JP6122097B2 - 省電力化のためのユーザ機器における間欠受信のための方法および装置 - Google Patents

省電力化のためのユーザ機器における間欠受信のための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6122097B2
JP6122097B2 JP2015501864A JP2015501864A JP6122097B2 JP 6122097 B2 JP6122097 B2 JP 6122097B2 JP 2015501864 A JP2015501864 A JP 2015501864A JP 2015501864 A JP2015501864 A JP 2015501864A JP 6122097 B2 JP6122097 B2 JP 6122097B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
frame
component
receiver
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015501864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015517245A (ja
JP2015517245A5 (ja
Inventor
ピーター・ジョン・ブラック
イン・フアン
ミンシ・ファン
Original Assignee
クアルコム,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クアルコム,インコーポレイテッド filed Critical クアルコム,インコーポレイテッド
Publication of JP2015517245A publication Critical patent/JP2015517245A/ja
Publication of JP2015517245A5 publication Critical patent/JP2015517245A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6122097B2 publication Critical patent/JP6122097B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0225Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal
    • H04W52/0229Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal where the received signal is a wanted signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0261Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level
    • H04W52/0267Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level by controlling user interface components
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0261Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level
    • H04W52/0274Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level by switching on or off the equipment or parts thereof
    • H04W52/028Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level by switching on or off the equipment or parts thereof switching on or off only a part of the equipment circuit blocks
    • H04W52/0283Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level by switching on or off the equipment or parts thereof switching on or off only a part of the equipment circuit blocks with sequential power up or power down of successive circuit blocks, e.g. switching on the local oscillator before RF or mixer stages
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ワイヤレスデバイス受信機またはモデムの電力管理に関する。
電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送などの様々な通信サービスを提供するために、ワイヤレス通信ネットワークが広範囲に展開されている。そのようなネットワークは、たいていは多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザ向けの通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)の一部として定義される無線アクセスネットワーク(RAN)である。UMTSは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))技術の後継であり、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA(登録商標))、時分割符号分割多元接続(TD-CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの様々なエアインターフェース規格を現在サポートしている。UMTSは、関連するUMTSネットワークのデータ転送の速度および容量を向上させる高速パケットアクセス(HSPA)のような拡張3Gデータ通信プロトコルもサポートする。
モバイルブロードバンドアクセスに対する要望が増し続けるにつれて、研究開発は、モバイルブロードバンドアクセスに対する高まる要望を満たすためだけでなく、モバイル通信によるユーザ経験を進化させ向上させるためにも、UMTS技術を進化させ続けている。
