JP6151482B2 - 通信システム、通信端末、通信方法、及び受信方法 - Google Patents

通信システム、通信端末、通信方法、及び受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信システム、通信端末、通信方法、及び受信方法に関する。
従来の電話網や携帯電話網による通信を用いたコミュニケーション手段では、主に音声情報を送受信することにより意思疎通を図っていた。また近年の携帯電話においては、カメラを備えることで、テレビ電話を行い、音声情報だけでなく映像情報も送受信することでコミュニケーションの多様化を図るものがあった(例えば特許文献1)。なおテレビ電話とは、電話機、カメラ、受像機が一体となった装置で、通常の電話における音声だけでなく、受像機によりテレビと同じように相手の画面を映し出し、顔を見ながら通話するシステムをいう。基本原理は、映像系についてはテレビジョンと同じ原理であり、カメラにより自分を映し、画信号に分解して伝送する。画信号は受像機で受信され、ディスプレー上に相手を映し出す。音声系については、通常の電話と同じ原理である。伝送コストを下げるために、デジタル技術によって映像信号と音声信号の帯域を大幅に圧縮する方式が使われる。その結果、通常の電話1回線相当(64キロビット/秒)の帯域があればほぼ実用的な通信品質が得られる。インターネットや携帯電話によるテレビ電話も、64キロビット/秒で伝送されているものが多い。
特開2009−290902号公報
しかしながら、従来のコミュニケーション手段では、コミュニケーションに用いられる情報が音声情報及び映像情報の2種類の情報に限られており、コミュニケーションの円滑化が十分に図られているとはいえなかった。
従って、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、音声情報や映像情報以外の情報により、コミュニケーションをより一層円滑化することができる通信システム、通信端末、通信方法、通信方法、及び受信方法を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る触感通信システムは、
第1の通信端末及び第2の通信端末を備える通信システムであって、
前記第1の通信端末は、触感に関するデータを送信する送信モードにして、当該触感に関するデータを前記第2の通信端末に送信し、
前記第2の通信端末は、前記第1の通信端末から受信した前記触感に関するデータに基づいて触感の軌跡を表示するとともに当該触感を呈示することを特徴とする。
また、本発明に係る通信端末は、
他通信端末と通信する通信部と、
触感を呈示する触感呈示部と、
表示部と、
前記通信部により他通信端末から触感に関するデータを送信する送信モードにより、当該触感に関するデータを受信すると、前記触感に関するデータに基づき前記表示部に触感の軌跡を表示するとともに前記触感呈示部に触感を呈示させる制御部と、
を有することを特徴とする。
また、本発明に係る通信方法は、
通信可能な第1の通信端末及び第2の通信端末を備える通信方法であって、
前記第1の通信端末が、触感に関するデータを送信する送信モードにより、当該触感に関するデータを前記第2の通信端末に送信するステップと、
前記第2の通信端末が、前記第1の通信端末から受信した前記触感に関するデータに基づいて触感の軌跡を表示するとともに当該触感を呈示するステップと、
を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る受信方法は、
通信端末が、他通信端末と通信するステップと、
前記通信端末が、他通信端末から触感に関するデータを送信する送信モードにより、当該触感に関するデータを受信すると、前記触感に関するデータに基づき触感の軌跡を表示するとともに当該触感を呈示させるステップと、
を含むことを特徴とする。
本発明における通信システム、通信端末、通信方法、通信方法、及び受信方法によれば、音声情報や映像情報以外の情報により、コミュニケーションをより一層円滑化することができる。
本発明の一実施形態に係る触感通信システムの概要図である。 本発明の一実施形態に係る触感通信システムにおける通信端末1のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る触感通信システムにおける通信端末2のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る触感通信システムにおける触感の通信に係る概要図である。 本発明の一実施形態に係る触感通信システムの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施形態に係る触感通信システムのブロック図である。本発明の実施の一実施形態に係る触感通信システムは、通信端末1と、通信端末2とを備え、それぞれネットワーク3を介して通信する。
