JP6138709B2 - ライフログ連携対話システム、ライフログ連携対話方法及びプログラム - Google Patents

ライフログ連携対話システム、ライフログ連携対話方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザの行動等を記録したライフログを用いたライフログ連携対話システム、ライフログ連携対話方法及びプログラムに関する。
従来、システムとユーザとの対話において収録された対話の発話毎に、発話の意味や内容を表すラベル(対話行為)を付与し、それに基づいてユーザのその後の発話の内容を予測するシステムが知られている(例えば、特許文献1)。一方、写真、ビデオ、録音等のメディア情報や、小型化、省電力化されたセンサから取得したセンサデータをライフログとして収集する技術も存在する(例えば、非特許文献1及び非特許文献2)。収集されたライフログは、ユーザの行動を知り、さらにはよりよいサービスを提供できるようにするため、例えば、サービスの使い勝手の向上や、行動を予測したさまざまなサービスの提供に利用される。他方、音声による自動応答システムは古くから検討が重ねられてきており、電話を使ったチケット等の予約販売やサポートデスクでの一次対応(例えば、非特許文献3)及び、家電やロボットとの対話(例えば、非特許文献4)で広く活用されている。今日、インターネット及びクラウドにおいては、情報の開示範囲が全世界のものから特定個人に限定されているものがあり、また、情報の構造化が全くないものから情報が表形式になっているものまである。
特開2011−108055号公報
間瀬健二、「インタラクションに基づく体験共有コミュニケーション」、 電子情報通信学会技術研究報告 PRMU2005−143/HIP2005−113、2006年1月 野間春夫 他、「センサ・ネットワークにおける個人の行動計測のための小型装着型機器の開発」、情報処理学会研究報告 2007−UBI−15(6)、2007年7月20日 駒谷和範 他、「発話行為レベルの情報をユーザ発話の解釈に用いる音声対話システム」、情報処理学会論文誌 VOL.52、 No.12、 3374−3385、2011年12月 杉山治 他、「コミュニケーションロボットのための発話とジェスチャのアサインパターンの抽出とその発展的開発手法の提案」、電子情報通信学会論文誌 A. Vol.J95−A No.1、pp.46−59、2012年
さまざまなセンサデータの収集が容易に行えるようになってきたが、単なる数値の並びであるセンサデータのままでは利用価値が低い。センサデータは何らかの意味づけがされることで、有用なデータとして活用できる。非常に特徴的なデータであれば、自動的に意味づけのラベルを付与して有用なデータとしてライフログを活用することができる場合もあるが、それ以外の場合は、人手でラベル付けをする必要があり、非常に労力がかかるためなかなか進まない。システムによりラベル付けを自動化する方法もあるが、100%の精度は出ないことから、正しくないラベル付けや精度が不十分なラベル付けがなされてしまう場合があった。
かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、ライフログとユーザの認識との矛盾が発生してもユーザとの対話を通じてその矛盾を正確に修正することができるライフログ連携対話システム、ライフログ連携対話方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るライフログ連携対話システムは、ライフログ情報管理部と、トピック管理部と、発話生成部と、応答解析部とを有し、前記ライフログ情報管理部は、ユーザに関するライフログ情報を記憶し、前記トピック管理部は、前記ユーザに関するライフログから発話トピックを生成し、前記発話生成部は、生成された前記発話トピックに基づいて発話を生成し、前記応答解析部は、生成された前記発話を含む対話を前記ユーザと行い、取得した応答内容から応答トピックを生成し、前記トピック管理部は更に、前記発話トピックと前記応答トピックとを比較し、前記比較の結果矛盾がある場合、前記応答トピックに基づいて前記ライフログに対して修正、追加又は削除の少なくともいずれかによる更新を行うことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係るライフログ連携対話方法は、ライフログ情報管理部により、ユーザに関するライフログ情報を記憶するステップと、トピック管理部により、前記ユーザに関するライフログから発話トピックを生成するステップと、発話生成部により、生成された前記発話トピックに基づいて発話を生成するステップと、応答解析部により、生成された前記発話を含む対話を前記ユーザと行い、取得した応答内容から応答トピックを生成するステップと、トピック管理部により更に、前記発話トピックと前記応答トピックとを比較し、前記比較の結果矛盾がある場合、前記応答トピックに基づいて前記ライフログに対して修正、追加又は削除の少なくともいずれかによる更新を行うステップとを有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、コンピュータに、ユーザに関するライフログ情報を記憶する手順と、前記ユーザに関するライフログから発話トピックを生成する手順と、生成された前記発話トピックに基づいて発話を生成する手順と、生成された前記発話を含む対話を前記ユーザと行い、取得した応答内容から応答トピックを生成する手順と、前記発話トピックと前記応答トピックとを比較し、前記比較の結果矛盾がある場合、前記応答トピックに基づいて前記ライフログに対して修正、追加又は削除の少なくともいずれかによる更新を行う手順と、を実行させる。