さらに、バッテリー寿命は、上記の技術タイプのいずれかを利用するモバイルデバイスを購入することを望む消費者の主要な関心事になっている。結果として、モバイルデバイスバッテリーの寿命を最大にするために、可能であるときは常に電力が節約されることが、設計者にとって必須になっている。バッテリー寿命の実質的な消耗を引き起こし得る1つの構成要素は、モバイルデバイス受信機、およびその対応する回路である。現在、多数のモバイルデバイス受信機は、データ受信タイムフレーム全体にわたってすべての内部受信機構成要素に電力を供給する。たとえば、UMTSでは、全受信間隔は、1フレームについて20msであり得る。典型的には、モデム受信機構成要素は、20ms間隔全体にわたって電源オンされて、その間隔中のいつデータがうまく受信または復号され得るかにかかわらず、すべての受信データが復号可能であることが保証される。したがって、典型的なモバイルデバイスは、フレームを受信するとき、バッテリー電力を不必要に使用することがある。
したがって、モバイルデバイスのためのバッテリー節約を行うために、方法および装置が必要とされる。
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
本開示は、ワイヤレスデバイスにおいて電力を節約する方法の態様を提示し、方法は、ユーザ機器(UE)において、フレーム内のデータを受信するステップと、フレームの終わりより前に、すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたかどうかを判断するステップと、すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたと判断することに応答して、かつ、フレーム中のスロットの次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間までの第1の時間期間が、受信機構成要素のためのウォームアップ期間に対応する第2の時間期間よりも大きい場合、フレームの残りの一部分にわたって、受信機構成要素を電源切断するステップとを含む。
加えて、本開示は、ワイヤレス通信のための装置について説明し、装置は、ユーザ機器において、フレーム内のデータを受信するための手段と、フレームの終わりより前に、すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたかどうかを判断するための手段と、判断するための手段が、すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたという判断を行うことに応答して、かつ、フレーム中のスロットの次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間までの第1の時間期間が、受信機構成要素のためのウォームアップ期間に対応する第2の時間期間よりも大きい場合、フレームの残りの一部分にわたって、受信機構成要素を電源切断するための手段とを含む。
さらに、本開示は、コンピュータプログラム製品について説明し、コンピュータプログラム製品は、ユーザ機器において、フレーム内のデータを受信すること、フレームの終わりより前に、すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたかどうかを判断すること、および、すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたと判断することに応答して、かつ、フレーム中のスロットの次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間までの第1の時間期間が、受信機構成要素のためのウォームアップ期間に対応する第2の時間期間よりも大きい場合、フレームの残りの一部分にわたって、受信機構成要素を電源切断することを行うためのコードを備える、コンピュータ可読媒体を含む。
その上、本明細書で説明するものは、ワイヤレス通信のための装置であり、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含み、少なくとも1つのプロセッサが、ユーザ機器において、フレーム内のデータを受信すること、フレームの終わりより前に、すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたかどうかを判断すること、および、すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたと判断することに応答して、かつ、フレーム中のスロットの次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間までの第1の時間期間が、受信機構成要素のためのウォームアップ期間に対応する第2の時間期間よりも大きい場合、フレームの残りの一部分にわたって、受信機構成要素を電源切断することを行うように構成される。
上記のおよび関連の目的の達成のために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特許請求の範囲で具体的に指摘する特徴を含む。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が利用され得る様々な方法のうちのいくつかを示すものにすぎず、この説明は、そのようなすべての態様およびそれらの等価物を含むものとする。本発明のこれらのおよびその他の態様は、下の詳細な説明を精査するとより完全に理解されるようになる。
本開示の態様によるワイヤレス環境を示すブロック図である。 本開示によるモバイルデバイスバッテリー節約のための方法の態様を示すフローチャートである。 本開示による、DCCH状態に遭遇した場合のモバイルデバイスバッテリー節約のための方法の態様を示すフローチャートである。 本開示の態様による第1の受信機構成要素の例示的な波形の図である。 本開示の態様による第1の受信機構成要素の例示的な波形の図である。 本開示の態様による第1の受信機構成要素の例示的な波形の図である。 本開示の態様による第1の受信機構成要素の例示的な波形の図である。 本開示の態様による第1および第2の受信機構成要素の例示的な波形の図である。 本開示の態様による第1および第2の受信機構成要素の例示的な波形の図である。 本開示の態様による第1および第2の受信機構成要素の例示的な波形の図である。 本開示の態様による第1および第2の受信機構成要素の例示的な波形の図である。 本開示の態様による第1および第2の受信機構成要素の例示的な波形の図である。 本開示の態様によるUEデバイスの態様のブロック図である。 本開示の態様を示す論理グルーピングの構成要素図である。 処理システムを使用する装置のハードウェア実装の一例を示すブロック図である。 電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 アクセスネットワークの一例を示す概念図である。 ユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。 電気通信システムにおいてUEと通信しているノードBの一例を概念的に示すブロック図である。
