JP6123455B2 - 有機含窒素化合物含有ガスの処理装置及び成膜装置 - Google Patents

有機含窒素化合物含有ガスの処理装置及び成膜装置 Download PDF

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Description

本発明は、有機含窒素化合物含有ガスの処理装置及び成膜装置に関する。
近年、排気ガスによる環境負荷を低減するために、排気ガスに対する規制が厳しくなってきている。これに伴い、排気ガスの処理方法が種々提案されている。例えば、特許文献1では、NHを含むガスの処理方法及び処理装置が提案されている。
特開2002−239341号公報
被処理物を吸着したり、吸収したりする処理剤を用いた処理装置においては、処理剤の処理能力が低下した際に、処理剤を交換する必要がある。このため、処理剤の処理能力の低下を検知することが重要となる。
処理剤の処理能力の低下を検知する方法としては、例えば、ロードセルなどの重量検出機構を用いて処理剤の重量を測定し、測定された重量に基づいて処理剤の処理能力の低下を検知することも考えられる。NHを含むガスを処理する装置においては、重量検出機構を用いた処理剤の処理能力の低下を検知する方法は有効であると考えられる。
しかしながら、例えば、金属酸化物膜を成膜する際に、窒素を含む金属錯体を用いた場合に排出される排気ガスのように、窒素を含む有機物である有機含窒素化合物を複数種類含むガスの場合は、ガスに含まれる有機含有窒素化合物の種類や、ガス中における有機含窒素化合物の含有比率(組成比)が変化する虞がある。ガスに含まれる有機含有窒素化合物の種類や、ガス中における有機含窒素化合物の含有比率が変化すると、処理剤の重量増加量と、処理剤の処理能力の低下度合いとの関係も変化する。これを考慮し、処理剤の処理能力が低くなりすぎないうちに、早期に処理剤を交換する必要がある。従って、処理剤の利用効率が低く、処理に要するコストが高くなるという問題がある。
本発明の主な目的は、複数種類の有機含窒素化合物を含む有機含窒素化合物含有ガスの処理に要するコストを低減することにある。
本発明に係る有機含窒素化合物含有ガスの処理装置は、複数種類の有機含窒素化合物を含む有機含窒素化合物含有ガスの処理装置である。本発明に係る有機含窒素化合物含有ガスの処理装置は、処理室と、検知部とを備える。処理室は、有機含窒素化合物含有ガスに含まれる複数種類の有機含窒素化合物の濃度を低減させる。検知部は、検知剤を含む。検知剤は、処理室において処理されたガスが供給されるように設けられている。検知剤は、有機含窒素化合物と接触した際に色度が変化する。
本発明に係る成膜装置は、成膜室と、供給部と、処理室と、検知部とを備える。成膜室は、膜を成膜するための室である。供給部は、膜の原料として、窒素を含む配位子を有する金属錯体を供給する。処理室は、成膜室から排出される、複数種類の有機含窒素化合物を含む有機含窒素化合物含有ガスに含まれる複数種類の有機含窒素化合物の濃度を低減させる。検知部は、処理室において処理されたガスが供給されるように設けられている。検知部は、検知剤を含む。検知剤は、有機含窒素化合物と接触した際に色度が変化する。
本発明によれば、複数種類の有機含窒素化合物を含む有機含窒素化合物含有ガスの処理に要するコストを低減することができる。
本発明の一実施形態に係る有機含窒素化合物含有ガスの処理装置の模式図である。 本発明の一実施形態における検知部の模式的断面図である。 変形例における検知部の模式的断面図である。 本発明の一実施形態における成膜装置の模式図である。 実験例1において作製した処理装置の模式図である。
以下、本発明の一実施の形態について詳細に説明する。
(処理装置1の概略構成)
図1に示される処理装置1は、複数種類の有機含窒素化合物を含む有機含窒素化合物含有ガスを処理するための装置である。
処理装置1は、処理室10を備えている。処理室10には、複数種類の有機含窒素化合物を含む有機含窒素化合物含有ガスが導入される。なお、有機含窒素化合物含有ガスは、複数種類の有機含窒素化合物のみからなるガスであってもよいし、複数種類の有機含窒素化合物と、その他のガスとを含む混合ガスであってもよい。通常は、有機含窒素化合物含有ガスは、複数種類の有機含窒素化合物と、その他のガスを含む混合ガスであることが多い。
処理室10は、導入された有機含窒素化合物含有ガスに含まれる複数種類の有機含窒素化合物の濃度を低減する。処理室10は、有機含窒素化合物含有ガスに含まれる有機含窒素化合物の濃度を低減できるものである限りにおいて特に限定されない。処理室10は、湿式の処理室であってもよいし、乾式の処理室であってもよい。
