JP6143339B2 - 回転ドラム式ごみ分離機 - Google Patents

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Description

本発明は、ビーチにおけるごみを回収する回転ドラム式ごみ分離機に関する。
下記に示す特許文献1に示すように、海浜の砂地等に落ちているごみを回収するための装置としてビーチクリーナというものがある。
特開2010−174518号公報
特許文献1に記載されているように、従来は、ドラム式ふるい体の網は、一枚で形成されているため、ごみの種類によっては、ごみが網をすり抜けてしまい分別が効果的に行えない場合がある。また、砂浜等に落ちているごみの状況によっては、その都度、ドラム式ふるい体を交換する必要があり、ごみの回収に時間がかかっていた。
そこで、本発明は、大きさの異なる種々のごみを効率よく回収することができる回転ドラム式ごみ分離機を提供することを目的とする。
本発明は、回転可能に支持され、円周面が網状に一体形成された円筒部(50)を有する回転ドラム式ごみ分離機(10)において、前記円筒部(50)は、一端を閉塞する有底部(56)と、他端を開放する開口部(58a)と、前記円筒部(50)の高さ方向に延び、前記円筒部(50)の外周に沿って設けられたパイプ(60)と、を有し、前記円筒部(50)の外周に、網目サイズが前記円筒部(50)の網目サイズよりも細かく、着脱可能な別体の網部(100)をさらに取り付け、前記網部(100)は、長手方向の一端側に設けられた第1フック(102)と、他端側に設けられた第2フック(104)と、を有し、前記第1フック(102)が前記パイプ(60)に引っ掛けられるとともに、前記円筒部(50)に巻き付けるように取り付けられ、前記第2フック(104)を用いて前記他端側が固定されることを特徴とする。
本発明は、前記回転ドラム式ごみ分離機(10)において、前記網部(100)は、前記第2フック(104)が前記網部(100)の一部に引っ掛けられることで、前記他端側が固定されることを特徴とする。
本発明は、前記回転ドラム式ごみ分離機(10)において、前記網部(100)は、前記第2フック(104)が前記第1フック(102)の近傍に設けられた接続部(106)に引っ掛けられることで、前記他端側が固定されることを特徴とする。
本発明は、前記回転ドラム式ごみ分離機(10)において、前記円筒部(50)の円周面の高さ方向中央付近に、回転駆動機構(52)が設けられ、前記網部(100)は、前記回転駆動機構(52)を避けて前記円筒部(50)の外周に着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、円周面が網状に形成された円筒部の外周に着脱可能な別体の網部を取り付けるようにしたので、網目サイズが異なる複数の網部を予め用意しておき、分離したいごみのサイズに応じた網部を取り付けることで、大きさが異なる種々のごみを砂と分離することができ、ごみを確実に回収することができる。また、網部の交換を簡単に行うことができるので、作業性が向上し、工数が削減される。
また、網部の網目サイズは、円筒部の円周面の網目サイズよりも細かいので、分別したいごみのサイズに応じて網目サイズを変更することで、より小さいごみの回収が可能となる。
また、網部は、長手方向の一端側に設けられた第1フックと、他端側に設けられた第2フックと、を有し、第1フックが、円筒部の高さ方向に延び、円筒部の外周に沿って設けられたパイプに引っ掛けられるとともに、円筒部に巻き付けるように取り付けられ、第2フックを用いて他端側が固定されるので、網部の着脱及び交換が簡単になり、作業工数が削減される。
本発明によれば、網部は、第2フックが網部の一部に引っ掛けられることで、他端側が固定されるので、網部の固定に必要な部品の数を少なくできる。
本発明によれば、網部は、第2フックが第1フックの近傍に設けられた接続部に引っ掛けられることで、他端側が固定されるので、網部の一端側と他端側とを着脱可能に接続することができる。
本発明によれば、円筒部の円周面の高さ方向中央付近に、回転駆動機構が設けられ、網部は、回転駆動機構を避けて円筒部の外周に着脱可能に取り付けられるので、網部の幅が小さくなり、保管スペースが狭くてもよい。
