JP6128758B2 - 発光素子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子に関し、特に、発光素子の切断方法に関する。
発光ダイオード(light-emitting diode, LED)の発光原理は、電子がn型半導体とp型半導体との間に移動する時のエネルギー差を利用し、光の形式でエネルギーを放出することであり、このような発光原理は、白熱灯の発熱の発光原理と異なるので、発光ダイオードは、冷光源と称されている。また、発光ダイオードは、耐久性が高く、寿命が長く、小さく軽くて精巧であり、消費電力が低いなどの利点を有するので、今の照明市場において重要視されており、次世代の照明工具と見なされている。また、発光ダイオードは、伝統の光源に次第に取って代わり、且つ様々な分野、例えば、交通標識、バックライトモジュール、街灯照明、医療設備などの分野に応用されている。
図1は、従来の発光素子の構造を示す図である。図1に示すように、従来の発光素子100は、透明基板10、透明基板10の上に位置する半導体スタック層12、及び半導体スタック層12の上に位置する少なくとも一つの電極14を含み、そのうち、半導体スタック層12は、上から下へ少なくとも第一導電型半導体層120、活性層122、及び第二導電型半導体層124を含む。
また、上述の発光素子100は、さらに、他の素子と組み合わる及び接続することにより、発光装置(light-emitting apparatus)を形成することができる。図2は、従来の発光装置の構造を示す図である。図2に示すように、発光装置200は、少なくとも一つの回路202を有するサブマウント(sub-mount)20と、サブマウント20の上に位置する少なくとも一つのはんだ(solder)22であって、このはんだ22により発光素子100をサブマウント20に固定し、発光素子100の基板10とサブマウント20の回路202とを電気接続するはんだ22と、発光素子100の電極14とサブマウント20の回路202とを電気接続する電気接続構造24とを含み、そのうち、サブマウント20は、リードフレーム(lead frame)又は大きいサイズのマウント基板(mounting substrate)であってもよく、これにより、発光装置200は、回路デザインが容易になり、放熱効果が高くなる。
しかし、図1に示すように、従来の発光素子100では、透明基板10の表面が平坦な表面であり且つ透明基板10の屈折率と外部環境の屈折率とが異なるので、活性層122からの光線Aが基板から外部環境に進入する時に、全反射(total internal reflection, TIR)が形成されやすく、発光素子100の光取り出し効率が低くなる。
本発明の目的は、上述の従来技術の問題に鑑み、発光素子及びその製造方法を提供することにある。
本発明の実施例による発光素子の製造方法は、第一表面及び第二表面を有する基板を提供するステップであって、第一表面は第二表面と相対するステップと、基板の第二表面に複数の発光スタック層を形成するステップと、複数の発光スタック層を覆う支持層を形成するステップと、基板の第一表面から基板内にエネルギーを与えて基板内に複数の不連続な第一変質領域を形成するステップと、基板の第一表面に酸化層を形成するステップと、複数の不連続な第一変質領域に沿って基板を切断するステップと、を含む。
従来の発光素子の構造を示す図である。 従来の発光素子の構造を示す図である。 本発明の第一実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第一実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第一実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第一実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第一実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第一実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第一実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第一実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第一実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第一実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第一実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第一実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第一実施例の製造工程における構造を示す図である。 