JP6134588B2 - 光ファイバ、及び、光伝送路 - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバに関する。また、光ファイバを備えた光伝送路に関する。
光情報通信においては、通信量の増加に伴い、伝送媒体となる光ファイバに求められる伝送容量も増加してきている。特に、WDM(波長多重分割)方式による長距離伝送用の光ファイバにおいて、このような要求は顕著である。通信量は今後も増加の一途を辿ることが予想されており、伝送容量の増加は光ファイバにおける喫緊の課題となっている。
光ファイバの伝送容量を増加させるためには、光ファイバに入力する信号光のパワーを上げる必要がある。しかしながら、光ファイバに入力する信号光のパワーを上げると、コアにおけるパワー密度が増加し、その結果、非線形光学効果の顕在化やファイバヒューズの発生などといった問題が生じる。したがって、光ファイバに入力する信号光のパワーを上げ、光ファイバの伝送容量を増加させるためには、実効コア断面積を拡大することによって、コアにおけるパワー密度の増加を抑える必要がある。
実効コア断面積が拡大されたシングルモードファイバとしては、例えば、特許文献1〜2に記載の光ファイバなどが知られている。
特許文献1には、ディプレスド型の屈折率分布を有したシングルモードファイバにおいて、実効コア断面積を120μm以上に拡大する技術が記載されている。また、特許文献2には、第1コア層(高屈折率)、第2コア層(低屈折率)、及び第3コア層(中屈折率)からなるコアをもつシングルモードファイバにおいて、実効コア断面積を130μm以上に拡大する技術が記載されている。これらのシングルモードファイバは、モード分散がないので、この点でも大容量化に有利である。
しかしながら、特許文献1〜2に記載のようなシングルモードファイバには、曲げ損失を所定の値(例えば、規格により要求される値)以下に抑えようとすると、実効コア断面積を自由に拡大することができないという問題がある。
すなわち、基本モード(LP01モード)のみを伝搬するシングルモードファイバを実現するためには、2次モード(LP11モード)を遮断する必要がある。そして、2次モードを遮断するためには、屈折率分布を規定するパラメータであるコア半径a、屈折率n1、及び屈折率n2が式(1)を満たす必要がある。ここで、Vは規格化周波数を示し、λは波長を示す。
Figure 0006134588
ところが、式(1)を満たすためには、コアの半径aを自由に拡大することができない。このため、実効コア断面積を自由に拡大することができない。なお、コアの屈折率n1を小さくすれば、コアの半径aを大きくすることができるが、コアの屈折率n1を小さくすると、今度は、曲げ損失が大きくなるという問題を生じる。したがって、規格等の要求によって曲げ損失に上限が定められている場合、コアの半径aは式(1)による制約を免れ得ない。
一方、マルチモードファイバにおいては、コアの半径が式(1)による制約を受けないので、シングルモードファイバよりも広い実効コア断面積を実現することができる。しかしながら、マルチモードファイバにおいては、モード分散の発生が避けられない。モード分散は、伝送距離に比例した伝送容量の低下を生じさせる。したがって、長距離伝送に耐える大容量のマルチモードファイバを実現するためには、モード分散を抑えることが重要になる。
2モード光ファイバは、基本モード(LP01モード)及び2次モード(LP11モード)のみを伝搬する、最もモード分散の抑制が容易なマルチモードファイバである。2モード光ファイバには、正のモード分散Δτpをもつものと、負のモード分散Δτnをもつものとがあり、これらを組み合わせることによってモード分散補償機能を有する光伝送路を構成することができる。具体的には、正のモード分散Δτpをもつ2モード光ファイバの長さLpと、負のモード分散Δτnをもつ2モード光ファイバの長さLnとを、Δτp:Δτn=Ln:Lpとなるように設定することによって、モード分散補償機能を実現する。
特開2003−262752号公報(2003年9月19日公開) 特開2004− 12685号公報(2004年1月15日公開)
しかしながら、2モード光ファイバのモード分散は、信号光の波長に依存する。したがって、正のモード分散Δτpをもつ2モード光ファイバと負のモード分散Δτnをもつ2モード光ファイバとを組み合わせた光伝送路においては、ある波長の信号光に対してモード分散を補償するように各2モード光ファイバの長さを設定しても、他の波長の信号光に対してモード分散を十分に補償することができないという問題があった。
また、広い波長帯域に亘るモード分散機能を有する光伝送路を実現するためには、Δτp>0である2モード光ファイバにおけるdΔτp/dλの符号と、Δτn<0である2モード光ファイバにおけるdΔτn/dλの符号とを互いに異ならせる必要がある。しかしながら、コアの屈折率分布がα乗型となる公知の2モード光ファイバにおいては、モード分散Δτを式(2)により定義したときに、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0である2モード光ファイバは知られていなかった。
Δτ=(1/vg11)−(1/vg01) ・・・(2)
ここで、vg01はLP01モードの群速度であり、vg11はLP11モードの群速度である。
したがって、コアの屈折率分布がα乗型となる2モード光ファイバを用いた光伝送路においては、広い波長帯域に亘るモード分散機能を実現することができなかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0というモード分散特性を有する2モード光ファイバを実現することにある。2モード光ファイバにより構成される光伝送路において、広い波長帯域に亘るモード分散機能を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る光ファイバは、屈折率分布がα乗型であり、最大屈折率がn1である内側コアと、上記内側コアを取り囲む外側コアであって、屈折率がn1’である外側コアと、上記外側コアを取り囲むクラッドであって、屈折率がn2(n1’<n2<n1)であるクラッドとを備えており、トレンチの深さn2−n1’を十分に大きくすることによって、LP01モードの群速度をvg01、LP11モードの群速度をvg11としたときに、Δτ=(1/vg11)−(1/vg01)により定義されるモード分散Δτの符号を正にすると共に、モード分散Δτの傾きdΔτ/dλの符号を正にしたことを特徴とする。
