JP6151594B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された本体部分の両側部に、下層フラップと上層フラップとからなる二重のフラップを備えた吸収性物品に関する。
従来より、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッドなどの吸収性物品Nとしては、例えば図9および図10に示されるように、ポリエチレンシートまたはポリエチレンラミネート不織布などからなる不透液性裏面シート50と、不織布または透孔性プラスチックシートなどからなる透液性表面シート51との間に綿状パルプなどからなる吸収体52を介在させたものが知られている。
この種の吸収性物品Nとしては、装着状態でのズレ止めを図るために、例えば非肌当接面側(外面)に1または複数条の粘着剤層53,53を形成し、かつナプキン本体の長手方向両側部に、外方に延在するウイング状フラップW、Wを一体的に形成するとともに、このウイング状フラップW、Wの不透液性裏面シート50側の面(外面)に粘着剤層54,54を設けるようにしたものが存在する。
前記吸収性物品Nを下着30に固定する際には、図11に示されるように、吸収性物品Nのウイング状フラップWが形成される中央部分を体液排出部にあてがい、側方に突出する前記ウイング状フラップW、Wを下着より取り出し、両ウイング状フラップW、Wを折返し線RL、RLで折返し、下着のクロッチ部分を巻き込むようにしながら下着30の股間部外面に接着するようにする。
この種の吸収性物品にも幾多の改良が重ねられ、横漏れを防止するための手段が種々講じられている。例えば、下記特許文献1では、液体を吸収する吸収体を有する本体部と、前記本体部から前記本体部の幅方向外側に突出し、着用者の下着の非肌当接面に折り返されるウイング部と、弾性部材を用いないシート状部材により形成され、前記本体部の幅方向外側に突出するフラップ部とを備え、前記フラップ部は、前記縦方向において前記ウイング部と対応する部分に設けられる幅狭部分と、前記縦方向における前記ウイング部の両端部の外側にそれぞれ設けられ、前記幅方向における前記幅狭部分の外縁よりも幅方向外側に突出した幅広部分とを有し、前記幅方向における前記幅狭部分の外縁は、前記ウイング部が折り返されるときの折り返し線の位置よりも幅方向外側に位置するとともに、前記ウイング部の外縁よりも幅方向内側に位置する吸収性物品が開示されている。
また、下記特許文献2では、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された本体部分の両側部に、左右一対で配置されたウイング状フラップが、本体部分の長手方向に沿って少なくとも3組以上配置されるとともに、これらウイング状フラップの内、少なくとも最後部に位置する左右一対のウイング状フラップには吸収体が介在されたヒップホールド用ウイング状フラップとされ、使用前の製品状態で、前記ウイング状フラップのすべてが裏面シート側に折り畳まれている吸収性物品が開示されている。
特開2011−156239号公報 特開2009−232950号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の吸収性物品では、体液排出部近傍の最も横漏れが生じやすい部分のフラップ部が幅狭に形成されているので、吸収体で吸収保持しきれなかった体液が更に外側のフラップ部にまで浸出したときに、下着やアウター(ズボンやスカートなど)が汚れやすいなどの問題があった。
また、上記特許文献2記載の吸収性物品では、種々の使用条件に合わせて下着への固定位置などを任意に設定できるようにしているが、ウイング状フラップが本体部分の両側部から延在して形成されているため、下着のクロッチ部分に折り返して使用したウイング状フラップで肌との間に隙間ができやすく、漏れが生じやすくなる。
そこで本発明の主たる課題は、体液漏れが生じ難く、下着やアウターが汚れるのを防止した吸収性物品を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された本体部分の両側部にそれぞれ、相対的に非肌側に位置する下層フラップと、相対的に肌側に位置する上層フラップとからなる二重のフラップが形成された吸収性物品であって、
