JP6125124B1 - モータの制御方法及び制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】船舶のハイブリッド推進において、主機関出力の現在値と目標値の偏差をPID演算して得たアシストトルク指令値でモータをアシストし、ガバナ制御される主機関を効率よく運転する。【解決手段】船舶推進装置1は、プロペラ9と、ガバナ3で制御される主機関2と、インバータ12でトルク制御されるモータ14と、コントローラ4を有する。コントローラのPIDレギュレータ25は、主機関出力の現在値と目標値の偏差をPID演算して得たアシストトルク指令値でインバータを制御するので、主機関出力とモータアシスト量の配分を最適化でき、ガバナ制御される主機関を効率よく運転することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、ガバナにより制御される主機関と、インバータによりトルク制御されるモータで船舶のプロペラを回転させるハイブリッド推進におけるモータの制御方法及び制御装置に係り、特に、現在のプロペラ回転速度から算出した目標主機関出力と、現在の主機関出力との偏差からPID演算して得たアシストトルク指令値によりモータをアシストし、ガバナ制御される主機関を効率よく運転することができるモータの制御方法及び制御装置に関するものである。
特許文献1に記載された発明は、主機関とモータを備え、低回転域ではモータ推進し、高回転域では主機関をモータがアシストするハイブリッド推進を行なうハイブリッドタイプの舶用推進装置に関するものであり、構成のコンパクト化と高効率の駆動制御による低燃費を目指したものである。この船舶推進装置によれば、モータ推進領域では、モータジェネレータを回転数制御モードで制御し、ハイブリッド推進においては、モータジェネレータをトルク制御モードで行っている。
また、上記特許文献1の明細書の段落[0055]には、次のような記載がある。
『また、負荷が主機関5の舶用3乗特性より高い場合は、コントローラ40で「負荷出力−主機関の出力」を演算してプラス(+)側になるので、プラストルク指令であるインバータ指令信号を双方向インバータ27に出力すればモータジェネレータ20は「電動機」となり、主機関5による推進出力に対してトルクアシストをすることができる。』
特開2011−63256号公報
特許文献1に記載された発明によれば、ハイブリッドタイプの舶用推進装置において、目標機関出力と現在主機関出力の差分に基づいてモータのアシストトルク指令値を算出し、モータをトルク制御してはいるが、単に機関出力の差分に対応した量をモータのアシストトルク指令値に上乗せしているだけにすぎず、主機関の運転状態に応じたアシストトルク指令値の精妙な演算手法が確立していなかった。すなわち、主機関の回転速度に対応した目標機関出力に沿って主機関が運転できるようなモータのアシストが実現しておらず、このようなモータの制御上の問題から、ハイブリッド推進では主機関が荒い運転になりがちで経済性に問題があった。
本発明は、上述した問題点を解決することを目的としており、船舶のハイブリッド推進において、主機関出力の現在値と目標値の偏差をPID演算して得たアシストトルク指令値でモータをアシストし、ガバナ制御される主機関を効率よく運転できるようにすることを目的としている。
請求項1に記載されたモータの制御方法は、
ガバナにより制御される主機関と、インバータによりトルク制御されるモータとによりプロペラを回転させて船舶を推進させるハイブリッド推進におけるモータの制御方法であって、
現在主機関出力を取得する現在主機関出力取得工程と、
現在のプロペラ回転速度から目標主機関出力を算出する目標主機関出力算出工程と、
前記目標主機関出力と前記現在主機関出力の偏差を使用したPID演算式によりアシストトルク指令値を算出して前記インバータに指示するモータトルク制御工程と、
