JP6141721B2 - センサーの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、磁性フィラーを含有する磁性エラストマーに接触することにより生じる変形を検知するセンサーの製造方法、特に磁性フィラーが磁性エラストマー中で偏在しているセンサーの製造方法に関する。
触覚センサーは種々の分野で広く利用されている。基本は、ある物体が別の物体に接触した場合に、接触の強さ、位置、方向などを検出するものである。触覚センサーは例えばロボットの手や皮膚などに応用されて、ロボットの次の行動を決定する情報として利用され、更に、自動車用着座状態検知、ベッドおよびカーペット用面圧分布検知、車両用衝突状態検知、生体の運動状態検知(例えば、モーションキャプチャ、呼吸状態や筋肉の弛緩状態生体運動検知など)、立ち入り制限区域への不法侵入の検知、スライドドアの異物検知、キーボード入力デバイスなどに利用される。そのような触覚センサーおよびその製造方法について、数多くの提案がなされている(特許文献1〜3など)。
特許文献1には、磁石を含み加減圧により変形する緩衝部と、緩衝部の変形に伴う磁場の変化を磁気センサーにより検出するセンサー部とを備える圧力検出装置が記載されている。この圧力検出装置の緩衝部に存在する磁石は、大きな一つの磁石であってもよく(特許文献1図1)、小さな磁石が均一に分散していてもよい(特許文献1図7他)。大きな一つの磁石の場合は、触覚による変形を検出しにくく、触れたときに異物感が生じてしまうという問題がある。また、小さな磁石が均一に分散している場合には、例え磁力の向きが同じであっても、磁石粒子間で磁力が打ち消し合う現象が生じ、かつ、接触面付近の磁石は動くが内部の磁石は動きにくく、外力が小さくて変形が非常に小さい時に検出感度が悪化してしまうという問題がある。
特許文献2には、磁石原料と粘弾性材料を混練成形した粘弾性磁石と、粘弾性磁石の変形による磁束密度ベクトルの変化を検出する磁束検出手段を備える検出装置が記載されている。この特許文献2の検出装置では、磁石原料が粘弾性材料中に混練されるので、磁石原料は均一に分散してしまうため、特許文献1で記載したように、磁石粒子間で磁力が打ち消し合う現象が生じ、かつ接触面付近の磁石の粒子は動くが内部の磁石粒子は動きにくく、外力が小さくて変形が非常に小さい時に検出感度が悪化してしまうという問題がある。
特許文献3には、磁気センサーと、この磁気センサー上に順次に積層固定したエラストマーおよび永久磁石と、磁気センサーの入出力端子にそれぞれ接続したリード線を備えてなる感圧センサーが開示されている。この感圧センサーでは、弾性材料と磁石含有材料とを分離していて、それらを「順次に積層固定」することが必要であって、積層工程が必要であると共に、積層による層界面の剥離が起こりうるという問題がある。
特開2009‐229453号公報 特開2008‐39659号公報 特開昭62‐46222号公報
本発明は、上記のような従来のセンサーおよびその製造方法の有する問題点を解決し、積層を必要としない単層の磁性フィラーを含むエラストマーを形成して、製造工程が複雑化しないため製造コストが低く、製造効率が高く、しかも磁性フィラーが均一に分散したものではなく、一方の面側に偏在しているものを形成して、センサー感度が向上したセンサーの製造方法を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記目的を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、磁性フィラーと熱硬化性エラストマー前駆液を混合して混合液を形成し、シート状に成形して、上記磁性フィラーを上記熱硬化性エラストマー前駆液中で偏在させ、上記熱硬化性エラストマー前駆液を加熱して硬化し、上記磁性フィラーを着磁して磁性エラストマーを形成する工程を含む、センサーの製造方法において、上記混合液の粘度を特定範囲内に限定することによって、製造コストが低く、製造効率が高く、センサー感度が高い、センサーの製造方法を提供し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、磁性フィラーを含む磁性エラストマーと、磁気センサーとから構成されるセンサーの製造方法であって、
(i)磁性フィラーと、熱硬化性エラストマー前駆液とを混合して混合液を形成する工程、
(ii)該混合液をシート状に成形する工程、
(iii)該磁性フィラーを、該熱硬化性エラストマー前駆液中で偏在させる工程、