本実施形態においては、処理室10は、乾式の処理室である。処理室10内には、処理剤34が配されている。この処理剤34により、有機含窒素化合物含有ガスに含まれる有機含窒素化合物の濃度が低減される。処理剤34の例に関しては、後に詳述する。
処理室10は、導入口11と、排出口12とを有する。導入口11には、導入管33が接続されている。有機含窒素化合物含有ガスは、この導入管33を経由して、導入口11から処理室10内に導入される。
導入管33の上流側端部に、例えば、排気ガスに含まれる固形物を除去するトラップが接続されていてもよい。すなわち、排気ガスの発生源と処理室10との間に、例えば、排気ガスに含まれる固形物を除去するトラップが設けられていてもよい。このトラップを設けることにより、処理室10に固形物が流入することを抑制することができる。トラップとしては、例えば、コールドトラップ装置やフィルタートラップ装置などが好ましく用いられる。
処理室10において有機含窒素含有化合物の濃度が低減された有機含窒素化合物含有ガス(以下、「処理済みガス」とすることがある。)は、排出口12と、排出口12に接続された排気管35とを経由して処理装置1の外部に排出される。
なお、処理済みガスは、処理室10に導入された有機含窒素化合物含有ガスよりも有機含窒素化合物の濃度が低いガスであればよい。処理済みガスは、有機含窒素化合物を含んでいなくてもよいし、含んでいてもよい。処理済みガスに含まれる有機含窒素化合物の濃度の上限は、処理装置1に要求される性能等に応じて適宜設定することができる。
処理時の処理室10の温度は、使用する処理剤34の種類、導入される有機含窒素化合物含有ガスの種類、量等に応じて適宜設定することができる。処理時の処理室10の温度は、例えば、0℃〜200℃程度とすることができる。処理時の処理室10の温度は、例えば、0℃〜90℃であることが好ましく、常温であってもよい。処理時の処理室10の温度を常温より高い温度または低い温度にする場合は、加熱機構や冷却機構などの温度調節機構を設けてもよい。
処理時の処理室10の圧力も、使用する処理剤34の種類、導入される有機含窒素化合物含有ガスの種類、量等に応じて適宜設定することができる。処理時の処理室10の圧力は、例えば、常圧であってもよい。また、処理室10を減圧または加圧した状態で処理を行ってもよい。
処理室10に導入される有機含窒素化合物含有ガスの流量は、要求される処理能力、使用する処理剤34の種類、導入される有機含窒素化合物含有ガスの種類、量等に応じて適宜設定することができる。処理室10に導入される有機含窒素化合物含有ガスの流量は、例えば、0.1リットル/分〜40000リットル/分であることが好ましく、1リットル/分〜20000リットル/分であることがより好ましく、10リットル/分〜1000リットル/分であることがさらに好ましい。
有機含窒素化合物含有ガスにおける有機含窒素化合物の濃度は、特に限定されない。有機含窒素化合物含有ガスにおける有機含窒素化合物の濃度は、例えば、5ppm〜50000ppmであることが好ましく、100ppm〜30000ppmであることがより好ましく、500ppm〜5000ppmであることがさらに好ましい。
(検知部36)
処理装置1は、検知部36をさらに備える。検知部36は、処理済みガスが供給されるように設けられている。具体的には、検知部36は、排気管35に設けられている。このため、本実施形態では、すべての処理済みガスが検知部36を経由して処理装置1外に排気される。もっとも、処理済みガスの一部が検知部36に供給されるように構成されていてもよい。
図2に、検知部36の模式的断面図を示す。検知部36は、検知部本体36aを有する。検知部本体36aの内部には、排気管35に接続された内部空間が区画形成されている。この内部空間内に、検知剤36bが収容されている。検知剤36bは、有機含窒素化合物と接触した際に色度が変化する。検知部本体36aには、検知剤36bが収容された内部空間に臨む観察窓36a1が設けられている。この観察窓36a1を通して、検知剤36bの色度を観察することができる。よって、例えば、処理装置1の操作者が観察窓36a1を通して検知剤36bを観察することにより、処理剤34の処理能力が所望する処理能力よりも低くなっていないか(処理剤34が寿命を迎えていないか)を確認することができる。
処理剤の劣化度合いを管理する方法としては、処理剤の重量を管理する方法も考えられる。処理剤の重量増加量は、処理剤により吸着されたり、吸収されたりした化合物の重量と実質的に等しくなる。このため、処理剤の重量を管理することにより、吸着された化合物の重量を管理することができるためである。例えば、処理の対象となる化合物が、アンモニア1種類のみであるような場合には、吸着された化合物の重量、すなわち、処理剤の重量増加量と、処理剤の現処理能力とに高い相関がみられるため、好ましく適用される。