前記下層フラップは、少なくとも、装着時に下着のクロッチ部分を巻き込むようにして固定されるウイング状フラップを含むとともに、前記上層フラップは、少なくとも、前記ウイング状フラップと重なる領域に、装着時に脚の付け根部分を覆うように配置される脚周り用フラップを含み、
前記脚周り用フラップは、側端が前記ウイング状フラップの側端より外側に位置するとともに、吸収性物品の略幅方向に沿う切り込み線によって長手方向に複数に分割されていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
上記請求項1記載の発明では、本体部分の両側部にそれぞれ、役割の異なる下層フラップと上層フラップとからなる二重のフラップを設けている。前記下層フラップは、主に装着時に吸収性物品を下着に固定する役割を有するもので、少なくとも、装着時に下着のクロッチ部分を巻き込むようにして固定されるウイング状フラップを含んでいる。前記上層フラップは、吸収体より外側に体液が流れたときに、下着やアウターに体液が付着して衣服が汚れるのを防止するためのもので、少なくとも、前記ウイング状フラップと重なる領域に、装着時に脚の付け根部分を覆うように配置される脚回り用フラップを含んでいる。
そして、前記脚周り用フラップは、側端が前記ウイング状フラップの側端より外側に位置している。すなわち、前記脚周り用フラップはウイング状フラップより幅広に形成されている。このため、装着時に、下層側のウイング状フラップを下着のクロッチ部分を巻き込むようにして固定した状態では、上層側の脚周り用フラップが下着からはみ出て、アウターと肌との間に脚周り用フラップが介在するようになる。このとき、前記脚周り用フラップは、吸収性物品の略幅方向に沿う切り込み線によって長手方向に複数に分割されているため、脚周りに沿ってフィットしやすくなり、脚周りの広い範囲が前記脚周り用フラップによって覆われるので、吸収体より外側に浸出した体液の漏れが防止できるとともに、下着やアウターに体液が付着して汚れるのが防止できるようになる。
請求項2に係る本発明として、前記上層フラップの非肌側面に、装着時に衣服に固定するための粘着剤層が設けられている請求項1記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項2記載の発明では、前記上層フラップの非肌側面に、装着時に衣服に固定するための粘着剤層を設けることによって、装着中の上層フラップのズレが防止できるようになる。
請求項3に係る本発明として、前記上層フラップは、個装状態で、前記透液性表面シート側に折り畳まれ、各粘着剤層を覆うとともに、左右の粘着剤層間に跨る剥離紙によって連結した状態で封入されている請求項2記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項3記載の発明では、個装時の上層フラップの折り畳み状態などについて規定している。具体的に前記上層フラップは、個装状態で、前記透液性表面シート側に所謂腹折りされ、前記上層フラップの非肌側面に設けられた粘着剤層が表面側に露出した状態で、各粘着剤層を覆うとともに、左右の粘着剤層間に跨る剥離紙によって連結した状態で封入されている。このため、上層フラップに粘着剤層を設けた場合でも、コンパクトに個装でき、持ち運びが便利になる。
請求項4に係る本発明として、前記上層フラップの前記切り込み線と重ならない位置に、吸収性物品の長手方向に沿って連続する弾性伸縮部材が配設されている請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項4記載の発明では、前記上層フラップに、吸収性物品の長手方向に沿って弾性伸縮部材を配設して伸縮性を持たせることによって、上層フラップを脚周りにフィットさせやすくしている。このとき、弾性伸縮部材が前記切り込み線によって分断されると却って上層フラップのヨレが発生するようになるので、前記弾性伸縮部材は、前記切り込み線によって分断されないように、切り込み線と重ならない位置に長手方向に連続して配設している。
請求項5に係る本発明として、前記下層フラップは、前記ウイング状フラップより後側であって、装着時に下着の臀部内面側に固定されるヒップホールド用フラップを含み、
