JP6153898B2 - モータ支持構造 - Google Patents

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Description

この発明は、モータ支持構造に関するものである。
例えば、自動車などの車両には、車室内の温度調節を行うために空調装置が設けられている。この空調装置には、空調装置本体(空調ユニットまたはHVACユニット)の内部に、空調用空気を送給するためのファンを駆動するようにしたモータが取付けられている(例えば、特許文献1参照)。
このモータの支持構造(モータ支持構造)は、以下のようなものとされている。
即ち、図7に示すように、上記したモータ1は、一端側に開口部2を有する有底円筒状のヨーク部3、および、このヨーク部3の開口部2を塞ぐエンドカバー4を有して、内部に図示しないモータ構成部品を収容可能なモータ本体5を備えている。
このモータ本体5は、その両端面に、モータ構成部品としての出力軸6を設置する軸穴部7,8を備えている。
更に、図8に示すように、モータ本体5を収容可能なモータ収容部11、および、モータ収容部11に収容されたモータ本体5を図示しない外部の部材に取付けるためのフランジ状をした外部取付部12を有するモータホルダ13を備えている。
そして、モータホルダ13のモータ収容部11にモータ本体5を収容保持して、外部取付部12を外部の部材(例えば、空調装置本体の送風ケース部)に取付けることにより、モータ本体5を支持固定することができるようになっている。
この際、上記したモータ収容部11は、エンドカバー4側(図中下端側)からモータ本体5を収容する有底円筒状のものとされている。モータ収容部11のヨーク部3側の端部(図中上端部)は、開口部14となっており、モータ収容部11は、内径がモータ本体5の外径よりも大きく形成され、モータ収容部11の内周面には、出力軸6と平行な方向(軸線方向)へ延びる圧入リブ15が、図9に示すように、周方向に所定の間隔を有して複数本突設形成されている。この圧入リブ15は、モータ本体5の外周面とモータ収容部11の内周面との間の隙間Sよりも僅かに突出量が大きいものとされている。
また、図8に示すように、モータ収容部11の底部には、エンドカバー4の軸穴部8と対向する位置に小開口部16が形成されている。更に、モータ収容部11の側面下部には、外部の冷却風Wを取込むための冷却風取込口17が形成されている。
特開2005−73322号公報
しかしながら、上記したモータ支持構造には、以下のような問題があった。
即ち、モータ収容部11に対しモータ本体5の側面を複数本の圧入リブ15によって線接触状態で保持させるようにしていたため、図10に示すように、ヨーク部3の側面で最も大きくなるモータ本体5の振動が、圧入リブ15(図8、図9)を介してモータホルダ13へ伝わり易く、空調装置本体における異音発生の原因となっていた。
また、図11に示すように、出力軸6に対しファン18などの部品を圧入によって取付ける際に、出力軸6を介してモータ構成部品やモータ本体5へ作用される負荷を受けさせるために、モータ収容部11の底部に小開口部16(図8)を設けて、小開口部16側から挿入した受部材19によって、出力軸6の反対側の端部を支持させる必要があった。しかも、ファン18の取付後には、冷却風Wの漏れを防ぐために小開口部16を塞ぐ必要があった。
更に、図12に示すように、モータ収容部11の内周面とモータ本体の外周面との間に圧入リブ15の高さ相当の隙間Sが形成されるため、冷却風取込口17から強制的に取込んだ冷却風Wが、上記隙間Sを通ってモータ収容部11の開口部14からそのまま外部へ抜けてしまうので、その分、モータ本体5(ヨーク部3)の内部へ取り込まれる冷却風Wの量が少なくなり、モータ本体5に対する冷却効果が十分に得られなかった。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、
モータ構成部品を有底円筒状のヨーク部および該ヨーク部を塞ぐエンドカバーに収容すると共に、前記モータ構成部品を構成する出力軸を前記ヨーク部および前記エンドカバーに設けた軸穴部に軸支させたモータ本体と、
該モータ本体を収容するモータ収容部と、を備え、
前記モータ収容部が、
前記ヨーク部との間に間隙部を有して前記ヨーク部を収容する有底円筒状のヨーク部収容部と、
前記エンドカバーとの間に間隙部を有して前記エンドカバーを収容する有底円筒状のエンドカバー部収容部と、に分けられると共に、
前記ヨーク部収容部と前記エンドカバー部収容部とで、前記モータ本体を前記出力軸と平行な方向に挟着し、
