JP6143482B2 - 電子機器および省電力制御方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、電子機器および同電子機器に適用される省電力制御方法に関する。
近年、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ(PC)といった種々の電子機器が開発されている。この種の電子機器の多くは、電子機器の消費電力を低減するための様々な省電力制御機能を有している。代表的な省電力制御機能の一つとしては、電子機器を休止状態(ハイバネーションステート)または停止状態(サスペンドステート)に移行させる機能が知られている。
休止状態においては、システムコンテキストが不揮発性ストレージに保存された状態で電子機器内のほとんど全てのコンポーネントがパワーオフされる。したがって、電子機器のアイドル時などに電子機器を休止状態に入れることにより、電子機器によって消費される無駄な電力を削減することができる。
停止状態においては、主メモリ以外の他のほとんどのコンポーネントがパワーオフされる。したがって、停止状態も無駄な電力の削減に有用である。
また、最近の電子機器においては、電子機器内のデバイスを省電力モードに移行させる機能も利用されている。
特開2008−262393号公報
ところで、近年、節電が求められる社会情勢となったことから、オフィス等で使用される電子機器の多くは休止状態または停止状態を頻繁に利用するように運用されている。
しかし、通常、電子機器が休止状態または停止状態から稼動状態に復帰する際には、電子機器内のほとんど全てのデバイスが通常動作状態に再設定される。このため、電子機器が稼動状態に復帰してからしばらくの間は、比較的多くの電力が消費される場合がある。
本発明の目的は、消費電力を削減することができる電子機器および省電力制御方法を提供することである。
実施形態によれば、電子機器は、電子デバイスと、制御手段と、記憶制御手段とを具備する。前記制御手段は、前記電子デバイスのアクセス監視を行いながら、電子機器を稼動状態と休止または停止の状態との間で遷移させ、且つ前記電子機器が稼動状態である期間中に省電力モードへの移行条件が成立した場合、前記電子デバイスを通常動作モードから省電力モードに移行させる。前記記憶制御手段は、前記制御手段からの指令を受けて前記電子デバイスが通常動作モード又は省電力モードの何れかであるかを示す情報をメモリに記憶する。前記制御手段は、前記メモリの情報が前記電子デバイスの前記省電力モードを示し、且つ前記電子機器が前記休止状態または前記停止状態に移行した後に前記稼動状態に復帰した場合、前記電子機器が前記稼動状態に復帰したことに伴って前記通常動作モードに設定された前記電子デバイスのアクセス監視を省略して、直ちに前記電子デバイスを前記通常動作モードから前記省電力モードに移行させる
実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図。 同実施形態に係る電子機器のシステム構成例を示す図。 同実施形態に係る電子機器に設けられたデバイスを制御するシステムの構成例を示す図。 同実施形態に係る電子機器によって実行される省電力制御処理の手順を示すフローチャート。 図4の省電力制御処理において同実施形態に係る電子機器によって実行されるデバイスステート制御処理の手順を示すフローチャート。 同実施形態に係る電子機器によって実行されるホスト要求の識別処理及び監視処理の手順を示すフローチャート。 同実施形態に係る電子機器によって実行されるデバイスの状態確認処理及び監視処理の手順を示すフローチャート。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る電子機器の構成について説明する。この電子機器は、ノートブックタイプのパーソナルコンピュータまたはタブレット端末等の各種電子機器として実現され得る。以下では、この電子機器が、ノートブックタイプのパーソナルコンピュータ10として実現されている場合を想定する。
図1は、ディスプレイユニットが開いた状態のコンピュータ10を正面側から見た斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とを備える。ディスプレイユニット12には、液晶表示装置(LCD)17のような表示装置が組み込まれている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面がディスプレイユニット12で覆われる閉塞位置との間を回動自在にコンピュータ本体11に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、タッチパッド16、本コンピュータ10をパワーオン/オフするための電源スイッチ14、幾つかの機能ボタン50B及び50C、およびスピーカ18A、18Bが配置されている。また、コンピュータ本体11の右側面には、USBデバイスを接続するためのUSBコネクタ19が設けられている。さらに、コンピュータ本体11は、光ディスクドライブ(ODD:optical disc drive)110を備えている。