前記上層フラップは、前記ヒップホールド用フラップと重なる領域に、装着時に臀部周りを覆うように配置されるヒップ周り用フラップを含んでいる請求項1〜4いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項5記載の発明では、下層フラップと上層フラップの臀部側にもそれぞれ臀部を覆うフラップを設けている。具体的に前記下層フラップは、装着時に下着の臀部内面側に固定されるヒップホールド用フラップを含み、前記上層フラップは、前記ヒップホールド用フラップと重なる領域に、装着時に臀部周りを覆うように配置されるヒップ周り用フラップを含んでいる。これによって、臀部側のヨレやズレが防止できるとともに、臀部周りからの漏れによって下着やアウターが汚れるのが防止できる。
請求項6に係る本発明として、前記ヒップ周り用フラップとヒップホールド用フラップとの重なり部分において、両者が互いに接合されている請求項5記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項6記載の発明では、下層フラップと上層フラップの臀部側にそれぞれフラップを設けた場合において、前記ヒップ周り用フラップとヒップホールド用フラップとの重なり部分で両者を互いに接合するようにしている。これによって、この接合部分では剛性が増し、ズレやヨレが防止できるようになる。
請求項7に係る本発明として、前記ヒップ周り用フラップは、前記ヒップホールド用フラップより幅方向外側に延出するとともに、この延出した部分の形状が幅方向外側に向けて漸次幅狭となるように形成されている請求項5、6いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項7記載の発明では、下層フラップと上層フラップの臀部側にそれぞれフラップを設けた場合において、ヒップ周り用フラップをヒップホールド用フラップより幅方向外側に延出させるとともに、この延出した部分の形状が幅方向外側に向けて漸次幅狭となるように形成することによって、ヒップ周り用フラップの延出した部分がショーツに沿いやすくなり、この部分がヨレたり皺になりにくく漏れが防止できるようになる。
請求項8に係る本発明として、前記切り込み線は、吸収性物品の長手方向に離間して2箇所以上設けられている請求項1〜7いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項8記載の発明では、脚周り用フラップの脚周りへのフィット性を考慮して、前記切り込み線を吸収性物品の長手方向に離間して2箇所以上設けることによって、脚周り用フラップを長手方向に少なくとも3つに分割している。
請求項9に係る本発明として、前記上層フラップは、吸収性物品の長手方向に伸縮可能な伸縮性シートによって形成されている請求項1〜8いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項9記載の発明では、上層フラップを、吸収性物品の長手方向に伸縮可能な伸縮性シートで形成することによって、装着時に上層フラップがヨレたり皺になったりするのが防止でき、脚周りへのフィット性が向上できる。
請求項10に係る本発明として、前記裏面シートは、前記本体部分から前記上層フラップの幅方向端部にかけて連続的に配置されるか、前記本体部分及び前記下層フラップの非肌側面にのみ配置されている請求項1〜9いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項10記載の発明では、前記裏面シートの配設範囲について規定している。裏面シートは、本体部分から両側の上層フラップの幅方向端部にかけて連続的に配置してもよいし、資材の削減やムレ防止などの点から、前記本体部分及び前記下層フラップの非肌側面にのみ配置してもよい。
請求項11に係る本発明として、前記吸収性物品は、前記本体部分の両側部にそれぞれ、前記裏面シートと表面材との二重シートを形成するとともに、前記二重シートを幅方向中間部の長手方向に沿う折り線で幅方向に折り畳んで前記二重シート同士の積層部分を形成し、この二重シート同士の積層部分で前記下層フラップを形成した後、これより先端部分の前記二重シートで前記上層フラップを形成している請求項1〜10いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項11記載の発明では、前記下層フラップと上層フラップの形成要領の一例について規定してあり、下層フラップと上層フラップを連続する二重シート材の折り畳みによって形成するようにしている。
