記締結部材を前記雄ねじ部と同軸上に保持する締結部材保持部と、を備え、前記締結部材保持部は、前記締結部材の前記軸方向の移動を許容しつつ、前記締結部材の周方向の回転を規制する回転規制部を有し、前記雄ねじ部が、前記端子挿入孔に挿入された前記コイル側端子の前記端子貫通孔を貫通して前記締結部材の前記雌ねじ部に螺合され、前記コイル側端子が、前記柱状部の前記先端面と前記締結部材との間に挟まれて固定される点にある。
この特徴構成によれば、雄ねじ部が、接続部材の柱状部の先端面から当該柱状部の軸方向に突出するように設けられているので、柱状部を柱状部貫通孔に貫通させると、柱状部貫通孔が設けられた端子台本体部の部分に対して、コイル側端子が配置された側に雄ねじ部を配置し、その反対側に柱状部を配置することができる。よって、柱状部貫通孔が設けられた端子台本体部の部分に対して、コイル側端子が配置された側とは反対側において、柱状部を回転させることで、雄ねじ部を締結部材の雌ねじ部に螺合させることができる。この螺合の際、締結部材を保持する締結部材保持部は、締結部材の軸方向の移動を許容しつつ、締結部材の周方向の回転を規制する回転規制部を有しているので、締結部材を工具により保持する必要がなく、柱状部を回転させて螺合するだけで、締結部材を軸方向に移動させて、コイル側端子を締結部材と柱状部の先端面との間に挟み込み固定することができる。
このように、端子台本体部に対してコイル側端子が配置された側とは反対側において、柱状部を回転させることにより、コイル側端子を接続部材に固定できる。よって、コイル側端子を接続部材に固定するために、端子台のレイアウトの制約条件が増加することを抑制できると共に、部品点数及び作業工数が増加することを抑制できる。
ここで、前記端子台本体部は、前記電動機を収容するケース部材の開口部に取り付けられる取付部と、前記開口部から挿入されて前記ケース部材の内側に配置されるケース内配置部と、を備え、少なくとも前記端子挿入孔及び前記締結部材保持部が、前記ケース内配置部に設けられ、前記接続部材は、前記柱状部貫通孔を貫通する部分に対して前記ケース部材の外側の部分に、前記雄ねじ部を回転させるための工具が嵌合する***作部が形成されていると好適である。
この構成によれば、ケース部材の内側に配置された端子挿入孔及び締結部材保持部に対して、ケース部材の外側に配置された接続部材の***作部に工具を嵌合させて回転させることで、ケース部材の外側から、雄ねじ部を雌ねじ部に螺合させて、コイル側端子を接続部材に固定できる。このため、ケース部材に、工具をケース部材の内側に挿入するための専用の開口部を設ける必要がなく、当該工具用の開口部を塞ぐ蓋部材を設ける必要もない。よって、工具を挿入可能な位置に開口部を設ける必要があるなど、レイアウトの制約条件が増加することを抑制できると共に、部品点数及び作業工数が増加することを抑制できる。
ここで、前記柱状部貫通孔は、前記柱状部の外周面に嵌合する嵌合内周面を備え、前記嵌合内周面と前記柱状部の外周面との間にシール部材が設けられていると好適である。
この構成によれば、柱状部貫通孔を柱状部が貫通した状態において、柱状部貫通孔の一端側と他端側との間のシール性を容易に確保することができる。
ここで、前記端子台本体部は、前記電動機を収容するケース部材の開口部に取り付けられる取付部を備えると共に、前記開口部を塞ぐように取り付けられ、前記取付部と前記ケース部材との間に、前記開口部の全周を囲むシール部材が設けられていると好適である。
この構成によれば、ケース部材の開口部に、端子台本体部の取付部が取り付けられた状態において、ケース部材の内側と外側との間の開口部のシール性を容易に確保することができる。
ここで、前記締結部材保持部は、前記締結部材の前記軸方向の移動を一定範囲内に規制する軸方向移動規制部を有すると好適である。
この構成によれば、締結部材が端子台本体部から脱落することを抑制しつつ、雄ねじ部が締結部材の雌ねじ部に螺合されるに従い、締結部材を軸方向に移動させて、コイル側端子を締結部材と柱状部の先端面との間に挟み込み固定することができる。
ここで、複数の前記接続部材が互いに平行な状態で一列に並べられていると共に、複数の前記コイル側端子が、前記複数の接続部材の配設ピッチと同じピッチで、互いに平行な状態で一列に並べられていると好適である。
