JP6124640B2 - 文書管理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

文書管理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6124640B2
JP6124640B2 JP2013062295A JP2013062295A JP6124640B2 JP 6124640 B2 JP6124640 B2 JP 6124640B2 JP 2013062295 A JP2013062295 A JP 2013062295A JP 2013062295 A JP2013062295 A JP 2013062295A JP 6124640 B2 JP6124640 B2 JP 6124640B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
information
operation information
information acquisition
relevance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013062295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014186644A (ja
Inventor
田頭 信博
信博 田頭
金田 北洋
北洋 金田
池田 裕章
裕章 池田
茂雄 福岡
茂雄 福岡
耕二 原田
耕二 原田
一也 岸
一也 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013062295A priority Critical patent/JP6124640B2/ja
Publication of JP2014186644A publication Critical patent/JP2014186644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6124640B2 publication Critical patent/JP6124640B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、文書管理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
昨今、取り扱う文書が増大しており、従来の木構造を用いたファイル管理方法では、多様なユースケースに対応した検索・表示等の文書管理に対応しきれなくなってきた。そこで、操作履歴を利用した文書管理システムが考案されている。特許文献1では、複数の文書それぞれに対する処理履歴を取得し、所定の解析ルールに基づき解析し、複数の文書の関連を得ている。
特開2005−32129号公報
特許文献1の技術では、文書それぞれに対する操作情報を取得し、操作履歴から業務情報を抽出し、その後、業務情報やアクセスパターンによって文書間の関連を得ている。
しかしながら、業務を推定可能な定型の業務を行っている場合を除くと、業務情報を抽出することは難しく、特許文献1の技術には、業務情報を適当に分類できず、文書間の関連情報を生成することが困難であるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、容易に文書間の関連情報を生成することを目的とする。
そこで、本発明は文書管理装置であって、前記文書管理装置で動作する文書アプリケーションにおける操作発生のタイミングで前記文書アプリケーションに係る文書に関する操作情報を取得する操作情報取得手段と、前記文書管理装置における文書に関する状態情報を取得する状態情報取得手段と、前記操作情報取得手段により前記操作情報が取得された場合、取得された前記操作情報と前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報とから前記文書と関連する文書を示す関連性情報を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された関連性情報を記憶装置に保管する保管手段と、を有し、前記操作情報取得手段は、前記文書アプリケーションのプラグインとして実現されており、前記操作情報取得手段は、前記文書に関する操作情報のうち、文書間の関連性に関係する操作情報を取得し、前記状態情報取得手段は、前記文書に関する状態情報のうち、文書間の関連性に関係する状態情報を取得する
本発明によれば、容易に文書間の関連情報を生成することができる。
コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 コンピュータのソフトウェア構成の一例を示す図である。 関連性情報管理部の一例を示す図である。 関連性情報の保管方法の一例を示す図である。 関連性情報管理部における情報処理の一例を示すフローチャートである。 文書削除部の一例を示す図である。 関連性情報から得られた文書関係図と画面の一例を示す図である。 削除文書表示部が表示する画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