を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載されたモータの制御方法は、請求項1に記載のモータの制御方法において、
前記目標主機関出力が前記現在主機関出力を上回る場合は、前記アシストトルク指令値を減少させ、前記目標主機関出力が前記現在主機関出力を下回る場合は、前記アシストトルク指令値を増加させることを特徴としている。
請求項3に記載されたモータの制御方法は、請求項1又は2に記載のモータの制御方法において、
前記現在主機関出力が前記目標主機関出力を下回る場合に、前記アシストトルク指令値をインバータに指示するに際して下限値を定めることを特徴としている。
請求項4に記載されたモータの制御方法は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータの制御方法において、
前記目標主機関出力算出工程は、前記目標主機関出力と前記プロペラ回転速度の関係を示すデータと、現在の前記プロペラ回転速度から算出することを特徴としている。
請求項5に記載されたモータの制御装置は、
ガバナにより制御される主機関と、インバータによりトルク制御されるモータとによってプロペラを回転させるハイブリッド推進に用いるモータの制御装置であって、
現在主機関出力を求める現在主機関出力取得部と、
現在の前記プロペラ回転速度から目標主機関出力を算出する目標主機関出力算出部と、
前記目標主機関出力と前記現在主機関出力の偏差を算出する偏差算出部と、
前記偏差算出部が算出した偏差に基づきアシストトルク指令値を算出して前記インバータに出力するPIDレギュレータと、
を備えたことを特徴としている。
請求項6に記載されたモータの制御装置は、請求項5記載のモータの制御装置において、
前記現在主機関出力が前記目標主機関出力を下回る場合に、アシストトルク指令値をインバータに指示する際に下限値を定めることを特徴としている。
請求項1に記載されたモータの制御方法及び請求項5に記載されたモータの制御装置によれば、ガバナにより制御される主機関と、インバータによりトルク制御されるモータとを用いてプロペラを回転させる船舶のハイブリッド推進において、現在のプロペラ回転速度から算出した目標主機関出力と、現在の主機関出力との偏差からPID演算でモータアシストトルク量を制御している為、モータアシストトルク量をスムーズに変化させる事ができ、従って主機関出力とモータアシスト量の配分を最適化することができ、ガバナ制御される主機関を効率よく運転することができる。さらに、PID演算パラメータを調整する事で、ハイブリッド推進におけるモータの応答性について多用なユーザーのニーズに対応することができる。例えば、PID演算パラメータを調整する事で、モータの応答性を遅くできるので、モータ回生電力の発生電力を急激に増加させず徐々に増加させる事が出来る。すなわち、モータ回生電力をバッテリに充電できるタイプのハイブリッドシステムの場合には、バッテリ充電可能電力に合致するようにモータ回生電力量を調整することができる。
請求項2に記載されたモータの制御方法によれば、目標主機関出力が現在主機関出力を上回る場合であっても、また逆に下回る場合であっても、アシストトルク指令値を適宜に調整してモータアシスト量を最適な状態に変化させることにより、現在主機関出力を可及的に目標主機関出力に合致させることができ、これによりガバナ制御される主機関を効率よく運転することができる。
請求項3に記載されたモータの制御方法及び請求項6に記載されたモータの制御装置によれば、現在主機関出力が目標主機関出力を下回る場合に、アシストトルク指令値をインバータに指示するに際して下限値をゼロ以上とすると、モータに回生電力が発生しない。従って、回生電力を熱にして逃がす抵抗装置、或いは蓄電池が不要になる。また、下限値をゼロ未満とすると、トルク指令値(n)が0未満になる事があり、その際にはモータ回生電力が発生する為、発生した電力を蓄電池に充電させることができる。つまり、下限リミッタパラメータαを設定することで、ハイブリッド装置の実際のシステム構成(蓄電池の有無、制動抵抗器の有無)に合わせることが可能となる。
