JP6128366B2 - 二次電池の検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池における正極と負極との間の微小短絡を検出するための、二次電池の検査方法に関する。
従来、リチウムイオン二次電池などの二次電池においては、正極、負極、およびセパレータを、正極と負極との間にセパレータが介在するように積層して電極体を構成したものが知られている。
前記電極体の正極側に金属不純物等が混入した場合には、電解液に接触した前記金属不純物等が溶解されて負極に達し、負極表面に析出して正負極間に微小短絡(マイクロショート)が生じることがある。
そして、二次電池に生じた正負極間の微小短絡を検査する方法としては、例えば特許文献1に記載される検出方法がある。
具体的には、特許文献1には、所定の温度下で第1エージングを行う工程と、前記第1エージングとは異なる温度下で第2エージングを行う工程とを備え、前記第2エージングを行う前の電池の端子電圧V1と、前記第2エージングを行った後の電池の端子電圧V2とを測定し、前記端子電圧V1と端子電圧V2との端子電圧差ΔVを算出し、算出した前記端子電圧差ΔV1と、検査ロット毎に設定される端子電圧差の平均値ΔVAとを比較することにより、電池の良否判定(微小短絡の有無の判定)を行う電池の検査方法が記載されている。
特開2009−004389号公報
前述の検出方法においては、第1エージングを行う工程の前後での端子電圧差(電圧降下量)と第2エージングを行う工程の前後での端子電圧差(電圧降下量)ΔV1との間には相関があり、第1エージングを行う工程の前後での端子電圧差はエージング時の温度ばらつきによりばらつきが生じるため、第2エージングを行う工程にて算出される端子電圧差ΔV1は、第1エージングを行う工程での温度ばらつきの状況により変化するおそれがある。
しかし、電池の良否判定(微小短絡の有無の判定)を行う際には、第1エージングを行う工程での温度ばらつきの状況が考慮されていないため、電池の良否判定を行う際に用いられる第2エージングを行う工程にて算出される端子電圧差ΔV1が、第1エージングを行う工程での温度ばらつきに左右され、高精度な判定を行うことが困難であった。
そこで、本発明においては、第1エージングを行う工程と、第2エージングを行う工程とを有し、第2エージングを行う工程における電圧降下量に基づいて電池の微小短絡の有無の判定を行う二次電池の検査方法において、電池の微小短絡の有無の判定を高精度に行うことができる二次電池の検査方法を提供するものである。
上記課題を解決する二次電池の検査方法は、以下の特徴を有する。
即ち、正極、負極、およびセパレータを、正極と負極との間にセパレータが介在するように積層して構成した電極体を備える二次電池に対して、所定の温度下で第1のエージングを行う第1エージング工程と、前記二次電池に対して、前記第1のエージングとは異なる温度下で第2のエージングを行う第2エージング工程とを備え、前記第2エージング工程における電圧降下量に基づいて、前記二次電池の微小短絡の有無を検査する、二次電池の検査方法であって、前記第2エージング工程を行う前記複数の二次電池の、前記第1エージング工程における電圧降下量を揃える工程をさらに備える。
また、前記複数の二次電池の前記第1エージング工程における電圧降下量を揃える工程では、例えば、前記第1エージング工程における電圧降下量が所定範囲内にある前記二次電池で、前記第2エージング工程におけるロットを形成する。
また、前記複数の二次電池の前記第1エージング工程における電圧降下量を揃える工程では、例えば、前記第1エージング工程における電圧降下量に応じて、前記各二次電池についての前記第1エージング工程の環境を変化させる。
本発明によれば、第2のエージング時における電圧降下量のばらつきを抑えることができ、二次電池の微小短絡の有無の検査精度を向上させることができる。