<ハードウェア構成>
図1は、コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ100は、ハードウェア構成として、CPU102、ROM103、RAM104、外部記憶装置105、NIC(Network Interface Card)106、表示部107及び操作部108から構成される。これらの構成要素はシステムバス101上に配置される。
CPU102は、コンピュータ100全体を制御する。ROM103は、OS(Operation System)200、ブートプログラム、プログラム、及び各種データを格納する不揮発性メモリである。RAM104は、CPU102がROM103等から読み出したプログラムを実行するためのワークメモリとして用いられる。外部記憶装置105は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)やCD−ROMドライブ等の不揮発性外部記憶装置である。NIC106は、ネットワークと接続するためのネットワークコントローラである。表示部107は、ディスプレイ等である。操作部108は、キーボードやマウス等である。
コンピュータ100は、ユーザが文書を作成・編集する装置である。図1では、コンピュータ100が1つである構成を示しているが、これに限るものでなく、複数のコンピュータ100から構成されるシステムが以下に示す処理を実行してもよい。
CPU102が、ROM103、又は外部記憶装置105に記憶されているプログラムに基づいて処理を実行することによって、コンピュータ100のソフトウェア構成(機能構成)や、後述するフローチャートに係る処理が実現される。なお、コンピュータ100は、文書管理装置の一例である。
<ソフトウェア構成>
図2は、コンピュータ100のソフトウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ100は、ソフトウェア構成として、文書アプリケーション201、関連性情報管理部202、及び文書削除部203から構成される。これらの機能構成は、典型的にはOS200上で動作している。
OS200は、コンピュータ100全体を管理するソフトウェアである。OS200は、表示部107、操作部108、外部記憶装置105やNIC106等の入出力管理、ROM103やRAM104等メモリ管理、CPU102等のプロセス管理、及びファイルシステム等を管理する。パーソナルコンピュータ向けのOS200としては、様々な種類のOSがあるが、本実施形態の処理は特定のOS200に限定することなく実現することができる。
文書アプリケーション201は、コンピュータ100上で動作し、文書を作成・編集する。例えば、文書アプリケーション201は、ワードプロセッサアプリケーションであったり、表計算アプリケーションであったり、図形描画アプリケーションである。文書アプリケーション201は、汎用的な文書作成・編集アプリケーションだけでなく、業務ワークフローに組み込まれている帳票処理アプリケーションのように処理が限定されているアプリケーションでもよい。
関連性情報管理部202は、コンピュータ100上で動作し、文書の関連性情報を生成し、管理する。関連性情報管理部202の処理の詳細は後述する。
文書削除部203は、関連性情報に基づいて文書ファイルを削除する。文書削除部203の処理の詳細は後述する。
<関連性情報管理部について>
図3は、関連性情報管理部202の一例を示す図である。
関連性情報管理部202は、操作情報取得部301、状態取得部302、関連性情報決定部303及び関連性情報保管部304から構成される。
操作情報取得部301は、コンピュータ100上で動作し、文書アプリケーション201の操作情報を取得する。
操作情報は、「キーボード入力」及び「マウス操作」といった操作部108の操作に基づき、文書アプリケーション201へ入力される操作情報である。操作情報の他の例としては、例えば、「文書ファイルの指定」、「文書ファイルへのテキスト編集」、「文書アプリケーション201のメニュー選択」、「文書アプリケーション201のウィンドウ選択」等がある。これらは、操作部108の操作に対応してOS200が生成して文書アプリケーション201が処理可能なメッセージと対応付けてもよい。前記メッセージとしては、例えば、文書ファイルをオープンしたときに生成されるメッセージ等がある。
なお、操作情報取得部301が、操作情報を取得するのは、文書間の関連性を決定するためである。よって、操作情報取得部301は、文書アプリケーション201のすべての操作情報を取得対象にしてもよいが、文書間の関連性決定に寄与する操作情報だけに限定してもよい。例えば、前記「文書アプリケーション201のメニュー選択」の中の「作者等の文書の属性情報の変更」、「ページレイアウトの変更」、「文字のフォント・サイズ・配置の変更」、「表示方法の変更」等は、文書間の関連性の決定に寄与しない。このため、操作情報取得部301は、これらを取得対象の操作情報から除外してもよい。