(iv)該熱硬化性エラストマー前駆液を加熱して硬化し、シート状エラストマーを形成する工程、および
(v)該磁性フィラーを着磁して磁性エラストマーを形成する工程
を含み、
該工程(i)で形成した混合液が粘度100〜50,000mPa・sを有し、該工程(iii)で偏在させた磁性フィラーの熱硬化性エラストマー中での偏在度が1〜100であることを特徴とする、センサーの製造方法に関するものである。
本発明を好適に実施するために、
上記工程(iii)の磁性フィラーを偏在させる工程が、磁束密度1〜3000mTの磁場を印加することによって行われ;
上記磁性フィラーがエラストマーの片面側に偏在していて、その偏在面を接触面とし;
上記磁性フィラーが希土類系、Fe系、Co系、Ni系、酸化物系であり、平均粒径が0.02〜500μmであり;
上記磁性フィラーがエラストマー100質量部に対して1〜450質量部の量で添加され;
上記エラストマーがポリウレタンエラストマーまたはシリコーンエラストマーであり;
上記偏在度が2〜90である;
ことが望ましい。
本発明のセンサーの製造方法によれば、磁性フィラーがエラストマー中に均一分散ではなく、偏在して存在するので、磁性フィラー間で磁力が打ち消し合わず、かつ接触面付近に磁性フィラーが多く存在し、小さい外力でも多数の磁性フィラーが変位するため、センサー感度が高くなり、外力が小さくて変形が非常に小さい時でも磁気センサーでの検出が容易となる。
また、本発明のセンサーの製造方法では、エラストマーと磁性フィラー含有材料とを分離していないので、それぞれの層を積層する工程が必要なく、層間の分離などの問題もなく、製造コストが低くかつ製造効率が高くなる。
本発明のセンサーとしての触覚センサーの断面を表す模式図であって、圧力が無い場合と圧力が加わった場合の変化を模式的に表している。 実施例で用いた曲げセンサー特性評価方法でのエラストマーと3つの磁気センサーの位置関係を示す模式図である。
用語の定義
本明細書中で「偏在度」とは、エラストマー中の磁性フィラーの偏在度合いを表す数値であって、以下の方法で測定したものを言う。作製したエラストマーをカミソリ刃で切り出し、サンプル断面をデジタルマイクロスコープにて100倍で観察し、得られた画像を、画像解析ソフト(三谷商事株式会社製「WinROOF」)を用いて、エラストマーの厚み方向に3等分し、上段層、中段層、下段層の磁性フィラーの粒子数をカウントした。各層の粒子数と、中段層の粒子数との比率を求めることで、各層の磁性フィラー存在率を求めた。さらに、[(上段層の磁性フィラー存在率)−(下段層の磁性フィラー存在率)]を求めることにより偏在度とした。ここで、上段層とは偏在磁性エラストマーを用いたセンサーにおける接触面側の層である。偏在度の値が高い程、磁性フィラーが偏在して存在していることになる。
本発明のセンサーの製造方法は、
(i)磁性フィラーと、熱硬化性エラストマー前駆液とを混合して混合液を形成する工程、
(ii)該混合液をシート状に成形する工程、
(iii)該磁性フィラーを、該熱硬化性エラストマー前駆液中で偏在させる工程、
(iv)該熱硬化性エラストマー前駆液を加熱して硬化し、シート状エラストマーを形成する工程、および
(v)該磁性フィラーを着磁して磁性エラストマーを形成する工程
を含むことを要件とする。
本発明では、上記工程(i)で形成した混合液が粘度100〜50,000mPa・sを有することを要件とするが、好ましくは200〜45,000mPa・sであることが望ましい。上記混合液の粘度が100mPa・s未満ではフィラー濃度が低下し、センサー感度として低下してしまい、50,000mPa・sを超えると磁性フィラーの動きが妨げられ偏在度が低下する。
本発明に用いられる磁性フィラーとしては、希土類系、鉄系、コバルト系、ニッケル系、酸化物系があるが、これらのいずれでもよい。好ましくは、高い磁力が得られる希土類系であるが、これに限られない。上記磁性フィラーの形状は、特に限定的ではなく、球状、扁平上、針状、柱状および不定形のいずれであってよい。上記磁性フィラーは、平均粒径0.02〜500μm、好ましくは0.1〜400μm、より好ましくは0.5〜300μmである。平均粒径が0.02μmより小さいと、磁性フィラーの磁気特性が悪化してしまい、500μmを超えると磁性エラストマーの機械的特性が悪化してしまう(脆性)。
上記磁性フィラーの配合量は、エラストマー100質量部に対して、1〜450質量部、好ましくは2〜400質量部である。1質量部より少ないと、磁場の変化を検出することが難しくなる。また、450質量部を超えると、エラストマー自体が脆くなるなど、所望の特性が得られなくなる。