請求項4に記載されたモータの制御方法によれば、目標主機関出力とプロペラ回転速度の関係を示すデータに、現在のプロペラ回転速度を照らして目標主機関出力を算出することができ、その際の前記データとしては、目標主機関出力とプロペラ回転速度の関係を示すグラフや、複数点の各々において互いに対応する目標主機関出力とプロペラ回転速度の各数値を表形式で示した2点間直線補間テーブル等を用いることができる。
実施形態の船舶推進装置の制御ブロック図である。 実施形態の船舶推進装置のコントローラにおいて、目標主機関出力を取得するために用いられる目標主機関出力とプロペラ回転速度の関係を示すグラフの一例である。 実施形態の船舶推進装置のコントローラにおいて、目標主機関出力を取得するために用いられる目標主機関出力とプロペラ回転速度の関係を示す2点間直線補間テーブルの一例である。
実施形態の船舶推進装置を図1〜図3を参照して説明する。この船舶推進装置は、コントローラの制御により、インバータによってモータをトルク制御し、またガバナによって主機関を制御し、これによってプロペラを回転させて船舶を推進させるハイブリッド型の船舶推進装置である。
図1に示すように、船舶推進装置1の主機関2は、例えばディーゼル機関であり、ガバナ3によって制御される。ガバナ3は、後に詳述するコントローラ4からのガバナ指令値(回転数指示)を与えられ、主機関2の回転速度を自律的に指令値に調整する。ガバナ3にはラックセンサ5が設けられており、ラックセンサ5は燃料噴射量を制御するラック位置を検出して前記コントローラ4に出力する。主機関2の出力軸の近傍には第1回転数検出センサ6が設けられており、第1回転数検出センサ6は主機関回転速度を検出して前記コントローラ4に出力する。主機関2の出力軸は、クラッチ7と減速変向機構8を介してプロペラ9に接続されており、主機関2の駆動によりプロペラ9が回転する。減速変向機構8の近傍には、第2回転数検出センサ10が設けられており、第2回転数検出センサ10は、プロペラ回転速度を検出して前記コントローラ4に出力する。
図1に示すように、船舶推進装置1のモータ11は、インバータ12により制御される。インバータ12には、図示しないエンジン発電機による系統電力が接続されており、前記コントローラ4からのトルク指令値を受け、モータ電力線13を介してエンジン発電機からの系統電力をモータ11に与えてトルク制御する。モータ11の出力軸は、減速変向機構8を介してプロペラ9に接続されており、モータ11の駆動によりプロペラ9が回転する。モータ11には、第3回転数検出センサ14が設けられており、第3回転数検出センサ14は、モータ回転速度を検出して前記コントローラ4に出力する。
図1に示すように、モータ11を制御するインバータ12と、主機関2を制御するガバナ3は、共通の制御手段であるコントローラ4により制御される。コントローラ4は、特にハイブリッド推進時に主機関2とモータ11をバランス良く駆動制御するため、以下に説明する構成を備えている。
図1に示すように、コントローラ4は外部信号処理部20を有している。外部信号処理部20は、コントローラ4の外部にある各種機器、センサ等から入力された信号を、コントローラ4内での制御に適合した形式で必要なタイミングにおいて出力することができる。まず、外部信号処理部20には、船舶の運転位置に設置された速度制御ハンドル15が接続されている。速度制御ハンドル15は、操縦者によって操作・設定されたハンドル位置に対応する信号を出力する。外部信号処理部20は、速度制御ハンドル15からのハンドル位置の信号を受け、これをガバナ指令値算出部21に出力する。ガバナ指令値算出部21は、ハンドル位置からガバナ指令値(回転数指示)を算出し、ガバナ指令値をガバナ3に与えて主機関2の制御を行う。