前記ヨーク部収容部の底側に設けたモータ保持部で、前記モータ本体を周方向に保持すると共に、
前記エンドカバー部収容部の底側に設けた別のモータ保持部で、前記モータ本体を周方向に保持したモータ支持構造において、
外部の部材に取付けるための取付フランジを、前記ヨーク部収容部に対して一体に設けると共に、前記取付フランジが、前記モータ収容部の外方へ拡がる拡径面部と、該拡径面部の周縁部から前記エンドカバー側へ屈曲する屈曲面部とを有し、該屈曲面部は、前記ヨーク部収容部と前記エンドカバー部収容部とが嵌合する嵌合部を外周側から周方向に包囲することを特徴としている。
また、本発明は、
モータ構成部品を有底円筒状のヨーク部および該ヨーク部を塞ぐエンドカバーに収容すると共に、前記モータ構成部品を構成する出力軸を前記ヨーク部および前記エンドカバーに設けた軸穴部に軸支させたモータ本体と、
該モータ本体を収容するモータ収容部と、を備え、
前記モータ収容部が、
前記ヨーク部との間に間隙部を有して前記ヨーク部を収容する有底円筒状のヨーク部収容部と、
前記エンドカバーとの間に間隙部を有して前記エンドカバーを収容する有底円筒状のエンドカバー部収容部と、に分けられると共に、
前記ヨーク部収容部と前記エンドカバー部収容部とで、前記モータ本体を前記出力軸と平行な方向に挟着し、
前記ヨーク部収容部の底側に設けたモータ保持部で、前記モータ本体を周方向に保持すると共に、
前記エンドカバー部収容部の底側に設けた別のモータ保持部で、前記モータ本体を周方向に保持したモータ支持構造において、
前記ヨーク部収容部と、前記エンドカバー部収容部とが、前記モータ本体の外周部に、前記間隙部を有して前記ヨーク部を周方向に覆う嵌合部を有し、該嵌合部が、前記ヨーク部収容部から分岐形成されて、前記ヨーク部収容部および前記エンドカバー部収容部に対して更に嵌合する円筒部を有することで三層構造の遮音壁を構成していることを特徴としている。
更に、本発明は、
モータ構成部品を有底円筒状のヨーク部および該ヨーク部を塞ぐエンドカバーに収容すると共に、前記モータ構成部品を構成する出力軸を前記ヨーク部および前記エンドカバーに設けた軸穴部に軸支させたモータ本体と、
該モータ本体を収容するモータ収容部と、を備え、
前記モータ収容部が、
前記ヨーク部との間に間隙部を有して前記ヨーク部を収容する有底円筒状のヨーク部収容部と、
前記エンドカバーとの間に間隙部を有して前記エンドカバーを収容する有底円筒状のエンドカバー部収容部と、に分けられると共に、
前記ヨーク部収容部と前記エンドカバー部収容部とで、前記モータ本体を前記出力軸と平行な方向に挟着し、
前記ヨーク部収容部の底側に設けたモータ保持部で、前記モータ本体を周方向に保持すると共に、
前記エンドカバー部収容部の底側に設けた別のモータ保持部で、前記モータ本体を周方向に保持したモータ支持構造において、
前記ヨーク部の一端側周辺と底側とに、ヨーク部の内部へ冷却風を通すための冷却風取入部および冷却風取出部がそれぞれ設けられ、
前記エンドカバー部収容部の側面の前記冷却風取入部の近傍に冷却風取込口を設けると共に、前記ヨーク部収容部の前記冷却風取出部の近傍に冷却風排出口を設けることで、前記モータ収容部が、前記冷却風取込口から前記冷却風排出口へ冷却風を通過可能な密閉性を有するようにし、
更に、前記エンドカバー部収容部の前記冷却風取込口よりも前記エンドカバーに設けられた前記軸穴部側の部分に軸穴部からの冷却風の出入りを防止可能なシール部を設けたことを特徴としている。
本発明によれば、上記構成によって、モータ本体の振動による異音発生を抑制または防止することなどができる。
本実施の形態の実施例1にかかるモータ支持構造の縦断面図である。 本実施の形態の実施例2にかかるモータ支持構造の縦断面図である。 図2の変形例にかかるモータ支持構造の縦断面図である。 図2および図3のモータ支持構造の側面図である。 図4を斜め上方から見た斜視図である。 図4を斜め下方から見た斜視図である。 モータの構成を示す側面図である。 既存のモータ支持構造の縦断面図である。 図8の横断面図である。 モータの振動を示す図である。 図8の場合にファンを圧入する様子を示す図である。 図8の場合にモータの冷却を示す図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
例えば、自動車などの車両には、車室内の温度調節を行うために空調装置が設けられている。この空調装置には、空調装置本体(空調ユニットまたはHVACユニット)の内部に、空調用空気を送給するためのファンを駆動するようにしたモータが取付けられている。