汎用的な文書アプリケーションの場合の操作情報取得部301の実現方法としては、追加機能拡張のアプリケーション(即ち、プラグイン)として実現する方法がある。一方、独自の文書アプリケーションの場合の操作情報取得部301の実現方法としては、追加機能拡張アプリケーションとして実現してもよいし、独自の文書アプリケーションの機能として追加してもよい。また、複数の文書アプリケーション201が存在する場合、個々の文書アプリケーション201に対してそれぞれ操作情報取得部301を配置してもよいし、複数の文書アプリケーション201に対して、単一の操作情報取得部301を配置してもよい。操作情報取得部301は、コンピュータ100及び文書アプリケーション201に適した方法で実現できる。
更に、追加機能拡張として文書アプリケーション201の一部として取り込めるため、操作情報取得部301は、文書アプリケーション201の操作発生のタイミングで操作情報を取得することができる。
状態取得部302は、コンピュータ100上で動作し、コンピュータ100の状態情報を取得する。状態情報の一例は、「オープン中のファイルリスト」であったり、複数のウィンドウを用いたGUIを有するコンピュータ100上では「アクティブなウィンドウ(文書に係るウィンドウ)の情報」であったりする。これらはOS200が生成するメッセージに対応付けられたり、メッセージ生成タイミングのOS200の状態に対応付けられたりできる。なお、ファイルリストは、文書一覧(文書リスト)の一例である。
操作情報取得部301と同様、状態情報取得は文書間の関連性を決定することを目的とする。そのため、状態取得部302は、取得する状態情報を文書間の関連性の決定に寄与する状態情報に限定してもよい。例えば、「システム設定」、「システムのシャットダウン」等は、文書間の関連性決定に寄与しない。このため、状態取得部302は、取得対象の状態情報からこれらを除外してもよい。
状態取得部302は、コンピュータ100上で、常駐するアプリケーションとして実装され、状態情報を取得する。状態取得部302が状態情報を取得する方法としては、一定間隔で定期的に取得する方法や、操作情報取得部301から操作発生のタイミングを取得し、取得したタイミングで取得する方法がある。状態取得部302は、コンピュータ100に適した方法で実現できる。更に、状態取得部302は、コンピュータ100が既に状態取得機能を有する場合、コンピュータ100の状態取得機能を利用することもできる。
関連性情報決定部303は、コンピュータ100上で動作し、操作情報取得部301で取得された操作情報と状態取得部302で取得された状態情報とに基づき、文書間の関連性情報を決定する。関連性情報は、「ファイルのオープン」、「ファイルのクローズ」、「ファイルの保存」、「ファイルの別名保存」、「ファイルのコピー」、「ファイルのムーブ」、「テキストのコピー」、及び「テキストのペースト」である。なお、テキストとは、文書内容の一例である。
関連性情報決定部303は、ファイルがオープンされたときにDocumentOpenメッセージを生成する等、操作情報に直接対応づけられる場合は、操作情報から「ファイルのオープン」を決定する。操作情報に対応する情報が存在しない場合、関連性情報決定部303は、「オープン中のファイルリスト」の状態情報の差分を検査し、新規に追加されたファイルを検出し、「ファイルのオープン」を決定する。
関連性情報決定部303は、「ファイルのクローズ」に関して、「ファイルのオープン」と同様の方法で決定する。操作情報に直接対応づけられる場合、関連性情報決定部303は、操作情報から「ファイルのクローズ」を決定する。そうでない場合、関連性情報決定部303は、「オープン中のファイルリスト」の状態情報の差分を検査し、リストから消えたファイルを検出し、「ファイルのクローズ」を決定する。
「ファイルの保存」も、操作情報に直接対応づけられる場合、関連性情報決定部303は、操作情報から「ファイルの保存」を決定する。そうでない場合、関連性情報決定部303は、OS200のファイルシステムが生成するメッセージを監視して「ファイルの保存」を決定する。
「ファイルの別名保存」も、操作情報に直接対応づけられる場合、関連性情報決定部303は、操作情報から「ファイルの保存」を決定する。そうでない場合、関連性情報決定部303は、OS200のファイルシステムが生成するメッセージを監視して「ファイルの保存」を決定する。
「ファイルのコピー」及び「ファイルのムーブ」は、OS200上の文書アプリケーション201上の操作でなく、OS200上の操作に対応するため、関連性情報決定部303は、状態情報から決定する。関連性情報決定部303は、OS200のファイルシステムが生成するメッセージを監視して「ファイルのコピー」及び「ファイルのムーブ」を決定する。