ODD110は光ディスク媒体を駆動する駆動装置である。このODD110は、光ディスク媒体30が取り外し自在に装填されるトレイ(ディスクトレイ)110A及び光ディスク媒体(メディア)30を回転させるためのスピンドルモーター等を備える。ディスクトレイ110Aは、ディスクトレイ110Aが本体11内に収容される収容位置とディスクトレイ110Aが外部に突出される突出位置との間を移動するようにコンピュータ本体11の筐体に取り付けられている。
なお、ここでは、ODD110がディスクトレイを有するトレイ型ODDである場合を想定したが、ODD110は、スロットイン型ODDであってもよい。
ODD110は、CDの読み出しまたは書き込みができるCDドライブ、DVD(登録商標)の読み出しまたは書き込みができるDVDドライブ、またはBD(Blu-ray Disc 登録商標)の読み出しまたは書き込みができるBDドライブ等である。
図2は、本コンピュータ10のシステム構成を示している。本コンピュータ10は、上述のODD110に加え、CPU111、システムコントローラ112、主メモリ113、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)114、サウンドコーデック115、BIOS−ROM116、ハードディスクドライブ(HDD)117、BT(Bluetooth(登録商標))モジュール120、無線LANモジュール121、SDカードコントローラ122、PCI EXPRESSカードコントローラ123、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)130等を備えている。
CPU111は、本コンピュータ10の各コンポーネントの動作を制御するプロセッサである。このCPU111は、HDD117から主メモリ113にロードされる各種ソフトウェアを実行する。このソフトウェアは、オペレーティングシステム(OS)201,デバイスドライバ202、および各種アプリケーションプログラムを含む。さらに、このアプリケーションプログラムは、電力制御プログラム203及びあるアプリケーションプログラム204を含む。
OS201は、BIOS−ROM116内の基本入出力システム(BIOS)と共同して、本コンピュータ10のシステムステートを稼動状態と休止(ハイバネーション)または停止(スタンバイ)の状態との間で遷移させることができる。稼動状態は、Advanced Configuration and Power Interface (ACPI)規格で規定されたS0の状態に対応する。休止(ハイバネーション)はACPI規格で規定されたS4の状態に対応し、停止(スタンバイ)状態はACPI規格で規定されたS3の状態に対応する。
例えば、コンピュータ10のアイドル状態がユーザによって設定または変更可能なある時間だけ継続した場合、OS201は、BIOSと共同して、本コンピュータ10を休止状態(ハイバネーション)または停止状態(スタンバイ)に移行させることができる。停止状態(スタンバイ)においては、主メモリ113以外の他のほとんど全てのコンポーネントがパワーオフされる。休止状態においては、主メモリ113の内容等のシステムコンテキストがHDD117に保存された状態で、主メモリ113を含むほとんど全てのコンポーネントがパワーオフされる。
コンピュータ10が停止状態または休止状態である期間中に電源スイッチ14が操作されると、主メモリ113に保持されているシステムコンテキスト、またはHDD117に保存されているシステムコンテキストを使用して、コンピュータ10のシステムステートは停止状態または休止状態から稼動状態に復帰される。コンピュータ10を停止状態または休止状態から稼動状態に復帰させる処理は、BIOSおよびOS201によって実行される。
デバイスドライバ202は、本コンピュータ10内のある省電力制御対象のデバイスを制御するドライバである。本実施形態において、このデバイスは、ODD110、HDD117、SDカードコントローラ122、またはLCD17等である。以下、デバイスがODD110である場合を想定して説明する。デバイスドライバ202は、ODD110のステートを通常動作モードとこの通常動作モードよりもODD110によって消費される電力が少ない省電力モードとの間で遷移させることができる。通常動作モードはACPI規格で規定されたD0の状態に対応し、省電力モードはACPI規格で規定されたD3の状態に対応する。
本コンピュータ10のシステムステートが稼動状態である期間中に、ODD110を省電力モードに移行させるための所定の条件が満たされた場合、デバイスドライバ202は、ODD110を省電力モードに移行させる。ODD110を省電力モードに移行させるための所定の条件には、例えば、ODD110へのアクセス要求が一定期間ないという条件、などが含まれる。また、デバイスドライバ202は、ODD110が省電力モードである期間中にODD110を通常動作モードに復帰させるためのイベントが発生した場合、ODD110を通常動作モードに復帰させる。ODD110を通常動作モードに復帰させるためのイベントとしては、ある機能ボタンの押下、ODD110のイジェクトボタン52の押下などがある。