以上詳説のとおり本発明によれば、体液漏れが生じ難く、下着やアウターが汚れるのを防止した吸収性物品が提供できるようになる。
本発明に係る生理用ナプキン1の一部破断展開図である。 そのII−II線矢視図である。 装着状態を示す断面図である。 他の形態例に係る生理用ナプキン1の裏面図である。 個装要領を示す平面図である。 他の形態例に係る生理用ナプキン1の展開図である。 生理用ナプキン1の製造要領を示す平面図である。 他の形態例に係る生理用ナプキン1の断面図である。 従来の生理用ナプキンNを示す展開図である。 従来の生理用ナプキンNを示す断面図である。 ナプキンの装着状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔生理用ナプキン1の基本構造〕
本生理用ナプキン1は、図1及び図2に示されるように、ポリエチレンシートなどからなる不透液性裏面シート2と、経血やおりものなどを速やかに透過させる透液性表面シート3と、これら両シート2,3間に介装された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、この吸収体4の形状保持および拡散性向上のために前記吸収体4を囲繞するクレープ紙5と、少なくとも体液排出部位を含むように前後方向に所定の区間内において表面側に突出して設けられた左右一対の立体ギャザーBS、BSとから主に構成され、またその両側縁部では吸収体4よりも側方に延出している前記不透液性バックシート2と、前記立体ギャザーBSを形成しているサイド不織布7とがホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、相対的に非肌側に位置する下層フラップF1と、相対的に肌側に位置する上層フラップF2とからなる二重のフラップが形成されている。
以下、さらに前記生理用ナプキン1の構造について詳述すると、
前記不透液性裏面シート2は、ポリエチレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、本生理用ナプキン1では後段で詳述するように下層フラップF1と上層フラップF2とが重なる部分では多数のシートが積層されるので、ムレ防止の観点から透湿性を有するものを用いるのが望ましい。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートが好適に用いられる。前記不透液性裏面シート2の非肌側(外面)には1または複数条の粘着剤層(図示せず)が形成され、身体への装着時に生理用ナプキン1を下着に固定するようになっている。前記不透液性裏面シート2としては、プラスチックフィルムと不織布とを積層させたポリラミ不織布を用いてもよい。
次いで、前記透液性表面シート3は、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。前記透液性表面シート3に多数の透孔を形成した場合には、経血やおりもの等(以下、まとめて体液という。)が速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。
前記不透液性裏面シート2と透液性表面シート3との間に介在される吸収体4は、たとえばフラッフ状パルプと吸水性ポリマーとにより構成されている。前記吸水性ポリマーは吸収体を構成するパルプ中に、例えば粒状粉として混入されている。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。本例のように、吸収体4を囲繞するクレープ紙5を設ける場合には、結果的に透液性表面シート3と吸収体4との間にクレープ紙5が介在することになり、吸収性に優れる前記クレープ紙5によって体液を速やかに拡散させるとともに、これら経血等の逆戻りを防止するようになる。