「テキストのコピー」及び「テキストのペースト」は、操作情報に直接対応づけられる場合、関連性情報決定部303は、操作情報から「テキストのコピー」又は「テキストのペースト」を決定する。そうでない場合、関連性情報決定部303は、OS200が生成するメッセージを監視して操作タイミングを取得し、「アクティブなウィンドウの情報」を取得して対象の文書を決定する。とくに、「テキストのコピー」で検出した対象文書は「テキストのペースト」操作時の元文書識別に利用するため、関連性情報決定部303は、「テキストのコピー」時の対象文書を一時的に保存する。関連性情報決定部303は、「テキストのペースト」時に、一時保存している対象文書の情報を基に、ペースト元の文書を検出する。
関連性情報保管部304は、コンピュータ100上で動作し、関連性情報決定部303が決定した関連性情報を保管する。関連性情報保管部304は、関連性情報をファイルとして保管してもよいし、DBを用いて保管してもよい。
図4は、関連性情報の保管方法の一例を示す図である。「文書名」は文書の識別名であり、ファイル名に相当する。「リビジョン」は、文書の履歴を識別するための情報であり、文書の編集ごとに更新する識別情報である。リビジョンは、文書の更新ごとに付与されるため、1つの文書名に対して1つ以上のリビジョンが付与される。「操作分類情報」は、先に述べた、操作情報及び状態情報から分類した操作分類情報であり、操作情報を識別する。操作分類情報は、操作対象のリビジョンを示すことに加えて、「テキストのコピー」・「テキストのペースト」・「ファイルの別名保存」・「ファイルのコピー」・「ファイルのムーブ」における操作元リビジョンを示す場合もある。よって、1つの「操作分類情報」が指し示す「リビジョン」の数は1つ又は2つである。
図5は、関連性情報管理部における情報処理の一例を示すフローチャートである。
まず、操作情報取得部301は、文書アプリケーション201の操作情報を入力し(S501)、取得対象の操作情報か否かを判断する(S502)。取得対象の操作情報でない場合、操作情報取得部301は、ステップS501へ戻る。取得対象の操作情報の場合、操作情報取得部301は、操作情報を関連性情報決定部303へ送信する(S503)。
操作情報取得部301は、操作情報を取得すると同時に、操作情報の取得を状態取得部302に通知する(S504)。通知を受けた状態取得部302は、コンピュータ100の状態情報を取得し、関連性情報決定部303へ送信する (S505)。関連性情報決定部303は、受信した操作情報と状態情報とから関連性情報を生成する(S506)。関連性情報保管部304は、生成された関連性情報を保管する(S507)。関連性情報保管部304は、文書アプリケーション201が終了してない場合、処理をステップS501へ戻し、次の操作情報の入力を待ち、終了した場合は、図5に示す処理を終了する(S508)。
なお、上記動作は、操作情報取得部301が生成したタイミングで状態取得部302が動作する例を示した。先に示したように、状態取得部302が一定間隔で状態情報を取得することもできる。この場合、ステップS504は省略され、ステップS506において、関連性情報決定部303は、操作情報を取得したタイミングで状態取得部302から最新の状態情報を取得するという動作になる。
<文書削除部について>
図6は、文書削除部203の一例を示す図である。
文書削除部203は、命令受付部601、関連性情報分析部602、削除文書表示部603、削除実行部604から構成される。
命令受付部601は、文書削除命令を受け付ける。命令受付部601は、コンピュータ100の操作部108から入力された削除命令を受け付ける。このとき、命令受付部601は、削除対象の文書名を一緒に受け付ける。一度に受け付ける文書名は、一つでもよいし、複数でもよい。但し、以降の処理は、個々の文書に対してそれぞれ実施される。
関連性情報分析部602は、命令受付部601で受け付けた文書名に対応する関連性情報を検索し、文書に関連のある文書を、関連性の大きさと同時に検出する。関連性情報分析部602は、関連性の大きさを、関連性情報を用いて、削除文書がコピー元になっている文書、削除文書がコピー先になっている文書の順で大きさを決定する。関連性情報分析部602は、コピー元文書又はコピー先文書が複数存在するときには、関連性が生じたタイミングが近い順で大きさを決定する。つまり、削除文書の最も新しいリビジョンをコピー元文書として関連性が示されている文書の関連性が最大となる。
削除文書表示部603は、削除対象の文書名と共に、関連性情報分析部602より得られた関連のある文書を、関連性の大きな順に文書名を画面に表示し、削除文書を選択させる。
図7は、関連性情報から得られた文書関係図と画面の一例を示す図である。図7の(A)では文書関係図の一例を示している。アルファベットは文書名を示し、数字はリビジョンを示す。水平の矢印はリビジョンの更新を示し、それ以外の矢印はコピー及びペーストを示している。例えば、文書Cは、文書B2(文書Bのリビジョン2)からコピー・ペーストしたことを示している。ここで文書Bを削除する場合を考える。文書D及び文書Cは共に文書Bをコピー元としている。文書Cは文書Bのリビジョン2をコピー元としている一方で、文書Dは文書Bのリビジョン3をコピー元としている。よって、一番大きな関連性を有するのは文書Dであり、次が文書Cである。文書Aは文書Bをコピー先にしているという関連性を有する。このような関係があるため、削除文書表示部603が表示する画面の表示例は図7の(B)となる。