より具体的には、図1に示すように、上記したモータ1は、一端側に開口部2を有する有底円筒状のヨーク部3、および、このヨーク部3の開口部2を塞ぐエンドカバー4を有して、内部にモータ構成部品を収容可能なモータ本体5(モータケーシング)を備えている。
このモータ本体5は、両端面に、モータ構成部品としての出力軸6を設置する軸穴部7,8を備えている。
ここで、ヨーク部3は、金属製のものなどとされる。エンドカバー4は、樹脂製のものなどとされる。モータ構成部品は、上記した出力軸6や、この出力軸6を回転可能に軸支するための軸受や、この出力軸6を回転駆動するためのマグネット(電磁石や永久磁石)などとされる。マグネットは、固定側のものと回転側のものとを、出力軸6の廻りに内外二重に配置したものなどとされる。このうち、少なくとも外周側のマグネットは、ヨーク部3の内側面(または内周面)に沿って、周方向に複数個取付けられる。更に、軸穴部7,8は、モータ本体5の中心位置(または軸心位置)に形成される。なお、ヨーク部3側の軸穴部7では、出力軸6が外側へ長く延びるように貫通配置されており、出力軸6の外側に延長された部分には図示しないファンが取付けられるようになっている。また、エンドカバー4側の軸穴部8については、出力軸6が貫通する場合と、貫通しない場合との両方が存在する。
このようなモータ1に対する支持構造(モータ支持構造)は、以下のようなものとされる。即ち、モータ本体5を収容可能なモータ収容部21、および、モータ収容部21に収容されたモータ本体5を図示しない外部の部材に取付けるための外部取付部22を有するモータホルダ23が設けられる。そして、モータホルダ23のモータ収容部21にモータ本体5を収容し、外部取付部22を外部の部材に取付けることにより、モータ本体5を支持固定させるようにする。
ここで、モータホルダ23は、樹脂製のものとされる。モータ本体5とモータホルダ23のモータ収容部21との間の周方向に対する位置決めは、例えば、モータ本体5に設けられた電源コネクタ接続用端子部24の位置などを基準として行われる。外部の部材は、例えば、空調装置本体の送風ケース部などとされる。外部取付部22は、送風ケース部に対して取付けるための取付フランジなどとされている。
取付フランジは、モータ収容部21の外方へ拡がる拡径面部22aと、拡径面部22aの周縁部からエンドカバー4側へ屈曲する屈曲面部22bとを有している。この屈曲面部22bは、モータ収容部21を構成する後述のヨーク部収容部31とエンドカバー部収容部33とが嵌合する嵌合部35を外周側から周方向に包囲する。外部の部材に対する取付点22cは、屈曲面部22bに設けることができる。モータホルダ23は、外部取付部22(取付フランジ)またはモータ収容部21(ヨーク部収容部31)から分岐形成されて、嵌合部35を構成するヨーク部収容部31およびエンドカバー部収容部33に対して更に嵌合する円筒部22d(図2参照)を有しても良い。更に、取付フランジは、拡径面部22aのエンドカバー4側に、嵌合部35と屈曲面部22bとの間に位置して周方向に延びるリブ22e(図2参照)や、径方向に延びるリブ22f(図2参照)を有しても良い。
以上のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにしている。
(1)上記モータホルダ23が、
上記モータ本体5の上記ヨーク部3側の部分を側面に間隙部S1を有して収容可能な有底円筒状のヨーク部収容部31、および、上記外部取付部22を有するヨーク側ホルダ部材32と、
上記モータ本体5の上記エンドカバー4側の部分を側面に間隙部S2を有して収容可能なエンドカバー部収容部33を有する有底円筒状のエンドカバー側ホルダ部材34と、に分けて設けられる。
そして、上記ヨーク側ホルダ部材32とエンドカバー側ホルダ部材34とが、互いに嵌合可能な嵌合部35を有するものとされる。
更に、上記ヨーク側ホルダ部材32の底部32aに、上記モータ本体5の端面を周方向に保持可能なモータ保持部38を設けると共に、
上記エンドカバー側ホルダ部材34の底部34aに、上記モータ本体5の反対側の端面を周方向に保持可能な別のモータ保持部39を設ける。
そして、両モータ保持部38,39によって、上記モータ本体5の両端面を出力軸6と平行な方向(軸線方向)に挟着保持させるようにする。
ここで、ヨーク部収容部31と外部取付部22とは、一体に形成される。ヨーク部収容部31やエンドカバー部収容部33は、モータ本体5に接触する圧入リブなどを有さないものとされる。ヨーク側ホルダ部材32の底部32aとは、ヨーク部収容部31の開口部とは反対側に位置する端面のことである。また、エンドカバー側ホルダ部材34の底部34aとは、エンドカバー部収容部33の開口部とは反対側に位置する端面のことである。