屈折率分布がα乗型であり、最大屈折率がn1である内側コアと、上記内側コアを取り囲む外側コアであって、屈折率がn1’である外側コアと、上記外側コアを取り囲むクラッドであって、屈折率がn2(n1’<n2<n1)であるクラッドとにより構成される屈折率構造を有する光ファイバは、コア径を適切に選択することによって、2モード光ファイバとして機能する。上記屈折率構造を有する光ファイバが2モード光ファイバとして機能するとき、そのコア半径は、シングルモードファイバのコア径よりも十分に大きい。すなわち、上記屈折率構造を有する光ファイバは、シングルモードファイバと比べて、実効コア断面積の拡大が容易である。
本願発明者は、上記屈折率構造を有する光ファイバにおいて、屈折率分布をどのように設定すればΔτ>0かつdΔτ/dλ>0というモード分散特性が得られるのかを、数値シミュレーション等を駆使して鋭意検討した。その結果、トレンチの深さn2−n1’を十分に大きくすれば、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0というモード分散特性を得られることが明らかになった。本発明に係る光ファイバは、この知見に基づいて想到されたものである。
また、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0というモード分散特性を持つ光ファイバは、Δτ<0かつdΔτ/λ<0というモード分散特性を持つ光ファイバと組み合わせることによって、広い波長帯域に亘ってモード分散補償がなされた光伝送路を実現することができる。
本発明に係る光ファイバにおいては、Rd=|(n1’-n2)/2n1’|/|(n1-n2)/2n1|が0.5以上である、ことが好ましい。
Rdが0.5であれば、αの値に拠らず、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0というモード分散特性が得られることを、本願発明者は数値シミュレーション等によって明らかにした。したがって、上記の構成によれば、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0というモード分散特性を、より確実に得ることができる。
本発明に係る光ファイバにおいては、αが1.8以上かつ3.0以下であり、Rd=|(n1’-n2)/2n1’|/|(n1-n2)/2n1|が0.5以上である、ことが好ましい。
αが1.8以上かつ3.0以下であるとき、Rdが0.5以上であれば、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0というモード分散特性が得られることを、本願発明者は数値シミュレーション等によって明らかにした。したがって、上記の構成によれば、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0というモード分散特性を、より確実に得ることができる。
本発明に係る光ファイバにおいては、αが2.0であり、Rd=|(n1’2-n22)
/2n1’2|/|(n12-n22)/2n12|が0.5以上である、ことが好ましい。
αが2.0であるとき、Rdが0.5以上であれば、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0というモード分散特性が得られることを、本願発明者は数値シミュレーション等によって明らかにした。したがって、上記の構成によれば、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0というモード分散特性を、より確実に得ることができる。
本発明に係る光ファイバにおいては、Rd=|(n1’2-n22)/2n1’2|/|(n12-n22)/2n12|が1.0以上である、ことが好ましい。
Rdが1.0であれば、αの値に拠らず、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0というモード分散特性が得られることを、本願発明者は数値シミュレーション等によって明らかにした。したがって、上記の構成によれば、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0というモード分散特性を、より確実に得ることができる。
上記課題を解決するために、本発明に係る光伝送路は、屈折率分布がα乗型であり、最大屈折率がn1である内側コアと、上記内側コアを取り囲む外側コアであって、屈折率がn1’である外側コアと、上記外側コアを取り囲むクラッドであって、屈折率がn2(n1’<n2<n1)であるクラッドとを備えており、トレンチの深さn2−n1’を十分に大きくすることによって、LP01モードの群速度をvg01、LP11モードの群速度をvg11としたときに、Δτ=(1/vg11)−(1/vg01)により定義されるモード分散Δτの符号を正にすると共に、モード分散Δτの傾きdΔτ/dλの符号を正にした第1の光ファイバと、モード分散Δτの符号が負であると共に、モード分散Δτの傾きdΔτ/dλの符号が負である第2の光ファイバと、を備えている、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、広い波長帯域に亘ってモード分散補償がなされた光伝送路を実現することができる。
本発明に係る光伝送路において、上記第2の光ファイバは、屈折率分布がα乗型であるコアを備えた光ファイバであって、αの値を十分に小さくすることによって、2モード領域全体に亘って、モード分散Δτの符号を負にすると共に、モード分散Δτの傾きdΔτ/dλの符号を負にした光ファイバである、ことが好ましい。