実施の形態に係るビーチクリーナと、該ビーチクリーナを牽引する牽引車とを示す斜視図である。 図1に示す回転ドラム式ごみ分離機の外観図である。 図1に示す回転駆動機構及び駆動ギアと遊星ギアとの関係を示す図である。 円筒部の概略断面図である。 金属製ブレードの斜視図である。 図5のX方向から見たときの金属製ブレードを示す図である。 図5のY方向から見たときの金属製ブレードを示す図である。 開口部側から見たときのごみ分離機の要部図である。 図4に示す円筒部の外周に着脱可能に取り付けられる網部の一例を示す概略図である。 図4に示す円筒部の外周に着脱可能に取り付けられる網部の他の例を示す概略図である。 図9の一部詳細拡大図である。 網部の取り付け方法の説明図である。 網部を円筒部の外周に取り付けたときの状態を示す図である。
本発明に係る車両における回転ドラム式ごみ分離機について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る回転ドラム式ごみ分離機10を有するビーチクリーナ12と、該ビーチクリーナ12を牽引する牽引車14とを示す斜視図、図2は、回転ドラム式ごみ分離機10の外観図である。なお、特に説明しない限り、前後、左右、上下は、牽引車14の運転者から見た方向に従う。
本実施の形態では、鞍乗型の不整地走行車両であるATV(All-Terrain Vehicle)を牽引車14として採用している。牽引車14は、車体の前方下部に設けられた左右一対の前輪20と、車体の後方下部に設けられた左右一対の後輪22と、前輪20の上方に設けられた左右一対のフロントフェンダ24と、後輪22の上方に設けられた左右一対のリアフェンダ26とを有する。
前輪20の上方には、前輪20を操舵可能なハンドル28が設けられており、ハンドル28の前方にフロント荷台30が取り付けられ、ハンドル28の後方にシート32及びリア荷台34が取り付けられている。
また、シート32に着座した運転者が足を乗せるための左右一対のステップフロア36が、ハンドル28とシート32の間に形成されている。この牽引車14は、図示しないエンジンを駆動源として後輪22を回転させる。
ビーチクリーナ12は、牽引車14と接続可能な牽引フレーム40と、牽引フレーム40の後部下方に設けられた左右一対の車輪42と、回転ドラム式ごみ分離機(以下、ごみ分離機と呼ぶ)10を回転可能に支持する支持フレーム44とを有する。
ごみ分離機10は、円周面が網状に一体形成された円筒部50を有し、円筒部50の円周面であって、円筒部50の高さ方向(回転中心軸方向)中央付近には、回転駆動機構52が設けられている。回転駆動機構52は、円筒部50の円周面の前記高さ方向に沿ってパイプ状に形成された複数の係合部54を有し、該複数の係合部54は、円筒部50の外周を一周するように取り付けられている。円筒部50は、円筒部50の一端を閉塞する円形状の有底部56と、円筒部50の他端を開放する開口部58aを有する環状の縁取板58とを有する。
円筒部50は、前記高さ方向に円筒部50の外周に沿って設けられた複数のパイプ60と、この複数のパイプ60の内側に取り付けられ、円筒部50の円周面を覆うように巻かれた網部(第1の網部)62とを有する。この複数のパイプ60と網部62とにより、円筒部50の円周面が網状に形成される。
この開口部58aは、ごみが入り混じった砂(以下、混合砂と呼ぶ)を円筒部50の内部に投入するための投入口として機能するとともに、円筒部50の内部に残ったごみを取り出すための取り出し口としても機能する。
牽引フレーム40は、左右一対の車輪42に接続された車軸64を回転可能に軸支し、車軸64には、駆動ギア66が接続されている。支持フレーム44は、牽引フレーム40に取り付けられ、ごみ分離機10を回転可能に支持する。ごみ分離機10は、開口部58aが左側、有底部56が右側となるように支持フレーム44によって支持される。
支持フレーム44は、ごみ分離機10を前後左右で囲む前フレーム68、後フレーム70、左フレーム72、及び右フレーム74を有する。前フレーム68及び後フレーム70の左右両側には、ロール76が回転可能に取り付けられ、前後左右の4つのロール76によってごみ分離機10が回転可能に軸支される。円筒部50の左端部及び右端部には、ロール76と当接するための当接板78a、78bが取り付けられている。この当接板78a、78bは、円筒部50の両端側にそれぞれ取り付けられている。
円筒部50の内部には、開口部58aから有底部56に亘って設けられた2枚の板状の金属製ブレード80が設けられている(図2参照)。この金属製ブレード80の幅方向の一辺は、円筒部50の内周面に沿って設けられ、他辺は円筒部50の内側方向に延びている。金属製ブレード80は、円筒部50の開口部58aから有底部56になるにつれ、その幅が狭くなるように設定されている。つまり、開口部58aに向けて幅を拡大するように形成されている。2枚の金属製ブレード80は、円筒部50の回転中心軸に対して対称的に設けられており、円筒部50の前記高さ方向に対して斜めに設けられている。
