JP6154731B2 - 電力設備用ストッパー - Google Patents
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Description
特許文献1記載の電力設備用ストッパー40は、図17と図18に示すように、上下一対の水平腕部43,44を有する側面視コ字状の本体部41と、下方の水平腕部44に螺着される操作用軸部材42とを、備え、軸部材42と上方の水平腕部43をもって、架設線材Cを挟持するように構成されている。電力設備工事の現場では、停電を発生させることなく架設線材Cに電気を流したままストッパー40の取付作業をする活線工法が行われる。活線工法では、軸部材42を長尺の操作棒によって遠隔で回転操作して、架設線材Cに直接手を触れることなく軸部材42を締込んでストッパー40を所定位置に固定していた。
また、ストッパー40の取付作業の際、図18から図17のように、軸部材42を沢山回転させて螺進しなければ、架設線材Cを締込むことができなかった。活線工法が行われる現場では、長尺操作棒による軸部材42の遠隔操作の回転数をできるだけ少なく済ませることが要望されている。
また、上記挟持対応位置に於て、上記第1昇降部材の上記上挟持片が上記第2昇降部材の一部に当接停止して上記締込前状態となるように構成されているものである。
また、上記軸部材は、上記左ねじ状螺旋突条と上記右ねじ状螺旋突条に谷部が形成され、かつ、上記第1昇降部材と上記第2昇降部材には、上記軸部材との共廻りを補助するための弾性片が付設されているものである。
図1に示すように、本発明の電力設備用ストッパーは、電気絶縁性を有する合成樹脂で構成され、架設線材Cを挟持して所定固定位置に取着される。本発明に於て、架設線材Cとは、電柱間に架け渡した電線や電柱を支える支線等であって、電力設備用ストッパーは、例えば、電線の上に鳥が留まるのを防ぐ鳥除け(図示省略)、あるいは、樹木や建造物との接触による電線の損傷を防ぐ絶縁保護管等の端部に付設され、滑り落ちないように固定する目的で使用される。
本発明の電力設備用ストッパーは、上半部に左ねじ状螺旋突条4を有し下半部に右ねじ状螺旋突条5を有する操作用軸部材3と、左ねじ状螺旋突条4に螺着されると共に上挟持片6を突出状に有する第1昇降部材1と、右ねじ状螺旋突条5に螺着されると共に(V字状)凹部7を有する下挟持片9が突設された第2昇降部材2とを、備えている。
第2昇降部材2は、下挟持片9がラジアル外方向に突出状に形成され、その先端部に線材離脱防止用の鉛直壁部22を有している。下挟持片9は、上挟持片6の突出長さ寸法よりも大きな突出長さ寸法を有し、鉛直壁部22が上挟持片6と干渉しないように構成されている。下挟持片9は、互いに平行な3つの板状体によって構成され、その上端面にV字状凹部7が形成されている。3つの板状体を隔てるスリット23,23は、上挟持片6を構成する2本の角柱に上下対応するように形成されている。下挟持片9(3つの内の1つの板状体)には、係止片部12が立設され、上挟持片6と下挟持片9が上下対応する位置に配設される際、係止片部12と垂下片部11の鉛直状側面が相互に当接するように構成されている。また、下挟持片9には、取付作業時の掴み代として掴持片21が突設されている。
軸部材3の下端部には、トルク伝達用の六角片部33を備えている。六角片部33は、先端部31と基端部32とが別々の六角片により構成され、先端部31と基端部32は小径細杆34によって連結されている。