本発明の磁性エラストマーに用いられるエラストマーは、一般のエラストマーを用いることができるが、圧縮永久歪等の特性を考慮すると熱硬化性エラストマーが好ましい。本発明に用いられる熱硬化性エラストマーとしては、好ましくはポリウレタンエラストマーまたはシリコーンエラストマーが好適である。ポリウレタンエラストマーの場合、活性水素含有化合物と溶剤と磁性フィラーを混合し、ここにイソシアネート成分を混合させることにより混合液を得る。また、イソシアネート成分に溶剤とフィラーを混合し、ここに活性水素含有化合物を混合させることで混合液を得ることもできる。
シリコーンエラストマーの場合、シリコーンエラストマーの前駆体に溶剤と磁性フィラーを入れて混合して混合液を得る。例えば、主剤成分と硬化剤成分の2成分からなる2液性シリコーンエラストマーの場合、主剤成分と溶剤と磁性フィラーを混合し、ここに硬化剤成分を混合させることにより混合液を得る。また、硬化剤成分に溶剤とフィラーを混合し、ここに主剤成分を混合させることで混合液を得ることもできる。
ここで、ポリウレタンエラストマーの場合、使用できるイソシアネート成分、活性水素含有化合物については下記のものが挙げられる。
イソシアネート成分としては、ポリウレタンの分野において公知の化合物を特に限定なく使用できる。イソシアネート成分としては、2,4−トルエンジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネート、2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p−キシリレンジイソシアネート、m−キシリレンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート、エチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、4,4’−ジシクロへキシルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアネート等の脂環式ジイソシアネートが挙げられる。これらは1種で用いても、2種以上を混合しても差し支えない。また、前記イソシアネートは、ウレタン変性、アロファネート変性、ビウレット変性、およびイソシアヌレート変性等の変性化したものであってもよい。前記イソシアネートは、後述するポリオールとのプレポリマーでもよい。
活性水素含有化合物としては、ポリウレタンの技術分野において、通常用いられるものを挙げることができる。例えば、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリエチレングリコール等に代表されるポリエーテルポリオール、ポリブチレンアジペートに代表されるポリエステルポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、ポリカプロラクトンのようなポリエステルグリコールとアルキレンカーボネートとの反応物などで例示されるポリエステルポリカーボネートポリオール、エチレンカーボネートを多価アルコールと反応させ、次いで得られた反応混合物を有機ジカルボン酸と反応させたポリエステルポリカーボネートポリオール、ポリヒドロキシル化合物とアリールカーボネートとのエステル交換反応により得られるポリカーボネートポリオールなどが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
活性水素含有化合物として上述した高分子量ポリオール成分の他に、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、トリメチロールプロパン、グリセリン、1,2,6−ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール、テトラメチロールシクロヘキサン、メチルグルコシド、ソルビトール、マンニトール、ズルシトール、スクロース、2,2,6,6−テトラキス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサノール、およびトリエタノールアミン等の低分子量ポリオール成分、エチレンジアミン、トリレンジアミン、ジフェニルメタンジアミン、ジエチレントリアミン等の低分子量ポリアミン成分を用いてもよい。