上記構成を有する上記第2の光ファイバは、上記第1の光ファイバと同様、実効コア断面積の拡大が容易であり、上記第1の光ファイバと上記第2の光ファイバとを組み合わせることによって、実効コア断面積が拡大された光伝送路を実現することができる。
本発明によれば、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0というモード分散特性を有する2モード光ファイバを実現することができる。また、このような2モード光ファイバを用いることによって、広い波長帯域に亘ってモード分散補償がなされた光伝送路を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る光伝送路Fの構成を示すブロック図である。(a)は、正のモード分散Δτpを有する光ファイバFpを入力側に、負のモード分散Δτnを有する光ファイバFnを出力側に配置した場合のブロック図である。(b)は、負のモード分散Δτnを有する光ファイバFnを入力側に、正のモード分散Δτpを有する光ファイバFpを出力側に配置した場合のブロック図である。 図1に示す光伝送路Fに含まれる光ファイバFp及び光ファイバFnのモード分散特性を示すグラフである。 (a)は、図1に示す光伝送路Fに含まれる光ファイバFp及び光ファイバFnとして機能する光ファイバの断面図及び側面図である。(b)は、その光ファイバの屈折率分布を示すグラフである。 図3に示す光ファイバにおいてΔ+を0.30%,0.35%,0.40%としたときに得られるΔτ(T)のグラフである。 (a)は、図3に示す光ファイバにおいてRdを0.0とし、αを1.6,1.8,2.1,2.4,2.8としたときに得られるΔτ(T)のグラフであり、(b)は、その拡大図である。 (a)は、図3に示す光ファイバにおいてα=2.0とし、Rd=0.0,0.2,0.4,0.5,0.6,0.8,1.0としたときに得られるΔτ(T)のグラフであり、(b)は、同様にして得られるdΔτ/dT(T)のグラフである。 (a)は、図3に示す光ファイバにおいてα=3.0とし、Rdを変化させたときに得られるΔτ(T)のグラフであり、(b)は、同様にして得られるdΔτ/dT(T)のグラフである。 (a)は、図3に示す光ファイバにおいてα=1.8とし、Rdを変化させたときに得られるΔτ(T)のグラフであり、(b)は、同様にして得られるdΔτ/dT(T)のグラフである。 (a)は、図3に示す光ファイバにおいてRd=0.5とし、α=1.7,2.0,3.0,10.0,10000としたときに得られるΔτ(T)のグラフであり、(b)は、同様にして得られるdΔτ/dT(T)のグラフである。 (a)は、図3に示す光ファイバにおいてRd=1.0とし、α=1.8,2.0,2.2,2.4,2.8,10000としたときに得られるΔτ(T)のグラフであり、(b)は、同様にして得られるdΔτ/dT(T)のグラフである。 (a)は、第1の実施例に係る光伝送路Fに含まれる光ファイバFnの屈折率分布を示すグラフであり、(b)は、同実施例に係る光伝送路Fに含まれる光ファイバFpの屈折率分布を示すグラフである。 第1の実施例に係る光伝送路Fに含まれる光ファイバFp及び光ファイバFnのモード分散特性を示すグラフである。 (a)は、第2の実施例に係る光伝送路Fに含まれる光ファイバFnの屈折率分布を示すグラフであり、(b)は、同実施例に係る光伝送路Fに含まれる光ファイバFpの屈折率分布を示すグラフである。 第2の実施例に係る光伝送路Fに含まれる光ファイバFp及び光ファイバFnのモード分散特性を示すグラフである。 (a)は、第3の実施例に係る光伝送路Fに含まれる光ファイバFnの屈折率分布を示すグラフであり、(b)は、同実施例に係る光伝送路Fに含まれる光ファイバFpの屈折率分布を示すグラフである。 第3の実施例に係る光伝送路Fに含まれる光ファイバFp及び光ファイバFnのモード分散特性を示すグラフである。 (a)は、第4の実施例に係る光伝送路Fに含まれる光ファイバFnの屈折率分布を示すグラフであり、(b)は、同実施例に係る光伝送路Fに含まれる光ファイバFpの屈折率分布を示すグラフである。 第4の実施例に係る光伝送路Fに含まれる光ファイバFp及び光ファイバFnのモード分散特性を示すグラフである。
〔光伝送路〕
本実施形態に係る光伝送路について、図1〜図2を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る光伝送路Fの構成を示すブロック図である。光伝送路Fは、図1に示すように、少なくとも2本の光ファイバFp,Fnを含んで構成されている。一方の光ファイバFpは、正のモード分散Δτpを有する2モード光ファイバであり、他方の光ファイバFnは、負のモード分散Δτnを有する2モード光ファイバである。
なお、2モード光ファイバのモード分散Δτは、上述した式(2)によって定義される。ここで、vg01は、信号光に含まれるLP01モード成分の群速度であり、vg11は、信号光に含まれるLP11モード成分の群速度である。
図1(a)においては、正のモード分散Δτpを有する光ファイバFpを入力側に配置し、負のモード分散Δτnを有する光ファイバFnを出力側に配置する構成例を示している。LP11モード成分からなる波束(以下、「LP11波束」と記載)の中心が光ファイバFpを伝搬するのに要する時間は、LP01モード成分からなる波束(以下、「LP01波束」と記載)の中心が同光ファイバFpを伝搬するのに要する時間よりもΔτp×Lpだけ長い。したがって、入力側の光ファイバFpを伝搬する過程で、LP11波束の中心は、LP01波束の中心に対して遅れる。一方、LP11波束の中心が光ファイバFnを伝搬するのに要する時間は、LP01波束の中心が同光ファイバFnを伝搬するのに要する時間よりもΔτn×Lnだけ短い。したがって、出力側の光ファイバFnを伝搬する過程で、LP11波束の中心は、LP01波束の中心に対する上述した遅れを取り戻す。
