JP6127342B2 - 流路の圧逃がし弁の手動開閉構造 - Google Patents

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本発明は、流路の圧逃がし弁の手動開閉構造に関するものである。
従来から、液体が流れている流路内を開閉弁で急に閉じると、ウォーターハンマー現象が発生し、機器が損傷してしまう虞がある。そこで、バイパス流路と、流路内の内圧を逃がす圧逃がし弁と、が備えられたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平5−240506号公報
上記した特許文献1の発明では、停電等で電力が遮断された場合、開閉弁や制御弁を動かすことができなくなってしまい、液体供給路の流出部から液体を流出することができなくなってしまっていた。そこで、図3に示すように、給水路32側のバイパス流路4の圧逃がし弁2の上流側に、バイパス流路4と混合流路33とを連結する水路5を設けて、手動切替具1により水路5の通水と止水が行えるようにすることが考えられる。しかし、余分なスペースと部材が必要となるため、装置が大型化してしまい、またコストが多くかかってしまっていた。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、小型であり、そして低コストである流路の圧逃がし弁の手動開閉構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
液体供給路と、前記液体供給路に取付けられ電気的に開閉する開閉弁と、前記開閉弁の上流側の前記液体供給路に流入部が連結されるバイパス流路と、前記バイパス流路内の圧力が所定の圧力以上になると開く圧逃がし弁と、を備える流路の圧逃がし弁の手動開閉構造であって、前記液体供給路の前記開閉弁よりも上流側は、給湯路と給水路に分岐しており、前記給湯路と前記給水路のそれぞれに、前記バイパス流路と前記圧逃がし弁が取付けられ、前記給水路側の前記圧逃がし弁は、前記バイパス流路に弾性体と前記弾性体に取付けられ前記バイパス流路を止水する止水体を有し、前記弾性体を圧縮又は伸張させて、手動で前記止水体を前記バイパス流路の止水状態から通水状態又は通水状態から止水状態に動かすことのできる手動切替具を備えることを特徴とする。
本発明の流路の圧逃がし弁の手動開閉構造は、小型であり、そして低コストとすることができる。
本実施形態における液体供給路の配管系統図である。 (a)は本実施形態の手動切替具が取付けられた圧逃がし弁の断面図であり、(b)は本実施形態の圧逃がし弁が手動切替具に押圧され、バイパス流路を通水状態にしている断面図である。 従来例における液体供給路の配管系統図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1に示すように本実施形態の流路の圧逃がし弁2の手動開閉構造は、液体供給路3と、制御部(図示せず)により制御される流量制御弁61と、開閉弁62と、を備えている。
液体供給路3は、水、湯、油、化学物質等の様々な液体が流れる流路を示している。本実施形態では、液体供給路3は、湯が流れる給湯路31と、水が流れる給水路32と、給湯路31と給水路32から流れてきた湯と水を混合した温水が流れる混合流路33と、で構成されている。本実施形態では、給水路32は水道に接続され、給湯路31は給湯器の湯吐出口に接続されるが、水及び湯の供給源は特に水道や給湯器に限定されない。また、液体供給路3は、金属製や樹脂製であるのが一般的であるが、錆や亀裂が発生し難い材質で形成される方が好ましい。
本実施形態では、液体供給路3には、温度センサ63と、流量センサ64と、流量制御弁61と、開閉弁62と、が備えられている。温度センサ63と、流量センサ64と、流量制御弁61と、開閉弁62と、は流量や温度を制御するための制御部と電気的に接続されている。なお、制御部に接続される機器は上記したものに限定されない。
制御部は、マイクロコンピュータからなり、プログラムに基づいて制御を実行するものである。
温度センサ63は、例えば温度変化に対して電気抵抗の変化の大きい抵抗体の抵抗値の変化を利用して温度を計測するサーミスタが利用されるが、特に限定されない。
流量センサ64には、測定流体を羽根車に当てその回転数を流量値に換算する羽根車式、鉛直方向に設置されたパイプ中の浮きの上昇度合いで流量を検出する浮き子式、ファラデーの法則を応用した電磁式など多様なものがある。流量センサ64は、上記したものに限られない。
流量制御弁61は、例えば流量を制御する絞り機構をもつ調節弁本体と、制御信号に応じて調節弁本体の絞り機構を動かすための駆動部から構成されているものがある。流量制御弁61には、空気圧式制御弁、電動式制御弁、油圧式制御弁、等の種類がある。流量制御弁61は、上記したものに限られず、最適なものが液体供給路3に取付けられる。
制御部は温度センサ63で検知された水温から、給湯路31と給水路32に取付けられた流量制御弁61の弁体を動作させて、給湯路31と給水路32の開度を調節する。これにより、液体供給路3から流出する温水の温度が目標値になるように調節される。目標値は、あらかじめ設定された温度であってもよいし、使用者が設定した温度であってもよい。また、流量センサ64で測定された流量から、給湯路31と給水路32に取付けられた流量制御弁61の弁体を動作させて、給湯路31と給水路32の開度を調節する。これにより液体供給路3から流出する温水の流量が目標値になるように調節される。目標値は、あらかじめ設定された流量であってもよいし、使用者が設定した流量であってもよい。
開閉弁62は、電動弁や電磁弁が用いられる。流量制御弁61と開閉弁62との違いは、開閉弁62は、全開か遮断かのいずれかの状態しか保持できない点にある。そのため、開閉弁62により液体供給路3の流体の流れが急に堰き止められ、ウォーターハンマー現象が起こる。