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。更に、4,4’−メチレンビス(o−クロロアニリン)(MOCA)、2,6−ジクロロ−p−フェニレンジアミン、4,4’−メチレンビス(2,3−ジクロロアニリン)、3,5−ビス(メチルチオ)−2,4−トルエンジアミン、3,5−ビス(メチルチオ)−2,6−トルエンジアミン、3,5−ジエチルトルエン−2,4−ジアミン、3,5−ジエチルトルエン−2,6−ジアミン、トリメチレングリコール−ジ−p−アミノベンゾエート、ポリテトラメチレンオキシド−ジ−p−アミノベンゾエート、1,2−ビス(2−アミノフェニルチオ)エタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジエチル−5,5’−ジメチルジフェニルメタン、N,N’−ジ−sec−ブチル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジエチルジフェニルメタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジエチル−5,5’−ジメチルジフェニルメタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジイソプロピル−5,5’−ジメチルジフェニルメタン、4,4’−ジアミノ−3,3’,5,5’−テトラエチルジフェニルメタン、4,4’−ジアミノ−3,3’,5,5’−テトライソプロピルジフェニルメタン、m−キシリレンジアミン、N,N’−ジ−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン、およびp−キシリレンジアミン等に例示されるポリアミン類を混合することもできる。
上記熱硬化性エラストマーがシリコーンエラストマーの場合、液状タイプであれば特に限定されないが、後述する偏在化工程の作業性の観点から2液性のシリコーンエラストマーが好ましい。本発明に用いることができるシリコーンエラストマーとして、東レ・ダウコーニング株式会社から商品名「DY35−1106」、「CY52−276」、「EG−3000」および「EG−3100」で市販されている2液性液状シリコーンゴム、信越化学工業株式会社から商品名「KE−104Gel Cat−104」、「KE−1051(A/B)」、「KE−1052(A/B)」、「KE−110Gel Cat−110」で市販されている2液性液状シリコーンゴムなどが挙げられる。
更に、上記工程(i)で形成した混合液には、粘度調整のために、溶剤を含有してもよい。上記溶剤としては、特に限定されないが、トルエン、キシレン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、n−メチル−2−ピロリドンなどが挙げられる。上記溶剤の混合液中の配合量は、エラストマー100質量部に対して、15〜200質量部、好ましくは20〜190質量部である。上記溶剤の配合量が15質量部より少ないと混合液が高粘度となりハンドリング性が悪化する可能性があり、200質量部を超えると硬化後のエラストマーから溶剤を揮発させるために大きなエネルギーが必要となる。
更に、上記工程(i)で形成した混合液には、粘度調整のために、可塑剤を含有してもよい。上記可塑剤としては、特に限定されないが、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ジブチル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソノニル、トリメリット酸トリオクチル、リン酸トリクレシル、アセチルクエン酸トリブチル、エポキシ化大豆油、エポキシ化亜麻仁油などが挙げられる。上記可塑剤の混合液中の配合量は、エラストマー100重量部に対して15〜200重量部、好ましくは20〜190重量部である。上記可塑剤の配合量が、15重量部より少ないと混合液が高粘度となりハンドリング性が悪化する可能性があり、200重量部を超えるとエラストマーから可塑剤がブリードする可能性がある。
上記工程(i)の混合を行う方法としては、液状樹脂とフィラーを混合することができる一般的な混合機を用いる方法が挙げられ、例えばホモジナイザー、ディゾルバー、2軸遊星型ミキサーなどが挙げられる。
本発明の製造方法の上記工程(ii)において、上記混合液をシート状に成形する方法も特に限定されず、例えば、上記混合液を離型処理したモールド内に注入し硬化させるバッチ式成形方法、離型処理した面材上に混合液を連続的に供給し硬化させる連続成形方法を用いることができる。