添付の図面に関する下記の詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実行され得る唯一の構成を表すことは意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実行され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
本態様は、データがフレームの終わりの前に受信され、適切に復号されることに基づいて、20msフレームなど、フレームの終わりより前、たとえば、音声フレームの終わりより前の時間において、モデム受信機、または受信機の構成要素を電源オフするための方法および装置に関する。受信されたデータパケットは、しばしば巡回冗長検査(CRC)を含むことになり、CRCが受信機においてパスする場合、データが適切に受信されたことを保証するものである。したがって、本態様では、CRCが「早期に」(たとえば、フレームの終わりの前の10ms、またはある他の短縮された間隔において)パスし、フルフレーム、たとえば、20ms送信フレームからのすべてのデータがその「早期」の時間において適切に受信されたことを意味する場合、受信機は、受信機中の電力を節約するために、データ送信フレームの残りにわたって、1つまたは複数の受信機構成要素への電力をゲートオフすることができる。
受信機はまた、周期的にウェイクアップして、電力制御維持に関する信号(たとえば、専用パイロット(DP)データ、および送信電力制御(TPC)データ)を受信することもできる。DPビットおよびTPCビットを受信することに関連するタイミングは周期的であり、受信機によって知られているので、受信機は、電源オフ状態から周期的にウェイクして、これらのオーバーヘッド制御メッセージを受信することができる。したがって、本態様は、受信機が電源オフ状態から周期的にウェイクして、周期的なDPビットおよびTPPビットを受信するための、方法および装置をさらに企図する。加えて、WCDMA(登録商標)システムでは、情報は、40ms間隔など、より長い送信間隔中に専用制御チャネル(DCCH)上でブロードキャストされ得る。説明する装置および方法の態様は、早期電源切断を禁止することなどによって、DCCH送信に適応するように、受信機またはその構成要素を構成することができる。
図1は、例示的なワイヤレス環境1を示すブロック図であり、例示的なワイヤレス環境1は、1つまたは複数の通信リンク12によって通信可能に接続され得る、1つまたは複数のネットワークエンティティ11と、1つまたは複数のユーザ機器(UE)10とを含み得る。一態様では、UE10は、ネットワークエンティティ11から通信リンク12を介して受信構成要素14において、パケットデータおよび/または制御データなどのデータ19を含む信号17を受信し得る。受信構成要素14は、信号17を含む信号をネットワークエンティティ11から受信し、および/または信号をネットワークエンティティ11へ送るように構成され得る。たとえば、受信構成要素14は、1つまたは複数のデータまたはオーバーヘッドメッセージをネットワークエンティティ11から受信するように構成され得る。さらなる態様では、受信構成要素14は、モデム中の構成要素、またはUE10中の他の構成要素であり得る。
さらに、受信構成要素14は、ネットワークエンティティ11からの1つまたは複数の信号17を復号するように構成され得る、復号構成要素16を含み得る。一態様では、UE10およびネットワークエンティティ11は、それにおいて制御データが復号構成要素16によって受信および復号されるべき1つまたは複数のフレーム長さと、フレーム中の1つまたは複数のタイムスロットとを指定する、1つまたは複数の技術によって通信し得る。たとえば、20msフレームを、複数のスロットに分割することができ、複数のスロットは、オーバーヘッドデータ(たとえば、制御データ)受信間隔と、パケットデータ受信間隔(たとえば、パケットデータユニット(PDU)受信間隔、および/またはサービスデータユニット(SDU)受信間隔)とに、さらに分割され得る。一態様では、オーバーヘッドデータは、専用パイロット(DP)データと送信電力制御(TPC)データとを含み得る。DPデータは、ネットワークエンティティ11からUE10へのダウンリンク電力制御を維持するために使用されるエネルギー推定値を供給し得るのに対して、TPCデータは、UE10からネットワークエンティティ11へのアップリンク電力制御を維持するために使用される電力制御ビットを含み得る。一態様では、DPデータは、第1のオーバーヘッドデータ間隔中に受信され得るのに対して、TPCデータは、各スロット中の別の第2のオーバーヘッドデータ間隔中に受信され得る。したがって、復号構成要素16は、信号17、またはフレームなど、その一部分を取得し、信号17内のデータを取得するために、たとえば、信号17が符号化された符号化アルゴリズムに対応する、復号アルゴリズムを実行し得る。その上、復号構成要素16は、限定はしないが、巡回冗長検査(CRC)など、1つまたは複数の完全性アルゴリズムを実行して、すべてのペイロードパケットデータなどのデータ19が正確に復号されたかどうかを判断し得る。いくつかの態様では、復号構成要素16は、フレームの終わりより前に、1つまたは複数の完全性アルゴリズムの実行を完了し得る。
加えて、受信構成要素14は、受信構成要素14中の1つまたは複数の構成要素への電力を制御するように構成され得る、電力管理構成要素15を含み得る。たとえば、電力管理構成要素15は、受信され復号された信号17などの信号、またはフレームなど、その一部分の完全性状態に基づいて、位相ロックループ(PLL)構成要素と、受信構成要素14中の対応する回路との電力レベルを制御し得る。たとえば、いくつかの態様では、電力管理構成要素15は、すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたと判断することに応答して、「早期」の、たとえば、フレームの残りの一部分にわたる、受信構成要素14の1つまたは複数の構成要素の電源切断を実行し得る。一態様では、電力管理構成要素15は、フレーム中のスロットの次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間までの第1の時間期間が、受信機構成要素のためのウォームアップ期間に対応する第2の時間期間よりも大きいとき、「早期」の電源切断を実行し得る。その上、電力管理構成要素15は、受信構成要素14の1つまたは複数の構成要素の電源切断および/または電源投入を行うかどうかを判断するとき、オーバーヘッドデータ送信期間および正確な復号判断に加えて、ウォームアップ期間を考慮に入れ得る。