図1(b)においては、負のモード分散Δτnを有する光ファイバFnを入力側に配置し、正のモード分散Δτpを有する光ファイバFpを出力側に配置する構成例を示している。LP01波束の中心が光ファイバFnを伝搬するのに要する時間は、LP11波束の中心が同光ファイバFnを伝搬するのに要する時間よりもΔτn×Lnだけ長い。したがって、入力側の光ファイバFnを伝搬する過程で、LP01波束の中心は、LP11波束の中心に対して遅れる。一方、LP01波束の中心が光ファイバFpを伝搬するのに要する時間は、LP11波束の中心が同光ファイバFpを伝搬するのに要する時間よりもΔτp×Lpだけ短い。したがって、出力側の光ファイバFpを伝搬する過程で、LP01波束の中心は、LP11波束の中心に対する上述した遅れを取り戻す。
図1に示す何れの構成例についても、ある波長λ0における光伝送路Fの総モード分散Δτp(λ0)×Lp+Δτn(λ0)×Lnが十分小さくなるという条件(以下、「条件A」と記載)を満たすように、より好ましくは、Δτp(λ0)×Lp+Δτn(λ0)×Ln=0という条件(以下、「条件A’」と記載)を満たすように、光ファイバFpの長さLp及び光ファイバFn長さLnを設定する。これにより、図1に示す何れの構成例においても、信号波形を崩すことなく波長λ0の信号光を伝搬させることが可能になる。
更に本実施形態においては、光ファイバFpのモード分散Δτp(λ)の傾きdΔτp/dλと、光ファイバFnのモード分散Δτn(λ)の傾きdΔτn/dλとが異符号となるという条件(以下、「条件B」と記載)を満たすように、光ファイバFp及び光ファイバFnの屈折率分布を設定する。具体的には、正のモード分散Δτpを有する光ファイバFpにおいて、その傾きdΔτp/dλが正となり、負のモード分散Δτnを有する光ファイバFnにおいて、その傾きdΔτn/dλが負となるように、光ファイバFp及び光ファイバFnの屈折率分布を設定する。
これにより、ある波長λ0に対して、光ファイバFpにおいて生じる伝搬時間差Δτp(λ0)×Lpと、光ファイバFnにおいて生じる伝搬時間差Δτn(λ0)×Lnとが互いに相殺されるのみならず、その波長λ0を含むある波長帯域に対して、光ファイバFpにおいて生じる伝搬時間差Δτp(λ)×Lpと、光ファイバFnにおいて生じる伝搬時間差Δτn(λ)×Lnとが互いに相殺されることになる。別の言い方をすると、光伝送路Fの総モード分散Δτp(λ)×Lp+Δτn(λ)×Lnが予め定められた閾値ε以下となる波長帯域を、条件Bを満たさない場合よりも広くすることができる。
図2は、光ファイバFpのモード分散Δτp(λ)と光ファイバFnのモード分散Δτn(λ)との典型例を示すグラフである。
図2において注目すべき点は、光ファイバFpのモード分散Δτp(λ)の傾きdΔτp/dλが正となり、かつ、光ファイバFnのモード分散Δτn(λ)の傾きdΔτn/dλが負となっている点である。これにより、ある波長(λ=1560nm)に対して、光ファイバFpにおいて生じる伝搬時間差Δτp(λ)×Lpと、光ファイバFnにおいて生じる伝搬時間差Δτn(λ)×Lnとが互いに相殺されるのみならず、ある波長帯域(1500nm≦λ≦1620nm)に対して、光ファイバFpにおいて生じる伝搬時間差Δτp(λ)×Lpと、光ファイバFnにおいて生じる伝搬時間差Δτn(λ)×Lnとが互いに相殺されることになる。このことは、図2に示した光伝送路Fの総モード分散Δτp(λ)×Lp+Δτn(λ)×Lnのグラフからも確認することができる。
なお、本実施形態においては、正のモード分散Δτpを有する光ファイバFpにおいて、その傾きdΔτp/dλが正となり、負のモード分散Δτnを有する光ファイバFnにおいて、その傾きdΔτn/dλが負となる構成を採用しているが、これに限定されない。すなわち、正のモード分散Δτpを有する光ファイバFpにおいて、その傾きdΔτp/dλが負となり、負のモード分散Δτnを有する光ファイバFnにおいて、その傾きdΔτn/dλが正となる構成を採用してもよい。
また、条件Bに加えて、Δτp:|Δτn|≒dΔτp/dλ:|dτn/dλ|という条件(以下、「条件C」と記載)を満たすように、より好ましくは、Δτp:|Δτn|=dΔτp/dλ:|dτn/dλ|という条件(以下、「条件C’」と記載)を満たすように、光ファイバFp,Fnの屈折率分布を設定してもよい。条件B及び条件C(又は条件C’)の両方を満たすように光ファイバFp,Fnの屈折率分布を設定した場合、ある波長λ0において条件A(又は条件A’)を満たすように光ファイバFp,Fnの長さLp,Lnを設定すれば、他の波長λ≠λ0においても自動的に条件A(又は条件A’)を満たす。すなわち、全波長帯域に対して、光ファイバFpにおいて生じる伝搬時間差Δτp(λ)×Lpと、光ファイバFnにおいて生じる伝搬時間差Δτn(λ)×Lnとが互いに相殺することになる。
〔光ファイバ〕
本実施形態に係る光ファイバについて、図3〜図10を参照して説明する。なお、本実施形態に係る光ファイバは、屈折率分布を適宜変更することによって、Δτ>0かつdΔτ/Δλ>0とすることも、Δτ<0かつdΔτ/Δλ<0とすることもできる2モード光ファイバである。以下では、まず、本実施形態に係る光ファイバの基本構造を説明し、その後、屈折率分布とモード分散特性との関係について説明する。
(光ファイバの基本構造)
まず、本実施形態に係る光ファイバ1の基本構造について、図3を参照して説明する。光ファイバ1は、図3(a)は、光ファイバ1の断面図(左)及び側面図(右)であり、図3(b)は、光ファイバ1の屈折率分布を示すグラフである。なお、図3(b)に示す屈折率分布は、例えば、Ge(ゲルマニウム)の添加によって屈折率を局所的に上げたり、F(フッ素)の添加によって屈折率を局所的に下げたりする公知の手法により実現することができる。
光ファイバ1は、シリカガラスを主成分とする円柱状の構造体であり、円形(半径a)状の断面を有するコア11と、コア11を取り囲む円環(内周半径a,外周半径b)状の断面を有するクラッド12とにより構成される。コア11は、円盤(半径r1)状の断面を有する内側コア111と、内側コア111を取り囲む円環(内周半径r1,外周半径r1+r2)状の断面を有する外側コア112とにより構成される(本実施形態においては、r1/r2=4とする)。この断面構造は、中心軸Lに直交する各断面において共通である。