本発明の製造方法では、上記工程(iii)において、上記磁性フィラーを、熱硬化性エラストマー前駆液中で偏在させる工程を含むことを要件とする。上記偏在させる方法としては、磁性フィラーを添加した混合液をシート状に成形した後に、室温あるいは所定の温度、例えば−10〜50℃で0.1〜180分間静置することによって、磁性フィラーの自重で沈降して磁性フィラーを下面に偏在させる方法がある。また、偏在を物理的な力、例えば遠心力あるいは磁力を用いて行ってもよい。上記磁力を用いる方法としては、磁束密度1〜3000mTを有する磁場を印加する方法があり、上記磁束密度が1mT未満では磁性フィラーに働く磁気的引力が弱く磁性フィラーが動き難くなり偏在度が低下する。また、3000mTを超える磁力を印加することもできるが、これ以上の磁場を印加しても磁性フィラーの偏在度は向上しない。
本発明の製造方法の上記工程(iv)において、硬化条件としては、特に限定されず、60〜200℃で10分間〜24時間が好ましく、硬化温度が高すぎるとエラストマーが熱劣化してしまい機械的強度が悪化し、硬化温度が低すぎるとエラストマーの硬化不良が生じてしまう。また、硬化時間が長すぎるとエラストマーが熱劣化してしまい機械的強度が悪化し、硬化時間が短すぎるとエラストマーの硬化不良が生じてしまう。
本発明の製造方法の上記工程(v)において、磁性フィラーの着磁方法は特に限定されず、通常用いられる着磁装置、例えば電子磁気工業株式会社製の「ES−10100−15SH」、株式会社玉川製作所製の「TM−YS4E」などを用いて行うことができる。通常、磁束密度1〜3Tを有する磁場を印加する。磁性フィラーは、着磁後にエラストマー前駆液中に添加してもよいが、途中の工程での磁性フィラーの取り扱い作業性などの観点からエラストマー前駆液中に添加した後に着磁することが好ましい
本発明の製造方法の上記工程(i)〜(v)によって得られた磁性エラストマーと、磁気センサーとから構成される触覚センサーについて、図1を参照して本発明を説明する。図1は、本発明の偏在磁性エラストマーを用いたセンサーとしての触覚センサーの断面を表す模式図であって、圧力が無い場合(図1左側)と圧力が加わった場合(図1右側)の変化を模式的に表している。従って、この模式図は本発明を限定するものではない。
本発明の偏在磁性エラストマーを用いたセンサーとしての触覚センサーは、基本的には、磁性エラストマー1と磁気センサー2とから構成されている。磁性エラストマー1には、磁性フィラー3が多く含まれていて、本発明では、磁性フィラー3は図の上方に偏在していて、その偏在度が1〜100である。図1には、磁性エラストマー1と磁気センサー2との間に基板4が存在している。基板4は無くてもよいが、磁性エラストマー1を支持するために通常は必要である。また、基板4が無いと、圧力5が磁性エラストマー1に印加された時に、磁性エラストマー1全体が撓むことになり、正確に圧力5を検出できなくなる恐れがある。
図1の左側では、圧力が印加されていない状態であるが、図1の右側では、圧力5がエラストマー1の上方から印加されている。圧力5により、磁性エラストマー1が変形して、磁性フィラー3の位置が圧力の印加された部分だけ下方に下がる。この磁性フィラー3の下方への変化が磁性フィラー3から出ている磁場が変化し、それが磁気センサー2で検出される。
圧力5が大きいと、磁性フィラー3の位置の変化が大きくなり、逆に圧力5が小さいと、磁性フィラー3の位置変化が小さくなり、それらによる磁場の変化により、圧力5の強さも測定することができる。また、圧力5が垂直方向からである場合、磁気センサー1個で検出できるが、磁気センサーの個数、配置の最適化により斜め方向からの圧力も検出可能となる。
磁性フィラー3は、磁性エラストマー1の片面側に偏在していて、その偏在面が接触面となるのが好ましい。図1に示されている態様が、偏在面が接触面となっている。この態様が、磁性フィラー3の変位が大きくなり、検出が容易になる。
磁性フィラー3の磁性エラストマー1中での偏在度は、上述の用語の定義にあるように測定して決定され、1〜100であり、好ましくは2〜90、より好ましくは3〜80である。上記偏在度が1より小さいときは、磁性フィラーが磁性エラストマー中であまり偏在していないことになり、従来技術で述べたような、磁力の打ち消しや、エラストマー内部の磁性フィラーの変位が小さくなる為、磁気センサーでの検出が難しくなる恐れがある。逆に、偏在度が100であることは、殆ど全ての磁性フィラーがエラストマーの接触面に存在していることになり好ましいが、実際は100以下の値になることが殆どである。本発明のセンサーとして、磁性エラストマー1と複数個の磁性センサー2とから成る曲げセンサーも本発明の範囲内である。