前記透液性表面シート3の幅寸法は、図示例では、図2の横断面図に示されるように、吸収体4の幅よりも若干長めとされ、吸収体4を覆うだけに止まり、前記立体ギャザーBS、BSは前記透液性表面シート3とは別のサイド不織布7によって形成されている。前記サイド不織布7は、経血やおりもの等が浸透するのを防止する、あるいは肌触り感を高めるなどの目的に応じて、適宜の撥水処理または親水処理を施した不織布素材を用いて構成されている。かかる不織布7としては、天然繊維、合成繊維または再生繊維などを素材として、適宜の加工法によって形成されたものを使用することができるが、好ましくはゴワ付き感を無くすとともに、ムレを防止するために、坪量を抑えて通気性を持たせた不織布を用いるのがよい。また、前記サイド不織布7としては、装着時に脚周りに当たるので、SMMSのようなごわついたものよりも、エアスルー不織布のような肌ざわりの柔らかいものを用いるのがよい。
前記サイド不織布7は、図2に示されるように、不透液性裏面シート2の外縁までの範囲に亘ってホットメルトなどの接着剤によって接着し、これら前記サイド不織布7と不透液性裏面シート2との積層シート部分により、前記下層フラップF1及び上層フラップF2を形成している。
前記サイド不織布7の内方側は二重に折り返され、この二重シート内部の所定位置に、その高さ方向中間部に両端または長手方向の適宜の位置が固定された複数条の、図示例では2条の糸状弾性伸縮部材8、8が配設され、体液排出部位を含む所定の長手方向範囲において、図2に示されるように、左右一対の立体ギャザーBSを形成するようになっている。前記立体ギャザーBSは、図2に示される例では、外側に1回折り返された直線状に形成されているが、複数回折り返したZ形のものなど公知の形態のものを採用することが可能である。
〔フラップについて〕
本生理用ナプキン1では、前記吸収体4が介在された本体部分の両側部にそれぞれ、異なる役割を有する下層フラップF1と上層フラップF2とが形成されている。前記下層フラップF1は、主に生理用ナプキン1を下着に固定するためのものであり、前記上層フラップF2は、主に側方に流れ出た体液が下着や衣服を汚すのを防止するためのものである。
前記下層フラップF1は、図1に示されるように、ほぼ体液排出部Hに相当する吸収体側部位置に、装着時に下着のクロッチ部分を巻き込むようにして固定される左右一対のウイングフラップW、Wと、これより臀部側(後側)位置に、装着時に下着の臀部内面側に固定される左右一対のヒップホールド用フラップW、Wとから構成されている。本生理用ナプキン1は、夜用ナプキンを対象とする後側に長く形成されるものであるので、前記ヒップホールド用フラップWを有しているが、昼用ナプキンなどを対象とした股間部だけを覆うものに関しては、前記ヒップホールド用フラップWがなくてもよい。
一方、前記上層フラップF2は、前記ウイング状フラップWと重なる領域に、装着時に脚の付け根部分を覆うように配置される左右一対の脚回り用フラップX1と、前記ヒップホールド用フラップWと重なる領域に、装着時に臀部周りを覆うように配置される左右一対のヒップ周り用フラップXとから構成されている。上記と同様に、昼用ナプキンなどの場合には前記ヒップ周り用フラップXがなくてもよい。
前記脚周り用フラップXは、側端が前記ウイング状フラップWの側端より外側に位置している。すなわち、脚周り用フラップXの方が、ウイング状フラップWより幅広に形成されている。このため、図3に示されるように、装着状態で、ウイング状フラップWを下着のクロッチ部分を巻き込むようにして固定した場合、脚周り用フラップXは下着のクロッチ部分の両側からはみ出て、アウター(ズボンなど)と肌との間に介在するようになる。従って、下着の側縁より外側の脚周りの広い範囲が脚周り用フラップXによって覆われるため、吸収体4より外側に浸出した体液の漏れが防止できるとともに、下着やアウターに体液が付着して汚れるのが防止できるようになる。
このとき、前記脚周り用フラップXは、生理用ナプキン1の略幅方向に沿う1又は複数の、図示例ではナプキン長手方向に離間する2本の切り込み線9、9によって、ナプキン長手方向に対して複数に、図示例では3つに分割されている。このため、下着のクロッチ部分の両側からはみ出た脚周り用フラップXが脚周りに沿って折り曲げられたとき、脚周り用フラップXの各分割部分が脚周りにフィットし、ヨレが防止できるとともに、脚の動きに対する追従性も良好となる。