嵌合部35は、嵌合によってヨーク部収容部31とエンドカバー部収容部33とを一体的に結合し合体させるものである。嵌合部35は、互いに向かい合わせに配置された、ヨーク部収容部31の開口部と、エンドカバー部収容部33の開口部との間に形成される。この場合、ヨーク部収容部31の外径とエンドカバー部収容部33の内径とがほぼ同じとされることで、両者が嵌合によって結合、合体されることになる。この際、上記嵌合部35は、摺接嵌合するものとされることによってシール機能をも有するものとされる。なお、ヨーク部収容部31とエンドカバー部収容部33との嵌め合い関係は逆であっても良い。
嵌合部35には、ヨーク部収容部31とエンドカバー部収容部33との結合状態をロックするための図示しないロック機構などが設けられる。このロック機構は、爪固定部や締結固定部などとすることができる。
(2)上記ヨーク部3の軸穴部7周辺に軸受設置用小径部41が設けられる。
そして、上記ヨーク側ホルダ部材32の底部32aに設けられたモータ保持部38は、上記ヨーク部3の軸受設置用小径部41が嵌合可能な小径部保持部42とされる。
ここで、軸受設置用小径部41は、文字通り、モータ構成部品としての軸受を設置するために形成された、ヨーク部3よりも小径の突出部分のことである。小径部保持部42は、軸受設置用小径部41に外嵌・被着可能なほぼキャップ状のものなどとされる。この場合、小径部保持部42は、軸受設置用小径部41の側面や端面の少なくともいずれかに直接接触してモータ本体5の保持を行うものとされる。小径部保持部42には、軸穴部7と合致する位置に、出力軸6を通す軸穴が形成される。
(3)上記ヨーク部3の底面の外周部周辺にマグネット位置規定用段差部43が設けられる。
そして、上記ヨーク側ホルダ部材32の底部32aに設けられたモータ保持部38は、上記ヨーク部3のマグネット位置規定用段差部43が嵌合可能な段差部保持部44とされる。
ここで、マグネット位置規定用段差部43は、文字通り、ヨーク部3に対する、モータ構成部品としてのマグネットの(出力軸6と平行な方向に対する)設置位置を規定するために形成された、ヨーク部3よりも小径で、ヨーク部3の外周部に対して段差状に連なる部分のことである。なお、このマグネット位置規定用段差部43は、上記した軸受設置用小径部41よりは、径が大きいものとされる。段差部保持部44は、マグネット位置規定用段差部43に外嵌・被着可能なほぼ円形の浅皿状をしたものなどとされる。段差部保持部44は、マグネット位置規定用段差部43の側面や端面の少なくともいずれかに直接接触してモータ本体5の保持を行うものとされる。
なお、モータ保持部38としての上記した小径部保持部42と段差部保持部44とは、いずれか一方または両方を設けることができる。小径部保持部42と段差部保持部44との両方を設けた場合には、どちらか一方を主保持部とし、他方を副保持部として、保持力に差を付けるようにするのが、安定した保持状態を得る上では好ましい。この場合、例えば、小径部保持部42を主保持部とし、段差部保持部44を副保持部としている。
(4)上記エンドカバー4に、軸穴部8から外方へ向けて軸出し用の短筒状突起部45が突出形成される。
そして、上記エンドカバー側ホルダ部材34の底部34aに設けられたモータ保持部39は、上記エンドカバー4の短筒状突起部45が嵌合可能な突起部保持部46とされる。
ここで、突起部保持部46は、短筒状突起部45に外嵌・被着可能なほぼ筒状の部分を有するものなどとされる。突起部保持部46は、短筒状突起部45の側面や端面やエンドカバー4の底部などの少なくともいずれかに直接接触してモータ本体5の保持を行うものなどとされる。突起部保持部46には、軸穴部8から延設された短筒状突起部45と合致する位置に、軸穴部が形成される。
(5)上記ヨーク部3の一端側周辺と底部32aとに、ヨーク部3の内部へ冷却風Wを通すための冷却風取入部52および冷却風取出部53がそれぞれ設けられる。
そして、上記エンドカバー側ホルダ部材34の上記冷却風取入部52の近傍に冷却風取込口54を設けると共に、上記ヨーク側ホルダ部材32の上記冷却風取出部53の近傍に冷却風排出口55を設ける。
更に、上記エンドカバー側ホルダ部材34の上記冷却風取込口54よりも底部34a側の部分、および、上記ヨーク側ホルダ部材32の上記冷却風排出口55と嵌合部35との間の部分に、それぞれシール部56,57を設ける。