磁気センサー2は、通常磁場の変化を検出するために用いられるセンサーであればよく、磁気抵抗素子(例えば、半導体化合物磁気抵抗素子、異方性磁気抵抗素子(AMR)、巨大磁気抵抗素子(GMR)またはトンネル磁気抵抗素子(TMR))、ホール素子、インダクタ、MI素子、フラックスゲートセンサーなどを例示することができる。感度の点から、ホール素子が好ましく使用される。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
反応容器に、旭硝子株式会社から商品名「プレミノール7001」で市販されているポリプロピレングリコール(数平均分子量6000)40質量部、および旭硝子株式会社から商品名「エクセノール3020」で市販されているポリプロピレングリコール(数平均分子量3000)60質量部を入れ、撹拌しながら減圧脱水を1時間行った。その後、反応容器内を窒素置換した。そして、反応容器にトリレンジイソシアネート(三井化学株式会社から商品名「コスモネートT−80」で市販の2,4‐体/2,6‐体=80/20のトリレンジイソシアネート)10質量部を添加して、反応容器内の温度を80℃に保持しながら5時間反応させてイソシアネート末端プレポリマーを合成した。
次に、以下の表1に示すように、旭硝子株式会社から商品名「プレミノール7001」で市販されているポリプロピレングリコール(数平均分子量6000)33質量部、旭硝子株式会社から商品名「エクセノール1020」で市販されているポリプロピレングリコール(数平均分子量1000)8質量部、触媒としてオクチル酸鉛(東栄化工株式会社)0.06質量部、磁性フィラー(愛知製鋼株式会社から商品名「MF−15P」で市販されているネオジム系磁性体粉末;平均粒径133μm)100質量部、トルエン120質量部を予備混合し、減圧脱泡して、予備混合液を得た。同様に前記プレポリマー59質量部を80℃に加温しながら減圧脱泡した。続いて、上記予備混合液と上記プレポリマーをハイブリッドミキサー(株式会社キーエンス製「HM−500」)にて混合および脱泡して、混合液を得た。この時、上記混合液の粘度は1000mPa・sであった。この混合液を離型処理したモールド内に注型し、その上に離型処理したポリエチレンテレフタレートフィルムを被せ、ニップロールにて厚みを1mmに調整した。その後、磁性フィラー偏在処理として、常温にて120分間静置することで磁性フィラーを沈降させた。その後、上記モールドを80℃のオーブンに入れ、1時間キュアを行って、ウレタンエラストマーを得た。得られた該エラストマーシートを着磁装置(電子磁気工業株式会社製)にて1.3Tで着磁することによりウレタン磁性エラストマーを得た。
(実施例2)
以下の表1に示すように、反応容器に2液性液状シリコーンゴムの主剤(東レ・ダウコーニング株式会社製「DY35−1106A」)50質量部、磁性フィラー100質量部、トルエン60質量部を入れ撹拌し、室温にて60分間減圧脱泡して、予備混合液を得た。2液性液状シリコーンゴムの硬化剤(東レ・ダウコーニング株式会社製「DY35−1106B」)50質量部にトルエン60質量部を入れ撹拌し60分間減圧脱泡を行い、前記予備混合液とハイブリッドミキサーにて混合および脱泡して、混合液を得た。この時、混合液の粘度は1200mPa・sであった。この混合液を離型処理したモールド上に滴下し、その上に離型処理したポリエチレンテレフタレートフィルムを被せ、ニップロールにて厚みを1mmに調整した。その後、磁性フィラー偏在処理として常温にて120分間静置することで磁性フィラーを沈降させた。その後、上記モールドを120℃のオーブンに入れ、15分間キュアを行い、さらに200℃で4時間キュアを行うことでシリコーンエラストマーを得た。得られた該エラストマーシートを、着磁装置(電子磁気工業社製)にて1.3Tで着磁することによりシリコーン磁性エラストマーを得た。
(実施例3)
実施例2と同様の原料を用いて、トルエンを各30質量部の合計60質量部とし、混合液粘度を42,000mPa・sに調整した。
(実施例4)
実施例2と同様の原料を用いて、磁性フィラー偏在処理として、常温にて5mTの磁場中(ネオジム磁石使用)で120分間処理した。
(比較例1)
