JP6136619B2 - 情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、各種の処理を実行させるデバイスを設定することができる情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理装置の制御方法に関する。
従来、PCなどのコンピュータにおいて、ネットワーク環境下に接続された複数のプリンタからユーザ所望のプリンタを選択し、印刷指示を送信する印刷環境が一般的に普及してきている。ユーザは所望のプリンタで印刷をするために、そのプリンタの種類に対応したドライバをインストールする。ドライバをインストールするとき、そのドライバを通じて使用されるプリンタのIPアドレスを、PCに記憶させる。また、特許文献1では、ユーザは最もよく使用する一のプリンタをデフォルトプリンタとしてPCに登録する。そして、ユーザは通常デフォルトプリンタとして登録されているプリンタへの印刷指示をPCに対して行っている。
特開2005−44080
携帯端末とプリンタ等のデバイスとの間でデータ通信を行う技術が知られている。また、ユーザが通信する頻度の高いデバイスを、デフォルトデバイスとして携帯端末へ登録する技術が知られている。しかし、携帯端末は移動可能であるため、デフォルトデバイスと通信することができない状態となる場合がある。このような場合に、デフォルトデバイスに対して通信を試行してしまうと、利便性が損なわれる場合がある。
本明細書に記載されている情報処理プログラムは、複数のデバイスのうちから通信対象として選択される通信先デバイスと通信することが可能な情報処理装置に読込まれる情報処理プログラムであって、情報処理装置は、複数のデバイスの各々と通信することが可能な通信インターフェースと、プロセッサと、記憶部と、を備えており、プロセッサを、複数のデバイスのうち通信先デバイスとして選択されたデバイスを識別する第1識別情報を記憶部が記憶するよう出力する記憶制御手段と、情報処理プログラムが情報処理装置で起動された場合に、記憶部に記憶されている第1識別情報が識別する通信先デバイスが送信した接続確認情報を通信インターフェースが受信したかを確認する接続確認処理を実行する接続確認手段と、通信先デバイスが送信した接続確認情報を通信インターフェースが受信したと確認できた場合に、接続確認情報が受信したと確認できたことに対応する受信確認情報を出力する受信確認情報出力制御手段と、して機能させることが可能であることを特徴とする。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、情報処理プログラムの起動時に、接続確認処理を実行することができる。これにより、起動処理にかかる処理時間を、接続確認処理の処理時間としても用いることが可能となる。よって、トータルの処理時間を短縮することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、起動時に開始した接続確認処理の完了を待つことなく、プレビュー画像を表示することができ、かつ、完了していないことをユーザが視認することができる。よって、トータルの処理時間を短縮することができ、かつユーザにとって安心であるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、接続確認処理の実行中に選択受付画面の表示を実行する操作入力を受け付けた場合には、接続確認処理を終了させるとともに、通信先デバイスが未選択であることをユーザに報知することができる。選択受付画面の表示を実行する操作入力を受け付けた場合は、新たな通信先デバイスの選択を受け付ける場合であることが多いため、不要な接続確認処理が続行されてしまうことを防止することができ、かつユーザにとって安心である。よって、トータルの処理時間を短縮することができ、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、選択受付手段によって新たな通信先デバイスの選択が受け付けられる段階までは、記憶部に記憶させている第1識別情報が変更されることがない。これにより、選択受付画面を表示させる操作入力を受け付けたが、新たな通信先デバイスの選択が受け付けられなかった場合などに、第1識別情報が変更されてしまうことがない。記憶部に記憶されている第1識別情報は、情報処理プログラムの次回の起動時に利用することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、接続確認処理の実行期間中に、通信の実行を予約することが可能となる。そして、接続確認処理が完了することに応じて、通信先デバイスと通信を開始することができる。これにより、接続確認処理の完了まで、通信を実行する操作の入力をユーザに待機させる必要がないため、トータルの処理時間を短縮することができ、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、用途の属性ごとに通信先デバイスを設定することができる。そして、一の用途の属性が指定されている場合には、指定されている用途の属性に対応する通信先デバイスについて、接続確認処理を実行することができる。これにより、複数の用途の属性に対応する複数の通信先デバイスの各々について接続確認処理を行う場合に比して、接続確認処理の処理時間を短縮化することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、一の用途の属性が指定されていない場合には、直近に使用した用途の属性に対応する通信先デバイスについて、接続確認処理を実行することができる。これにより、複数の用途の属性に対応する複数の通信先デバイスの各々について接続確認処理を行う場合に比して、接続確認処理の処理時間を短縮化することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、一の通信先デバイスに対する接続確認処理によって得られた確認結果情報を、他のデバイスと共有することが可能となる。これにより、接続確認処理の処理負担を軽減し、処理時間を短縮化することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、情報処理装置が通信対象としているネットワークに含まれているデバイスのうちから、通信先デバイスを選択することができる。これにより、通信先デバイスと通信することができる確率を高めることができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、情報処理装置が通信対象としているネットワークに、通信先デバイスが含まれていないことをユーザに報知することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、通信先デバイスとして記憶していたデバイスが、新たなデバイスに入れ替わっている場合などに、デバイスの種類が変更されていることをユーザに報知することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、通信先デバイスとして記憶していたデバイスが新たなデバイスに入れ替わっている結果、処理が実行できない場合などに、処理不可であることをユーザに報知することができる。よって、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、通信先デバイスと通信できないことが確認できた場合には、通信先デバイスが未選択の状態であることをユーザに報知することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、情報処理プログラムが起動中であることを示す画面を表示している時間を、接続確認処理の処理時間としても用いることが可能となる。よって、トータルの処理時間を短縮することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、プレビュー画像の態様をユーザに認識させるとともに、通信情報の出力先のデバイスをユーザに認識させることができる。これにより、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、情報処理装置が通信対象としているネットワークに含まれているデバイスのうちから、通信先デバイスを選択することができるため、利便性を高めることが可能となる。
ネットワークの構成を示すブロック図である。 メインスレッドの処理内容を説明するフロー図である。 メインスレッドの処理内容を説明するフロー図である。 メインスレッドの処理内容を説明するフロー図である。 接続確認スレッドの処理内容を説明するフロー図である。 第1の印刷プレビュー画面の表示例を示す図である。 第2の印刷プレビュー画面の表示例を示す図である。 設定画面の表示例を示す図である。 第3の印刷プレビュー画面の表示例を示す図である。 テーブルの一例である。 テーブルの一例である。 接続確認スレッドの処理内容を説明するフロー図である。
<ネットワーク10の構成>
図1は、ネットワーク10の構成を示すブロック図である。ネットワーク10は、情報処理装置100、インクジェットMFP201〜203および207および208、カラーレーザープリンタ204および209、スキャナ205および206および210、アクセスポイント500および501、を備える。情報処理装置100は、第1無線通信I/F131を介して、第1無線通信151により、アクセスポイント500または501と通信を行う。第1無線通信151の一例としては、無線LANの一種であるWi−Fi(登録商標)が挙げられる。アクセスポイント500によって、ネットワークN1が形成されている。アクセスポイント500には、インクジェットMFP201および202と、スキャナ205が接続されている。アクセスポイント501によって、ネットワークN2が形成されている。アクセスポイント501には、インクジェットMFP203、カラーレーザープリンタ204、スキャナ206が接続されている。インクジェットMFPは、印刷機能、スキャン機能、コピー機能を備える多機能周辺装置(Multifunction Peripheral)である。インクジェットMFPは、写真印刷611、ウェブ印刷612、スキャン613の用途に適した装置である。カラーレーザープリンタは、ウェブ印刷612の用途に適した装置である。スキャナは、スキャン613の用途に適した装置である。