本発明係る二次電池の検査方法の対象となる二次電池を示す斜視図である。 第1実施形態に係る二次電池の検査方法のフローを示す図である。 第1エージング時における電圧降下量(第1の電圧降下量)を揃えた場合の、第2のエージング時の電圧降下量(第2の電圧降下量)のばらつきを示す図である。 第1エージング時における電圧降下量(第1の電圧降下量)を揃えなかった場合の、第2のエージング時の電圧降下量(第2の電圧降下量)のばらつきを示す図である。 第2実施形態に係る二次電池の検査方法のフローを示す図である。 第1の実施形態に係る実施例において、第1ロットにおける第2のエージング時の電圧降下量(第2の電圧降下量)のばらつきを示す図である。 第1の実施形態に係る実施例において、第2ロットにおける第2のエージング時の電圧降下量(第2の電圧降下量)のばらつきを示す図である。 第1の実施形態に係る実施例において、仮に第1エージング時における電圧降下量(第1の電圧降下量)を揃えなかったとした場合の、第2のエージング時の電圧降下量(第2の電圧降下量)のばらつきを示す図である。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
図1に示す、本実施形態に係る二次電池の検査方法の対象となる二次電池1は、一面(上面)が開口した有底角筒形状のケース本体21と、平板状に形成されケース本体21の開口部を閉塞する蓋体22とで構成される電池ケース2に、電解液とともに電極体3を収容して構成されている。
電池ケース2は、一面(上面)が開口した直方体状の有底角筒形状に形成されるケース本体21の開口部を、平板状の蓋体22にて閉塞した角型ケースに構成されている。
蓋体22の長手方向一端部(図1における左端部)には正極端子4aが設けられ、蓋体22の長手方向他端部(図1における右端部)には負極端子4bが設けられている。
電極体3は、正極31、負極32、およびセパレータ33を、正極31と負極32との間にセパレータ33が介在するように積層し、積層した正極31、負極32、およびセパレータ33を巻回して扁平させることにより構成されている。
電池ケース2に電極体3および電解液を収容して二次電池1を構成する際には、まず電極体3の正極31および負極32に、それぞれ蓋体22の正極端子4aおよび負極端子4bを接続して、電極体3を蓋体22に組み付けて、蓋体サブアッシーを形成する。
その後、電極体3および電解液をケース本体21内に収容するとともに、ケース本体21の開口部に蓋体22を嵌合して、蓋体22とケース本体21とを溶接により密封することにより、二次電池1を構成する。
正極31は、正極活物質、導電材、および結着材等の電極材料を溶媒とともに混練して得られた正極合材ペーストを、箔状に形成される集電体の表面(片面又は両面)に塗布するとともに乾燥・加圧して構成されている。
同様に、負極32は、負極活物質や増粘剤や結着材等の電極材料を混練して得られた負極合材ペーストを、箔状に形成される集電体の表面(片面又は両面)に塗布するとともに乾燥・加圧して構成されている。
セパレータ33は、例えば多孔質ポリオレフィン系樹脂で構成されるシート状部材であり、正極31と負極32との間に配置される。
ここで、このように構成される二次電池1における自己放電は、負極32表面における皮膜成長等の化学反応に起因する成分と、電池内部に生じる微小短絡等の物理現象に起因する成分とがある。
微小短絡が発生していない良品の二次電池1は、自己放電成分として、化学反応に起因する自己放電成分のみを有しており、微小短絡を有している二次電池1は、自己放電成分として、化学反応に起因する自己放電成分と、物理現象に起因する自己放電成分とを有している。
なお、前記微小短絡(マイクロショート)とは、電極体3の正極31側に金属不純物等が混入した場合に、電解液に接触した前記金属不純物等が溶解されて負極32に達し、負極32の表面に析出して正負極間に生じるものである。
また、二次電池1に対して高温(例えば60℃)の環境下で自己放電(エージング)を行った場合の化学反応に起因する自己放電成分の放電量と、前記高温とは異なる温度である室温(例えば20℃)の環境下で自己放電(エージング)を行った場合の化学反応に起因する自己放電成分の放電量との間には相関がある。一方、高温(例えば60℃)の環境下で自己放電(エージング)を行った場合の物理現象に起因する自己放電成分の放電量と、室温(例えば20℃)の環境下で自己放電(エージング)を行った場合の物理現象に起因する自己放電成分の放電量との間には相関が無い。
従って、本実施形態における二次電池1の検査方法は、例えば二次電池1に対して、高温環境下で自己放電(エージング)を行った後に、室温環境下で自己放電(エージング)を行い、室温環境下での自己放電量に基づいて、二次電池1における微小短絡の有無を検査する場合に、室温環境下で自己放電(エージング)を行う工程における複数の二次電池1の、高温環境下で自己放電(エージング)を行う工程における自己放電量を揃えることで、室温環境下で自己放電(エージング)を行う工程での自己放電量のばらつきを抑えて、二次電池1における微小短絡の有無の検査精度を向上させるものである。