したがって、説明する装置および方法は、電力管理構成要素15の実行を通して、信号17、またはフレームなど、その一部分を受信するとき、不必要なバッテリー電力使用を回避することによって、UE10に省電力化を提供することができる。図2を参照すると、示されるものは、本開示において提供されるモバイルデバイスまたはUEにおけるバッテリー電力を最大にするための方法2の態様である。一態様では、UE(たとえば、UE10、図1)が、ブロック21で、フレーム内のデータを受信することができ、データは、ネットワークエンティティ(たとえば、ネットワークエンティティ11、図1)から受信され得る。ブロック22で、データが受信された後、UEが、ブロック22で、すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたかどうかを判断し得る。いくつかの態様では、フレームパケットデータは、パケットデータユニット(PDU)データおよび/またはサービスデータユニット(SDU)データを含んでもよく、これらは、オーバーヘッドビットデータおよび/または制御データとは区別され得る。さらなる態様では、UEは、受信データ上のCRCがパスするかどうかを判断することによって、すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたかどうかを判断し得るが、すべてのペイロードパケットデータが正確に受信されたと判断するために、任意の形態のデータ完全性または信頼性テストが、UEによって使用され得る。すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたとは限らない場合、UEは、受信構成要素への電力を維持して、UEが、たとえば、ブロック21で、フレーム内のデータを受信し続けることを可能にし得る。
逆に、UEが、ブロック22で、すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたと判断する場合、UEが、ブロック23で、DCCH状態が存在するかどうかをさらに判断し得る。DCCH状態が存在する場合、通信プロトコルおよびスケジューリングが、パケットデータ送信のために典型的に使用されるものから分かれることがある。たとえば、DCCHフレームは、40msに及ぶことがあり、そこで、従来のパケットデータ転送フレームは、20msの長さである。したがって、DCCH状態において構成要素の早期電源切断を実行することは、オーバーヘッド/制御データの実質的な量の低下につながり得るので、構成要素の早期電源切断は、本開示の態様によって回避され得る。加えて、ブロック23のさらなる態様を、図3に関して以下で提示する。
UEが、ブロック23で、DCCH状態が存在すると判断する場合、UEが、ブロック24で、オーバーヘッドデータの受信のために受信機構成要素への電力を維持し得る。代替として、UEが、ブロック23で、DCCH状態が存在しないと判断する場合、UEが、ブロック25で、受信機構成要素ごとに、必要とされた電源投入期間の前に構成要素を電源切断するために利用可能な時間があるかどうかを判断し得る。一態様では、UEは、構成要素が信号を適切に受信し得る前にウォームアップ期間を必要とする1つまたは複数の構成要素と、信号を適切に受信するために無視できるウォームアップ期間を必要とする1つまたは複数の構成要素とを含み得る。したがって、ブロック25で、UEが、受信機構成要素ごとに必要とされるウォームアップ期間に基づいて、各受信機構成要素が、ビットを適切に受信する前に電源切断され得るかどうかを判断し得る。言い換えれば、受信機構成要素が、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信時間までの時間の長さ以上のウォームアップ時間を必要とする場合、UEが、ブロック24で、オーバーヘッドデータを受信するために、受信機構成要素を電源オンのままに保ち得る。代替として、必要とされるウォームアップ時間が、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信時間までの時間の長さ未満である場合、UEが、ブロック26で、フレームの残りの一部分にわたってその構成要素を電源切断し得る。
さらに、ブロック27で、UEが、受信機構成要素ごとに、実質的に無視できるものであり得るか、または無視できないものであり得る、受信機構成要素のために必要とされたウォームアップ期間に達したかどうかを判断し得る。その受信機構成要素のためのウォームアップ期間に達していない場合、UEが、たとえば、ブロック26で、受信機構成要素を電源切断したままに保ち得る。代替として、ブロック27で、受信機構成要素のためのウォームアップ時間に達した場合、UEが、ブロック28で、たとえば、オーバーヘッドビットを受信するために、受信機構成要素に電源投入し得る。加えて、ブロック28で、UEが、フレームの残りにわたって、スケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間に基づいて、受信機構成要素に電源投入し続け得る。したがって、UEバッテリー電力が節約され得る。
たとえば、1つまたは複数の受信機構成要素は、構成要素が適切に機能し得る前に、ウォームアップ期間を要求し得る。一態様では、そのような構成要素は、位相ロックループ構成要素であり得るが、そのような構成要素は、UE中の任意の受信機構成要素であり得る。したがって、そのような構成要素がウォームアップするためのバッファ期間を可能にするために、ブロック25で、UEが、フレーム中のスロットの次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間までの時間期間に対応する第1の時間期間が、受信機構成要素のためのウォームアップ期間に対応し得る第2の時間期間よりも大きいかどうかを判断し得る。代替として、いくつかの態様では、第2の時間期間は、受信機構成要素のためのウォームアップ期間の長さの実質的に2倍、またはウォームアップ期間の任意の倍数に対応し得る。第2の時間期間を、受信機構成要素のためのウォームアップ期間の長さの実質的に2倍まで延長することによって、UEは、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間に達する時間までに、受信機構成要素が十分にウォームアップされ、機能的であることを高度に確信し得る。
方法2を実行するUEが、ブロック25で、第2の時間期間が第1の時間期間以上であると判断するとき、次いでブロック24で、UEが、図4に関して以下で説明するファクタに応じて、そのようなインスタンスにおいて1つまたは複数の受信機構成要素への電力を維持し得る。たとえば、この方法を実行するUEは、たとえば、UEが、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間前に利用可能であったよりも大きいウォームアップ時間を必要とした受信機構成要素を電源切断するべきであった場合、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間中に送信されたオーバーヘッドビットデータの欠落を回避するために、電力を維持し得る。