削除実行部604は、指定された文書を削除する。図7(B)の表示に対応して、削除指定された文書をすべて削除する。
以上に説明したように、本実施形態によれば、複数の文書間の関連性を決定・管理し、関連性情報を利用して削除文書に関連のある文書名を示す。このため、ある文書を削除したいときに、関連ある文書の削除も促すことができ、漏れなく必要な文書を削除することが可能となる。
(実施形態2)
実施形態1では、関連する文書名を示して関連ある文書、つまり文書全体の削除を促していた。しかし、文書全体を消去するのでなく、文書中の関連のある個所だけを削除したいとの要求もある。そこで本実施形態では、これを実現する方法を説明する。実施形態1と異なる削除文書表示部603について説明する。
図8は、削除文書表示部603が表示する画面の一例を示す図である。実施形態1と同様、削除文書表示部603は、削除対象の文書と共に関連文書名を表示し、更に、関連文書の表示・編集を促せる表示を行う。実施形態1では関連性情報が文書間の関連しか示していない例を示したが、文書の関連個所を識別可能な関連性情報を用いれば、表示・編集を促すときに、関連個所を特定して促すことが可能となる。
以上に説明したように、本実施形態によれば、複数の文書間の関連性を決定・管理し、関連性情報を利用して削除文書に関連のある文書名を示し、表示・編集を促す。このため、ある文書を削除したいときに、関連ある文書の関連のある個所の削除が促され、漏れなく必要な文書の必要な個所を削除することが可能となる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、本発明によれば、操作情報を取得すると同時に、コンピュータの状態情報を取得し、文書間の関連性を決定する。これにより、確度の高い文書間関連情報を決定することができ、転記先を含めて文書の確実な削除を実現できる。
例えば、昨今の文書作成フローを鑑みると、すべてを新規に作成する方法で文書を作成するのは少数派で、既に存在している1つ以上の文書を引用(コピー・ペースト)して作成する方が多数派であると考えられる。この場合、コピー・ペーストによって、記載内容が複数の文書に転記され、転記内容が機密情報の場合、機密情報が複数の文書に拡散される懸念が生じる。しかしながら、上述した実施形態によれば、確度の高い文書関連情報を決定することができ、転記先を含めて文書の確実な削除を実現することができる。
また、転記先の文書を含めて確実に関連する文書を削除しようとした場合、文書の全文検索が必要になる。しかしながら、上述した実施形態によれば、文書間の関連性を容易に決定し、保持しておくことができる。したがって、全文検索をしなくても、削除対象の文書と共に、関連する文書の削除を促すことができ、確実な文書の削除をサポートすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
201 文書アプリケーション、202 関連性情報管理部、203 文書削除部、301 操作情報取得部、302 状態取得部、303 関連性情報決定部、304 関連性情報保管部、601 命令受付部、602 関連性情報分析部、603 削除文書表示部、604 削除実行部

Claims (10)

  1. 文書管理装置であって、
    前記文書管理装置で動作する文書アプリケーションにおける操作発生のタイミングで前記文書アプリケーションに係る文書に関する操作情報を取得する操作情報取得手段と、
    前記文書管理装置における文書に関する状態情報を取得する状態情報取得手段と、
    前記操作情報取得手段により前記操作情報が取得された場合、取得された前記操作情報と前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報とから前記文書と関連する文書を示す関連性情報を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された関連性情報を記憶装置に保管する保管手段と、
    を有し、
    前記操作情報取得手段は、前記文書アプリケーションのプラグインとして実現されており、
    前記操作情報取得手段は、前記文書に関する操作情報のうち、文書間の関連性に関係する操作情報を取得し、
    前記状態情報取得手段は、前記文書に関する状態情報のうち、文書間の関連性に関係する状態情報を取得する文書管理装置。
  2. 文書を削除する際に、削除対象の文書と共に、前記保管手段により前記記憶装置に保管された関連情報に基づき、前記文書と関連する文書の削除を促す画面を表示する表示手段を更に有する請求項1記載の文書管理装置。
  3. 削除対象の文書と共に、前記画面を介して選択された前記文書と関連する文書を削除する削除手段を更に有する請求項2記載の文書管理装置。
  4. 前記表示手段は、前記関連情報に基づき、削除対象の文書との関連性が大きい順に、前記文書と関連する文書の削除を促す画面を表示する請求項2又は3記載の文書管理装置。
