JP6122300B2 - エンジンシステム及び船舶 - Google Patents

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Description

本発明は、EGRユニット内で排熱回収を行うエンジンシステムに関する。
船舶等のエンジンシステムには、エネルギ効率を向上させるためにコンポジットボイラ(Composite Boiler)を備えるものがある。コンポジットボイラとは、排ガスエコノマイザとボイラを一体にしたものであり、主に、排ガスエコノマイザ、バーナー部、気水分離部によって構成されている。排ガスエコノマイザでは排気ガスの熱を利用して被加熱水(ボイラ水)を加熱し、熱量が不足するようであればバーナー部で追加加熱を行う。また、気水分離部では、被加熱水を加熱することで生成された蒸気と被加熱水を分離して、蒸気のみを外部に供給する。舶用のエンジンシステムであれば、コンポジットボイラで生成された蒸気は、燃料(C重油)の粘度を下げるための加熱用の熱源、造水器で蒸留水を生成するための熱源等に利用される。
ところで、エンジンシステムには、NOxの生成を低減することを目的として、排気ガスの一部をエンジン本体に戻すEGR(Exhaust Gas Recirculation)ユニットを備えるものがある。コンポジットボイラを備えたエンジンシステムであっても、EGRユニットを搭載することは可能である。ただし、この場合には、EGRユニットは、排気ガスの一部をEGRガスとしてエンジン本体に戻すものであるため、コンポジットボイラに流入する排気ガスの量が減り、回収できる熱量が低下してしまう。これにより、バーナー部で多くの燃料が消費され、エンジンシステム全体でのエネルギ効率が低下してしまう。
これをふまえ、特許文献1では、EGRユニット内に排ガスエコノマイザを配置した排熱回収システムが提案されている。特許文献1では、当該発明によれば、コンパクトで排熱回収効率の高い排熱回収システムを提供することができると説明されている。
特開2012−172647号公報
特許文献1の各図では、排ガスエコノマイザに付随する機器は図示されていないが、排ガスエコノマイザで加熱した被加熱水及び蒸気を実際に利用するためには種々の機器が必要である。具体的には、安定した蒸気を生成するための追い炊き用の補助ボイラや、生成した蒸気と被加熱水を分離するための気水分離器が必要となる。あるいは、排ガスエコノマイザを前述のコンポジットボイラに置き換えるという方法もある。
排ガスエコノマイザに付随する種々の機器を設けること、又は、排ガスエコノマイザをコンポジットボイラに置き換えることは、EGRユニットの大型化につながる。しかしながら、EGRユニットは船内据付の容易化のためにエンジン本体に取り付けられる場合が多く、コンパクトであることが求められる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、EGRユニット内に排ガスエコノマイザを備えつつも、EGRユニットが比較的コンパクトであるエンジンシステムを提供することを目的としている。
本発明のある形態に係るエンジンシステムは、エンジン本体と、排気ガスによって駆動される過給機ユニットと、排気ガスの一部をEGRガスとして前記エンジン本体に再循環させるEGRユニットと、前記過給機ユニットの下流に配置され、排ガスエコノマイザを内部に有し、気水分離が可能なコンポジットボイラと、を備え、前記EGRユニットは、EGRガスで被加熱水を加熱するEGRエコノマイザを有し、前記EGRエコノマイザで加熱された被加熱水、及び、被加熱水を加熱して生成された蒸気が前記コンポジットボイラへ供給されるとともに、これら被加熱水と蒸気が該コンポジットボイラで分離されるように構成されている。
かかる構成によれば、EGRエコノマイザで加熱された被加熱水、及び、被加熱水を加熱して生成された蒸気が、別途設けられたコンポジットボイラへ供給されて使用可能な状態に処理される。そのため、EGRユニット内に補助ボイラ及び気水分離器を設けたり、コンポジットボイラを設けたりする必要がない。よって、EGRユニットをコンパクトに構成することができる。