この構成によれば、電動機から互いに平行な状態で一列に並べられて延出している複数のコイル側端子を、端子挿入孔に挿入し、互いに平行な状態で一列に並べられている状態を維持しつつ、方向を変えて、複数の接続端子に接続することができる。よって、配線の配置構成をシンプルなものとすることができる。
本発明の実施形態に係る、ケース部材に取り付けられた状態の端子台の断面図である。 本発明の実施形態に係る、ケース部材に取り付けられた状態の端子台の要部断面図である。 本発明の実施形態に係る端子台の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る、蓋部材が端子台本体部に取り付けられていない状態で、端子台を軸第二方向に見た側面図である。 本発明の実施形態に係る、雄ねじ部を雌ねじ部に螺合している途中の端子台の断面図である。
本発明に係る端子台1の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、端子台1が取り付けられた駆動装置の断面図であり、図2は、ケース部材60に取り付けられた状態の端子台1の断面図であり、図3は、端子台1の分解斜視図であり、図4は、蓋部材44が端子台本体部30に取り付けられていない状態で、端子台1を軸第二方向X2に見た側面図であり、図5は、雄ねじ部11を雌ねじ部26に螺合している途中の端子台1の断面図である。
端子台1は、電動機2のコイル3を構成するコイル導体4に接続されたコイル側端子5を固定する。端子台1は、コイル側端子5の接続先である接続部材10と、接続部材10にコイル側端子5を固定する締結部材25と、接続部材10及び締結部材25を保持する端子台本体部30と、を備えている。
接続部材10は、柱状に形成された柱状部12と、当該柱状部12の先端面13から当該柱状部12の軸方向Xに突出するように設けられた雄ねじ部11とを備えている。締結部材25は、雄ねじ部11に螺合される雌ねじ部26を備えている。
端子台本体部30は、柱状部12が軸方向Xに貫通する柱状部貫通孔31と、軸方向Xに交差する方向に沿ってコイル側端子5が挿入される端子挿入孔37と、端子挿入孔37を挟んで軸方向Xにおける柱状部貫通孔31側とは反対側に設けられ、締結部材25を雄ねじ部11と同軸上に保持する締結部材保持部40と、を備えている。
締結部材保持部40は、締結部材25の軸方向Xの移動を許容しつつ、締結部材25の周方向の回転を規制する回転規制部41を有している。雄ねじ部11が、端子挿入孔37に挿入されたコイル側端子5の端子貫通孔6を貫通して締結部材25の雌ねじ部26に螺合され、コイル側端子5が、柱状部12の先端面13と締結部材25との間に挟まれて固定されている。
ここで、柱状部12の軸方向Xは、柱状部12の軸心に平行な方向である。柱状部12の軸方向Xは、雄ねじ部11の軸方向とも一致しており、雄ねじ部11の軸方向と定義することもできる。軸方向Xにおいて、柱状部12の先端面13から雄ねじ部11が延出する方向を軸第一方向X1と定義し、軸第一方向X1の反対方向を軸第二方向X2と定義する。
本実施形態では、端子台1は、3本のコイル導体4及びコイル側端子5を備える三相交流式の電動機2に対応した端子台とされており、図3及び図4に示すように、3つの接続部材10及び締結部材25を備えている。また、端子台本体部30は、各接続部材10の柱状部12が貫通する3つの柱状部貫通孔31と、各コイル側端子5が挿入される3つの端子貫通孔6と、各締結部材25を保持する3つの締結部材保持部40と、を備えている。
本実施形態では、3つの接続部材10が互いに平行な状態で一列に並べられていると共に、3つのコイル側端子5が、3つの接続部材10の配設ピッチと同じピッチで、互いに平行な状態で一列に並べられている。
ここで、3つの接続部材10及びコイル側端子5が、一列に並べられている方向を、配列方向Yと定義する。
1.ケース部材60への取り付け
本実施形態では、図1、図2及び図5などに示すように、端子台1は、電動機2を収容するケース部材60の開口部61を塞ぐように取り付けられる。そのため、端子台本体部30は、開口部61に取り付けられる取付部45を備えており、開口部61を塞ぐように取り付けられる。なお、本実施形態では、ケース部材60は、車輪に電動機2の駆動力を伝達する変速装置などの動力伝達装置7も収容している。