次に、電池内部の微小短絡の有無を検出するための二次電池1の検査方法について、具体的に説明する。
[第1実施形態]
図2に示すように、第1実施形態における二次電池1の検査方法は、二次電池1を任意の電圧値まで初期充電した後に、二次電池1に対して高温(例えば60℃)の環境下で第1のエージング(高温エージング)を行い、前記第1のエージングの末期における二次電池1の自己放電量を表す第1の電圧降下量dV1/dtを測定する、第1エージング工程S01と、第1エージング工程S01を終えた二次電池1を、第1の電圧降下量dV1/dtに基づいて層別し、第1の電圧降下量dV1/dtが所定の範囲内にある二次電池1毎にロットを形成するロット形成工程S02と、ロット形成工程S02にて形成したロット毎に、二次電池1に対して前記第1のエージング温度よりも低い室温(例えば20℃)の環境下で第2のエージング(室温エージング)を行い、前記第2のエージング時における二次電池1の自己放電量を表す第2の電圧降下量dV2/dtを測定する、第2エージング工程S03と、各二次電池1の電圧降下量dV2/dtと、当該二次電池1が属するロット毎に、各二次電池1の電圧降下量dV2/dtに基づいて設定された基準電圧降下量とを比較して、二次電池1の微小短絡の有無の判定を行う判定工程S04とを備えている。
第1エージング工程S01では、第1のエージングを行う時間が予め設定されている。
第1エージング工程S01での、第1のエージングの末期における電圧降下量dV1/dtの測定は、第1のエージングを開始してから所定時間経過した時点での二次電池1の電圧V1、および第1のエージングが終了した時点での二次電池1の電圧V2を測定し、電圧V1から電圧V2を減じて第1の電圧降下量dV1/dtを算出することにより行う。
なお、第1のエージングは、二次電池1を、高温(例えば60℃)の環境下で予め設定された所定時間だけ放置することにより行う。
ロット形成工程S02は、第1エージング工程S01の後に行われる。
ロット形成工程S02におけるロットの形成は、例えば、第1エージング工程S01を終えた複数の二次電池1について、第1の電圧降下量dV1/dtが所定の範囲内にある二次電池1により第1ロットを形成し、第1の電圧降下量dV1/dtが第1ロットを形成する二次電池1の範囲よりも降下側の所定の範囲内にある二次電池1により第2ロットを形成することにより行う。
但し、形成するロット数は特に限定するものではなく、3以上のロットを形成してもよい。
第2エージング工程S03は、第1エージング工程S01の後に行われる。また、第2エージング工程S03では、第2のエージングを行う時間が予め設定されている。
第2エージング工程S03での、第2のエージング時における二次電池1の第2の電圧降下量dV2/dtの測定は、第2のエージングを開始した時点の二次電池1の電圧V3、および第2のエージングが終了した時点での二次電池1の電圧V4を測定し、電圧V3から電圧V4を減じて第2の電圧降下量dV2/dtを算出することにより行う。
なお、第2のエージングは、二次電池1を、室温(例えば20℃)の環境下で予め設定された所定時間だけ放置することにより行う。
判定工程S04は、第2エージング工程S03の後に行われる。
判定工程S04においてロット毎に設定される基準電圧降下量としては、例えば、当該ロットを形成する二次電池1の第2の電圧降下量dV2/dtの平均値Vaおよび標準偏差σを算出し、電圧降下量dV2/dtの平均値Vaから降下側へ標準偏差σの4倍乖離した値を設定する。
そして、二次電池1の第2の電圧降下量dV2/dtが、当該二次電池1が属するロットの基準電圧降下量以上電圧降下するものであった場合に、当該二次電池1に微小短絡が有ると判定し(S05)、当該二次電池1が属するロットの基準電圧降下量以上電圧降下するものでなかった場合に、当該二次電池1には微小短絡は無いと判定する(S06)。
本実施形態における二次電池1の検査方法においては、このように、第1エージング工程S01を終えた二次電池1を、第1の電圧降下量dV1/dtに基づいて層別し、第1の電圧降下量dV1/dtが所定の範囲内にある二次電池1毎にロットを形成することで、各ロット内における二次電池1の第1の電圧降下量dV1/dtを所定範囲内の値に揃えることができる。