図3に示すように、回転駆動機構52と駆動ギア66との間には、遊星ギア82が設けられ、この遊星ギア82は、回転駆動機構52と駆動ギア66とに噛合する。従って、牽引車14で、ビーチクリーナ12を牽引すると、ビーチクリーナ12の車輪42が回転し、この回転力が、駆動ギア66及び遊星ギア82を介して回転駆動機構52に伝達されて、ごみ分離機10の円筒部50が牽引車14の前方向に回転する。
また、ビーチクリーナ12の後端部には、遊星ギア82と回転駆動機構52及び駆動ギア66との噛合・非噛合(接続・非接続)を操作するための操作レバー83が設けられている。この操作レバー83が操作されることで、遊星ギア82を回転駆動機構52及び駆動ギア66から切り離したり、接続したりすることができる。遊星ギア82を回転駆動機構52及び駆動ギア66から切り離すことで、牽引車14が停止状態であっても、手動でごみ分離機10の円筒部50を回転させることができる。
なお、ごみ分離機10、つまり、円筒部50が回転しているときに人間がごみ分離機10に接触することを防止するために、支持フレーム44には、ごみ分離機10をカバーするカバー部材84が取り付けられる。
図4は、円筒部50の概略断面図である。円筒部50が回転すると、金属製ブレード80は、円筒部50内部にある混合砂を掬い上げ、掬い上げられた混合砂は、金属製ブレード80がある高さにまで達すると、金属製ブレード80から落下する。円筒部50の円周面は網状に形成されているので、金属製ブレード80による混合砂の落下と相俟って効率よく、混合砂を篩にかけることができ、砂は円筒部50から零れ落ち、ごみだけが円筒部50内部に残る。つまり、ごみと砂とが分離される。なお、より高い位置から混合砂を落下させた方が、篩機能(分離機能)が促進される。
ここで、ビーチクリーナ12の使用方法について簡単に説明する。また、牽引フレーム40を牽引車14に接続し、円筒部50の開口部58aから、混合砂を投入する。そして、牽引車14を走らせることで、円筒部50が回転し、砂が円筒部50から零れ落ち、ごみが円筒部50内部に残る。円筒部50の内部に砂が無くなった状態になると、開口部58aからごみを回収する。この開口部58aには、図示しない回収用のごみ回収袋が取り付け可能であり、開口部58aからごみを掃き出して、前記ごみ回収袋にごみを入れることができる。また、開口部58aは、混合砂の投入口として機能するとともに、ごみの回収口としても機能するので、作業効率が向上する。また、牽引車14を用いて円筒部50を回転させるので、ビーチクリーナ12にモータ等の駆動源を設ける必要がなく、安価で利便性のよいビーチクリーナ12を提供することができる。
図5は、金属製ブレード80の斜視図であり、図6は、図5のX方向から見たときの金属製ブレード80を示し、図7は、図5のY方向から見たときの金属製ブレード80を示す図である。
金属製ブレード80は、2次曲面による螺旋形状を有する。詳しくは、金属製ブレード80は、第1平面部90と、第1平面部90と連接して形成された第1屈曲部92と、第1屈曲部92と連接して形成された第2平面部94と、第2平面部94と連接して形成された第2屈曲部96とを有する。金属製ブレード80は、第1平面部90が開口部58a側、第2屈曲部96が有底部56側となるように、金属製ブレード80が円筒部50の内部に設けられる。この第1屈曲部92及び第2屈曲部96により、金属製ブレード80を2次曲面による螺旋形状(捩れ形状)に形成するとともに、金属製ブレード80に角度変化をつけ、第1平面部90と第2平面部94との角度、向きを異ならせている(図6参照)。
図5のX方向から見たときの第1平面部90と第2平面部94とのなす角(劣角)は58°となる。図5のY方向から見たときの第2平面部94と第2屈曲部96の先端の接線とのなす角(劣角)は59.9°となる。
図8は、開口部58a側から見たときのごみ分離機10の要部図であり、図8に示すように、第1平面部90と円筒部50の円周方向とのなす角(劣角)は小さく、第1平面部90と円筒部50の前記高さ方向とのなす角(劣角)が大きくなるように設定されている。逆に、第2平面部94と円筒部50の円周方向とのなす角(劣角)は、第1平面部90に比べ大きくなり、第2平面部94と円筒部50の前記高さ方向とのなす角(劣角)は、第1平面部90に比べ小さくなる。第1屈曲部92は、第1平面部90から第2平面部94に移行するように屈曲しながら捩れている。また、円筒部50の前記高さ方向における第1平面部90及び第1屈曲部92の長さL1は、第2平面部94及び第2屈曲部96の長さL2より短い。