図1に示すように、ラックセンサ5から送られるラック位置の信号と、第1回転数検出センサ6から送られる主機関回転速度と、第2回転数検出センサ10から送られるプロペラ回転速度と、第3回転数検出センサ14から送られるモータ回転速度は、コントローラ4の前記外部信号処理部20に入力される。
図1に示すように、外部信号処理部20には、現在主機関出力取得部としての現在主機関出力算出部22が接続されている。現在主機関出力算出部22は、外部信号処理部20から入力された主機関回転速度とラック位置から、現在主機関出力を推定値として算出する。
尚、現在主機関出力取得部として、主機関2に軸馬力計を設け、軸馬力計が検出した主機関出力の実測値を、コントローラ4の外部信号処理部20に出力するようにしてもよい。この場合、現在主機関出力算出部22は不要であり、外部信号処理部20から出力された主機関出力の実測値を後述する偏差算出部24に与えればよい。
図1に示すように、外部信号処理部20には、目標主機関出力算出部23が接続されている。目標主機関出力算出部23は、目標主機関出力とプロペラ回転速度の関係を示す制御用データを予め備えており、この制御用データと、外部信号処理部20から入力されたプロペラ回転速度から、目標主機関出力を算出する。
前記制御用データは、例えば図2に示すように、目標主機関出力(縦軸、単位[kW])とプロペラ回転速度(横軸、単位[min-1])の関係を示すグラフとして与えられる。このグラフは、いわゆる「プロペラ性能曲線」、「プロペラ負荷曲線」、「プロペラ特性曲線」、「舶用特性曲線」、「舶用三乗特性」等と称されるグラフである。
目標主機関出力算出部23は、外部信号処理部20から入力されたプロペラ回転速度を図2に示す制御用データに適用し、対応する目標主機関出力を算出する。
図2を参照して上記算出の手順の一例をより具体的に説明すれば、例えば、この図2のグラフにおいて、入力されたプロペラ回転速度が450[min -1] である時の目標主機関出力は、
プロペラ回転速度が400 〜500[min -1] での直線の傾きが2.5 なので、
2.5 ×(450[min -1]-400[min -1] )+500[kW]=625 [kW]
となる。
図2に例示するようなプロペラ特性曲線は、主機関2の定格状態の軸馬力Neと回転数nが既知であれば、一般にプロペラ9の三乗則を表す式Ne/n3 =K(比例常数)により得ることができる。このプロペラ特性曲線は、プロペラごと又はプロペラと主機関の組合せごとに定まる。しかしながら、実際には、主機関の陸上試運転における負荷試験のデータと、海上試運転でのデータとに基づいて作成される場合が多い。
しかも、図2に例示するようなプロペラ特性曲線は、上述したように作成されたものから常に一定不変であるとは限らず、次に例示するように、実際にはマージン(余裕分)を見込んで運用される場合が多い。
新造船のとき:回転マージン+4%曲線
理想的な就航中: 回転マージン+ 2%曲線
トルクリッチ上限作動線:回転マージン−4%曲線
上述のように、船体の使用開始後に生じる船体の傷や汚れ、プロペラ損傷等の経年変化によってマージン(余裕分)の異なる曲線が使用される場合がある。さらに、図2に示したグラフの縦軸、横軸の格子において、プロットされた目標主機関出力の各点の値は、隣接する2点間の直線補間により算出しているので、グラフ全体を1本の右肩上がりの直線で代用することも可能である。
従って、本実施形態における目標主機関出力とプロペラ回転速度の関係を示す制御用データは、グラフ、数値、表といったカテゴリーの相違に係わらず、また各カテゴリー内での表現形式等の相違に係わらず、最も広義に解するものとする。例えば、目標主機関出力とプロペラ回転速度を表した図2に示すグラフは、図3に示すようなデータ表又はテーブル形式のデータとしても表すことができる。
図1に示すように、現在主機関出力算出部22と目標主機関出力算出部23の出力側には、偏差算出部24が接続されている。偏差算出部24は、現在主機関出力算出部22と目標主機関出力算出部23からそれぞれ入力された現在主機関出力と目標主機関出力の偏差を算出し、これを後段のPIDレギュレータ25に出力する。