前記脚周り用フラップXは、図1に示される例では、前記ウイング状フラップWを含む生理用ナプキン1の前側領域の両側部にそれぞれ、外側に膨出するとともに前記ウイング状フラップWと重なる領域に幅方向頂部を有する円弧状の外形線で形成され、直線状の切り込み線9が前記ウイング状フラップWの前側及び後側に対応する位置にそれぞれ1本ずつ、前記円弧状の外形線と直交する方向に沿って形成されている。脚周り用フラップXの外形線を円弧状に形成することによって、体液排出部の近傍に配置されるウイング状フラップW付近での漏れが確実に防止できるようになる。
前記脚周り用フラップXは、ウイング状フラップWの長手方向範囲より前後に広い領域に形成されている。これによって、体液排出部より前後方向の広い範囲の脚周りを覆うことができるようになる。また、脚周り用フラップXの前側端部は、吸収体4の前側端部より前側に延出して設けられ、更に好ましくは図示例のようにナプキン幅方向中央部のナプキン前側端部より前側に延出して設けられている。これによって、脚周り用フラップXの前側部分で股関節の前方部分の鼠蹊部まで覆うことができるので、前側での横漏れも防止できるようになる。
図4に示されるように、前記上層フラップF2の非肌側面に、装着時にアウターとの固定を図るための粘着剤層10、10…を設けることが好ましい。前記粘着剤層10は、前記切り込み線9…によって分割された各領域に設けてもよいし、図5に示されるように、所定の1組又は2組以上の分割領域にだけ設けるようにしても良い。図5では、ウイング状フラップWの中心部と重なる1組の分割領域にのみ粘着剤層10が設けられている。
一方、前記下層フラップF1の非肌側面には、図4に示されるように、装着時に下着に固定するための粘着剤層11、11…が設けられている。前記粘着剤層11は、ウイング状フラップW及びヒップホールド用フラップWの各領域に1つずつ設けられている。
各フラップF1、F2に前記粘着剤層10、11が設けられた生理用ナプキン1を個装するに際しては、図5に示されるように、上層フラップF2を透液性表面シート3側に所謂腹折りして、上層フラップF2の粘着剤層10…が表面側の左右に露出した状態とし、各粘着剤層10、10を剥離可能に覆うとともに、左右の粘着剤層10、10間に跨る剥離紙12によって連結した状態とする。下層フラップF1は、両側に展開した状態で、包装シート13の表面側に固着された剥離紙14によって剥離可能に覆われている。この状態で、生理用ナプキン1は、前記包装シート13及び剥離紙14とともに、幅方向折り線S1、S2、S3にて長手方向に折り畳まれ、個装されている。なお、個装時の折り数に特に制限はない。また、図示例では、脚周り用フラップXの1つの分割領域にのみ粘着剤層10、10が形成され、この粘着剤層10、10を覆う剥離紙12が配設されているが、図4に示されるように、脚周り用フラップXの複数の分割領域に粘着剤層10が形成されるとともに、ヒップ周り用フラップXにも粘着剤層10が形成される生理用ナプキン1に対しては、左右の粘着剤層10…を一体的に覆う縦長の剥離紙12を用いることが好ましい。
本生理用ナプキン1においては、図6に示されるように、上層フラップF2の切り込み線9と重ならない位置に、ナプキン長手方向に沿って連続するとともに、両端または長手方向の適宜の位置が固定された1又は複数本の、図示例では1本の糸状弾性伸縮部材15を配設することが好ましい。前記糸状弾性伸縮部材15を配設して上層フラップF2に伸縮性を持たせることによって、装着時に上層フラップF2が脚周りにフィットしやすくなる。このとき、前記糸状弾性伸縮部材15は、切り込み線9と重ならない位置に配設されている。すなわち、糸状弾性伸縮部材15が切り込み線9によって分断されずにナプキン長手方向に連続して設けられている。このため、糸状弾性伸縮部材15が分断されたときに却って各分割領域にヨレが発生してしまうのが防止できるようになる。糸状弾性伸縮部材15の配設位置は、吸収体4の側縁から10〜20mm程度幅方向外側に離して設けることが好ましい。
