JP6129845B2 - 多重管理者上場投資信託の作成および維持方法 - Google Patents

多重管理者上場投資信託の作成および維持方法 Download PDF

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Description

発明の分野
本発明は、概して上場投資信託を実装する方法を対象とし、より具体的には、上場投資信託のための多重管理者投資方策を実装する方法を対象とする。
図1は構成図100であり、エンティティおよび、上場投資信託(ETF)の株式を作り及び取引する従来技術方法に含まれるエンティティ間の情報の流れを図解する。ETFはETFを定義する1つ以上の構成資産(有価証券等)を含む。一部のETFは基底市場指標の実績を反映するように設計され、一方他のETFは能動的に管理され、市場基準を凌駕することを追及する。ETFエンティティ102は、どの構成資産がETFに含まれているかを判定する。ETFエンティティ102によって採用される資金管理者は、ETFを管理し得る。
ETFエンティティ102はETFの株式の作成および売却も行う。しかしながら、ETF株式を作成し、1人以上の投資家108に直接それらを売却する代わりに(典型的に会社型上場投資信託で行われるように)、ETFエンティティ102は、1人以上の認可参加者(AP(複数可))104とETF株式を作成し、償還する。図解された実施形態において、AP(複数可)104はAP「A」およびAP「B」を含む。しかしながら、当業者によって評価されるように、AP(複数可)104は任意の数のAPを含み得る。
ETFエンティティ102は「作成ユニット」として参照される事前決定数のETF株式を含むブロックにおいてETF株式を作成し、売却する。作成ユニットは、任意の数のETF株式を含み得るが、典型的には50,000から100,000を含む。
ETF株式の作成および売却は、概して「物品」取引として参照される。このことは、ETFエンティティ102がETF株式の作成ユニット(矢印105により識別される)を、ETFの作成ユニットを定義するまたは相当するところの、AP(複数可)によって提供される構成資産の各バスケット(矢印103によって識別される)に関して、AP(複数可)104に提供することを意味する。このようにして、AP(複数可)104は、最初に株式取引106においてETFの作成ユニットを定義する構成資産の株式(矢印107によって識別される)を最初に購入し、そしてそれらをETFの作成ユニット(矢印105によって識別される)について交換することにより、新しいETF株式を入手し得る。
AP(複数可)104は次にETF株式(矢印109によって識別される)を、株式取引106を介して投資家(複数可)108に売却し得る。これは時々ETF株式のための第2の市場として参照される。投資家(複数可)108は、株式取引106においてETF株式(双頭矢印101によって識別される)を購入および売却し得る。
ETF株式を償還するために、1人以上のAP(複数可)104はETF株式の作成ユニットをETFエンティティ102に戻し、ETFの作成ユニットを定義する構成資産のバスケットを受信する(ETF株式との交換で)。
ETFの構成資産は、ポートフォリオ組成ファイル(PCF)内に列挙される。概して、株式取引106が閉鎖された後の各日において、ETFエンティティ102は新規PCF(矢印111によって識別される)をPCF情報分配エンティティ110に対して出版する。PCF情報分配エンティティ110は、適用法律および規制の下で、新規PCFを公衆に散布することを認可されたエンティティである。適用可能法律および規制により、PCF情報分配エンティティ110は、ETFエンティティ102および/または、手形交換所エンティティ(例えば、The Depository Trust & Clearing Corporation、National Securities Clearing Corporation等)等の第三者エンティティであり得る。ETFの構成資産は、ETFの生涯にわたって変化し得る。構成資産に対する修正は、PCF情報分配エンティティ110に提供される新規PCF(矢印111によって識別される)内に含まれる。株式取引106が再開する前に、PCF情報分配エンティティ110は、ETFの構成資産を識別するETF構成情報(矢印112によって識別される)をAP(複数可)104に伝達する。
次に、ETFによって実際保持されている資産は、新規PCFに列挙されているものに相当するように修正されねばならない。ETF構成情報を受信した後、各AP(複数可)104はETFエンティティ102に提供するために、株式取引106において追加資産を購入しなければならないか、ETFエンティティ102は、新規PCFに列挙されていない以前に購入した資産をAP(複数可)104に戻さなければならないか、を判定する。各AP(複数可)104によっていくつの資産が購入されたか、または戻されたかは、いくつの作成ユニットをAPが作成したかおよびいまだ償還していないかによって判定される。双頭矢印113は、PCFがETF内に以前には含まれていなかった資産を列挙するとき、AP(複数可)104によってETFエンティティ102に提供される構成資産と、PCFがETF内に以前は含まれていた資産をもはや列挙しないときにETFエンティティ102によってAP(複数可)104に戻される構成資産との両方を図解する。双頭矢印114は、株式取引106において(ETF内に以前は含まれていない資産をPCFが列挙するときに生じる)AP(複数可)104による追加構成資産の購入と、ETF内に以前は含まれていた資産をPCFがもはや列挙しないときに、ETFエンティティ102によるAP(複数可)104へ戻される任意の構成資産の随意売却との両方を図解する。
多重管理者投資方策は、異なるポートフォリオ管理者により制御される多重ポートフォリオに投資する。したがって、多重管理者投資方策は、数人の投資ポートフォリオ管理者のスタイルと専門知識を組み合わせ、特に変動市場条件において、個々のポートフォリオ管理者のそれぞれに対するリスクと露出を減じる。多重管理者投資方策を用いて実装される資金は、多重管理者資金として参照される。多重管理者資金は資金管理者(典型的には多重管理者資金の提供者でもある)によって管理され得る。
その実装詳細によるが、多重管理者資金は1人のポートフォリオ管理者によって判定される資産への投資の資金よりも1つ以上の以下の長所を提供し得る。
・リスク管理の特別層。多重管理者資金の資金管理者は、オーケストラの指揮者と類似し得る。オーケストラの各奏者(または多重管理者資金に貢献するポートフォリオ管理者)は、元々専門家であるが、指揮者は総合的ポートフォリオ利益のために彼らをまとめる。
・ポートフォリオ管理者の監視。多重管理者資金の資金管理者は、多重管理者資金に貢献する個々のポートフォリオ管理者を監視する。そのような監視は、ポートフォリオ管理者の定期的対面見直しの実施およびポートフォリオ管理者がその投資方策から大きく偏差していないことを確認することを含み得る。
・適切ならば、多重管理者資金の資金管理者は多重管理者資金に貢献する個々のポートフォリオ管理者を雇用および解雇する。
・多重管理者資金の資金管理者は、多重管理者資金に貢献する個々のポートフォリオ管理者を、進行形で精査し得る。多重管理者資金の資金管理者は特殊化監視システムを使用してポートフォリオ管理者を評価し得、これにはポートフォリオ管理者によって使用される過程、ポートフォリオ管理者によって作成されるポートフォリオ、各ポートフォリオ管理者の実績等が含まれる。
・便利性。多重管理者資金は、投資家が単一の多重管理者資金内にカプセル化された全体の投資ポートフォリオを監視し、追跡することを可能とする。
・値ごろ感。大規模投資家ベースでは、多重管理者資金の資金管理者は、多重管理者資金に貢献する個々のポートフォリオ管理者から大量割引を取得し、そしてそれらの割引を多重管理者資金の投資者に回し得る。その結果、多重管理者資金は、単一ポートフォリオ管理者によって判定される資産への投資を行う他のタイプの資金と価格的に競合し得る傾向がある。
ETFは、単一ポートフォリオ管理者により判定される資産へ投資される資金および指標に基づいて伝統的に作成されてきた。換言すれば、ETFは多重管理者投資方策からは利益を得てきていない。さらに、従来型多重管理者投資方策(多重管理者相互資金を実装するために使用されるもの等)はETFに適用できない。例えば、ある従来型多重管理者投資方策は管理のために異なるポートフォリオ管理者に多重管理者資金の一部を割り当てる。各ポートフォリオ管理者は彼/彼女の多重管理者資金の一部分を保管銀行の口座内で管理する。AP(複数可)104のみが、物品取引を用いてETFの株式を作成および償還可能であるため、前述の従来型多重管理者投資方策は、ETFについては実装不可能である。したがって、ETFに関して多重管理者投資方策を実装する方法に関しては要求が存在する。
以下の詳細記述および付随図面から明らかなように、本出願はこの事および他の長所を提供する。
本明細書は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
株式取引、投資家、複数のポートフォリオ管理者、および少なくとも1人の認可参加者を有する上場投資信託で使用するためのコンピュータ実装方法であって、上記少なくとも1人の認可参加者は上記投資家とは異なり、上記方法は少なくとも1つのコンピューティング装置によって実施され、上記方法は、
複数のモデルポートフォリオを受信することであって、各モデルポートフォリオが上記複数のポートフォリオ管理者の異なる1人によって作成され、そして異なるコンピューティング装置から受信されており、各モデルポートフォリオが上記株式取引で取引される複数の資産を識別するところの、受信することと、
上記モデルポートフォリオの少なくとも一部分を組み合わせて、組み合わされたポートフォリオにすることと、
上記組み合わされたポートフォリオに少なくとも一部基づいてポートフォリオ組成ファイルを作成することであって、上記ポートフォリオ組成ファイルは上記株式取引において取引される構成資産セットを識別し、上記上場投資信託は上記構成資産セットのための上記上場投資信託の少なくとも1つの株式を含む作成ユニットを取引し、上記1人以上の認可参加者のみが上記上場投資信託の上記作成ユニットのための上記構成資産セットを取引することを認可され、上記作成ユニットの上記少なくとも1つの株式は上記少なくとも1人の認可参加者および上記投資家の両方によって上記株式取引において取引可能であるところの、作成することと、
上記少なくとも1人の認可参加者によって操作される少なくとも1つの他のコンピューティング装置に対して上記ポートフォリオ組成ファイルを送信することと、
を含む、方法。
(項目2)
上記組み合わされたポートフォリオは複数の資産を識別し、上記複数の資産のそれぞれのいくつかの株式が上記組み合わされたポートフォリオによって識別され、上記方法は、
上記組み合わされたポートフォリオによって識別された上記複数の資産内の1つ以上の非流動性資産を識別することと、