図2は、通信端末1のブロック図である。本発明の一実施形態に係る通信端末1は、通信部110と、触感センサ120と、表示部130と、触感呈示部140と、制御部150とを備える。
通信部110は、ネットワーク3を介して通信端末2と音声通話その他の通信をする。
触感センサ120は、通常は表示部130の前面側に配置して、表示部130に表示したオブジェクトに対する操作者の指やスタイラスペン等(以下、単に「接触物」と総称する)による接触を、対応する触感センサ120の接触面において検出する。この触感センサ120は、例えば抵抗膜方式、静電容量方式、光学式等の方式のもので構成されたタッチセンサを用いることができる。触感センサ120は、好適には接触面における押圧を検出する。この場合触感センサ120は、例えば押圧を検出するために押圧に応じて物理的または電気的な特性(歪み、抵抗、電圧等)が変化する歪みゲージセンサや圧電素子等の素子等を含んで構成する。触感センサ120が、例えば、圧電素子等を用いて構成された場合、触感センサ120の圧電素子は、タッチ面に対する押圧に係る荷重(力)の大きさ(または、荷重(力)の大きさが変化する速さ(加速度))に応じて、電気的な特性である電圧の大きさ(電圧値(以下、単にデータと称する))が変化する。
表示部130は、例えばアイコン、画像等のようなオブジェクトを表示する。このオブジェクトは、触感センサ120において接触すべき領域を操作者に示唆する画像である表示部130は、例えば、液晶表示パネル(LCD)や有機EL表示パネル等を用いて構成する。
触感呈示部140は、例えば圧電振動子等を用いて構成し、触感センサ120を振動させる。この触感呈示部140は、所定の振動パターンによる振動を発生させることにより、触感センサ120に接触している接触物に対して触感を呈示する。本実施の形態において、触感呈示部140は、制御部150から供給される駆動信号に基づいて振動を発生する。
制御部150は、通信端末1を構成する各機能部を制御することにより、通信端末1の全体を制御および管理する。制御部150は、触感センサ120が接触の検知、又は/及びデータを制御部150に通知することにより、または、制御部150が、触感センサ120の接触の検知、又は/及び圧電素子に係るデータを検出することにより、接触の検知、又は/及び当該データを取得する。つまり、制御部150は、触感センサ120のタッチ面に対する接触又は/及び押圧に基づくデータ(以下、触感に関するデータという。)を触感センサ120から取得する。
また制御部150は、通信部110により通話中の通信端末2に対して、ネットワーク3を介して触感センサ120から取得した触感に関するデータを、通信部110により送信する。さらに制御部150は、ネットワーク3を介して、通信端末2の触感センサ220が取得した、通信端末2における触感に関するデータを、通信部110により受信する。通信部110により触感に関するデータを受信した場合、制御部150は、当該触感に関するデータに基づき触感呈示部140に駆動信号を供給する。触感呈示部140は、制御部150から供給される駆動信号に基づいて振動を発生し、触感を呈示する。
また制御部150は、好適には触感に関するデータを送信中である場合、通信端末2からの触感に関するデータの受信を停止する。以下、制御部150が触感に関するデータを送信する場合で通信端末2からの触感に関するデータの受信を停止する状態を、「タッチ送信モード」という。
また制御部150は、好適には触感に関するデータを受信中である場合、通信端末2への触感に関するデータの送信を停止する。以下、制御部150が触感に関するデータを受信する場合で通信端末2への触感に関するデータの送信を停止する状態を、「タッチ受信モード」という。また、触感に関するデータを送受信しない状態(すなわち音声による通話状態)を、「通常モード」という。
制御部150は、タッチ送信モード、タッチ受信モード、及び通常モードの切り替えを行う。具体的には制御部150は、触感センサ120への長押しや、無操作の時間が所定時間経過したことにより、制御部150が各々のモードを切り替えるように構成する。あるいは制御部150は、通信端末2から受信したモード切り替えの通知により、これらのモードを切り替える。表示部130には、タッチ送信モード、タッチ受信モード、及び通常モードの切り替えを操作者に促すために、タッチ送信モード、タッチ受信モード、及び通常モードの切り替え用のアイコン等のオブジェクトを表示する。制御部150は、当該オブジェクトへの操作及び画面の長押しが検出されると、通信端末1を所定のモードに切り替える。また制御部150は、通信端末2にモード切り替えを通知する。
なお制御部150におけるこれらのモードの切り替え方法は一例であり、これに限定されない。例えば通信端末1に設けられたボタン等の操作部(不図示)の操作により、制御部150がこれらのモードを切り替えるように構成してもよい。