図1に示すように、PIDレギュレータ25は、偏差算出部24が出力する前記偏差を使用したPID演算式によりアシストトルク指令値を算出する。
より具体的には、偏差算出部24で算出された前記偏差を基に、下記(式1)又は(式2)に示すPID演算式に従い、トルク指令値を算出する。これらの式は、ソフトウエアデジタル演算処理におけるPID演算式の代表例である。
速度型PID演算式の場合
トルク指令演算値=Kp×{(E(n)−E(n −1)) +Δt /Tl×E(n)
+Td/Δt (E(n)−2E(n−1)+E(n −2)) }
トルク指令値(n) =トルク指令値(n−1) +トルク指令演算値 …(式1)
位置型PID演算式の場合
トルク指令演算値=Kp×{(E(n)+Δt /Tl×ΣEi
+Td/Δt (E(n)−E(n −1))} …(式2)
上記各式において、
Kp:比例分ゲイン(P分)、Tl:積分時間(I分)、Td:微分時間(D分)、Δt:演算周期、E(n):現在主機関出力−目標主機関出力=偏差
である。
以下、PIDパラメータの調整について、各成分ごとに説明する。
P分パラメータ調整
目標主機関出力と現在主機関出力との偏差が大きく、現在主機関出力が目標機関出力に到達するスピードが遅い、つまりモータ11のアシストスピードが遅い場合は、P分パラメータを現状値より大きい値に調整する。反対に、到達スピードが速い場合は、P分パラメータを現状値より小さい値に調整する。現在主機関出力が目標主機関出力に到達するスピードは、ユーザーの要求又は船舶推進装置1の構成に応じて自由に調整可能。尚、P分パラメータ調整は、I分及びD分パラメータの調整に影響を与えるので、I分、D分パラメータの再調整を行なう。
I分パラメータ調整
現在主機関出力が目標主機関出力に到達している時、モータ11の出力が安定しない(ハンチング)時、I分パラメータを現状値より小さい値に調整する。反対にモータ11の応答が鈍い場合はI分パラメータを現状値より大きい値に調整する。尚、I分パラメータ調整は、P分及びD分パラメータの調整に影響を与えるので、P分、D分パラメータの再調整を行なう。
D分パラメータ調整
モータ11がオーバシュート又はアンダーシュートする場合は、D分パラメータを現状値より小さい値に調整する。尚、D分パラメータ調整は、P分及びI分パラメータの調整に影響を与えるので、P分、I分パラメータの再調整を行なう。
P分、I分、D分パラメータを一応調整した後、実際に作動させてモータ11の動きを観察し、好みの作動状態や応答性であれば、P分、I分、D分パラメータ調整は終了である。好みの作動状態でない場合は、再度上記指針に沿ってP分、I分、D分パラメータを調整する。
ここで、ガバナ3を用いたディーゼル機関等の主機関2とモータ11によりハイブリッド推進を行う本発明のシステムが発明された背景について触れる。自動車のハイブリッドシステムでは、コントローラが電子制御でインジェクタのON/OFF時間を制御して燃料噴射量を調整し、主機関出力を制御しているが、これとは異なり、ディーゼル機関とモータで構成された舶用ハイブリッドシステムでは、従来はガバナがコントローラから主機関回転速度を取得し、主機関回転速度から制御量を算出して主機関の出力を制御している。つまり、主機関の出力は、コントローラからの指令値で直接制御するのではなく、現在主機関負荷に対応する主機関回転速度が一定となるように、ガバナが供給する燃料を増減させて制御している。すなわち、コントローラは主機関の出力を直接的に制御することは出来ず、主機関をアシストするモータのアシスト量の算出は、目標機関出力と現在主機関出力の差分に基づき、モータのアシストトルク指令値を算出してモータをトルク制御しているが、これはPID制御ではP分制御に当たる。このように、従来の舶用ハイブリッドシステムの制御では、I分、D分制御が存在しない状態なので、現在主機関出力が目標主機関出力に到達している場合にはモータのアシストトルク指令値の制御をきめ細かく行えず、モータの精妙な制御ができない。これに対して、本実施形態ではPID制御を行うので、スムーズにモータ11がアシスト作動するため、応答性がよく、滑らかな運転を行うことができる。