コンピュータ10が休止状態または停止状態から稼動状態に復帰する際には、コンピュータ10内のほとんど全てのデバイスは通常動作モード(D0)に設定し直される。このため、通常は、ODD110が省電力モードに設定されている状態でコンピュータ10(ホスト)が休止状態または停止状態に移行し、そして稼動状態に復帰した場合には、ODD110は通常動作モードに設定し直される。このため、たとえODD110が使用されない場合であっても、コンピュータ10(ホスト)が稼動状態に復帰してからしばらくの間、つまりコンピュータ10が稼動状態に復帰してからODD110を省電力モードに移行させるための所定の条件が再び成立するまでの間は、ODD110は通常動作モードに維持される。このため、ODD110によって無駄な電力が消費される可能性がある。
そこで、本実施形態では、デバイスドライバ202は、ODD110が省電力モードである状態でコンピュータ10が休止状態または停止状態に移行した後に、コンピュータ10が稼動状態に復帰した場合に、ODD110を省電力モードに移行させるための上述の所定の条件が満たされるのを待たずに、ODD110を省電力モードに即座に移行させる機能を有している。これにより、ODD110が通常動作モードに維持される期間を最小限にすることができ、コンピュータ10の消費電力を削減することができる。
上述のホストは、ODD110以外の本コンピュータ10に設けられた部品群またはその一部の部品を総称した名称である。ホストは、例えば、CPU111、システムコントローラ112、及び主メモリ113等から成る。ホストは、ACPI規格にしたがい、本コンピュータ10を稼動状態、停止状態、または休止状態等の複数の状態に遷移させる。
また、デバイスドライバ202は、電力制御プログラム203と連携してODD110等の電力管理を行う。詳細は図4を参照して説明する。
また、CPU111は、不揮発性メモリであるBIOS−ROM116に格納された上述の基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのシステムプログラムである。
GPU114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。GPU114は、ビデオメモリ(VRAM)114Aに格納された表示データからLCD17に供給すべき表示信号を生成する。
システムコントローラ112は、CPU111と各コンポーネントとの間を接続するブリッジデバイスである。システムコントローラ112は、ODD110およびHDD117を制御するためのシリアルATAコントローラ(SATA制御部)33を内蔵している。さらに、システムコントローラ112は、LPC(Low PIN Count)バス上の各デバイスとの通信を実行する。
EC/KBC130は、本コンピュータ10の電力管理を実行するための電力管理コントローラであり、例えば、キーボード(KB)13およびタッチパッド16などを制御するキーボードコントローラを内蔵したワンチップマイクロコンピュータとして実現されている。EC/KBC130は、ユーザによる電源スイッチ14の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオンおよびパワーオフする機能を有している。
次に、図3を参照し、ODD110とホストとの関係について説明する。
制御部46は、ODD制御部40、制御回路部41、及び電力制御プログラム203等によって実現される。ODD制御部40は、デバイスドライバ202及びSATA制御部33等からなる。また、制御部46は、接続部42を介してODD110と接続されている。また、制御部46は、EC/KBC130と接続されている。なお、接続部42は、ODD110を接続することができるインターフェースであり、例えばSATAインターフェースである。
制御部46は、ODD110の駆動を制御する。また、制御部46は、ODD110を省電力モードに移行させるための省電力制御機能を有する。
ODD制御部40は、制御回路部41を制御する。制御回路部41は、ODD110を制御する。電力制御プログラム203は、例えば、制御部46またはODD制御部40にボタン情報を伝える。ボタン情報とは、所定の機能ボタンが操作された情報である。所定の機能ボタンは、ボタン50Bまたはボタン50C等である。
省電力制御機能とは、制御回路部41またはODD110での無駄な電力消費をなくすための機能である。省電力制御機能は、例えば、次のような2つの機能である。