しかしながら、複数種類の有機含窒素化合物を含む有機含窒素化合物ガスを処理する場合には、吸着された化合物の重量、すなわち、処理剤の重量増加量と、処理剤の現処理能力とが高い相関関係にあるとは必ずしもいえない。例えば、有機含窒素化合物ガスに含まれる有機含有窒素化合物の種類が変化したり、有機含窒素化合物ガスにおける複数種類の有機含窒素化合物の含有比率が変化したりした場合には、吸着された化合物の重量と、処理剤の現処理能力との間の関係が変化する。従って、処理剤の重量を管理する方法では、処理剤の処理能力を高精度に管理することが困難である。
それに対して、本実施形態のように、有機含窒素化合物と接触した際に色相が変化する検知剤36bを含む検知部36を設けた場合は、処理室10から排出される処理済みガスに所定の濃度以上の濃度で有機含窒素化合物が含まれているか否かを直接的に検知することができる。複数種類の有機含窒素化合物のいずれと接触した際にも色相が変化する検知剤36bを用いることにより、処理済みガスに、複数種類の有機含窒素化合物のいずれかひとつでも所定濃度以上で含まれていた場合には、処理済みガスに有機含窒素化合物が含まれることを確実に検知することができる。従って、本実施形態では、検知剤36bの処理能力が所望する処理能力を下回ると予想されるよりも早期に検知剤36bを交換する必要は必ずしもない。検知剤36bの処理能力が低下し、処理済みガスに有機含窒素化合物が含まれるようになるまで検知剤36bを使用することができる。従って、有機含窒素化合物含有ガスの処理に要するコストを低減することができる。
検知剤36bは、有機含窒素化合物と接触した際に、色度を構成している色相と彩度とのうち、少なくとも色相が変化するものであることが好ましい。検知剤36bの変化が観察されやすいためである。検知剤36bは、例えば、有機含窒素化合物と接触した際に黄色から青色に変化するものであってもよい。
有機含窒素化合物と接触した際に色度が変化する検知剤36bとしては、例えば、pHが変化した際に色度が変化するpH検知剤、有機含窒素化合物と反応して、反応前とは異なる色度を有する化合物に変化する検知剤などが挙げられる。pHが変化した際に色度が変化するpH検知剤の具体例としては、例えば、フェノールフタレイン、リトマス等が挙げられる。有機含窒素化合物と反応して、反応前とは異なる色度を有する化合物に変化する検知剤の具体例としては、例えば、チモールブルー、ブロモチモールブルー等が挙げられる。
図3に示されるように、検知剤36bの色度を測定する測定部36cを設けてもよい。例えば、測定部36cは、測定した検知剤36bの色度と、処理能力が劣化したと判断する色度として、予め設定された色度とを比較し、処理剤34の劣化度合いを判定する。このような測定部36cを設けることにより、処理剤34の劣化度合いを正確に測定することができる。測定部36cは、例えば、色度計、色相判別器(カラーセンサー)等により構成することができる。
測定部36cを設け、処理剤34の寿命を自動的に測定する場合は、測定部36cが処理剤34の処理能力が予め定められた処理能力よりも低くなったと判断した際に、処理装置1の操作者等に放置する報知部をさらに設けてもよい。
(有機含窒素化合物)
有機含窒素化合物は、窒素を含む有機物である。有機含窒素化合物は、例えば、アミン化合物、イミン化合物、複数種類のアミン化合物が結合した化合物、及び、少なくとも一種のアミン化合物と少なくとも一種のイミン化合物とが結合した化合物からなる群より選ばれた少なくとも1種を含んでいてもよい。有機含窒素化合物は、例えば、モノアルキルアミン、一般式(a)で表される化合物、一般式(b)で表される化合物、一般式(c)で表される化合物、一般式(d)で表される化合物、一般式(e)で表される化合物、一般式(f)で表される化合物、一般式(g)で表される化合物、一般式(h)で表される化合物及び一般式(i)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種を含んでいてもよい。なお、モノアルキルアミンの具体例としては、例えば、モノメチルアミン、t−ブチルアミンなどが挙げられる。
Figure 0006123455
このような有機含窒素化合物を複数種類含む有機含窒素化合物含有ガスは、例えば、窒素を含む配位子を有する金属錯体が反応したとき、窒素を含む配位子を有する金属錯体が分解したとき、窒素を含む配位子を有する金属錯体が反応して生じた反応物が分解したときなどに発生する。従って、有機含窒素化合物含有ガスは、窒素を含む配位子を有する金属錯体が反応して生じたガス、窒素を含む配位子を有する金属錯体が分解して生じたガス、及び、窒素を含む配位子を有する金属錯体の反応物が分解して生じたガスの少なくとも一種を含んでいてもよい。