図3は、通信端末2のブロック図である。本発明の一実施形態に係る通信端末2は、通信部210と、触感センサ220と、表示部230と、触感呈示部240と、制御部250とを備える。通信部210と、触感センサ220と、表示部230と、触感呈示部240と、制御部250とは、各々通信部110と、触感センサ120と、表示部130と、触感呈示部140と、制御部150とに対応し、動作は同一であるため説明は省略する。
図4に、本発明の一実施形態に係る触感通信システムにおける触感の通信に係る概要図を示す。図4に示す例では、制御部150は、触感センサ120への長押しにより、通信端末1を通常モードからタッチ送信モードに切り替える。また、制御部150は、触感センサ120の所定位置における接触により、通信端末1のモードをタッチ送信モード又はタッチ受信モードに切り替える。また、制御部150は、触感センサ120への一定時間の無操作により、通信端末1をタッチ送信モード又はタッチ受信モードから、通常モードへの切り替えを行う。制御部250も同様に触感センサ220への長押し、接触、及び一定時間の無操作により、通信端末2のモード切り替えを行う。
図4(a)は、通常モードで通信している場合の通信端末1と通信端末2の状態を示す。図4では、通信端末1及び通信端末2とはカメラ(不図示)を有し、テレビ電話により通信している。そして通信端末1の表示部130は通信端末2の操作者の画像と、自己の画像とを表示している。好適には通信端末2の操作者の画像を、自己の画像よりも大きく表示する。
通常モードにおいて、通信端末1の触感センサ120が操作者の操作による長押しを検知した場合、制御部150は、通信端末1を通常モードからタッチ送信モードに切り替える。また制御部150は、通信端末2に当該モード切り替えを通知する。通信端末2の制御部250は、当該通知に基づき通信端末2を通常モードからタッチ受信モードに切り替える。
この状態において、通信端末1の触感センサ120が操作者による接触を検知すると、通信端末1の制御部150は、触感センサ120から触感に関するデータを取得し、該触感に関するデータを、通信端末2に送信する(図4(b))。
通信端末2の制御部250は、受信した触感に関するデータに基づき、触感呈示部240に駆動信号を供給する。触感呈示部240は、制御部250から供給される駆動信号に基づいて振動を発生し、触感を呈示する。そして通信端末2の操作者は、通信端末2に触れることにより、通信端末1から受信した触感を知覚することができる。
好適には、通信端末2の制御部250は、触感に関するデータに基づき、表示部230に触感の軌跡を表示する。例えば通信端末1において触感センサ120が操作者による右上から左下へのスライド操作を検知した場合、通信端末2の表示部230は、当該スライド操作に対応する軌跡を表示する(図4(b))。
図4(b)において、通信端末1又は通信端末2の操作者により、触感センサ120又は触感センサ220が所定位置における接触を検知した場合、タッチ送信モード及びタッチ受信モードの切り替えが行われる。
図4(b)においては、通信端末1の表示部130の右下部分、すなわち自己の顔画像の位置において触感センサ120が接触を検知した場合、通信端末1の制御部150は、通信端末1の状態をタッチ受信モードに切り替える。制御部150はモードを切り替える場合に通信端末2にモード切り替えを通知する。通信端末2の制御部250は、当該通知に基づき、通信端末2をタッチ受信モードからタッチ送信モードに切り替える。
または図4(b)において、通信端末2の表示部230の右下部分、すなわち自己の顔画像の位置において触感センサ220が接触を検知した場合、通信端末2の制御部250は、通信端末2をタッチ受信モードからタッチ送信モードに切り替える。制御部250はモードを切り替える場合に通信端末1にモード切り替えを通知する。通信端末1の制御部150は、当該通知に基づき通信端末1を、タッチ送信モードからタッチ受信モードに切り替える。
通信端末2の制御部250が、通信端末2をタッチ受信モードからタッチ送信モードに切り替えた場合において、触感センサ220が操作者による接触を検知すると、制御部250は、通信端末2の触感センサ220から触感に関するデータを取得し、該触感に関するデータを、通信端末1に送信する(図4(c))。
好適には、通信端末1の制御部150は、触感に関するデータに基づき、表示部130に触感の軌跡を表示する。例えば通信端末2において触感センサ220が操作者による右上から左下へのスライド操作を検知した場合、通信端末1の表示部130は、当該スライド操作に対応する軌跡を表示する(図4(c))。
通信端末1の制御部150は、受信した触感に関するデータに基づき、触感呈示部140に駆動信号を供給する。触感呈示部140は、制御部150から供給される駆動信号に基づいて振動を発生し、触感を呈示する。このようにすることで通信端末1の操作者は、通信端末1に触れることにより、通信端末2から受信した触感を知覚することができる。
