JP6148881B2 - 圧電振動片、圧電振動子、発振器、電子機器及び電波時計 - Google Patents

圧電振動片、圧電振動子、発振器、電子機器及び電波時計 Download PDF

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Description

この発明は、圧電振動片、圧電振動子、発振器、電子機器及び電波時計に関する。
従来、一対の振動腕部と基部とを有する圧電振動片を備え、一対の振動腕部の間に設けられた基部をパッケージの内部に固定することによって、パッケージの内部に圧電振動片を収容するピエゾ電子共振器が知られている(特許文献1および特許文献2参照)。
特開2006−345517号公報 特開2006−345519号公報
ところで、上記従来技術によれば、ピエゾ電子共振器の小型化に伴い、振動時、又は外部衝撃を受けた時に、一対の振動腕部の先端部の角部及び外側側面と、基部の先端部とが接触し、振動腕部の先端部に割れや欠けが生じる可能性がある。振動腕部の先端部に割れや欠けが生じると、圧電振動片の耐衝撃性、信頼性が低下することになる。
そこで基部と振動腕部の基端部とを連結する連結部の長さを長くし、言い換えると振動腕部と基部との間の叉部の間隔を広げ、基部の先端部と振動腕部の先端部とのクリアランスを広く保つことで振動腕部の先端部と基部との接触を回避する構成が考えられる。しかし、連結部を長くすると、連結部自体が振動しやすくなることから、2次の振動モードにおける等価直列抵抗値R2(以下、R2とする)が低くなることがわかっている。よって、所望の基本波モードではなく、圧電振動片が2次又は高次の振動モードで屈曲振動してしまう。つまり、連結部を長くすると、所望の周波数を得ることができないといった課題がある。
そこで本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、一対の振動腕部の間に基部が設けられている圧電振動片において、基本波モードで振動させつつ、振動腕部の先端部と基部との接触を回避可能な圧電振動片を提供することを目的とする。また、かかる圧電振動片を有する圧電振動子、発振器、電子機器、及び電波時計を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、一対の振動腕部と、前記一対の振動腕部の間に設けられる基部と、前記一対の振動腕部の基端部と前記基部の基端部とを連結する連結部と、を備える圧電振動片において、前記振動腕部は屈曲点を有しており、前記振動腕部の基端部から前記屈曲点までは、前記基部から遠ざかる方向に前記振動腕部が延び、前記屈曲点から前記振動腕部の先端部までは前記基部に沿って前記振動腕部が延びていることを特徴とする。なお、ここでいう屈曲点は必ずしも「屈曲」のみを意味するものではなく、振動腕が緩やかに曲がる「湾曲」を意味するものであってもよい。
さらに、本発明の第2の発明に係る圧電振動片は、前記基部が延びる方向において、前記振動腕部の基端部から先端部までの長さをL1とし、前記振動腕部の基端部から前記屈曲点までの長さをL2とした場合に、L2/L1>0.17を満たしていることを特徴とする。
さらに、本発明の第3の発明に係る圧電振動片では、前記振動腕部の先端部には、前記振動腕部の基端部の幅寸法よりも幅広な幅広部が形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明の第4の発明に係る圧電振動片では、前記基部は、前記振動腕部の先端部近傍まで延びていることを特徴とする。
さらに、本発明の第5の発明に係る圧電振動片では、前記振動腕部の主面には、振動腕部の長手方向に沿って延びる溝部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の第6の発明に係る圧電振動子では、上記記載の圧電振動片を気密封止されたパッケージ内に備え、前記基部において前記圧電振動片が前記パッケージ内に実装されていることを特徴とする。
また、本発明の第7の発明に係る発振器は、上記圧電振動子を備え、該圧電振動子は発振子として集積回路に電気的に接続されている。
また、本発明の第8の発明に係る電子機器は、上記圧電振動子を備え、該圧電振動子は計時部に電気的に接続されている。
また、本発明の第9の発明に係る電波時計は、上記圧電振動子を備え、該圧電振動子はフィルタ部に電気的に接続されている。