次に、前記ヒップ周り用フラップXは、下層側のヒップホールド用フラップWより幅広に形成され、ヒップ周り用フラップXの側端がヒップホールド用フラップWの側端より外側に位置する大きさで形成されている。これらの重なり部分においては、両者を互いに接合しなくても構わないが、ホットメルト接着剤等によって両者を互いに接合することが好ましい。重なり部分で接合することによって、この接合した部分の剛性が増し、ズレやヨレが防止できる。また、下層側のヒップホールド用フラップWが下着に固定されるのに対して上層側のヒップ周り用フラップXが固定されていないと、ヒップ周り用フラップXのズレやヨレが生じやすくなるので、このズレやヨレが防止できるようになる。
また、前述の通り、前記ヒップ周り用フラップXを前記ヒップホールド用フラップWより幅方向外側に延出して形成した場合において、この延出した部分の形状は、図1に示されるように、ナプキンの幅方向外側に向けて漸次幅狭となる三角形状に形成することが好ましい。この延出部分を三角形状に形成することによって、ナプキン後側が臀部の長手方向及び幅方向の丸みに沿って湾曲変形したとき、この延出部分に皺やヨレが生じ難く、肌にフィットしやすくなるとともに、種々の形状のショーツにも沿うようになり、ヒップ周り用フラップXの先端をショーツからはみ出して装着することも可能となる。
ところで、前記脚周り用フラップXに形成される前記切り込み線9は、図1に示されるように、上層フラップF2の側端から幅方向内側に向けてナプキン1の略幅方向に沿うとともに、所定の切り込み深さで設けられている。前記切り込み線9は、脚周り用フラップXの円弧状の外形線とほぼ直交する方向に形成されている。また、前記切り込み線9は、上層フラップF2の側端から下層フラップF1の外形線に対応する位置まで形成されている。これにより、装着時にウイング状フラップWを折返し線RLで折り返したとき、ほぼショーツの外縁付近から切り込み線9が開始するようになるため、脚周りへのフィット性が良好となる。
前記切り込み線9は、ナプキン長手方向に離間して2箇所以上設けることが好ましく、図示例では下層側のウイング状フラップWと重ならない位置であって、ウイング状フラップWの前側及び後側に各1本ずつ設けられている。ウイング状フラップWは体液排出部Hはその近傍に設けられることが多いので、特に体液の横漏れが発生しやすい部分であり、このような領域で前記切り込み線9によって脚周り用フラップXが分断されるのは好ましくないためである。
前記切り込み線9によって分割された脚周り用フラップXの各分割領域の長さは、図1に示されるように、脚周り用フラップXの外形線に沿った長さLが50〜80mm程度となるように切り込み線9の位置を決定することが好ましい。各分割領域の長さが50mmより小さいと、分割領域がずれて丸まってしまい、80mmより大きいと脚周りにフィットしにくくヨレや皺が生じやすい。
なお、前側の脚周り用フラップXと後側のヒップ周り用フラップXとの間は、図1に示される例では、ヒップ周り用フラップXの外形線から延長する方向であって、かつ脚周り用フラップXの外形線にほぼ直交する方向に延びる切り込み線16によって分割されているが、適当な間隔をあけて離間するように形成してもよい。
前記サイド不織布7として、生理用ナプキン1の長手方向に伸縮可能な伸縮性シートを用いることによって、少なくとも上層フラップF2をナプキン長手方向に伸縮可能に形成してもよい。上層フラップF2に伸縮性を持たせることによって、前記糸状弾性伸縮部材15を配設したときと同様に、脚周りにフィットしやすくなる。
以上の構成からなる生理用ナプキン1を製造するに当たっては、図7に示されるように、本体部分の両側部にそれぞれ、前記不透液性裏面シート2とサイド不織布7との二重シートを形成するとともに、この二重シートを幅方向中間部の長手方向に沿った折り線M1で前記不透液性裏面シート2が外面側となるように幅方向に谷折りして二重シート同士の積層部分を形成し、この二重シート同士の積層部分を前記下層フラップF1の外形線で裁断して前記下層フラップF1を形成した後、これより先端の二重シートを前記上層フラップF2の外形線で裁断して前記上層フラップF2を形成し、しかる後、脚周り用フラップX部分に前記切り込み線9を設ける方法とすることが好ましい。これにより、不透液性裏面シート2とサイド不織布7との二重シートを幅方向に延在させた1組のシートの折り返しによって下層フラップF1と上層フラップF2とを製造できるので、製造が容易になる。