より具体的には、有機含窒素化合物含有ガスは、例えば、窒素を含む配位子を有する金属錯体を用いて例えば、金属膜や金属酸化物膜などの膜を製造する際に、窒素を含む配位子を有する金属錯体が反応、分解等することにより生じる。このため、有機含窒素化合物含有ガスは、窒素を含む配位子を有する金属錯体を用いて膜を製造する際に発生したガスを含んでいてもよい。
窒素を含む配位子を有する金属錯体としては、例えば、(アミドアミノアルカン)金属化合物が挙げられる。(アミドアミノアルカン)金属化合物は、下記一般式(1)で示される。
Figure 0006123455
一般式(1)において、Mは、金属原子を示す。Mは、Be(ベリリウム)、Ge(ゲルマニウム)、Nd(ネオジム)以外であることが好ましい。Mは、例えば、リチウム、ナトリウム、マグネシウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、亜鉛、イットリウム、ルテニウム、アルミニウム、ランタンまたはインジウムであることが好ましく、マンガン、コバルト及び鉄の少なくとも一種であることがより好ましい。
一般式(1)において、nは、配位子の数を示す整数である。nは、金属Mの価数と等しく、通常1〜3の整数である。nが2以上の場合、2つ以上の配位子は同一であってもよく、異なっていてもよい。なお、配位子が2種以上の混合物の場合には、複数種の錯体ができることもある。
式(a)〜(i)及び式(1)において、Rは、炭素原子数1〜6の直鎖状、分岐状または環状のアルキル基を示す。炭素原子数1〜6の直鎖状、分岐状または環状のアルキル基の具体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、s−ブチル基、t−ブチル基、シクロブチル基、t−ペンチル基、ネオペンチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。Rは、炭素原子数1〜6の直鎖状または分岐状のアルキル基であることが好ましく、炭素原子数1〜5の直鎖状または分岐状のアルキル基であることがより好ましく、炭素原子数2〜5の直鎖状または分岐状のアルキル基であることがさらに好ましく、炭素原子数3〜5の直鎖状または分岐状のアルキル基であることがなお好ましい。具体的には、Rは、イソプロピル基、s−ブチル基、t−ブチル基、t−ペンチル基であることが特に好ましい。MがMg(マグネシウム)またはZn(亜鉛)の場合は、Rがメチル基以外の基であることが好ましい。MがBi(ビスマス)の場合は、Rがt−ブチル基以外の基であることが好ましい。
式(a)〜(i)及び式(1)において、R及びRは、それぞれ、炭素原子数1〜3の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す。炭素原子数1〜3の直鎖状または分岐状のアルキル基の具体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基等が挙げられる。R及びRは、互いに結合して環(例えば、5員環や6員環など)を形成していてもよい。なかでも、R及びRは、それぞれ、炭素原子数1〜2のアルキル基(メチル基、エチル基)であることが好ましい。なお、R及びRは、同一であってもよく、異なっていてもよい。
Zは、単結合、あるいは炭素原子数1〜5の直鎖状または分岐状のアルキレン基を示す。Zの一部は、環を形成していてもよい。Zは、例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基を含んでいてもよい。但し、Zは、シクロアルキル基を含まない炭素原子数1〜10、好ましくは、炭素原子数1〜5の直鎖状または分岐状のアルキレン基であることが好ましい。Zの好ましい具体例としては、例えば、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、メチルエチレン基、1,2−ジメチルエチレン基、1,1−ジメチルエチレン基、テトラエチレン基、2−メチルトリメチレン基、ヘキサメチレン基等などが挙げられる。Zが直鎖状のアルキレン基である場合は、Zにおける炭素原子数は、1〜3であることが好ましく、2であることがより好ましい。Zが分岐状のアルキレン基である場合は、Zは、例えば、下記の一般式で表される置換基であることが好ましい。
Figure 0006123455
上記一般式において、Zは炭素原子数1〜3の直鎖状アルキレン基を示す。Zの好ましい具体例としては、例えば、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基等が挙げられる。Zは、メチレン基であることがより好ましい。