図3Iの切断面における基板断面の走査型電子顕微鏡による微細構造を示す図である。 本発明の第二実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第二実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第二実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第二実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第二実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第二実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第二実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第二実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第二実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第二実施例の製造工程における構造を示す図である。 本発明の第二実施例の製造工程における構造を示す図である。 発光モジュールを示す図である。 発光モジュールを示す図である。 発光モジュールを示す図である。 光源装置を示す図である。 光源装置を示す図である。
次に、添付した図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
本発明は、発光素子及びその製造方法を開示している。本発明の叙述を更に詳しく且つ充実にさせるために、以下の説明及び図3Aないし図6Bの図示を参照する。
図3Aないし図3Iは、本発明の第一実施例の製造工程における構造を示す図である。図3Aに示すように、基板30を提供し、そのうち、基板30は、第一表面302及び第二表面304を含み、第一表面302は、第二表面304と相対する。続いて、図3Bに示すように、基板30の第二表面304の上に複数の半導体エピタキシャル層31を形成し、そのうち、半導体エピタキシャル層31は、下から上へ少なくとも第一導電型半導体層310、活性層312、及び第二導電型半導体層314を含む。
その後、図3Cに示すように、リソグラフィー技術を利用して半導体エピタキシャル層31をエッチングし、一部の第一導電型半導体層310を露出し、且つ、半導体エピタキシャル層31に複数の台状構造の発光スタック層32を形成させる。
また、図3Dに示すように、第一導電型半導体層310の上に第一電極342を形成し、また第二導電型半導体層314の上に第二電極341を形成する。第一実施例では、第一電極342及び第二電極341の材料は、Cu、Al、In、Sn、Au、Pt、Zn、Ag、Ti、Ni、Pb、Pd、Ge、Cr、Cd、Co、Mn、Sb、Bi、Ga、Tl、Po、Ir、Re、Rh、Os、W、Li、Na、K、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Zr、Mo、La、Ag−Ti、Cu−Sn、Cu−Zn、Cu−Cd、Sn−Pb−Sb、Sn−Pb−Zn、Ni−Sn、Ni−Co、Au合金、又は、Ge−Au−Niなどの金属材料を含むが、これらに限定されない。
次に、図3Eに示すように、発光スタック32、第一電極342、及び第二電極341の上に支持層36を形成する。他の実施例では、この支持層36は、発光スタック層32及び基板30を同時に覆っても良い。この支持層36は、発光スタック層32が後続の工程によりばらばらになって落ちることを防止できる。また、支持層36の材質は、高分子、酸化物又は金属などの材料であってもよい。
それから、図3Fに示すように、レーザーエネルギー(パワー)が約0.05−0.1、0.05−0.3、0.05−0.5、0.05−0.7又は0.05−1Wであり、速度が約20−100、20−300、20−500、20−700又は20−1000mm/secであり、波長が約350−500、350−800、350−1200、500−1000、700−1200又は350−1500mmであるレーザー光束を以て、基板30の第一表面302から基板30に照射し、且つ基板30内に複数の不連続な第一変質領域306を形成する。一実施例では、このレーザー光束は、赤外線レーザー、例えば、Nd−YAGレーザー、Nd−YVOレーザー、Nd−YLFレーザー又はチタンサファイアレーザー(titanium laser)であっても良い。
一実施例では、第一変質領域306は、多光子吸収領域(multiple photon absorption region)、クラック領域(crack region)、溶融領域(molten processed region)、又は、反射率改変領域(refractive index change region)であっても良い。