(1)上記1つ以上の非流動性資産の上記組み合わされたポートフォリオから上記識別を除去すること、(2)上記組み合わされたポートフォリオによって識別された上記1つ以上の非流動性資産の株式の上記数を削減すること、または(3)上記1つ以上の非流動性資産の上記識別をより流動的な異なる資産の識別と置換すること、のうちの少なくとも1つによって上記組み合わされたポートフォリオを修正することと、
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記組み合わされたポートフォリオがリスクパラメータセット内にあるかどうかを判定するために、上記組み合わされたポートフォリオに対してリスク分析を実施することと、
上記リスク分析が、上記組み合わされたポートフォリオが上記リスクパラメータセット内にはないと判定した場合に、上記組み合わされたポートフォリオを修正することと、
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
将来における有効日付を有する少なくとも1つの企業行為について調整を行うように上記組み合わされたポートフォリオを修正することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記少なくとも1つの企業行為が、株式分割、現金再投資、または解散のうちの少なくとも1つを含む、項目4に記載の方法。
(項目6)
1つ以上の市場情報源と共に使用するための項目4に記載の方法であって、
上記1つ以上の市場情報源によって操作される少なくとも1つのコンピューティング装置から上記少なくとも1つの企業行為を識別する情報を取得することをさらに含む、方法。
(項目7)
上記組み合わされたポートフォリオは、複数の資産、および上記資産のいくつかの株式が判定され得る各資産の値を識別し、及び上記方法は、
しきい数を下回る値を有する任意の資産の識別を上記組み合わされたポートフォリオ識別から除去することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
構成資産の第1のセットを有する上記上場投資信託で使用するための項目1に記載の方法であって、
上記ポートフォリオ組成ファイルを作成する前に、上記複数のモデルポートフォリオを互いにおよび構成資産の上記第1のセットと交差させることをさらに含む、方法。
(項目9)
上記複数のモデルポートフォリオのそれぞれにおける上記複数の資産の上記識別は、各資産について、上記資産を識別する識別子と、上記モデルポートフォリオ内に含まれる上記資産のいくつかの株式を含み、上記モデルポートフォリオの上記部分を上記組み合わされたポートフォリオに組み合わせることは、
上記モデルポートフォリオの上記部分内の各モデルポートフォリオについて対応する加重を選択することと、
各モデルポートフォリオにつき、上記複数の資産のそれぞれの株式の上記数に上記モデルポートフォリオに相当する上記加重を掛けて、いくつかの加重株式を取得することと、
上記いくつかの加重株式を集計することと、
を含む、項目1に記載の方法。
(項目10)
各モデルポートフォリオの各々につき、上記対応する加重は、上記モデルポートフォリオを作成した上記複数のポートフォリオ管理者の上記1人の、指針セットとの一致の評価に基づいて選択される、項目9に記載の方法。
(項目11)
指針の上記セットは基準と比較した超過収益目標または望ましい最大リスク変量の少なくとも1つを含む、項目10に記載の方法。
(項目12)
上記ポートフォリオ組成ファイルを上記複数のポートフォリオ管理者に送信することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目13)
上記ポートフォリオ組成ファイルを、上記複数のモデルポートフォリオの1つが受信されたところの各異なるコンピューティング装置に送信することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目14)
ファイル分配エンティティによって操作される少なくとも1つ他のコンピューティング装置で使用されるための項目1に記載の方法であって、上記ポートフォリオ組成ファイルを、上記少なくとも1人の認可参加者によって操作される上記少なくとも1つの他のコンピューティング装置に送信することは、
上記少なくとも1人の認可参加者によって操作される上記少なくとも1つの他のコンピューティング装置への送信のために、上記ポートフォリオ組成ファイルを、上記ファイル分配エンティティによって操作される上記少なくとも1つ他のコンピューティング装置に送信することを含む、方法。
(項目15)
どの上記複数のポートフォリオ管理者が活動中であるかの指示を取得することをさらに含み、上記モデルポートフォリオの上記部分は、活動中であると指示された上記複数のポートフォリオ管理者から受信した上記モデルポートフォリオを含む上記組み合わされたポートフォリオに組み合わせられるところの、項目1に記載の方法。
(項目16)
1つ以上の市場情報源によって操作される少なくとも1つコンピューティング装置で使用するための項目1に記載の方法であって、
上記1つ以上の市場情報源によって操作される上記1つ以上のコンピューティング装置から金融情報を受信することであって、上記ポートフォリオ組成ファイルは、上記組み合わされたポートフォリオおよび上記金融情報に少なくとも一部基づいて作成されるところの、受信することをさらに含む、方法。
(項目17)
構成資産を含み、資金管理者によって管理される上記上場投資信託で使用するための項目1に記載の方法であって、
上記モデルポートフォリオに基づいて取引リストを作成することであって、上記取引リストは、上記上場投資信託の上記構成資産を修正するために上記資金管理者によって実施される1つ以上の取引を識別するところの、作成することをさらに含む、方法。
(項目18)
将来の有効日付を有する少なくとも1つの企業行為のために調整する上記取引リストを修正することをさらに含む、項目17に記載の方法。
(項目19)
上記少なくとも1つの企業行為は、株式分割、現金再投資、または解散のうちの少なくとも1つを含む、項目18に記載の方法。
(項目20)
上記ポートフォリオ組成ファイルを上記上場投資信託によって操作される少なくとも1つの他のコンピューティング装置に送信することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目21)
上記複数のモデルポートフォリオのそれぞれについて、上記複数の資産の上記識別は、上記複数の資産のそれぞれについて、上記資産を識別する識別子、および上記モデルポートフォリオに含まれる上記資産のいくつかの株式が判定され得るところの値を含む、項目1に記載の方法。
(項目22)
上記複数のモデルポートフォリオのそれぞれについて、上記複数の資産の上記識別は購入リストと売却リストを含み、上記購入リストは購入する複数の資産および、購入される各資産について、購入されるいくつかの株式を判定し得るところの値を識別し、上記売却リストは売却される複数の資産および、売却される各資産について、売却されるいくつかの株式を判定し得るところの値を識別する、項目1に記載の方法。
(項目23)
上記1人以上の認可参加者が、構成資産の上記セットについて作成ユニットを償還することを認可される、項目1に記載の方法。
(項目24)
上記ポートフォリオ組成ファイルは、上記株式取引が閉鎖されたときに上記少なくとも1つの他のコンピューティング装置に送信される、項目1に記載の方法。
(項目25)
株式取引、投資家、および複数の認可参加者を有する上場投資信託で使用するためのシステムであって、上記少なくとも1人の認可参加者は上記投資家とは異なり、上記システムは、
モデル化エンティティによって操作される少なくとも1つの第1のコンピューティング装置と、
上記上場投資信託によって操作され、上記上場投資信託は構成資産の第1のセットを含む、少なくとも1つの第2のコンピューティング装置と、
上記複数の認可参加者によって操作される第1の複数のコンピューティング装置と、
複数のモデルポートフォリオを上記少なくとも1つの第1のコンピューティング装置に送信するように構成される第2の複数のコンピューティング装置と、を備え、
上記少なくとも1つの第1のコンピューティング装置は、上記複数のモデルポートフォリオに基づいて構成資産の第2のセットを識別し、及び構成資産の上記第2のセットの識別を、上記複数の認可参加者によって操作される上記少なくとも1つの第2のコンピューティング装置と上記第1の複数のコンピューティング装置に送信するようにするように構成され、
上記上場投資信託は、上記少なくとも1つの第1のコンピューティング装置から受信された構成資産の上記第2のセットの上記識別に基づいて、上記株式取引において、構成資産の上記第1のセットの一部分の購入および売却の少なくとも1つを行い、
各上記複数の認可参加者は、上記上場投資信託の株式を含む作成ユニットのための構成資産の上記第2のセットを取引することを上記上場投資信託によって認可され、各上記複数の認可参加者は、構成資産の上記第2のセットのための上記作成ユニットを取引することを上記上場投資信託によってさらに認可され、上記上場投資信託の上記株式は、上記投資家によって上記株式取引において取引可能である、システム。
(項目26)
上記少なくとも1つの第1の計算装置は、構成資産の上記第2のセットの上記識別を、上記株式取引が閉鎖されたときに、上記少なくとも1つの第2のコンピューティング装置と上記第1の複数のコンピューティング装置に送信する、項目25に記載のシステム。
(項目27)
株式取引においてそれぞれが取引可能な構成資産の第1のセットを含む上場投資信託によって操作される少なくとも1つのコンピューティング装置によって実施されるコンピュータ実装方法であって、
それぞれが異なるポートフォリオ管理者によって作成される複数のモデルポートフォリオに基づいて判定された、購入するための資産の識別および売却するための資産の識別を受信することと、
上記株式取引において購入するための資産の上記識別中で識別された資産を購入することによって、また上記株式取引において売却するための資産の上記識別内で識別された資産を売却することによって、構成資産の第2のセットを作成するために構成資産の上記第1のセットを修正することと、
構成資産の上記第2のセットに基づいて構成資産の第3のセットを識別することであって、構成資産の上記第3のセットは上記上場投資信託の少なくとも1つの株式を含む作成ユニットに相当するところの、識別することと、
構成資産の上記第3のセットのための上記作成ユニットを取引することであって、上記上場投資信託の上記少なくとも1つの株式は上記株式取引において取引可能であるところの、取引することと、
を含む方法。
(項目28)
上記複数のモデルポートフォリオの1つを作成した上記ポートフォリオ管理者の異なる1人によってそれぞれが操作される、複数のコンピューティング装置に対して構成資産の上記第3のセットの識別を送信することをさらに含む、
項目27に記載の方法。
(項目29)
それぞれが認可参加者によって操作される、1つ以上のコンピューティング装置に対して、構成資産の上記第3のセットの識別を送信することをさらに含む、項目27に記載の方法。