端子台本体部30は、開口部61から挿入されてケース部材60の内側に配置されるケース内配置部50を備えており、少なくとも端子挿入孔37及び締結部材保持部40が、ケース内配置部50に設けられている。そして、ケース部材60の内側において、電動機2から延びるコイル側端子5が端子挿入孔37に挿入される。ここで、ケース部材60の内側とは、ケース部材60の開口部61が端子台1で塞がれた状態で、ケース部材60及び端子台1の外部に露出しない部分又は領域を意味し、ケース部材60の外側とは、ケース部材60の開口部61が端子台1で塞がれた状態で、ケース部材60及び端子台1の外部に露出する部分又は領域を意味する。
柱状部貫通孔31は、ケース部材60の内側と外側とを貫通する貫通孔とされている。よって、軸第一方向X1が、柱状部貫通孔31において、ケース部材60の外側から内側に向かう方向に一致しており、軸第二方向X2が、柱状部貫通孔31において、ケース部材60の内側から外側に向かう方向に一致している。本実施形態では、軸方向Xは、端子台1(取付部45)が固定されるケース部材60の外側面62の部分に直交する方向に一致している。また、柱状部貫通孔31が貫通する端子台本体部30の壁部分に対して、軸第一方向X1側がケース部材60の内側であり、軸第二方向X2側がケース部材60の外側である。
接続部材10は、図3に示すように、ケース部材60の外側(軸第二方向X2側)から、柱状部貫通孔31に雄ねじ部11の先端から挿入される。図2及び図5に示すように、雄ねじ部11は、柱状部貫通孔31を通過して、ケース部材60の内側に配置される。柱状部12の軸第一方向X1側の端部が、柱状部貫通孔31に挿入されて当該柱状部貫通孔31を塞ぐ。
本実施形態では、柱状部12は、柱状部貫通孔31を貫通する部分に対してケース部材60の外側(軸第二方向X2側)にも延出している。接続部材10における柱状部貫通孔31を貫通する部分に対してケース部材60の外側(軸第二方向X2側)の部分に、雄ねじ部11を回転させるための工具76が嵌合する***作部16が形成されている。本例では、***作部16は、柱状部12の軸第二方向X2側の端部に形成されている。また、***作部16は、柱状部12の断面が六角形状に形成された部分とされ、スパナやレンチなどの工具76が嵌合されて回転される。
このように、雄ねじ部11は、ケース部材60の内側に配置され、同様にケース部材60の内側に配置されたコイル側端子5の端子貫通孔6を貫通し、ケース部材60の内側に配置された締結部材25の雌ねじ部26に螺合される。この際、***作部16は、ケース部材60の外側に配置されているので、ケース部材60の外側から雄ねじ部11を回転させて雌ねじ部26に螺合させることができる。
<シール機構>
ケース部材60の液密性を保ち、ケース部材60の内側から外側に、潤滑油などが漏れないように、端子台1にはシール機構が備えられている。
柱状部貫通孔31は、図2に示すように、柱状部12の外周面14に嵌合する嵌合内周面32を備えており、当該嵌合内周面32と柱状部12の外周面14との間にシール部材15が設けられている。柱状部12における後述する大径柱部18の外周面14に、径方向内側に窪む円環状の溝が形成されており、当該円環状の溝に、シール部材15として、弾性部材からなるOリングが嵌め込まれている。
また、取付部45とケース部材60との間に、開口部61の全周を囲む弾性部材からなるシール部材46が設けられている。本実施形態では、取付部45は、開口部61を形成しているケース部材60の部分の外側面62に固定される。本実施形態では、端子台本体部30は樹脂部材で構成されており、樹脂部材だけではケース部材60との間でシール部材46を挟み込む強度が不足している。そこで、取付部45は、金属性の材質からなる枠部材49を備えており、当該枠部材49は、端子台本体部30のフランジ部47及びシール部材46をケース部材60の外側面62との間に挟んだ状態でケース部材60に固定される。枠部材49により、端子台本体部30をケース部材60に固定すると共に、シール部材46をケース部材60と端子台本体部30の間に密着させて挟み込むことができる。