本発明の圧電振動片によれば、一対の振動腕部の間に基部が設けられている圧電振動片において、基本波モードで振動させつつ、振動腕部の先端部と基部との接触を回避可能な圧電振動片を提供することが可能になる。また、かかる圧電振動片を有する圧電振動子、発振器、電子機器、及び電波時計を提供することが可能になる。
特に、振動腕部と基部との間に形成される叉部の間隔を広くすることなく、振動腕部の先端部と基部とのクリアランスを広くすることができるので、R2を低下させることなく基本波モードでの屈曲振動を実現しつつ、振動腕部の先端部と基部との接触を回避することが可能になる。
また、振動腕部の基端部から先端部までの長さをL1とし、振動腕部の基端部から屈曲点までの長さをL2とした場合に、L2/L1>0.17を満たしていれば、より確実に基本波モードで屈曲振動しやすくなる。
また、本発明の圧電振動子、発振器、電子機器及び電波時計によれば、作動信頼性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る圧電振動子の外観斜視図である。 図1に示す圧電振動子の内部構成図である。 図2に示すA−A線に沿った圧電振動子の断面図である。 圧電振動片の平面図である。 図4のB−B線における断面を示す図である。 本発明に係る発振器の一実施形態を示す構成図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態を示す構成図である。 本発明に係る電波時計の一実施形態を示す構成図である。
以下、本発明の一実施形態に係る圧電振動片、圧電振動子、発振器、電子機器及び電波時計について説明する。
本実施形態の圧電振動子1は、例えば図1〜図3に示すように、接合材35を介して接合されたベース基板2とリッド基板3とからなる箱状のパッケージ5と、パッケージ5の内部に封止されたキャビティCに収容された圧電振動片4と、を備える表面実装型の圧電振動子1である。なお、パッケージ5の形態はこれに限られるものではなく、セラミックのベース基板、枠部材、金属製のリッド基板とを有したセラミックパッケージであってもよい。
圧電振動片4とベース基板2に設置された外部電極38,39とは、ベース基板2を貫通する一対の貫通電極32,33によって電気的に接続されている。セラミックパッケージの場合は、セラミックのベース基板に貫通電極が形成されるか、又は複層化されたセラミック基板の間から電極を引き回すかによってパッケージの内部と外部との導通が図られる。
圧電振動片4は、例えば図4に示すように、水晶、タンタル酸リチウムやニオブ酸リチウムなどの圧電材料から形成された音叉型の圧電板24を備え、所定の電圧の印加によって屈曲振動する。なお、屈曲振動は大きく分けると、基本波モードと高調波モードとがあり、所望の周波数(例えば32.768kHz)を得るためには基本波モードで振動させることが必要になる。基本波モードで振動させるためには、圧電振動片4の基本波モードの等価直列抵抗値R1(以下、R1とする)と、2次高調波モードの等価直列抵抗値R2とを比較した場合に、R1<R2とする必要がある。即ち、圧電振動片4は、等価直列抵抗値の最も低いモードで屈曲振動しようとするので、基本波モードで屈曲振動させるためには、R1を下げ、R2を上げることが必要になる。逆に、R2が低下し、R1>R2となってしまうと、圧電振動片4は2次高調波モードで振動することになる。
この圧電板24は、中心軸Oを挟んで配置された一対の振動腕部10,11と、一対の振動腕部10,11の間に配置され、外部に固定される基部12と、一対の振動腕部10,11の基端部10a,11aと基部12の基端部12aとを連結する一対の連結部13,14とを備えている。なお、振動腕部10、11の長さ方向の寸法は、振動腕部10、11の間隔(基端部10a、11aにおける振動腕部10、11の間隔)の2倍以上に設定されている。さらに基部12は、振動腕部10、11の先端部近傍まで延びている。ここで先端部近傍とは、振動腕部10、11の長手方向の中点よりも先端側のことを指す。
一対の振動腕部10,11の先端部10b、11bには、拡幅部が形成されている。つまり、先端部10b,11bの幅寸法が基端部10a,11aの幅寸法に比べて拡大されたハンマーヘッドタイプであって、振動腕部10,11の先端部10b,11bの重量および振動時の慣性モーメントが増大させられている。これによって、振動腕部10,11は振動し易くなり、振動腕部10,11の長さを短くすることができ、小型化が図られている。なお、ここではハンマーヘッドタイプの振動腕部10、11について説明しているが、本発明を適用可能な圧電振動片はハンマーヘッドタイプに限定されるものではない。つまり、先端部10b、11bの幅寸法と基端部10a、11aの幅寸法が略等しいタイプの圧電振動片であってもよいし、さらには先端部10b、11bが基端部と比較して先細りするタイプの圧電振動片であってもよい。