  5. 前記表示手段は、前記関連性情報に基づき得られる文書関係図に基づいて、削除対象の文書と共に、前記文書と関連する1つ以上の文書の削除を促す画面を表示する請求項2又は3記載の文書管理装置。
  6. 前記表示手段は、前記関連する文書の削除を促すと共に前記関連する文書の編集を促す画面を表示する請求項2乃至5何れか1項記載の文書管理装置。
  7. 前記操作情報取得手段は、文書のオープン、文書のクローズ、文書の保存、文書の別名保存、文書のコピー、文書のムーブ、文書内容のコピー、文書内容のペーストの何れかを操作情報として取得する請求項1乃至6何れか1項記載の文書管理装置。
  8. 前記状態情報取得手段は、前記文書管理装置においてオープンされている文書の文書一覧、アクティブな文書に係るウィンドウの何れかを状態情報として取得する請求項1乃至7何れか1項記載の文書管理装置。
  9. 文書管理装置が実行する情報処理方法であって、
    操作情報取得手段が、前記文書管理装置で動作する文書アプリケーションにおける操作発生のタイミングで前記文書アプリケーションに係る文書に関する操作情報を取得する操作情報取得ステップと、
    状態情報取得手段が、前記文書管理装置における文書に関する状態情報を取得する状態情報取得ステップと、
    決定手段が、前記操作情報取得ステップにより前記操作情報が取得された場合、取得された前記操作情報と前記状態情報取得ステップにより取得された前記状態情報とから前記文書と関連する文書を示す関連性情報を決定する決定ステップと、
    保管手段が、前記決定ステップにより決定された関連性情報を記憶装置に保管する保管ステップと、
    を含み、
    前記操作情報取得手段は、前記文書アプリケーションのプラグインとして実現されており、
    前記操作情報取得ステップでは、前記文書に関する操作情報のうち、文書間の関連性に関係する操作情報を取得し、
    前記状態情報取得ステップでは、前記文書に関する状態情報のうち、文書間の関連性に関係する状態情報を取得する情報処理方法。
  10. コンピュータを、
    前記コンピュータで動作する文書アプリケーションにおける操作発生のタイミングで前記文書アプリケーションに係る文書に関する操作情報を取得する操作情報取得手段と、
    前記コンピュータにおける文書に関する状態情報を取得する状態情報取得手段と、
    前記操作情報取得手段により前記操作情報が取得された場合、取得された前記操作情報と前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報とから前記文書と関連する文書を示す関連性情報を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された関連性情報を記憶装置に保管する保管手段と、
    して機能させ、
    前記操作情報取得手段は、前記文書アプリケーションのプラグインとして実現されており、
    前記操作情報取得手段は、前記文書に関する操作情報のうち、文書間の関連性に関係する操作情報を取得し、
    前記状態情報取得手段は、前記文書に関する状態情報のうち、文書間の関連性に関係する状態情報を取得するプログラム。
JP2013062295A 2013-03-25 2013-03-25 文書管理装置、情報処理方法及びプログラム Active JP6124640B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013062295A JP6124640B2 (ja) 2013-03-25 2013-03-25 文書管理装置、情報処理方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013062295A JP6124640B2 (ja) 2013-03-25 2013-03-25 文書管理装置、情報処理方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014186644A JP2014186644A (ja) 2014-10-02
JP6124640B2 true JP6124640B2 (ja) 2017-05-10

Family

ID=51834130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013062295A Active JP6124640B2 (ja) 2013-03-25 2013-03-25 文書管理装置、情報処理方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6124640B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6292190B2 (ja) 2015-08-04 2018-03-14 コニカミノルタ株式会社 文書関連付け装置、文書関連付けシステム、プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008033961A (ja) * 2007-10-03 2008-02-14 Toshiba Corp 文書管理方法及び文書管理装置