ここで、ヨーク部3の一端側周辺は、エンドカバー4の部分を含むことなどができる。冷却風取入部52および冷却風取出部53は、ヨーク部3やエンドカバー4などに対し周方向に複数箇所設けることができる。また、冷却風取込口54は、エンドカバー側ホルダ部材34に対し周方向に1箇所またはそれ以上設けられる。冷却風排出口55は、エンドカバー側ホルダ部材34に対し周方向に複数箇所設けることができる。なお、冷却風取出部53と冷却風排出口55とは、大きさや形状や位置などを合わせるようにするのが通風上好ましい。
そして、エンドカバー側ホルダ部材34の側のシール部56は、上記した位置であれば、どこに設けても良いが、好ましくは、突起部保持部46の、エンドカバー4や短筒状突起部45との当接部分(即ち、先端部や内周面)に形成されるようにする。この場合のシール部56は、突起部保持部46と、エンドカバー側ホルダ部材34の底部34aや短筒状突起部45などとの全周に亘る直接的な接触などによってシールを行うものとされる。
また、ヨーク側ホルダ部材32側のシール部57は、例えば、段差部保持部44のマグネット位置規定用段差部43に対する当接部分に形成することができる。この場合のシール部57は、段差部保持部44とマグネット位置規定用段差部43との全周に亘る直接的な接触によってシールを行うものとされる。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)モータ支持構造は、モータホルダ23のモータ収容部21にモータ本体5を収容し、外部取付部22を外部の部材(例えば、空調装置本体の送風ケース部)に取付けることにより、モータ本体5を支持固定するものとされている。
この際、モータホルダ23を、ヨーク側ホルダ部材32とエンドカバー側ホルダ部材34とに分け、ヨーク側ホルダ部材32のヨーク部収容部31にモータ本体5のヨーク部3側の部分を収容保持させ、エンドカバー側ホルダ部材34のエンドカバー部収容部33にエンドカバー4側の部分を収容保持させて、両者を嵌合部35で嵌合させるようにした。これにより、ヨーク側ホルダ部材32とエンドカバー側ホルダ部材34との組付けを容易化することができる。
更に、ヨーク側ホルダ部材32とエンドカバー側ホルダ部材34とに、ヨーク部3およびエンドカバー4の側面に対して全周が非接触状態となる間隙部S1,S2を設けた。これにより、ヨーク部3の側面で最も大きくなるモータ本体5の振動が、ヨーク部3の側面との接触部分を介して直接モータホルダ23へ伝わるようなことを、間隙部S1,S2で効果的に防止することができる。その結果、モータ本体5の振動による異音発生を抑制または防止することができる。
なお、モータ本体5の振動がヨーク部3の側面で最も大きくなるのは、ヨーク部3の側面に取付けられた各マグネットが、相対する内周側のマグネットとの間で、磁気吸引および反発を交互に繰り返すことによって、ヨーク部3の側面の各部がそれぞれ半径方向へ微妙に往復変動されることによる。ヨーク部3の側面の振動が、モータホルダ23の外部取付部12を介して空調装置本体へ伝えられると、空調装置本体で拡大されて異音発生の原因となる。
そして、ヨーク側ホルダ部材32の底部32aとエンドカバー側ホルダ部材34の底部34aとに、モータ本体5の両端面を出力軸6と平行な方向に挟着保持するモータ保持部38,39をそれぞれ備えるようにした。これにより、両モータ保持部38,39が、モータ本体5の両端面のみを挟着保持することで、ヨーク部3(およびエンドカバー4)の側面を非接触状態に保って振動の伝達を抑制させる保持構造を得ることが可能となる。
(2)ヨーク側ホルダ部材32のヨーク部収容部31へヨーク部3を挿入して、小径部保持部42にヨーク部3の軸受設置用小径部41を嵌合することで、モータ本体5(ヨーク部3)の端面を確実に収容保持することができる。また、ヨーク部3に設けられている軸受設置用小径部41を有効利用してモータ本体5に対する保持構造を得ることができる。
この際、小径部保持部42が、軸受設置用小径部41と嵌合するものであることにより、小径部保持部42を小さなものとすることができると共に、小径部保持部42をヨーク部3のマグネットを設けた位置から最も離して設置することができる。よって、小径部保持部42をヨーク部3の側面の振動が最も伝わり難いものとすることができる。
(3)または、ヨーク側ホルダ部材32のヨーク部収容部31へヨーク部3を挿入して、段差部保持部44にヨーク部3のマグネット位置規定用段差部43を嵌合することで、モータ本体5(ヨーク部3)の端面を確実に収容保持することができる。また、ヨーク部3に設けられているマグネット位置規定用段差部43を有効利用してモータ本体5に対する保持構造を得ることができる。