そして、一定時間、通信端末1の触感センサ120及び通信端末2の触感センサ220が接触を検知しない場合、通信端末1の制御部150及び通信端末2の制御部250は、各々通信端末1及び通信端末2のモードを、通常モードに切り替える(図4(d))。
次に、本発明に係る触感通信システムについて、図5に示すフローチャートによりその動作を説明する。なお図5に示すフローチャートにおいては、予め通信端末1と通信端末2とが音声通話による通信をしているものとする。
はじめに通信端末1の制御部150は、触感センサ120が操作者の操作による長押しを検知したか否かにより、タッチ送信モードへの切り替えを判定する(ステップS1)。タッチ送信モードへの切り替えをする旨の判定をした場合、ステップS2に進む。タッチ送信モードへの切り替えをしない旨の判定をした場合、ステップS1を繰り返し行う。
続いて制御部150は、モード切り替えの通知を、ネットワーク3を介して通信部110により通信端末2に送信する(ステップS2)。そして制御部150は、通信端末1を、通常モードからタッチ送信モードに切り替える(ステップS3)。また通信端末2の制御部250は、該モード切り替えの通知を受信すると、通信端末2を通常モードからタッチ受信モードに切り替える(ステップS4)。
続いて通信端末1の制御部150は、触感センサ120が接触物による接触を検知したか否かを判定する(ステップS5)。接触物による接触を検知した場合、制御部150は、触感センサ120から触感に関するデータを取得し、触感に関するデータを、ネットワーク3を介して通信部110により通信端末2に送信する(ステップS6)。通信端末2の通信部210が、当該触感に関するデータを受信すると(ステップS7)、通信端末2の制御部250は、当該触感に関するデータに基づき触感呈示部240に駆動信号を供給する。触感呈示部240は、制御部250から供給される駆動信号に基づいて振動を発生し、触感を呈示する(ステップS8)。ステップS5において接触物による接触を検知しない場合、ステップS6〜ステップS8をスキップし、ステップS9に進む。
続いて通信端末2の制御部250は、触感センサ220が、操作者の操作による所定位置の接触を検知したか否かにより、タッチ送信モードへの切り替えを判定する(ステップS9)。触感センサ220が、操作者の操作による所定位置の接触を検知した場合、制御部250は、モード切り替えの通知を、ネットワーク3を介して通信部210により通信端末1に送信する(ステップS10)。一方ステップS9において操作者の操作による所定位置の接触を検知しなかった場合、ステップS11に進む。
続いて通信端末1の制御部150は、触感センサ120が、操作者の操作による所定位置の接触を検知したか否かにより、又は、通信端末2からモード切り替えの通知を受信しているか否かにより、タッチ受信モードへの切り替えを判定する(ステップS11)。
ステップS11において操作者の操作による所定位置の接触を検知せず、かつ、通信端末2からモード切り替えの通知を受信していない場合、制御部150は、触感センサ120への無操作が一定時間経過しているか否かを判定する(ステップS12)。一定時間経過していない場合、ステップS5に戻る。一方、一定時間経過している場合、制御部150は、モード切り替えの通知を、ネットワーク3を介して通信部110により通信端末2に送信し、通信端末1を、タッチ送信モードから通常モードに切り替える。また、通信端末2の制御部250は、当該モード切り替えの通知により通信端末2を、タッチ受信モードから通常モードに切り替え(ステップS13)、処理が終了する。
ステップS11において操作者の操作による所定位置の接触を検知し、または、通信端末2からモード切り替えの通知を受信した場合、制御部150は、モード切り替えの通知を、ネットワーク3を介して通信部110により通信端末2に送信する(ステップS14)。そして制御部150は、通信端末1をタッチ送信モードからタッチ受信モードに切り替える(ステップS15)。一方通信端末2の制御部250は、通信端末2をタッチ受信モードからタッチ送信モードに切り替える(ステップS16)。
続いて通信端末2の制御部250は、触感センサ220が接触物による接触を検知したか否かを判定する(ステップS17)。接触物による接触を検知した場合、制御部250は、触感センサ220から触感に関するデータを取得し、触感に関するデータを、ネットワーク3を介して通信部210により通信端末1に送信する(ステップS18)。通信端末1の通信部110が、当該触感に関するデータを受信すると(ステップS19)、通信端末1の制御部150は、当該触感に関するデータに基づき触感呈示部140に駆動信号を供給する。触感呈示部140は、制御部150から供給される駆動信号に基づいて振動を発生し、触感を呈示する(ステップS20)。接触物による接触を検知しない場合、ステップS18〜ステップS20をスキップし、ステップS21に進む。