また情報処理装置100は、第2無線通信I/F132を介して、第2無線通信152により、インクジェットMFP207および208、カラーレーザープリンタ209、スキャナ210、の各々と通信を行う。第2無線通信152は、アクセスポイントを介さずに、直接に通信対象の機器と通信を行うことができる通信である。第2無線通信152によって、ネットワークN3が形成されている。第2無線通信152の一例としては、Bluetooth(登録商標)が挙げられる。
情報処理装置100は、プリント&スキャンアプリケーション121を実行し、第1無線通信151や第2無線通信152を介して、印刷要求やスキャン要求を、インクジェットMFP201〜203および207および208、カラーレーザープリンタ204および209、スキャナ205および206および210、に送信することができる。
アクセスポイント500および501は、SSID(Service Set Identifierの略)を有している。SSIDは、アクセスポイント500および501の各々を識別するための名前である。第1の実施形態の例では、アクセスポイント500のSSIDは「SSID−1」であり、アクセスポイント501のSSIDは、「SSID−2」である。
<情報処理装置100の構成>
情報処理装置100は、例えば携帯電話や携帯端末装置などの携帯型の装置である。情報処理装置100は、表示手段102、タッチパネル103、入力I/F104、第1無線通信I/F131、第2無線通信I/F132、CPU106、RAM108、記憶部109などを備えており、これらは入出力ポート110を介して互いに接続されている。
表示手段102は、CPU106から出力される画信号を受信し、受信した画信号に基づく画像を表示する。表示手段102としては、例えばLCDや、有機ELパネルなどを用いることができる。タッチパネル103は透明な部材により形成され、表示手段102の表面を覆うようにして配設されている。タッチパネル103は、ユーザの指などによりタッチされた位置を検出し、検出した位置情報をCPU106へ出力する。以下、CPU106がタッチパネル103から出力される位置情報を受け取ることを、CPU106がタッチを受け付けた等と表現する。入力I/F104は、例えば操作ボタンである。
CPU106は、記憶部109に記憶されるプログラムを実行する。RAM108は、CPU106の処理に必要な情報を一時的に記憶する。記憶部109は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスクなどのnon-transitoryな媒体である。インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、non-transitoryな媒体には含まれない。記憶部109は、フラッシュメモリ、HDD(ハードディスクの略)、CPU106が備えるバッファなどが組み合わされて構成されていてもよい。記憶部109には、画像データや、文書データなどが記憶可能である。また記憶部109には、後述する処理実行予約フラグや、通信経路フラグや、実行用途情報などの情報が記憶されている。
記憶部109は、プログラム120を記憶する。プログラム120は、プリント&スキャンアプリケーション121、ブラウザアプリケーション122、オペレーティングシステム124、などを含む。CPU106は、記憶部109内のプログラム120に従って処理を実行する。ここで以降、プリント&スキャンアプリケーション121やオペレーティングシステム124など、プログラムを実行するCPU106のことを、単にプログラム名でも記載することにする場合がある。例えば「プリント&スキャンアプリケーション121」という記載は、プリント&スキャンアプリケーション121を実行するCPU106が」を意味する場合がある。プリント&スキャンアプリケーション121は、インクジェットMFP等に印刷処理やスキャン処理を実行させるための処理を、CPU106に実行させるためのアプリケーションである。ブラウザアプリケーション122は、ウェブデータを表示手段102に表示させるためのアプリケーションである。オペレーティングシステム124は、プリント&スキャンアプリケーション121等に共通して利用される基本的な機能を提供するプログラムである。オペレーティングシステム124は、第1無線通信I/F131に第1無線通信151を実行させるためのプログラムや、第2無線通信I/F132に第2無線通信152を実行させるためのプログラム等を含む。
また記憶部109は、テーブルTB1およびTB2を記憶する。テーブルTB1は、第1無線通信151を用いる場合のデフォルトデバイスを記憶するためのテーブルである。また、テーブルTB2は、第2無線通信152を用いる場合のデフォルトデバイスを記憶するためのテーブルである。デフォルトデバイスは、複数のデバイスのうちから、予め印刷を実行させるデバイスとして選択されているデバイスである。
図10に、テーブルTB1の一例を示す。テーブルTB1は、写真印刷611、ウェブ印刷612、スキャン613、の3種類の用途のそれぞれに対して、記憶領域を備える。写真印刷611の用途の記憶領域には、写真印刷に適したデバイスについての情報が記憶される。写真印刷では、情報処理装置100がJPEGやBitmap、GIFなどの画像データの印刷要求を、印刷機能を有するデバイスへ送信し、デバイスに印刷を実行させる処理(以下、写真印刷処理とする)が行われる。ウェブ印刷612の用途の記憶領域には、ウェブ印刷に適したデバイスについての情報が記憶される。ウェブ印刷では、情報処理装置100がウェブページの印刷要求を、印刷機能を有するデバイスへ送信し、デバイスに印刷を実行させる処理(以下、ウェブ印刷処理とする)が行われる。スキャン613の用途の記憶領域には、スキャンに適したデバイスについての情報が記憶される。スキャンでは、情報処理装置100が、スキャン機能を有するデバイスへスキャン要求を送信し、デバイスにスキャンを実行させる処理(以下、スキャン処理と称する)が行われる。なお、写真印刷処理とウェブ印刷処理を合わせて、印刷処理と称する場合がある。
テーブルTB1では、デバイスに関する情報として、識別情報600、デフォルトデバイスフラグ605、接続確認結果606、受信型番607、ステータス608、が記憶されている。識別情報600は、デバイスを識別するための情報であり、型番601、IPアドレス602、SSID603を備える。識別情報600は、写真印刷611、ウェブ印刷612、スキャン613の各用途と対応して記憶されている。型番601は、各デバイスの種類を識別するための情報である。第1の実施形態では、インクジェットMFP201〜203の各々のデバイスの型番601は、「Ink-MFP1」、「Ink-MFP2」、「Ink-MFP3」である。カラーレーザープリンタ204のデバイスの型番601は、「Laser1」である。スキャナ205および206の各々のデバイスの型番601は、「Scan1」および「Scan2」である。IPアドレス602は、各デバイスに割り当てられた、通信に用いられる識別番号である。SSID603は、通信先のアクセスポイントを識別するための情報である。
デフォルトデバイスフラグ605は、デフォルトデバイスを示す情報である。デフォルトデバイスは、用途ごとに設定される1のデバイスである。デフォルトデバイスは、ある用途に関する処理を実行可能なデバイスが、その用途に対して複数存在する場合に、当該複数のデバイスの中で優先的に使用されるデバイスである。テーブルTB1は、後述する接続確認スレッド(例:S168、S171)や、設定画面SR4において各種の設定変更が行われたときや、印刷処理またはスキャン処理を実行したとき(S580)などに、編集される。
接続確認結果606は、後述する接続確認スレッドの結果を示す情報である。接続確認結果606が「OK」であるデバイスは、接続可能であることが確認されたデバイスである。接続確認結果606が「NG」であるデバイスは、接続不可能であることが確認されたデバイスである。受信型番607は、接続確認スレッドによって通信先のデバイスから受信した、通信先のデバイスの型番である。ステータス608は、接続確認スレッドによって通信先のデバイスから受信した、通信先のデバイスの装置状態を示す情報である。装置状態の一例としては、電源投入状態や、エラー発生状態などが挙げられる。
図11に、テーブルTB2の一例を示す。テーブルTB2では、デバイスに関する情報として、識別情報700およびデフォルトデバイスフラグ605が記憶されている。識別情報700は、型番601およびMACアドレス604を備えている。MACアドレス604は、各デバイスに固有の物理アドレスである。MACアドレス604は、第2無線通信152を実行する際に使用される情報である。テーブルTB2も、後述する接続確認スレッドや、設定画面SR4において各種の設定変更が行われたときや、印刷処理またはスキャン処理を実行したときなどに、編集される。なお、テーブルTB2において、テーブルTB1と同一の符号が付された情報の内容は、テーブルTB1の説明時に説明済みであるため、ここでは説明を省略する。
本明細書における記載上の注意点を説明する。本明細書において、「情報処理装置100のCPU106が、各種の情報を受信する」という記載は、「情報処理装置100のCPU106が、第1無線通信I/F131や第2無線通信I/F132を介して各種の情報を取得する」という技術内容を含んでいるものとする。また、「情報処理装置100のCPU106が、各種の情報を送信する」という記載は、「情報処理装置100のCPU106が、第1無線通信I/F131や第2無線通信I/F132を介して各種の情報を出力する」という技術内容を含んでいるものとする。