即ち、本実施形態における二次電池1の検査方法は、第2エージング工程S03を行う複数の二次電池1の、第1エージング工程S01における第1のエージング時の電圧降下量dV1/dtを揃える工程を備えている。
これにより、図3に示すように、第2エージング工程S03の第2のエージング時における第2の電圧降下量dV2/dtのばらつきを抑えることができ、二次電池1の微小短絡の有無の検査精度を向上させることが可能となっている。
即ち、微小短絡が無い良品の二次電池1の範囲を、第2の電圧降下量dV2/dtの平均値Vaに対して±3σの範囲(平均値Vaから降下側へ標準偏差σの3倍乖離した値と、平均値Vaから上昇側へ標準偏差σの3倍乖離した値との間の範囲)とし、二次電池1の良否を判定する基準電圧降下量を、第2の電圧降下量dV2/dtの平均値Vaに対して−4σの値(平均値Vaから降下側へ標準偏差σの4倍乖離した値)とした場合に、平均値Vaから基準電圧降下量までの範囲が小さくなるため、微小短絡に起因する電圧降下量が小さい場合であっても、微小短絡を有する二次電池1を検出することが可能となる。
一方、第1エージング工程S01における電圧降下量dV1/dtを揃えることなく、第2エージング工程S03を実施した場合は、図4に示すように、第2の電圧降下量dV2/dtのばらつきが大きくなって、平均値Vaから基準電圧降下量までの範囲が大きくなるため、微小短絡に起因する電圧降下量が小さいと、微小短絡を有する二次電池1を検出することが困難となる。
[第2実施形態]
図5に示すように、第2実施形態における二次電池1の検査方法は、二次電池1を任意の電圧値まで初期充電した後に、二次電池1に対して高温(例えば60℃)の環境下で第1のエージング(高温エージング)を行い、前記第1のエージング時の所定期間における二次電池1の自己放電量を表す第1の電圧降下量dV1/dtを測定する、第1エージング工程S11と、測定した第1の電圧降下量dV1/dtを、第1のエージングを行うエージング装置にフィードバックして、各二次電池1の第1の電圧降下量dV1/dtが同等の値になるように、各二次電池1の第1のエージングの実施時間を調整する調整工程S12と、二次電池1に対して前記第1のエージング温度よりも低い室温(例えば20℃)の環境下で第2のエージング(室温エージング)を行い、前記第2のエージング時における二次電池1の自己放電量を表す第2の電圧降下量dV2/dtを測定する、第2エージング工程S13と、各二次電池1の電圧降下量dV2/dtと、各二次電池1の電圧降下量dV2/dtに基づいて設定された基準電圧降下量とを比較して、二次電池1の微小短絡の有無の判定を行う判定工程S14とを備えている。
第1エージング工程S11では、第1のエージングを行う時間が予め設定されている。
第1エージング工程S11での、第1のエージング時における電圧降下量dV1/dtの測定は、第1のエージングを開始してから所定時間経過した時点での二次電池1の電圧V1、および当初設定されていた第1のエージングの終了時点での二次電池1の電圧V2を測定し、電圧V1から電圧V2を減じて第1の電圧降下量dV1/dtを算出することにより行う。
なお、第1のエージングは、二次電池1を、高温(例えば60℃)の環境下で予め設定された所定時間だけ放置することにより行う。
調整工程S12は、第1エージング工程S11の後に行われる。
調整工程S12においては、例えば、測定した各二次電池1の第1の電圧降下量dV1/dtを、第1のエージングを行う恒温槽等のエージング装置にフィードバックして、第1の電圧降下量dV1/dtの値が小さかった二次電池1に対して第1のエージングを所定時間だけ追加して行うことにより、当該二次電池1の第1の電圧降下量dV1/dtを増加させ、値が大きかった二次電池1の第1の電圧降下量dV1/dtと同等の値にすることが行われる。
つまり、調整工程S12では、追加の第1のエージングは、例えば、第1の電圧降下量dV1/dtの値が所定の電圧降下量に達していない二次電池1に対して、当該二次電池1の電圧降下量が前記所定の電圧降下量に達するように、さらにエージングが行われる。