本発明によれば、ライフログとユーザの認識との矛盾が発生してもユーザとの対話を通じてその矛盾を修正することができる。
本発明の一実施形態に係るライフログ連携対話システムの概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るライフログ連携対話システムにおけるライフログサーバの機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るライフログ連携対話システムにおける利用者端末の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。 本発明の一実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。 本発明の第一の実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。 本発明の第二の実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。 本発明の第三の実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。 本発明の第四の実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。 本発明の第五の実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。 本発明の第六の実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。 本発明の第七の実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。 本発明の一実施形態に係るライフログ連携対話システムにおけるライフログ情報DBの一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
[システム構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るライフログ連携対話システムの概略構成を示す図である。図1に示す概略構成は一例であり、各構成は任意に組み合わせることが可能であることに留意されたい。本実施形態においては、ネットワークNWを介してライフログサーバ1及び利用者端末2が接続されている。ネットワークNWに接続されるライフログサーバ及び利用者端末の数はそれぞれ1つに限定されない。端末の形態は、図1に図示されているような設置型の端末であっても、利用者が持ち運ぶことができる携帯型の端末であってもよい。
以下、より具体的にライフログサーバ1及び利用者端末2の構成について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係るライフログ連携対話システムにおけるライフログサーバ1の機能ブロック図である。ライフログサーバ1は、制御部11と、利用者端末2とのライフログ通信を行うインターフェースを構成する通信制御部12と、情報解析部13と、ライフログ情報管理部14と、記憶部15とを備える。更に、情報解析部13は、インターネット情報解析部13aと、センサ情報解析部13bと、パーソナル情報解析部13cと、メディア情報解析部13dとを備える。本発明に係るライフログサーバ1の各機能を説明するが、ライフログサーバ1が備える他の機能を排除することを意図したものではないことに留意されたい。
ライフログサーバ1は、コンピュータとして構成することができる。ライフログサーバ1は、制御部11と、利用者端末2とのライフログ通信を行うインターフェースを構成する通信制御部12と、情報解析部13と、ライフログ情報管理部14の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、当該コンピュータの記憶部15に格納し、当該コンピュータの中央演算処理装置(CPU)によってこのプログラムを読み出して実行させることで実現することができる。
制御部11は、ライフログサーバ1の各種動作を制御する。例えば、制御部11は、通信制御部12を制御して、ライフログ情報DB14aに蓄積されたライフログ情報を送信させる。
通信制御部12は、利用者端末2に対して通信を行うインターフェースを構成する。通信は、有線又は無線の少なくとも一方により行われる。
情報解析部13は、情報を解析及び/又は抽出する。具体例は以下に示す。
インターネット情報解析部13aは、ライフログ情報管理部14から検索条件を取得(受信)した場合は、その検索条件にて利用者端末2のユーザのSNSの書き込み、ブログ、ホームページ等の情報を検索して、検索した情報をライフログ情報管理部14に送信する。また、インターネット情報解析部13aは、SNSの書き込み、ブログ、ホームページ等の情報から内容を抽出し、抽出した情報をライフログ情報としてライフログ情報管理部14に送信することもできる。
センサ情報解析部13bは、利用者端末2のユーザのモーションセンサ(位置情報センサ(GPS)、加速度センサ、方位センサ等)、脈拍等のバイタルセンサ等の情報を取得し、その内容を解析し、日時、センサ情報、タグ情報(ラベル)等によるライフログ情報をライフログ情報管理部14に送信する。また、センサ情報解析部13bは、ライフログ情報管理部14から検索条件を取得した場合に、モーションセンサやバイタルセンサ等の情報を検索して、検索した情報をライフログ情報管理部14に送信することもできる。
パーソナル情報解析部13cは、ライフログ情報管理部14から検索条件を取得した場合は、その検索条件にて利用者端末2のユーザのメール、スケジュール等の情報を検索して、検索した情報をライフログ情報管理部14に送信する。また、パーソナル情報解析部13cは、利用者端末2のユーザのメール、スケジュール等のテキスト情報等を取得し、その内容をライフログ情報管理部14に送信することもできる。パーソナル情報解析部13cは、利用者端末2に備わっていてもよい。