また、上記のエンジンシステムにおいて、前記EGRユニットはEGRガスを冷却するEGRガス冷却器を有し、前記EGRエコノマイザは前記EGRガス冷却器よりも上流側に配置されていてもよい。かかる構成によれば、EGRエコノマイザで熱交換されて温度が低下したEGRガスがEGRガス冷却器に供給されるため、EGRガス冷却器の負担を軽減することができる。その結果、EGRガス冷却器を小さく抑えることができる。
また、上記のエンジンシステムにおいて、前記EGRユニットはEGRガスのばいじんを洗浄液によって取り除くスクラバをさらに有し、前記EGRガス冷却器は、前記スクラバの下流側に配置されていてもよい。かかる構成によれば、洗浄集じん装置の洗浄液によって飽和状態になったEGRガスをEGRガス冷却器で冷却することになる。そのため、EGRガスから凝結水として水分を取り除くことができる。これにより、スクラバよりも下流側の機器に凝結水が発生し、当該機器に悪影響を及ぼすのを抑えることができる。
また、上記のエンジンシステムにおいて、前記過給機ユニットは、第1過給機と、該第1過給機と並列に配置された第2過給機とを有し、前記EGRユニットがEGRガスを前記エンジン本体に再循環させるとき、前記第2過給機が停止されるように構成されていてもよい。かかる構成によれば、EGR(排気ガス再循環)によって過給機ユニットに流入する排気ガスの流量が減ったとしても、第2過給機を停止することで、第1過給機へ流入する排気ガスの流量が低下するのを抑えることができる。よって、エンジン本体には、十分圧力の高い掃気ガス(給気ガス)を供給でき、最高燃焼圧を高めることができるため、エンジン本体の燃費が悪化するのを抑えることができる。また、同時にエンジン本体から排出される排気ガスの温度も低下するので、EGRガス冷却器の負担を軽減することができる。
また、上記のエンジンシステムにおいて、前記第1過給機には、タービン部入口に可変ノズルが設けられていてもよい。かかる構成によれば、低負荷などにおける第2過給機の停止に加え、第1過給機に流入する排気ガスの流量に応じて可変ノズルの開口面積を変化させることにより、エンジン本体の燃費が悪化するのをさらに抑えることができる。また、エンジン本体から排出される排気ガスの温度もさらに低下し、EGRガス冷却器の負担をより軽減することができる。
また、上記のエンジンシステムにおいて、前記過給機ユニットはタービン部入口に可変ノズルが設けられた第1過給機を有し、前記EGRガスを前記エンジン本体に再循環させるとき、前記可変ノズルの開口面積を小さくするように構成されていてもよい。かかる構成によれば、EGRによって過給機ユニットに流入する排気ガスの流量が減ったとしても、第1過給機における過給性能の悪化をさらに抑えることができる。よって、エンジン本体には、十分圧力の高い掃気ガス(給気ガス)を供給することができるため、エンジン本体の燃費が悪化するのを抑えることができる。また、エンジン本体から排出される排気ガスの温度もさらに低下し、EGRガス冷却器の負担をより軽減することができる。
また、上記のエンジンシステムにおいて、洗浄水を用いて排気ガスからSOxを取り除くSOx除去装置をさらに備え、該SOx除去装置は前記過給機ユニットよりも下流側に配置されていてもよい。上記のように、エンジン本体の燃費が悪化するのを抑えることで、エンジン本体から排出される排気ガスの温度が低下する。そして、SOx除去装置では、排気ガス温度が低いほど、SOx除去効率が上昇するため、かかる構成によれば、排気ガスからSOxを効率よく除去することができる。
また、上記のエンジンシステムにおいて、前記EGRエコノマイザを通過したEGRガスを前記コンポジットボイラへ供給できるように構成されていてもよい。かかる構成によれば、エンジン本体が効率的に運転される結果、エンジン本体から排出される排気ガスの温度が低下することで、コンポジットボイラで生成される蒸気の量が減ったとしても、EGRエコノマイザで蒸気を生成することができるため、バーナー部による燃料消費量を抑えつつ、不足する蒸気を補うことができる。
本発明のある形態に係る船舶は、上記のエンジンシステムを備えている。