また、「データ」と「情報」の文言の定義を記載する。「データ」と「情報」では「情報」を「データ」の上位概念として用いている。そのため、「Aデータ」を「A情報」と言い換えてもよい。また、「Aデータ」から複製された、または、変換された「Bデータ」は、「Aデータ」と同等の意味を持って使用される限り「A情報」である。
<プリント&スキャンアプリケーション121の動作>
以下、プリント&スキャンアプリケーション121に従いCPU106が各部を制御する処理について説明する。プリント&スキャンアプリケーション121が起動されると、図2のメインスレッドが開始される。
S410においてCPU106は、プリント&スキャンアプリケーション121の起動処理を開始する。また、スプラッシュ画面表示処理を開始する。スプラッシュ画面は、プリント&スキャンアプリケーション121が起動中であることを示す画面である。プリント&スキャンアプリケーション121の起動処理およびスプラッシュ画面表示処理は、後述する接続確認スレッドと並列して実行することが可能な処理である。
S413においてCPU106は、前回最後に使用された通信経路を、今回使用する通信経路に設定する。具体的には、記憶部109に記憶されている通信経路フラグに従って、第1無線通信151または第2無線通信152の何れかを、今回使用する通信経路に設定する。
S415においてCPU106は、接続確認スレッドを起動する。接続確認スレッドは、デフォルトデバイスとの間で通信することが可能であるか否かを確認するための処理である。
図5のフローを用いて、接続確認スレッドの処理内容を説明する。S124においてCPU106は、写真印刷611、ウェブ印刷612、スキャン613、の3種類の用途のうちから、実行する用途が選択済みであるか否かを判断する。具体的には、後述する図2のS420における判断の結果が、用途の選択がユーザによって行われた、という結果であったかどうかを判断する。肯定判断される場合(S124:YES)には、S152へ進む。
S152においてCPU106は、選択された用途に関連づけられたデフォルトデバイスの識別情報を取得する。例えば、第1無線通信151が通信経路として選択されている場合において、写真印刷611が用途として選択されている場合には、CPU106は、図10のテーブルTB1において、写真印刷611に対応する記憶領域を参照する。そして、デフォルトデバイスフラグ605が「オン」となっているデバイスの識別情報600を読み出す。また例えば、第2無線通信152が通信経路として選択されている場合において、スキャン613が用途として選択されている場合には、CPU106は、図11のテーブルTB2において、スキャン613に対応する記憶領域を参照する。そして、デフォルトデバイスフラグ605が「オン」となっているデバイスの識別情報700を読み出す。
一方、S124において否定判断される場合(S124:NO)には、S142へ進む。S142においてCPU106は、最後に使用された用途に関連付けられたデフォルトデバイス情報の識別情報を取得する。具体的には、S580で後述する実行用途情報を読み出し、最後に処理を実行させた用途を特定する。そして、テーブルTB1またはTB2において、最後に処理を実行させた用途の欄を参照し、デフォルトデバイスフラグ605が「オン」となっているデバイスの識別情報600を読み出す。
S156においてCPU106は、接続確認処理を実行する。接続確認処理は、デフォルトデバイスに対して、接続の可否、型番、およびステータスを問い合わせる処理である。具体的には、CPU106は、S152で取得された識別情報600または700を用いて、デフォルトデバイスとの通信を試行する。
S160においてCPU106は、デフォルトデバイスから、接続確認情報の返信があったか否かを判断する。接続確認情報は、通信接続が可能であることが確認されたことを示す情報である。S160において肯定判断される場合(S160:YES)には、S168へ進む。S168においてCPU106は、デフォルトデバイスと接続可能であることを示す「OK」情報を、テーブルTB1またはTB2の接続確認結果606に記憶させる。また、デフォルトデバイスから受信した、デフォルトデバイス自身の型番を、受信型番607の欄に記憶させる。また、デフォルトデバイスから受信したステータス情報を、ステータス608の欄に記憶させる。
一方、S160において否定判断される場合(S160:NO)には、S164へ進む。S164においてCPU106は、予め定められた一定時間が経過したか否かを判断する。肯定判断される場合(S164:YES)には、S168へ進む。S168においてCPU106は、デフォルトデバイスと接続不可能であることを示す「NG」情報を、テーブルTB1またはTB2の接続確認結果606に記憶させる。一方、S164において否定判断される場合(S164:NO)には、S166へ進む。
S166においてCPU106は、終了指示がユーザによって入力されたか否かを判断する。終了指示の入力は、例えば、接続確認スレッドの終了を受け付けるためのボタン画像が表示手段102に表示されており、当該ボタンがタッチされることに応じて入力されるとしてもよい。否定判断される場合(S166:NO)には、S160へ戻る。一方、肯定判断される場合(S166:YES)にはS168へ進み、デフォルトデバイスと接続不可能であることを示す「NG」情報を、テーブルTB1またはTB2の接続確認結果606に記憶させる。
S170においてCPU106は、テーブルTB1またはTB2において、接続確認スレッドが実行された用途以外の他の用途の欄に、デフォルトデバイスと同じデバイスが記憶されているか否かを判断する。否定判断される場合(S170:NO)にはS172へ進み、肯定判断される場合(S170:YES)にはS171へ進む。S171においてCPU106は、デフォルトデバイスと接続可能であることを示す「OK」情報、受信した型番、ステータス情報を、他の用途のデバイスの接続確認結果606、受信型番607、ステータス608へコピーする。
S172においてCPU106は、メインスレッドに対して、接続確認スレッドが完了したことを通知する。そして接続確認スレッドを終了する。
図2のS420においてCPU106は、用途の選択がユーザによって行われたか否かを判断する。例えば、写真印刷611、ウェブ印刷612、スキャン613のそれぞれの用途を選択するためのボタンを表示手段102に表示させ、タッチ入力を受け付けてもよい。何れかのボタンがタッチされた場合には、タッチされたボタンに対応する用途が選択されたと判断してもよい。S420において否定判断される場合(S420:NO)にはS420へ戻り、肯定判断される場合(S420:YES)にはS425へ進む。
S425においてCPU106は、プレビュー画面の表示命令が、ユーザによって入力されたか否かを判断する。当該判断は、プレビュー画面の表示命令の入力を受け付けるためのボタン画像を表示手段102に表示させ、当該ボタンがタッチされたか否かによって行われてもよい。選択された用途が写真印刷611の場合は、複数の写真データのうち、プレビュー対象となる写真データを選択するためのボタン画像が、プレビュー画面の表示命令の入力を受け付けるためのボタン画像を兼ねていてもよい。選択された用途がウェブ印刷612の場合は、ウェブページを表示した画面に、プレビュー画面の表示命令の入力を受け付けるためのボタン画像も表示されるという構成でもよい。また、スキャン613の選択を受け付けるためのボタン画像が、プレビュー画面の表示命令の入力を受け付けるためのボタン画像を兼ねていてもよい。選択された用途が写真印刷611やウェブ印刷612である場合には、プレビュー画面は、印刷態様を示す印刷プレビュー画像を含んだ画面である。また、選択された用途がスキャン613である場合には、プレビュー画面は、スキャン態様を示すスキャンプレビュー画像を含んだ画面である。S425において否定判断される場合(S425:NO)にはS425へ戻り、肯定判断される場合(S425:YES)にはS430へ進む。
S430においてCPU106は、S415で開始された接続確認スレッドが完了したか否かを判断する。肯定判断される場合(S430:YES)にはS510へ進み、否定判断される場合(S430:NO)にはS440へ進む。
S440においてCPU106は、第1のプレビュー画面を表示手段102に表示させる。第1のプレビュー画面は、接続確認スレッドを実行中である場合に表示される画面である。第1のプレビュー画面を表示させる処理は、接続確認スレッドと並列して実行することが可能である。
図6に、第1のプレビュー画面SR1の表示例を示す。第1のプレビュー画面SR1には、プレビュー画像P1、処理実行ボタンB1、設定ボタンB2、バックボタンB3、処理ステータス情報D1、が含まれている。プレビュー画像P1は、印刷態様またはスキャン態様を示す画像である。選択されている用途が写真印刷611またはウェブ印刷612である場合には、プレビュー画像P1は、デフォルトデバイスで印刷処理をする場合の印刷態様を示す画像となる。一方、選択されている用途がスキャン613である場合には、プレビュー画像P1は、空白となる。これは、印刷処理では、画像データが情報処理装置100に記憶されているため、デフォルトデバイスとの通信を開始する前にプレビュー画像を生成することができるが、スキャン処理では、画像データがデフォルトデバイスで生成されるため、デフォルトデバイスとの通信を開始する前にはプレビュー画像を生成することができないためである。
処理実行ボタンB1は、印刷実行命令またはスキャン実行命令の入力を受け付けるためのボタンである。設定ボタンB2は、設定画面を表示させるためのボタンである。設定画面は、印刷やスキャンに関する、各種の設定の入力または変更を受け付けるための画面である。バックボタンB3は、表示画面を1つ前の画面に戻す処理を受け付けるためのボタンである。バックボタンB3は、入力I/F104に備えられている物理キーであってもよい。処理ステータス情報D1は、接続確認スレッドの実行中であることを示す情報である。例えば処理ステータス情報D1は、「Checking the device...」という文字列であってもよい。また例えば処理ステータス情報D1は、プログレスバー等を用いたアニメーション画像であってもよい。