図2に示すように、上挟持片6を退避位置P0に配設し、V字状凹部7を架設線材Cに押し付けて係止した下挟持片係止状態で、(図示省略の操作棒のソケットを六角片部33に取着して)軸部材3を軸心L廻りに回転操作する。なお、軸部材3の回転操作は、軸心方向下方から見て時計回り(右回り)に行うものとする。
図3に示すように、軸部材3の軸心L廻りの回転操作に伴って、第1昇降部材1が軸部材3との摩擦力によって共廻りする。上挟持片6が架設線材Cを介して下挟持片9と上下に対応した挟持対応位置P1となるまで旋回させたところで、第1昇降部材1が第2昇降部材2に当接停止する。この際、垂下片部11が第2昇降部材2の係止片部12に当接停止している。上挟持片6を退避位置P0から挟持対応位置P1に旋回させる際、上挟持片6の下端面6Aが架設線材Cの上端に当たらない限度であれば、上挟持片6と下挟持片9の間に最小の上下寸法を確保すれば良い。このように、第1昇降部材1が第2昇降部材2に当接停止し、かつ、上挟持片6が架設線材Cを未だ押え込んでいない状態を、締込前状態とする。
この締付状態では、図5に示すように、上挟持片6と下挟持片9は、上下から締付力F,Fをもって架設線材Cを互い違いに押圧し、架設線材Cを(僅かに)波形変形させ、左右方向に摺動させることなく保持する。
なお、軸部材3は、回転操作によって適正なトルクが付与されて、架設線材Cに十分な締付力F,Fが作用すると、六角片部33の小径細杆34が折れて、先端部31が取り除かれる。即ち、軸部材3は、六角片部33を所定の強度に設定することで、架設線材Cに過大な締付力F,Fが掛かることのないようトルク管理をし、架設線材Cの損傷、又は、軸部材3の破断等のリスクを低減する。また、取付作業の際、六角片部33の先端部31が取り除かれて無くなっていることで、軸部材3の回転操作が完了して、上挟持片6と下挟持片9が架設線材Cを適正な締付力F,Fをもって挟持していることを確認できる。ストッパーを左右に移動させる場合には、六角片部33の基端部32にソケットを取着し、(反時計回りに)回転操作して第1昇降部材1と第2昇降部材2を上下に離間して、架設線材Cに対する締込みを緩めることが可能である。
図6に示すように、軸部材3は、左ねじ状螺旋突条4及び右ねじ状螺旋突条5に、緩み止め用の凹部14が形成されている。
凹部14は、左ねじ状螺旋突条4及び右ねじ状螺旋突条5に沿って、同一ピッチで列設されている。凹部14は、螺旋突条4上では、軸心方向下方から見て反時計方向(左方向)に深い谷部を有し、一方、螺旋突条5上では、軸心方向下方から見て時計方向(右方向)に深い谷部を有している。なお、凹部14は、左ねじ状螺旋突条4又は右ねじ状螺旋突条5どちらか一方に形成されているものでも良い。
この構成により、軸部材3を回転操作して、上挟持片6と下挟持片9によって架設線材Cを締付けた後、軸部材3が逆方向に回転するのを規制して架設線材Cへの締付が緩むのを防止する。即ち、架設線材Cに電柱からの振動が伝達し、あるいは、風による揺れが生じた場合であっても、軸部材3を(締付方向の)逆方向へ回転させることなく、上挟持片6と下挟持片9の締付けが緩むのを防止できる。
なお、第1昇降部材1・第2昇降部材2側に、軸部材3の回転を一方向のみに規制する弾性片を設けるも好ましい(図示省略)。即ち、弾性片によって、第1昇降部材1と第2昇降部材2を相互に接近させる方向への軸部材3の回転操作を可能とし、これに反して、第1昇降部材1と第2昇降部材2を相互に離間させる方向への軸部材3の回転操作を規制するように構成するも良い。
図7に示すように、本発明の電力設備用ストッパーは、上半部に左ねじ状螺旋突条4を有し下半部に右ねじ状螺旋突条5を有する操作用軸部材3と、左ねじ状螺旋突条4に螺着されると共に上挟持片6を突出状に有する第1昇降部材1と、右ねじ状螺旋突条5に螺着されると共に凹部7を有する下挟持片9が突設された第2昇降部材2とを、備えている。