ここで、前記不透液性裏面シート2の資材節減及び通気性の悪化によるムレ防止のため、図8に示されるように、前記不透液性裏面シート2を下層フラップF1の先端までとし、それより端部側の上層フラップF2を、前記サイド不織布7の一重シート又はサイド不織布7を先端で折り返した二重シートによって構成してもよい。
なお、前記下層フラップF1及び上層フラップF2は、一方のフラップを別体で形成し、本体部分の両側部に連続して形成した他方のフラップに接合することによって構成してもよい。
1…生理用ナプキン、2…不透液性裏面シート、3…透液性表面シート、4…吸収体、5…クレープ紙、7…サイド不織布、9…切り込み線、10…粘着剤層、11…粘着剤層、12…剥離紙、15…糸状弾性伸縮部材

Claims (11)

  1. 透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された本体部分の両側部にそれぞれ、相対的に非肌側に位置する下層フラップと、相対的に肌側に位置する上層フラップとからなる二重のフラップが形成された吸収性物品であって、
    前記下層フラップは、少なくとも、装着時に下着のクロッチ部分を巻き込むようにして固定されるウイング状フラップを含むとともに、前記上層フラップは、少なくとも、前記ウイング状フラップと重なる領域に、装着時に脚の付け根部分を覆うように配置される脚周り用フラップを含み、
    前記脚周り用フラップは、側端が前記ウイング状フラップの側端より外側に位置するとともに、吸収性物品の略幅方向に沿う切り込み線によって長手方向に複数に分割されていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記上層フラップの非肌側面に、装着時に衣服に固定するための粘着剤層が設けられている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記上層フラップは、個装状態で、前記透液性表面シート側に折り畳まれ、各粘着剤層を覆うとともに、左右の粘着剤層間に跨る剥離紙によって連結した状態で封入されている請求項2記載の吸収性物品。
  4. 前記上層フラップの前記切り込み線と重ならない位置に、吸収性物品の長手方向に沿って連続する弾性伸縮部材が配設されている請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品。
  5. 前記下層フラップは、前記ウイング状フラップより後側であって、装着時に下着の臀部内面側に固定されるヒップホールド用フラップを含み、
    前記上層フラップは、前記ヒップホールド用フラップと重なる領域に、装着時に臀部周りを覆うように配置されるヒップ周り用フラップを含んでいる請求項1〜4いずれかに記載の吸収性物品。
  6. 前記ヒップ周り用フラップとヒップホールド用フラップとの重なり部分において、両者が互いに接合されている請求項5記載の吸収性物品。
  7. 前記ヒップ周り用フラップは、前記ヒップホールド用フラップより幅方向外側に延出するとともに、この延出した部分の形状が幅方向外側に向けて漸次幅狭となるように形成されている請求項5、6いずれかに記載の吸収性物品。
  8. 前記切り込み線は、吸収性物品の長手方向に離間して2箇所以上設けられている請求項1〜7いずれかに記載の吸収性物品。
  9. 前記上層フラップは、吸収性物品の長手方向に伸縮可能な伸縮性シートによって形成されている請求項1〜8いずれかに記載の吸収性物品。
  10. 前記裏面シートは、前記本体部分から前記上層フラップの幅方向端部にかけて連続的に配置されるか、前記本体部分及び前記下層フラップの非肌側面にのみ配置されている請求項1〜9いずれかに記載の吸収性物品。
  11. 前記吸収性物品は、前記本体部分の両側部にそれぞれ、前記裏面シートと表面材との二重シートを形成するとともに、前記二重シートを幅方向中間部の長手方向に沿う折り線で幅方向に折り畳んで前記二重シート同士の積層部分を形成し、この二重シート同士の積層部分で前記下層フラップを形成した後、これより先端部分の前記二重シートで前記上層フラップを形成している請求項1〜10いずれかに記載の吸収性物品。
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