S442においてCPU106は、処理実行ボタンB1がタッチされたか否かを判断する。否定判断される場合(S442:NO)にはS445へ進み、肯定判断される場合(S442:YES)にはS443へ進む。S443においてCPU106は、処理実行予約を行なう。処理実行予約とは、印刷処理やスキャン処理などをデフォルトデバイスに実行させる指示を、接続確認スレッドの実行中に受け付けておく処理である。具体的には、記憶部109に記憶されている処理実行予約フラグが、「オン」に設定される。
S445においてCPU106は、設定ボタンB2がタッチされたか否かを判断する。否定判断される場合(S445:NO)にはS430へ戻り、肯定判断される場合(S445:YES)にはS450へ進む。
S450においてCPU106は、実行中の接続確認スレッドを途中で終了させることを示す情報を、一定時間の間、表示手段102に表示させる。そしてCPU106は、設定画面を表示手段102に表示させる。図8に、設定画面SR4の表示例を示す。設定画面SR4は、選択されている用途が、写真印刷611またはウェブ印刷612である場合の画面例である。設定画面SR4には、第1デフォルトデバイス選択ボタンB11、第2デフォルトデバイス選択ボタンB12、用紙サイズ選択ボタンB13、用紙種類選択ボタンB14、印刷部数ボタンB15、第1通信経路選択ボタンB16、第2通信経路選択ボタンB17、バックボタンB18が含まれている。第1デフォルトデバイス選択ボタンB11は、通信経路に第1無線通信151を選択する場合において、デフォルトデバイスを設定する指示を受け付けるためのボタンである。デフォルトデバイスの設定には、すでにデフォルトデバイスが設定されている場合に、他のデバイスをデフォルトデバイスとして選択しなおすことが含まれる。第1デフォルトデバイス選択ボタンB11には、デフォルトデバイスが未選択であることを示す情報(例:No Device Selected)が表示されていてもよい。第2デフォルトデバイス選択ボタンB12は、通信経路に第2無線通信152を選択する場合において、デフォルトデバイスを設定する指示を受け付けるためのボタンである。第2デフォルトデバイス選択ボタンB12には、デフォルトデバイスが未選択であることを示す情報が表示されていてもよい。第1通信経路選択ボタンB16は、通信経路に第1無線通信151を選択する要求を受け付けるためのボタンである。第2通信経路選択ボタンB17は、通信経路に第2無線通信152を選択する要求を受け付けるためのボタンである。なお、第1無線通信151と第2無線通信152のいずれも通信経路として選択されていない状態で、第1デフォルトデバイス選択ボタンB11または第1通信経路選択ボタンB16がタッチされたとき、CPU106は、通信経路に第1無線通信151を選択する要求と、デフォルトデバイスの新規設定の要求と、が受け付けられたものとして動作する。また、第1無線通信151と第2無線通信152のいずれも通信経路として選択されていない状態で第2デフォルトデバイス選択ボタンB12または第2通信経路選択ボタンB17がタッチされたときは、CPU106は、通信経路に第2無線通信152を選択する要求と、デフォルトデバイスの新規設定の要求と、が受け付けられたものとして動作する。
用紙サイズ選択ボタンB13は、デフォルトデバイスに印刷を実行させる用紙サイズの設定を受け付けるためのボタンである。用紙サイズの一例としては、A4サイズ、B5サイズなどが挙げられる。用紙種類選択ボタンB14は、デフォルトデバイスに印刷を実行させる用紙種類の設定を受け付けるためのボタンである。用紙種類の一例としては、普通紙、光沢紙などが挙げられる。印刷部数ボタンB15は、デフォルトデバイスに印刷を実行させる部数の設定を受け付けるためのボタンである。ボタンB13〜B15には、現在選択されている印刷設定が表示されていてもよい。バックボタンB18は、表示画面を1つ前の画面に戻す処理を受け付けるためのボタンである。
S455においてCPU106は、選択されている用途を実行可能なデバイスであって、選択された通信経路によって通信可能なデバイスを検索する、デバイス検索指示が入力されたか否かを判断する。具体的には、第1デフォルトデバイス選択ボタンB11がタッチされた、第2デフォルトデバイス選択ボタンB12がタッチされた、および、第1無線通信151と第2無線通信152のいずれも通信経路として選択されていない状態でボタンB16、B17のいずれかがタッチされた、のうちいずれかが行われたか否かを判断する。否定判断される場合(S455:NO)にはメインスレッドを終了し、肯定判断される場合(S455:YES)にはS460へ進む。
S460においてCPU106は、通信可能なデバイスの検索処理を実行する。例として、第1デフォルトデバイス選択ボタンB11がタッチされ、通信経路に第1無線通信151が選択された場合の検索処理を説明する。CPU106は、アクセスポイント500および501のうち、情報処理装置100が現在接続しているアクセスポイントのSSIDを取得する。情報処理装置100は、オペレーティングシステム124の働きにより、通信可能な範囲にある複数のアクセスポイントのうち、いずれかのアクセスポイントに接続している。プリント&スキャンアプリケーション121はオペレーティングシステム124が出力する情報によって、現在接続しているアクセスポイントを認識する。続いて、CPU106は、通信可能な状態のアクセスポイントに接続しているデバイスに、デバイスの識別情報(例:型番)を返信するよう要求するパケットをブロードキャストし、返信された識別情報を受信する。
S465においてCPU106は、S460において検索されたデバイスから受信した識別情報の一覧を、表示手段102に表示させる。すなわち、デバイスの一覧表示では、現在選択されている通信経路に対応するデバイスが表示される。このとき、デフォルトデバイスの識別情報を、他のデバイスの識別情報よりも優先して表示してもよい。例えば、第1無線通信151が選択されている場合において、図10のテーブルTB1で写真印刷611の用途が選択されている場合を想定する。この場合において、アクセスポイント500と接続している場合には、インクジェットMFP201の型番「Ink-MFP1」、およびインクジェットMFP202の型番「Ink-MFP2」が表示される。このとき、デフォルトデバイスを示す型番「Ink-MFP1」が、他のデバイスを示す型番「Ink-MFP2」よりも優先的に表示される。またCPU106は、新たなデバイスのIPアドレスを入力するための入力欄を、表示手段102に表示させてもよい。
また例えば、第2無線通信152が選択されている場合において、図11のテーブルTB2で写真印刷611の用途が選択されている場合を想定する。この場合には、インクジェットMFP207の型番「Ink-MFP4」、およびインクジェットMFP208の型番「Ink-MFP5」が表示される。このとき、デフォルトデバイスを示す型番「Ink-MFP4」が、他のデバイスを示す型番「Ink-MFP5」よりも優先的に表示される。
S470においてCPU106は、表示されている型番等を選択する操作であるデバイス選択操作を、タッチパネル103が受け付けたか否かを判断する。否定判断される場合(S470:NO)にはメインスレッドを終了し、肯定判断される場合(S470:YES)にはS475へ進む。
S475においてCPU106は、S470でユーザに選択されたデバイスを、デフォルトデバイスに設定する。具体的には、通信経路に第1無線通信151が設定されている場合にはテーブルTB1を選択し、通信経路に第2無線通信152が設定されている場合にはテーブルTB2を選択する。選択されたテーブルにおいて、S420で選択された用途に対応する領域を選択する。選択された領域において、新たにデフォルトデバイスに設定されたデバイスのデフォルトデバイスフラグ605のみを「オン」に設定し、他のデバイスのデフォルトデバイスフラグ605を「オフ」に設定する。
S480においてCPU106は、接続確認スレッドを起動する。接続確認スレッドの処理内容は、説明済みであるため、ここでは説明を省略する。S485においてCPU106は、S480で開始された接続確認スレッドが完了したか否かを判断する。否定判断される場合(S485:NO)にはS485へ戻り、肯定判断される場合(S485:YES)にはS510へ進む。
S510においてCPU106は、接続確認スレッドでの確認結果を判断する。デフォルトデバイスに接続可能である結果が得られた場合(S510:OK)には、S550へ進む。
また、S510において、デフォルトデバイスに接続可能であるが、デフォルトデバイスの機種が変更されていると判断される場合(S510:別機種)には、S525へ進む。デフォルトデバイスの機種が変更されているか否かの判断は、テーブルTB1またはTB2において、型番601と受信型番607とが一致するか否かによって行われてもよい。デフォルトデバイスの機種が変更される場合の例としては、デフォルトデバイスを買い換えたために型番が変更されたが、IPアドレス等の通信設定は交換前のデバイスと同一の設定を使用する場合が挙げられる。
S525においてCPU106は、機種変更後のデフォルトデバイスが、現在の処理設定を実行することができる機種であるか否かを判断する。否定判断される場合(S525:NO)には、S530へ進む。否定判断される場合の例としては、交換前のデバイスがA3サイズの印刷に対応しており、交換後のデバイスがA3サイズの印刷に対応していない場合に、現在の印刷設定がA3サイズに設定されている場合が挙げられる。S530においてCPU106は、エラー表示を表示手段102に表示させる。エラー表示の内容は、デフォルトデバイスとして登録されているデバイスの機種と、現在のデフォルトデバイスの機種とが、異なることを示す内容であってもよい。そして、S455へ戻る。一方、S525において肯定判断される場合(S525:YES)には、S550へ進む。