JP2010073012A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Fuji Xerox Co Ltd 文書管理装置、文書管理システム及びプログラム
JP5458861B2 (ja) * 2009-12-17 2014-04-02 富士ゼロックス株式会社 文書検索装置、プログラム、文書登録装置、および文書検索システム
JP2011145901A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Nec Corp ファイル管理システム、方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014186644A (ja) 2014-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9886436B2 (en) Conversion of documents of different types to a uniform and an editable or a searchable format
US10127241B2 (en) Information processing apparatus, method for controlling the same, and storage medium therefor
JP2020501208A (ja) コンテンツ管理システムにおけるプロジェクトの管理
JP6070936B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US20090303519A1 (en) Printing controller, gui display method, printer driver, and recording medium
JP2007535034A (ja) マルチ・ソース、マルチ宛先データ転送
JP2017505970A (ja) 文書名およびページ・コンテンツの一致に基づく文書へのリンクの一括生成
JP5610524B2 (ja) 文書の優先度を決定する方法、プログラム及び装置
JP6262708B2 (ja) 深い検索性を有するオブジェクト化及びハードコピーからオリジナルの電子ファイルを検出するドキュメント検出方法
US10496959B2 (en) Data processing apparatus, data processing system, data processing method, and non-transitory computer readable medium
JP6015546B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP6124640B2 (ja) 文書管理装置、情報処理方法及びプログラム
JP4958115B2 (ja) 情報処理装置および方法
JP2008234078A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理プログラムを記録した記録媒体
JP2005216201A (ja) ジョブ処理システム
US9984084B2 (en) Information processing apparatus, method for controlling same, and storage medium
JP6918457B2 (ja) ファイル管理システム、及び制御方法
JP2014119939A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システム
US11989541B2 (en) Deployment migration tool with decoding capabilities
JP5267711B1 (ja) 文書管理装置及びプログラム
US20220107939A1 (en) File management apparatus and non-transitory computer readable medium
JP7263753B2 (ja) 文書処理装置および文書処理プログラム
JP2017174130A (ja) 会計データ作成装置、会計データ作成方法、及び会計データ作成プログラム
JP2017045112A (ja) 印刷管理サーバ、印刷管理方法および印刷管理プログラム
JP2006309536A (ja) ファイル管理プログラム、及びファイル管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170404

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6124640

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151