内側コア111の屈折率分布は、図3(b)に示すように、α乗型の屈折率分布であり、中心軸L上で最大値n1をとる。ここで、α乗型の屈折率分布とは、内側コア111の中心部と外側コア112との比屈折率差をδとして、中心軸Lからの距離がrである点の屈折率n(r)がn(r)=n1[1−2δ(r/a)α1/2と表される屈折率分布のことを指す。なお、αを大きくしていくと、α乗型の屈折率分布は、ステップ型の屈折率分布に漸近する。
外側コア112の屈折率n1’は、図3(b)に示すように一定である。また、クラッド12の屈折率n2も、図3(b)に示すように一定である。内側コア111の最大屈折率n1と外側コア112の屈折率n1’とクラッド12の屈折率n2との間には、n1’≦n2<n1なる関係がある。なお、外側コア112における屈折率の凹みのことを、「トレンチ」と呼ぶ。トレンチのある屈折率分布とは、n1’<n2となる屈折率分布のことを指し、トレンチのない屈折率分布とは、n1’=n2となる屈折率分布のことを指す。
なお、図3(b)において、Δ+は、内側コア111の中心部とクラッド12との比屈折率差[(n1-n2)/2n1] ×100[%]を表し、Δ−は、外側コア112とクラッド12との比屈折率差[(n1’-n2)/2n1’] ×100[%]を表す。比屈折率差Δ+は、「コアΔ」と呼ばれることもある。
以下の説明においては、光ファイバ1の屈折率分布を規定するパラメータとして、上述したα及びΔ+の他にRdを用いる。ここで、Rdは、比屈折率差Δ+の絶対値に対する比屈折率差Δ−の絶対値の比|Δ−|/|Δ+|を表す。パラメータRdを用いると、屈折率差Δ−の絶対値は、|Δ−|=|Δ+|×Rdを表せる。Rdが小さくなるほど、トレンチの深さ(n2−n1’)は浅くなり、Rd=0のとき、トレンチの深さは0になる。
また、以下の説明においては、光ファイバ1の伝搬特性を表す指標として、等価V値Tを用いる。等価V値Tは、T=∫[n(r)−n(∞)k]1/2dr(積分範囲は0から∞)により定義され、規格化周波数Vとの間に式(3)に示す関係を有する。等価V値Tの定義式において、n(r)は、中心軸Lからの距離がrである点における屈折率を表し、kは、光ファイバ1に入射させる光(以下「入射光」と記載)の波数を表す。式(3)におけるAは、屈折率分布によって決定される定数である。
Figure 0006134588
図3(b)に示す屈折率分布を有する光ファイバ1においては、この等価V値Tが4.5以下であるときに、3次モード(LP21)が遮断される。すなわち、この等価V値Tが2.405以上4.5以下であるときに、光ファイバ1は2モード光ファイバとして機能する。以下、2.405≦T≦4.5であるT軸上の区間のことを、「2モード領域」と記載する。
(屈折率分布とモード分散特性との関係)
次に、光ファイバ1の屈折率分布とモード分散特性との関係について、図4〜図10を参照して説明する。なお、以下の説明においては、モード分散Δτを波長λの関数として扱う代わりに等価V値Tの関数として扱う。上掲の式(3)に示すように、等価V値Tは波長λに反比例するので、Tの増加はλの減少と等価であり、Tの減少はλの増加と等価である。また、dΔτ/dT>0はdΔτ/dλ<0と等価であり、dΔτ/dT<0はdΔτ/dλ>0と等価である。
まず、パラメータΔ+がモード分散特性に及ぼす影響について、図4を参照して説明する。図4は、Δ+を0.30%,0.35%,0.40%としたときに得られるΔτ(T)のグラフである。ここでは、αを2.0とし、Rdを0.0としている。また、入射光の波長λは、1.55μmとしている。
図4に示すグラフから、パラメータΔ+を増減させてもモード分散Δτの等価V値T依存性Δτ(T)が略不変であることが読み取れる。このことは、パラメータΔ+を増減させてもモード分散Δτの波長λ依存性Δτ(λ)が略不変であることを意味する。α≠2.0であったとしても、Rd≠0であったとしても、この傾向に変わりはない。したがって、所望のモード分散特性を有する2モード光ファイバを実現する上で、パラメータΔ+は任意の値に設定することができる。
次に、トレンチの深さが0である場合(すなわち、Rd=0である場合)、αを十分に小さくすれば、Δτ<0かつdΔτ/dλ<0(dΔτ/dT>0)となる2モード光ファイバが実現されることを、図5を参照して説明する。
図5(a)は、Rd=0.0とし、α=1.6,1.8,2.1,2.4,2.8としたときに得られるΔτ(T)のグラフであり、図5(b)は、その拡大図である。ここでは、Δ+=0.35%とし、λ=1.55μmとしている。
図5に示すグラフからは、以下のことが読み取れる。すなわち、Δτ(T)を示すグラフは、αに拠らず右上がりの曲線であり、αを減少させていくとΔτ軸負方向にシフトする。したがって、αを十分に小さくすれば、2モード領域全体においてdΔτ/dT>0かつΔτ<0となる。Δ+=0.35%、λ=1.55μmである場合に関して具体的に言うと、αを2.1以下にすれば、2モード領域全体においてΔτ<0かつdΔτ/dT>0となる。
以上のように、トレンチの深さが0である場合(すなわち、Rd=0である場合)、αを十分に小さくすれば、図3に示す光ファイバ1は、Δτ<0かつdΔτ/dλ<0(dΔτ/dT>0)という条件を満たす2モード光ファイバとして機能する。したがって、図1に示す光伝送路Fにおける光ファイバFnとして利用することができる。
次に、トレンチの深さを十分に深くすれば(すなわち、Rdを十分に大きくすれば)、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0(dΔτ/dT<0)となる波長帯域を有する2モード光ファイバが実現されることを、図6〜図10を参照して説明する。
図6(a)は、α=2.0とし、Rd=0.0,0.2,0.4,0.5,0.6,0.8,1.0としたときに得られるΔτ(T)のグラフであり、図6(b)は、同様にして得られるdΔτ/dT(T)のグラフである。ここでも、Δ+=0.35%とし、λ=1.55μmとしている。