続いて通信端末1の制御部150は、触感センサ120が、操作者の操作による所定位置の接触を検知したか否かにより、タッチ送信モードへの切り替えを判定する(ステップS21)。触感センサ120が、操作者の操作による所定位置の接触を検知した場合、制御部150は、モード切り替えの通知を、ネットワーク3を介して通信部110により通信端末2に送信する(ステップS22)。一方ステップS21において操作者の操作による所定位置の接触を検知しなかった場合、ステップS23に進む。
続いて通信端末2の制御部250は、触感センサ220が、操作者の操作による所定位置の接触を検知したか否かにより、又は、通信端末2からモード切り替えの通知を受信しているか否かにより、タッチ受信モードへの切り替えを判定する(ステップS23)。
ステップS23において操作者の操作による所定位置の接触を検知せず、かつ、通信端末1からモード切り替えの通知を受信していない場合、制御部250は、触感センサ220への無操作が一定時間経過しているか否かを判定する(ステップS24)。一定時間経過していない場合、ステップS17に戻る。一方、一定時間経過している場合、制御部250は、モード切り替えの通知を、ネットワーク3を介して通信部210により通信端末1に送信し、通信端末2を、タッチ送信モードから通常モードに切り替える。また、通信端末1の制御部150は、当該モード切り替えの通知に基づき通信端末1を、タッチ受信モードから通常モードに切り替え(ステップS25)、処理が終了する。
ステップS23において操作者の操作による所定位置の接触を検知し、または、通信端末1からモード切り替えの通知を受信した場合、制御部250は、モード切り替えの通知を、ネットワーク3を介して通信部210により通信端末1に送信する(ステップS26)。そして制御部250は、通信端末2をタッチ送信モードからタッチ受信モードに切り替える(ステップS27)。タッチ受信モード切り替え後の通信端末2の動作は、ステップS7以降の動作と同一である。一方通信端末1の制御部150は、通信端末1をタッチ受信モードからタッチ送信モードに切り替える(ステップS28)。タッチ受信モード切り替え後の通信端末1の動作は、ステップS5以降の動作と同一である。
このように本発明によれば、ネットワーク3を介して通信端末1及び通信端末2の触感に関するデータを通信し、通信端末1及び通信端末2は、それぞれ通信端末2及び通信端末1の触感に関するデータに基づき、それぞれ触感呈示部140及び触感呈示部240により触感を呈示するため、音声情報や映像情報以外の情報である触感に関する情報を伝達することにより、コミュニケーションをより一層円滑化することができる。
また本発明によれば、通信端末1の制御部150が、触感に関するデータを送信中である場合、通信端末2からの触感に関するデータの受信を停止するため、通信端末1から通信端末2に送信する触感に関するデータに、意図しないノイズが混入することなく所望の触感に関するデータを通信端末2に送信することができる。
また本発明によれば通信端末1の制御部150が、触感に関するデータを受信中である場合、通信端末2への触感に関するデータの送信を停止するため、通信端末1が通信端末2から受信する触感に関するデータに、意図しないノイズが混入することなく所望の触感に関するデータを通信端末2から受信することができる。
当該ノイズに関して、以下具体的に説明する。通信端末1が触感に関するデータを通信端末2から受信中に、仮に通信端末1が触感に関するデータを通信端末2に送信できるとする。そうすると、通信端末1の操作者が受信した触感を感じようとして画面に触れたときに、当該接触が通信端末1における触感の入力となり、意図しない触感に関するデータが通信端末1から通信端末2に伝わってしまうという問題が発生する。
また、通信端末2から受信した触感に関するデータにより、通信端末1の触感呈示部140が振動するが、当該振動が、通信端末1における触感の入力となり、意図しない触感に関するデータが通信端末1から通信端末2に伝わってしまうという問題が発生する。特に、携帯電話のようなデジタル通信機器である場合、信号がデジタル化されて圧縮されているので、復号するための時間がかかる。このためタイムラグがありエコーがかかる虞もある。さらに、触感センサ120と触感呈示部140は近接した位置に配置されるため、互いに影響を受ける。そのため音声と比較してハウリングやエコー現象の影響を強く受ける。
さらに、音声は人によって声の質が異なっているため(話し方、音の高低(ピッチ、振動数)・母音・子音の組み合わせ、フォルマント(時間と共に周波数のピークがずれていく性質)等、情報量が多いため同時に通話しても他者と自分の音声の違いを認識することが可能である。これに対して触感は通信端末1又は通信端末2の振動のみで伝えるため、情報量は音声に比べ少なく、そのためノイズの影響を強く受けてしまう。