実施例2と同様の原料を用いて、トルエンを各5質量部の合計10質量部とし、混合液粘度を60,000mPa・sに調整した。
(比較例2)
以下の表1に示すように、ミラブルタイプ(熱加硫型)シリコーンゴム「DY32‐1000U」(東レ・ダウコーニング株式会社製)100質量部、架橋剤RC−4 50P FD(東レ・ダウコーニング株式会社製2,5-ビス(t-ブチルパーオキシ)-2,5-ジメチルヘキサン)0.8質量部、磁性フィラー100.8質量部をラボプラストミル(東洋精機製作所社製「4C150−01」)にて混練し、磁性フィラーを均一分散させた。170℃のプレス機にて10分間加硫した後、200℃のオーブンにて2時間二次加硫することによって、厚さ1mmのシリコーンエラストマーシートを得た。
Figure 0006141721
(注1)「プレミノール7001」40質量部、「エクセノール3020」60質量部および「コスモネートT−80」10質量部から、実施例1に記載のように合成したイソシアネート末端プレポリマー
(注2)旭硝子株式会社から商品名「プレミノール7001」で市販されているポリプロピレングリコール(数平均分子量6000)
(注3)旭硝子株式会社から商品名「エクセノール1020」で市販されているポリプロピレングリコール(数平均分子量1000)
(注4)東栄化工株式会社製のオクチル酸鉛
(注5)東レ・ダウコーニング株式会社から商品名「DY35−1106」で市販されている2液性液状シリコーンゴムの主剤
(注6)東レ・ダウコーニング株式会社から商品名「DY35−1106」で市販されている2液性液状シリコーンゴムの硬化剤
(注7)東レ・ダウコーニング株式会社から商品名「DY32−1000U」で市販されているミラブルタイプ(熱加硫型)シリコーンゴム
(注8)東レ・ダウコーニング株式会社から商品名「RC−4 50P FD」で市販されている2,5-ビス(t-ブチルパーオキシ)-2,5-ジメチルヘキサン(架橋剤)
(注9)愛知製鋼株式会社から商品名「MF−15P」で市販されている平均粒径133μmのネオジム系磁性体粉末(磁性フィラー)
得られた磁性エラストマーについて、実施例1と同様に、磁性フィラーの磁性エラストマー中での偏在度およびセンサー感度を測定した。その結果を、磁性フィラーと熱硬化性エラストマー前駆液との混合液の粘度と共に表2に示す。それぞれの試験方法は以下の通りとした。
(試験方法)
(1)粘度測定
JIS K−7117−1に準拠して測定した。
(2)偏在度評価
作製した磁性エラストマーをカミソリ刃で切り出し、サンプル断面をデジタルマイクロスコープにて100倍で観察した。得られた画像を、画像解析ソフト(三谷商事株式会社製「WinROOF」)を用いて、磁性エラストマーの厚み方向に3等分し上段層、中段層、下段層の磁性フィラーの粒子数をカウントした。各層の粒子数と、中段層の粒子数との比率を求めることで、各層の磁性フィラー存在率を求めた。さらに、[(上段層の磁性フィラー存在率)−(下段層の磁性フィラー存在率)]を求めることにより偏在度とした。ここで、上段層とは触覚センサーにおける接触面側の層である。
(3)触覚センサー特性評価
基板に磁気センサーとしてホール素子(旭化成エレクトロニクス株式会社から商品名「EQ−430L」で市販のホール素子と増幅回路を1パッケージ化したリニアホールIC)を設置し、基板の磁気センサーと反対の面に磁性エラストマーを、図1のように設置する。このとき、前記磁性エラストマーは磁性フィラーが偏在している面を、圧力を印加される接触面になるように設置する。圧縮試験機(株式会社島津製作所製オートグラフ)を用いて圧力30kPaを印加した時の、ホール素子の出力電圧を読み取り、出力電圧変化率(ΔVout)の値をセンサー感度として、触覚センサー特性の評価とした。
(4)曲げセンサー特性評価
基板に磁気センサーとしてホール素子(旭化成エレクトロニクス社製EQ−430L)を図2のように3個エラストマー上に設置する。図2において、10が磁気センサーAで、11が磁気センサーBで、12が磁気センサーCであり、エラストマー13の端部14を矢印15の方向に上げていき、矢印の各角度16で磁気センサーの出力電圧を読み取ることで曲げセンサーの特性を得た。また、表1には、センサー感度の評価として、曲げ角度90°の時の各ホール素子の出力変化率の値の和を出力和(ΔVout)として指標としたものを記載した。この90°の時のセンサーの出力和の値が高いほどセンサー感度が良好であると考えられる。
Figure 0006141721