図6に示すグラフからは、以下のことが読み取れる。すなわち、Δτ(T)を示すグラフは、Rdを増加させていくと、右上がりの曲線から2モード領域内に最大値をもつ逆V字型の曲線へと形を変えながら、Δτ軸正方向にシフトする。したがって、少なくともα=2.0である場合、Rdを十分に大きくすれば、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0となる区間が2モード領域内に現れる。Δ+=0.35%、λ=1.55μmである場合に関して具体的に言うと、少なくともα=2.0である場合、Rdを0.5以上にすれば、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0となる区間が2モード領域内に現れる。なお、1.8≦α≦3.0であれば同様の結果が得られることが予想される。
上記予想が正しいことは、図7および図8によって確かめられる。図7(a)および図8(a)に、α=3.0および1.8とし、Rdを変化させたときに得られるΔτ(T)のグラフを示す。さらに、図7(b)および図8(b)に、同様にして得られるdΔτ/dT(T)のグラフを示す。図7および図8より、1.8≦α≦3.0とした場合であっても、Rdを0.5以上にすれば、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0となる区間が2モード領域内に現れることが確認できる。
次に、この結果がαの値に拠らないものであることを、図10を参照して補足する。図10(a)は、Rd=1.0とし、α=1.8,2.0,2.2,2.4,2.8,10000としたときに得られるΔτ(T)のグラフであり、図10(b)は、同様にして得られるdΔτ/dT(T)のグラフである。ここでも、Δ+=0.35%とし、λ=1.55μmとしている。
図10に示すグラフからは、以下のことが読み取れる。すなわち、Rd=1.0とした場合、αの値に拠らず、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0となる区間が2モード領域内に存在する。特に、α→∞の極限においても、すなわち、屈折率分布がステップ型になっても、この性質は保たれる。なお、Rd=0.6であっても同様の結果が得られることが予想される。
さらに、このような性質(αの値に拠らずΔτ>0かつdΔτ/dλ>0となる区間が2モード領域内に存在するという性質)は、Rd≧0.5のときに成立することを、図9を参照して補足する。図9(a)は、Rd=0.5とし、α=1.7,2.0,3.0,10.0,10000としたときに得られるΔτ(T)のグラフであり、図9(b)は、同様にして得られるdΔτ/dT(T)のグラフである。ここでも、Δ+=0.35%とし、λ=1.55μmとしている。
図9に示すグラフからは、以下のことが読み取れる。すなわち、Rd=0.5とした場合、αの値に拠らず、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0となる区間が2モード領域内に存在する。特に、α→∞の極限においても、すなわち、屈折率分布がステップ型になっても、この性質は保たれる。
以上のように、トレンチの深さを十分に深くすれば(すなわち、Rdを十分に大きくすれば)、図3に示す光ファイバ1は、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0(dΔτ/dT<0)という条件を満たす2モード光ファイバとして機能する。特に、少なくともRdが0.5以上である場合、図3に示す光ファイバ1は、αの値に拠らず、Δτ>0かつdΔτ/dλ>0(dΔτ/dT<0)という条件を満たす2モード光ファイバとして機能する。したがって、図1に示す光伝送路Fにおける光ファイバFpとして利用することができる。
〔実施例1〕
本実施形態に係る光伝送路Fの第1の実施例について、図11〜図12を参照して説明する。本実施例は、図1(a)又は図1(b)に示す光伝送路Fにおいて、光ファイバFnおよび光ファイバFpの屈折率分布を規定する各パラメータの値を、表1に示すように設定したものである。
Figure 0006134588
各パラメータの値を表1に示すように設定すると、光ファイバFnは図11(a)に示す屈折率分布を有し、光ファイバFpは図11(b)に示す屈折率分布を有する。光ファイバFnの屈折率分布はトレンチを備えておらず、光ファイバFpの屈折率分布はトレンチを備えている。
このような屈折率分布を有する光ファイバFnおよび光ファイバFpについて、1500nmから1600nmの波長範囲におけるモード分散を計算した結果を図12に示す。図12から明らかなように、光ファイバFpのモード分散Δτpは、Δτp>0、かつ、dΔτp/dλ>0であった。一方、光ファイバFnのモード分散Δτnは、Δτn<0、かつ、dΔτn/dλ<0であった。
C−band帯の両端および中央の波長であるλ=1530、1550、1570nmについて得られたモード分散、LP01モードにおけるMFD、および、LP01モードにおけるAeffを表2に示す。
Figure 0006134588
表2に示すように、λ=1550nmにおいて得られたモード分散は、光ファイバFpにおいてΔτp=323.3ps/kmであり、光ファイバFnにおいてΔτn=−493.2ps/kmであった。したがって、|Δτp|:|Δτn|=0.40:0.60が得られた。
この結果に基づいて、光ファイバFpの長さLpと、光ファイバFnの長さLnとの比をLp:Ln=0.60:0.40に設定し、光ファイバFpおよび光ファイバFnを接続することによって得られる光伝送路Fのモード分散Δτを算出した。その結果、この光伝送路Fのモード分散Δτは、λ=1530nmにおいてΔτ=2.1ps/kmであり、λ=1550nmにおいてΔτ=0.0ps/kmであり、λ=1570nmにおいてΔτ=−2.0ps/kmであった(表2参照)。なお、1500nmから1600nmの波長範囲において得られたΔτを図12に示す。本実施例の光伝送路Fでは、C−band帯において、|Δτ|<2.5ps/kmの結果が得られた。