一方、S510において、デフォルトデバイスに接続不可能である結果が得られた場合(S510:NG)には、S535へ進む。S535においてCPU106は、第2のプレビュー画面を表示する。そして、S445へ戻る。第2のプレビュー画面は、印刷実行の指示を受け付けることが不可能な場合に表示される画面である。図7に、第2のプレビュー画面SR2の表示例を示す。第2のプレビュー画面SR2には、処理実行ボタンB1a、デフォルトデバイス情報D2、が含まれている。処理実行ボタンB1aは、処理実行命令の入力を受け付けることができないことを表示するためのボタンである。処理実行ボタンB1aは、図6に示す処理実行ボタンB1をグレーアウトしたボタンでもよい。デフォルトデバイス情報D2は、デフォルトデバイスに接続不可能であることを示す情報(例:「No Device Selected」の文字列)であってもよい。
S550においてCPU106は、デフォルトデバイスの装置状態が、処理を実行することが可能な状態であるか否かを判断する。当該判断は、テーブルTB1またはTB2のステータス608の欄に記憶されている情報に基づいて行われても良い。例えば、印刷処理をデフォルトデバイスに実行させる場合に、デフォルトデバイスのステータス608の欄に「インク切れ」の情報が記憶されている場合には、処理を実行することが可能な状態ではないと判断される。S550において、処理を実行することができない状態であると判断される場合(S550:NG)には、S555へ進む。S555においてCPU106は、第2のプレビュー画面を表示する。第2のプレビュー画面については、図7を用いて説明済みであるため、ここでは説明を省略する。
一方、S550において、処理を実行することができる状態であると判断される場合(S550:OK)には、S556へ進む。S556においてCPU106は、現在選択されている用途が、スキャン613であるか否かを判断する。否定判断される場合(S556:NO)にはS560へ進み、肯定判断される場合(S556:YES)にはS557へ進む。S557においてCPU106は、スキャンプレビュー画像データを、デフォルトデバイスから取得する。
S560においてCPU106は、第3のプレビュー画面を表示する。第3のプレビュー画面は、処理実行の指示を受け付けることが可能な場合に表示される画面である。図9に、第3のプレビュー画面SR3の表示例を示す。第3のプレビュー画面SR3には、デフォルトデバイス情報D3が含まれている。デフォルトデバイス情報D3は、S160において接続確認情報の返信をデフォルトデバイスから受信したことを示す、受信確認情報である。すなわちデフォルトデバイス情報D3は、デフォルトデバイスと通信可能であることを示す情報である。デフォルトデバイス情報D3は、デフォルトデバイスを識別するための情報(例:型番)であってもよい。
S510においてデフォルトデバイスに接続可能である結果が得られた場合(S510:OK)には、デフォルトデバイス情報D3には、デフォルトデバイスの型番が含まれる。またS510において、デフォルトデバイスの機種が変更されている結果が得られた場合(S510:別機種)には、デフォルトデバイス情報D3には、機種変更後のデフォルトデバイスの型番が含まれる。
S565においてCPU106は、S443において処理実行予約が行われているか否かを判断する。当該判断は、記憶部109から処理実行予約フラグを読み出すことによって行われても良い。肯定判断される場合(S565:YES)にはS575へ進み、CPU106は、予約されていた処理を実行する。また、否定判断される場合(S565:NO)には、S570へ進む。
S570においてCPU106は、第3のプレビュー画面SR3の処理実行ボタンB1がタッチされたか否かを判断する。否定判断される場合(S570:NO)にはS560へ戻り、肯定判断される場合(S570:YES)にはS575へ進む。
S575においてCPU106は、印刷処理またはスキャン処理を実行する。印刷処理は、S420で選択された用途の内容が「写真印刷611」または「ウェブ印刷612」である場合に実行される。印刷処理では、CPU106は、第1無線通信151または第2無線通信152を介して、印刷データをデフォルトデバイスに送信する。デフォルトデバイスは、受信した印刷データを用いて、印刷処理を実行する。スキャン処理は、S420で選択された用途の内容が「スキャン613」である場合に実行される。スキャン処理では、CPU106は、第1無線通信151または第2無線通信152を介して、スキャン実行指示をデフォルトデバイスに送信する。デフォルトデバイスは、セットされた原稿を読取ってスキャンデータを生成し、生成したスキャンデータを情報処理装置100へ送信する。
S580においてCPU106は、処理を実行させたデフォルトデバイスを、記憶部109に記憶させる。具体的には、第1無線通信151を用いてデフォルトデバイスと通信を実行した場合には、図10のテーブルTB1を選択する。また、第2無線通信152を用いてデフォルトデバイスと通信を実行した場合には、図11のテーブルTB2を選択する。そして、写真印刷611〜スキャン613のうち、今回処理を実行した用途の欄において、今回処理を実行させたデバイスのデフォルトデバイスフラグ605を「オン」にするとともに、他のデバイスのデフォルトデバイスフラグ605を「オフ」にする。これにより、最後に処理を実行させたデバイスをデフォルトデバイスとして、記憶させることができる。また、CPU106は、実行用途情報を記憶部109に記憶させる。実行用途情報は、実行した用途の名称であってもよい。これにより、最後に処理を実行させた用途を記憶させることができる。
S585においてCPU106は、処理の実行に使用した通信経路を記憶させる。具体的には、第1無線通信151または第2無線通信152の何れを使用したかを示す通信経路フラグを、記憶部109に記憶させる。そしてメインスレッドを終了する。
<実施例1の効果>
接続確認スレッド(図5を参照)では、デフォルトデバイスと各種の情報を通信するため、処理の完了に時間を要する場合がある。また、プリント&スキャンアプリケーション121の起動処理(S410)では、処理の完了に時間を要する場合がある。本明細書に記載されているプリント&スキャンアプリケーション121等によれば、プリント&スキャンアプリケーション121が起動されたとき(S410)に、接続確認スレッド(S415)を起動することができる。これにより、プリント&スキャンアプリケーション121の起動処理にかかる処理時間を、接続確認スレッドの処理時間としても用いることが可能となる。よって、トータルの処理時間を短縮することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されているプリント&スキャンアプリケーション121等によれば、接続確認スレッドの開始(S415)後に、第1のプレビュー画面を表示させることができる(S440)。第1のプレビュー画面は、接続確認スレッドを実行中である場合に表示される画面である。第1のプレビュー画面では、接続確認スレッドの実行中であることを示す処理ステータス情報D1(図6参照)を表示させることができる。これにより、接続確認スレッドの完了を待つことなく、プレビュー画像を表示することができるため、プレビュー画像の表示をユーザに待たせることがなく、利便性を高めることができる。また、接続確認スレッドが完了していないことをユーザが認識することができるため、デフォルトデバイスに各種処理を実行させることができない状態であることがユーザに理解させることが可能となり、ユーザに与えるストレスを低減することができる。
本明細書に記載されているプリント&スキャンアプリケーション121等によれば、第1のプレビュー画面を表示している期間(S440)中に、設定ボタンB2がタッチされた場合(S445:YES)には、実行中の接続確認スレッドを終了(S450)するとともに、設定画面(図8参照)を表示させることができる(S450)。設定画面には、デフォルトデバイスが未選択であることを示す情報を表示することができる(第1デフォルトデバイス選択ボタンB11参照)。設定ボタンB2がタッチされた場合は、新たなデフォルトデバイスの選択を受け付ける場合であることが多い。よって、現在選択されているデフォルトデバイスに対する接続確認スレッドを終了することで、不要な接続確認スレッドが続行されてしまうことを防止できるため、情報処理装置100の消費電力の低減化等を図ることが可能となる。
本明細書に記載されているプリント&スキャンアプリケーション121等によれば、S470において新たなデフォルトデバイスの選択が受け付けられた時点(S470:YES)の以降において、新たに選択されたデフォルトデバイスをテーブルに記憶させることができる(S475)。すなわち、S450などにおいて、設定画面(図8参照)にデフォルトデバイスが未選択であることを示す情報を表示させる場合においても、情報処理装置100の内部処理的には、従来のデフォルトデバイスが選択されている状態とすることができる。これにより、S470において新たな通信先デバイスの選択が受け付けられる段階までは、テーブルに記憶させているデフォルトデバイスが変更されることがない。従って、設定画面(図8参照)が表示されたが、新たなデフォルトデバイスが選択されなかった場合(例:第1デフォルトデバイス選択ボタンB11や第2デフォルトデバイス選択ボタンB12がタッチされなかった場合)には、デフォルトデバイスの設定が消去・変更されてしまうことが防止できる。よって、プリント&スキャンアプリケーション121の次回の起動時に、デフォルトデバイスの設定を再度利用することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されているプリント&スキャンアプリケーション121等によれば、接続確認スレッドの実行中の期間に、処理実行ボタンB1(図6参照)がタッチされた場合(S442:YES)には、処理実行予約を行うことができる。これにより、接続確認スレッドが完了(S430:YES)することに応じて、デフォルトデバイスに各種の処理を実行させることができる(S565:YES、S575)。