表2の結果から明らかなように、実施例1〜4の本発明の製造方法により得られた触覚センサーおよび曲げセンサーは、比較例1〜2の触覚センサーおよび曲げセンサーと比較すると、磁性フィラーの磁性エラストマー中での偏在度が非常に大きくて、センサー感度が非常に高いものであることがわかる。上記のように、比較例に比べて触覚センサーおよび曲げセンサーとしての性能が優れる実施例の中でも、磁力を用いた磁性フィラー偏在処理を行った実施例4は、特に磁性フィラーの磁性エラストマー中での偏在度が非常に大きくて、センサー感度が非常に高いものであることがわかる。
これに対して、比較例1の触覚センサーおよび曲げセンサーは、製造時の磁性フィラーと熱硬化性エラストマー前駆液との混合液の粘度が非常に高いため、磁性フィラーの磁性エラストマー中での偏在が困難となり偏在度が非常に小さくなったため、センサー感度が非常に低いものとなった。
比較例2の触覚センサーおよび曲げセンサーは、混練により磁性フィラーが磁性エラストマー中に均一分散されているため、磁性フィラーの磁性エラストマー中での偏在度が非常に小さくて、センサー感度が非常に低いものとなった。
本発明のセンサーの製造方法では、エラストマーと磁性フィラー含有材料とを分離していないので、それぞれの層を積層する工程が必要なく、層間の分離などの問題もなく、製造コストが低くかつ製造効率が高くなり、本発明のセンサーの製造方法によって得られたセンサーは、磁性フィラーがエラストマー中に均一分散ではなく、偏在して存在するので、外力が小さくて変形が非常に小さい時でも磁気センサーでの検出が容易となるため、ロボットの手や皮膚など、自動車用着座状態検知、ベッドおよびカーペット用面圧分布検知、車両用衝突状態検知、生体の運動状態検知(例えば、モーションキャプチャ、呼吸状態や筋肉の弛緩状態生体運動検知など)、立ち入り制限区域への不法侵入の検知、スライドドアの異物検知、キーボード入力デバイスなどの用途に用いることができる。
1、13 … エラストマー
2、10、11、12 … 磁気センサー
3 … 磁性フィラー
4 … 基板
5 … 圧力

Claims (6)

  1. 磁性フィラーを含む磁性エラストマーと、磁気センサーとから構成される、センサーの製造方法であって、
    (i)磁性フィラーと、熱硬化性エラストマー前駆液とを混合して混合液を形成する工程、
    (ii)該混合液をシート状に成形する工程、
    (iii)該磁性フィラーを、該熱硬化性エラストマー前駆液中で偏在させる工程、
    (iv)該熱硬化性エラストマー前駆液を加熱して硬化し、シート状エラストマーを形成する工程、および
    (v)該磁性フィラーを着磁して磁性エラストマーを形成する工程
    を含み、
    該工程(i)で形成した混合液が粘度100〜50,000mPa・sを有し、該工程(iii)で偏在させた磁性フィラーの磁性エラストマー中での偏在度が1〜100であり、
    前記偏在度は、エラストマーの厚み方向に3等分し、上段層、中段層、下段層の磁性フィラーの粒子数をカウントし、上段層および下段層の粒子数と、中段層の粒子数との比率を求めて、上段層および下段層の磁性フィラー存在率を求め、以下の式:
    偏在度=[(上段層の磁性フィラー存在率)−(下段層の磁性フィラー存在率)]
    から決定することを特徴とする、センサーの製造方法。
  2. 前記工程(iii)の磁性フィラーを偏在させる工程が、磁束密度1〜3000mTの磁場を印加することによって行われる請求項1記載の製造方法。
  3. 前記磁性フィラーが片面側に偏在していて、その偏在面と反対側に磁気センサーを配置する請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 前記磁性フィラーが希土類系、Fe系、Co系、Ni系、酸化物系であり、平均粒径が0.02〜500μmである請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。
  5. 前記磁性フィラーがエラストマー100質量部に対して1〜450質量部の量で添加される請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
  6. 前記エラストマーがポリウレタンエラストマーまたはシリコーンエラストマーである請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法。
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