図3F−1に示すように、複数の不連続な第一変質領域306の幅Wは、約1−5、1−10、1−15又は1−20μmであってもよく、高さHは、約1−10、1−30、1−50、1−70又は1−100μmであってもよい。好適な一実施例では、第一変質領域306の下縁と基板30の第一表面302との間の距離D1は、約1−50、1−100、1−150又は1−200μmであってもよい。
一実施例では、図3F−2に示すように、第一変質領域306の上縁には、少なくとも一つの、第一変質領域306と接続される第一延伸部3061が形成されてもよく、第一変質領域306の下縁には、少なくとも一つの、第一変質領域306と接続される第二延伸部3062が形成されてもよい。そのうち、第一延伸部3061の高さHは、約0.1−10、0.1−50、0.1−100、0.1−150、0.1−200μmであってもよい。第一延伸部3061の頂端と基板30の第二表面304との間の距離D2は、約0−50、0−100、0−150、0−200μmであってもよい。そのうち、第二延伸部3062の高さHは、約0.1−10、0.1−50、0.1−100、0.1−150、0.1−200μmであってもよい。第二延伸部3062の頂端と基板30の第一表面302との間の距離D3は、約0−50、0−100、0−150又は0−200μmであってもよい。一実施例では、第一延伸部3061の高さは、第二延伸部3062の高さよりも大きい。
図3F−3に示すように、他の実施例では、レーザーエネルギーが約0.05−0.1、0.05−0.3、0.05−0.5、0.05−0.7又は0.05−1Wであり、速度が約20−100、20−300、20−500、20−700又は20−1000mm/secであり、波長が約350−500、350−800、350−1200、500−1000、700−1200又は350−1500nmであるレーザー光束を以て、基板30の第一表面302から基板30に照射し、且つ、基板30内に複数の不連続な第二変質領域306′を形成し、そのうち、第二変質領域306′及び第一変質領域306は、基板30の第一表面302に垂直である方向に互いに重なり合ってもよく、重なり合わなくてもよい。一実施例では、このレーザー光束は、赤外線レーザー、例えば、Nd−YAGレーザー、Nd−YVOレーザー、Nd−YLFレーザー又はチタンサファイアレーザー(titanium laser)であっても良い。
一実施例では、第二変質領域306′は、多光子吸収領域(multiple photon absorption region)、クラック領域(crack region)、溶融領域(molten processed region)、又は、反射率改変領域(refractive index change region)であっても良い。
第一変質領域306と同様に、第二変質領域306′の上縁には、少なくとも一つの、第二変質領域306′と接続される第三延伸部(図示せず)が形成されてもよく、第二変質領域306′の下縁には、少なくとも一つの、第二変質領域306′と接続される第四延伸部(図示せず)が形成されてもよい。そのうち、第三延伸部の高さは、約0.1−10、0.1−50、0.1−100、0.1−150、又は0.1−200μmであってもよい。第三延伸部の頂端と基板30の第二表面304との間の距離D2は、約0−50、0−100、0−150、又は0−200μmであってもよい。第四延伸部の高さは、約0.1−10、0.1−50、0.1−100、0.1−150、又は0.1−200μmであってもよい。第四延伸部の頂端と基板30の第一表面302との間の距離D3は、約0−50、0−100、0−150、又は0−200μmであってもよい。一実施例では、第三延伸部の高さは、第四延伸部の高さよりも大きい。
続いて、図3G−1に示すように、酸化層381が基板30の第一表面302の上に形成されてもよく、且つ、酸化層381は、基板30の第一表面302を完全に覆う。
他の実施例では、図3G−2に示すように、酸化層381及び金属反射層382が基板30の第一表面302の上の形成されてもよい。好適な一実施例では、酸化層381の材料は、TiOx、SiOx、ZnO、TaOxから選択されてもよく、金属反射層382の材料は、Cu、Al、In、Sn、Au、Pt、Zn、Ag、Ti、Ni、Pb、Pd、Ge、Cr、Cd、Co、Mn、Sb、Bi、Ga、Tl、Po、Ir、Re、Rh、Os、W、Li、Na、K、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Zr、Mo、La、Ag−Ti、Cu−Sn、Cu−Zn、Cu−Cd、Sn−Pb−Sb、Sn−Pb−Zn、Ni−Sn、Ni−C0、Au合金、又はGe−Au−Niなどの金属材料から選択されてもよい。