また、本実施形態では、各振動腕部10,11の先端部10b,11bと中心軸Oとの間の距離が、各振動腕部10,11の基端部10a,11aと中心軸Oとの間の距離よりも広くなるように形成されている。つまり、振動腕部10、11の振動時、もしくは外部衝撃を受けた時に、振動腕部10,11の先端部10b、11bと基部12の先端部12bとが接触しない程度の十分なクリアランスが確保されている。
このクリアランスは、基部12から遠ざかる方向に振動腕部10、11が基端部10a、11aから延びていることで確保されるクリアランスである。即ち、本実施形態では、振動腕部10、11が屈曲点Pを有しており、振動腕部10、11の基端部10a、11aから屈曲点Pまでは、基部12から遠ざかる方向に振動腕部10、11が延び、屈曲点Pから振動腕部10、11の先端部10b、11bまでは基部12に沿って振動腕部10、11が延びていることを特徴とする。なお、本実施形態では屈曲点Pとしているが、本願発明はこれに限られるものではなく、「湾曲」した形状であってもよい。その場合は、湾曲の起点を「屈曲点」とする。
また、一対の振動腕部10,11は、一対の連結部13,14との接続部α,βにおいて、各先端部10b,11bから基端部10a,11aに向かう方向D10,D11と、各連結部13,14が基部12の基端部12aから延びる方向D13,D14と、の交差角度θが90°よりも大きい角度となるように形成されている。
なお、交差角度θをより大きくすれば、基部12と振動腕部10,11の先端部10b、11bのクリアランスをより大きくとることができるが、パッケージの内壁と振動腕部10、11の先端部10b、11bの接触が懸念されるので、交差角度θはパッケージの内壁とのクリアランスも考慮して決定するとよい。さらに、交差角度θが大きすぎると振動腕部10、11の屈曲振動にも影響が出る可能性がある(例えば安定した周波数で振動しなくなる、振動腕部の強度が低下するなど)ので、振動に与える影響も考慮して決定するとよい。
なお、例えば、各振動腕部10,11の幅方向寸法La(例えば、60μmなど)に対して、基部12の先端部12bと各振動腕部10,11との間の距離Lbは、各振動腕部10,11の幅方向寸法Laに応じた値(例えば、40〜50μmなど)に設定されている。
一対の振動腕部10,11は、一対の振動腕部10,11を振動させる第1の励振電極15及び第2の励振電極16からなる励振電極を圧電材料からなる圧電体(圧電板24)の表面上に備えている。
基部12は、第1の励振電極15及び第2の励振電極16と引き回し電極36,37とを電気的に接続する一対のマウント電極(図示略)を圧電材料からなる圧電体(圧電板24)の表面上に備えている。
圧電板24は、一対の振動腕部10,11の両主面上に、振動腕部10,11の長手方向(延在方向)に沿ってそれぞれ形成された溝部18を備えている。溝部18は、例えば、振動腕部10,11の基端側からほぼ中央付近に至る間に形成されている。なお、ここでは振動腕部10、11に溝部18を設けた形態について説明するが、本発明は、振動腕部10,11に溝部18を設けない圧電振動片に対しても適用可能である。また、溝部18は、屈曲点Pよりも基部12側に設けられているが、本発明に係る圧電振動片4はこれに限られるものではなく、屈曲点Pよりも振動腕部10、11の先端側まで延びていてもよい。また、屈曲点P近傍には溝部を形成せず、屈曲点Pよりも基部12側、または/及び先端側に溝部18を設ける構成であってもよい。
第1の励振電極15および第2の励振電極16からなる励振電極は、一対の振動腕部10,11の外表面上に互いに電気的に絶縁された状態でパターニングされ、一対の振動腕部10,11を互いに接近または離間する方向に所定の周波数で振動させる。
より詳細には、例えば、第1の励振電極15は、主に、第1の振動腕部10の溝部18上と、第2の振動腕部11の両側面上とに設けられている。
また、第2の励振電極16は、主に、第1の振動腕部10の両側面上と、第2の振動腕部11の溝部18上とに設けられている。
第1の励振電極15及び第2の励振電極16は、基部12の両主面上において、それぞれ引き出し電極(図示略)を介してマウント電極(図示略)に電気的に接続されている。