メディア情報解析部13dは、利用者端末2のユーザの写真、ビデオ、音声ファイル等のメディア情報を取得し、取得した情報をライフログ情報管理部14に送信する。メディア情報解析部13dは、ライフログ情報管理部14から検索条件を取得した場合は、その検索条件にて写真、ビデオ、音声ファイル等のメディア情報を検索して、検索した情報をライフログ情報管理部14に送信する。また、メディア情報解析部13dは、メディア情報を解析した結果とユーザの応答とに矛盾が発生したとトピック管理部23が判定した場合、ライフログ情報管理部14の指示によりメディア解析パラメータを変更する。
情報解析部13は、インターネット情報解析部13a等の各情報解析部が情報を取得する度にその情報をライフログ情報管理部14に送信してもよいし、あらかじめ定められた分量の情報が記憶部15に蓄積される度にライフログ情報管理部14に送信してもよいし、1日のうち所定の時間にライフログ情報管理部14に送信してもよい。
ライフログ情報管理部14は、例えば、インターネット情報解析部13a、パーソナル情報解析部13c及びメディア情報解析部13dに検索条件を送信し、それら情報解析部による検索の結果を検索内容として取得する。ライフログ情報管理部14は、その検索内容によりタグ情報を生成し、ライフログ情報を修正する。タグ情報は、ラベルと内容とを含み、例えば、位置情報からユーザが会社にいると判定される場合のタグ情報は、「場所ラベル:会社」となる。ライフログ情報管理部14は、形態素解析等の方法を利用して、情報解析部13から取得した検索内容をライフログ情報DB14aに蓄積することもできる。ライフログ情報DB14aの一例を図13に示す。また、ライフログ情報管理部14は、トピック管理部23からライフログ情報(修正)及び修正内容を受信した場合、受信した内容に基づきライフログ情報(蓄積)を修正する。更に、ライフログ情報管理部14は、トピック管理部23からライフログ情報(パラメータ変更)及び変更内容を受信した場合、その変更内容に基づき該当する情報解析部に対し、パラメータ変更指示を行う。
図3は、本発明の一実施形態に係るライフログ連携対話システムにおける利用者端末2の機能ブロック図である。利用者端末2は、制御部21と、通信制御部22と、トピック管理部23と、発話生成部24と、利用者が操作するインターフェース25aの入力及び出力を制御するインターフェース制御部25と、応答解析部26と、記憶部27とを備える。トピック管理部23は、更に、応答トピックDB23aと、発話トピックDB23bとを備える。本実施形態では応答トピックDB23a及び発話トピックDB23bがトピック管理部23に備わっているが、それらがトピック管理部23の外部に備わり、必要に応じてトピック管理部23によって読み出されるように構成することもできる。それらが備わる場所は、利用者端末2の内部に限られない。本発明に係る利用者端末2の各機能を説明するが、利用者端末2が備える他の機能を排除することを意図したものではないことに留意されたい。
利用者端末2は、コンピュータとして構成することができる。利用者端末2は、制御部21と、通信制御部22と、トピック管理部23と、発話生成部24と、利用者が操作するインターフェース25aの入力及び出力を制御するインターフェース制御部25と、応答解析部26の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、当該コンピュータの記憶部27に格納し、当該コンピュータの中央演算処理装置(CPU)によってこのプログラムを読み出して実行させることで実現することができる。
制御部21は、利用者端末2の各種動作を制御する。例えば、制御部21は、通信制御部22を制御して、ライフログ情報の修正指示をライフログサーバ1に送信させる。
通信制御部22は、ライフログサーバ1に対して通信を行うインターフェースを構成する。通信は、有線又は無線の少なくとも一方により行われる。
トピック管理部23は、応答トピックDB23a及び発話トピックDB23bを有する。ライフログ連携対話システムは、例えば、応答トピックDB23a及び発話トピックDB23bにおいて、応答トピック又は発話トピックと同等の情報(例えば、「行動ラベル:食事」、「場所ラベル:●●●軒(ラーメン店)」又は「食事ラベル:ラーメン」のように構造化された情報)を複数格納することができる。トピック管理部23はまず、発話生成に利用する発話トピックを生成するために、ライフログ情報管理部14に対して検索条件を送信する。トピック管理部23はその後、ライフログ情報管理部14からライフログ情報を受信し、ライフログ情報に基づいて発話トピックを生成する。トピック管理部23は、生成した発話トピックを発話生成部24に送信する。トピック管理部23は、応答解析部26より応答トピックを受信すると、応答トピックと発話トピックとを比較し、矛盾が発生したかどうかを判定する。具体的な比較の手法としては、ラベルが同一であるが内容が異なるものがあるかどうかを判定し異なるものがあれば矛盾発生とする手法や、発話トピックにはないラベルが応答トピックに含まれている場合に矛盾発生とする手法がある。
「矛盾発生」の状態になった場合、トピック管理部23は、以下の3つの対策の少なくともいずれかをとることができる。1つ目は(A)問題が生じたタグ情報について値を書き換えることである。この場合、トピック管理部23は、ライフログ情報管理部14にライフログ情報(修正)とその修正内容を送信する。2つ目は(B)処理対象が多すぎるなどの理由により通常は用いていない解析方法を使って再度解析を行うことで、タグ情報の値を入れ替えることである。この場合、トピック管理部23は、ライフログ情報管理部14にライフログ情報(検索)とその検索内容を送信する。3つ目は(C)問題を生じさせる解析をした情報解析部に対し、解析パラメータを変更させることである。この場合、トピック管理部23は、ライフログ情報管理部14に対し、ライフログ情報(パラメータ変更)とその変更内容を送信する。