エンティティおよび、作成の従来技術方法に含まれるエンティティと上場投資信託(ETF)の株式取引との間の情報の流れを図解する構成図である。 2人以上のポートフォリオ管理者によって操作されるコンピューティング装置、モデル化エンティティ、ETFエンティティ、PCF情報分配エンティティ、1つ以上の市場情報源、および1人以上の認可参加者(AP)を含むシステムの構成図である。 図2のシステムによって実施され得、多重管理者ETFを作成および/または維持するために使用される方法の流れ図である。 エンティティおよび図3の方法に含まれるエンティティ間の情報の流れを図解する構成図である。 モデル化エンティティによって操作される1つ以上のコンピューティング装置によって実施し得る方法の流れ図である。 ハードウエアおよび操作環境の構成図で、これと関連して、コンピューティング装置の実装および図2のシステムのネットワークを実践し得る。
用語の定義
別に定義されない限り、本明細書中で使用される技術および財務用語は、本発明が所属する業界の1つによって共通して理解されるものと同一の意味を持つ。本発明の目的のために、以下の用語が以下のように定義される。
資産:経済的価値を有する購入可能な有形または無形品目。資産の例は、相互資金における株式、株式の株、証券取引所取引製品(以下に定義)、債券等を含む。
資産クラス:類似特性を示し、市場において類似的に振る舞い、そして同じ法律および規制に従う証券群。3つの主要な資産クラスは、普通株(例えば、株式)、固定収入(例えば、債券)、および短期金融商品(例えば、金融市場証券)である。しかしながら、資産クラスは、土地および商品等の他のタイプの資産を含み得る。各資産クラスは異なるリスク、利益、または投資特性を反映し得る。さらに、異なる資産クラスは同一の市場環境において異なる形で振る舞い得る。
認可参加者(AP):ETFの株式のためのETF(以下に定義)の構成資産を直接ETFエンティティと交換することによって、ETF(以下に定義)の株式を作成または償還し得るエンティティ(例えば、大規模機関投資家)。APは、解放市場においてETFのための値付け業者として活動し得る。
手形交換所エンティティ:金融取引のための決算および清算サービスを提供し、そして中央清算機関(手形交換所に実際に支払いを行う支払人で、その後受取人に支払いを行う)としてしばしば活動する金融サービス会社。その結果、トレーダは、清算機関が取引において実施しないというリスクにさらされない。
ETFの構成資産:ETFによって保持される(および定義する)資産および/または金融派生商品(適法な)。
作成ユニット:ETF1ユニットを構成するETF株式の事前決定数。1つの作成ユニットは、ETF株式の事前決定数と交換可能な構成資産の単位。
上場投資信託(ETF):資産(株式、証券取引所取引製品、債券等)または金融派生商品(そのような露出を表す)を保持し、取引日中はそれらの基底資産または金融派生商品の準資産価値と約同一価格で取引が行われる、最低1つの株式取引で取引される投資商品。ほとんどのETFは、Russell1000(登録商標)指標、Russell1000(登録商標)Value指標、Russell1000(登録商標)Growth指標、Russell2000(登録商標)指標等の指標を追跡する。AP(複数可)(これらは典型的に、大規模機関投資家である)のみが基底資産またはETFの株式に関する金融派生商品を直接ETFエンティティと交換することによって、ETFの株式の作成または償還を行う。
証券取引所取引製品(「ETP」):国内株式取引において1日の内に取引が行われる派生的に値が付けられる価格の証券。ETPは典型的に指標、株式、商品に対して基準とされ、あるいは能動的に管理され得る。ETPの例は、ETF、証券取引所取引手形、追加設定不能型上場投資信託、および普通株、固定収入資産、不動産、商品、代替物等を保持し得る類似証券取引所取引(または列挙)信託商品を含む。
多重管理者ETF:2人以上のポートフォリオ管理者によって提供されるポートフォリオから構築されるETF。多重管理者ETFは資金管理者によって管理し得る。
ポートフォリオ組成ファイル(「PCF」):ETFの株式のブロック(例えば、作成ユニット)を定義する構成資産のバスケットを識別するファイル。各構成資産について、PCFは、構成資産の識別子、バスケットに含まれる構成資産の株式数、および構成資産に関する加重を含み得る。ETFエンティティはPCFをPCF情報分配エンティティに毎日出版する。PCF情報分配エンティティは、PCF内の情報を、AP(複数可)および値付け業者に提供するが、その目的は、市場における(例えば、図4に図解される株式取引106において)ETF株式の価値評価および/または値付けならびに純資産価値(「NAV」)におけるETFの株式の作成および償還である。ETFエンティティは各ETFについて、毎日PCFを生成し、出版することを要求される。
目論見書:証券取引委員会によって要求され、そこに提出される文書であって、売却に関する投資提案に関する詳細を公衆に提供する。目論見書は、投資家がインフォームド投資決定を行うために必要とする事実を含むことが意図されている。
リスクモデル:特定ポートフォリオに投資することと関連するリスクの量を評価するために、ポートフォリオ管理者および/または資金管理者によって使用されるモデル(例えば、コンピュータ生成モデル)。リスクモデルは、流動性、勢い、揮発性、交換率敏感性、それらの組み合わせ等のリスク要因に関連する情報を典型的に提供する。
システム200
図2はシステム200の構成図である。システム200は、2人以上のポートフォリオ管理者402によって操作されるコンピューティング装置210(図4参照)、モデル化エンティティ404によって操作される1つ以上のコンピューティング装置220(図4参照)、ETFエンティティ406によって操作される1つ以上のコンピューティング装置225(図4参照)、PCF情報分配エンティティ110によって操作される1つ以上のコンピューティング装置230(図4参照)、1つ以上の市場情報源408(例えば、Bloomberg LP、International Data Corporation (「IDC」)、FactSet Research Systems Inc等)によって操作される1つ以上のコンピューティング装置240、および1人以上のAP(複数可)104によって操作される1つ以上のコンピューティング装置250(図4参照)を含む。モデル化エンティティ404はETFエンティティ406と同一エンティティであってもよい。そのような実施形態では、システム200は1つ以上のコンピューティング装置220を省略し得る。しかしながら、これは要件ではない。図解される実施形態において、コンピューティング装置210、220、225、230、240、および250は、ネットワーク260によって互いに接続される。限定されない例として図2に図解されるコンピューティング装置210は、ポートフォリオ管理者「A」、ポートフォリオ管理者「B」、およびポートフォリオ管理者「C」によってそれぞれ操作されるコンピューティング装置210A、210B、および210Cを含む。また、限定されない例として図2に図解されるコンピューティング装置250は、AP「A」およびAP「B」によってそれぞれ操作されるコンピューティング装置250Aおよび250Bを含む。しかしながら、当業者によって評価されるであろうが、システム200は任意の数のコンピューティング装置210およびコンピューティング装置250を含み得る。
方法300
図3は、システム200によって実施し得る方法300の流れ図である(図2参照)。方法300は、多重管理者ETFを作成および/または維持するために使用され得る。方法300のすべてまたは一部は、毎日実施され得る。
図4は、エンティティおよび方法300内に含まれるエンティティ間の情報の流れを図解する構成図400である。図1の構成100において図解されるエンティティおよび情報の流れを識別するものと同じ参照番号が使用されている。ETFエンティティ406はETFの構成資産405を保持し、構成資産405を管理するために資金管理者407を雇用する。
図3および4を参照すると、第1のブロック310において、2人以上のポートフォリオ管理者402がモデル化エンティティ404によって選択される。限定されない例であるが、最大15人のポートフォリオ管理者を選択し得る。解説を容易にするため、第1のブロック310においては、モデル化エンティティ404はポートフォリオ管理者「A」、ポートフォリオ管理者「B」、およびポートフォリオ管理者「C」を選択する。
限定されない例であるが、ブロック310において、モデル化エンティティ404は以下の過程を用いてポートフォリオ管理者402を選択し得る。
1.ポートフォリオ管理者セットを識別する。
2.各ポートフォリオ管理者に得点(例えば、品質得点)を割り当てる。
3.その得点に従ってポートフォリオ管理者を順位付けする。
4.少なくとも以下の技術の1つを用いて最も高く順位付けとされたポートフォリオ管理者の小セットを選択する。
a.管理者組み合わせプロフィール
b.相互関係マトリックス
c.シナリオ分析
d.ポートフォリオ属性
5.選択されたポートフォリオ管理者の小セットを、ポートフォリオの「スリーブ」または共有特性を有する各グループ(例えば、スタイル、市場資本化に基づく加重方法の使用、リスク許容等)に分割する。
各ポートフォリオ管理者に割り当てられる得点は、過去の実績に基づいてもよく、また従来からの適切な注意力過程を用いて判定してもよい。
2人以上のポートフォリオ管理者402を選択する方法が上に提供されたが、当業者は、代替方法が存在し、前述の方法の代わりにブロック310においてそれを使用し得ることを理解している。言い換えれば、2人以上のポートフォリオ管理者402を選択するための従来型方法の使用は、本技術の範囲内にある。
次のブロック320において、ブロック310において選択された各ポートフォリオ管理者402は、モデルポートフォリオをモデル化エンティティ404によって操作されるコンピューティング装置(複数可)220に送信する。したがって、各コンピューティング装置210はモデルポートフォリオ(矢印110によって図解される)を、ネットワーク260を介して(図2参照)、モデル化エンティティ404によって操作される1つ以上のコンピューティング装置220(図2参照)に提供するように構成される。このようにして、ブロック320では、モデル化エンティティ404はポートフォリオ管理者402からモデルポートフォリオを入手する。各モデルポートフォリオは、1つ以上の構成資産を識別する。各構成資産について、各モデルポートフォリオは構成資産の識別子、およびモデルポートフォリオに含まれる構成資産のいくつかの株式(または構成資産の株式数が判定されるところの、構成資産に割り当てられる加重)を含む。任意選択により、各構成資産について、各モデルポートフォリオは構成資産の株式数と、構成資産の株式数が判定され得る、構成資産に割り当てられる加重の両方を含み得る。いくつかの実施形態では、各モデルポートフォリオは購入する多数の株式と共に構成資産識別子の購入リスト、(または購入する株式数が判定され得るところの加重)、ならびにモデルポートフォリオを実装するために使用され得る、売却のためのいくつかの株式と共に構成資産識別子の売却リスト(または、売却する株式数が判定され得るところの加重)を含む。