これにより、圧電振動片4は、マウント電極(図示略)を介して電圧印加される。
一対の振動腕部10,11は、自身の振動状態を所定の周波数の範囲内で振動するように調整するための周波数調整用に外表面上に被膜された重り金属膜(図示略)を備えている。
重り金属膜(図示略)は、例えば、周波数を粗く調整するための粗調膜(図示略)と、微小調整するための微調膜(図示略)とを備えている。
この周波数調整は、粗調膜及び微調膜の重量調整によって行なわれ、一対の振動腕部10,11の周波数は所定の目標周波数の範囲内に収まるように調整される。
圧電振動片4は、例えば図3に示すように、金などのバンプBによって、ベース基板2の表面(リッド基板3に対向する表面)上に設けられた引き回し電極36,37上にバンプ接合されている。なお、セラミックパッケージを用いる場合は、導電性接着剤によってセラミックのベース基板上に圧電振動片4を実装することも可能である。
より詳細には、圧電振動片4の第1の励振電極15は、第1のマウント電極(図示略)及びバンプBを介して第2の引き回し電極37上にバンプ接合され、第2の励振電極16は、第2のマウント電極(図示略)及びバンプBを介して第1の引き回し電極36上にバンプ接合されている。
これにより、圧電振動片4はベース基板2の表面(リッド基板3に対向する表面)から浮いた状態で支持されるとともに、各マウント電極(図示略)と引き回し電極36,37とはそれぞれ電気的に接続されている。なお、ベース基板2において、圧電振動片4の先端部に対向する領域に凹部を設けてもよい。凹部を設けることにより、外部衝撃を受けたさいなどに圧電振動片4の先端部とベース基板2とが接触し、該先端部に割れ、欠け等が生じる可能性を低減できる。
リッド基板3は、ガラス材料、例えばソーダ石灰ガラスからなる透明の絶縁基板によって板状に形成されている。そして、ベース基板2に接合される接合面側には、圧電振動片4を収容可能な矩形状の凹部3aを備えている。なお、セラミックパッケージの際は、金属製のリッドが、ろう材等によって接合されている。
この凹部3aは、両基板2,3が重ね合わされたときに、ベース基板2の表面(リッド基板3に対向する表面)と、によって、圧電振動片4を収容するキャビティCを形成する。
リッド基板3は、ベース基板2に対向する表面全体に設けられた接合材35を備えている。接合材35は、例えばベース基板2との接合面および凹部3aの内面全体に亘って設けられている。リッド基板3は、凹部3aをベース基板2側に対向させた状態でベース基板2に対して接合材35を介して陽極接合され、キャビティCを気密封止している。
ベース基板2は、リッド基板3と同様にガラス材料、例えばソーダ石灰ガラスからなる透明な絶縁基板によって、またはセラミック材料によって、リッド基板3に対して重ね合わせ可能な大きさの板状に形成されている。ベース基板2は、厚さ方向に貫通するとともにキャビティC内にて開口する一対のスルーホール30,31を備えている。
より詳細には、例えば、本実施形態のスルーホール30,31のうち、第1のスルーホール30は、実装された圧電振動片4の基部12の基端部12aに臨む位置に形成されている。また、第2のスルーホール31は、振動腕部10,11の先端部10b,11b間に臨む位置に形成されている。また、これらのスルーホール30,31は、ベース基板2の第1の表面から第2の表面(リッド基板3に対向する表面)に向かって漸次径が縮径した断面テーパ状に形成されている。
なお、本実施形態では、各スルーホール30,31は断面テーパ状に形成されているとしたが、これに限定されず、例えばベース基板2を同一径にて厚さ方向に貫通するスルーホールでもあってもよく、要するにベース基板2を貫通していればよい。
一対のスルーホール30,31は、各スルーホール30,31を埋めるように形成された一対の貫通電極32,33を備えている。貫通電極32,33は、焼成によってスルーホール30,31に対して一体的に固定された筒体6及び芯材部7によって形成され、スルーホール30,31を塞いでキャビティC内の気密を維持するとともに、外部電極38,39と引き回し電極36,37とを導通させる。
より詳細には、例えば、第1の貫通電極32は、外部電極38と基部12との間で引き回し電極36に臨んで配置され、第2の貫通電極33は、外部電極39と振動腕部10,11の先端部10b,11b間との間で引き回し電極37に臨んで配置されている。
筒体6は、ペースト状のガラスフリットの焼成によって形成されている。なお、セラミックパッケージの場合は、ビア電極によって貫通電極が形成される。