これにより、接続確認スレッドが完了するまで、処理実行ボタンB1のタッチ入力をユーザに待機させる必要がないため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されているプリント&スキャンアプリケーション121等によれば、デフォルトデバイスに対して接続の可否を問い合わせる処理(S156)の開始前に、一の用途が選択済みである場合(S124:YES)には、選択されている用途に関連づけられたデフォルトデバイスを選択し(S152)、選択したデフォルトデバイスに対して、接続の可否を問い合わせる処理(S156)を実行することができる。これにより、複数の用途(例:写真印刷611、ウェブ印刷612、スキャン613)の各々に対応する複数のデフォルトデバイスの全てについて接続確認スレッドを行う場合に比して、接続確認スレッドの処理時間を短縮化することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されているプリント&スキャンアプリケーション121等によれば、一の用途が選択されていない場合(S124:NO)には、直近に使用した用途に対応するデフォルトデバイスについて、接続確認スレッドを実行することができる(S142)。これにより、複数の用途の各々に対応する複数のデフォルトデバイスの全てについて接続確認スレッドを行う場合に比して、接続確認スレッドの処理時間を短縮化することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されているプリント&スキャンアプリケーション121等によれば、S170において、接続確認スレッドが実行された用途以外の他の用途に、デフォルトデバイスと同じデバイスが対応付けられている場合(S170:YES)には、接続確認スレッドによって得られた各種の情報を、他のデバイスにもコピーすることができる(S171)。例えば、図10のテーブルTB1において、写真印刷611の用途に対応するデフォルトデバイス(すなわち、型番601が「Ink-MFP1」のデバイス)について、接続確認スレッドによって、接続確認結果606、受信型番607、ステータス608に関する各種情報(領域R1参照)が得られた場合を想定する。この場合、S170において、他の用途であるウェブ印刷612およびスキャン613にも、写真印刷611の用途のデフォルトデバイスと同一のデバイスが記憶されていることが検出される(領域R2参照)。よって、写真印刷611の用途に対応するデフォルトデバイスに関して取得された各種情報を、ウェブ印刷612およびスキャン613の用途に対応するデバイスにもコピーすることができる(領域R3、矢印Y1参照)。これにより、一のデフォルトデバイスに対する接続確認スレッドによって得られた確認結果情報を、他のデバイスと共有することが可能となる。よって、接続確認スレッドの処理負担を軽減し、処理時間を短縮化することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されているプリント&スキャンアプリケーション121等によれば、デフォルトデバイスに接続可能であるが、デフォルトデバイスの機種が変更されている場合(S510:別機種)には、機種変更後のデフォルトデバイスが、現在の処理設定を実行することができるデバイスであるか否かを、S525において判断することができる。そして、S525で否定判断される場合(S525:NO)には、エラー表示を表示させることができる(S530)。これにより、デフォルトデバイスとして記憶していたデバイスが新たなデバイスに入れ替わっている結果、処理が実行できない場合などに、処理不可であることをユーザに報知することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されているプリント&スキャンアプリケーション121等によれば、接続確認スレッドによってデフォルトデバイスと通信できないことが確認されている場合には(S164:YES)、第2のプレビュー画面(図7参照)を表示することができる(S535)。第2のプレビュー画面では、デフォルトデバイスに接続不可能であることを示すデフォルトデバイス情報D2(例:No Device Selectedの文字列)を表示させることができる。これにより、デフォルトデバイスが未選択の状態であることをユーザに報知することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されているプリント&スキャンアプリケーション121等によれば、プリント&スキャンアプリケーション121が起動されたとき(S410)に、スプラッシュ画面表示処理を実行することができる(S410)。スプラッシュ画面表示処理は、接続確認スレッドと並列に実行可能であるため、スプラッシュ画面を表示している時間を、接続確認スレッドの処理時間としても用いることが可能となる。よって、トータルの処理時間を短縮することができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されているプリント&スキャンアプリケーション121等によれば、S560で表示する第3のプレビュー画面(図9参照)に、デフォルトデバイスを識別するためのデフォルトデバイス情報D3(例:型番)を表示させることができる。これにより、プレビュー画像の態様をユーザに認識させるとともに、通信情報の出力先のデバイスをユーザに認識させることができるため、利便性を高めることが可能となる。
実施例2は、接続確認スレッドの一部を変形した実施例である。図12のフローを用いて、実施例2に係る接続確認スレッドの処理内容を説明する。
S102においてCPU106は、第1無線通信151と第2無線通信152の何れが、デフォルトデバイスと通信するために選択されているかを判断する。第1無線通信151が選択されていると判断される場合(S102:第1無線通信)には、S108へ進む。S108においてCPU106は、アクセスポイント500および501のうち、情報処理装置100が現在通信することが可能なアクセスポイントのSSIDを取得する。SSIDの取得処理の内容は、S460で説明した処理の内容と同様であるため、説明を省略する。
S112においてCPU106は、S108で取得したSSIDと同じSSIDが、テーブルTB1に記憶されているか否かを判断する。否定判断される場合(S112:NO)には、S116へ進む。S116においてCPU106は、メインスレッドに対して、通信圏内にデフォルトデバイスが存在しないことを通知する。S112で否定判断される場合の例としては、情報処理装置100が、アクセスポイント500および501の何れからも通信圏外である場合が挙げられる。そしてS124へ進む。
一方、S112において肯定判断される場合(S112:YES)には、S120へ進む。S120においてCPU106は、取得したSSIDと同一のSSIDに関連づけられたデフォルトデバイスの識別情報を取得する。具体的には、CPU106は、図10のテーブルTB1において、取得したSSIDと同一のSSIDが記憶されている記憶領域を参照する。そして、参照した記憶領域から、デフォルトデバイスフラグ608が「オン」となっているデバイスの識別情報600を読み出す。そしてS124へ進む。
一方、S102において、第2無線通信152が選択されていると判断される場合(S102:第2無線通信)には、S104へ進む。S104においてCPU106は、デフォルトデバイスの識別情報を取得する。具体的には、CPU106は、図11のテーブルTB2において、デフォルトデバイスフラグ605が「オン」となっているデバイスの識別情報700を読み出す。そしてS124へ進む。
S124において、CPU106は、写真印刷611、ウェブ印刷612、スキャン613、の3種類の用途のうちから、実行する用途が選択済みであるか否かを判断する。肯定判断される場合(S124:YES)には、S128へ進む。S128においてCPU106は、選択されている用途のデフォルトデバイスに対して、接続の可否、型番、およびステータスを問い合わせる。そして、図5のS160へ進む。一方、S124において否定判断される場合(S124:NO)には、S132へ進む。S132においてCPU106は、写真印刷611〜スキャン613の全ての用途の各々のデフォルトデバイスに対して、接続の可否、型番、およびステータスを問い合わせる。そして、図5のS160へ進む。なお、S128およびS132の処理内容は、前述のS156の処理内容と同様であるため、説明を省略する。
そして、メインスレッド(図2参照)のS430において、CPU106は、通信圏内にデフォルトデバイスが存在しないか否かをさらに判断する。具体的には、接続確認スレッドからメインスレッドに対して、S116の通知が出力されたか否かを判断する。S430において、通信圏内にデフォルトデバイスが存在しないと判断された場合には、CPU106は、第2のプレビュー画面(図7参照)を表示する。この場合、フォルトデバイス情報D2には、通信圏内にデフォルトデバイスが存在しないことを示す情報(例:アクセスポイント圏外)を表示させてもよい。
<実施例2の効果>
本明細書に記載されているプリント&スキャンアプリケーション121等によれば、情報処理装置100が通信可能なネットワークを識別するSSIDを、ネットワークから取得することができる(S108)。そして、取得したSSIDと一致するSSIDを含んでいるデフォルトデバイスを選択することができる(S120)。これにより、情報処理装置100が通信対象としているネットワークに含まれているデバイスのうちから、デフォルトデバイスを選択することができる。よって、デフォルトデバイスと通信することができる確率を高めることができるため、利便性を高めることが可能となる。
本明細書に記載されているプリント&スキャンアプリケーション121等によれば、ネットワークから取得したSSIDと一致するSSIDが、テーブルTB1に記憶されていない場合(S112:NO)には、通信圏内にデフォルトデバイスが存在しないことをメインスレッドに対して通知することができる(S116)。そして、第2のプレビュー画面に、通信圏内にデフォルトデバイスが存在しないことを示す情報を表示させることができる。これにより、情報処理装置100が通信対象としているネットワークに、デフォルトデバイスが含まれていないことをユーザに報知することができるため、利便性を高めることが可能となる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。以下に変形例を説明する。