1つ目の省電力制御機能は、ODD110に対するホストからの読み取りや書き込み等のアクセス要求がない状態が一定期間継続し、ODD110を使用していないと判断された場合、すなわちODD110の状態の問合せ(ポーリング)のみが続いている場合で、且つODD110にメディア30がセットされていないまたはセットされていても使われていないと判断された場合は、制御回路部41およびODD110を省電力モードに移行させる機能である。
1つ目の省電力制御機能を使用した場合、ODD制御部40は、ホストからODD110に対するアクセス要求がない状態が続いていることを確認し、省電力モードに移行させるまで一定期間おくことにより、ユーザによる操作性を確保することができる。また、ODD制御部40は、ODD110が省電力モードである期間中は、ODD110が省電力モードであることを示す表示を行う。たとえば、ODD制御部40は、ランプ51等を点灯または点滅するあるいはODD110が省電力モードであることを示すアイコン等をLCD17等に表示することにより、ODD110が省電力モードであることをユーザに通知することができる。
2つ目の省電力制御機能は、所定の機能ボタンが押される等の操作が行われた場合等に、ODD制御部40が制御回路部41またはODD110を省電力モードから通常動作モードへ移行させる機能である。
2つ目の省電力制御機能を使用した場合、ODD制御部40は、例えばメディア30を読み取るための再生ボタン等の機能ボタン、または他の所定の機能ボタンが押された場合に、制御回路部41及びODD110を省電力モードから通常動作モードへ移行させることができる。また、ODD110に設けられたボタン、例えばイジェクトボタン52等、が押された場合、ODD110から制御部46に対してイベント信号が送られる。このイベント信号に応答して、ODD制御部40は、制御回路部41及びODD110を省電力モードから通常動作モードへ移行させることができる。
電力制御プログラム203は、機能ボタン制御部43、記憶制御部44、及び表示制御部45を備える。電力制御プログラム203は、デバイスドライバ202と連携して各種制御を行う。
機能ボタン制御部43は、EC/KBC130から供給される所定の機能ボタンが操作されたことを示す信号に基づき、省電力モードであるODD110を通常動作モードに移行させるようにODD制御部40に指示する。
記憶制御部44は、ODD110が通常動作モードまたは省電力モードの何れであるかを示す情報を記憶するための制御を行う。例えば、ODD110が省電力モードに移行する際、またはODD110が省電力モードである状態でホストが停止状態は休止状態に移行する際に、記憶制御部44は、デバイスドライバ202の制御の下、ODD110が省電力モードであることを示す情報を主メモリ113にまたはハイバネーションステートのコンテクストデータに記憶するための制御を行う。なお、以下では、コンピュータ10のスリープステートとして休止状態を使用する場合を例示して説明する。
表示制御部45は、デバイスドライバ202の制御の下、ODD110が省電力モードである期間中、ODD110が省電力モードであることを示す表示を行う(ランプ51の点灯または点滅、アイコンの表示、等)。
次に、図4を参照し、本実施形態の省電力制御処理の手順について説明する。
まず、本コンピュータ10が起動することによって、デバイスドライバ202も実行される。デバイスドライバ202は、ODD110の利用状況を監視する(ステップS40)。例えば、デバイスドライバ202は、ODD110へのアクセス要求の状況を監視する。アクセス要求とは、上述したようなポーリングと異なる要求、例えばODD110への書き込みまたは読み込み等の要求である。または、アクセス要求は、ODD110からメディア30を取り出すための要求等である。次に、デバイスドライバ202は、アクセス状況の監視結果に基づき、ODD110の省電力モードへの移行条件が成立するかどうかを判定する(ステップS41)。移行条件の詳細については図6及び図7を参照して後述するが、移行条件としては、例えば、一定期間ODD110へのアクセス要求がないという条件を使用しても良い。あるいは、一定期間ODD110へのアクセス要求がないという条件と、ODD110にメディア30がセットされていないまたはメディア30がセットされていた場合でもセットされているメディアが使用されていないという条件とを成立した場合に、移行条件が成立したと判定しても良い。デバイスドライバ202は、省電力モードへの移行条件が成立しない場合(ステップS41のNO)、再びODD110の利用状況を監視する。デバイスドライバ202は、省電力モードへの移行条件が成立した場合(ステップS41のYES)、記憶制御部44に対して、ODD110が省電力モードに移行したことを示す情報を記憶するための指示を行う(ステップS42)。このように、ODD110が省電力モードに移行したことを示す情報を記憶しておくことにより、本コンピュータ10が休止状態から復帰した場合に、この情報に基づいて、本コンピュータ10が休止状態に移行する直前のODD110の状態が省電力モードであったか否かを判定することができる。