発話生成部24は、トピック管理部23より発話トピックを取得し、取得した発話トピックに基づいて発話を生成する。発話生成には、スマートフォン等でバーチャル・エージェントを用いて行っている方法や、ロボット等で行っている方法といった従来の方法を用いる。発話生成部24は、生成した発話をインターフェース制御部25に送信する。
インターフェース制御部25は、発話生成部24で生成された発話内容を、インターフェース25aを介してユーザに音声や画像・映像等で提示する。表示装置がある場合は、発話トピックに関連した画像や映像を表示してもよい。発話トピックに関連した画像とは、例えば、発話トピックに「ラーメン」が含まれる場合の「ラーメンの画像」が挙げられる。また、表示装置がある場合は、表示装置にバーチャル・エージェントを表示して、ニッコリ笑っているように見える動作(アニメーション)をさせてもよい。また、ロボット等の装置があれば、発話「おいしかったですか?」に合わせて、首を傾げながら笑うように見える動作をさせることもできる。また、インターフェース制御部25は、ユーザの応答音声を、音声認識等の従来の手法を用いて応答内容に変換し、応答解析部26に送信する。
応答解析部26は、インターフェース制御部25より応答内容を取得し、その内容を形態素解析等の手法を用いて解析し、発話トピックと同様な形式の応答トピックに変換する。形式には、ラベルとその内容を含む。
上述した各機能ブロックの数は限定されず、複数備えて、処理を分割してもよい。また、機能ブロックのいくつかを統合してもよい。更に、例えば、情報解析部13及びライフログ情報管理部14を、ライフログサーバ1ではなく利用者端末2に備えるといったように、ライフログサーバ1の機能の少なくとも一部を利用者端末2に備えさせることもできる。その逆も同様である。
[システム動作]
図4及び図5は、本発明の一実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。
図4は、ライフログサーバ1のライフログ情報管理部14が、情報解析部13が取得した情報をライフログ情報DB14aに蓄積するフローを示す図である。
図4を参照するに、ライフログサーバ1の情報解析部13は、ユーザが利用するモーションセンサやバイタルセンサ等から情報を取得する(ステップS31)。次に情報解析部13は取得した情報を解析し、日時、センサ情報等、タグ情報(ラベル)等の情報を抽出する。(ステップS32)。具体例は図13に示す。なお、解析及び抽出は、情報解析部13ではなくライフログ情報管理部14が行ってもよい。そして情報解析部13は、抽出した情報をライフログ情報管理部14に送信する。前述のとおり、情報解析部13は、あらかじめ定められた分量の情報が情報解析部13に蓄積される度にライフログ情報管理部14に送信してもよいし、1日のうち所定の時間にライフログ情報管理部14に送信してもよい。ライフログ情報管理部14は、取得した情報を、ライフログ情報としてライフログ情報DB14aに蓄積する(ステップS33)。
図5は、利用者端末2がライフログ情報に基づいて発話トピックを生成し、発話トピックと、ユーザとの対話の結果得られた応答トピックとを比較して矛盾が発生したかどうかを判定するフローを示す図である。
図5を参照するに、利用者端末2のトピック管理部23は、発話生成に利用する発話トピックを生成するために、ライフログサーバ1のライフログ情報管理部14に対して検索条件を送信する(ステップS40)。検索条件は、予めユーザによって定められた検索条件を用いてもよいし、予めユーザによって定められた検索条件候補リストからランダムに選んでもよいし、これまでのユーザの検索履歴を用いて何らかの統計処理を行って決定してもよいし、すでになされた対話から生成された応答トピックに応じて決定してもよい。ライフログサーバ1のライフログ情報管理部14は、ステップS40で取得した検索条件に応じてライフログ情報を選択し、利用者端末2に送信する(ステップS41)。ステップS40及びステップS41の処理を、ライフログ情報取得処理と呼ぶ。
利用者端末2のトピック管理部23は、取得したライフログ情報を発話トピックとして、発話生成部24に送信する(ステップS42)。発話トピックは、発話トピックDB23bに記憶される。インターフェース制御部25は、インターフェース25aを介してユーザと対話を行い、応答内容を取得する。応答内容が応答解析部26に送信されると、応答解析部26は、応答内容を形態素解析等の手法によって解析し、応答トピックに変換する(ステップS43)。応答トピックは、トピック管理部23に送信される。トピック管理部23は、応答解析部26より応答トピックを取得し、その後発話トピックと比較する(ステップS44)。応答トピックは、応答トピックDB23aに記憶されてもよい。比較の手法としては、ラベルが同一である一方で内容が異なるものがあるかどうかを判定し異なるものがあれば矛盾発生とする手法や、発話トピックにはないラベルが応答トピックに含まれている場合に矛盾発生とする手法等がある。