より詳細には、例えば、筒体6は、平坦な両端およびベース基板2とほぼ同じ厚みを有する円筒状に形成されている。そして、筒体6は、筒体6を厚さ方向に貫通する中心孔に挿入された芯材部7を固定している。
また、本実施形態ではスルーホール30,31の形状に合わせて、筒体6の外形は円錐状(断面テーパ状)となるように形成されている。そして、この筒体6は、スルーホール30,31内に埋め込まれた状態で焼成されており、これらスルーホール30,31に対して強固に固着されている。
芯材部7は、金属材料により円柱状に形成された導電性の芯材であり、筒体6と同様に平坦な両端およびベース基板2の厚みとほぼ同じ厚さを有している。
芯材部7は、筒体6の中心孔6cに位置しており、筒体6の焼成によって筒体6に対して強固に固着される。そして、貫通電極32,33は、導電性の芯材部7によって電気導通性が確保されている。
ベース基板2は、リッド基板3が接合される接合面側の表面上に、導電性材料(例えば、アルミニウム)によってパターニングされた一対の引き回し電極36,37を備えている。一対の引き回し電極36,37は、一対の貫通電極32,33のうち、第1の貫通電極32と圧電振動片4の第2のマウント電極(図示略)とを電気的に接続するとともに、第2の貫通電極33と圧電振動片4の第1のマウント電極(図示略)とを電気的に接続する。
より詳細には、例えば、第1の引き回し電極36は、中心軸Oの軸方向に沿って、基部12の基端部12aに配置された第1の貫通電極32から基部12の先端部12bに配置された支持部36aに向かって延びるように設けられている。
第1の引き回し電極36は、支持部36aのバンプBによるバンプ接合によって基部12の先端部12bを、ベース基板2の表面(リッド基板3に対向する表面)から浮いた状態で支持するとともに、圧電振動片4の第2のマウント電極(図示略)に電気的に接続されている。
第2の引き回し電極37は、中心軸Oの軸方向に沿って、一対の振動腕部10,11の先端部10b,11b間の位置に配置された第2の貫通電極33から基部12の先端部12bに配置された支持部37aに向かって延びるように設けられている。
第2の引き回し電極37は、支持部37aのバンプBによるバンプ接合によって基部12の先端部12bを、ベース基板2の表面(リッド基板3に対向する表面)から浮いた状態で支持するとともに、圧電振動片4の第1のマウント電極(図示略)に電気的に接続されている。
これらにより、圧電振動片4の第2のマウント電極(図示略)は、第1の引き回し電極36を介して第1の貫通電極32に導通される。第1のマウント電極(図示略)は、第2の引き回し電極37を介して第2の貫通電極33に導通される。
ベース基板2は、一対の貫通電極32,33に対してそれぞれ電気的に接続される外部電極38,39を第1の表面上に備えている。
第1の外部電極38は、第1の貫通電極32及び第1の引き回し電極36を介して圧電振動片4の第2の励振電極16に電気的に接続されている。
また、第2の外部電極39は、第2の貫通電極33及び第2の引き回し電極37を介して、圧電振動片4の第1の励振電極15に電気的に接続されている。
この圧電振動子1は、ベース基板2に形成された外部電極38,39に対して所定の駆動電圧が印加されることによって作動し、圧電振動片4の第1の励振電極15及び第2の励振電極16からなる励振電極に電流を流すことによって、一対の振動腕部10,11を接近および離間させる方向に所定の周波数で振動させる。
この一対の振動腕部10,11の振動は、時刻源、制御信号のタイミング源やリファレンス信号源などとして用いられる。
上述したように、本実施の形態による圧電振動片4によれば、振動腕部10、11が屈曲点Pを有しており、振動腕部10、11の基端部10a、11aから屈曲点Pまでは、基部12から遠ざかる方向に振動腕部10、11が延び、屈曲点Pから振動腕部10、11の先端部10b、11bまでは基部12に沿って振動腕部10、11が延びていることで、連結部13、14の長さ(圧電振動片4の幅方向の長さ)を長くすることなく、言い換えれば圧電振動片4と基部12との間の叉部の間隔を大きくすることなく、振動腕部10,11の先端部10b、11bと基部12とのクリアランスを広くすることが可能になる。
上述したように、連結部10b、11bを長くすると、連結部10b、11b自体が振動しやすくなり、2次高調波モードの等価直列抵抗値R2が下がりやすくなることが知られているが、本実施形態によれば、連結部10b、11bの長さを長くする必要がないので、R2を下げることなく、基本波モードで圧電振動片4を振動させつつ、さらに振動腕部10、11の先端部10b、11bと基部12との接触を回避することが可能になる。