方法2を実行するUEが、ブロック25で、第1の時間期間が第2の時間期間よりも大きいと判断するとき、次いでブロック26で、UEが、フレームの残りの一部分にわたって、1つまたは複数の受信機構成要素を電源切断し得る。一態様では、フレームの残りのそのような一部分は、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間前の必要とされたウォームアップ期間の開始まで続き得る。代替として、1つまたは複数の受信機構成要素がウォームアップ期間を必要としない場合、フレームの残りの一部分は、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット期間の開始まで続き得る。したがって、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット期間まで、1つまたは複数の受信機構成要素を電源切断することによって、UEは、必要とされたオーバーヘッドビットが、スケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間中に受信されることを保証しながら、バッテリー電力を節約することができる。場合によっては、ブロック28で、方法2は、図3の方法3、および/または図5の方法5など、追加の方法を続けてもよい。
図3は、専用制御チャネル(DCCH)状態が方法において存在するかどうかを判断するためのブロック23の詳細な例示の態様を示す。図3を参照すると、W-CDMA(登録商標)および他の通信技術に適用可能なシナリオが提示される。W-CDMA(登録商標)では、複数のタイプのデータフレームが存在し、すなわち、(1)トラフィックフレーム(DTCH)、および(2)オーバーヘッドシグナリングフレーム(DCCH)である。WCDMA(登録商標)では、特定の受信された送信がトラフィックであるか、オーバーヘッドシグナリングデータであるかを知るための方法がない。さらなる複雑化を加えて、DCCHは、20msフレームではなく、40msフレームにわたって送信される。したがって、受信機、または、1つもしくは複数の受信機構成要素が、フレームの終わりより前の短縮された間隔(たとえば、10ms間隔)後に電源オフされる場合、DCCHビットのすべてが受信されている信頼性は25%しかない。
さらに、DCCHシグナリングデータは、巡回冗長検査(CRC)ビットを含み得る、従来のデータビットとは異なり、パケットインジケータビットを有していない。しかしながら、場合によっては、DTCHトラフィックビットがCRCビットを含むことがあり、DTCHビットは、マルチキャストトラフィックとして、DCCHビットとともにブロードキャストされ得る。そのような状況では、いくつかの説明する態様では、受信機は、DTCH CRCがパスする場合、DCCHビットが正確に受信されると仮定し得る。したがって、早期の受信機電源オフは、この仮定とともに実行され得る。
代替または追加として、DCCHトラフィックの検出は、しきい値化に基づいて実行され得る。この方法を使用して、ある間隔中のDCCHに関係するしきいエネルギー値に達しない場合、その間隔中のDCCHの不在を仮定することができ、受信機は、DCCHデータが欠落していないという、ある確信とともに、フレームの残りにわたって電源切断し得る。たとえば、受信機は、短縮されたサブフレーム(たとえば、10msサブフレーム)内で蓄積されたDPおよびTCPエネルギーを、基準エネルギーレベルとして使用し得る。図2のブロック23で、この同じ時間期間にわたる蓄積されたDCCHエネルギーレベルが、この基準エネルギーレベルよりも特定のしきい値だけ低い場合、DCCHデータの不在が宣言することができ、受信機は、完全に電源切断し得るか、またはその構成要素の一部を電源切断し得る。
具体的には、ブロック51を参照すると、UEが、しきいDCCHエネルギー値を取得し得る。一態様では、UEは、送信中のネットワーク構成要素からこのしきいDCCHエネルギー値を取得し得るか、または、UE上の事前構成されたメモリから値を取得し得る。代替または追加として、ユーザまたはネットワーク管理者が、たとえば、UE上のユーザインターフェースにおいて、しきいDCCH値を設定し得る。さらに、一態様では、しきいDCCHエネルギー値は、たとえば、10msの時間期間であり得る、基準フレームサブ期間内で受信された、蓄積された専用パイロット(DP)データおよび送信電力制御(TPC)データエネルギーに対応し得る。加えて、ブロック52で、UEが、サンプリング時間間隔にわたってフレーム中でUEによって受信された、蓄積されたDCCHエネルギー値を計算し得る。次に、ブロック53で、UEが、蓄積されたDCCHエネルギー値をしきいDCCHエネルギー値と比較し得る。蓄積されたDCCHエネルギー値がしきいDCCHエネルギー値よりも低い場合、次いでブロック54で、DCCHの不在が宣言され得る。代替または追加として、この比較は、DCCHエネルギー値を下回るバッファしきい値を考慮に入れてもよい。そのような態様では、蓄積されたエネルギーがしきいDCCHエネルギー値よりも、少なくともバッファしきい値だけ低い場合、ブロック54のように、DCCHの不在が宣言され得る。したがって、バッファしきい値を実装することによって、UEは、より大きい確信とともにDCCHの不在を宣言することができる。
さらなる態様では、ブロック55で、蓄積されたDCCHエネルギー値がDCCHエネルギーしきい値(または、上記のように、しきい値-バッファしきい値)以上である場合、UEが、ブロック55で、DCCH、および/またはDCCH規格(たとえば、40msのフレーム長さ)による通信の存在を宣言し得る。
本発明の別の態様では、2つ以上のタイプまたはクラスのフレームからなるデータがUE10へ通信されてもよく、このことは、クラスのうちの1つの正確な受信に基づく、すべてのクラスのデータを受信する1つまたは複数の受信機構成要素を電源切断するための決定の基礎を形成し得る。たとえば、この態様の特定の例では、送信されるデータは、適応マルチレート(AMR)12.2kコーディング規格と一致するようにコーディングされた音声データからなる。AMR 12.2kにおける音声データは、3つのクラスであるA、B、およびCにおいて物理層へ送られ、ただし、各クラスは、指定されたレベルの必要とされた信頼性を有する。データの各クラスは、異なる誤り率を個々に許容し得るので、異なるストリームで送られ得る。AMR 12.2k音声データでは、たとえば、CRCデータのみがクラスAデータに追加される。本態様では、受信機は、たとえば、図2のブロック22で、フレームのクラスAデータに関連付けられたCRCがパスする場合、クラスBデータおよび/またはクラスCデータが正確に受信されたと仮定し得る。したがって、CRCまたはクラスAが、典型的には20msのフレームよりも短縮された間隔(たとえば、10msの短縮された間隔)においてパスする場合、受信機は、電力を節約するために、フレームの残りにわたってその構成要素の全部または一部を電源切断することを選択し得る。代替として、AMR 12.2kデータは、フルレート、SID、およびヌルレートフレームからなり得る。また、適用可能なものは、UMTSのためのAMR 7.9kbps規格およびAMR 5.9kbps規格である。