いくつかの実施形態において、各ポートフォリオ管理者402は、他のポートフォリオ管理者によって準備されるモデルポートフォリオの内容を知らない。しかしながら、これは要件ではない。
ブロック330において、1つ以上のコンピューティング装置220(図2参照)は、多重管理者ETFを構成する1つ以上の構成資産を識別する新規PCFを作成するためにモデルポートフォリオを使用する。任意選択で、1つ以上のコンピューティング装置220(図2参照)はETFエンティティ406によって保持される構成資産405を修正するために、資金管理者407によって実施される取引を識別する取引リストを作成するためにモデルポートフォリオを使用する。任意選択で、モデルポートフォリオに加え、1つ以上のコンピューティング装置220(図2参照)も、ネットワーク260を介して1つ以上の市場情報源408によって操作される(図2参照)1つ以上のコンピューティング装置240から受信される(図2参照)金融情報(矢印414によって図解される)も使用する。矢印414として図解される金融情報は、資産に関する価格情報、取引される株式量等を含み得る。1つ以上の市場情報源408によって操作される1つ以上のコンピューティング装置240(図2参照)は、ネットワーク260を介し、株式取引106から(図2参照)金融情報の少なくとも一部分を受信し得る(矢印416として図解される)。
ブロック310において選択されるポートフォリオ管理者402は、一定のまま残ることも、あるいは時の経過につれて変化することもある。例えば、ブロック310において選択される1人以上のポートフォリオ管理者402は、実績が低い場合もあり、あるいは交代が必要な場合もあり得る。不幸にして、適用法規および規制の下ではポートフォリオ管理者を交代させる過程は長くかかる(例えば、典型的には3〜6カ月要する)。ポートフォリオ管理者を交代させるための長時間の法律的過程を避けるため、ブロック310において選択される幾人かのポートフォリオ管理者402によって提供されるモデルポートフォリオは、新規PCFを作成するために使用されなくてもよい。そのようなポートフォリオ管理者は「待機中」であるとして参照される。例えば、ブロック310において、5人の管理者が、多重管理者ETFに関し、新規PCFの作成に参加することを選択され、承認されてよい。しかしながら、5人の管理者の内の3人によって提供されるモデルポートフォリオのみが新規PCFを作成するために使用され得る。これらのポートフォリオ管理者は、「活動中」として参照され得る。他の2人のポートフォリオ管理者はそれぞれ「待機中」であり、活動中のポートフォリオ管理者の1人が交代されなければならない事態を待つ。「待機中」ポートフォリオ管理者は理事会で承認され、既にETFに関する目論見書中で識別されているため、「待機中」ポートフォリオ管理者は、活動中のポートフォリオ管理者と数カ月ではなくて数日中に交代し得る。
次に、ブロック340において、新規PCFに列挙される1つ以上の構成資産が取引される金融市場(例えば、株式取引106)が閉鎖する。代替実施形態において、ブロック320および330はブロック340の後に実施し得る。さらに、いくつかの実施形態では、ブロック340の後にブロック310を実施し得る。
ブロック350において、モデル化エンティティ404は、新規PCFおよび/または取引リスト(矢印420として図解される)を、PCF情報分配エンティティ110によって操作される1つ以上のコンピューティング装置230(図2参照)に送信する。このように、コンピューティング装置(複数可)220は、ネットワーク260を介して(図2参照)、新規PCFおよび/または取引リストをPCF情報分配エンティティ110によって操作される1つ以上のコンピューティング装置230に提供するように構成される。モデル化エンティティ404がETFエンティティ406以外である実施形態においては、モデル化エンティティ404は新規PCFおよび/または取引リスト(矢印422として図解される)をETFエンティティ406に送信することもできる。そのような実施形態では、コンピューティング装置(複数可)220は、新規PCFおよび/または取引リストを、ネットワーク260を介して、ETFエンティティ406によって操作される1つ以上のコンピューティング装置225に提供するように構成される。
ブロック360において、PCF情報分配エンティティ110によって操作される1つ以上のコンピューティング装置230は、ネットワーク260を介して、ETF構成情報(矢印112として図解される)を、AP(複数可)(例えば、AP「A」、AP「B」等)によって操作される1つ以上のコンピューティング装置250に送信する。ETF構成情報は、新規PCF全体あるいはその一部を含み得る。このように、いくつかの実施形態においては、1つ以上のコンピューティング装置230はPCFから情報を抽出し、それをAP(複数可)によって操作される1つ以上のコンピューティング装置250に転送し得る。モデル化エンティティ404がETFエンティティ406以外である実施形態においては、PCF情報分配エンティティ110は、ETF構成情報をETFエンティティ406にも送信し得る。そのような実施形態では、コンピューティング装置(複数可)230は、ETF構成情報を、ネットワーク260を介して、ETFエンティティによって操作される1つ以上のコンピューティング装置225に提供するように構成される。
前述のように、モデル化エンティティ404がETFエンティティ406以外である場合には、モデル化エンティティ404および/またはPCF情報分配エンティティ110は、新規PCF、取引リスト、および/またはETF構成情報を、ETFエンティティ406に提供し得る。
次に、ブロック370において、金融市場(例えば、株式取引所106)がオープンし、そこでは新規PCF内で識別される1つ以上の構成資産が取引される。
ブロック380において、必要な場合には、資金管理者407は市場(複数可)で新規構成資産を購入し、そこではそのような資産が売却され、および/または、ETFエンティティ406によって現在保持される構成資産を売却する(双頭矢印430によって図解される)。いくつかの実施形態では、新規PCF内で識別される構成資産がETFエンティティ406によって現在保持される構成資産405とは異なるとき、ETFエンティティによって保持される構成資産405は、新規PCF内で列挙されるものに相当するように修正される。そのような実施形態では、ETF構成情報および/または新規PCFを受信した後、資金管理者407は、(a)追加構成資産を、そのような構成資産が取引される金融市場において(例えば、株式取引所106)購入しなければならないかを判定し、(b)ETFエンティティ406によって現在保持されている1つ以上の構成資産405を、そのような構成資産が取引される金融市場において(例えば、株式取引所106)売却しなければならないかを判定し、そして(c)前述の判定に従って、そのような構成資産が取引される金融市場において(例えば、株式取引所106)資産の購入および/または売却を実践する。
取引リストが生成される実施形態においては、ブロック380において、資金管理者407は取引リスト内で識別される取引を実行する。当業者には明白であるが、いくつかの実施形態においては、構成資産405は新規PCFには列挙されない資産を含み得る。言い換えれば、ETFの作成ユニットを取得することを必要とされる資産のバスケットは、ETF内に各資産を含まなくてよい。したがって、取引リストはPCF内に含まれない資産を含み得る。さらに、新規PCFは直前PCFに含まれる資産を省略し得、取引リストは省略資産の売却を示さなくてもよい。このように、取引リストはどの資産がETFエンティティ406によって保持されるかを判定するために使用され、ETF構成情報および/または新規PCFは、ETFの作成ユニットと交換され得る資産のバスケット内に含まれる資産を識別するために使用される。
ブロック340の後、方法300が終了する前のある時点において、モデル化エンティティ404、ETFエンティティ406、およびPCF情報分配エンティティ110の少なくとも1つは、取引リスト、新規PCF、および/またはETF構成情報(矢印440によって図解される)をモデルポートフォリオの次のセットを準備するために使用されるポートフォリオ管理者402に、任意選択で提供する。
次に、方法300は終了する。
いくつかの実施形態では、モデル化エンティティ404は新規PCFが有効となる約24時間前に、新規PCFファイルを生成する。言い換えれば、新規PCF内で識別される構成資産を含むバスケットは、翌日に取引がオープンするまでは、ETFの作成ユニットに関する取引はできない。そのような実施形態では、方法300は3取引日にわたって生じる。第1の取引日では、ブロック310から340を実施し得る。第1と第2の取引日間では、ブロック350および360を実施し得る。第2の日では、ブロック380を実施し得る。第3の日では新規PCFが有効となる。
ブロック380の後、方法300は別の新規PCFを生成するために反復され得る。方法300が反復を行うと、ブロック310は反復されるか、または省略され得る。
方法500
図5は、方法500の流れ図であり、方法300のブロック330(図3参照)においてモデル化エンティティ404によって操作される(図4参照)、1つ以上のコンピューティング装置220によって実施され得る(図2参照)。方法300は、活動中のポートフォリオ管理者402(「待機中」と対照される)によって提供されるモデルポートフォリオに少なくとも一部基づいて、新規PCFを生成する。
図4および5を参照すると、第1のブロック510において、モデル化エンティティ404は、モデルポートフォリオを組み合わせ(ポートフォリオ管理者402から受信する)、組み合わされたポートフォリオを作成する。限定されない例として、モデルポートフォリオは、各モデルポートフォリオにおいて識別される構成資産を等しく加重することによって組み合わせられ得る。例えば、3人の活動中のポートフォリオ管理者がある場合、彼らのポートフォリオのそれぞれの構成資産は、3分の1を掛けられ、3つの等しく加重されたモデルポートフォリオは1つの組み合わされたポートフォリオに組み合わせられる。
別の限定されない例では、カスタムの加重が使用され得る。例えば、ポートフォリオ管理者「A」によって提供されるモデルポートフォリオの構成資産は、加重0.2(または20%)を掛けられ得、ポートフォリオ管理者「B」によって提供されるモデルポートフォリオの構成資産は加重0.3(または30%)を掛けられ得、そしてポートフォリオ管理者「C」によって提供されるモデルポートフォリオの構成資産は、加重0.5(または50%)を掛けられ得る。カスタム加重は、ETFに関する望ましいリスクリターン特性に少なくとも一部基づいて判定され得る。この方式を用いて、カスタム加重は、選択されたポートフォリオ管理者の貢献を特定リスクリターンプロフィールに一致させるために使用される。例えば、加重はポートフォリオ管理者の指針セットとの一致を評価することによって割り振られ得る。模範的指針は、基準、望ましい最大リスク変量等と比較して過度なリターン目標を含み得る。限定されない例として、過度なリターン目標は基準を約2%上回り、そして望ましい最大リスク変量は約2%から約3%であり得る。