ウォーターハンマー現象は、配管内の液体が瞬間的に停止させられことにより、流体の運動エネルギーが逃げ場を失い、圧力エネルギーに変換され、配管内に急激な圧力上昇(過大圧力波)が発生し、過大圧力波により配管が振動し異音が発生する現象である。本実施形態では、開閉弁62が制御部からの信号により液体供給路3を遮断するときに起こる。その発生する過大圧力波は、混合流路33を伝い、給水路32や給湯路31に伝播していく。ウォーターハンマー現象は、配管や配管に接続されている器具や機器に損傷を与えたり、漏水を起こす原因となる。
このウォーターハンマー現象の対策として、本実施形態では液体供給路3に迂回路であるバイパス流路4を設け、バイパス流路4には所定の圧力以上の圧力がかかると開放される圧逃がし弁2が取付けられている。
バイパス流路4は、開閉弁62より上流側の液体供給路3と連結し、バイパス流路4の流出部分は、開閉弁62の下流側の液体供給路3に連結されたり、そのまま外部に放出されたりしている。本実施形態では、バイパス流路4の流出部分は、開閉弁62の下流側の液体供給路3に連結されているが、特に限定されない。また、金属製や樹脂製であるのが一般的であるが、錆や亀裂が発生し難い材質で形成される方が好ましい。
圧逃がし弁2は、本実施形態では、図2に示すように、栓21と、弾性体22と、止水体23と、を備えている。
栓21は、円形となっている基部21aと、基部21aの中心近傍から円筒状に突設される突出部21bと、を備えている。栓21は、圧逃がし弁2をバイパス流路4に取付けるためにバイパス流路4に開けられた孔に螺合されてもよいし、または嵌合していてもよい。そして、更にバイパス流路4に栓21を強固に固定するために、栓21の基部21aの外周をネジなどで固定してもよい。そして、栓21にはシーリングが施され、栓21とバイパス流路4との間から漏水しないことが好ましい。なお、栓21の形状は特に限定されない。
弾性体22はバネ等からなり、本実施形態ではバネである弾性体22が円筒状の突出部21bの内部に取付けられている。弾性体22は、バイパス流路4内の圧力が所定の圧力以上になると圧縮されるようになっている。所定の圧力とは、流路の圧逃がし構造で用いられている部材や機器が壊れない圧力であり、バイパス流路4内を普段流れている液体の圧力によっては圧縮されない圧力である。
止水体23は、図2に示すように弾性体22に取付けられバイパス流路4を止水するために用いられている。なお、止水体23の材質や形状は特に限定されない。
上記のような構成をした圧逃がし弁2は、バイパス流路4の圧力が所定の圧力未満の場合、弾性体22は伸張しており、バイパス流路4を止水している。そして、バイパス流路4の圧力が所定の圧力以上になると、弾性体22が圧縮され、バイパス流路4が開放して、過大圧力波を逃がすことができるようになっている。
本実施形態では、上記したような構成の圧逃がし弁2に対して、停電等で電力が遮断された場合でも、通水できるように、手動切替具1を圧逃がし弁2に取付け、手動で圧逃がし弁2を開放、閉塞できるようにした。
手動切替具1は、図2に示すように、圧逃がし弁2に対向する位置に取付けられている。バイパス流路4の止水状態は、図2(a)に示すように圧逃がし弁2の弾性体22が伸張している状態である。バイパス流路4を手動切替具1で手動通水させた通水状態は、図2(b)に示すように、手動切替具1が止水体23を介して弾性体22を圧縮した状態となる。手動切替具1は、例えば手動切替具1側に雄ネジ部を設け、バイパス流路4側に雌ネジ部を設け、手動切替具1を一方に回転させると圧逃がし弁2は圧縮していき、手動切替具1を他方に回転させると圧逃がし弁2は伸張していくようにする。こうすることで、図2(a)、(b)の状態を作り出すことが考えられるが、手動切替具1とバイパス流路4の構造は特に限定されない。
本実施形態では給水路32側の圧逃がし弁2のみに手動切替具1が設けられているので、温水ではなく高温の湯が突然出てくることがない。なお、本実施形態では給水路32側の圧逃がし弁2のみに手動切替具1が設けられているが、給湯側の圧逃がし弁2にも手動切替具1が設けられてもよく、特に限定されない。
従来の構成では、停電等で電力が遮断された場合、開閉弁62や流量制御弁61を動かすことができなくなってしまい、液体供給路3の流出部から液体を流出することができなかった。従来では図3に示すように、バイパス流路4の圧逃がし弁2に向かう流路とは別に、迂回路である水路5に手動切替具1が設けられて液体供給路3の流出部から液体を流出していた。しかし、本実施形態のように手動切替具1と圧逃がし弁2を一体にすることにより、小型化、低コストを達成することができた。
1 手動切替具
2 圧逃がし弁
22 弾性体
23 止水体
3 液体供給路
31 給湯路
32 給水路
33 混合流路
4 バイパス流路
5 水路
61 流量制御弁
62 開閉弁

Claims (1)

  1. 液体供給路と、
    前記液体供給路に取付けられ電気的に開閉する開閉弁と、
    前記開閉弁の上流側の前記液体供給路に流入部が連結されるバイパス流路と、
    前記バイパス流路内の圧力が所定の圧力以上になると開く圧逃がし弁と、を備える流路の圧逃がし弁の手動開閉構造であって、
    前記液体供給路の前記開閉弁よりも上流側は、給湯路と給水路に分岐しており、前記給湯路と前記給水路のそれぞれに、前記バイパス流路と前記圧逃がし弁が取付けられ、
    前記給水路側の前記圧逃がし弁は、前記バイパス流路に弾性体と前記弾性体に取付けられ前記バイパス流路を止水する止水体を有し、
    前記弾性体を圧縮又は伸張させて、手動で前記止水体を前記バイパス流路の止水状態から通水状態又は通水状態から止水状態に動かすことのできる手動切替具を備えることを特徴とする流路の圧逃がし弁の手動開閉構造
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