以上のとおり、上記のエンジンシステムによれば、EGRユニット内に排ガスエコノマイザを備えつつも、EGRユニットを比較的コンパクトに構成することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るエンジンシステムのブロック図である。 図2は、本発明の第2実施形態に係るエンジンシステムのブロック図である。 図3は、本発明の第3実施形態に係るエンジンシステムのブロック図である。 図4は、本発明の第4実施形態に係るエンジンシステムのブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。以下では、全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同じ符号を付して、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係るエンジンシステム100のブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係るエンジンシステム100は、大型の船舶101に搭載されるものであり、エンジン本体10と、過給機ユニット20と、EGRユニット40と、コンポジットボイラ60と、制御装置70と、を備えている。以下、これらの各構成要素について順に説明する。なお、図1で図示した矢印のうち、破線の矢印はエンジン本体10に供給される掃気ガス(新気)の流れを示しており、実線の矢印はエンジン本体10から排出された排気ガスの流れを示しており、一点鎖線の矢印は被加熱水の流れを示している。
<エンジン本体>
本実施形態のエンジン本体10は、船舶用の2ストロークディーゼルエンジンである。ただし、エンジン本体10は、4ストロークエンジン等他の形式のエンジンであってもよい。4ストロークエンジンの場合、エンジン本体に供給されるガスは「掃気ガス」ではなく「給気ガス」と呼ばれるが、ここでは「給気ガス」も「掃気ガス」に含まれるとする。図1に示すように、本実施形態のエンジン本体10は、複数のシリンダ11と、各シリンダ11の上流側に位置する単一の掃気管12と、各シリンダ11の下流側に位置する単一の排気管13とを有している。掃気管12及び排気管13は、いずれも筒状に形成されており、各シリンダ11の燃焼サイクルによって生じる脈動を抑えたり、掃気ガスや排気ガスを混合したりする機能を有している。
<過給機ユニット>
過給機ユニット20は、外部から取り込んだ新気を昇圧してエンジン本体10に供給するユニットである。図1に示すように、本実施形態に係る過給機ユニット20は、第1過給機21と、第2過給機22とを有している。これら第1過給機21と第2過給機22とは並列に配置されている。すなわち、第1過給機21を通過した新気及び排気ガスは、第2過給機22を通過することなく流れ、かつ、第2過給機22を通過した新気及び排気ガスは、第1過給機21を通過することなく流れる。
第1過給機21は、第1タービン部23と、第1コンプレッサ部24と、第1連結軸25と、を有している。各シリンダ11内で生成された排気ガスは、排気管13に集められた後、第1排気通路26を通って第1タービン部23に供給される。第1タービン部23は、排気管13から供給された排気ガスのエネルギを利用して回転駆動する。第1タービン部23を通過した排気ガスは、第1排出通路27を通過して、コンポジットボイラ60に排出される。一方、第1コンプレッサ部24は、第1連結軸25を介して第1タービン部23と連結されている。そのため、第1タービン部23が回転駆動するのに伴って、第1コンプレッサ部24も回転駆動する。第1コンプレッサ部24は、外部から新気を取り込んで昇圧する。昇圧された新気は、第1掃気通路28を通り、空気冷却器29で冷却された後、掃気管12に供給される。
第2過給機22は、第2タービン部30と、第2コンプレッサ部31と、第2連結軸32と、を有している。第2タービン部30は、第2排気通路33を介して、排気管13から排気ガスが供給される。第2タービン部30は、排気管13から供給された排気ガスのエネルギを利用して回転駆動する。第2タービン部30を通過した排気ガスは、第2排出通路34から排出される。第2排出通路34から排出された排気ガスは、第1排出通路27を通過する排気ガスと合流した後、コンポジットボイラ60に排出される。一方、第2コンプレッサ部31は、第2連結軸32を介して第2タービン部30と連結されており、第2タービン部30が回転駆動するのに伴って回転駆動する。第2コンプレッサ部31は、外部から取り込んだ新気を昇圧する。昇圧された新気は、第2掃気通路35を通過し、第1掃気通路28を通る新気と合流した後、空気冷却器29によって冷却されてから掃気管12に供給される。なお、第2掃気通路35を通過した新気は、第1掃気通路28を通過した新気と合流せず、それぞれ単独で空気冷却器29を通って掃気管12に供給されてもよい。