枠部材49は、開口部61と重なる位置で開口しており、図3に示すように、開口部61の全周を囲む環状の板状に形成されている。枠部材49は、ボルトが挿入されるボルト挿入孔48を備えており、ケース部材60の外側(軸第二方向X2側)からボルトによりケース部材60に固定される。フランジ部47は、開口部61の内側に配置された端子台本体部30の部分から外側に向けて延出し、開口部61の全周を囲む環状の板状に形成されている。シール部材46は、フランジ部47とケース部材60の外側面62との間に挟まれ、開口部61の全周を囲む環状の帯状に形成されている(図4参照)。
<ケース内延出部52>
本実施形態では、端子挿入孔37は、図1及び図2に示すように、ケース部材60の内側においてコイル3から延出しているコイル側端子5がそのまま挿入されるように、ケース部材60の内側面63に対して内側(軸第一方向X1側)に配置されている。これに伴い、締結部材保持部40及び柱状部貫通孔31も、ケース部材60の内側面63に対して内側(軸第一方向X1側)に配置されている。このため、端子挿入孔37、締結部材保持部40、及び柱状部貫通孔31が形成されている端子台本体部30の部分(以下、孔形成本体部51と称す)は、ケース部材60の内側面63に対して内側(軸第一方向X1側)に配置されている。端子台本体部30は、ケース部材60の外側面62に取り付けられる取付部45(フランジ部47)から、ケース部材60の内側面63に対して内側に配置される孔形成本体部51まで延出するケース内延出部52を備えている。
孔形成本体部51は、図1から図4に示すように、立方体状のブロック状に形成されており、各辺は、軸方向X又は近接するケース部材60の外側面62と平行にされている。ケース内延出部52は、環状のフランジ部47の内側の端部から、孔形成本体部51の軸第二方向X2側の端面における外側の環状の端部まで、軸方向Xに延びる筒状に形成されている。ケース内延出部52の内側の空間は、軸第一方向X1側では孔形成本体部51により塞がれているが、軸第二方向X2側ではケース部材60の外側に開口している。本実施形態では、孔形成本体部51の軸第二方向X2側の端面、及びフランジ部47の内側の端部は、矩形状に形成されており、ケース内延出部52は、矩形状の断面を有する筒状に形成されている。
ケース内延出部52を設けることにより、コイル3から延出するコイル側端子5のケース部材60の内側における位置や、ケース部材60の壁の厚さに応じて、ケース内延出部52の軸方向Xの延出長さを調節して、これらの配置に適合させることができる。
<柱状部12の外側への延出>
柱状部12は、図1及び図2に示すように、柱状部貫通孔31に挿入された部分から、取付部45に対して軸第二方向X2側の位置まで、ケース内延出部52の内側を軸第二方向X2に延出している。
柱状部12の軸第二方向X2側の端部には、インバータ70に接続された中間接続部材71(本例では、バスバー)を、接続するための中間接続部17が形成されている。本実施形態では、中間接続部17は、柱状部12の軸第二方向X2側の端面から軸第一方向X1側に延びるボルト挿入孔の内周面にねじ山が形成された雌ねじ部とされている。中間接続部17(雌ねじ部)の中心線は、柱状部12及び雄ねじ部11の軸心と一致している。中間接続部材71の先端部には、ボルト74が貫通する貫通孔72が形成されている。ボルト74は、軸第二方向X2側から貫通孔72に挿入された後、中間接続部17(雌ねじ部)に螺合されて、中間接続部材71を柱状部12に固定する。
中間接続部17の軸第二方向X2側の端部は、ケース部材60及び取付部45に対して外側(軸第二方向X2側)に配置されており、ケース部材60の外側においてインバータ70から延出している中間接続部材71をそのまま接続することができる。また、***作部16は、ケース部材60及び取付部45に対して外側(軸第二方向X2側)に配置されており、ケース部材60の外側で、スパナなどの工具76を嵌合させて回転させ易くなっている(図5参照)。
<電流センサ79>