上挟持片6は、断面縦長矩形状の突片が複数本並設されて櫛歯状に形成されている。なお、隣接する突片どうしが左右方向に橋絡されるも好ましい(図9参照)。上挟持片6の下端面6Aには、円弧状弯曲凹部16が形成されている。
図9に示すように、第2昇降部材2は、下挟持片9がラジアル外方向に突出状に形成され、その先端部に線材離脱防止用の鉛直壁部22を有している。鉛直壁部22は、ラジアル方向内側の面に、上挟持片6の櫛歯状突片の隙間に対応する複数の凸部24が突出状に形成されている。図7に示すように、上挟持片6と下挟持片9が上下対応する位置に配設される際、上挟持片6と鉛直壁部22が当接停止するように、複数の内の1つの凸部24が大きく突出している。なお、図示省略するが、上挟持片6の複数本の突片の内の1本を大きく突出させ、上挟持片6と下挟持片9が上下対応する位置に配設される際、上挟持片6の突片の内の1本が鉛直壁部22に当接停止するように構成するも好ましい。
軸部材3は、大径の棒状に形成され、上端部に半球体部30を有し、上端部近傍から上下方向中間部にわたる上半部に左ねじ状螺旋突条4を有し、上下方向中間部から下端部近傍にわたる下半部に右ねじ状螺旋突条5を有している。
図12に示すように、回転力伝達手段25は、軸部材3と一体に連結され軸心L廻りに回転する内回転体26と、内回転体26を包囲する筒状に形成されると共に外周面六角形状の外回転体27とを、具備している。内回転体26は、外周面に複数の小突条28が形成されている。小突条28の一方には、テーパー部28aを有し、また、小突条28の他方には、内回転体26の外周面から直角乃至鋭角に切り立った段部28bを有している。外回転体27は、内周面に複数の係止突片29が形成されている。係止突片29は、一方にテーパー部29aを有し、また、他方に直角乃至鋭角に切り立った段部29bを有している。
回転力伝達手段25は、外回転体27に時計方向にトルクを付与すると、小突条28と係止突片29が摩擦抵抗をもって係止して、外回転体27と内回転体26が共廻りする。外回転体27に小突条28と係止突片29が摩擦抵抗を上回る強いトルクが加えられた時には、係止突片29が小突条28を乗り越え、内回転体26に対し外回転体27が空回りする。また、外回転体27に反時計方向にトルクが付与された際、小突条28と係止突片29が段部28b,29bを当接して、乗り越えできない状態で係止し、強いトルクで外回転体27と内回転体26を回転できるように構成されている。なお、回転力伝達手段25は、内回転体26に対し外回転体27が空回りしないように構成しても良く、後述の操作棒のソケットにトルクリミッタ機構を設けるも好ましい。
第1昇降部材1に於て、弾性片36は、上挟持片6の下端面6Aに取付けられ、左ねじ状螺旋突条4の谷部35に係止するように配設されている。軸部材3にトルクが付与される際、左ねじ状螺旋突条4の谷部35に弾性片36が係止して、第1昇降部材1と軸部材3が共廻りする。また、第1昇降部材1と第2昇降部材2が当接停止すると、弾性片36は弾性変形しつつ谷部35を次々と乗り越えて、第1昇降部材1に対し軸部材3が回転可能である。
また、第2昇降部材2に於て、弾性片36は、下挟持片9の上端面に取付けられ、右ねじ状螺旋突条5の谷部35に係止するように配設されている。軸部材3にトルクが付与される際、右ねじ状螺旋突条5の谷部35に弾性片36が係止して、第2昇降部材2と軸部材3が共廻りする。また、第1昇降部材1と第2昇降部材2が当接停止すると、弾性片36は弾性変形しつつ谷部35を次々と乗り越えて、第2昇降部材2に対し軸部材3が回転可能である。