図1に示すように、PIDレギュレータ25の出力側には、下限リミッタ26が接続されている。下限リミッタ26には、PIDレギュレータ25で算出された前記トルク指令が入力される。下限リミッタ26は、モータ出力の瞬間的な変動量が大きくならないように、必要に応じて下記(式3)に従い、PIDレギュレータ25で算出された前記トルク指令を制限してインバータ12に出力する。
下限リミッタパラメータα≦トルク指令値 …(式3)
下限リミッタ26における下限リミッタパラメータαの設定を変えることで、モータ回生電力量を任意に制限する事ができる。すなわち、下限リミッタパラメータαを0未満とすると、モータ回生電力量を有りに設定できる。この場合、モータ回生電力が発生してエネルギを回収しているため、その分だけモータ回転速度は落ちている。
下限リミッタパラメータαを0以上とすると、モータ回生電力量を無しに設定できる。モータ出力は力行又は0であるため、船舶の進行にはブレーキがかからず、その分だけ、モータ回転速度は落ち方が遅い。
図1に示すように、下限リミッタ26の出力側はインバータ12に接続されており、下限リミッタ26で必要に応じて下限リミットが与えられたアシストトルク指令が、インバータ12に与えられる。
次に、以上説明した実施形態の船舶推進装置1における制御手順を、図1を参照しつつ各制御工程ごとに説明する。
1.制御動作が開始された後、船舶の乗組員等が速度制御ハンドル15を操作してある位置に設定すると、ハンドル位置を示す信号がコントローラ4の外部信号処理部20に送られ、外部信号処理部20はハンドル位置の信号を処理してガバナ指令値算出部21に送る。ガバナ指令値算出部21は、外部信号処理部20から送られた信号からガバナ指令値(回転数指示)を算出し、ガバナ3に指令する。ガバナ3は、ガバナ指令値(回転数指示)に基づいて主機関2の制御を行う。
ラックセンサ5から送られるラック位置の信号と、第1回転数検出センサ6から送られる主機関回転速度と、第2回転数検出センサ10から送られるプロペラ回転速度と、第3回転数検出センサ14から送られるモータ回転速度は、それぞれコントローラ4の外部信号処理部20に入力され、いずれも外部信号処理部20で処理され、コントローラ4における後段の各機能ブロックに送られて制御のための演算等に供される。
2.現在主機関出力取得工程
現在主機関出力算出部22には、外部信号処理部20で処理された主機関回転速度とラック位置の各信号が入力される。現在主機関出力算出部22は、これら各信号から主機関出力を推定値として演算する。前述したように、現在主機関出力取得部として主機関2に軸馬力計を設け、軸馬力計が検出した主機関出力の実測値を、コントローラ4の外部信号処理部20に出力してもよい。この場合、現在主機関出力算出部22は不要であり、外部信号処理部20から出力された処理済みの主機関出力の実測値を後述する偏差算出部24に与える。
3.目標主機関出力算出工程
目標主機関出力算出部23には、外部信号処理部20で処理された現在のプロペラ回転速度が入力される。目標主機関出力算出部23は、目標主機関出力とプロペラ回転速度の関係を示す前記制御用データ(図2に例示した)を予め備えており、この制御用データとプロペラ回転速度から、目標主機関出力を算出する。
4.モータトルク制御工程
偏差算出部24は、現在主機関出力算出部22が出力した現在主機関出力と、目標主機関出力算出部23が算出した目標機関出力の偏差を算出する。そして、PIDレギュレータ25は、この偏差と、PID演算式(前記式1、式2)からモータ11のアシストトルク指令を算出する。この場合、現在主機関出力と目標主機関出力の大小関係に対応して、モータ11の状態がモータ力行又はモータ回生に分かれるので、それぞれ次のように制御を行う。