最後に、図3Hに示すように、支持層36を除去する。その後、図3Iに示すように、第一変質領域306に沿って基板30を切断し、複数の発光素子300を形成する。一実施例では、上述の複数の発光素子300の酸化層381は、基板30の第一表面302を完全に覆う。一実施例では、上述の複数の発光素子300の酸化層381は、基板30の第一表面302の90%以上の面積を覆う。
図3Jは、図3Iの切断面における基板断面の走査型電子顕微鏡による微細構造を示す図である。そのうち、基板30の第一表面302に形成されている酸化層381、及び、基板30中に形成されている第一変質領域306は、含まれている。そのうち、第一変質領域306の上縁には、第一変質領域306と接続される第一延伸部3061が形成されており、第一変質領域306の下縁には、第一変質領域306と接続される第二延伸部3062が形成されており、且つ、第一延伸部3061の高さは、第二延伸部3062の高さよりも大きい。
図4Aないし図4Hは、本発明の第二実施例の製造工程における構造を示す図である。図4Aに示すように、基板40を提供し、そのうち、基板40は、第一表面402及び第二表面404を含み、第一表面402は第二表面404と相対する。次いて、図4Bに示すように、複数の半導体エピタキシャル層41を基板40の第二表面404の上に形成し、そのうち、半導体エピタキシャル層41は、下から上へ第一導電型半導体層410、活性層412、及び第二導電型半導体層414を含む。
その後、図4Cに示すように、リソグラフィー技術を利用して半導体エピタキシャル層41をエッチングし、一部の第一導電型半導体層410を露出し、且つ、半導体エピタキシャル層41に複数の台状構造の発光スタック層42を形成させる。
図4Dに示すように、第一導電型半導体層410の上に第一電極442を形成し、また第二導電型半導体層414の上に第二電極441を形成し、且つ基板40の第一表面402の上に酸化層481を形成する。一実施例では、上述の酸化層481は、基板40の第一表面402を完全に覆う。好適な一実施例では、酸化層481の材料は、TiOx、SiOx、ZnO、TaOxから選択されてもよい。
一実施例では、第一電極442及び第二電極441の材料は、Cu、Al、In、Sn、Au、Pt、Zn、Ag、Ti、Ni、Pb、Pd、Ge、Cr、Cd、Co、Mn、Sb、Bi、Ga、Tl、Po、Ir、Re、Ph、Os、W、Li、Na、K、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Zr、Mo、La、Ag−Ti、Cu−Sn、Cu−Zn、Cu−Cd、Sn−Pb−Sb、Sn−Pb−Zn、Ni−Sn、Ni−Co、Au合金、又はGe−Au−Niなどの金属材料を含んでも良いが、これらに限定されない。
次に、図4Eに示すように、発光スタック層42、第一電極442及び第二電極441の上に支持層46を形成する。他の実施例では、この支持層46は、発光スタック層42及び基板40を同時に覆ってもよい。この支持層46は、発光スタック層42が後続の工程によりばらばらになって落ちることを防止できる。また、上述の支持層46の材質は、高分子、酸化物又は金属などの材料であってもよい。
その後、図4Fに示すように、レーザーエネルギーが約0.05−0.1、0.05−0.3、0.05−0.5、0.05−0.7又は0.05−1Wであり、速度が約20−100、20−300、20−500、20−700又は20−1000mm/secであり、波長が約350−500、350−800、350−1200、500−1000、700−1200又は350−1500mmであるレーザー光束を以て、基板40の第一表面402から、酸化層481を透過し、基板40に照射し、且つ基板40内に複数の不連続な第一変質領域406を形成する。一実施例では、このレーザー光束は、赤外線レーザー、例えば、Nd−YAGレーザー、Nd−YVOレーザー、Nd−YLFレーザー又はチタンサファイアレーザー(titanium laser)であっても良い。
一実施例では、第一変質領域406は、多光子吸収領域(multiple photon absorption region)、クラック領域(crack region)、溶融領域(molten processed region)、又は、反射率改変領域(refractive index change region)であっても良い。
図4F−1に示すように、複数の不連続な第一変質領域406の幅Wは、約1−5、1−10、1−15又は1−20μmであってもよく、高さHは、約1−10、1−30、1−50、1−70又は1−100μmであってもよい。好適な一実施例では、第一変質領域406の下縁と基板40の第一表面402との間の距離D1は、約1−50、1−100、1−150又は1−200μmであってもよい。