矛盾発生と判定された場合(ステップS45のYes)、利用者端末2は、ライフログサーバ1に対し、応答トピックに基づいてライフログ情報の修正を指示するコマンドを送信する(ステップS46)。コマンドを取得したライフログサーバ1は、矛盾した箇所を修正し、ライフログ情報DB14aを更新する。矛盾発生と判定された場合の対策は3通りあるが、ここではそのうちの一例としてライフログ情報の修正を行う場合を示した。その他の対策の具体例は、図6−図12で詳述する。なお、それらの対策は、独立して使用されてもよいし、組み合わせてもよい。更に、どの対策を適用するかはタグ情報の種類毎にあらかじめ定められてもよいし、ユーザからの応答トピックを解析してユーザの印象がよいと推定される対策を優先して選択してもよい。矛盾発生と判定されない場合は、ユーザとの対話を続けるため、最初の処理に戻る(ステップS45のNo)。ステップS42からステップS45の処理を、対話・比較処理と呼ぶ。
本実施形態においては、ユーザとの対話を通じてライフログ情報の修正を行うため、電子メール等の方法によってユーザに問い合わせる場合に比べてユーザに負担をかけずにライフログ情報とユーザの認識の矛盾を修正することができる。また、ユーザが発話しているということは興味が高いということに結びつく可能性が高いため、修正の優先度が自動的に決定されているとみることもできる。
図6は、本発明の第一の実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。
図6を参照するに、利用者端末2のトピック管理部23は、ライフログ情報管理部14に対し、「行動ラベル:食事」という検索条件を送信する(ステップS50)。ライフログ情報管理部14は、「行動ラベル:食事」のついたライフログ情報をライフログ情報DB14aから選択してトピック管理部23に送信する(ステップS51)。例えば、このライフログ情報に、「場所ラベル:●●●軒(ラーメン店)」、「食事ラベル:ラーメン」が更に付与されていたとする。トピック管理部23は、発話生成部24に対し、「行動ラベル:食事」、「場所ラベル:●●●軒(ラーメン店)」及び「食事ラベル:ラーメン」を発話トピックとして送信する(ステップS52)。発話生成部24は、上記の発話トピックに基づいて発話内容を生成する。例えば、発話内容「ラーメンおいしかったですか?」を生成する(ステップS53)。発話の結果、「天津飯食べた」との応答がなされると、その応答内容は応答解析部26に送信される(ステップS54)。応答解析部26は、形態素解析等の手法により「行動ラベル:食事」及び「食事ラベル:天津飯」を得て、それらをトピック管理部23に送信する(ステップS55)。トピック管理部23は、発話トピックと応答トピックとを比較し、ラベルが同一で内容が異なっているものがあるかどうかを判定する。今回の例では、「食事ラベル」が「ラーメン」と「天津飯」とで異なっているため、トピック管理部23は、矛盾発生と判定する(ステップS56)。
矛盾発生と判定された場合の対策の1つを説明する。トピック管理部23は食事ラベルのタグ情報を書き換え(ステップS57)、発話トピック「行動ラベル:食事」、「場所ラベル:●●●軒(ラーメン店)」及び「食事ラベル:ラーメン」を発話生成部24に送信する(ステップS58)。発話生成部24は、これに基づいて発話「天津飯おいしかった?」を生成しインターフェース25aを介して確認のために発話(問い合わせ)する(ステップS59)。ユーザから「うん」との応答をインターフェース25aが取得すると、その応答内容は応答解析部26に送信され(ステップS60)、ユーザが同意したことを示す応答トピックがトピック管理部23に送信される(ステップS61)。この場合、トピック管理部23は、ライフログ情報の食事ラベルの修正指示をライフログ情報管理部14に送信する(ステップS62)。一方、応答内容が「天津飯は食べてないよ」との応答を取得した場合、ユーザの思い違いやインターフェース25aの音声認識の誤りあるいは応答解析部26の解析誤りであると考えられるため、ライフログ情報の修正は行わない。この場合例えば、「ごめんなさい、聞き間違えました」等の発話を行う。ユーザに確認を行わなかった場合、当該発話(確認)に対してユーザにより訂正が行われなかった場合及び発話に対する返答(例えば、「そうだね、まぁまぁだね。」)がなされた場合等には、トピック管理部23は、ライフログ情報管理部14に対し、ライフログ情報の「食事ラベル:ラーメン」を「食事ラベル:天津飯」に修正する指示を行う。
この実施形態においては、発話トピックと応答トピックとを比較して矛盾が発生した場合にのみ問い合わせを行うため、過度な問い合わせによりユーザの負担が重くなるのを防ぐことができる。
図7は、本発明の第二の実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。
図7を参照するに、図6の場合と同様、ライフログ情報管理部14とトピック管理部23は、ライフログ情報取得処理を行う(ステップS70及びステップS71)。この処理において取得したライフログ情報に基づいて、トピック管理部23は発話生成部24に対し、発話トピック(「行動ラベル:食事」、「場所ラベル:●●●軒(ラーメン店)」及び「食事ラベル:ラーメン」)を送信する(ステップS72)。発話生成部24は、発話「昼ごはんはおいしかったですか?」を生成し、インターフェース25aを介してユーザに発話する(ステップS73)。発話に対して「食べてないよ」との応答を取得すると(ステップS74)、応答解析部26はトピック管理部23に対し、応答トピック(「行動ラベル:(不明)」及び「場所ラベル:●●●軒(ラーメン店)」)を送信する(ステップS75)。トピック管理部23は、矛盾が発生したと判定し(ステップS76)、ライフログ情報管理部14に対し、「行動ラベル:(不明)、前値:食事」及び「場所ラベル:●●●軒(ラーメン店)、精度:低い」への修正及び「食事ラベル:ラーメン」の削除を指示する(ステップS77)。矛盾発生の原因には、ライフログ情報の手入力によるミスや、センサ情報解析部13bからのライフログ情報(「場所ラベル:●●●軒(ラーメン店)」)と、インターネット情報解析部13aからのライフログ情報(「ラーメンおいしかった」とのSNSへの書き込み)とからライフログ情報管理部14が「場所ラベル:●●●軒(ラーメン店)」に対して自動的に「食事ラベル:ラーメン」を付与してしまったミスが考えられる。各情報解析部の精度は100%ではないため、これらのミスが発生しうる。