図1から図3に示すように、ケース内延出部52と各柱状部12との間に空間が生じるように構成されており、当該空間は、図1及び図2に示すように。柱状部12を流れる電流を検出する電流センサ79の配置空間とされている。電流センサ79は、各柱状部12の周囲を囲むリング状のコアを有するタイプとされている。なお、リング状のコアを有しないコアレス式の電流センサが用いられてもよい。このように、電流センサ79を、ケース部材60の内側と外側とをつなぐ部分に形成した空間に配置して、ケース部材60の外側面62に対して外側(軸第二方向X2側)の空間が電流センサ79の配置のために狭められないようにできる。よって、インバータケース73に覆われたインバータ70の収容空間を小型化できる。なお、インバータケース73は、端子台1及びインバータ70が外部に露出しないように覆うケースであって、ケース部材60に固定される。
2.端子台1の詳細構成
図1から図3に示すように、端子台本体部30(孔形成本体部51)は、柱状部12が軸方向Xに貫通する柱状部貫通孔31と、軸方向Xに交差する方向に沿ってコイル側端子5が挿入される端子挿入孔37と、締結部材25を雄ねじ部11と同軸上に保持する締結部材保持部40と、を備えている。
端子挿入孔37は、柱状部貫通孔31の軸第一方向X1側に設けられ、柱状部貫通孔31と交差し連通している。よって、柱状部貫通孔31は、軸第一方向X1側で端子挿入孔37内に開口している。締結部材保持部40は、端子挿入孔37を挟んで軸方向Xにおける柱状部貫通孔31側とは反対側(軸第一方向X1側)に設けられ、柱状部貫通孔31と連通している。
柱状部貫通孔31は、軸第一方向X1側の端部に、軸第二方向X2側の大径孔部33より小径になった小径孔部34を有している。なお、大径孔部33及び小径孔部34は円筒状に形成されている。大径孔部33と小径孔部34との間で内径が階段状に変化しており、円環状の孔段差面35を有している。柱状部12は、軸第一方向X1側の端部に、軸第二方向X2側の大径柱部18より小径になった小径柱部19を有している。なお、大径柱部18及び小径柱部19は円筒状に形成されている。大径柱部18と小径柱部19との間で外径が階段状に変化しており、円環状の柱段差面20を有している。大径柱部18と大径孔部33とが嵌合し、小径柱部19と小径孔部34とが嵌合する。この構成により、雄ねじ部11を雌ねじ部26に螺合したときに、大径柱部18(柱段差面20)とコイル側端子5とにより、小径孔部34を軸方向X両側から挟み込んで、柱状部12が、端子台本体部30に対して軸方向Xに移動することを規制することができる。よって、接続部材10を、端子台本体部30に、軸方向Xに安定的に固定することができる。なお、大径柱部18には、上記したように、円環状の溝が形成されており、Oリング15が嵌め込まれている。
ここで、小径柱部19の軸方向長さは、小径孔部34の軸方向長さよりも僅かに長くなっており、柱段差面20が、孔段差面35に当接した状態で、柱状部12(小径柱部19)の軸第一方向X1側の先端面13が、端子挿入孔37内に僅かに突出している。これにより、雄ねじ部11を雌ねじ部26に螺合したときに、柱状部12の先端面13とコイル側端子5とを接触させて接続することができる。
雄ねじ部11を柱状部12に固定するために、柱状部12の軸第一方向X1側の先端面13から軸第二方向X2側に延びる、ねじ山が形成されたボルト挿入孔21が形成されている。雄ねじ部11は、柱状部12の先端面13から軸第一方向X1側に突出する本体部に対して、軸第二方向X2側に延出する、ねじ山が形成された基礎ボルト部22を備えている。基礎ボルト部22が、ボルト挿入孔21に螺合されて、雄ねじ部11が柱状部12に固定されている。なお、本願において、単に雄ねじ部11と称する場合は、柱状部12の先端面13から軸方向Xに突出する本体部を指すものとする。
雄ねじ部11は、端子挿入孔37に挿入されたコイル側端子5の端子貫通孔6を貫通して締結部材25の雌ねじ部26に螺合され、コイル側端子5が、柱状部12の先端面13と締結部材25との間に挟まれて固定される。雄ねじ部11は、雌ねじ部26と螺合された状態で、端子挿入孔37及び締結部材保持部40の内側に配置される。
本実施形態では、端子挿入孔37は、柱状部貫通孔31の中心線と交差(本例では直交)する直線を中心線として延びている。また、端子挿入孔37の中心線は、3つの端子挿入孔37が一列に並べられた配列方向Yとも直交している。端子挿入孔37は、コイル側端子5が挿入される開口側の端部に、当該開口に向かうに従って、断面積が次第に拡大する拡大部38が設けられており、コイル側端子5を挿入し易くなっている。
端子挿入孔37は、端子台本体部30を貫通しており、コイル側端子5が挿入される側の反対側も開口している。