次に、デバイスドライバ202は、ODD110をアイドル状態の通常動作モードから省電力モードへ移行させる(ステップS43)。ODD110が省電力モードの間は、デバイスドライバ202は、ODD110への直接のアクセスを遮断する。ODD110への直接のアクセスを遮断するとは、例えばOS201からODD110へのアクセス要求に応じた直接のアクセスをデバイスドライバ202によって遮断し、デバイスドライバ202がその直接のアクセスに対する応答を、OS202に対して行うこと等である。また、ODD110が第1の省電力モードとこの第1の省電力モードよりも消費電力が少ない第2の省電力モードとを有している場合には、デバイスドライバ202は、省電力モードへの移行条件が成立した際に、まず、ODD110が第1の省電力モードに移行させ、そして、別の所定の条件が設立したときに、ODD110を第2の省電力モードに移行させてもよい。したがって、ODD110は、順次、消費電量が少ないモードに移行する。また、コンピュータ10が稼動状態に復帰後に直ちにODD110のようなデバイスを省電力モードに移行させるのではなく、コンピュータ10が稼動状態に復帰後、ODD110を省電力モードに移行させるタイミングまでの時間が、コンピュータ10が稼動状態に復帰してから省電力モード移行条件に対応する待ち時間よりも短くなるような場合であってもよい。
次に、OS201は、ホストの運転状況を監視する(ステップS44)。ホストの運転状況とは、本コンピュータ10が使用されているか否かを示す状況である。OS201は、本コンピュータ10が休止状態に遷移するための遷移条件が成立したかどうか、つまり本コンピュータ10のアイドル状態が所定期間継続したか否かを判定する(ステップS45)。OS201は、遷移条件が成立しない場合(ステップS45のNO)、再びホストの運転状況を監視する。OS201は、遷移条件が成立する場合(ステップS45のYES)、本コンピュータ10を休止状態に遷移させる。
ここまで、図4を参照し、ODD110が省電力モードに移行した後、本コンピュータ10が稼動状態から休止状態に遷移するまでの省電力制御処理について説明した。次に、その後さらに休止状態に遷移した本コンピュータ10が稼動状態に復帰した場合の省電力制御処理について説明する。
本コンピュータ10が稼動状態に復帰した際、ODD110の省電力モードは解除され、OS201等によってODD110は省電力モードから通常動作モードに設定される。例えば、本コンピュータ10が稼動状態に復帰する際、BIOSおよびOS201はODD110を認識等する必要があるため、ODD110を通常動作モードに再設定する必要がある。
本コンピュータ10が一定の条件(遷移条件)で休止状態へ移行し、その後、休止状態から復帰した場合、デバイスドライバ202または制御部46は、本コンピュータ10が休止状態に入る前にODD110が省電力モードへ移行していたかどうかを判定する(ステップS46)。デバイスドライバ202または制御部46は、休止状態に入る前にODD110が省電力モードであった場合(ステップS46のYES)、ODD110のアクセス状態の監視を省略することにより、すなわち上述した移行条件が満たされるのを待つことなく、ODD110を直ちに省電力モードへ移行させる。デバイスドライバ202または制御部46は、本コンピュータ10が休止状態に入る前にODD110が省電力モードでなかった場合(ステップS46のNO)、ステップS40に進み、上述した移行条件が満たされるか否かを判定するためにODD110の利用状況の監視処理を行う。
次に、図5のフローチャートを参照し、図4のステップS43にて行われる処理の手順について説明する。デバイスドライバ202は、ODD110が省電力モードに移行した後、通常動作モードへの移行条件が満たされた場合に、ODD110を通常動作モードに移行させる。以下、具体的に図5を参照して説明する。
デバイスドライバ202は、ODD110を省電力モードへ移行させる(ステップS50)。次に、デバイスドライバ202は、通常動作モードへの移行条件(復帰条件)を満たしているか否かを判定する(ステップS51)。デバイスドライバ202は、通常動作モードへの移行条件が満たされていない場合(ステップS51のNO)、つまりODD110が省電力モードである間、ODD110が省電力モードであることをユーザが認識可能なように表示する(ステップS52)。デバイスドライバ202は、通常動作モードへの移行条件が満たされた場合(ステップS51のYES)、ODD110を省電力モードから通常動作モードへ復帰させる(ステップS53)。次に、デバイスドライバ202は、ODD110が省電力モードから通常動作モードに復帰したことを示す情報を記憶する(ステップS54)。そして、ステップS52の処理またはステップS54の処理の後、ステップS44に進む。