この際、段差部保持部44が、(軸受設置用小径部41よりも径の大きい)マグネット位置規定用段差部43と嵌合するものであることにより、段差部保持部44の保持力を高いものとすることができる。また、ヨーク部3の側面を直接保持する場合と比べて、ヨーク部3の側面の振動が伝わり難くなるようにすることができる。
(4)エンドカバー側ホルダ部材34のエンドカバー部収容部33へエンドカバー4を挿入して、突起部保持部46にエンドカバー4に設けるようにした短筒状突起部45を嵌合することで、モータ本体5(エンドカバー4)の端面を確実に収容保持することができる。この際、突起部保持部46が、短筒状突起部45と嵌合するものであることにより、突起部保持部46を振動の発生源であるヨーク部3から最も離れた位置に設置することができる。よって、突起部保持部46をヨーク部3の側面の振動が最も伝わり難いものとすることができる。
また、エンドカバー側ホルダ部材34の突起部保持部46にエンドカバー4の短筒状突起部45を嵌合することによって、モータホルダ13(エンドカバー側ホルダ部材34)に対するモータ本体5の軸出しを簡単に行うことができる。また、外部から突起部保持部46に対する短筒状突起部45の嵌合状況が見えるので、モータ本体5が確実にモータホルダ23に収容されたことを直接目視確認することができる。
更に、エンドカバー側ホルダ部材34の突起部保持部46をエンドカバー4の底部34aに当接させて、エンドカバー4の底部34aを支持させることにより、出力軸6にファンなどの部品を圧入する際に、モータ本体5やモータ構成部品に作用される負荷を、突起部保持部46を介してモータホルダ23に受けさせることができる。以って、モータ本体5やモータ構成部品の負担を軽減することができる。
(5)そして、外部の冷却風Wは、エンドカバー側ホルダ部材34の冷却風取込口54を通ってモータホルダ23内へ取込まれ、更に、ヨーク部3の一端側周辺の冷却風取入部52からヨーク部3の内部へ取入れられ、ヨーク部3の内部を通って、ヨーク部3の底部の冷却風取出部53およびヨーク側ホルダ部材32の底部32aの冷却風排出口55から外部へ排出される。
この際、エンドカバー側ホルダ部材34の冷却風取込口54よりも底部34a側の部分に、シール部56を設けた。これにより、エンドカバー側ホルダ部材34の底部34aから冷却風Wが出られなくなる。また、ヨーク側ホルダ部材32の冷却風排出口55と嵌合部35との間の部分に、シール部57を設けた。これにより、モータ本体5とモータホルダ23との間の隙間S1,S2を冷却風Wが通過することができなくなる。依って、エンドカバー側ホルダ部材34の冷却風取込口54から取込んだ全ての冷却風Wを、確実にヨーク部3の内部へ通すことができるようになる。その結果、モータ1に対する冷却効果を高めることが可能となる。
また、上記したシール部56によって、突起部保持部46の内外間がシールされるので、冷却風Wの漏れを防止するために突起部保持部46の軸穴部を後から穴埋めする必要を無くすことができる。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
図2は、この実施の形態の実施例2を示すものである。上記実施例1と同様の部分については、同じ符号を付すことによって説明を省略する。但し、説明を省略した部分の構成、作用、効果については、上記実施例1の記載を以ってこの実施例2の記載とする。
そして、この実施例は、上記モータ保持部38,39の少なくとも1つとモータ本体5との間に弾性部材61を介在させるようにしたものである。
ここで、モータ保持部38は、小径部保持部42のみとしている。モータ保持部38,39とモータ本体5との間に介在される弾性部材61は、防振ゴムとして機能するものとされる。
また、シール部56,57の少なくとも1つに対しても、弾性部材61を介在させるようにすることができる。シール部56,57に介在される弾性部材61は、シールゴムとして機能するものとされる。
この実施例の場合には、ヨーク側ホルダ部材32の小径部保持部42とヨーク部3の軸受設置用小径部41との間に、防振ゴムなどとして弾性部材61が用いられている。
また、エンドカバー側ホルダ部材34の突起部保持部46とエンドカバー4の短筒状突起部45との間に、防振ゴムおよびシールゴムとして弾性部材61が用いられている。弾性部材61が介在されることにより、小径部保持部42と軸受設置用小径部41との間、および、突起部保持部46と短筒状突起部45との間は、直接的な接触状態がなくなる替わりに、弾性部材61によって間接的に接触(弾性支持)されるものとなる。
図3は、この実施例の変形例を示すものである。