また、表2に示すように、C−band帯において光ファイバFp、光ファイバFnともに、LP01モードのAeffは150μm以上であった。さらに、C−band帯において、光ファイバFpと光ファイバFnとにおけるLP01モードのMFDの差は0.1μm以下であった。したがって、光ファイバFpと光ファイバFnとを接続する際に生じる接続損失は、小さいことが期待される。
〔実施例2〕
本実施形態に係る光伝送路Fの第2の実施例について、図13〜図14を参照して説明する。本実施例は、図1(a)又は図1(b)に示す光伝送路Fにおいて、光ファイバFnおよび光ファイバFpの屈折率分布を規定する各パラメータの値を、表3に示すように設定したものである。
Figure 0006134588
各パラメータの値を表3に示すように設定すると、光ファイバFnは図13(a)に示す屈折率分布を有し、光ファイバFpは図13(b)に示す屈折率分布を有する。光ファイバFnの屈折率分布はトレンチを備えておらず、光ファイバFpの屈折率分布はトレンチを備えている。
このような屈折率分布を有する光ファイバFnおよび光ファイバFpについて、1500nmから1600nmの波長範囲におけるモード分散を計算した結果を図14に示す。図14から明らかなように、Δτpは、Δτp>0、かつ、dΔτp/dλ>0であった。一方、Δτnは、Δτn<0、かつ、dΔτn/dλ<0であった。
C−band帯の両端および中央の波長であるλ=1530、1550、1570nmについて得られたモード分散、LP01モードにおけるMFD、および、LP01モードにおけるAeff(LP01)を表4に示す。
Figure 0006134588
表4に示すように、λ=1550nmにおいて得られたモード分散は、光ファイバFpにおいてΔτp=1102.9ps/kmであり、光ファイバFnにおいてΔτn=−786.8ps/kmであった。したがって、|Δτp|:|Δτn|=0.58:0.42が得られた。
この結果に基づいて、Lpと、Lnとの比をLp:Ln=0.42:0.58に設定し、光ファイバFpおよび光ファイバFnを接続することによって得られる光伝送路Fのモード分散Δτを算出した。その結果、この光伝送路Fのモード分散Δτは、λ=1530nmにおいてΔτ=12.5ps/kmであり、λ=1550nmにおいてΔτ=0.0ps/kmであり、λ=1570nmにおいてΔτ=−16.3ps/kmであった(表4参照)。なお、1500nmから1600nmの波長範囲において得られたΔτを図14に示す。本実施例の光伝送路Fでは、C−band帯において、|Δτ|<17ps/kmの結果が得られた。
また、表4に示すように、C−band帯において光ファイバFp、光ファイバFnともに、LP01モードのAeffは160μm以上であった。さらに、C−band帯において、光ファイバFpと光ファイバFnとにおけるLP01モードのMFDの差は0.8μm以下であった。
〔実施例3〕
本実施形態に係る光伝送路Fの第3の実施例について、図15〜図16を参照して説明する。本実施例は、図1(a)又は図1(b)に示す光伝送路Fにおいて、光ファイバFnおよび光ファイバFpの屈折率分布を規定する各パラメータの値を、表5に示すように設定したものである。
Figure 0006134588
各パラメータの値を表5に示すように設定すると、光ファイバFnは図15(a)に示す屈折率分布を有し、光ファイバFpは図15(b)に示す屈折率分布を有する。光ファイバFnの屈折率分布はトレンチを備えておらず、光ファイバFpの屈折率分布はトレンチを備えている。
このような屈折率分布を有する光ファイバFnおよび光ファイバFpについて、1500nmから1600nmの波長範囲におけるモード分散を計算した結果を図16に示す。Δτpは、Δτp>0、かつ、dΔτp/dλ>0であった。一方、Δτnは、Δτn<0、かつ、dΔτn/dλ<0であった。
C−band帯の両端および中央の波長であるλ=1530、1550、1570nmについて得られたモード分散、LP01モードにおけるMFD、および、LP01モードにおけるAeffを表6に示す。
Figure 0006134588
表6に示すように、λ=1550nmにおいて得られたモード分散は、光ファイバFpにおいてΔτp=3829.9ps/kmであり、光ファイバFnにおいてΔτn=−493.2ps/kmであった。したがって、|Δτp|:|Δτn|=0.89:0.11が得られた。
この結果に基づいて、Lpと、Lnとの比をLp:Ln=0.11:0.89に設定し、光ファイバFpおよび光ファイバFnを接続することによって得られる光伝送路Fのモード分散Δτを算出した。その結果、この光伝送路Fのモード分散Δτは、λ=1530nmにおいてΔτ=23.4ps/kmであり、λ=1550nmにおいてΔτ=0.0ps/kmであり、λ=1570nmにおいてΔτ=−22.8ps/kmであった(表6参照)。なお、1500nmから1600nmの波長範囲において得られたΔτを図16に示す。本実施例の光伝送路Fでは、C−band帯において、|Δτ|<25ps/kmの結果が得られた。
また、表6に示すように、C−band帯において光ファイバFp、光ファイバFnともに、LP01モードのAeffは145μm以上であった。さらに、C−band帯において、光ファイバFpと光ファイバFnとにおけるLP01モードのMFDの差は0.5μm以下であった。
〔実施例4〕
本実施形態に係る光伝送路Fの第4の実施例について、図17〜図18を参照して説明する。本実施例は、図1(a)又は図1(b)に示す光伝送路Fにおいて、光ファイバFnおよび光ファイバFpの屈折率分布を規定する各パラメータの値を、表7に示すように設定したものである。
Figure 0006134588
各パラメータの値を表7に示すように設定すると、光ファイバFnは図17(a)に示す屈折率分布を有し、光ファイバFpは図17(b)に示す屈折率分布を有する。光ファイバFnの屈折率分布はトレンチを備えておらず、光ファイバFpの屈折率分布はトレンチを備えている。