ここで、ステップS54の処理の後、本コンピュータ10が休止状態に遷移し、その後、本コンピュータ10が休止状態から稼動状態に復帰した場合について説明する。本コンピュータ10が休止状態に遷移する前、ODD110が通常動作モードであったことが記憶されている。その記憶されている情報に基づき、ステップS46において、本コンピュータ10が休止状態に遷移する前、ODD110が通常動作モードであると判定される。そのため、この場合、ODD110を直ぐに省電力モードに移行させることなく、省電力モードへの移行条件を満たしているか否かを判定する処理を行うことになる。
次に、図6を参照し、ホスト要求の識別処理及び監視処理の手順について説明する。図6の処理手順は、図4のステップS41の処理におけるODD110の省電力モードへの移行条件(第1の移行条件)を満たすか否かを判定するための処理手順を示している。より詳しくは、図6に示す処理手順は、ODD110に対するホストからの読み取りまたは書き込み等のアクセス要求がない状態が、一定期間続いているか否かを判定するための処理手順を示している。
デバイスドライバ202は、ODD110に対するホストからの読み取りまたは書き込み等のアクセス要求を識別及び監視する(ステップS60)。次に、デバイスドライバ202は、アクセス要求がOS201またはアプリケーションプログラム204等からODD110に対してあるか否かを判定する(ステップS61)。なお、アプリケーションプログラム204は、例えば、OS201を介してODD110に対してアクセス要求を行うことができるアプリケーションプログラムである。具体的には、アプリケーションプログラム204は、光ディスク媒体30へのデータの書き込みまたは光ディスク媒体30からデータの読み出しを行うデータ記録再生アプリケーションプログラム等である。デバイスドライバ202は、ODD110へのアクセス要求がある場合(ステップS61のYES)、再びODD110に対するホストからのアクセス要求を識別及び監視する。デバイスドライバ202は、ODD110へのアクセス要求がない場合(ステップS61のNO)、ODD110へのアクセス要求がない状態が一定期間継続したか否かを判定する(ステップS62)。デバイスドライバ202は、一定期間内にODD110へのアクセス要求があった場合、ステップS60に戻り、再びODD110に対するホストからのアクセス要求を識別及び監視する。デバイスドライバ202は、一定期間、ODD110へのアクセス要求がない場合、移行条件が成立し、ODD110を使用していない、すなわちODD110の状態に関する問合せのみが続いていると判断する。このように、図6に示すような処理手順より、第1の移行条件が成立する。
次に、図7を参照し、ODD110の状態の確認及び監視の処理手順について説明する。図7の処理手順は、図4のステップS41の処理におけるODD110の省電力モードへの移行条件(第2の移行条件)を満たすか否かを判定するための処理手順を示している。
デバイスドライバ202は、ODD110の状態の確認及び監視を行う(ステップS70)。ODD110の状態とは、ODD110が使用されているか否かの判定の基準となるODD110の状態である。デバイスドライバ202は、ディスクトレイ110Aが開いているか否かを判定する(ステップS71)。デバイスドライバ202は、ディスクトレイ110Aが開いている場合(ステップS71のYES)、再びODD110の状態の確認及び監視を行う。デバイスドライバ202は、ディスクトレイ110Aが閉じている場合(ステップS71のNO)、ODD110が使用されていると判断する。なお、ODD110が使用されているとは、例えば、ユーザがODD110を使用して何らかの操作を行っている可能性があることである。
次に、デバイスドライバ202は、ディスクトレイ110Aが閉じている場合において、メディア30がODD110にセットされているか否かを判定する(ステップS72)。デバイスドライバ202は、メディア30がODD110にセットされていない場合(ステップS72のNO)、ODD110が使用されていないと判断し、第2の移行条件が成立する。デバイスドライバ202は、メディア30がODD110にセットされている場合(ステップS72のYES)、メディア30がODD110にセットされてから一定期間以上経過したか否か、あるいは、ODD110が通常動作モードに設定されてから一定期間以上経過したか否か、あるいは、メディア30がODD110にセットされたことをデバイスドライバ202またはホストが認識してから一定期間以上経過したか否か、を判定する(ステップS73)。なお、ステップS73の処理は、例えば、ディスクトレイ110Aが閉じており且つメディア30がODD110にセットされている状態が、一定期間以上継続したか否かを判定する処理である。一定期間以上経過しない場合、例えば一定期間よりも短い期間でディスクトレイが開いた場合、(ステップS73のNO)、第2の移行条件は成立せず、デバイスドライバ202は、再びODD110の状態の確認及び監視を行う。一定期間以上経過した場合(ステップS73のYES)、第2の移行条件が成立する。つまり、メディア30がODD110にセットされている場合でも、ODD110が使用されないまま一定時間以上経過した場合、ODD110が使用される可能性が低いと判断される。