本開示の態様をさらに例示するために、図4〜図12は、限定はしないが、図2および図3に関して説明した方法など、本明細書で説明する方法の態様による波形図を提示する。図4〜図12の各々は、フレームスケジュールの上に示される、例示的なデータ送信フレーム中の2つの例示的なスロットによるフレームスケジュールを含む。フレームスケジュールは、各スロット中でいくつかのサブ期間を定め、サブ期間は、例示的なスロット(スロット1およびスロット2)中で、第1のオーバーヘッドビット送信サブ期間OH1と、第1のデータ送信サブ期間DATA1と、第2のオーバーヘッドビット送信サブ期間OH2と、第2のデータ送信サブ期間DATA2とを含む。一態様では、専用パイロット(DP)情報および送信電力制御(TPC)情報などの制御データが、OH1およびOH2の一方または両方中に送信および/もしくは受信され得るか、または送信および/もしくは受信されるようにスケジュールされ得る。
加えて、図4〜図12に示すものは、1つまたは複数の受信機構成要素の電源オン状態または電源オフ状態を表す電力波形であり、1つまたは複数の受信機構成要素は、限定はしないが、ウォームアップ期間を有し得る第1の受信機構成要素(構成要素1)、および、ウォームアップ期間を本質的に有していなくてもよい、たとえば、ゼロまたは実質的に無視できる値に等しいウォームアップ期間を有し得る、第2の受信機構成要素(構成要素2)などである。いくつかの態様では、ゼロでないウォームアップが必要とされる構成要素は、位相ロックループ構成要素に対応してもよく、位相ロックループ構成要素は、オーバーヘッドビット送信期間前に1つまたは複数の動作可能なウォームアップ期間(WUとして表す)を有し得る。加えて、いくつかの態様では、ゼロでないウォームアップが必要とされない構成要素(non-non-zero warm-up-required component)は、ウォームアップ期間を必要としない受信機構成要素であり得る。さらに、図4〜図12では、時間は、各フレームおよび各対応する電力波形の水平軸に沿って増す。
さらに、図4〜図12における電力波形に対応する動作は、いくつかの主要な仮定に基づく。たとえば、自動利得制御(AGC)回路または構成要素のための無視できるウォームアップ時間、および任意のレイク受信機のための無視できる群遅延のように、無視できる畳み込み復号器遅延が仮定される。いくつかの態様では、位相ロックループ構成要素が電源切断間隔中にオンのままであり得るので、ウォームアップ時間が、そのような間隔中、またはそのような間隔に続いて仮定されなくてもよい。
図4を参照すると、動作シナリオ600の一例は、フレームスケジュール606を有するフレーム604に対する、第1の受信機構成要素である構成要素1の例示的な動作を示す、電力波形図602を含む。動作シナリオ600は、限定はしないが、方法2(図2)の態様を含み得る。たとえば、サブ期間DATA1中の時点612で、UEは、ブロック22(図2)のように、すべてのPDUまたはSDUデータを含み得るが制御またはオーバーヘッドデータを含まなくてもよい、すべてのペイロードパケットデータが、正確に受信および復号された(たとえば、CRCがパスする)こと、ならびに、ブロック23(図2)のように、フレームがまだ完了していないことを判断し得る。加えて、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間OH2の前の時間618が、構成要素1のためのウォームアップ期間620よりも大きいので、UEは、時点614でウォームアップ期間が開始するまで(たとえば、ブロック27、図2)、受信機構成要素を電源切断し得る。加えて、時点614で、次のウォームアップ期間に達したので、UEは、構成要素1に再度電源投入し得る。その後、UEは、フレームデータのすべてが時点612後に正確に受信されているので、各スケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間後、構成要素1を電源切断し得る。そのような動作が、フレームおよび/または後続のフレーム中の各OH期間に対して、同様の方法で続き得る。
図5を参照すると、動作シナリオの別の例700は、本開示の態様による、フレームスケジュール706を有するフレーム704に対する、第1の受信機構成要素である構成要素1の例示的な動作を示す、電力波形図702を含む。さらに、任意のシナリオ700は、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間までの時間に対応する第1の時間期間718と、構成要素1のウォームアップ期間に対応する第2の時間期間720とを含む。いくつかの態様では、すべてのペイロードパケットデータの正確な受信および復号後、UEは、WUの開始から、スロット中のすべてのオーバーヘッドデータの受信まで、構成要素1を電源オンのままに保ち得るが、その後、構成要素1を電源切断し得る。時点712で、たとえば、UEは、すべてのペイロードパケットデータが正確に受信および復号されたと判断し得るが、時点714で構成要素1を電源切断しなくてもよく、その理由は、この例では、UEが電源切断前にすべてのオーバーヘッドデータをスロット内で受信することになるからである。したがって、UEは、時点716まで構成要素1を電源投入したままに保つことができ、その場合、UEは、新しいスロット(スロット2)中のオーバーヘッドデータ送信に先行するウォームアップ期間WUまで、構成要素1を電源切断することになる。したがって、すべてのオーバーヘッドデータが受信されるまで、構成要素1への電力を維持することを通して、UEは、ネットワークとのUE通信の適切な制御のために必須のオーバーヘッドデータを失う可能性を最小にすることができる。また、図4〜図12の波形は、すべてのペイロードパケットデータが正確に受信される瞬間(たとえば、時点916、1024、1122、1224、および/または1424参照)に、UEが構成要素1を電源切断することを示すが、UEは、代替として、図7の波形に一致するように構成要素1への電力を制御して、スロット中のすべてのオーバーヘッドビットの完全な受信を保証し得ることも理解されたい。