上記一般式において、Rは炭素原子数1〜6の直鎖状または分岐状アルキル基、または炭素原子数3〜6のシクロアルキル基を示す。炭素原子数1〜6の直鎖状または分岐状アルキル基の具体例としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、ヘプチル基、ヘキシル基等が挙げられる。炭素原子数3〜6のシクロアルキル基の具体例としては、例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。Rは、炭素原子数1〜6の直鎖状または分岐状のアルキル基であることが好ましく、炭素原子数1〜4の直鎖状または分岐状のアルキル基であることがより好ましく、炭素原子数1〜3の直鎖状のアルキル基であることが更に好ましく、メチル基であることが特に好ましい。Zがメチレン基である場合は、Rが炭素原子数1〜3の直鎖状のアルキル基、より好ましくはメチル基であることが好ましい。
(アミドアミノアルカン)金属化合物の具体例としては、例えば、ビス(アミドアミノアルカン)マグネシウム化合物、(アミドアミノアルカン)リチウム化合物、ビス(アミドアミノアルカン)コバルト化合物、ビス(アミドアミノアルカン)マンガン化合物、ビス(アミドアミノアルカン)亜鉛化合物、ビス(アミドアミノアルカン)鉄化合物、ビス(アミドアミノアルカン)ニッケル化合物、トリス(アミドアミノアルカン)インジウム化合物、トリス(アミドアミノアルカン)イットリウム化合物、トリス(アミドアミノアルカン)ランタン化合物などが挙げられる。
(処理剤34)
処理剤34は、例えば、有機含窒素化合物を吸着するものであってもよいし、吸収するものであってもよい。このような処理剤34の具体例としては、活性白土、ゼオライト、活性炭、シリカゲル、酸化鉄、硫化鉄などが挙げられる。活性白土、ゼオライト、活性炭が処理剤34として好ましく用いられ、なかでも、活性白土及びゼオライトが処理剤34としてより好ましく用いられる。処理剤34としては、X型のゼオライト、バインダーレスのゼオライトがより好ましく用いられる。なお、処理剤34は、複数種類の処理剤を含んでいてもよい。
また、処理剤34は、有機含窒素化合物を分解させたり、反応させたりする触媒であってもよい。
処理剤34は、例えば、粉末状であってもよいし、粒状、タブレット状などであってもよい。なかでも、処理剤34が粒子状である場合、処理剤34の粒子径は、0.1mm〜5mmであることが好ましく、0.5mm〜2mmであることがより好ましい。
(成膜装置2)
本実施形態の処理装置1は、有機含窒素化合物含有ガスが排出される装置に好適に使用される。具体的には、例えば、処理装置1は、図4に示される成膜装置2に対して好適に使用される。成膜装置2は、窒素を含む配位子を有する金属錯体を用いて、金属膜や金属酸化物膜等を成膜する装置である。
図4に示されるように、成膜装置2は、成膜室41を有する。成膜室41は、膜を成膜するための部屋である。成膜室41には、供給部40が接続されている。供給部40は、膜の原料として、例えば上記一般式(1)で示される金属錯体などのような、窒素を含む配位子を有する金属錯体を成膜室41に供給する。成膜室41において、供給部40から供給された金属錯体を原料として成膜が行われる。成膜室41において行われる成膜の方法は、特に限定されない。成膜室41は、例えば、化学気相蒸着(Chemical Vapor Deposition:CVD)法や、原子層堆積(Atomic Layer Deposition:ALD)法などにより金属膜や、金属酸化物膜等を成膜する部屋であってもよい。
窒素を含む配位子を有する金属錯体は、成膜しようとする膜の種類によって適宜選択することができる。窒素を含む配位子を有する金属錯体としては、例えば、上記 一般式(1)で示される(アミドアミノアルカン)金属化合物が挙げられる。
成膜装置2は、処理装置1を有する。上述の通り、処理装置1を用いることにより、有機含窒素化合物含有ガスの処理に要するコストを低減することができる。このため、成膜装置2を用いることにより、成膜コストを低減することができる。
また、処理装置1と成膜室41との間に、固形物をトラップするトラップ42が設けられている。このため、処理装置1に固形物が流入することが抑制されている。
1:処理装置
2:成膜装置
10:処理室
11:導入口
12:排出口
33:導入管
34:処理剤
35:排気管
36:検知部
36a:検知部本体
36a1:観察窓
36b:検知剤
36c:測定部
40:供給部
41:成膜室
42:トラップ

Claims (6)

  1. 複数種類の有機含窒素化合物を含む有機含窒素化合物含有ガスの処理装置であって、