このような構成を有することにより、金属製ブレード80の第1平面部90及び第1屈曲部92によって、円筒部50の開口部58a付近にある混合砂を、円筒部50の前記高さ方向中央付近よりやや手前側(開口部58a側)に迅速に搬送することができる。従って、円筒部50の開口部58a付近にある混合砂が開口部58aから円筒部50の外に零れ落ちることを防止することができる。この第1平面部90及び第1屈曲部92は、ごみ急送機能を有する。
また、金属製ブレード80の第2平面部94及び第2屈曲部96によって、混合砂を掬い上げ、より高い位置から掬い上げた混合砂を落とすことができるので、ごみと砂とを効率良く分離させることができる。この第2平面部94及び第2屈曲部96は、ごみと砂との分離機能を有する。
また、金属製ブレード80は、円筒部50の開口部58aから有底部56になるにつれ、その幅が狭くなるように設定されている。そのため、金属製ブレード80は、開口部58a側の第2平面部94(金属製ブレード80の略中央付近)で最も混合砂を掬い上げることができるとともに、有底部56側の第2平面部94及び第2屈曲部96(金属製ブレード80の有底部56側付近)は余り混合砂を掬い上げることができない。従って、混合砂は、円筒部50の前記高さ方向中央付近に集まりやすくなり、ごみが円筒部50の奥側、つまり、有底部56側に集まることを抑制することができる。これにより、ごみの回収がし易くなる。このように、回転ドラム式ごみ分離機10によれば、砂とごみとを効率良く分離することができる。
ここで、網部62は、綱強度、剛性等を考慮してその網目サイズが設定される。従って、ごみが比較的小さいと(ごみが網部62の網目サイズより小さいと)、ごみが網部62を通り抜けるため、円筒部50から砂と一緒にごみも零れ落ち、砂と比較的小さいごみとを分離することができない。
従って、本実施の形態では、網部62を通り抜けるごみに対応すべく、円筒部50の外周に着脱可能な網部(第2の網部)100を取り付ける。以下、この構成について説明する。
図9は、円筒部50の外周に着脱可能に取り付けられる網部100の一例を示す概略図である。網部100は、円筒部50の外周、特に外部に露出している網部62の外周に巻き付けるように取り付けられる。網部100の網目サイズは、網部62の網目サイズより細かい(小さい)。この網部100は、回転駆動機構52を避けて円筒部50の外周に取り付けられる。詳しくは、回転駆動機構52の左側に取り付けられる網部100aと、回転駆動機構52の右側に取り付けられる網部100bとを有する。網部100aと網部100bとは、幅の長さが違うもののそれ以外の構成は、同じなので、網部100aについてのみ説明する。
網部100aの長手方向の一端側及び他端側には、フック102、104がそれぞれ設けられる。このフック102、104は、網部100aの短手方向(幅方向)に沿って2つ設けられている。なお、図10に示すように、1つのフック102aを、網部100aの短手方向に亘って設けたものであってもよい。
また、網部100aの一端には、網部100aの一端側と他端側とを着脱可能に接続するための接続部106が設けられている(図11参照)。この接続部106は、レバー108aを有する止め具108と、レバー108aに設けられた略リング状の引っ掛け部110とから構成される。
網部100aを円筒部50の外周面に取り付ける際には、図12に示すように、網部100aの一端側に設けられたフック102を、円筒部50の外周に沿って設けられた何れか1つのパイプ60に引っ掛けた後、網部100aを円筒部50の外周面に巻き付けるように円筒部50の周りを一周させる。そして、網部100aの他端に設けられたフック104に、引っ掛け部110を引っ掛けた後、止め具108のレバー108aを網部100a側に押すことで、網部100aの一端側と他端側とを接続させる。図13に、網部100(網部100a、100b)を円筒部50の外周に取り付けたときの状態を示す。
なお、フック104と、接続部106とを用いて、網部100の両端側を接続させるようにしたが、単に、フック104を網部100の網に引っ掛けることで網部100の両端側を接続させるようにしてもよい。この場合は、接続部106は不要である。