図8は、本発明の第三の実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。
図8を参照するに、図6の場合と同様、ライフログ情報管理部14とトピック管理部23は、ライフログ情報取得処理を行う(ステップS80及びステップS81)。この処理において取得したライフログ情報に基づいて、トピック管理部23は発話生成部24に対し、発話トピック(「行動ラベル:食事」、「場所ラベル:●●●軒(ラーメン店)」及び「食事ラベル:ラーメン」)を送信する(ステップS82)。発話生成部24は、発話「昼ごはんはおいしかったですか?」を生成し、インターフェース25aを介してユーザに発話する(ステップS83)。発話に対して「具合悪くて食べてない」との応答を取得すると(ステップS84)、応答解析部26はトピック管理部23に対し、応答トピック(「行動ラベル:(不明)」、「場所ラベル:●●●軒(ラーメン店)」及び「体調ラベル:悪い」)を送信する(ステップS85)。トピック管理部23は矛盾が発生したと判定し(ステップS86)、ライフログ情報管理部14に対し、「行動ラベル:(不明)、前値:食事」及び「場所ラベル:●●●軒(ラーメン店)、精度:低い」への修正と、「食事ラベル:ラーメン」の削除と、「体調ラベル:悪い」の追加を指示する(ステップS87)。
図9は、本発明の第四の実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。
図9を参照するに、図6の場合と同様、ライフログ情報管理部14とトピック管理部23は、ライフログ情報取得処理を行う(ステップS90及びステップS91)。この処理において取得したライフログ情報に基づいて、トピック管理部23は発話生成部24に対し、発話トピック(「一緒にいた人ラベル:電電花子、電電太郎」を送信する(ステップS92)。発話生成部24は、発話「電電花子さん、電電太郎さんはお元気でしたか?」を生成し、インターフェース25aを介してユーザに発話する(ステップS93)。発話に対してユーザから「電電花子さんはいなかったよ」との応答を取得すると(ステップS94)、応答解析部26はトピック管理部23に対し、応答トピック(「一緒にいた人ラベル:電電太郎)」を送信する(ステップS95)。トピック管理部23は矛盾が発生したと判定し(ステップS96)、ライフログ情報管理部14に対し検索条件「電電花子」を送信する(ステップS97)。ライフログ情報管理部14はパーソナル情報の1つであるメールを、パーソナル情報解析部13cを介して検索した結果、「風邪でお休みします」との電電花子さんからのメールを発見したため(ステップS98)、ライフログ情報管理部14はトピック管理部23に検索結果「体調:風邪」を送信し(ステップS99)、トピック管理部23はその真偽を確認するように発話生成部24に依頼する(ステップS100)。発話生成部24は、発話「風邪早く治るといいですね」と発話する(ステップS101)。発話に対してユーザから「そうだね」との応答を取得すると(ステップS102)、応答解析部26はトピック管理部23に対し、応答トピック(「一緒にいた人ラベル:電電太郎)」を送信する(ステップS103)。トピック管理部23は、電電花子さんがお休みであったことを確認できたため、ライフログ情報管理部14に対し、ライフログ情報の修正(「一緒にいた人ラベル:電電太郎、前値:電電花子、電電太郎」)を指示する(ステップS104)。
本実施形態においては、ユーザとの対話に基づいてピンポイントで必要な部分のみを検索条件として検索又は再検索を行うため、パーソナル情報を含む全ての情報を複数の検索条件から検索して処理する場合に比べて、ライフログ連携対話システム自体の処理量を低減することができる。
図10は、本発明の第五の実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。
図10を参照するに、図6の場合と同様、ライフログ情報管理部14とトピック管理部23は、ライフログ情報取得処理を行う(ステップS110及びステップS111)。この処理において取得したライフログ情報に基づいて、トピック管理部23は発話生成部24に対し、発話トピック(「日時ラベル:2013/12/25 11:00」及び「位置情報ラベル:武蔵野市緑町X−X−XX」)を送信する(ステップS112)。「一緒にいた人ラベル:(なし)」となっていたため、発話生成部24は一緒にいた人について触れずに発話したとする(ステップS113)。発話に対して「友達にあってうれしかった」との応答をユーザから取得すると(ステップS114)、応答解析部26はトピック管理部23に対し、応答トピック(「一緒にいた人ラベル:(不明)」を送信する(ステップS115)。トピック管理部23は矛盾が発生したと判定し(ステップS116)、ライフログ情報管理部14に検索依頼を送信する(ステップS117)。ライフログ情報管理部14は、インターネット情報解析部13aを介して検索した結果、対話しているユーザのSNSアカウントにおける友達リストに含まれる友達の書き込みの中から、日時が2013/12/25 11:00に近く、場所が武蔵野市緑町X−X−XXである書き込み(電電花子:「おいしかった」、電電太郎:「楽しかった」)を発見してトピック管理部23に送信する(ステップS118及びステップS119)。この結果を受けてトピック管理部23は、発話トピック(「一緒にいた人ラベル:電電花子、電電太郎」)を生成し、発話生成部24に送信する(ステップS120)。発話生成部24はインターフェース25aを介して発話「電電花子さんと電電太郎さんですよね?」と発話を生成し(ステップS121)、それに対する応答として「そうだよ」との応答をユーザから取得すると(ステップS122)、応答解析部26は応答トピック(「一緒にいた人ラベル:電電花子、電電太郎」)を生成してトピック管理部23に送信する(ステップS123)。それを受けて、トピック管理部23はライフログ情報管理部14に、ライフログ情報の修正(「一緒にいた人ラベル:電電花子、電電太郎、前値:(なし)」)を指示する(ステップS124)。