この場合、前記所定の電圧降下量を、測定した各二次電池1の第1の電圧降下量dV1/dtのうち、最も降下側に位置する値に設定することができる。また、前記調整工程S12にて、さらに行われるエージングは、全ての二次電池1の電圧降下量が、前記所定の電圧降下量を含む所定の範囲内(例えば±0.01mV/hの範囲内)に収まるように行うことができる。
このように、調整工程S12では、測定した各二次電池1の第1の電圧降下量dV1/dtに応じて、各二次電池1の第1のエージングを行う時間の長さを調整することにより、即ち第1エージング工程S11の環境を変化させることにより、二次電池1の第1エージング工程S11における電圧降下量dV1/dtを揃えている。
第2エージング工程S13は、第1エージング工程S11の後に行われる。また、第2エージング工程S12では、第2のエージングを行う時間が予め設定されている。
第2エージング工程S13での、第2のエージング時における二次電池1の第2の電圧降下量dV2/dtの測定は、第2のエージングを開始した時点の二次電池1の電圧V3、および第2のエージングが終了した時点での二次電池1の電圧V4を測定し、電圧V3から電圧V4を減じて第2の電圧降下量dV2/dtを算出することにより行う。
なお、第2のエージングは、二次電池1を、室温(例えば20℃)の環境下で予め設定された所定時間だけ放置することにより行う。
判定工程S14は、第2エージング工程S13の後に行われる。
判定工程S14において設定される基準電圧降下量としては、例えば、第2エージング工程S13を経た二次電池1の第2の電圧降下量dV2/dtの平均値Vaおよび標準偏差σを算出し、電圧降下量dV2/dtの平均値Vaから降下側へ標準偏差σの4倍乖離した値を設定する。
そして、二次電池1の第2の電圧降下量dV2/dtが、前記基準電圧降下量以上電圧降下するものであった場合に、当該二次電池1に微小短絡が有ると判定し(S15)、前記基準電圧降下量以上電圧降下するものでなかった場合に、当該二次電池1には微小短絡は無いと判定する(S16)。
本実施形態における二次電池1の検査方法においては、このように、測定した二次電池1の電圧降下量dV1/dtに応じて、各二次電池1の第1のエージングを行う時間の長さを調整する等といったように、第1エージング工程S11の環境を変化させることにより、後に第2エージング工程S13が行われる二次電池1の電圧降下量dV1/dtを揃えている。
即ち、本実施形態における二次電池1の検査方法は、第2エージング工程S13を行う複数の二次電池1の、第1エージング工程S11における第1のエージング時の電圧降下量dV1/dtを揃える工程を備えている。
これにより、第1実施形態の場合と同様に、第2エージング工程S13の第2のエージング時における第2の電圧降下量dV2/dtのばらつきを抑えることができ、二次電池1の微小短絡の有無の検査精度を向上させることが可能となっている。
[実施例]
次に、二次電池1の検査方法の実施例について説明する。
まず、第1実施形態に係る実施例について説明する。
本実施例においては、微小短絡を有しない二次電池1の良品サンプル、および微小短絡を有する二次電池1の微小短絡サンプルをそれぞれ複数個作成し、これらの各サンプルについて、本実施形態にかかる二次電池1の検査方法を実施した。
二次電池1の良品サンプルとしては、正極板として、正極活物質としてのLiNiCoMnO2を90wt%、導電材としてのアセチレンブラック(AB)を5wt%、結着材としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)を5wt%含んだ正極合材ペーストを、集電体としての15μm厚のアルミニウム箔に塗布して構成したものを用いた。
また、負極板として、負極活物質としての天然黒鉛系活物質を98wt%、増粘剤としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)を1wt%、結着材としてのスチレン−ブタジエン共重合体(SBR)を1wt%含んだ負極合材ペーストを、集電体としての10μm厚の銅箔に塗布して構成されたものを用いた。
また、セパレータとして、ポリプロピレン(PP)の単層構造、ポリエチレン(PE)の単層構造、またはポリプロピレン(PP)とポリエチレン(PE)との2層構造の微多孔膜からなる20μm厚のものを用いた。
また、電解液として、EC(エチレンカーボネート)、DMC(ジメチルカーボネート)、およびEMC(エチルメチルカーボネート)を、3:3:4(重量比)の割合にて混合した溶媒に、LiPF6を1.0Mの濃度で溶解させたものを用いた。