締結部材25は、雄ねじ部11に螺合される雌ねじ部26を備えている。本実施形態では、雌ねじ部26は、締結部材25を軸方向Xに貫通する貫通孔の内周面にねじ山が形成されて構成されている。締結部材25の外周面には、面取り加工がされた面取加工部28を備えており、面取加工部28が締結部材保持部40の回転規制部41に嵌合して周方向の回転が規制される。本実施形態では、図2及び図3に示すように、締結部材25の軸第二方向X2側の部分は、円柱状に形成された円柱状部27とされており、締結部材25の軸第一方向X1側の部分が、図3及び図4に示されるように、円柱状部27よりも外径が大きい円柱の両側をDカットし、二面取り加工がされた面取加工部28とされている。
締結部材保持部40は、締結部材25を雄ねじ部11と同軸上に保持する。締結部材保持部40は、締結部材25の軸方向Xの移動を許容しつつ、締結部材25の周方向の回転を規制する回転規制部41を有している。本実施形態では、締結部材保持部40は、締結部材25の軸方向Xの移動を一定範囲内に規制する軸方向移動規制部42を有している。
本実施形態では、締結部材保持部40の軸第二方向X2側の部分は、締結部材25の円柱状部27が軸方向Xに貫通すると共に嵌合する円柱状の導入孔43を有しており、導入孔43により、締結部材保持部40と端子挿入孔37とが連通する。導入孔43の中心線は、柱状部貫通孔31の中心線と一致している。導入孔43の軸方向長さは、円柱状部27の軸方向長さより短くされている。雄ねじ部11が雌ねじ部26に螺合されると、図5に示す状態から図2に示す状態になり、円柱状部27は、導入孔43を軸第二方向X2に移動して端子挿入孔37の内側に突出し、円柱状部27の軸第二方向X2側の端面が、コイル側端子5に当接する。
締結部材保持部40の軸第二方向X2側の部分は、締結部材25の面取加工部28に合わせて面取り加工がされた回転規制部41とされている。本実施形態では、図4に示すように、回転規制部41は、導入孔43よりも内径が大きい円柱の両側をDカットし、二面取り加工がされている。回転規制部41に、締結部材25の面取加工部28が嵌合して周方向の回転が規制される。図2及び図5に示すように、回転規制部41の軸方向長さは、締結部材25の面取加工部28の軸方向長さより長くされており、面取加工部28は、回転規制部41内を軸方向Xに移動可能に構成されている。回転規制部41の軸第二方向X2側は、導入孔43との段差面により部分的に覆われており、回転規制部41の軸第一方向X1側は、蓋部材44により覆われている。そのため、面取加工部28の軸方向Xの移動は、回転規制部41の軸方向長さの範囲内に規制されている。本実施形態では、蓋部材44、及び回転規制部41と導入孔43との段差面が軸方向移動規制部42を構成している。
雄ねじ部11が雌ねじ部26に螺合されるに従い、図5に示す状態から図2に示す状態になり、面取加工部28は、回転規制部41内を軸第二方向X2に移動する。そして、図2に示すように、円柱状部27の軸第二方向X2側の端面がコイル側端子5に当接し、柱状部12の先端面13との間でコイル側端子5を挟み込んだとき、面取加工部28と導入孔43との段差面との間に隙間が生じるように構成されている。
締結部材保持部40は、端子台本体部30(孔形成本体部51)の軸第一方向X1側に開口するように形成されている。蓋部材44は、端子台本体部30の開口を覆うように、端子台本体部30の軸第一方向X1側に取り付けられる。蓋部材44は、図2及び図3に示すように、孔形成本体部51の軸第一方向X1側の端面全体を覆うように、矩形板状に形成されている。蓋部材44の側方両側には、それぞれ軸第二方向X2に延びる引っ掛け部77が備えられており、引っ掛け部77が、端子台本体部30の側方両側に設けられた突出部78にそれぞれ引っ掛けられて、蓋部材44が端子台本体部30に固定される。