<変形例>
図4のS525は省略することができる。この場合、S510において、デフォルトデバイスの機種が変更されていると判断される場合(S510:別機種)には、S530へ進めばよい。これにより、デフォルトデバイスとして記憶していたデバイスが、新たなデバイスに入れ替わっている場合などに、デバイスの種類が変更されていることをユーザに報知することができるため、利便性を高めることが可能となる。
第1のプレビュー画面を表示する処理(S440)を省略し、S430からS442へ進むとしてもよい。処理実行予約を受け付ける処理(S442、S443)を省略してもよい。この場合、S560からS570へ進むとすればよい。デフォルトデバイスの機種が変更されている場合のエラー表示処理(S525、S530)を省略してもよい。デフォルトデバイスから受信した情報をコピーする処理(S170、S171)は省略してもよい。以上より、一般的に言うと、多機能装置100は、「記憶制御手段」と、「接続確認手段」と、「受信確認情報出力制御手段」と、を少なくとも備えていれば良い。具体例としては、多機能装置100は、S415、S475、S560、S580を少なくとも実行すればよい。
図8における設定画面SR4での設定内容は一例である。カラー設定などの他の設定内容が含まれていてもよい。
S460において、アクセスポイントのSSIDを取得する方法は、様々な形態であってよい。例えば、ユーザが、情報処理装置100に通信させるためのアクセスポイントのSSIDを手動入力するような構成であってもよい。この場合CPU106は、ユーザが手動入力したSSIDのアクセスポイントを、通信可能なアクセスポイントとして認識する。
情報処理装置100と接続されるデバイスは、図1に示したインクジェットMFP201〜203、カラーレーザープリンタ204、スキャナ205および206、に限定されない。印刷機能やスキャン機能を備えるデバイスであれば、何れの種類のデバイスであってもよい。
アクセスポイント500および501とデバイスとの間の通信は、無線または有線のどちらで行ってもよい。
型番601は、デバイスを区別することができるものであれば、どのようなものでもよく、例えば、番号を含まないもの、記号だけで構成されるものでもよい。また、デバイス名などのデバイスを区別することができる名称を、型番の代わりに用いてもよい。
情報処理装置は、SDカードなどの外部メモリを接続可能な構成としてもよい。そして、記憶部109に代えて、外部メモリへ各種データを記憶する構成としてもよい。
画像処理装置の一例として、情報処理装置100を挙げたが、これに限らない。指示データなどに基づいて、所定の画像を刺繍、キルティングするミシンでもよい。画像データに基づいた作品、製品を形成するために、飾り縫い、縫製などをおこなうミシンでもよい。指示データなどに基づいて、吹き付け、削りだしなどで、3D画像を生成する3Dプリンタでもよい。画像データなどに基づいて、吹き付け、削りだしなどで、作品、製品を生成する作品製造装置、製品製造装置でもよい。画像データの例として3D画像データや3DCADデータを用いてもよい。対象物の輪郭を光学的、電気的に検知するセンサからの出力データや、対象物に取り付けたセンサからの出力データに基づいて画像データを作成するスキャナでもよい。センサからの出力に基づいて、対象物の形状や動きを示すデータを作成するスキャナでもよい。画像データの例として動画データや3D画像データを用いてもよい。
デフォルトデバイスは、通信先デバイスの一例である。プリント&スキャンアプリケーション121は、情報処理プログラムの一例である。第1無線通信I/F131、第2無線通信I/F132は、通信インターフェースの一例である。CPU106は、プロセッサの一例である。デフォルトデバイスフラグは、第1識別情報の一例である。S475、S580を実行するCPU106は、記憶制御手段の一例である。S156を実行するCPU106は、接続確認処理の一例である。S415を実行するCPU106は、接続確認手段の一例である。デフォルトデバイス情報D3は、受信確認情報の一例である。S560を実行するCPU106は、受信確認情報出力制御手段の一例である。S440、S555を実行するCPU106は、第1表示制御手段の一例である。処理ステータス情報D1は、実行中表示の一例である。設定画面SR4は、選択受付画面の一例である。S450〜S475を実行するCPU106は、選択受付手段の一例である。タッチパネル103は、操作部の一例である。S575を実行するCPU106は、通信制御手段の一例である。処理実行ボタンB1は、通信実行受付画像の一例である。写真印刷611、ウェブ印刷612、スキャン613は、複数の用途の属性の一例である。S580を実行するCPU106は、属性記憶制御手段の一例である。接続確認結果606、受信型番607、ステータス608は、確認結果情報の一例である。SSIDは、第2識別情報の一例である。S430の変形例を実行するCPU106は、エラー表示制御手段の一例である。型番は、第1の種類特定情報および第2の種類特定情報の一例である。S535を実行するCPU106は、第2表示制御手段の一例である。スプラッシュ画面は、起動中画面の一例である。S410を実行するCPU106は、第3表示制御手段の一例である。
なお、各プログラムは一つのプログラムモジュールから構成されるものであってもよいし、複数のプログラムモジュールから構成されるものであってもよい。また、各一例は置換可能な他の構成であってもよく、本発明の範疇である。画像処理プログラム(プリント&スキャンアプリケーション121など)に基づく処理を実行するコンピュータ(CPU106など)であってもよいし、オペレーティングシステムや他のアプリケーションなど、画像処理プログラム以外のプログラムに基づく処理を実行するコンピュータであってもよいし、コンピュータの指示に従って動作するハード構成(タッチパネル103など)であってもよいし、コンピュータとハード構成とが連動した構成であってもよい。もちろん、複数のプログラムに基づく処理を連動させて処理を実行するコンピュータであってもよいし、複数のプログラムに基づく処理を連動させて処理を実行するコンピュータの指示に従って動作するハード構成であってもよい。
100:情報処理装置、102:表示手段、103:タッチパネル、131:第1無線通信I/F、132:第2無線通信I/F、109:記憶部、121:プリント&スキャンアプリケーション、201〜203:インクジェットMFP、204:カラーレーザープリンタ、205および206:スキャナ

Claims (18)

  1. 複数のデバイスのうちから通信対象として選択される通信先デバイスと通信することが可能な情報処理装置に読込まれる情報処理プログラムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記複数のデバイスの各々と通信することが可能な通信インターフェースと、
    プロセッサと、
    記憶部と、
    を備えており、
    前記プロセッサを、
    前記複数のデバイスのうち前記通信先デバイスとして選択されたデバイスを識別する第1識別情報を前記記憶部が記憶するよう出力する記憶制御手段と、
    前記情報処理プログラムが前記情報処理装置で起動された場合に、前記記憶部に記憶されている前記第1識別情報が識別する前記通信先デバイスが送信した接続確認情報を前記通信インターフェースが受信したかを確認する接続確認処理を実行する接続確認手段と、
    前記通信先デバイスが送信した接続確認情報を前記通信インターフェースが受信したと確認できた場合に、接続確認情報が受信したと確認できたことに対応する受信確認情報を出力する受信確認情報出力制御手段と、
    して機能させることが可能であることを特徴とする情報処理プログラム。
  2. 前記情報処理プログラムは、前記プロセッサを、前記接続確認手段による前記接続確認処理の開始後に、前記通信先デバイスと通信する通信情報を用いた処理の態様を示すプレビュー画像を前記情報処理装置が備えている表示部に表示させるプレビュー表示処理を実行する第1表示制御手段としてさらに機能させ、
    前記プレビュー表示処理は、前記接続確認処理と並列に実行可能であり、
    前記第1表示制御手段は、前記プレビュー表示処理を実行するプレビュー表示操作を前記情報処理装置が備えている操作部が受け付けた場合に、前記接続確認処理が実行中である場合には、前記接続確認処理を実行中であることを示す実行中表示を含んだ前記プレビュー画像を前記表示部に表示させ、前記接続確認処理が完了している場合には、前記接続確認処理の処理結果内容を示す表示を含んだ前記プレビュー画像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
  3. 前記情報処理プログラムは、前記プロセッサを、選択受付画面を前記表示部に表示させ、前記通信先デバイスの選択を受け付ける選択受付画面表示処理を実行する選択受付手段としてさらに機能させ、
    前記選択受付手段は、前記実行中表示を表示している期間中に、前記選択受付画面表示処理を実行する操作を前記操作部が受け付けた場合には、前記接続確認処理を終了するとともに、前記通信先デバイスが未選択であることを示す未選択表示が含まれている前記選択受付画面を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理プログラム。
  4. 前記記憶制御手段は、
    前記選択受付手段によって前記通信先デバイスの選択が受け付けられることに応じて、
    前記選択受付手段によって選択が受け付けられた通信先デバイスを識別する第1識別情報を、以前に記憶されていた古い第1識別情報に代えて、前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項3に記載の情報処理プログラム。