また、容量が20Ahの二次電池に構成した。
二次電池1の微小短絡サンプルは、前述の良品サンプルと同じ仕様の二次電池における正極側に、150μmの大きさのSUS304製の異物を投入して微小短絡を発生させたものを用いた。
二次電池1の検査方法は、以下のフローにて行った。
まず、上記の各良品サンプルおよび微小短絡サンプルに対して、25℃にて0Vから3.95Vまで、1Cにて初期充電を行った。
初期充電を行った各良品サンプルおよび微小短絡サンプルを、3.95V、60℃(高温)にて20時間放置することにより第1のエージングを行った。
また、第1のエージングを開始してから17時間経過した時点での二次電池1の電圧V1、および第1のエージングを開始してから20時間経過した時点(即ち、第1のエージングが終了した時点)での二次電池1の電圧V2を測定し、電圧V1から電圧V2を減じて第1の電圧降下量dV1/dtを算出した(S01)。
その後、算出した各良品サンプルおよび微小短絡サンプルの第1の電圧降下量dV1/dtに基づいて、第1の電圧降下量dV1/dtが所定値の±0.01mV/hの範囲内に入るサンプル同士でロットを形成した(S02)。
具体的には、本実施例では、第1の電圧降下量dV1/dtが−0.60〜−0.62(−0.61±0.01)mV/hの範囲内に入る第1ロットと、第1の電圧降下量dV1/dtが−0.62〜−0.64(−0.63±0.01)mV/hの範囲内に入る第2ロットとを形成した。
次に、各良品サンプルおよび微小短絡サンプルを、20℃(室温)にて5日放置することにより第2のエージングを行った。
また、第2のエージングの開始時の二次電池1の電圧V3、および第2の終了時の電圧V4を測定し、電圧V3から電圧V4を減じて第2の電圧降下量dV2/dtを算出した(S03)。
さらに、ロット毎に、当該ロットを形成する良品サンプルおよび微小短絡サンプルの、第2の電圧降下量dV2/dtの平均値Vaおよび標準偏差σを算出し、電圧降下量dV2/dtの平均値Vaから降下側へ標準偏差σの4倍乖離した値を基準電圧降下量として設定した。
各ロットにおいて、各良品サンプルおよび微小短絡サンプルの第2の電圧降下量dV2/dtと、当該サンプルが属するロットの基準電圧降下量とを比較し(S04)、各サンプルの第2の電圧降下量dV2/dtが、当該ロットの基準電圧降下量以上電圧降下するものであれば、当該サンプルに微小短絡が有ると判定し(S05)、当該ロットの基準電圧降下量以上電圧降下するものでなければ、当該サンプルには微小短絡は無いと判定した(S06)。
上述のように、各良品サンプルおよび微小短絡サンプルの第1の電圧降下量dV1/dtの大きさに応じて、各サンプルを複数のロットに分けたうえで、第2エージング工程S03を行うことにより、第2エージング工程S03にて算出する第2の電圧降下量dV2/dtのばらつきを小さくすることができた。
例えば、図6に示すように、第1の電圧降下量dV1/dtが−0.61±0.01mV/hの範囲内にあるサンプルで形成される第1ロットには、第2の電圧降下量dV2/dtの値が−0.66〜−0.71mV/dayの範囲にある良品サンプルが含まれており、良品サンプルの第2の電圧降下量dV2/dtのばらつきを示す標準偏差σは、0.018と小さな値となっている。
また、図7に示すように、第1の電圧降下量dV1/dtが−0.63±0.01mV/hの範囲内にあるサンプルで形成される第2ロットには、第2の電圧降下量dV2/dtの値が−0.62〜−0.66mV/dayの範囲にある良品サンプル、および第2の電圧降下量dV2/dtの値が−0.71〜−0.80mV/dayの範囲にある微小短絡サンプルが含まれており、良品サンプルの第2の電圧降下量dV2/dtのばらつきを示す標準偏差σは、0.011と小さな値となっている。
さらに、第2ロットにおいては、良品サンプルが示す第2の電圧降下量dV2/dtの値(−0.62〜−0.66mV/day)と、微小短絡サンプルが示す第2の電圧降下量dV2/dtの値(−0.71〜−0.80mV/day)との間に大きな差があるため、良品サンプルと微小短絡サンプルとの判別を精度良く行うことが容易となっている。