この変形例では、モータ保持部38は、段差部保持部44のみとしている。そして、ヨーク側ホルダ部材32の小径部保持部42とヨーク部3の軸受設置用小径部41との間に替えて、ヨーク側ホルダ部材32の段差部保持部44とヨーク部3のマグネット位置規定用段差部43との間に、防振ゴムおよびシールゴムなどとして弾性部材61を設けるようにしている。
このように弾性部材61を設けることにより、段差部保持部44とマグネット位置規定用段差部43との間の部分に対して、保持機能とシール機能との両方を同時に得ることができる。
なお、図4〜図6は、図2または図3のモータ支持構造の外形形状を示す図である。
これらの図では、エンドカバー側ホルダ部材34(エンドカバー部収容部33)の冷却風取込口54には、冷却風Wを導入するためのダクト部73が設置されている。そして、エンドカバー側ホルダ部材34には、電源コネクタ接続用端子部24と対向するコネクタ挿入口74(図6参照)が備えられている。なお、これらの構造については、図1のものも同様に備えている。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
モータ保持部38,39の少なくとも1つとモータ本体5との間に弾性部材61を介在させた。これにより、上記実施例のモータ保持部38,39による防振性能を、弾性部材61によって更に向上することができる。よって、モータ本体5の振動による異音発生をより効果的に抑制または防止することが可能となる。
また、シール部56,57の少なくとも1つに弾性部材61を介在させるようにする。これにより、上記実施例のシール部56,57によるシール性能を弾性部材61によって更に向上することができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものである。よって、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
2 開口部
3 ヨーク部
4 エンドカバー
5 モータ本体
6 出力軸(モータ構成部品)
7 軸穴部
8 軸穴部
21 モータ収容部
22 外部取付部
23 モータホルダ
31 ヨーク部収容部
32 ヨーク側ホルダ部材
32a 底部
33 エンドカバー部収容部
34 エンドカバー側ホルダ部材
34a 底部
35 嵌合部
38 モータ保持部
39 モータ保持部
41 軸受設置用小径部
42 小径部保持部
43 マグネット位置規定用段差部
44 段差部保持部
45 短筒状突起部
46 突起部保持部
52 冷却風取入部
53 冷却風取出部
54 冷却風取込口
55 冷却風排出口
56 シール部
57 シール部
61 弾性部材
S1 間隙部
S2 間隙部
W 冷却風

Claims (10)

  1. モータ構成部品を有底円筒状のヨーク部および該ヨーク部を塞ぐエンドカバーに収容すると共に、前記モータ構成部品を構成する出力軸を前記ヨーク部および前記エンドカバーに設けた軸穴部に軸支させたモータ本体と、
    該モータ本体を収容するモータ収容部と、を備え、
    前記モータ収容部が、
    前記ヨーク部との間に間隙部を有して前記ヨーク部を収容する有底円筒状のヨーク部収容部と、
    前記エンドカバーとの間に間隙部を有して前記エンドカバーを収容する有底円筒状のエンドカバー部収容部と、に分けられると共に、
    前記ヨーク部収容部と前記エンドカバー部収容部とで、前記モータ本体を前記出力軸と平行な方向に挟着し、
    前記ヨーク部収容部の底側に設けたモータ保持部で、前記モータ本体を周方向に保持すると共に、
    前記エンドカバー部収容部の底側に設けた別のモータ保持部で、前記モータ本体を周方向に保持したモータ支持構造において、
    外部の部材に取付けるための取付フランジを、前記ヨーク部収容部に対して一体に設けると共に、前記取付フランジが、前記モータ収容部の外方へ拡がる拡径面部と、該拡径面部の周縁部から前記エンドカバー側へ屈曲する屈曲面部とを有し、該屈曲面部は、前記ヨーク部収容部と前記エンドカバー部収容部とが嵌合する嵌合部を外周側から周方向に包囲することを特徴とするモータ支持構造。
  2. モータ構成部品を有底円筒状のヨーク部および該ヨーク部を塞ぐエンドカバーに収容すると共に、前記モータ構成部品を構成する出力軸を前記ヨーク部および前記エンドカバーに設けた軸穴部に軸支させたモータ本体と、
    該モータ本体を収容するモータ収容部と、を備え、
    前記モータ収容部が、
    前記ヨーク部との間に間隙部を有して前記ヨーク部を収容する有底円筒状のヨーク部収容部と、
    前記エンドカバーとの間に間隙部を有して前記エンドカバーを収容する有底円筒状のエンドカバー部収容部と、に分けられると共に、