  5. 前記情報処理プログラムは、前記プロセッサを、前記通信インターフェースを介して通信情報を前記通信先デバイスと通信する通信制御手段としてさらに機能させ、
    前記第1表示制御手段は、前記通信制御手段による通信実行の指示を受け付けるための通信実行受付画像を前記表示部にさらに表示させ、
    前記通信制御手段は、前記接続確認処理の実行中の期間に、通信を実行する操作を前記通信実行受付画像を介して前記操作部が受け付けた場合には、前記接続確認処理が完了することに応じて、前記通信情報を前記通信インターフェースを介して前記通信先デバイスと通信することを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  6. 前記記憶制御手段は、複数の用途の属性の各々に対応づけて、前記複数のデバイスの各々の前記第1識別情報を前記記憶部にさらに記憶させ、
    前記接続確認手段は、前記接続確認処理の開始に先立って、一の用途の属性を指定する属性指定操作を前記操作部が受け付けている場合には、前記属性指定操作が指定した一の用途の属性に対応付けられている第1識別情報に基づいて前記通信先デバイスを選択し、選択した前記通信先デバイスに対して前記接続確認処理を実行することを特徴とする請求項〜5の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  7. 前記情報処理プログラムは、前記プロセッサを、前記属性指定操作が指定した一の用途の属性に対応する用途に対応する処理を実行した場合に、直近に対応する処理を実行した属性である第1の属性を前記記憶部に記憶させる属性記憶制御手段としてさらに機能させ、
    前記接続確認手段は、一の用途の属性を指定する属性指定操作を前記操作部が受け付けていない場合には、前記第1の属性に対応付けられている第1識別情報に基づいて第1の通信先デバイスを選択し、選択した前記第1の通信先デバイスに対して前記接続確認処理を実行することを特徴とする請求項6に記載の情報処理プログラム。
  8. 前記接続確認手段は、前記属性指定操作によって指定された一の用途の属性に対応付けられている第1識別情報に基づいて前記通信先デバイスを選択し、選択した前記通信先デバイスに対して前記接続確認処理を実行し、前記接続確認処理によって得られた確認結果情報を前記通信先デバイスに対応付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記接続確認手段は、前記一の用途の属性以外の他の属性に対応付けられている第1識別情報によって識別される他のデバイスが、前記通信先デバイスと同一のデバイスである場合には、前記他のデバイスに対応付けて、前記確認結果情報を前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項6または7に記載の情報処理プログラム。
  9. 前記情報処理装置は、複数のネットワークのうちの通信対象ネットワークを選択し、該通信対象ネットワークに含まれている複数のデバイスのうちから選択された前記通信先デバイスと通信することが可能とされており、
    前記第1識別情報は、前記通信先デバイスの候補となる複数のデバイスが属しているネットワークを識別する第2識別情報を含んでおり、
    前記接続確認手段は、前記通信対象ネットワークを識別する第2識別情報を、前記通信対象ネットワークから前記通信インターフェースを介して取得し、取得した前記第2識別情報と一致する第2識別情報を含んでいる前記第1識別情報に基づいて前記通信先デバイスを選択することを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  10. 前記情報処理プログラムは、前記プロセッサを、前記通信対象ネットワークから取得した前記第2識別情報と一致する第2識別情報を含んでいる前記第1識別情報が、前記記憶部に記憶されていない場合には、前記通信先デバイスに対応する第1識別情報を記憶していないことを示す第1エラー表示を前記表示部に表示させるエラー表示制御手段としてさらに機能させることを特徴とする請求項9に記載の情報処理プログラム。
  11. 前記第1識別情報は、前記通信先デバイスの種類を表す第1の種類特定情報を含んでおり、
    前記接続確認処理は、前記第1識別情報で特定された通信先デバイスである特定通信先デバイスから、前記特定通信先デバイスの種類を表す第2の種類特定情報を、前記通信インターフェースを介して取得する処理を含んでおり、
    前記第1表示制御手段は、前記第1識別情報に含まれている前記第1の種類特定情報と、前記特定通信先デバイスから取得した前記第2の種類特定情報とが一致しない第1の場合には、前記第1識別情報で識別される通信先デバイスの種類が、前記特定通信先デバイスの種類と異なることを示す第2エラー表示を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項7〜10の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  12. 前記通信情報は、印刷処理またはスキャン処理に用いる画像情報であり、
    前記第1表示制御手段は、前記第1の場合において、前記特定通信先デバイスが前記画像情報を処理することができないことを条件として、前記第2エラー表示を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項11に記載の情報処理プログラム。
  13. 前記情報処理プログラムは、前記プロセッサを、前記プレビュー表示処理を実行するプレビュー表示操作を前記操作部が受け付けた場合に、前記接続確認処理によって前記通信先デバイスと通信できないことが確認されている場合には、前記通信先デバイスが未選択であることを示す未選択表示が含まれている画面を前記表示部に表示させる第2表示制御手段としてさらに機能させることを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  14. 前記情報処理プログラムは、前記プロセッサを、前記情報処理プログラムが前記情報処理装置で起動された場合に、前記情報処理プログラムが起動中であることを示す起動中画面を前記情報処理装置が備えている表示部に表示させる起動中画面表示処理を実行する第3表示制御手段としてさらに機能させ、
    前記起動中画面表示処理は、前記接続確認処理と並列に実行可能であることを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  15. 前記第1表示制御手段は、前記接続確認処理が完了している場合には、前記通信先デバイスを示す情報を、前記プレビュー画像と共に前記表示部に表示させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理プログラム。
  16. 前記通信インターフェースは、
    前記複数のデバイスの少なくとも1つと通信するための第1のネットワークを、アクセスポイントを介して構築する、第1の通信インターフェースと、
    前記複数のデバイスの少なくとも1つと通信するための第2のネットワークを、アクセスポイントを介さずに構築する、第2の通信インターフェースと、
    を備えており、
    前記情報処理装置は、前記第1のネットワークおよび前記第2のネットワークのうちから通信対象ネットワークを選択し、該通信対象ネットワークに含まれている複数のデバイスのうちから選択された前記通信先デバイスと通信することが可能とされていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  17. 複数のデバイスのうちから通信対象として選択される通信先デバイスと通信することが可能な情報処理装置であって、
    前記情報処理装置は、
    前記複数のデバイスの各々と通信することが可能な通信インターフェースと、
    記憶部と、
    前記複数のデバイスのうち前記通信先デバイスとして選択されたデバイスを識別する第1識別情報を前記記憶部が記憶するよう出力する記憶制御手段と、
    前記情報処理装置に読込まれる情報処理プログラムが前記情報処理装置で起動された場合に、前記記憶部に記憶されている前記第1識別情報が識別する前記通信先デバイスが送信した接続確認情報を前記通信インターフェースが受信したかを確認する接続確認処理を実行する接続確認手段と、
    前記通信先デバイスが送信した接続確認情報を前記通信インターフェースが受信したと確認できた場合に、接続確認情報が受信したと確認できたことに対応する受信確認情報を出力する受信確認情報出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  18. 複数のデバイスのうちから通信対象として選択される通信先デバイスと通信することが可能な情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置は、
    前記複数のデバイスの各々と通信することが可能な通信インターフェースと、
    記憶部と、
    を備えており、
    前記複数のデバイスのうち前記通信先デバイスとして選択されたデバイスを識別する第1識別情報を前記記憶部が記憶するよう出力する記憶制御ステップと、
    前記情報処理装置に読込まれる情報処理プログラムが前記情報処理装置で起動された場合に、前記記憶部に記憶されている前記第1識別情報が識別する前記通信先デバイスが送信した接続確認情報を前記通信インターフェースが受信したかを確認する接続確認処理を実行する接続確認ステップと、
    前記通信先デバイスが送信した接続確認情報を前記通信インターフェースが受信したと確認できた場合に、接続確認情報が受信したと確認できたことに対応する受信確認情報を出力する受信確認情報出力制御ステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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