図8に示すように、上挟持片6を退避位置P0に配設し、凹部7を架設線材Cに押し付けて係止した下挟持片係止状態で、(図示省略の操作棒のソケットを回転力伝達手段25に取着して)軸部材3を軸心L廻りに回転操作する。なお、軸部材3の回転操作は、軸心方向下方から見て時計回り(右回り)に行うものとする。なお、回転力伝達手段25は、外回転体27と内回転体26が共廻りして、操作棒のソケットによる回転操作力を軸部材3に確実に伝達する。
図9に示すように、軸部材3の軸心L廻りの回転操作に伴って、第1昇降部材1が軸部材3と共廻りする。この際、弾性片36は、谷部35に係止して、第1昇降部材1と軸部材3が確実に共廻りする。
軸部材3に回転操作によってトルクが付与される際、回転力伝達手段25の外回転体27と内回転体26が共廻りして、架設線材Cに十分な締付力F,Fが加えられる。また、軸部材3に所定の強度以上のトルクが加えられ、架設線材Cに過大な締付力F,Fが掛かる虞れがあるような場合には、内回転体26に対し外回転体27が空回りして、架設線材Cの損傷、又は、軸部材3の破断等のリスクを低減する。即ち、回転力伝達手段25は、外回転体27と内回転体26を空転させることで、架設線材Cに過大な締付力F,Fが掛かることのないようトルク管理をするように構成されている。
従って、回転力伝達手段25は、架設線材Cに対する締込みを行う方向(図例では時計方向)には、トルクを管理しつつ回転操作力を伝達する。つまり、架設線材Cに適正な締付力F,Fが付与されるまでは、外回転体27と内回転体26が摩擦力によって係止して、軸部材3にトルクを伝達し、かつ、所定強さ以上のトルクを加えると、外回転体27と内回転体26が空回りする。また、架設線材Cに対する締込みを緩める方向(図例では反時計方向)には、確実に回転操作力を伝達し、この構成により、繰返し架設線材Cに締込みを行うことが可能となり、ストッパー全体を再利用することができ、コストを低く抑えることができる。
図16では、電気絶縁性を有する合成樹脂で構成され、架設線材(図示省略)を挟持して所定固定位置に取着される電力設備用ストッパーに於て、上半部に左ねじ状螺旋突条4を有し下半部に右ねじ状螺旋突条5を有する操作用軸部材3と、左ねじ状螺旋突条4に螺着されると共に凹部7を有する上挟持片6が突設された第1昇降部材1と、右ねじ状螺旋突条5に螺着されると共に下挟持片9を突出状に有する第2昇降部材2とを、備えている。つまり、上挟持片6と下挟持片9の形状が、上述の実施形態と上下逆になっている。
下挟持片9を退避位置に配設し凹部7を架設線材に押し付けて係止した上挟持片係止状態で、軸部材3の軸心L廻りの回転操作に伴って、第2昇降部材2と軸部材3が共廻りし、下挟持片9が架設線材を介して上挟持片6と上下に対応した挟持対応位置となると共に挟持対応位置で第1昇降部材1が第2昇降部材2に当接停止した締込前状態とし、軸部材3の軸心L廻りの回転操作によって、第1昇降部材1と第2昇降部材2が上下から相互に接近し、上挟持片6と下挟持片9をもって架設線材を挟持するように構成されている。
なお、軸部材3の下端部には、回転力伝達手段39を備えている。図16に示す回転力伝達手段39は、下方からの引っ張りに対応して形成され、軸部材3の回転操作の際、回転力伝達手段39にT字状の操作棒を差し込んで、下方に引っ張りながら回して、第1昇降部材1と第2昇降部材2の締付けを行う。
2 第2昇降部材
3 軸部材
4 左ねじ状螺旋突条