    前記ヨーク部収容部と前記エンドカバー部収容部とで、前記モータ本体を前記出力軸と平行な方向に挟着し、
    前記ヨーク部収容部の底側に設けたモータ保持部で、前記モータ本体を周方向に保持すると共に、
    前記エンドカバー部収容部の底側に設けた別のモータ保持部で、前記モータ本体を周方向に保持したモータ支持構造において、
    前記ヨーク部収容部と、前記エンドカバー部収容部とが、前記モータ本体の外周部に、前記間隙部を有して前記ヨーク部を周方向に覆う嵌合部を有し、該嵌合部が、前記ヨーク部収容部から分岐形成されて、前記ヨーク部収容部および前記エンドカバー部収容部に対して更に嵌合する円筒部を有することで三層構造の遮音壁を構成していることを特徴とするモータ支持構造。
  3. 請求項2に記載のモータ支持構造であって、
    前記嵌合部は、全周に亘ってシール可能に結合されることを特徴とするモータ支持構造。
  4. モータ構成部品を有底円筒状のヨーク部および該ヨーク部を塞ぐエンドカバーに収容すると共に、前記モータ構成部品を構成する出力軸を前記ヨーク部および前記エンドカバーに設けた軸穴部に軸支させたモータ本体と、
    該モータ本体を収容するモータ収容部と、を備え、
    前記モータ収容部が、
    前記ヨーク部との間に間隙部を有して前記ヨーク部を収容する有底円筒状のヨーク部収容部と、
    前記エンドカバーとの間に間隙部を有して前記エンドカバーを収容する有底円筒状のエンドカバー部収容部と、に分けられると共に、
    前記ヨーク部収容部と前記エンドカバー部収容部とで、前記モータ本体を前記出力軸と平行な方向に挟着し、
    前記ヨーク部収容部の底側に設けたモータ保持部で、前記モータ本体を周方向に保持すると共に、
    前記エンドカバー部収容部の底側に設けた別のモータ保持部で、前記モータ本体を周方向に保持したモータ支持構造において、
    前記ヨーク部の一端側周辺と底側とに、ヨーク部の内部へ冷却風を通すための冷却風取入部および冷却風取出部がそれぞれ設けられ、
    前記エンドカバー部収容部の側面の前記冷却風取入部の近傍に冷却風取込口を設けると共に、前記ヨーク部収容部の前記冷却風取出部の近傍に冷却風排出口を設けることで、前記モータ収容部が、前記冷却風取込口から前記冷却風排出口へ冷却風を通過可能な密閉性を有するようにし、
    更に、前記エンドカバー部収容部の前記冷却風取込口よりも前記エンドカバーに設けられた前記軸穴部側の部分に軸穴部からの冷却風の出入りを防止可能なシール部を設けたことを特徴とするモータ支持構造。
  5. 請求項4に記載のモータ支持構造であって、
    前記ヨーク部収容部の前記冷却風排出口よりも前記エンドカバー部収容部側の部分にシール部を設けたことを特徴とするモータ支持構造。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のモータ支持構造であって、
    前記ヨーク部収容部の底側に設けられた前記モータ保持部は、前記ヨーク部における前記軸穴部の周辺に設けられた軸受設置用小径部に嵌合する小径部保持部であることを特徴とするモータ支持構造。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のモータ支持構造であって、
    前記ヨーク部収容部の底側に設けられた前記モータ保持部は、前記ヨーク部の底側の外周部周辺に設けられたマグネット位置規定用段差部に嵌合する段差部保持部であることを特徴とするモータ支持構造。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のモータ支持構造であって、
    前記エンドカバー部収容部の底側に設けられた前記別のモータ保持部は、前記エンドカバーにおける前記軸穴部から外方へ向けて突出形成された軸出し用の短筒状突起部に嵌合する突起部保持部であることを特徴とするモータ支持構造。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のモータ支持構造であって、
    前記モータ保持部の少なくとも1つとモータ本体との間に弾性部材が介在されたことを特徴とするモータ支持構造。
  10. 請求項1に記載のモータ支持構造であって、
    前記取付フランジが、前記拡径面部の前記エンドカバー側に、前記嵌合部と前記屈曲面部との間に位置して周方向に延びるリブを有することを特徴とするモータ支持構造。
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