ブロック510において、モデル化エンティティ404は各モデルポートフォリオを、ETFエンティティ406によって現在保持される構成資産405と、および他のモデルポートフォリオと「交差」させる。交差は従来型技術で、互いにキャンセルまたはオフセットする取引は勿論のこと、重複取引を識別する。交差の目標は、典型的には重複保持を識別して取り除き、リスクを減じることである。このようにしてブロック510では、モデル化エンティティ404は構成資産の保持における純変更を識別するために、モデルポートフォリオについて、各構成資産に関する加重と株式の数における変化を識別し得る。
ブロック520において、モデル化エンティティ404は、最適化ポートフォリオを作成するために、組み合わされたポートフォリオについて最適化分析を実施する。限定されない例として、最適化分析は組み合わされたポートフォリオの「末尾」を取り除くことを含み得る。末尾は、株式のしきい数未満が保持されることとなる、組み合わされたポートフォリオの構成資産を含む。言い換えれば、末尾の除去は、組み合わされたポートフォリオから小投資位置を除去する。この理由により、末尾の除去は取引コストを減じ得る。
別の限定されない例として、最適化分析は取引頻度を減じるように構成され得る。例えば、最適化されたポートフォリオは、組み合わされたポートフォリオにおいて発生する変化より少ない頻度で、組み合わされたポートフォリオと突き合わせされ得る。具体的には、組み合わされたポートフォリオは毎日変化し得るが、最適化されたポートフォリオは事前決定日数ごとに、(例えば、10営業日ごとに)組み合わされたポートフォリオと突き合わせ得る。この過程は、事前決定日数中(または「取引間隔」)に互いにオフセットされるはずの選択されたポートフォリオ管理者によって開始される取引を避けるのに役立つ。例えば、もしも1日目に、管理者「A」によって提供されるモデルポートフォリオが特定資産100株が購入されるべきであることを示し、次の日に、管理者「B」によって提供されるモデルポートフォリオが特定資産100株が売却されるべきであると示す場合、最適化されたポートフォリオを毎日組み合わされたポートフォリオと突き合わせることなく、特定資産100株の購入および売却を回避することができる。
別の限定されない例では、最適化分析は事前決定時間だけ(例えば、10営業日)最適化されたポートフォリオに対する変更を遅らせるように構成し得る。この遅延は、やはり選択されたポートフォリオ管理者によって管理される他の口座と競合するのを回避するのに役立ち得る。
別の限定されない例では、最適化分析は、しきい数(または構成資産内の小位置)を下回る構成資産のいくつかの株式を保持することを回避するように、そしてしきい量を下回る量だけ最適化されたポートフォリオ内の構成資産の加重を変える取引を回避するように、構成され得る。このことは、回転率および取引コスト、ならびにAP(複数可)およびETFエンティティによって処理される必要のある構成資産の数を減じる。株式のしきい数は、資金ごとに特定で、そして多重管理者ETFの多様化レベルに少なくとも部分的に基づき得る。より厳格な基準(例えば、より低いしきい値)は、より多様化された多重管理者ETFにおける小位置および取引を撤廃するために使用され得る。
ブロック530において、モデル化エンティティ404は最適化されたポートフォリオを検証する。限定されない例では、ブロック530において、モデル化エンティティ404は最適化されたポートフォリオの構成資産の識別子は正しいことを検証し、最適化されたポートフォリオの各構成資産の株式数(または加重)が受諾可能であるか等を確証し得る。
ブロック530において、モデル化エンティティ404は最適化されたポートフォリオが正確に将来の企業行動(例えば、株式分割、現金再投資、解散等)を反映することを確実のものとするために検証し得る。例えば、最適化されたポートフォリオが特定普通株100株式を含み、モデル化エンティティ404が、特定普通株が次の日に2:1分割が有効となることを知っている場合には、モデル化エンティティ404は100株式が株式分割を説明するかどうかを判定する。そうしない場合には、ブロック565において(以下に記述される)、モデル化エンティティ404は最適化されたポートフォリオ内の特定普通株の株式数を200株に増加する。他方、最適化されたポートフォリオが株式分割を説明する場合には、モデル化エンティティ404はいかなる行為もとる必要はない。
ブロック530においてモデル化エンティティ404は企業行為ならびにそれらの企業行為の有効日付を識別する従来型データ供給を受信し得る。新規PCFは方法500が実施されるまでは(例えば、方法500が実施された後約24時間)有効にはならないため、新規PCFは将来の有効日付を有する企業行為を説明せねばならないかもしれない。例えば、前述のように、図3に図解される方法300は、新規PCFが第3日に有効となるところの3取引日にわたって生じ得る。そのような実施形態において、新規PCFは方法500が実施された後、約24時間は有効とはならない。それゆえ、新規PCFは将来における有効日付を有する企業行為を説明しなければならない。言い換えれば、新規PCFは、第1、第2、および第3取引日をその有効日付として有する企業行為を説明せねばならない。
任意選択により、企業行為(例えば、データ供給)に関連する情報は、1つ以上の市場情報源408から取得し得る。このように、1つ以上のコンピューティング装置240(図2参照)はネットワーク260を介してモデル化エンティティ404によって操作される1つ以上のコンピューティング装置220(図2参照)に、企業行為に関連する情報を提供するように構成し得る。
任意選択ブロック540において、モデル化エンティティ404は最適化されたポートフォリオに対してリスク分析を実施し、それによって最適化されたポートフォリオのリスク調整を行う。リスク分析は、最適化されたポートフォリオが事前決定リスクパラメータ値セット内にあるかどうかを判定することを含む。事前決定リスクパラメータ値セットは、揮発性、勢い、規模、基準との関係においてデータ(例えば、指標)等に関するしきい値を含み得る。限定されない例では、リスク分析は企業(Axioma、Inc.住所:17 State Street、Suite 2550、New York、New York 10004、MSCI Inc.住所:One Chase Manhattan Plaza、44th Floor、New York、New York 10005、Northfield Information Services、Inc.住所:77 North Washington St.、9th Floor、Boston、Massachusetts 02114等)によって開発されるリスクモデルに基づいてリスクを評価し得、企業は投資ポートフォリオ管理者のためのツールを開発する。しかしながら、これは要件ではない。最適化されたポートフォリオが事前決定されたリスクパラメータ値セット内にはない場合には、1つ以上の構成資産を置き換え得、1つ以上の構成資産の株式数を修正し得、および/または1つ以上の構成資産に割り振られた加算を修正し、リスク調整されて最適化されたポートフォリオが事前決定されたリスクパラメータ値セット内となるようにする。
ブロック550において、モデル化エンティティ404は最適化されたポートフォリオ内の各非流動性資産を除去、削減、および/または置換するように最適化されたポートフォリオを調整し、それによって流動性ポートフォリオを作成する。流動性は投資可能性の尺度で、資産の取引における容易性として参照する。乏しい流動性を持つ資産(例えば、有価証券)は、購入および/または売却は困難であり得る。代わりに、高い流動性を持つ資産は容易に購入および売却され得る。資産の流動性は概して過去の取引活動を吟味することによって判定可能である。もしもある資産の取引が頻繁ではなく、そして少量である場合には、乏しい流動性を有し得る。反対に、ある資産の取引が頻繁であり、大量に行われる場合には、良い流動性を有し得る。ブロック550において、AP(複数可)104が購入できない資産(例えば、乏しい流動性を有する資産)は、流動性ポートフォリオから除外される。
限定されない例として、ブロック550において、各非流動性資産は最適化されたポートフォリオから除去され得、または非流動性資産の株式数は、非流動性資産が流動性であると考えられるレベルまで減じられ得る。限定されない例として、資産が流動性と考えられるレベルは資産の平均1日取引量の10%であり得る。事前決定しきい値を下回る平均1日取引量を有する資産は、最適化ポートフォリオから除去され得る。
別の限定されない例として、ブロック550において、モデル化エンティティ404は制約セットに基づいて、最適化されたポートフォリオ内の各セットに流動性得点を割り振ってよい。例えば、流動性得点は非流動性得点、中流動性得点、および流動性得点を含み得る。流動性得点を受ける資産は、最適化されたポートフォリオから除去され得る。前述のように、ETFエンティティ406によって保持される構成資産405は、新規PCF内に識別されない資産を含み得る。そのような実施形態では、中流動性得点を受け取る資産の少なくとも一部は、最適化されたポートフォリオ内に保留され得るが、新規PCFから除外され得る。必要に応じて、そのような資産は取引リストに列挙されてよい。
いくつかの実施形態では、流動性得点は少なくとも一部は2つの考慮事項に基づいて判定され得る。第1の考慮事項は、追加バスケットを購入する能力が1つ以上の資産の利用可能性によって妨げられる前に、最適化されたポートフォリオ内に識別される資産のいくつのバスケットがAP(複数可)104によって購入可能であるか(これはETFのサイズを判定する)である。第2の考慮事項は、ETFへのヘッジ投資に類似資産が利用可能であるかどうかである。作成可能なバスケットが少なすぎる場合(例えば、しきい数より少ない)あるいはETFへの投資がヘッジ不能である場合、バスケット数を制限するあるいはヘッジを妨げる資産は非流動性得点を割り振られる。
資金(例えば、ETF)における非流動性資産の識別ならびにそれらの除去、削減、および/または置換の方法は、当業者には知られており、方法500はいかなる特定方法での使用にも限定されない。
ブロック560において、モデル化エンティティ404は流動性ポートフォリオをETFエンティティ406によって現在保持される構成資産405と調和させ、取引リストを生成する。取引リストは、ETFエンティティ406によって保持される構成資産405を流動性ポートフォリオと一致させるために必要とされる取引を識別する。モデル化エンティティ404は、流動性ポートフォリオに基づいて初期PCFをも生成する。
ブロック565において、必要に応じ、モデル化エンティティ404は取引リストおよび/または初期PCFを調整し、企業行為(例えば、株式分割、現金再投資、解散等)を説明する。ブロック565において、モデル化エンティティ404は企業行為およびそれらの企業行為の有効日付を識別する従来型データ供給を受信し得る。前述のように、図3において図解される方法300は3取引日にわたって発生し得る。そのような実施形態では、新規PCFは、方法500が実施された後約24時間有効とはならない。それゆえ、新規PCFは将来における有効日付を有する企業行為を説明しなければならない。言い換えれば、新規PCFは第1、第2、および第3取引日をその有効日付として有する企業行為を説明しなければならない。