図11は、本発明の第六の実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。
図11を参照するに、図6の場合と同様、ライフログ情報管理部14とトピック管理部23は、ライフログ情報取得処理を行い、ユーザの応答を取得する(図示せず)。応答解析部26は、ユーザの応答内容から「ぬいぐるみ」を検出すると、応答トピック(「対象ラベル:ぬいぐるみ」)を生成してトピック管理部23に送信する(ステップS130)。トピック管理部23は、「ぬいぐるみ」でユーザの直近のメディア情報を検索するようにライフログ情報管理部14に依頼する(ステップS131)。メディア情報解析部13dを介した検索の結果「ぬいぐるみ(カエル)」との情報をライフログ情報管理部14から取得したトピック管理部23は(ステップS132及びステップS133)、発話トピック「対象ラベル:ぬいぐるみ(カエル)」を生成し発話生成部24に送信する(ステップS134)。発話生成部24がインターフェース25aを介して「かわいいカエルですね」と発話した後(ステップS135)、ユーザから「カエルじゃないよ、アヒルだよ」との応答を取得する(ステップS136)。この場合応答解析部26は、応答トピック(「対象ラベル:ぬいぐるみ(アヒル)」)を生成してトピック管理部23に送信する(ステップS137)。トピック管理部23は矛盾が発生したと判定し(ステップS138)、ライフログ情報管理部14に対し、「対象ラベル:ぬいぐるみ(アヒル)、前値:ぬいぐるみ(カエル)」とのライフログ情報の修正を指示する(ステップS139)。この場合、メディア解析パラメータが誤っていたことが想定されるため、ライフログ情報管理部14は、メディア情報解析部13dに、メディア解析パラメータを修正させる(ステップS140)。これにより、従来「カエル」と認識していたものが今後「アヒル」と認識されることになる。
この実施形態においては、矛盾を生じさせたメディア解析パラメータを修正させるため、それ以降の解析精度の向上が期待できる。
図12は、本発明の第七の実施形態に係るライフログ連携対話システムの動作フローを示す図である。
図12を参照するに、図6の場合と同様、ライフログ情報管理部14とトピック管理部23は、ライフログ情報取得処理を行う(ステップS150及びステップS151)。この処理において取得したライフログ情報に基づいて、トピック管理部23は発話生成部24に対し、発話トピック(「住所ラベル:横須賀光の丘X−X」)を送信する(ステップS152)。発話生成部24は住所について触れながら発話する(ステップS153)。その結果、応答解析部26は「位置情報:武蔵野市緑町X−X−XX」が付加された応答をユーザから取得したとする(ステップS154)。応答解析部26が応答トピック(「住所ラベル:武蔵野市緑町X−X−XX」)をトピック管理部23に送信すると(ステップS155)、トピック管理部23は、矛盾が発生したと判定する(ステップS156)。トピック管理部23は、その真偽を確認するため発話トピック(確認)を発話生成部24に送信する(ステップS157)。発話生成部24は、武蔵野市緑町X−X−XXが正しい住所なのかどうかを確認する内容を発話する(ステップS158)。発話に対してユーザから、それが正しい住所(真値)であることを示す応答を取得すると(ステップS159)、応答解析部26は、その旨の応答トピックをトピック管理部23に送信する(ステップS160)。真値であると判定したトピック管理部23は、インターフェース25aを介して、「位置情報センサに誤りがあるようです」との音声や文字等をユーザに提示(通知)するとともに(ステップS161からステップS163)、ライフログ情報管理部14に対しライフログ情報の修正(「住所ラベル:武蔵野市緑町X−X−X、前値:横須賀光の丘X−X、付記:精度悪い、位置情報取得異常の疑い」)を指示する(ステップS164)。なお、単一の情報により位置情報センサの故障を判定することが難しい場合には、発話トピックの基となったライフログ情報を提供した情報解析部が提供する他の情報や、異なる情報解析部が提供する情報を組み合わせて判定してもよい。
これらの本発明に係るライフログサーバ1及び利用者端末2をコンピュータで構成した場合、各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、当該コンピュータの内部又は外部の記憶部に格納しておき、当該コンピュータの中央演算処理装置(CPU)によってこのプログラムを読み出して実行させることで実現することができる。また、このようなプログラムは、例えばDVD又はCD−ROM等の可搬型記録媒体の販売、譲渡、貸与等により流通させることができるほか、そのようなプログラムを、例えばネットワーク上にあるサーバの記憶部に記憶しておき、ネットワークを介してサーバから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、流通させることができる。また、そのようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム又はサーバから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶部に記憶することができる。また、このプログラムの別の実施態様として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、更に、このコンピュータにサーバからプログラムが転送される度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。従って、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において組み合わせたり一部削除したりするなどして種々変更可能である。