一実施例では、図4F−2に示すように、第一変質領域406の上縁には、少なくとも一つの、第一変質領域406と接続される第一延伸部4061が形成されてもよく、第一変質領域406の下縁には、少なくとも一つの、第一変質領域406と接続される第二延伸部4062が形成されてもよい。そのうち、第一延伸部4061の高さHは、約0.1−10、0.1−50、0.1−100、0.1−150、0.1−200μmであってもよい。第一延伸部4061の頂端と基板40の第二表面404との間の距離D2は、約0−50、0−100、0−150、0−200μmであってもよい。そのうち、第二延伸部4062の高さHは、約0.1−10、0.1−50、0.1−100、0.1−150、0.1−200μmであってもよい。第二延伸部4062の頂端と基板40の第一表面402との間の距離D3は、約0−50、0−100、0−150又は0−200μmであってもよい。一実施例では、第一延伸部4061の高さは、第二延伸部4062の高さよりも大きい。
図4F−3に示すように、他の実施例では、レーザーエネルギーが約0.05−0.1、0.05−0.3、0.05−0.5、0.05−0.7又は0.05−1Wであり、速度が約20−100、20−300、20−500、20−700又は20−1000mm/secであり、波長が約350−500、350−800、350−1200、500−1000、700−1200又は350−1500nmであるレーザー光束を以て、基板40の第一表面402から基板40に照射し、且つ、基板40内に複数の不連続な第二変質領域406′を形成し、そのうち、第二変質領域406′及び第一変質領域406は、基板40の第一表面402に垂直である方向に互いに重なり合ってもよく、重なり合わなくてもよい。一実施例では、このレーザー光束は、赤外線レーザー、例えば、Nd−YAGレーザー、Nd−YVOレーザー、Nd−YLFレーザー又はチタンサファイアレーザー(titanium laser)であっても良い。
一実施例では、第一変質領域406は、多光子吸収領域(multiple photon absorption region)、クラック領域(crack region)、溶融領域(molten processed region)、又は、反射率改変領域(refractive index change region)であっても良い。
第一変質領域406と同様に、第二変質領域406′の上縁には、少なくとも一つの、第二変質領域406′と接続される第三延伸部(図示せず)が形成されてもよく、第二変質領域406′の下縁には、少なくとも一つの、第二変質領域406′と接続される第四延伸部(図示せず)が形成されてもよい。そのうち、第三延伸部の高さは、約0.1−10、0.1−50、0.1−100、0.1−150、又は0.1−200μmであってもよい。第三延伸部の頂端と基板40の第二表面404との間の距離D2は、約0−50、0−100、0−150、又は0−200μmであってもよい。第四延伸部の高さは、約0.1−10、0.1−50、0.1−100、0.1−150、又は0.1−200μmであってもよい。第四延伸部の頂端と基板40の第一表面40との間の距離D3は、約0−50、0−100、0−150、又は0−200μmであってもよい。一実施例では、第三延伸部の高さは、第四延伸部の高さよりも大きい。
続いて、図4Gに示すように、金属反射層482が酸化層481の上に形成され、且つ、支持層46を除去する。金属反射層482の材料は、Cu、Al、In、Sn、Au、Pt、Zn、Ag、Ti、Ni、Pb、Pd、Ge、Cr、Cd、Co、Mn、Sb、Bi、Ga、Tl、Po、Ir、Re、Rh、Os、W、Li、Na、K、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Zr、Mo、La、Ag−Ti、Cu−Sn、Cu−Zn、Cu−Cd、Sn−Pb−Sb、Sn−Pb−Zn、Ni−Sn、Ni−C0、Au合金、又はGe−Au−Niなどの金属材料から選択されてもよい。
最後に、図4Hに示すように、第一変質領域406に沿って基板40を切断し、複数の発光素子400を形成する。一実施例では、上述の複数の発光素子400の酸化層481及び金属反射層482は、基板40の第一表面402を完全に覆う。一実施例では、上述の複数の発光素子400の酸化層481及び金属反射層482は、基板40の第一表面402の90%以上の面積を覆う。
図5Aないし図5Cは、発光モジュールを示す図である。図5Aは、発光モジュールの外部透視図であり、図5Aに示すように、発光モジュール500は、キャリア(carrier)502と、本発明の任意の実施例による発光素子(図示せず)と、複数のレンズ504、506及び510と、2つの電源供給端子512及び514とを含んでも良い。
図5B及び図5Cは、発光モジュールの断面図であり、且つ図5Cは、図5BのE領域の拡大図である。そのうち、キャリア502は、上キャリア503及び下キャリア501を含み、そのうち、下キャリア501の表面は、上キャリア503と接触してもよく、且つ上キャリア503に形成されるレンズ504及び508を含む。上キャリア503には、少なくとも一つの貫通孔515が形成されてもよく、且つ本発明の第一実施例による発光素子300は、上述の貫通孔515に形成され、また、下キャリア501と接触し、且つゴム材521により包囲されてもよく、また、ゴム材521にはレンズ508が形成される。