例えば、もしも初期PCFが特定普通株の100株式を含み、モデル化エンティティ404は特定普通株が2:1に分割されて翌日に有効となることを知っている場合には、モデル化エンティティ404は初期PCF内の特定普通株の株式数を200株に増加する。そのような調整を行う方法は、当業者には知られており、本明細書中では詳細には記述されない。もしも取引リストまたは初期PCFがブロック565において調整された場合、流動性ポートフォリオもそれにつれて調整され得る。
任意選択ブロック570において、モデル化エンティティ404は税金分析を実施し、譲渡益課税考慮事項に基づいて取引リストおよび/または初期PCFを調整する。かなりの実現譲渡益を生じ、それゆえETFをかなりの譲渡益課税に晒すことになるような、特定構成資産の売却を取引リストが示したときは、非実現譲渡益が生じる。その利益が大きい場合は、税金分析は盲目的に売却を実行する前に、他の選択肢を説明す。例えば、モデル化エンティティ404は取引リストを変更し(例えば、非実現譲渡益を有する資産の売却を除去する)、また初期PCFを変更し得る(非実現譲渡益を有する資産を追加し、作成ユニットが償還されたときに資産がAP(複数可)104に転送可能とする)。税金分析は、取引リストが売却されるものとして示す各資産に関する非実現譲渡益および/または流動性ポートフォリオの各構成資産を個々の課税ロットまで識別することを含み得る。例えば、資金管理者407は流動性ポートフォリオの各構成資産に関する非実現譲渡益を個々の課税ロットに至るまで定期的に評価し得、潜在的問題(例えば、大規模非実現譲渡益)を識別する。税金分析は、特定構成資産に関する進行型価格変化によって複雑化される。各構成資産に関する非実現譲渡益の識別方法(例えば、個々の課税ロットに至るまで)は、当業者には知られており、本明細書中では詳細に記述されない。
決定ブロック580において、モデル化エンティティ404は初期PCFによって定義されるETFが関連法規および/または規制に適合するかどうかを判定する。ETFが適合する場合は、決定ブロック580における決定は「はい」である。そうでない場合は、決定ブロック580における決定は「いいえ」である。初期PCFによって定義されるETFが関連規制および/または法律に適合するかどうかを判定する方法は当業者には知られており、本明細書中では詳細に記述されない。
決定ブロック580における決定が「いいえ」のときは、ブロック590において、モデル化エンティティ404は初期PCF、そして必要に応じて、取引リストを調整し、初期PCFによって定義されるETFが関連規制に適合するようにする。次に、モデル化エンティティ404はブロック595に進む。
決定ブロック580における決定が「はい」のときは、モデル化エンティティ404はブロック595に進む。
ブロック595において、モデル化エンティティ404は初期PCFに基づいて新規PCFを作成する。新規PCFはETFの1つの作成ユニット内の資産を識別する。
次に、方法500が終了する。
方法300および500は、証券取引所取引製品に含まれるすべての資産クラスに適用可能であり、方法300のブロック310において選択されたポートフォリオ管理者は、単一資産クラスに所属する構成資産を含むモデルポートフォリオを生成するポートフォリオ管理者、多重資産クラスに所属する構成資産を含むモデルポートフォリオを生成するポートフォリオ管理者、およびそれらの組み合わせを含み得る。
コンピューティング装置
図6はハードウエアおよび動作環境の構成図で、これと同期に、コンピューティング装置210、220、225、230、240、および250ならびにシステム200のネットワーク260の実装を実践し得る。図6の記述は、実装を実践し得る、適切なコンピュータハードウエアおよび適切なコンピューティング環境の簡潔で一般的な記述を提供することが意図されている。必要ではないが、実装はプログラムモジュール等のコンピュータ実行可能命令の一般的文脈内で記述され、これはパーソナルコンピュータ等のコンピュータによって実行されるものである。概して、プログラムモジュールはルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等を含み、これらは特定タスクを実施し、あるいは特定抽象的データタイプを実装する。
さらに、当業者は、実装は他のコンピュータシステム構成で実践し得ることを評価するであろうし、これらには手持ち装置、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースまたはプログラム式消費者電子製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ等が含まれる。実装は、分散コンピューティング環境においても実践され得、そこでは、タスクは通信ネットワークを通してリンクされる遠隔処理装置によって実施される。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールは構内および遠隔記憶装置の両方に配置し得る。
図6の模範的ハードウエアおよび動作環境は、コンピューティング装置12の形式における汎用コンピューティング装置を含む。図2を参照すると、コンピューティング装置210、220、225、230、240、および250はコンピューティング装置12と実質的に類似するコンピューティング装置を用いてそれぞれ実装し得る。
図6に戻ると、コンピューティング装置12はシステムメモリ22、処理ユニット21、およびシステムメモリ22を含むさまざまなシステム構成要素を処理ユニット21に作動的に連結するシステムバス23を含む。ただ1つのまたは2つ以上の処理ユニット21があり得、コンピューティング装置12の処理装置は単一の中央処理装置(「CPU」)または複数の処理ユニット、これは一般的に並列処理環境として参照される、を含む。多重処理ユニットが使用されるとき、処理ユニットは非均一のものとなり得る。限定されない例では、そのような非均一処理環境は従来型CPU、従来型図形処理ユニット(「GPU」)、浮動小数点ユニット(「FPU」)、それらの組み合わせ等を含み得る。
コンピューティング装置12は従来型コンピュータ、分散コンピュータ、または他の任意のタイプのコンピュータであり得る。
システムバス23は、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、および任意の多様なバス構造を使用するローカルバスを含む、いくつかのタイプのバス構造の任意のものであり得る。システムメモリ22は単にメモリとしても参照され得、読み取り専用メモリ(ROM)24およびランダムアクセスメモリ(RAM)25を含む。基本入力/出力システム(BIOS)26は、起動中等において、コンピューティング装置12内の要素間の情報の転送を支援する基本ルーチンを含み、ROM24内に記憶される。コンピューティング装置12は、示されていないが、ハードディスクからの読み取りおよび書き込みのためのハードディスクドライブ27、取り外し可能磁気ディスク29からの読み取りまたは書き込みのための磁気ディスクドライブ28および取り外し可能光学ディスク31からの読み取りまたは書き込みのための光学ディスクドライブ30、CDROM、DVD、または他の光学媒体等をさらに含む。
ハードディスクドライブ27、磁気ディスクドライブ28、および光学ディスクドライブ30は、ハードディスクドライブインターフェース32、磁気ディスクドライブインターフェース33、および光学ディスクドライブインターフェース34によってそれぞれシステムバス23に接続される。ドライブおよびその関連コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、およびコンピューティング装置12のための他のデータの非揮発性記憶装置を提供する。磁気カセット、フラッシュメモリカード、ソリッドステートメモリデバイス(「SSD」)、USBドライブ、デジタルビデオディスク、Bernoulliカートリッジ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)等の、コンピュータによりアクセス可能なデータを記憶可能な任意のタイプのコンピュータ可読媒体を、模範的な動作環境において使用し得るということは、当業者によって評価されるべきである。当業者には明白なことであるが、処理ユニット21によってアクセス可能なハードディスクドライブ27および他の形式のコンピュータ可読媒体(例えば、取り外し可能磁気ディスク29、取り外し可能光学ディスク31、フラッシュメモリカード、SSD、USBドライブ等)はシステムメモリ22の構成要素として考慮し得る。
いくつのプログラムモジュールを、ハードディスクドライブ27、磁気ディスク29、光学ディスク31、ROM24、またはRAM25に記憶し得、それらにはオペレーティングシステム35、1つ以上のアプリケーションプログラム36、他のプログラムモジュール37、およびプログラムデータ38が含まれる。ユーザは、キーボード40およびポインティングディバイス42等の入力装置を通して、コマンドおよび情報をコンピューティング装置12に入力し得る。他の入力装置には(示されていない)、マイクロフォン、ジョイステック、ゲームパッド、衛星アンテナ、スキャナ、タッチ感応式装置(例えば、スタイラスまたはタッチパッド)、ビデオカメラ、奥行カメラ等が含まれ得る。これらのおよび他の入力装置は、システムバス23と連結されるシリアルポートインターフェース46を通して処理ユニット21にしばしば接続されるが、パラレルポート、ゲームポート、汎用シリアルバス(USB)、または無線インターフェース(例えば、Bluetooth(登録商標)インターフェース)等の他のインターフェースによっても接続し得る。モニター47または他のタイプの表示装置も、ビデオアダプタ48等のインターフェースを介してシステムバス23と接続される。モニターに加え、コンピュータは、スピーカ、印刷装置、および触覚および/または他のタイプの物理的フィードバック(例えば、力帰還ゲームコントローラ)を提供する触覚装置等の他の周辺出力装置(示されない)を典型的に含む。
前述の入力装置は、ユーザ入力および選択を受け取るように作動可能である。入力および表示装置をまとめてユーザインターフェースを提供するものとして記述し得る。入力装置は、AP(複数可)104、PCF情報分配エンティティ110、ポートフォリオ管理者402、モデル化エンティティ404、ETFエンティティ406、および/または市場情報源408から情報を受け取るために使用し得る。ユーザインターフェースは、PCF、ETF構成情報、取引リスト、構成資産405の列挙、金融情報等を表示するために使用し得る。