(1)現在主機関出力>目標機関出力の場合
この場合は、図2に例示した「プロペラ性能曲線」のとある回転速度において、同グラフよりも上の位置に現在主機関出力がプロットされる状態であり、船舶が向かい風を受けながら航行しモータ11が動力を生み出している状態(モータ力行)であり以下のような制御を行う。
1)PIDレギュレータ25が次式のようにPID演算でトルク指令を算出する。

トルク指令(n)=トルク指令(n−1)+PID演算値
このトルク指令(n)をインバータ12に指令する。トルク指令は増加する。
2)その結果、モータ出力が増加し、モータ11と軸で直結している主機関2の回転速度が増加する。
3)ガバナ3は主機関2の回転速度を維持しようとする為、主機関2に供給する燃料を絞り、主機関出力が低下する。
4)主機関出力と目標機関出力の偏差が小さくなる。
5)主機関出力と目標機関出力の偏差が0より大きい時は、1)に戻り制御を続行する。主機関出力と目標機関出力の偏差が0の時は、現在主機関出力と目標機関出力が一致し、ガバナ3による主機関2の制御及びインバータ12によるモータ11の制御は、現時点での状態を維持する。
(2)現在主機関出力<目標機関出力の場合
この場合は、図2に例示した「プロペラ性能曲線」のとある回転速度において同グラフよりも下の位置に現在主機関出力がプロットされる状態であり、船舶が追い潮に乗って航行しモータ11が発電している状態(モータ回生)であり以下のような制御を行う。
1)PIDレギュレータ25が次式のようにPID演算でトルク指令を算出し、下限リミッタ26が下限リミッタパラメータαで下限を設定する。
トルク指令(n)=トルク指令(n−1)−PID演算値≧下限リミッタパラメータα このトルク指令(n)をインバータ12に指令する。トルク指令は減少する。
下限リミッタパラメータαが≧0の時は、トルク指令値(n)を0以上に制限する為、モータ11は回生電力を発生しない。
一方、下限リミッタパラメータαが<0の時は、トルク指令値(n)が0未満になる場合もあり、トルク指令値(n)が0未満になった時はモータ11から回生電力が発生する。
このように、トルク指令が下限リミッタパラメータα以上である場合には、トルク指令演算値をトルク指令値とし、トルク指令演算値が下限リミッタパラメータα未満である場合には、下限リミッタパラメータαをトルク指令値とするので、下限リミッタパラメータαの設定を変えることでモータ回生電力量を任意に制限する事ができる。
2)その結果、モータ出力が減少する為、モータ11と軸で直結している主機関2の回転速度が低下する。
3)ガバナ3は主機関2の回転速度を維持しようとする為、主機関2に供給する燃料を増加させ、主機関出力が増加する。
4)主機関出力と目標機関出力の偏差が小さくなる。
5)主機関出力と目標機関出力の偏差が0より小さい時は、1)に戻り制御を続行する。主機関出力と目標機関出力の偏差が0の時は、現在主機関出力と目標機関出力が一致し、ガバナ3による主機関2の制御及びインバータ12によるモータ11の制御は、現時点での状態を維持する。
次に、以上説明した実施形態におけるPIDパラメータの調整について、さらに詳しい具体例を挙げて説明する。
PIDパラメータの値は各機器の出力、特性等によって変動する。この例では、各機器の仕様を以下のように設定する。
モータ11の容量:295KW
インバータ12の容量:315KW
エンジン発電機の容量:400KW
また、モータ目標回転速度は、図2に示す「プロペラ性能曲線」のデータ又は図3に示す2点間直線補間テーブルにより決定される。
PID演算パラメータ(速度型)は以下の通りとなる。
P分は1.300、I分は0.500、D分は0.000となる。
以上説明した実施形態の説明から理解されるように、本発明は、ガバナ3により制御される主機関2と、インバータ12によりトルク制御されるモータ11とによりプロペラ9を回転させて船舶を推進させるハイブリッド推進の船舶推進装置1に広く適用が可能である。