また、振動腕部10、11の先端部10b、11bと基部12との接触が回避できるので、基部12の長手寸法を長くとる事が可能になり、つまりより広い範囲で圧電振動片4をマウントすることが可能になるので、圧電振動片4の実装強度を向上させることが可能になる。
また、基部12の長手寸法が長くなることで、振動腕部10、11で生じた振動を基部12において十分に減衰させることが可能になるので、振動腕部10、11で生じた振動がパッケージ側へ漏れてしまう所謂振動漏れを低減することが可能になる。
また、本発明者らのシミュレーションによれば、振動腕部10,11の基端部10a、11aから先端部10b、11bまでの長さをL1とし、振動腕部10、11の基端部10a、11aから屈曲点Pまでの長さをL2とした場合に、L2/L1>0.17を満たしていると、より確実に基本波モードで振動させることが可能になることが判明した。
即ち、L2/L1が小さい場合、言い換えれば屈曲点Pが振動腕部10、11の基端部10a、11aに近い場合は、振動腕部10、11の先端部10b、11bでクリアランスを十分に確保しようとすると、交差角度θを大きくする必要があるが、交差角度θを大きくすると、上述したようにパッケージとの接触の課題や、基本波モードで屈曲振動しにくくなるといった振動性の課題が生じてしまう。そこで、これらの課題を回避すべく発明者らがシミュレーションを行った結果、L2/L1>0.17であれば、より確実に上述した効果を得られる点を見出した。
(発振器)
次に、本発明に係る発振器の一実施形態について説明する。
本実施形態の発振器100は、図6に示すように、圧電振動子1を、集積回路101に電気的に接続された発振子として構成したものである。
この発振器100は、発振器用の上述した集積回路101と、コンデンサなどの電子部品102と、集積回路101の近傍に配置された圧電振動子1の圧電振動片4とを、基板103上に備えている。
これら電子部品102と、集積回路101と、圧電振動子1とは、図示しない配線パターンによってそれぞれ電気的に接続されている。
なお、各構成部品は、図示しない樹脂によりモールドされている。
このように構成された発振器100において、圧電振動子1に電圧を印加すると、この圧電振動子1内の圧電振動片4は振動する。
この振動は、圧電振動片4の圧電特性により電気信号に変換されて、集積回路101に電気信号として入力される。入力された電気信号は、集積回路101による各種処理の実行後に周波数信号として出力される。これにより、圧電振動子1は発振子として機能する。
また、集積回路101の構成を、例えば、RTC(リアルタイムクロック)モジュールなどを要求に応じて選択的に設定することで、時計用単機能発振器などの他、当該機器や外部機器の動作日や時刻を制御したり、時刻やカレンダーなどを提供したりする機能を付加することができる。
上述したように、本実施形態の発振器100によれば、上述した圧電振動子1を備えているので、特性及び信頼性に優れた高品質な発振器100を提供できる。
さらにこれに加え、長期にわたって安定した高精度な周波数信号を得ることができる。
(電子機器)
次に、本発明に係る電子機器の一実施形態について説明する。
なお電子機器として、上述した圧電振動子1を有する携帯情報機器110を例にして説明する。
本実施形態の携帯情報機器110は、例えば、携帯電話に代表されるものであり、従来技術における腕時計を発展、改良したものである。外観は腕時計に類似し、文字盤に相当する部分に液晶ディスプレイを配し、この画面上に現在の時刻などを表示させることができるものである。
また、通信機として利用する場合には、手首から外し、バンドの内側部分に内蔵されたスピーカ及びマイクロフォンによって、従来技術の携帯電話と同様の通信を行うことが可能である。しかも、従来の携帯電話と比較して、格段に小型化及び軽量化されている。
(携帯情報機器)
次に、本実施形態の携帯情報機器110の構成について説明する。
この携帯情報機器110は、図7に示すように、圧電振動子1と、電力を供給するための電源部111とを備えている。
電源部111は、例えば、リチウム二次電池から構成されている。
そして、各種制御を行う制御部112と、時刻などのカウントを行う計時部113と、外部との通信を行う通信部114と、各種情報を表示する表示部115と、それぞれの機能部の電圧を検出する電圧検出部116とは、電源部111に並列に接続されている。