次に、ODD110が通常動作モード(アイドル状態)の場合と省電力モードの場合との標準的な消費電力について述べる。ODD110がアイドル状態である場合の消費電力は100mAであり、ODD110が省電力モードである場合の消費電力は30mAである。したがって、本コンピュータ10が稼動状態に復帰後すぐにODD110を省電力モードに移行させた場合には、本コンピュータ10が稼動状態に復帰してから省電力モード移行条件に対応する待ち時間だけ経過した後にODD110を省電力モードに移行させる場合に比べ、この消費電力差である70mAと待機時間との積の関数に基づく電力量だけ消費電力が削減することができる。また、消費電力モードに関して、本コンピュータ10が、例えば制御回路部41が、ODD110によって消費される電力を0mAまで削減可能な機能(回路)を有する場合、アイドル状態の消費電力と省電力モードの消費電力の差が100mAになるため、消費電力をより削減することができる。
また、以上の説明において、デバイスがODD110である場合について述べたが、デバイスはODD110でなくてもよい。例えば、デバイスは、磁気ディスクを備えるHDD117でもよい。この場合、図7を参照して説明したような第2の移行条件について例えば、ステップS71及びステップS72の処理を行うことなく、HDD117が一定期間使用されていない場合、第2の移行条件が成立したとしてもよい。さらに他の例として、デバイスは、SDカードコントローラ122に接続されているSDカードリードライターである場合でもよい。この場合、上記したメディア30がSDカードに相当する。デバイスドライバ202は、SDカードがSDカードリードライターに一定期間装填されており且つSDカードリードライターへの書き込みまたは読み出し等のアクセス要求がない場合、SDカードリードライターが使用されていないと判断し、SDカードリードライターを省電力モードに移行させる。
さらに他の例として、デバイスは、LCD17(パネル)であってもよい。この場合、デバイスドライバ202は、LCD17を省電力モードに移行させるため所定の条件が成立しているか否か、例えば、パネルの表示を更新するための要求がない状態が一定期間継続したか否かを判定する。このような状態としては、例えば、デバイスドライバ202は、コンピュータ10のアイドル状態が一定期間継続したか否か、入力デバイスからの入力がない状態が一定期間継続したか否か等、を判定する。LCD17を省電力モードに移行させるため所定の条件が成立した場合、LCD17の輝度を減少させ消費電力を抑えることが可能なような省電力モードにLCD17を移行させる。なお、このようにデバイスがパネルである場合においては、上述したようなアクセス要求に、パネルの表示を更新するための要求が含まれる。また、このようにデバイスがパネルである場合においては、コンピュータ10が稼動状態に復帰後に直ちにパネルを省電力モードに移行させた場合、アイドル状態でなくてもパネルの画面表示が直ぐに薄暗くなる。そのため、このような場合は、コンピュータ10が稼動状態に復帰後に直ちにパネルを省電力モードに移行させるのではなく、本コンピュータ10が稼動状態に復帰後、パネルを省電力モードに移行させるタイミングまでの時間を、パネルの省電力モード移行条件に対応する待ち時間よりも短くなるようにすればよい。
また、省電力モードは、デバイスの種類毎に異なっていてもよい。そのため、デバイスドライバ202は、各デバイスが省電力モードへの移行条件を満たした場合、各デバイス毎に、より消費電力が低いモードに、各デバイスを移行させることもできる。
また、本実施形態では、本コンピュータ10が稼動状態に復帰後に直ちにODD110のようなデバイスを省電力モードに移行させたが、ODD110のようなデバイスを省電力モードに移行させるタイミングは、上述したように、本コンピュータ10が稼動状態に復帰してから省電力モード移行条件に対応する待ち時間だけ経過する前であればよい。
以上説明したように、本実施形態においては、本コンピュータ10が稼動状態である期間中に移行条件が満たされた場合、デバイス(ODD110)が通常動作モードから省電力モードに移行される。そして、デバイスが省電力モードである状態で本コンピュータ10が休止状態または停止状態に移行し、且つデバイスが通常動作モードに設定(再設定)される稼動状態に本コンピュータ10が復帰した場合、移行条件が満たされるのを待たずに、デバイスが省電力モードに移行される。したがって、本実施形態の省電力制御方式を本コンピュータ10が搭載することにより、本コンピュータ10が休止状態または停止状態から復帰する際に休止状態または停止状態に入る前にデバイスが省電力状態であった場合は、復帰後は即座に省電状態に戻すことにより、デバイスを再び省電状態に移行させるまでの消費電力を削減することができる。また、節電(省エネ)が求められる社会情勢となり、電子機器にピークシフト機能が搭載され、これが運用されるのが一般的になったことから、電子機器が休止状態または停止状態に遷移する回数が増えている。そのため、電子機器が復帰した際にデバイスで消費される電力を削減することで、より省エネを図ることが可能になる。