コンピューティング装置12は遠隔コンピュータ49等の1つ以上の遠隔コンピュータとの論理接続を用いて、ネットワーク環境において動作し得る。これらの論理接続は、コンピューティング装置12に連結されてまたは一部として通信装置によって達成される(ローカルコンピュータとして)。実装は、特定タイプの通信装置には限定されない。遠隔コンピュータ49は、別のコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、クライアント、記憶装置、ピアデバイスまたは他の共通ネットワークノードであり得、そしてコンピューティング装置12と相対的な、前述の多くのまたはすべての要素を典型的に含む。遠隔コンピュータ49は記憶装置50と接続し得る。図6に描写される論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)51および広域ネットワーク(WAN)52を含む。そのようなネットワーク環境は、事務所、企業内コンピュータネットワーク、イントラネット、およびインターネットにおける共通の場である。ネットワーク260(図2参照)は前述のネットワーク環境の少なくとも一部を用いて、実装し得る。
LANを、電話回線、ケーブルネットワーク、セル方式ネットワーク、あるいは電力線を介して、キャリア信号を用いるモデムを介してWANに接続し得ることは、当業者が評価するであろう。そのようにモデムはネットワークインターフェース(例えば、シリアルまたは他のタイプのポート)によってコンピューティング装置12と接続され得る。さらに、多くのラップトップコンピュータはセル方式のデータモデムを介してネットワークと接続され得る。
LANネットワーク環境において使用されるとき、コンピューティング装置12は通信装置の1つのタイプであるネットワークインターフェースまたはアダプタ53を通して、ローカルエリアネットワーク51に接続される。WANネットワーク環境において使用されるとき、コンピューティング装置12は通信装置の1つのタイプであるモデム54、またはインターネット等の広域ネットワーク52を介して通信を確立するための任意の他のタイプの通信装置を典型的に含む。モデム54は、これは内部的または外部的であり得るが、シリアルポートインターフェース46を介してシステムバス23と接続される。ネットワーク環境において、パーソナルコンピューティング装置12との関連において描写されるプログラムモジュール、あるいはその一部分は、遠隔コンピュータ49および/または遠隔記憶装置50内に記憶され得る。表示されるネットワーク接続は模範的であり、コンピュータ間の通信リンクを確立するための他の方法および通信装置を使用し得ることは評価される。
コンピューティング装置12および関連構成要素は、開示される概念の高レベルな展望を可能とするために、特定例としてまた抽象的に本明細書において提供されてきた。開示される概念の全体的性質は維持されるが、実際の技術設計および実装は、特定実装に基づいて変化し得る。
モデル化エンティティ404によって操作される1つ以上のコンピューティング装置220のメモリは、1つ以上の処理装置によって実行されたとき、1つ以上の処理装置に対して方法300(図3参照)および500(図5参照)のすべてまたは一部分を実施させる、コンピュータ実行可能命令を記憶する。そのような命令は、1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。
ETFエンティティ406によって操作される1つ以上のコンピューティング装置225のメモリは、1つ以上の処理装置によって実行されたとき、1つ以上の処理装置に対し、方法300(図3参照)および500(図5参照)のすべてまたは一部を実施させるコンピュータ実行命令を記憶する。そのような命令は、1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。
ポートフォリオ管理者402によって操作される1つ以上のコンピューティング装置210のメモリは、1つ以上の処理装置によって実行されたとき、1つ以上の処理装置に対して方法300(図3参照)の一部分を実施させる処理装置実行可能命令を記憶する。そのような命令は、1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。
AP(複数可)104によって操作される1つ以上のコンピューティング装置250のメモリは、1つ以上の処理装置によって実行されたとき、1つ以上の処理装置に方法300(図3参照)の一部分を実施させる処理装置実行可能命令を記憶する。そのような命令は、1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体に記憶し得る。
PCF情報分配エンティティ110によって操作される1つ以上のコンピューティング装置230のメモリは、1つ以上の処理装置によって実行されたとき、1つ以上の処理装置に方法300(図3参照)の一部分を実施させる処理装置実行可能命令を記憶する。そのような命令は、1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。
1つ以上の市場情報源408によって操作される1つ以上のコンピューティング装置240のメモリは、1つ以上の処理装置によって実行されたとき、1つ以上の処理装置に方法300(図3参照)の一部分を実施させる処理装置実行可能命令を記憶する。そのような命令は、1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。
先行する記述された実施形態は、異なる他の構成要素内に含まれる、またはそれと接続される、異なる構成要素を描写する。そのような描写された構造は単に模範的なものであり、事実、同一の機能を達成する多くの他の構造を実装可能であることを理解されたい。概念的には、同一機能を達成するための構成要素の任意のとりまとめは効果的に「関連付けられ」、望まれる機能が達成される。これゆえ、特定機能を達成するために本明細書中で組み合わされた任意の2つの構成要素は、互いに「関連付けられた」として見ることができ、望まれる機能が、構造または中間的構成要素に関わらず、達成される。同様に、その様に関連付けられた任意の2つの構成要素は、望ましい機能を達成するために、互いに「作動的に接続された」または「作動的に連結された」と見ることも可能である。
本発明の特定実施形態が表示され、記述されてきたが、当業者は本明細書中の教示に基づき、変更および修正を本発明およびその広い態様から逸脱することなく行い得ることは明白であり、それゆえ、付属請求項は、その範囲の中に、すべてのそのような変更および修正を、本発明の真の精神および範囲内にあるものとして、包含する。さらに、本発明は付属請求項によってのみ定義されることを理解されるべきである。概して、本明細書中ならびに特に付属請求項において(例えば、付属請求項の本文で)使用される用語は、概して「オープン」タームとして意図されている(例えば、用語「含んでいる」は「含んでいるがそれには限定されない」として解釈されるべきであり、用語「有している」は「少なくとも有している」として解釈されるべきであり、用語「含む」は「含むがそれには限定されない」として解釈されるべきである等)。当業者にはさらに理解されるであろうが、もしも特定数の導入請求項詳述が意図される場合には、そのような意図は請求項内で明示的に詳述され、そのような詳述が存在しない場合には、そのような意図は存在しない。例えば、理解するための支援として、以下の付属請求項は、請求項詳述を導入するために、導入句「少なくとも1つの」および「1つ以上の」の使用を含み得る。しかしながら、そのような句の使用は、次のことを暗に含むと解釈されるべきではない。すなわち、不定冠詞「a」または「an」による請求項詳述の導入は、そのような導入請求項詳述を含む特定請求項を、そのような詳述を1つだけ含む発明として限定するものではない。このことは、当該請求項が導入句「1つ以上」または「少なくとも1つ」ならびに「a」または「an」等の不定冠詞を含む場合も該当し(例えば、「a」および/または「an」は典型的には「少なくとも1つ」または「1つ以上」を意味すると解釈されるべきである)、また請求項詳述を導入するために使用される定冠詞の使用に関しても当てはまる。さらに、特定数の導入請求項詳述が明示的に記載される場合であっても、当業者はそのような詳述は最低数の詳述数を意味するものと解釈されるべきことを認識するであろう(例えば、他の修飾表現を伴わない素の詳述「2つの詳述」は、少なくとも2つの詳述または2つ以上の詳述を典型的に意味する)。
したがって、本発明は付属する請求項による場合を除き、限定されない。

Claims (29)

  1. ンピュータ実装方法であって前記方法は、
    少なくとも1つのコンピューティング装置が、複数のモデルポートフォリオを受信することであって、各モデルポートフォリオは、複数のポートフォリオ管理者の異なる1人によって作成され異なるコンピューティング装置から受信され各モデルポートフォリオは、株式取引において取引される複数の資産を識別することと、
    前記少なくとも1つのコンピューティング装置が、前記複数のモデルポートフォリオの少なくとも一部分を組み合わせることにより、組み合わせられたポートフォリオを生成することと、
    前記少なくとも1つのコンピューティング装置が、前記組み合わせられたポートフォリオ少なくとも一部分に基づいてポートフォリオ組成ファイルを作成することであって、前記ポートフォリオ組成ファイルは前記株式取引において取引される一組の構成資産識別し上場投資信託エンティティ前記一組の構成資産ため上場投資信託の少なくとも1つの株式を含む作成ユニットを取引し、少なくともの認可参加者のみが前記上場投資信託の前記作成ユニットのための前記一組の構成資産取引することを認可され、前記作成ユニットの前記少なくとも1つの株式は前記少なくとも1人の認可参加者およ投資家の両方によって前記株式取引において取引可能であり、前記少なくとも1人の認可参加者は、前記投資家とは異なる、ことと、
    前記少なくとも1つのコンピューティング装置が、前記少なくとも1人の認可参加者によって操作される少なくとも1つの他のコンピューティング装置前記ポートフォリオ組成ファイルを送信すること
    を含む、方法。
  2. 前記組み合わせられたポートフォリオは複数の資産を識別し、前記複数の資産のそれぞれ株式の数が前記組み合わせられたポートフォリオによって識別され
    前記方法は、
    前記組み合わせられたポートフォリオによって識別された前記複数の資産内の1つ以上の非流動性資産を識別することと、
    (1)前記1つ以上の非流動性資産識別を前記組み合わせられたポートフォリオから除去すること、(2)前記組み合わせられたポートフォリオによって識別された前記1つ以上の非流動性資産のそれぞれの株式数を削減すること、または(3)前記1つ以上の非流動性資産識別をより流動的な異なる資産の識別と置換することうちの少なくとも1つによって前記組み合わせられたポートフォリオを修正すること
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記組み合わせられたポートフォリオが一組のリスクパラメー内にあるかどうかを判定するために、前記組み合わせられたポートフォリオに対してリスク分析を実行することと、
    記組み合わせられたポートフォリオが前記一組のリスクパラメー内にはないと前記リスク分析が判定した場合に、前記組み合わせられたポートフォリオを修正すること