一実施例では、貫通孔515の両側壁には、発光素子300の発光効率を向上するための反射層519が形成されてもよく、下キャリア501の表面には、放熱効率を向上するための金属層517が形成されてもよい。
図6A及び図6Bは、光源装置600を示す。図6A及び図6Bに示すように、光源装置600は、発光モジュール500、シェール540、発光モジュール500に電流を提供するための電源供給システム(図示せず)、及び、電源供給システムを制御するための制御ユニット(図示せず)を含む。光源装置600は、照明装置、例えば、街灯、車用灯、又は室内照明光源であってもよく、また、交通標識、又は平面表示器中のバックライトのバックライト光源であってもよい。
具体的に言えば、光電素子は、発光ダイオード(LED)、光電ダイオード(photodiode)、フォトレジスタ(photoresistor)、レーザー(laser)、赤外線エミッタ(infrared emitter)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode)、及び、ソーラー電池(solar cell)のうちの少なくとも一つを含む。基板30、40は、成長及び/又は積載基礎である。候補材料は、導電材料又は不導電材料、透光材料又は不透光材料を含んでもよい。そのうち、導電材料の一つは、金属であり、例えば、Ge、GaAs、InP、SiC、Si、LiAlO、ZnO、GaN及びAlNである。透光材料の一つは、サファイア(sapphire)、LiAlO、ZnO、GaN、AlN、ガラス、ダイヤモンド、CVDダイヤモンド、DLC(diamond-like carbon)、MgAl(spinel)、SiOx、又はLiGaOである。
上述の第一半導体310、410及び第二半導体314、414は、互いの中に少なくとも2つの部分の導電型、極性又は添加物が異なり、或いは、それぞれ電子及び正孔を提供するための半導体材料の単層又は複数層であり、その導電型は、p型、n型、及びi型のうちの任意の2つの組合せであってもよい。能動層(活性層)312、412は、第一半導体層310、410及び第二半導体層314、414の間に位置し、電気エネルギー及び光エネルギーが転換発生の可能な領域、又は、誘発されて転換が発生する領域である。電気エネルギーを光エネルギーに転換し又は誘発されて光エネルギーに転換するものは、例えば、発光ダイオード、液晶表示器、有機発光ダイオードであり、光エネルギーを電気エネルギーに転換し又は誘発されて電気エネルギーに転換するものは、例えば、ソーラー電池、光電ダイオードである。上述の第一半導体層310、410、能動層312、412、及び第二半導体層314、414の材料は、Ga、Al、In、As、P、N、及びSiの群から選択される少なくとも一つを含む。
本発明の他の実施例による光電素子は、発光ダイオードであり、その発光スペクトラムは、半導体単層又は複数層の物理又は化学要素を変更することにより調整され得る。常用の材料系は、例えば、AlGaInP系、AlGaInN系、ZnO系などである。能動層312、314の構造は、例えば、SH(single heterostructure)、DH(double heterostructure)、DDH(double-side double heterostructure)、又はMQW(multi-quantum well)である。また、量子井戸の対数を調整することにより発光波長をすることもできる。
本発明の一実施例では、第一半導体310、410と基板30、40との間は、緩衝層(buffer layer、図示せず)を選択的に含んでもよい。この緩衝層は、二種類の材料系の間に介し、例えば基板の材料系と半導体系の材料との間の“過渡”という役割を果たす。具体的には、例えば発光ダイオードの構造について言えば、一方では、緩衝層は、二種類の材料間の格子不整合を低く抑えるための材料層であり、他方では、緩衝層は、二種類の材料又は2つの分離構造を結合するための単層、複数層又は構造であってもよい。緩衝層の選択可能な材料は、例えば、有機材料、無機材料、金属又は半導体などであってもよく、また、その選択可能な構造は、例えば、反射層、導熱層、導電層、オーミック接触(ohmic contact)層、歪み抵抗層、応力リリース(stress release)層、応力調整(stress adjustment)層、接合(bonding)層、波長転換層、及び機械固定構造などであってもよい。一実施例では、この緩衝層の材料は、AlN、GaNであってもよく、且つその形成方法は、スパッタ(sputter)又は原子層堆積(atomic layer deposition, ALD)であってもよい。