このように、上記実施の形態によれば、円周面が網状に形成された円筒部50の外周に着脱可能な別体の網部100を取り付けるようにしたので、網目サイズが異なる複数の網部100を予め用意しておき、分離したいごみのサイズに応じた網部100を取り付けることで、大きさが異なる種々のごみを砂と分離することができ、ごみを確実に回収することができる。また、網部100の交換を簡単に行うことができるので、作業性が向上し、工数が削減される。
網部100は、円筒部50に巻きつけるように取り付けられ、網部100の両端側に設けられたフック102、104を用いて、網部100の両端側を接続させるので、網部100の着脱が簡単になり、作業工数が削減される。網部100の網目サイズは、円筒部50の円周面の網目サイズ(網部62の網目サイズ)よりも細かいので、より小さいごみの回収が可能となる。
開口部58aは、混合砂の投入口と、ごみの回収口として機能するので、混合砂の投入とごみの回収とを同じ位置で行うことができ、作業効率が向上する。円筒部50の円周面の前記高さ方向中心付近に回転駆動機構52が設けられ、網部100は、回転駆動機構52を避けて円筒部50の外周に着脱可能に取り付けられるので、網部100a、100bの幅が小さくなり、保管スペースが狭くてもよい。
なお、上記実施の形態では、網部100を2枚の部材(網部100a、100b)で構成するようにしたが、回転駆動機構52を、外部に露出している網部62の前記高さ方向中央付近に設けるのではなく、当接板78a、78bの一方に接するように、外部に露出している網部62の端側に設けた場合は、網部100を一枚の部材で構成することができる。また、ごみ分離機10を使用する際には、円筒部50の開口部58aを塞ぐ蓋部を取り付けてもよい。これにより、円筒部50が回転している状態時に、円筒部50内部にある混合砂が開口部58aから零れ落ちることを確実に防ぐことができる。
10…ビーチクリーナ用ごみ分離機 12…ビーチクリーナ
14…牽引車 40…牽引フレーム
42…車輪 44…支持フレーム
50…円筒部 52…回転駆動機構
54…係合部 56…有底部
58…縁取板 58a…開口部
60…パイプ 62、100、100a、100b…網部
64…車軸 66…駆動ギア
80…金属製ブレード 102、104…フック
106…接続部 108…止め具
108a…レバー 110…引っ掛け部

Claims (4)

  1. 回転可能に支持され、円周面が網状に一体形成された円筒部(50)を有する回転ドラム式ごみ分離機(10)において、
    前記円筒部(50)は、一端を閉塞する有底部(56)と、他端を開放する開口部(58a)と、前記円筒部(50)の高さ方向に延び、前記円筒部(50)の外周に沿って設けられたパイプ(60)と、を有し、
    前記円筒部(50)の外周に、網目サイズが前記円筒部(50)の網目サイズよりも細かく、着脱可能な別体の網部(100)をさらに取り付け
    前記網部(100)は、長手方向の一端側に設けられた第1フック(102)と、他端側に設けられた第2フック(104)と、を有し、前記第1フック(102)が前記パイプ(60)に引っ掛けられるとともに、前記円筒部(50)に巻き付けるように取り付けられ、前記第2フック(104)を用いて前記他端側が固定される
    ことを特徴とする回転ドラム式ごみ分離機(10)。
  2. 請求項1に記載の回転ドラム式ごみ分離機(10)において、
    前記網部(100)は、前記第2フック(104)が前記網部(100)の一部に引っ掛けられることで、前記他端側が固定され
    ことを特徴とする回転ドラム式ごみ分離機(10)。
  3. 請求項1に記載の回転ドラム式ごみ分離機(10)において、
    前記網部(100)は、前記第2フック(104)が前記第1フック(102)の近傍に設けられた接続部(106)に引っ掛けられることで、前記他端側が固定される
    ことを特徴とする回転ドラム式ごみ分離機(10)。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転ドラム式ごみ分離機(10)において、
    前記円筒部(50)の円周面の高さ方向中央付近に、回転駆動機構(52)が設けられ、
    前記網部(100)は、前記回転駆動機構(52)を避けて前記円筒部(50)の外周に着脱可能に取り付けられる
    ことを特徴とする回転ドラム式ごみ分離機(10)。
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