5 右ねじ状螺旋突条
6 上挟持片
6A 下端面
7 凹部
9 下挟持片
35 谷部
36 弾性片
C 架設線材
P0 退避位置
P1 挟持対応位置
L 軸心
Claims (5)
- 電気絶縁性を有する合成樹脂で構成され、架設線材(C)を挟持して所定固定位置に取着される電力設備用ストッパーに於て、
上半部に左ねじ状螺旋突条(4)を有し下半部に右ねじ状螺旋突条(5)を有する操作用軸部材(3)と、上記左ねじ状螺旋突条(4)に螺着されると共に上挟持片(6)を突出状に有する第1昇降部材(1)と、上記右ねじ状螺旋突条(5)に螺着されると共に凹部(7)を有する下挟持片(9)が突設された第2昇降部材(2)とを、備え、
上記上挟持片(6)を退避位置(P0)に配設し上記凹部(7)を上記架設線材(C)に押し付けて係止した下挟持片係止状態で、上記軸部材(3)の軸心(L)廻りの回転操作に伴って、上記第1昇降部材(1)と上記軸部材(3)が共廻りし、上記上挟持片(6)が上記架設線材(C)を介して上記下挟持片(9)と上下に対応した挟持対応位置(P1)となると共に該挟持対応位置(P1)で上記第1昇降部材(1)が上記第2昇降部材(2)に当接停止した締込前状態とし、上記軸部材(3)の軸心(L)廻りの回転操作によって、上記第1昇降部材(1)と上記第2昇降部材(2)が上下から相互に接近し、上記上挟持片(6)と上記下挟持片(9)をもって上記架設線材(C)を挟持するように構成されたことを特徴とする電力設備用ストッパー。 - 上記上挟持片(6)は、ラジアル外方向に水平突出状に形成され、上記上挟持片(6)の下端面(6A)は、略水平面状に形成されている請求項1記載の電力設備用ストッパー。
- 上記挟持対応位置(P1)に於て、上記第1昇降部材(1)の上記上挟持片(6)が上記第2昇降部材(2)の一部に当接停止して上記締込前状態となるように構成されている請求項1又は2記載の電力設備用ストッパー。
- 上記軸部材(3)は、上記左ねじ状螺旋突条(4)と上記右ねじ状螺旋突条(5)に谷部(35)が形成され、かつ、上記第1昇降部材(1)と上記第2昇降部材(2)には、上記軸部材(3)との共廻りを補助するための弾性片(36)が付設されている請求項1,2又は3記載の電力設備用ストッパー。
- 電気絶縁性を有する合成樹脂で構成され、架設線材(C)を挟持して所定固定位置に取着される電力設備用ストッパーに於て、
上半部に左ねじ状螺旋突条(4)を有し下半部に右ねじ状螺旋突条(5)を有する操作用軸部材(3)と、上記左ねじ状螺旋突条(4)に螺着されると共に凹部(7)を有する上挟持片(6)が突設された第1昇降部材(1)と、上記右ねじ状螺旋突条(5)に螺着されると共に下挟持片(9)を突出状に有する第2昇降部材(2)とを、備え、
上記下挟持片(9)を退避位置に配設し上記凹部(7)を上記架設線材(C)に押し付けて係止した上挟持片係止状態で、上記軸部材(3)の軸心(L)廻りの回転操作に伴って、上記第2昇降部材(2)と上記軸部材(3)が共廻りし、上記下挟持片(9)が上記架設線材(C)を介して上記上挟持片(6)と上下に対応した挟持対応位置となると共に該挟持対応位置で上記第1昇降部材(1)が上記第2昇降部材(2)に当接停止した締込前状態とし、上記軸部材(3)の軸心(L)廻りの回転操作によって、上記第1昇降部材(1)と上記第2昇降部材(2)が上下から相互に接近し、上記上挟持片(6)と上記下挟持片(9)をもって上記架設線材(C)を挟持するように構成されたことを特徴とする電力設備用ストッパー。
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