そして、電源部111から各機能部に電力が供給される。
制御部112は、各機能部を制御して音声データの送信及び受信、現在時刻の計測や表示など、システム全体の動作制御を行う。
また、制御部112は、予めプログラムが書き込まれたROMと、このROMに書き込まれたプログラムを読み出して実行するCPUと、このCPUのワークエリアとして使用されるRAMなどと、を備えている。
計時部113は、発振回路、レジスタ回路、カウンタ回路及びインターフェース回路などを内蔵する集積回路と、圧電振動子1とを備えている。
圧電振動子1に電圧が印加されると圧電振動片4は振動し、この振動は水晶の有する圧電特性により電気信号に変換されて、発振回路に電気信号として入力される。発振回路の出力は二値化され、レジスタ回路とカウンタ回路とにより計数される。
そして、インターフェース回路を介して、制御部112と信号の送受信が行われ、表示部115に、現在時刻や現在日付或いはカレンダー情報などが表示される。
通信部114は、従来の携帯電話と同様の機能を有し、無線部117、音声処理部118、切替部119、増幅部120、音声入出力部121、電話番号入力部122、着信音発生部123及び呼制御メモリ部124を備えている。
無線部117は、音声データなどの各種データを、アンテナ125を介して基地局と送受信のやりとりを行う。
音声処理部118は、無線部117又は増幅部120から入力された音声信号を符号化及び複号化する。
増幅部120は、音声処理部118又は音声入出力部121から入力された信号を、所定のレベルまで増幅する。
音声入出力部121は、スピーカやマイクロフォンなどからなり、着信音や受話音声を拡声したり、音声を集音したりする。
また、着信音発生部123は、基地局からの呼び出しに応じて着信音を生成する。切替部119は、着信時に限って、音声処理部118に接続されている増幅部120を着信音発生部123に切り替えることによって、着信音発生部123において生成された着信音が増幅部120を介して音声入出力部121に出力される。
なお、呼制御メモリ部124は、通信の発着呼制御に係るプログラムを格納する。また、電話番号入力部122は、例えば、0から9の番号キー及びその他のキーを備えており、これら番号キーなどを押下することにより、通話先の電話番号などが入力される。
電圧検出部116は、電源部111によって制御部112などの各機能部に対して加えられている電圧が、所定の値を下回った場合に、その電圧降下を検出して制御部112に通知する。このときの所定の電圧値は、通信部114を安定して動作させるために必要な最低限の電圧として予め設定されている値であり、例えば、3V程度となる。
電圧検出部116から電圧降下の通知を受けた制御部112は、無線部117、音声処理部118、切替部119及び着信音発生部123の動作を禁止する。特に、消費電力の大きな無線部117の動作停止は、必須となる。さらに、表示部115に、通信部114が電池残量の不足により使用不能になった旨が表示される。
すなわち、電圧検出部116と制御部112とによって、通信部114の動作を禁止し、その旨を表示部115に表示することができる。この表示は、文字メッセージであっても良いが、より直感的な表示として、表示部115の表示面の上部に表示された電話アイコンに、×(バツ)印を付けるようにしてもよい。
なお、通信部114の機能に係る部分の電源を、選択的に遮断することができる電源遮断部126を備えることで、通信部114の機能をより確実に停止することができる。
上述したように、本実施形態の携帯情報機器110によれば、上述した圧電振動子1を備えているので、特性及び信頼性に優れた高品質な携帯情報機器110を提供できる。さらにこれに加え、長期にわたって安定した高精度な時計情報を表示することができる。
(電波時計)
次に、本発明に係る電波時計の一実施形態について、図9を参照して説明する。
本実施形態の電波時計130は、図9に示すように、フィルタ部131に電気的に接続された圧電振動子1を備えたものであり、時計情報を含む標準の電波を受信して、正確な時刻に自動修正して表示する機能を備えた時計である。
日本国内には、福島県(40kHz)と佐賀県(60kHz)とに、標準の電波を送信する送信所(送信局)があり、それぞれ標準電波を送信している。40kHz若しくは60kHzのような長波は、地表を伝播する性質と、電離層と地表とを反射しながら伝播する性質とを併せもつため、伝播範囲が広く、上述した2つの送信所で日本国内を全て網羅している。