また、第2排気通路33、第2排出通路34、及び第2掃気通路35には、過給機制御弁36〜38が設けられている。この過給機制御弁36〜38の開閉は、制御装置70によって制御される。過給機制御弁36〜38の開閉のタイミングについては後述する。さらに、本実施形態の過給機ユニット20では、第2過給機22の容量が、第1過給機21の容量の半分程度となるように構成されている。すなわち、過給機制御弁36〜38が全開のとき、過給機ユニット20全体に流れる排気ガスのうち、3分の2程度が第1過給機21に流れ、3分の1程度が第2過給機22に流れるように構成されている。
<EGRユニット>
EGRユニット40は、エンジン本体10から排出された排気ガスの一部をエンジン本体10に再循環させるユニットである。既に燃焼した排気ガスをエンジン本体10に戻すことで、掃気ガスの酸素濃度が下がり、シリンダ11内における燃焼温度が低下する。その結果、エンジン本体10から排出されるNOxの排出量を低減することができる。なお、以下では、EGRユニット40に流入する排気ガスを「EGRガス」と称する。図1に示すように、EGRユニット40は、EGRエコノマイザ41と、スクラバ(洗浄装置)42と、EGRガス冷却器43と、EGRブロワ44と、を有している。
EGRエコノマイザ41は、EGRガスの熱エネルギを回収する装置である。EGRエコノマイザ41には、排気管13からEGRガス排気通路45を介してEGRガスが供給される。EGRエコノマイザ41は、EGRガス配管46を内部に有している。EGRガス配管46は、熱伝達率の高い材料によって形成されている。EGRエコノマイザ41に供給されたEGRガスは、このEGRガス配管46を通過する。一方、EGRエコノマイザ41の中には、図示しない給水タンクから被加熱水が供給される。これにより、EGRエコノマイザ41の内部では、EGRガスと被加熱水とがEGRガス配管46を介して熱交換を行う。被加熱水はEGRガスの熱によって加熱され、一部が気化して蒸気となる。EGRエコノマイザ41内で加熱された被加熱水及び被加熱水を加熱して生成された蒸気は、被加熱水配管47を介してコンポジットボイラ60へ供給される。
スクラバ42は、EGRガスを洗浄する装置である。EGRガスにはカーボンなど多量の浮遊粒子状物質等が含まれる。EGRガスを洗浄せずにエンジン本体10に戻すと、EGRガスに含まれる浮遊粒子状物質等がエンジン本体10に悪影響を及ぼす。そこで、このスクラバ42によりEGRガスから浮遊粒子状物質等を取り除いたうえで、EGRガスをエンジン本体10に供給している。スクラバ42では、排気から浮遊粒子状物質等を取り除くために洗浄水を用いる。洗浄水を用いる洗浄方法としては、洗浄水中に排気を通過させる方式、排気に洗浄水を噴射する方式、洗浄水をしみこませた部材の間に排気を通過させる方式などがあるが、いずれの方式を採用してもよい。なお、スクラバ42では、EGRガスからSOx(硫黄酸化物)も同時に取り除けるように、洗浄水には脱硫用の苛性ソーダが含まれている。
EGRガス冷却器43は、EGRガスを冷却する装置である。EGRガスを冷却する目的の1つは、EGRガスの体積を小さくすること(密度を大きくすること)である。EGRガスの体積を小さくすることで、下流側に位置するEGRブロワ44を駆動するための動力を低減するとともにEGRブロワ44をコンパクトにすることができる。また、EGRガス冷却器43は、EGRエコノマイザ41の下流側に位置している。EGRエコノマイザ41では被加熱水との熱交換によりEGRガスが冷却されるため、EGRガス冷却器43をEGRエコノマイザ41の下流に配置することで、EGRガス冷却器43の冷却負担を軽減することができる。なお、本実施形態では、EGRガス冷却器43は、スクラバ42の下流に配置されているが、スクラバ42の上流側に配置しても良く、両側に配置しても良い。EGRガス冷却器43をスクラバ42の下流側に配置すると、スクラバ42で飽和状態になったEGRガスから凝結水として水分を取ることができるため、後段の機器に凝結水が付着するのを防ぐことができる。また、EGRガス冷却器43をスクラバ42の上流側に配置すると、EGRガスの温度が下がることで、スクラバ42内での脱硫反応が良くなる。