また、本実施形態で説明した電力制御プログラム203の機能は、専用LSI、DSP、またはマイクロコンピュータのようなハードウェアによって実現してもよい。
なお、本実施形態の省電力制御処理の手順は全てソフトウェアによって実行することができるので、この省電力制御処理の手順を実行するコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…コンピュータ(電子機器)、30…光ディスク媒体、40…ODD制御部、43…機能ボタン制御部、46…制御部、110…光ディスクドライブ(ODD)、201…OS、202…デバイスドライバ、203…電力制御プログラム。

Claims (7)

  1. 電子デバイスと、
    前記電子デバイスのアクセス監視を行いながら、電子機器を稼動状態と休止または停止の状態との間で遷移させ、且つ前記電子機器が前記稼動状態である期間中に省電力モードへの移行条件が成立した場合、前記電子デバイスを通常動作モードから省電力モードに移行させる制御手段と、
    前記制御手段からの指令を受けて前記電子デバイスが通常動作モード又は省電力モードの何れかであるかを示す情報をメモリに記憶する記憶制御手段と、
    を具備し、
    前記制御手段は、前記メモリの情報が前記電子デバイスの前記省電力モードを示し、且つ前記電子機器が前記休止状態または前記停止状態に移行した後に前記稼動状態に復帰した場合、前記電子機器が前記稼動状態に復帰したことに伴って前記通常動作モードに設定された前記電子デバイスのアクセス監視を省略して、直ちに前記電子デバイスを前記通常動作モードから前記省電力モードに移行させる電子機器。
  2. 前記省電力モードへの移行条件は、前記電子デバイスへのアクセス要求が一定期間ないという条件を含み、
    前記制御手段は、前記電子機器が前記稼動状態に復帰してから前記一定期間が経過する前に、前記電子デバイスを前記省電力モードにする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記制御手段は、前記メモリの情報が前記電子デバイスの前記通常動作モードを示し、且つ前記電子機器が前記休止または停止の状態から前記稼動状態に復帰した場合、前記電子デバイスのアクセス監視を行う請求項1記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記電子デバイスが前記省電力モードである期間中に前記電子デバイスを前記通常動作モードに復帰させるための所定のイベントが発生したことを検出した場合、前記電子デバイスを前記通常動作モードに復帰させる請求項1記載の電子機器。
  5. 前記制御手段の制御下、前記電子デバイスが前記省電力モードである期間中、前記電子デバイスが前記省電力モードであることを示す表示を行う表示制御手段を更に有する請求項1記載の電子機器。
  6. 電子機器内の電子デバイスのアクセス監視を行いながら、前記電子機器を稼動状態と休止または停止の状態との間で遷移させ、
    前記電子機器が前記稼動状態である期間中に省電力モードへの移行条件が成立した場合、前記電子デバイスを通常動作モードから省電力モードに移行させ、
    前記電子デバイスが通常動作モード又は省電力モードの何れかであるかを示す情報をメモリに記憶し、
    前記メモリの情報が前記電子デバイスの前記省電力モードを示し、且つ前記電子機器が休止または停止の状態に移行した後に前記稼動状態に復帰した場合、前記電子機器が前記稼動状態に復帰したことに伴って前記通常動作モードに設定された前記電子デバイスのアクセス監視を省略して、直ちに前記電子デバイスを前記通常動作モードから前記省電力モードに移行させる省電力制御方法。
  7. 電子機器によって実行されるプログラムであって、前記プログラムは、
    前記電子機器内の電子デバイスのアクセス監視しながら、前記電子機器を稼動状態と休止または停止の状態との間で遷移させる手順と、
    前記電子機器が稼動状態である期間中に省電力モードへの移行条件が成立した場合、前記電子デバイスを通常動作モードから省電力モードに移行させる手順と、
    前記電子デバイスが通常動作モード又は省電力モードの何れかであるかを示す情報をメモリに記憶する手順と、
    前記メモリの情報が前記電子デバイスの前記省電力モードを示し、且つ前記電子機器が休止または停止の状態に移行した後に前記稼動状態に復帰した場合、前記電子機器が前記稼動状態に復帰したことに伴って前記通常動作モードに設定された前記電子デバイスのアクセス監視を省略して、直ちに前記電子デバイスを前記通常動作モードから前記省電力モードに移行させる手順と
    を前記電子機器のコンピュータに実行させるプログラム。
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