一方、本実施例において、仮に、第1の電圧降下量dV1/dtを算出した後に、良品サンプルおよび微小短絡サンプルを、第1の電圧降下量dV1/dtの大きさに応じて複数のロットに分けることなく一纏めにして、第2エージング工程S03にて第2の電圧降下量dV2/dtを算出することとした場合には、第2の電圧降下量dV2/dtのばらつきが大きくなる。
例えば、図8に示すように、良品サンプルおよび微小短絡サンプルを一纏めにして第2エージング工程S03を行った場合は、良品サンプルの第2の電圧降下量dV2/dtの値は−0.62〜−0.71mV/dayの範囲にあり、そのばらつきを示す標準偏差σは、0.030と、前述の複数のロットに分けた場合に対して大きくなっている。
また、微小短絡サンプルの第2の電圧降下量dV2/dtの値は−0.71〜−0.80mV/dayの範囲にあり、微小短絡サンプルが示す第2の電圧降下量dV2/dtの値(−0.71〜−0.80mV/day)と、良品サンプルが示す第2の電圧降下量dV2/dtの値(−0.62〜−0.71mV/day)との間に差がなく、良品サンプルと微小短絡サンプルとの判別を精度良く行うことは困難である。
次に、第2実施形態に係る実施例について説明する。
本実施例においては、微小短絡を有しない二次電池1の良品サンプル、および微小短絡を有する二次電池1の微小短絡サンプルをそれぞれ複数個作成し、これらの各サンプルについて、本実施形態にかかる二次電池1の検査方法を実施した。
各良品サンプルおよび微小短絡サンプルは、第1実施形態に係る実施例の場合と同様に作成した。
二次電池1の検査方法は、以下のフローにて行った。
まず、上記の各良品サンプルおよび微小短絡サンプルに対して、25℃にて0Vから3.95Vまで、1Cにて初期充電を行った。
初期充電を行った各良品サンプルおよび微小短絡サンプルを、3.95V、60℃(高温)にて20時間放置することにより第1のエージングを行った。
また、第1のエージングを開始してから17時間経過した時点での二次電池1の電圧V1、および第1のエージングを開始してから20時間経過した時点(即ち、第1のエージングが終了した時点)での二次電池1の電圧V2を測定し、電圧V1から電圧V2を減じて第1の電圧降下量dV1/dtを算出した(S11)。
その後、算出した各良品サンプルおよび微小短絡サンプルの第1の電圧降下量dV1/dtに基づいて、各サンプルの第1の電圧降下量dV1/dtが同等の値となるように、対象となるサンプルに対して第1のエージングを適宜時間だけ追加で行った。
具体的には、例えば、測定した第1の電圧降下量dV1/dtのうち最も降下側に位置する値を含む、所定の範囲の第1の電圧降下量dV1/dtの値を目標範囲として設定し、電圧降下量dV1/dtが前記目標範囲から外れる値であったサンプルに対して、当該サンプルの電圧降下量dV1/dtが前記目標範囲となるように、第1のエージングを追加で行った(S12)。つまり、電圧降下量dV1/dtが前記目標範囲から外れる値であったサンプルを、追加で第1のエージングを行う対象とした。
このように、全てのサンプルに対して予め設定された時間だけ第1のエージングを行った後に、対象となるサンプルに対して追加で所定時間だけ第1のエージングを行うことで、各サンプルの電圧降下量dV1/dtの値を前記目標範囲に揃えることができた。
なお、前記目標範囲としては、例えば±0.01mV/hの範囲に設定することができる。
次に、各良品サンプルおよび微小短絡サンプルを、20℃(室温)にて5日放置することにより第2のエージングを行った。
また、第2のエージングの開始時の二次電池1の電圧V3、および第2の終了時の電圧V4を測定し、電圧V3から電圧V4を減じて第2の電圧降下量dV2/dtを算出した(S13)。
さらに、全ての良品サンプルおよび微小短絡サンプルの、第2の電圧降下量dV2/dtの平均値Vaおよび標準偏差σを算出し、電圧降下量dV2/dtの平均値Vaから降下側へ標準偏差σの4倍乖離した値を基準電圧降下量として設定した。
そして、各良品サンプルおよび微小短絡サンプルの第2の電圧降下量dV2/dtと、設定した基準電圧降下量とを比較し(S14)、各サンプルの第2の電圧降下量dV2/dtが、前記基準電圧降下量以上電圧降下するものであれば、当該サンプルに微小短絡が有ると判定し(S15)、前記基準電圧降下量以上電圧降下するものでなければ、当該サンプルには微小短絡は無いと判定した(S16)。