第二半導体層314、414の上は、更に、接触層(図示せず)を選択に形成してもよい。接触層は、第二半導体314、414の、能動層(図示ぜす)から離れる一方側に設置される。具体的にいえば、接触層は、光学層、電気学層、或いは両者の組合せであってもよい。光学層は、能動層312、314から又はそれらへの電磁輻射又は光線を変更することができる。ここで言う「変更」とは、電磁輻射又は光の少なくとも一つの光学的特性を変更することを指し、この特性は、周波数、波長、強度、束(Flux)、色温度、演色性(rendering index)、光場(light field)、及び可視角(angle of view)を含むが、これらに限定されない。電気学層は、接触層の任意の一組の相対側間の電圧、抵抗、電流、容量のうちの少なくとも一つの数値、密度、分布に変化又は変化の趨勢を持たせる。接触層の構成材料は、酸化物、導電酸化物、透明酸化物、50%又はそれ以上の透過率を有する酸化物、金属、相対透光金属、50%又はそれ以上の透過率を有する金属、有機物質、無機物質、蛍光物、燐光物、陶磁、半導体、添加された半導体、及び、無添加の半導体のうちの少なくとも一つを含む。実際の応用では、接触層の材料は、ITO、InO、SnO、CTO、ATO、ZnO、IZO、AZO、ZTOのうちの少なくとも一つである。また、相対透光金属であれば、その厚みは0.005μm−0.6μmである。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の範囲に属する。
100、300、400 発光素子
10 透明基板
12、32、42 半導体スタック層
14 電極
110、310、410 第一導電型半導体層
112、312、412 活性層
124、324、424 第二導電型半導体層
200 発光装置
20 サブマウント
202 回路
22 はんだ
24 電気接続構造
30、40 基板
302、402 第一表面
304、404 第二表面
36、46 支持層
306、406 第一変質領域
306′、406′第二変質領域
3061、4061 第一延伸部
3062、4062 第二延伸部
342、442 第一電極
341、441 第二電極
381、481 酸化層
382、482 金属層
500 発光モジュール
501 下キャリア
502 キャリア
503 上キャリア
504、506、508、510 レンズ
512、514 電源供給端子
515 貫通孔
519 反射層
521 ゴム材
540 シェール
600 光源装置

Claims (8)

  1. 発光素子の製造方法であって、少なくとも、
    第一表面及び第二表面を有し、該第一表面は該第二表面と相対する基板を提供するステップと、
    複数の発光スタック層を前記基板の第二表面に形成するステップと、
    酸化層を前記基板の第一表面に形成するステップと、
    前記複数の発光スタック層を覆う支持層を形成するステップと、
    前記基板の前記第一表面上の前記酸化層からエネルギーを前記基板内に与え、前記基板内に複数の不連続な第一変質領域を形成するステップと、
    前記エネルギーを前記基板内に与えた後に、金属反射層を前記酸化層に形成するステップと、
    前記複数の不連続な第一変質領域に沿って前記基板を切断するステップと、
    を含む、発光素子の製造方法。
  2. 前記複数の不連続な第一変質領域を形成した後に、前記支持層を除去するステップを更に含む、請求項1に記載の発光素子の製造方法。
  3. 前記エネルギーを前記基板内に与えるステップは、第一延伸部を前記第一変質領域と前記基板の第二表面との間に形成することを更に含む、請求項1に記載の発光素子の製造方法。
  4. 前記基板の第一表面からエネルギーを前記基板内に与え、前記基板内に複数の不連続な第二変質領域を形成するステップを更に含み、
    前記第二変質領域及び前記第一変質領域は、前記基板の第一表面に垂直である方向に互いに重なり合い又は重なり合わず、
    前記複数の不連続な第二変質領域は、前記複数の不連続な第一変質領域の形成後に形成される、請求項1に記載の発光素子の製造方法。
  5. 第二延伸部を前記第一変質領域の下に形成するステップを更に含み、
    前記第二延伸部は、前記第一変質領域と前記基板の第一表面との間に形成され、
    前記第二延伸部の高さは、前記第一延伸部の高さよりも小さい、請求項3に記載の発光素子の製造方法。
  6. 前記酸化層は、前記支持層の形成前に形成される、請求項1に記載の発光素子の製造方法。
  7. 第一電極及び第二電極を前記発光スタック層に形成し、且つ、前記支持層により、前記発光スタック層、前記基板の第二表面、前記第一電極及び前記第二電極を覆う、請求項1に記載の発光素子の製造方法。
  8. 前記エネルギーを前記基板内に与える前に、前記複数の発光スタック層を覆う前記支持層を先に形成する、請求項1に記載の発光素子の製造方法。
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