端子台本体部30は、蓋部材44が取り付けられ締結部材保持部40に締結部材25が保持された状態で、ケース部材60の外側から、ケース部材60の開口部61に挿入され、取付部45によりケース部材60に固定される。また、端子挿入孔37にコイル側端子5が挿入される。その後、接続部材10が、ケース部材60の外側から、雄ねじ部11を内側(軸第一方向X1側)に向けた状態で、柱状部貫通孔31に挿入され、雄ねじ部11が端子貫通孔6に挿入されると共に、柱状部12が柱状部貫通孔31に挿入される。その後、図5に示すように、接続部材10の***作部16に工具76を取り付けて、接続部材10を回転することで、雄ねじ部11を締結部材25の雌ねじ部26に螺合する。この螺合により、締結部材25が軸第二方向X2に移動し、コイル側端子5が、柱状部12の先端面13と締結部材25との間に挟まれて固定される。その後、図2に示すように、ボルト74が、中間接続部材71の貫通孔72に挿入され、接続部材10の中間接続部17に螺合されて、中間接続部材71が接続部材10に接続される。その後、インバータケース73がケース部材60に固定されて、端子台1がインバータケース73に覆われる。
本実施形態では、端子台1は、図3及び図4に示すように、電動機2から延出する電動機2用の信号線の先端に取り付けられた端子(不図示)が接続される信号線端子75を備えている。信号線端子75は、端子台本体部30を軸方向Xに貫通して、ケース部材60の内側と外側を接続する。信号線端子75のケース部材60の内側(軸第一方向X1側)の端部には、電動機2用の信号線の端子が接続される。信号線端子75のケース部材60の外側(軸第二方向X2側)の端部には、中間接続線の端子(不図示)が接続される。中間接続線は、インバータケース73に収容されたインバータ70の制御装置(不図示)に接続される。
信号線端子75は、ケース部材60の内側と外側とをシールするシール機構(不図示)を備えている。電動機2用の信号線には、電動機2のロータの回転位置を測定する回転位置センサ(例えば、レゾルバなど)用の信号線や、電動機2のコイルなどの各部の温度を測定する温度センサ用の信号線などがある。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明のその他の実施形態について説明する。なお、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記の実施形態において、端子台1が取り付けられるケース部材60が電動機2に加えて変速装置などの動力伝達装置7を収容している場合を例として説明した。しかし、本発明はこれに限定されない。すなわち、ケース部材60が電動機2以外に、変速装置などの動力伝達装置7を収容していなくてもよく、或いは他の装置を収容していてもよい。
(2)上記の実施形態において、3つの接続部材10が互いに平行な状態で一列に並べられていると共に、3つのコイル側端子5が、3つの接続部材10の配設ピッチと同じピッチで、互いに平行な状態で一列に並べられている場合を例として説明した。しかし、本発明はこれに限定されない。すなわち、3つの接続部材10が互いに平行な状態で並べられていなくてもよく、或いは一列に並べられていなくてもよい。また、3つのコイル側端子5が、互いに平行な状態で並べられていなくてもよく、或いは一列に並べられていなくてもよい。
(3)上記の実施形態において、取付部45が、金属性の材質からなる枠部材49を備えている場合を例として説明した。しかし、本発明はこれに限定されない。すなわち、取付部45は、枠部材49を備えていなくてもよく、フランジ部47がボルトによりケース部材60に固定されるように構成されてもよい。この場合は、フランジ部47の厚さが厚くされ、シール部材46を挟み込む強度が確保されるように構成されてもよい。
(4)上記の実施形態において、端子台1は、三相交流式の電動機2に対応した端子台とされており、3つの接続部材10及び締結部材25を備えている場合を例として説明した。しかし、本発明はこれに限定されない。すなわち、端子台1は、任意の数の接続部材10及び締結部材25を備えるように構成されてもよい。
(5)上記の実施形態において、柱状部貫通孔31の嵌合内周面32と柱状部12の外周面14との間にシール部材15が設けられており、取付部45とケース部材60との間にシール部材46が設けられている場合を例として説明した。しかし、本発明はこれに限定されない。すなわち、ケース部材60の内側と外側との間の密閉性を確保する必要がない場合は、シール部材15及びシール部材46が設けられなくてもよい。
本発明は、電動機のコイルを構成するコイル導体に接続された端子であって先端部に端子貫通孔を有するコイル側端子を固定するための端子台に好適に利用することができる。