上述のように、対象となる良品サンプルおよび微小短絡サンプルに対して追加で第1のエージングを行って、各良品サンプルおよび微小短絡サンプルの第1の電圧降下量dV1/dtの大きさを前記目標範囲に揃えることで、第2エージング工程S13にて算出する第2の電圧降下量dV2/dtのばらつきを小さくすることができた。
1 二次電池
2 電池ケース2
3 電極体3
31 正極
32 負極
33 セパレータ

Claims (4)

  1. 正極、負極、およびセパレータを、正極と負極との間にセパレータが介在するように積層して構成した電極体を備える複数の二次電池を所定の電圧値まで充電した初期充電後に、所定の温度下で所定の時間だけ放置する第1のエージングを行い、前記第1のエージングを開始してから所定の時間が経過した時点での二次電池の電圧V1と、前記第1のエージングが終了した時点での二次電池の電圧V2とを測定し、電圧V1から電圧V2を減じてdV1を得て、当該第1のエージングの末期における第1の電圧降下量dV1/dtを、前記複数の二次電池についてそれぞれ測定する、第1エージング工程と、
    前記複数の二次電池を、測定された前記第1の電圧降下量dV1/dtに基づいて、層別し、前記第1の電圧降下量dV1/dtが所定の範囲内にある二次電池毎にロットを形成するロット形成工程と、
    前記ロット形成工程にて形成されたロット毎に、二次電池に対して前記第1のエージング温度よりも低い温度環境下で所定の時間だけ放置する第2のエージングを行い、前記第2のエージング時における二次電池の自己放電量を表す第2の電圧降下量dV2/dtを測定する、第2エージング工程と、
    前記ロット形成工程にて形成されたロット毎に、前記第2エージング工程において測定された、前記第2の電圧降下量dV2/dtの平均値Vaを算出し、前記平均値Vaよりも降下側に、前記第2の電圧降下量dV2/dtの基準電圧降下量を設定し、当該基準電圧降下量と、各二次電池の電圧降下量dV2/dtとを比較して、各二次電池の微小短絡の有無の判定を行う判定工程と
    を備えた、二次電池の検査方法。
  2. 前記基準電圧降下量は、前記第2の電圧降下量dV2/dtの平均値Vaおよび標準偏差σを算出し、前記電圧降下量dV2/dtの平均値Vaから降下側へ標準偏差σの4倍乖離した値を設定する、請求項1に記載された二次電池の検査方法。
  3. 正極、負極、およびセパレータを、正極と負極との間にセパレータが介在するように積層して構成した電極体を備える複数の二次電池を所定の電圧値まで充電した初期充電後に、所定の温度下で所定の時間だけ放置する第1のエージングを行い、前記第1のエージングを開始してから所定の時間が経過した時点での二次電池の電圧V1と、前記第1のエージングが終了した時点での二次電池の電圧V2とを測定し、電圧V1から電圧V2を減じてdVを得て、当該第1のエージングの末期における第1の電圧降下量dV1/dtを、前記複数の二次電池についてそれぞれ測定する、第1エージング工程と、
    前記複数の二次電池のうち、前記第1のエージング後の前記第1の電圧降下量dV1/dtの値が小さかった二次電池に対してエージングを追加し、前記第1のエージングと当該追加されたエージングを含むエージングの末期における予め定められた期間の電圧降下量が、前記複数の二次電池の電圧降下量が所定の範囲内に収める、調整工程と、
    前記調整工程後に、前記複数の二次電池に対して前記第1のエージング温度よりも低い温度環境下で所定の時間だけ放置する第2のエージングを行い、前記第2のエージング時における二次電池の自己放電量を表す第2の電圧降下量dV2/dtを測定する、第2エージング工程と、
    前記第2エージング工程において測定された、前記第2の電圧降下量dV2/dtの平均値Vaを算出し、前記平均値Vaよりも降下側に、前記第2の電圧降下量dV2/dtの基準電圧降下量を設定し、当該基準電圧降下量と、各二次電池の電圧降下量dV2/dtとを比較して、各二次電池の微小短絡の有無の判定を行う判定工程と
    を備えた、二次電池の検査方法。
  4. 前記基準電圧降下量は、前記第2の電圧降下量dV2/dtの平均値Vaおよび標準偏差σを算出し、前記電圧降下量dV2/dtの平均値Vaから降下側へ標準偏差σの4倍乖離した値を設定する、請求項1または2に記載された二次電池の検査方法。
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