図6を参照すると、動作シナリオの別の例800は、本開示の態様による、フレームスケジュール806を有するフレーム804に対する、第1の受信機構成要素である構成要素1の例示的な動作を示す、電力波形図802を含む。さらに、レベル808および810は、オン位置およびオフ位置に対応する電圧レベルをそれぞれ表す。さらに、任意のシナリオ800は、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間までの時間に対応する第1の時間期間818と、構成要素1のウォームアップ期間に対応する第2の時間期間820とを含む。図6は、限定はしないが、方法2(図2)の態様を含み得る本開示の態様による、ゼロでないウォームアップが必要とされる構成要素の例示的な動作を示す。たとえば、UEは、時点812で、ブロック22(図2)のように、すべてのペイロードパケットデータが正確に受信および復号された(たとえば、CRCがパスする)こと、ならびに、ブロック23(図2)のように、フレームがまだ完了していないことを判断し得る。加えて、UEは、OH2中のオーバーヘッドビットの受信のために、構成要素1への電力を維持し得る。加えて、時点812の時点で、すべてのペイロードパケットデータが受信されたので、UEは、フレームデータの損失の危険を冒すことなしに、時点814で構成要素1を電源切断し得る。
加えて、図7を参照すると、動作シナリオの別の例900は、本開示の態様による、フレームスケジュール906を有するフレーム904に対する、第1の受信機構成要素である構成要素1の例示的な動作を示す、電力波形図902を含む。さらに、任意のシナリオ900は、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間までの時間に対応する第1の時間期間918と、必要とされる構成要素ウォームアップ時間期間の2倍に対応する第2の時間期間920とを含む。加えて、レベル908および910は、オン位置およびオフ位置に対応する電圧レベルをそれぞれ表す。波形902は、構成要素1のためのウォームアップ期間が、場合によっては、構成要素のための従来の必要とされるウォームアップ期間の2倍に等しい、例示的な動作のための例示的な波形である。たとえば、UEは、時点914で、ブロック22(図2)のように、すべてのペイロードパケットデータが正確に受信および復号された(たとえば、CRCがパスする)と判断し得る。加えて、UEは、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信(OH2)までの時間期間918が、時点912で開始する、構成要素1のためのウォームアップ期間(WU)の2倍920よりも大きくないと判断し得る。したがって、構成要素1を電源切断するための時間はない。さらに、図7は、第2の時間期間920が構成要素1の典型的なウォームアップ期間の2倍に等しい、例示的な波形を示すが、従来の必要とされるウォームアップ期間の倍数ではない時間期間を含めて、典型的なウォームアップ期間の任意の倍数が、ウォームアップ期間として利用され得る。したがって、UEは、OH2中のオーバーヘッドビットの受信のために、構成要素1への電力を維持し得る。加えて、時点914の時点で、すべてのペイロードパケットデータが受信されたので、UEは、フレームデータの損失の危険を冒すことなしに、スロット1のOH2後の時点で、構成要素1を電源切断し得る。
図8を参照すると、動作シナリオの別の例1000は、本開示の態様による、フレームスケジュール1008を有するフレーム1006に対する、第1の受信機構成要素である構成要素1、および第2の受信機構成要素である構成要素2の例示的な動作をそれぞれ示す、電力波形図1002および1004を含む。さらに、任意のシナリオ1000は、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間までの時間に対応する第1の時間期間1026と、構成要素1のウォームアップ期間に対応する第2の時間期間1028とを含む。加えて、レベル1010および1014は、対応するオン電圧レベルを表すのに対して、レベル1012および1016は、オフ位置を表す。図8の態様によれば、構成要素1は、無視できないウォームアップ時間(WU)を必要としてもよく、構成要素2は、実質的に無視できるウォームアップ時間を有してもよく、それらの動作は、限定はしないが、方法2および/または方法3(図2および図3)の態様を含み得る。たとえば、サブ期間DATA1中の時点1018で、UEは、ブロック22(図2)のように、すべてのペイロードパケットデータが正確に受信および復号された(たとえば、CRCがパスする)こと、ならびに、ブロック23(図2)のように、フレームがまだ完了していないことを判断し得る。加えて、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間OH2までの時間1026が、構成要素1のためのウォームアップ期間1028よりも大きいので、UEは、ブロック26(図2)のように、時点1018で、構成要素1および構成要素2を電源切断し得る。さらに、時点1020で、ウォームアップ期間の開始に達しており、受信機が、1つまたは複数のゼロでないウォームアップが必要とされる構成要素を有するので、UEは構成要素1に電源投入し得る。しかしながら、構成要素2は、次のオーバーヘッドビット送信期間であるOH2の開始における時点1022まで、電源オフのままであり得る。
図9を参照すると、動作シナリオの別の例1100は、本開示の態様による、フレームスケジュール1108を有するフレーム1106に対する、第1の受信機構成要素である構成要素1、および第2の受信機構成要素である構成要素2の例示的な動作をそれぞれ示す、電力波形図1102および1104を含む。さらに、任意のシナリオ1100は、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間までの時間に対応する第1の時間期間1124と、構成要素1のウォームアップ期間に対応する第2の時間期間1126とを含む。加えて、レベル1110および1114は、対応するオン電圧レベルを表すのに対して、レベル1112および1116は、オフ位置を表す。
一態様では、サブ期間DATA1中の時点1118で、UEは、ブロック22(図2)のように、すべてのペイロードパケットデータが正確に受信および復号された(たとえば、CRCがパスする)と判断し得る。加えて、時点1118で、ウォームアップ期間に対応する時間期間1126が、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間OH2の開始までの時間期間1124よりも長いので、UEは、オーバーヘッドビットの受信のために、構成要素1への電力を維持し得る。加えて、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット期間が、時点1120まで開始しないので、UEは、時点1118で、構成要素2を電源切断し得る。さらに、時点1120で、UEは、図2のブロック28のように、時点1120で構成要素2にさらに電源投入し得る。したがって、UEは、時点1118までにすべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたので、時点1118から時点1120まで構成要素2を電源オフすることによって、必要とされたデータの欠落の危険なしに、電力を節約し得る。