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 将来における有効日付を有する少なくとも1つの企業行為について調整するように前記組み合わせられたポートフォリオを修正することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つの企業行為は、株式分割、現金再投資、または解散のうちの少なくとも1つを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記方法は、1つ以上の市場情報源と共に用いられ、前記方法は、前記1つ以上の市場情報源によって操作される少なくとも1つのコンピューティング装置から前記少なくとも1つの企業行為を識別する情報を取得することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記組み合わせられたポートフォリオは、複数の資産各資産の値を識別し、各資産の値から当該資産の株式の数が決定されることが可能であり、
    前記方法はしきい数を下回る値を有する任意の資産の識別を前記組み合わせられたポートフォリオ識別から除去することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記方法は、前記ポートフォリオ組成ファイルを作成する前に、前記複数のモデルポートフォリオを互いに交差させ、かつ、第1の組の構成資産交差させることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記複数のモデルポートフォリオのそれぞれにおける前記複数の資産識別は、各資産について、前記資産を識別する識別子と、前記モデルポートフォリオ内に含まれる前記資産株式の数とを含み
    前記複数のモデルポートフォリオの前記部分を組み合わせることにより、前記組み合わせられたポートフォリオを生成することは、
    前記複数のモデルポートフォリオの前記部分内の各モデルポートフォリオについて対応する加重を選択することと、
    各モデルポートフォリオについて、前記複数の資産のそれぞれの株式数に前記モデルポートフォリオに対応する前記加重を掛けることにより、株式の加重された数を取得することと、
    前記株式の加重された数を集計すること
    を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 各モデルポートフォリオの各々について、前記対応する加重は、前記モデルポートフォリオを作成した前記複数のポートフォリオ管理者の前記1人が一組の指針に適合するという評価に基づいて選択される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記一組の指針は基準と比較した超過収益目標または望ましい最大リスク変量の少なくとも1つを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 記複数のポートフォリオ管理者に前記ポートフォリオ組成ファイルを送信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  13. 記複数のモデルポートフォリオの1つが受信されたところの各異なるコンピューティング装置に前記ポートフォリオ組成ファイルを送信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  14. 記少なくとも1人の認可参加者によって操作される前記少なくとも1つの他のコンピューティング装置に前記ポートフォリオ組成ファイルを送信することは前記少なくとも1人の認可参加者によって操作される前記少なくとも1つの他のコンピューティング装置への送信のためにファイル分配エンティティによって操作される前記少なくとも1つ他のコンピューティング装置に前記ポートフォリオ組成ファイルを送信すること含む、請求項1に記載の方法。
  15. 記複数のポートフォリオ管理者のうちのどれが活動中であるかを示すものを取得することをさらに含み、前記組み合わせられたポートフォリオを生成するように組み合わせられた前記複数のモデルポートフォリオの前記部分は前記複数のポートフォリオ管理者のうち活動中であると示されたポートフォリオ管理者から受信されたモデルポートフォリオを含む請求項1に記載の方法。
  16. 前記方法は、1つ以上の市場情報源によって操作される前記1つ以上のコンピューティング装置から金融情報を受信することをさらに含み、前記ポートフォリオ組成ファイルは、前記組み合わせられたポートフォリオおよび前記金融情報少なくとも一部分に基づいて作成される、請求項1に記載の方法。
  17. 前記方法は、前記モデルポートフォリオに基づいて取引リストを作成することをさらに含み、前記取引リストは、前記上場投資信託構成資産を修正するため資金管理者によって実行される1つ以上の取引を識別する、請求項1に記載の方法。
  18. 将来の有効日付を有する少なくとも1つの企業行為について調整するように前記取引リストを修正することをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記少なくとも1つの企業行為は、株式分割、現金再投資、または解散のうちの少なくとも1つを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 記上場投資信託エンティティによって操作される少なくとも1つの他のコンピューティング装置に前記ポートフォリオ組成ファイルを送信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  21. 前記複数のモデルポートフォリオのそれぞれについて、前記複数の資産識別は、前記複数の資産のそれぞれについて、前記資産を識別する識別子と値とを含み、前記値から前記モデルポートフォリオに含まれるべき前記資産の株式の数が決定されることが可能である、請求項1に記載の方法。
  22. 前記複数のモデルポートフォリオのそれぞれについて、前記複数の資産識別は購入リストと売却リストを含み、前記購入リストは購入する複数の資産と、購入される各資産について、値とを識別し、その値から、購入される株式の数が決定されることが可能であり、前記売却リストは売却される複数の資産と、売却される各資産について、値とを識別し、その値から、売却される株式の数が決定されることが可能である、請求項1に記載の方法。
  23. 前記少なくとも1人の認可参加者のみが、前記一組の構成資産ついて作成ユニットを償還することを認可される、請求項1に記載の方法。
  24. 前記ポートフォリオ組成ファイルは、前記株式取引が閉鎖されたときに前記少なくとも1つの他のコンピューティング装置に送信される、請求項1に記載の方法。
  25. システムであって、前記システムは、
    モデル化エンティティによって操作される少なくとも1つの第1のコンピューティング装置と、
    場投資信託エンティティによって操作される少なくとも1つの第2のコンピューティング装置であって、上場投資信託は、第1の組の構成資産含む、少なくとも1つの第2のコンピューティング装置と、
    数の認可参加者によって操作される第1の複数のコンピューティング装置と、
    複数のモデルポートフォリオを前記少なくとも1つの第1のコンピューティング装置に送信するように構成されている第2の複数のコンピューティング装置
    を備え、
    前記少なくとも1つの第1のコンピューティング装置は、前記複数のモデルポートフォリオに基づいて、第2の組の構成資産識別し、かつ、前記第2の組の構成資産識別前記少なくとも1つの第2のコンピューティング装置と前記複数の認可参加者によって操作される前記第1の複数のコンピューティング装置に送信し、
    前記上場投資信託エンティティによって操作される前記少なくとも1つの第2のコンピューティング装置は、前記少なくとも1つの第1のコンピューティング装置から受信された前記第2の組の構成資産識別に基づいて株式取引において、前記第1の組の構成資産一部分の購入および売却のうちの少なくとも一方を行い、
    記複数の認可参加者のそれぞれは、前記上場投資信託の株式を含む作成ユニットのための前記第2組の構成資産取引することを前記上場投資信託エンティティによって認可され、記複数の認可参加者のそれぞれは、前記第2の組の構成資産ための前記作成ユニットを取引することを前記上場投資信託エンティティによってさらに認可され、前記上場投資信託の前記株式は投資家によって前記株式取引において取引可能であり、前記複数の認可参加者は、前記投資家とは異なる、システム。
  26. 前記少なくとも1つの第1のコンピューティング装置は、前記株式取引が閉鎖されたときに、前記第2の組の構成資産識別前記少なくとも1つの第2のコンピューティング装置と前記第1の複数のコンピューティング装置に送信する、請求項25に記載のシステム。
  27. 場投資信託エンティティによって操作される少なくとも1つのコンピューティング装置によって実行されるコンピュータ実装方法であって、上場投資信託は、第1の組の構成資産を含み、第1の組の構成資産のそれぞれは、株式取引において、取引可能であり、前記方法は、
    前記少なくとも1つのコンピューティング装置が、複数のモデルポートフォリオに基づいて決定された、購入するための資産の識別および売却するための資産の識別を受信することであって、前記複数のモデルポートフォリオのそれぞれは、異なるポートフォリオ管理者によって作成される、ことと、
    前記少なくとも1つのコンピューティング装置が、前記株式取引において購入する資産識別において識別された資産を購入することによって、かつ、前記株式取引において売却する資産識別において識別された資産を売却することによって、前記第1の組の構成資産修正することにより、第2の組の構成資産を作成することと、
    前記少なくとも1つのコンピューティング装置が、前記第2の組の構成資産基づいて第3の組の構成資産識別することであって、前記第3の組の構成資産は、前記上場投資信託の少なくとも1つの株式を含む作成ユニットに対応することと、
    前記少なくとも1つのコンピューティング装置が、前記第3の組の構成資産ための前記作成ユニットを取引することであって、前記上場投資信託の前記少なくとも1つの株式は前記株式取引において取引可能であること
    を含む方法。
  28. 前記少なくとも1つのコンピューティング装置が、複数のコンピューティング装置に前記第3の組の構成資産識別を送信することをさらに含み、前記複数のコンピューティング装置のそれぞれは、前記ポートフォリオ管理者のうち、前記複数のモデルポートフォリオのうちの1つを作成した異なる1人によって操作される、請求項27に記載の方法。
  29. 前記少なくとも1つのコンピューティング装置が、1つ以上のコンピューティング装置に前記第3の組の構成資産識別を送信することをさらに含み、前記1つ以上のコンピューティング装置のそれぞれは、認可参加者によって操作される、請求項27に記載の方法。
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