EGRブロワ44は、EGRガスを昇圧して掃気管12に供給するする装置である。また、EGRブロワ44は、EGR制御弁49、50とともに作動して、EGRガスの流量を調整することができる。EGR制御弁49、50は、それぞれEGRユニット40の入口側のEGRガス排気通路45及び出口側のEGR掃気通路48に設けられている。EGRユニット40によるEGR(排気ガス再循環)は、常に行われているわけではなく、また、EGRを行う場合もエンジン本体10の運転状況に応じてEGR率(エンジン本体10から排出される排気ガスの量に対するEGRガスの量の割合)を変化させている。本実施形態では、EGRブロワ44の回転数(出力)を変化させるとともに、EGR制御弁49、50の開度を変えることで、EGRの始動及び停止、並びにEGR率の調整を行う。なお、EGRブロワ44及び各EGR制御弁49、50は、制御装置70によって制御される。
<コンポジットボイラ>
コンポジットボイラ60は、使用目的に応じて任意圧力の蒸気を任意量生成する装置である。図1に示すように、コンポジットボイラ60は、排ガスエコノマイザ61と、バーナー部62と、気水分離部63とを有している。
排ガスエコノマイザ61は、排気ガスの熱エネルギを回収する装置である。排ガスエコノマイザ61には、過給機ユニット20を通過した排気ガスが供給される。排ガスエコノマイザ61は、EGRエコノマイザ41と同様に、熱伝達率の高い材料によって形成された排気ガス配管64を内部に有している。排ガスエコノマイザ61に供給された排気ガスは、この排気ガス配管64を通過する。また、上述のように、排ガスエコノマイザ61の内部には、コンポジットボイラ60用の被加熱水(ボイラ水)に加え、EGRエコノマイザ41から被加熱水及び蒸気が供給される。よって、コンポジットボイラ60が単独で生成する蒸気よりも多くの蒸気がコンポジットボイラ60から供給される。なお、排ガスエコノマイザ61を通過した排気ガスは、排気ガス排出通路65を通ってSOx除去装置66に導かれる。SOx除去装置66は、いわゆる湿式のスクラバであって、海水又は苛性ソーダを含む洗浄液を噴射することで、排気ガスからSOxが取り除かれる。
バーナー部62は、燃料を燃やし、その熱で被加熱水を加熱する装置である。なお、図1では、バーナー部62は被加熱水の下方に位置しているが、排ガスエコノマイザ61の中央付近に位置していてもよく、バーナー部62の位置は特に限定されない。また、バーナー部62に供給される燃料の量は、排ガスエコノマイザ61で回収する熱量に応じて調整される。具体的には、蒸気ガスの圧力や生成量が予め設定した値に満たない場合には燃料の供給量を増やして熱量を増加し、予め設定した値を超えるようであれば燃料の供給量を減らし又は供給を停止することで熱量を減少させる。このように、コンポジットボイラ60は、バーナー部62を有することで、使用目的に応じた蒸気を安定して供給することができる。
気水分離部63は、液体(すなわち被加熱水)と気体(すなわち蒸気)とを分離する部分である。気水分離部63は、排ガスエコノマイザ61の上方であって蒸気出口付近に設けられた空間である。コンポジットボイラ60内では、被加熱水と蒸気が入り交じった状態で存在するが、この空間を設けることで被加熱水は自重によって落下し、自重によって落下しない蒸気のみがこの空間の上方から排出される。このように、気水分離部63である空間を排ガスエコノマイザ61の上方に設けることによって、液体と気体を分離することができる。上記のように、排ガスエコノマイザ61には、EGRエコノマイザ41で生成された蒸気も含まれる。そのため、気水分離部63では、コンポジットボイラ60内で生成された蒸気のみならず、EGRエコノマイザ41で生成された蒸気も被加熱水と分離される。
<制御装置>
制御装置70は、エンジンシステム100全体を制御する装置であって、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。制御装置70は、EGRブロワ44及びEGR制御弁49、50を制御して、EGR率の調整やEGRの始動及び停止を行うことは上述したとおりであるが、EGRの始動及び停止の際には、過給機制御弁36の制御も行う。具体的には、EGRを始動する際には過給機制御弁36〜38を全て閉じる一方、EGRを停止するときには過給機制御弁36〜38を全て開放する。つまり、制御装置70は、EGRを行うときには第2過給機22を停止させる一方、EGRを行わないときには第2過給機22を駆動させる。制御装置70がこのように制御するのは、次の理由による。