    前記有機含窒素化合物含有ガスに含まれる前記複数種類の有機含窒素化合物の濃度を低減させる処理室と、
    前記処理室において処理されたガスが供給されるように設けられており、前記有機含窒素化合物と接触した際に色度が変化する検知剤を含む検知部と、
    を備え、
    前記有機含窒素化合物含有ガスが、窒素を含む配位子を有する金属錯体が反応して生じたガス、窒素を含む配位子を有する金属錯体が分解して生じたガス、及び、窒素を含む配位子を有する金属錯体の反応物が分解して生じたガスの少なくとも一種を含み、
    前記金属錯体が、下記の一般式(1)で表される金属錯体であり、
    Figure 0006123455

    (式中、Mは、マンガン、コバルト及び鉄の少なくとも一種である。R は、炭素原子数1〜6の直鎖状、分岐状または環状のアルキル基を示す。R 及びR は、それぞれ、炭素原子数1〜3の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す。R 及びR は、同一であってもよく、異なっていてもよい。Zは、−CH CH −、−CH CH CH −、又は−CHCH CH −を示す。nは、配位子の数を示し、金属Mの価数に等しく、1〜3の整数である。)
    前記有機含窒素化合物が、モノアルキルアミン、一般式(a)で表される化合物、一般式(b)で表される化合物、一般式(c)で表される化合物、一般式(d)で表される化合物、一般式(f)で表される化合物、一般式(g)で表される化合物、一般式(h)で表される化合物及び一般式(i)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種を含む、有機含窒素化合物含有ガスの処理装置。
    Figure 0006123455

    (式中、R は、炭素原子数1〜6の直鎖状、分岐状または環状のアルキル基を示す。R 及びR は、それぞれ、炭素原子数1〜3の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す。R 及びR は、同一であってもよく、異なっていてもよい。R 及びR は、互いに結合して環を形成していてもよい。Zは、単結合、あるいは炭素原子数1〜5の直鎖状または分岐状のアルキレン基を示す。)
  2. 前記検知剤は、有機含窒素化合物と接触した際に色相が変化する、請求項1に記載の有機含窒素化合物含有ガスの処理装置。
  3. 前記検知部は、前記検知剤の色度を測定する測定部を有する、請求項1または2に記載の有機含窒素化合物含有ガスの処理装置。
  4. 膜を成膜するための成膜室と、
    前記膜の原料として、下記の一般式(1)で表される金属錯体を供給する供給部と、
    前記成膜室から排出される、複数種類の有機含窒素化合物を含む有機含窒素化合物含有ガスに含まれる前記複数種類の有機含窒素化合物の濃度を低減させる処理室と、
    前記処理室において処理されたガスが供給されるように設けられており、前記有機含窒素化合物と接触した際に色度が変化する検知剤を含む検知部と、
    を備え
    前記有機含窒素化合物が、モノアルキルアミン、一般式(a)で表される化合物、一般式(b)で表される化合物、一般式(c)で表される化合物、一般式(d)で表される化合物、一般式(f)で表される化合物、一般式(g)で表される化合物、一般式(h)で表される化合物及び一般式(i)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種を含む、成膜装置。
    Figure 0006123455

    (式中、Mは、マンガン、コバルト及び鉄の少なくとも一種である。R は、炭素原子数1〜6の直鎖状、分岐状または環状のアルキル基を示す。R 及びR は、それぞれ、炭素原子数1〜3の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す。R 及びR は、同一であってもよく、異なっていてもよい。Zは、−CH CH −、−CH CH CH −、又は−CHCH CH −を示す。nは、配位子の数を示し、金属Mの価数に等しく、1〜3の整数である。)
    Figure 0006123455

    (式中、R は、炭素原子数1〜6の直鎖状、分岐状または環状のアルキル基を示す。R 及びR は、それぞれ、炭素原子数1〜3の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す。R 及びR は、同一であってもよく、異なっていてもよい。R 及びR は、互いに結合して環を形成していてもよい。Zは、単結合、あるいは炭素原子数1〜5の直鎖状または分岐状のアルキレン基を示す。)