1 ライフログサーバ
2 利用者端末
11 制御部
12 通信制御部
13 情報解析部
13a インターネット情報解析部
13b センサ情報解析部
13c パーソナル情報解析部
13d メディア情報解析部
14 ライフログ情報管理部
14a ライフログ情報DB
15 記憶部
21 制御部
22 通信制御部
23 トピック管理部
23a 応答トピックDB
23b 発話トピックDB
24 発話生成部
25 インターフェース制御部
25a インターフェース
26 応答解析部
27 記憶部

Claims (8)

  1. ライフログ情報管理部と、トピック管理部と、発話生成部と、応答解析部とを有するライフログ連携対話システムにおいて、
    前記ライフログ情報管理部は、ユーザに関するライフログ情報を記憶し、
    前記トピック管理部は、前記ユーザに関するライフログから発話トピックを生成し、
    前記発話生成部は、生成された前記発話トピックに基づいて発話を生成し、
    前記応答解析部は、生成された前記発話を含む対話を前記ユーザと行い、取得した応答内容から応答トピックを生成し、
    前記トピック管理部は更に、前記発話トピックと前記応答トピックとを比較し、前記比較の結果矛盾がある場合、前記応答トピックに基づいて前記ライフログに対して修正、追加又は削除の少なくともいずれかによる更新を行う
    ことを特徴とするライフログ連携対話システム。
  2. 請求項1に記載のライフログ連携対話システムにおいて、
    前記トピック管理部は、前記比較の結果矛盾があり且つ前記発話トピックにはない情報が前記応答トピックに含まれる場合、前記情報を前記ライフログに追加させる
    ことを特徴とするライフログ連携対話システム。
  3. 請求項1又は2に記載のライフログ連携対話システムにおいて、
    前記トピック管理部は、前記比較の結果矛盾がある場合、前記応答トピックに基づいて前記発話トピックを変更し、更に、変更後の発話トピックに基づいて行った前記ユーザとの対話の結果矛盾があることが確認された場合に、前記ライフログを更新させる
    ことを特徴とするライフログ連携対話システム。
  4. 請求項3に記載のライフログ連携対話システムにおいて、
    前記変更後の発話トピックは、前記応答トピックの取得後にパーソナル情報解析部、インターネット情報解析部又はメディア情報解析部の少なくともいずれかを介して前記ライフログに対して行われた検索の結果取得された情報に基づいて決定される
    ことを特徴とするライフログ連携対話システム。
  5. 請求項1から4に記載のライフログ連携対話システムにおいて、
    前記トピック管理部は、前記比較の結果矛盾がある場合、前記ライフログを前記ユーザから取得し解析する情報解析部の情報解析パラメータを修正させる
    ことを特徴とするライフログ連携対話システム。
  6. 請求項1から5に記載のライフログ連携対話システムにおいて、
    前記トピック管理部は、更に、前記比較の結果矛盾がある場合、前記ユーザに対して、前記ユーザの回答に付加される情報に誤りがあることを通知することを特徴とするライフログ連携対話システム。
  7. ライフログ情報管理部と、トピック管理部と、発話生成部と、応答解析部とによるライフログ連携対話方法において、
    前記ライフログ情報管理部により、ユーザに関するライフログ情報を記憶するステップと、
    前記トピック管理部により、前記ユーザに関するライフログから発話トピックを生成するステップと、
    前記発話生成部により、生成された前記発話トピックに基づいて発話を生成するステップと、
    前記応答解析部により、生成された前記発話を含む対話を前記ユーザと行い、取得した応答内容から応答トピックを生成するステップと、
    前記トピック管理部により更に、前記発話トピックと前記応答トピックとを比較し、前記比較の結果矛盾がある場合、前記応答トピックに基づいて前記ライフログに対して修正、追加又は削除の少なくともいずれかによる更新を行うステップと、
    を有することを特徴とするライフログ連携対話方法。
  8. コンピュータに、
    ユーザに関するライフログ情報を記憶する手順と、
    前記ユーザに関するライフログから発話トピックを生成する手順と、
    生成された前記発話トピックに基づいて発話を生成する手順と、
    生成された前記発話を含む対話を前記ユーザと行い、取得した応答内容から応答トピックを生成する手順と、
    前記発話トピックと前記応答トピックとを比較し、前記比較の結果矛盾がある場合、前記応答トピックに基づいて前記ライフログに対して修正、追加又は削除の少なくともいずれかによる更新を行う手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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