EGRを行う際のEGR率を30〜40%程度とすると、EGRを行ったときに過給機ユニット20全体に流れる排気ガスの流量は、EGRを行っていないときの3分の2程度となる。一方、前述したように、本実施形態では、過給機ユニット20全体に流れる排気ガスのうち、3分の2程度が第1過給機21に流れ、3分の1程度が第2過給機22に流れるように構成されている。そうすると、EGRを行うときに第2過給機22のみを停止すれば、過給機ユニット20に流れる排気ガスが全て第1過給機21に流れる結果、第1過給機21に流れる排気ガスの流量は大きく変化しないことになる。これにより、EGRを行うことによって過給機ユニット20に供給される排気ガスの流量が減ったとしても、第1過給機21の過給性能の悪化を防止することができ、新気を十分に昇圧することができる。そのため、燃焼最高圧を高く設定できることから、エンジン本体10の燃費の悪化は最小限となり、エンジン本体10から排出される排気ガス(EGRガス)の温度も抑えることができ、ひいてはEGRガス冷却器43が小さくなることによるEGRユニット40の小型化にも寄与する。
なお、上記のように、本実施形態によれば、エンジン本体10から排出される排気ガスの温度が下がるが、これに加え、過給機ユニット20(第1過給機21)では排気ガスのエネルギが回転駆動に効率よく利用されるため、さらに排気ガスの温度が下がる。これにより、過給機ユニット20から排出される排気ガスの温度が下がり、SOx除去装置に入る排気ガスの温度も下がる。そして、SOxを除去する洗浄液は、温度が低いほど脱硫効率が上がるため、本実施形態によれば、排気ガスから効率よくSOxを除去することができる。
以上が、本実施形態に係るエンジンシステム100の構成である。本実施形態に係るエンジンシステム100は、EGRエコノマイザ41で加熱された被加熱水、及び、被加熱水を加熱して生成された蒸気が、コンポジットボイラ60へ供給される。そして、EGRエコノマイザ41で生成された蒸気はコンポジットボイラ60で被加熱水と分離される。つまり、EGRエコノマイザ41で加熱された被加熱水、及び、被加熱水を加熱して生成された蒸気が、別途設けられたコンポジットボイラ60へ供給されて使用可能な状態に処理される。そのため、EGRユニット40内に補助ボイラ及び気水分離器を設けたり、新たにコンポジットボイラを設けたりする必要がない。よって、本実施形態に係るエンジンシステム100によれば、EGRユニット40をコンパクトに構成することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図2は、第2実施形態に係るエンジンシステム200のブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係るエンジンシステム200は、過給機ユニット20が第2過給機22を備えていない一方、第1過給機21が第1タービン部23の入口に可変ノズル39を有している点で第1実施形態に係るエンジンシステム100と構成が異なる。本実施形態の可変ノズル39の開口面積は、制御装置70によって制御される。具体的には、制御装置70は、EGRを行うときには可変ノズル39の開口面積を小さくし、EGRを行わないときには可変ノズル39の開口面積を大きくする。これにより、EGRを行う場合にも、第1過給機21における過給性能の悪化を軽減することができる。なお、可変ノズル39は、開口面積を滑らかに変化させる無段可変ノズルであってもよく、開口面積を択一的に切り換える二段可変ノズルであってもよい。本実施形態に係るエンジンシステム200によれば、第1実施形態の場合に比べ、第2過給機22を備えていない分、低コスト化及び省スペース化が可能である。