このような屈折率分布を有する光ファイバFnおよび光ファイバFpについて、1500nmから1600nmの波長範囲におけるモード分散を計算した結果を図18に示す。Δτpは、Δτp>0、かつ、dΔτp/dλ>0であった。一方、Δτnは、Δτn<0、かつ、dΔτn/dλ<0であった。
C−band帯の両端および中央の波長であるλ=1530、1550、1570nmについて得られたモード分散、LP01モードにおけるMFD、および、LP01モードにおけるAeff(LP01)を表8に示す。
Figure 0006134588
表8に示すように、λ=1550nmにおいて得られたモード分散は、光ファイバFpにおいてΔτp=404.0ps/kmであり、光ファイバFnにおいてΔτn=−300.3ps/kmであった。したがって、|Δτp|:|Δτn|=0.57:0.43が得られた。
この結果に基づいて、Lpと、Lnとの比をLp:Ln=0.43:0.57に設定し、光ファイバFpおよび光ファイバFnを接続することによって得られる光伝送路Fのモード分散Δτを算出した。その結果、この光伝送路Fのモード分散Δτは、λ=1530nmにおいてΔτ=35.8ps/kmであり、λ=1550nmにおいてΔτ=0.0ps/kmであり、λ=1570nmにおいてΔτ=−34.9ps/kmであった(表8参照)。なお、1500nmから1600nmの波長範囲において、得られたΔτを図18に示す。本実施例の光伝送路Fでは、C−band帯において、|Δτ|<36ps/kmの結果が得られた。
また、表8に示すように、C−band帯において光ファイバFp、光ファイバFnともに、LP01モードのAeffは140μm以上であった。さらに、C−band帯において、光ファイバFpと光ファイバFnとにおけるLP01モードのMFDの差は0.7μm以下であった。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施例として開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、通信用の光伝送路、例えば、波長多重分割又はモード多重分割による通信用の光伝送路に好適に利用することができる。なお、モード多重分割による通信用の光伝送路は、モード多重分割用入出力デバイスを用いることにより実現することが可能である。
F 光伝送路
Fp 光ファイバ(正のモード分散を有する)
Fn 光ファイバ(負のモード分散を有する)
1 光ファイバ
11 コア
111 内側コア
112 外側コア
12 クラッド

Claims (9)

  1. 屈折率分布がα乗型であり、最大屈折率がn1である内側コアと、
    上記内側コアを取り囲み、その内縁が上記内側コアの外縁に接する外側コアであって、屈折率がn1’である外側コアと、
    上記外側コアを取り囲むクラッドであって、屈折率がn2(n1’<n2<n1)であるクラッドとを備えており、
    Rd=|(n1’ -n2 )/2n1’ |/|(n1 -n2 )/2n1 |を0.5以上とすることによって、LP01モードの群速度をvg01、LP11モードの群速度をvg11としたときに、2モード領域において、Δτ=(1/vg11)−(1/vg01)により定義されるモード分散Δτの符号を正にすると共に、モード分散Δτの傾きdΔτ/dλの符号を正にした
    ことを特徴とする光ファイバ。
  2. 入射波の波長λが1.55μmであるときに、2モード光ファイバとして機能する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  3. αが1.8以上かつ3.0以下である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバ。
  4. αが2.0である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の光ファイバ。
  5. 上記Rdが1.0以上である、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の光ファイバ。
  6. C−band帯においてLP01モードのAeffが140μm 以上である、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の光ファイバ。
  7. 屈折率分布がα乗型であり、最大屈折率がn1である内側コアと、上記内側コアを取り囲み、その内縁が上記内側コアの外縁に接する外側コアであって、屈折率がn1’である外側コアと、上記外側コアを取り囲むクラッドであって、屈折率がn2(n1’<n2<n1)であるクラッドとを備えており、Rd=|(n1’ -n2 )/2n1’ |/|(n1 -n2 )/2n1 |を0.5以上とすることによって、LP01モードの群速度をvg01、LP11モードの群速度をvg11としたときに、2モード領域において、Δτ=(1/vg11)−(1/vg01)により定義されるモード分散Δτの符号を正にすると共に、モード分散Δτの傾きdΔτ/dλの符号を正にした第1の光ファイバと、
    モード分散Δτの符号が負であると共に、モード分散Δτの傾きdΔτ/dλの符号が負である第2の光ファイバと、を備えている、
    ことを特徴とする光伝送路。
  8. 上記第2の光ファイバは、屈折率分布がα乗型であるコアを備えた光ファイバであって、αの値を十分に小さくすることによって、モード分散Δτの符号を負にすると共に、モード分散Δτの傾きdΔτ/dλの符号を負にした光ファイバである、
    ことを特徴とする請求項に記載の光伝送路。
  9. 上記第1の光ファイバは、入射波の波長λが1.55μmであるときに、2モード光ファイバとして機能する、
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の光伝送路。
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