このように触感を通信端末1及び通信端末2とが同時に送信又は受信すると、どの振動が受信した触感なのか認識することが困難になる。また上記のような触感の性質から、ハウリングやエコーが発生した場合に、触感とノイズとを区別して認識することが一層困難となる。
そこで本発明の構成によると、通信端末1及び通信端末2とが同時に触感を送信又は受信することなく、通信端末1が触感に関するデータを送信中である場合、通信端末2からの触感に関するデータの受信を停止する。また、通信端末1が触感に関するデータを受信中である場合、通信端末2への触感に関するデータの送信を停止する。そのため、上述のようなハウリングやエコー現象の問題を防止することができる。
なお、ステップS7において、通信端末2の制御部250は、触感に関するデータに基づき触感呈示部240に駆動信号を供給したが、この際の駆動信号は、通信端末1における触感を通信端末2において忠実に再現するものに限られない。例えば制御部250は、受信した触感に関するデータを加工した駆動信号を触感呈示部240に供給してもよい。具体的には制御部250は、受信した触感に関するデータにおける振幅を増大し、当該増大した振幅で触感呈示部240を駆動させるような駆動信号を供給してもよい。
同様に、ステップS19において、通信端末1の制御部150は、触感に関するデータに基づき触感呈示部140に駆動信号を供給したが、この際の駆動信号は、通信端末2における触感を通信端末1において忠実に再現するものに限られない。例えば制御部150は、受信した触感に関するデータを加工した駆動信号を触感呈示部140に供給してもよい。具体的には制御部150は、受信した触感に関するデータにおける振幅を増大し、当該増大した振幅で触感呈示部140を駆動させるような駆動信号を供給してもよい。
なお、本実施の形態においては、通信端末1及び通信端末2は、ネットワーク3を介して通信をする例を示したがこれに限られない。例えば通信端末1及び通信端末2は、ネットワーク3を介さない、すなわちRFID、赤外線通信(IrDA)、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)(IEEE802.15.4)、IEEE802.11等の近距離無線通信でもテレビ電話、接触に関するデータ及び触感に関するデータを送信するようにしてもよい。
なお、本実施の形態においては、通信端末1及び通信端末2とは、それぞれ触感センサ120及び触感センサ220により検出した触感に関するデータに基づき、該触感に関するデータを送受信したが、送受信するものはこれに限定されない。例えば通信端末1及び通信端末2とは、触感センサ120及び触感センサ220により検出した触感に関するデータに対応付けられた所定の振動パターンや、該振動パターンを示す情報を送受信してもよい。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
1 通信端末
2 通信端末
3 ネットワーク
110 通信部
120 触感センサ
130 表示部
140 触感呈示部
150 制御部
210 通信部
220 触感センサ
230 表示部
240 触感呈示部
250 制御部

Claims (4)

  1. 第1の通信端末及び第2の通信端末を備える通信システムであって、
    前記第1の通信端末は、触感に関するデータを送信する送信モードにして、当該触感に関するデータを前記第2の通信端末に送信し、
    前記第2の通信端末は、前記第1の通信端末から受信した前記触感に関するデータに基づいて触感の軌跡を表示するとともに当該触感を呈示することを特徴とする通信システム。
  2. 他通信端末と通信する通信部と、
    触感を呈示する触感呈示部と、
    表示部と、
    前記通信部により他通信端末から触感に関するデータを送信する送信モードにより、当該触感に関するデータを受信すると、前記触感に関するデータに基づき前記表示部に触感の軌跡を表示するとともに前記触感呈示部に触感を呈示させる制御部と、
    を有する通信端末。
  3. 通信可能な第1の通信端末及び第2の通信端末を備える通信方法であって、
    前記第1の通信端末が、触感に関するデータを送信する送信モードにより、当該触感に関するデータを前記第2の通信端末に送信するステップと、
    前記第2の通信端末が、前記第1の通信端末から受信した前記触感に関するデータに基づいて触感の軌跡を表示するとともに当該触感を呈示するステップと、
    を含む通信方法。
  4. 通信端末が、他通信端末と通信するステップと、
    前記通信端末が、他通信端末から触感に関するデータを送信する送信モードにより、当該触感に関するデータを受信すると、前記触感に関するデータに基づき触感の軌跡を表示するとともに当該触感を呈示させるステップと、
    を含む受信方法。
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