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図3は、第3実施形態に係るエンジンシステム300のブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係るエンジンシステム300は、第1過給機21が第1タービン部23の入口に可変ノズル39を有している点で第1実施形態に係るエンジンシステム100と構成が異なる。可変ノズル39の開口面積は、制御装置70によって制御される。本実施形態の場合、第1実施形態の場合と同様に、EGRを行うときは第2過給機22を停止させるが、さらに、過給機ユニット20に流入する排気ガスの流量に応じて、第1過給機21の効率が良くなるように可変ノズル39の開口面積を調整する。かかる構成によれば、第1実施形態の場合に比べ、さらに掃気圧力の上昇、ひいては燃焼圧力の上昇が得られ、エンジン本体10の燃費等をさらに向上させることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図4は、第4実施形態に係るエンジンシステム400のブロック図である。図4に示すように、本実施形態に係るエンジンシステム400は、EGRエコノマイザ41を通過したEGRガスをコンポジットボイラ60へ導く迂回配管52を備える点で第1実施形態に係るエンジンシステム100と構成が異なる。
この迂回配管52の一端側は、EGRエコノマイザ41の出口側に位置するEGRエコノマイザ出口配管51に連結されている。また、EGRエコノマイザ出口配管51には、制御装置70によって開閉制御される開閉弁53が設けられている。この開閉弁53は、EGRエコノマイザ出口配管51のうち迂回配管52が連結されている部分よりも下流側に位置している。また、迂回配管52の他端側は、第1排出通路27に連結されている。迂回配管52と第1排出通路27の連結部分は、第2排出通路34と第1排出通路27の連結部分よりも下流側に位置している。さらに、迂回配管52には、制御装置70によって開閉制御される開閉弁54が設けられている。
EGRエコノマイザ出口配管51に設けられた開閉弁53は、EGRが行われている間は開放され、EGRが行われていない間は閉鎖される。また、迂回配管52に設けられた開閉弁54は、EGRが行われている間は閉鎖され、EGRが行われていない間は開放される。なお、本実施形態の場合、EGRが行われているか否かにかかわらず、EGRユニット40の入口側に位置するEGR制御弁49は開度を調整することで、EGRユニット40に流入する排気ガス(EGRガス)の量を制御している。このように各弁が制御されることで、EGRが行われている間は、EGRエコノマイザ41を通過した排気ガスは全てスクラバ42に供給され、EGRが行われていない間は、EGRエコノマイザ41を通過した排気ガスは全てコンポジットボイラ60へ供給される。
ここで、例えばNOx等の排出規制がない海域で船舶101が航行する場合には、EGRは行われず、第1過給機21と第2過給機22の両方が稼働することになる。このとき高負荷域ではエンジン本体10が最適条件で効率よく運転できるためエンジン本体10から排出される排気ガスの温度が低くなる傾向にあり、その結果、コンポジットボイラ60で生成する蒸気の量が少なくなるおそれがある。これに対し、本実施形態に係るエンジンシステム400は、EGRが行われていない場合であっても掃気圧が下限以上となるような小量の掃気ガスをEGRユニット40に流し、EGRガスの熱エネルギを利用してEGRエコノマイザ41で蒸気を生成することができる。そのため、バーナー部62による燃料消費量を抑えつつ、不足する蒸気を補うことができる。さらに、本実施形態では、EGRエコノマイザ41を通過したEGRガスがコンポジットボイラ60へ供給されるため、EGRガスの熱エネルギを再度回収できることから効率的である。
なお、本実施形態では、2つの過給機21、22を用いてエンジン本体10の効率が向上する場合について説明しているが、第2実施形態に係るエンジンシステム200や第3実施形態に係るエンジンシステム300のように過給機が可変ノズルを有している場合も、同様にエンジン本体10の効率の向上に伴って排出される排気ガスの温度が低下することが起こりうる。そのため、第2実施形態に係るエンジンシステム200や第3実施形態に係るエンジンシステム300においても、本実施形態のようにEGRエコノマイザ41を通過したEGRガスをコンポジットボイラ60へ導くことができる構成とすることは有益である。