以下、電波時計130の機能的構成について詳細に説明する。
アンテナ132は、40kHz若しくは60kHzの長波の標準電波を受信する。長波の標準電波は、タイムコードと呼ばれる時刻情報を、40kHz若しくは60kHzの搬送波にAM変調をかけたものである。受信された長波の標準電波は、アンプ133によって増幅され、複数の圧電振動子1を有するフィルタ部131によって濾波、同調される。
本実施形態における圧電振動子1は、上述した搬送周波数と同一の40kHz及び60kHzの共振周波数を有する水晶振動子部138、139をそれぞれ備えている。
さらに、濾波された所定周波数の信号は、検波、整流回路134により検波復調される。続いて、波形整形回路135を介してタイムコードが取り出され、CPU136でカウントされる。
CPU136では、現在の年、積算日、曜日、時刻などの情報を読み取る。読み取られた情報は、RTC137に反映され、正確な時刻情報が表示される。
搬送波は、40kHz若しくは60kHzであるから、水晶振動子部138、139は、上述した音叉型の構造を持つ振動子が好適である。
なお、上述の説明は、日本国内の例で示したが、長波の標準電波の周波数は、海外では異なっている。例えば、ドイツでは77.5KHzの標準電波が用いられている。従って、海外でも対応可能な電波時計130を携帯機器に組み込む場合には、さらに日本の場合とは異なる周波数の圧電振動子1を必要とする。
上述したように、本実施形態の電波時計130によれば、上述した圧電振動子1を備えているので、特性及び信頼性に優れた高品質な電波時計130を提供できる。さらにこれに加え、長期にわたって安定して高精度に時刻をカウントすることができる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、表面実装型の圧電振動子1に本発明の圧電振動片4を採用しているが、これに限らず、例えば、公知のセラミックパッケージタイプの圧電振動子や、シリンダパッケージタイプの圧電振動子を、さらにモールド樹脂部で固めて表面実装型振動子としても構わない。
1…圧電振動子 4…圧電振動片 5…パッケージ 10,11…振動腕部 12…基部
13、14…連結部 100…発振器 101…発振器の集積回路 110…携帯情報機器(電子機器) 113…電子機器の計時部 130…電波時計 131…電波時計のフィルタ部 C…キャビティ

Claims (8)

  1. 一対の振動腕部と、
    前記一対の振動腕部の間に設けられる基部と、
    前記一対の振動腕部の基端部と前記基部の基端部とを連結する連結部と、
    を備える圧電振動片において、
    前記振動腕部は屈曲点を有しており、前記振動腕部の基端部から前記屈曲点までは、前記基部から遠ざかる方向に前記振動腕部が延び、前記屈曲点から前記振動腕部の先端部までは前記基部に沿って前記振動腕部が延びていることを特徴とする圧電振動片。
  2. 前記基部が延びる方向において、
    前記振動腕部の基端部から先端部までの長さをL1とし、前記振動腕部の基端部から前記屈曲点までの長さをL2とした場合に、L2/L1>0.17を満たしていることを特徴とする請求項1に記載の圧電振動片。
  3. 前記振動腕部の先端部には、前記振動腕部の基端部の幅寸法よりも幅広な幅広部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧電振動片。
  4. 前記振動腕部の主面には、振動腕部の長手方向に沿って延びる溝部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の圧電振動片。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の圧電振動片を気密封止されたパッケージ内に備え、前記基部において前記圧電振動片が前記パッケージ内に実装されていることを特徴とする圧電振動子。
  6. 請求項に記載の圧電振動子を備え、該圧電振動子は発振子として集積回路に電気的に接続されていることを特徴とする発振器。
  7. 請求項に記載の圧電振動子を備え、該圧電振動子は計時部に電気的に接続されていることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項に記載の圧電振動子を備え、該圧電振動子はフィルタ部に電気的に接続されていることを特徴とする電波時計。
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