1 :端子台
2 :電動機
3 :コイル
4 :コイル導体
5 :コイル側端子
6 :端子貫通孔
10 :接続部材
11 :雄ねじ部
12 :柱状部
13 :先端面
14 :外周面
15 :シール部材(Oリング)
16 :***作部
18 :大径柱部
19 :小径柱部
20 :柱段差面
25 :締結部材
26 :雌ねじ部
27 :円柱状部
28 :面取加工部
30 :端子台本体部
31 :柱状部貫通孔
32 :嵌合内周面
33 :小径孔部
34 :大径孔部
35 :孔段差面
37 :端子挿入孔
40 :締結部材保持部
41 :回転規制部
42 :軸方向移動規制部
43 :導入孔
44 :蓋部材
45 :取付部
46 :シール部材
47 :フランジ部
49 :枠部材
50 :ケース内配置部
51 :孔形成本体部
52 :ケース内延出部
60 :ケース部材
61 :ケース部材の開口部
62 :ケース部材の外側面
63 :ケース部材の内側面
70 :インバータ
71 :中間接続部材
73 :インバータケース
X :軸方向
X1 :軸第一方向
X2 :軸第二方向
Y :配列方向

Claims (6)

  1. 電動機のコイルを構成するコイル導体に接続された端子であって先端部に端子貫通孔を有するコイル側端子を固定するための端子台であって、
    前記コイル側端子の接続先である接続部材と、前記接続部材に前記コイル側端子を固定する締結部材と、前記接続部材及び前記締結部材を保持する端子台本体部と、を備え、
    前記接続部材は、柱状に形成され、電流が流れる柱状部と、当該柱状部の先端面から当該柱状部の軸方向に突出するように設けられた雄ねじ部とを備え、
    前記締結部材は、前記雄ねじ部に螺合される雌ねじ部を備え、
    前記端子台本体部は、前記柱状部が前記軸方向に貫通する柱状部貫通孔と、前記軸方向に交差する方向に沿って前記コイル側端子が挿入される端子挿入孔と、前記端子挿入孔を挟んで前記軸方向における前記柱状部貫通孔側とは反対側に設けられ、前記締結部材を前記雄ねじ部と同軸上に保持する締結部材保持部と、を備え、
    前記締結部材保持部は、前記締結部材の前記軸方向の移動を許容しつつ、前記締結部材の周方向の回転を規制する回転規制部を有し、
    前記雄ねじ部が、前記端子挿入孔に挿入された前記コイル側端子の前記端子貫通孔を貫通して前記締結部材の前記雌ねじ部に螺合され、前記コイル側端子が、前記柱状部の前記先端面と前記締結部材との間に挟まれて固定される端子台。
  2. 前記端子台本体部は、前記電動機を収容するケース部材の開口部に取り付けられる取付部と、前記開口部から挿入されて前記ケース部材の内側に配置されるケース内配置部と、を備え、
    少なくとも前記端子挿入孔及び前記締結部材保持部が、前記ケース内配置部に設けられ、
    前記接続部材は、前記柱状部貫通孔を貫通する部分に対して前記ケース部材の外側の部分に、前記雄ねじ部を回転させるための工具が嵌合する***作部が形成されている請求項1に記載の端子台。
  3. 前記柱状部貫通孔は、前記柱状部の外周面に嵌合する嵌合内周面を備え、
    前記嵌合内周面と前記柱状部の外周面との間にシール部材が設けられている請求項1又は2に記載の端子台。
  4. 前記端子台本体部は、前記電動機を収容するケース部材の開口部に取り付けられる取付部を備えると共に、前記開口部を塞ぐように取り付けられ、
    前記取付部と前記ケース部材との間に、前記開口部の全周を囲むシール部材が設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の端子台。
  5. 前記締結部材保持部は、前記締結部材の前記軸方向の移動を一定範囲内に規制する軸方向移動規制部を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の端子台。
  6. 複数の前記接続部材が互いに平行な状態で一列に並べられていると共に、複数の前記コイル側端子が、複数の前記接続部材の配設ピッチと同じピッチで、互いに平行な状態で一列に並べられている請求項1から5のいずれか一項に記載の端子台。
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