以上、本発明の実施形態について図を参照して説明したが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、以上では、過給機ユニット20を通過していない排気ガスをEGRユニット40に取り込んでいるが、過給機ユニット20を通過した後の排ガスをEGRユニット40に取り込む構成であっても本発明に含まれる。
また、以上では、コンポジットボイラ60やSOx除去装置66の設置場所は特に限定していないが、エンジン本体10の近傍に配置されていてもよく、船体側に配置されていても良い。つまり、コンポジットボイラ及びSOx除去装置が、その他の構成機器から離れて配置されていたとしても、全体としてエンジンシステムを構成するのであるから、そのようなエンジンシステムであっても本発明に含まれる。
さらに、以上では、エンジンシステム100、200、300、400が、船舶101に搭載されている場合について説明したが、これに限定されず、例えば、エンジンシステムが陸上に設置された発電用のものであっても本発明に含まれる。
本発明に係るエンジンシステムによれば、EGRユニット内に排ガスエコノマイザを備えつつも、EGRユニットが比較的コンパクトとなるエンジンシステムを提供できる。よって、エンジンシステムの技術分野において有益である。
10 エンジン本体
20 過給機ユニット
21 第1過給機
22 第2過給機
37 可変ノズル
40 EGRユニット
41 EGRエコノマイザ
42 洗浄集じん装置
43 EGRガス冷却器
60 コンポジットボイラ
61 排ガスエコノマイザ
62 バーナー部
63 気水分離部
66 SOx除去装置
100、200、300、400 エンジンシステム
101 船舶

Claims (9)

  1. エンジン本体と、
    排気ガスによって駆動される過給機ユニットと、
    排気ガスの一部をEGRガスとして前記エンジン本体に再循環させるEGRユニットと、
    前記過給機ユニットの下流に配置され、排ガスエコノマイザを内部に有し、気水分離が可能なコンポジットボイラと、を備え、
    前記EGRユニットは、EGRガスで被加熱水を加熱するEGRエコノマイザを有し、
    前記EGRエコノマイザで加熱された被加熱水、及び、被加熱水を加熱して生成された蒸気が前記コンポジットボイラへ供給されるとともに、これら被加熱水と蒸気が該コンポジットボイラで分離されるように構成されている、エンジンシステム。
  2. 前記EGRユニットはEGRガスを冷却するEGRガス冷却器を有し、
    前記EGRエコノマイザは前記EGRガス冷却器よりも上流側に配置されている、請求項1に記載のエンジンシステム。
  3. 前記EGRユニットはEGRガスのばいじんを洗浄液によって取り除くスクラバをさらに有し、
    前記EGRガス冷却器は、前記スクラバの下流側に配置されている、請求項2に記載のエンジンシステム。
  4. 前記過給機ユニットは、第1過給機と、該第1過給機と並列に配置された第2過給機とを有し、
    前記EGRユニットが前記EGRガスを前記エンジン本体に再循環させるとき、前記第2過給機が停止されるように構成されている、請求項1乃至3のうちいずれか一の項に記載のエンジンシステム。
  5. 前記第1過給機には、タービン部入口に可変ノズルが設けられている、請求項4に記載のエンジンシステム。
  6. 前記過給機ユニットはタービン部入口に可変ノズルが設けられた第1過給機を有し、
    前記EGRガスを前記エンジン本体に再循環させるとき、前記可変ノズルの開口面積を小さくするように構成されている、請求項1乃至3のうちいずれか一の項に記載のエンジンシステム。
  7. 洗浄水を用いて排気ガスからSOxを取り除くSOx除去装置をさらに備え、
    該SOx除去装置は前記過給機ユニットよりも下流側に配置されている、請求項4乃至6のうちいずれか一の項に記載のエンジンシステム。
  8. 前記EGRエコノマイザを通過したEGRガスを前記コンポジットボイラへ供給できるように構成されている、請求項1乃至7のうちいずれか一の項に記載のエンジンシステム。
  9. 請求項1乃至8のうちいずれか一の項に記載のエンジンシステムを備えた船舶。
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