すなわち本発明の実施形態によれば、ガバナ3を用いたディーゼル機関のハイブリッドシステムにおいて、主機関2のアシストをモータ11で行なう際の主機関出力とモータアシスト量の配分を、図2に例示したような「プロペラ特性曲線」や図3に例示したような「 2点間直線補間テーブル」を利用することで最適にする事が可能になる。
また、下限リミッタパラメータαを0以上に設定した時はトルク指令値(n)が0以上に制限される為、モータ回生電力を発生させない設定にできる。従って、回生電力を熱にして逃がす抵抗装置又は蓄電池が不要になる。一方、下限リミッタパラメータαを0未満に設定した時はトルク指令値(n)が0未満になる事がある。トルク指令値(n)が0未満の時、モータ回生電力が発生する為、発生した電力を蓄電池に充電させることができる。つまり、下限リミッタパラメータαを設定することで、ハイブリッド装置の実際のシステム構成(蓄電池の有無、制動抵抗器の有無)に合わせることができる。
また、PID演算パラメータを調整する事で、モータ11の応答性を遅くする事が出来るので、モータ回生電力の発生電力を急激に増加させず徐々に増加させる事が出来る。すなわち、モータ回生電力をバッテリに充電可能なハイブリッドシステムの場合には、バッテリ充電可能電力に適合するようにモータ回生電力の発生量を調整することができる。
1…船舶推進装置
2…主機関
3…ガバナ
4…コントローラ
9…プロペラ
11…モータ
12…インバータ
22…現在主機関出力取得部としての現在主機関出力算出部
23…目標主機関出力算出部
24…偏差算出部
25…PIDレギュレータ
26…下限リミッタ

Claims (6)

  1. ガバナにより制御される主機関と、インバータによりトルク制御されるモータとによりプロペラを回転させて船舶を推進させるハイブリッド推進におけるモータの制御方法であって、
    現在主機関出力を取得する現在主機関出力取得工程と、
    現在のプロペラ回転速度から目標主機関出力を算出する目標主機関出力算出工程と、
    前記目標主機関出力と前記現在主機関出力の偏差を使用したPID演算式によりアシストトルク指令値を算出して前記インバータに指示するモータトルク制御工程と、
    を備えたことを特徴とするモータの制御方法。
  2. 前記目標主機関出力が前記現在主機関出力を上回る場合は、前記アシストトルク指令値を減少させ、前記目標主機関出力が前記現在主機関出力を下回る場合は、前記アシストトルク指令値を増加させることを特徴とする請求項1に記載のモータの制御方法。
  3. 前記現在主機関出力が前記目標主機関出力を下回る場合に、前記アシストトルク指令値をインバータに指示するに際して下限値を定めることを特徴とする請求項1又は2に記載のモータの制御方法。
  4. 前記目標主機関出力算出工程は、前記目標主機関出力と前記プロペラ回転速度の関係を示すデータと、現在の前記プロペラ回転速度から算出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータの制御方法。
  5. ガバナにより制御される主機関と、インバータによりトルク制御されるモータとによってプロペラを回転させるハイブリッド推進に用いるモータの制御装置であって、
    現在主機関出力を取得する現在主機関出力取得部と、
    現在の前記プロペラ回転速度から目標主機関出力を算出する目標主機関出力算出部と、
    前記目標主機関出力と前記現在主機関出力の偏差を算出する偏差算出部と、
    前記偏差算出部が算出した偏差に基づきアシストトルク指令値を算出して前記インバータに出力するPIDレギュレータと、
    を備えたことを特徴とするモータの制御装置。
  6. 前記現在主機関出力が前記目標主機関出力を下回る場合に、アシストトルク指令値をインバータに指示する際に下限値を定めることを特徴とする請求項5記載のモータの制御装置。
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