  5. 複数種類の有機含窒素化合物を含む有機含窒素化合物含有ガスの処理方法であって、
    前記有機含窒素化合物含有ガスに含まれる前記複数種類の有機含窒素化合物の濃度を低減させる処理工程と、
    前記処理工程において処理されたガスが供給されるように設けられており、前記有機含窒素化合物と接触した際に色度が変化する検知剤により前記有機含窒素化合物を検知する工程と、
    を備え、
    前記有機含窒素化合物含有ガスが、窒素を含む配位子を有する金属錯体が反応して生じたガス、窒素を含む配位子を有する金属錯体が分解して生じたガス、及び、窒素を含む配位子を有する金属錯体の反応物が分解して生じたガスの少なくとも一種を含み、
    前記金属錯体が、下記の一般式(1)で表される金属錯体であり、
    Figure 0006123455

    (式中、Mは、マンガン、コバルト及び鉄の少なくとも一種である。R は、炭素原子数1〜6の直鎖状、分岐状または環状のアルキル基を示す。R 及びR は、それぞれ、炭素原子数1〜3の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す。R 及びR は、同一であってもよく、異なっていてもよい。Zは、−CH CH −、−CH CH CH −、又は−CHCH CH −を示す。nは、配位子の数を示し、金属Mの価数に等しく、1〜3の整数である。)
    前記有機含窒素化合物が、モノアルキルアミン、一般式(a)で表される化合物、一般式(b)で表される化合物、一般式(c)で表される化合物、一般式(d)で表される化合物、一般式(f)で表される化合物、一般式(g)で表される化合物、一般式(h)で表される化合物及び一般式(i)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種を含む、有機含窒素化合物含有ガスの処理方法。
    Figure 0006123455

    (式中、R は、炭素原子数1〜6の直鎖状、分岐状または環状のアルキル基を示す。R 及びR は、それぞれ、炭素原子数1〜3の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す。R 及びR は、同一であってもよく、異なっていてもよい。R 及びR は、互いに結合して環を形成していてもよい。Zは、単結合、あるいは炭素原子数1〜5の直鎖状または分岐状のアルキレン基を示す。)
  6. 下記の一般式(1)で表される金属錯体を用いて成膜する成膜工程と、
    前記成膜工程から排出される、複数種類の有機含窒素化合物を含む有機含窒素化合物含有ガスに含まれる前記複数種類の有機含窒素化合物の濃度を低減させる処理工程と、
    前記処理工程において処理されたガスが供給されるように設けられており、前記有機含窒素化合物と接触した際に色度が変化する検知剤により前記有機含窒素化合物を検知する検知工程と、
    を備え、
    前記有機含窒素化合物が、モノアルキルアミン、一般式(a)で表される化合物、一般式(b)で表される化合物、一般式(c)で表される化合物、一般式(d)で表される化合物、一般式(f)で表される化合物、一般式(g)で表される化合物、一般式(h)で表される化合物及び一般式(i)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種を含む、成膜方法。
    Figure 0006123455
    (式中、Mは、マンガン、コバルト及び鉄の少なくとも一種である。R は、炭素原子数1〜6の直鎖状、分岐状または環状のアルキル基を示す。R 及びR は、それぞれ、炭素原子数1〜3の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す。R 及びR は、同一であってもよく、異なっていてもよい。Zは、−CH CH −、−CH CH CH −、又は−CHCH CH −を示す。nは、配位子の数を示し、金属Mの価数に等しく、1〜3の整数である。)
    Figure 0006123455
    (式中、R は、炭素原子数1〜6の直鎖状、分岐状または環状のアルキル基を示す。R 及びR は、それぞれ、炭素原子数1〜3の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す。R 及びR は、同一であってもよく、異なっていてもよい。R 及びR は、互いに結合して環を形成していてもよい。Zは、単結合、あるいは炭素原子数1〜5の直鎖状または分岐状のアルキレン基を示す。)
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