図10を参照すると、動作シナリオの別の例1200は、本開示の態様による、フレームスケジュール1208を有するフレーム1206に対する、第1の受信機構成要素である構成要素1、および第2の受信機構成要素である構成要素2の例示的な動作をそれぞれ示す、電力波形図1202および1204を含む。さらに、任意のシナリオ1200は、次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間までの時間に対応する第1の時間期間1226と、構成要素1の従来のウォームアップ期間に対応する第2の時間期間1228とを含む。加えて、レベル1210および1214は、対応するオン電圧レベルを表すのに対して、レベル1212および1216は、オフ位置を表す。図10の態様によれば、構成要素1は、無視できないウォームアップ時間(WU)を必要としてもよく、構成要素2は、実質的に無視できるウォームアップ時間を有してもよい。図10の波形は、UEが、フレームのn番目のスロットごとのスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間中に、構成要素2への電力を維持する、例示的な方法を示す。たとえば、図10では、波形は、nが2に等しく、1つおきのスロットのOH1およびOH2中に、UEが構成要素2に電源投入することを意味する、例示的な波形を示し得る。一例では、そのような方法は、チャネル、リンク、および/またはネットワーク状態の信頼性が特に高い場合、実施され得る。したがって、nスロットごとに1つの構成要素への電力を維持することで、構成要素1があらゆるスロットのOH1およびOH2中に電力を受け続けることができるので、オーバーヘッドデータの欠落の危険性を比較的低くして、バッテリー電力を節約することができる。
図10を具体的に参照すると、サブ期間DATA1中の時点1218で、UEは、ブロック22(図2)のように、すべてのペイロードパケットデータが正確に受信および復号された(たとえば、CRCがパスする)こと、ならびに、ブロック23(図2)のように、フレームがまだ完了していないことを判断し得る。結果として、UEは、時点1218で、構成要素1および構成要素2を電源オフしてもよく、その理由は、ウォームアップ、または次にスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間の前に、構成要素を電源切断するための時間が存在するからである。加えて、時点1220で、UEは、構成要素1と構成要素2の両方を電源オフしてもよく、その理由は、OH2が終了しており、時点1218の時点ですべてのペイロードパケットデータが受信されたからである。しかしながら、時点1220の後、構成要素1の波形は、以前の態様に従って動き得るが、構成要素2は、スロット2の残りにわたって電源オンされなくてもよい。たとえば、他の態様では、UEが時点1222で構成要素2に電源投入し得るのに対して、UEは、一態様では、比較的強いネットワーク状態を検出することができ、たとえば、n=2の場合にスロット3、n=3の場合にスロット4までなど、構成要素2を電源オンしなくてもよい。一態様では、nは、たとえば、正の整数、および/もしくは正の整数の分数であってもよく、または10進数によって表され得る。さらに、追加の例では、構成要素2は、以前の態様に従って動き得るのに対して、UEは、nスロットごとの間に構成要素1を電源切断し得る。したがって、UEが、nスロットごとのみにわたるオーバーヘッドデータ受信のために、構成要素を電源オンする場合、追加の省電力化が実現され得る。
図11を参照すると、動作シナリオの別の例1300は、本開示の態様による、フレームスケジュール1308を有するフレーム1306に対する、第1の受信機構成要素である構成要素1、および第2の受信機構成要素である構成要素2の例示的な動作をそれぞれ示す、電力波形図1302および1304を含む。さらに、レベル1310および1314は、対応するオン電圧レベルを表すのに対して、レベル1312および1316は、オフ位置を表す。図11の態様によれば、構成要素1は、無視できないウォームアップ時間(WU)を必要としてもよく、構成要素2は、実質的に無視できるウォームアップ時間を有してもよい。一態様では、UEは、nスロットごとの間に、構成要素1と構成要素2の両方に電源投入し得る。たとえば、時点1318で、UEは、すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたと判断することができ、ウォームアップ期間およびスケジュールされたオーバーヘッドビットデータ期間OH2の開始まで、構成要素1と構成要素2の両方をそれぞれ電源切断し得る。ただし、時点1320の後、UEは、スロット1の残り中に、および後続のスロットであるスロット2の全体にわたって、構成要素1と構成要素2の両方を電源切断し得る。一態様では、図11の動作は、UEが、nフレームごとの間に構成要素1および構成要素2を介してそのようなオーバーヘッドデータを受信するとき、十分なオーバーヘッドデータが取得され得ると判断する、比較的強いネットワーク状態において利用され得る。したがって、そのような状態では、フレーム中のnスロットごとに複数の構成要素を電源切断することによって、追加の省電力化が実現され得る。
図12を参照すると、動作シナリオの別の例1400は、本開示の態様による、フレームスケジュール1408を有するフレーム1406に対する、第1の受信機構成要素である構成要素1、および第2の受信機構成要素である構成要素2の例示的な動作をそれぞれ示す、電力波形図1402および1404を含む。さらに、レベル1410および1414は、対応するオン電圧レベルを表すのに対して、レベル1412および1416は、オフ位置を表す。図12の態様によれば、構成要素1は、無視できないウォームアップ時間(WU)を必要としてもよく、構成要素2は、実質的に無視できるウォームアップ時間を有してもよい。たとえば、図12では、UEは、1つまたは複数のスケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間の開始前に、第2の構成要素を電源オンして、第2の構成要素が、スケジュールされたオーバーヘッドビット送信期間の全体にわたって電源オンされることを保証することができる。具体的には、時点1418で、たとえば、UEは、すべてのペイロードパケットデータが正確に受信および復号されたと判断することができ、したがって、構成要素1と構成要素2の両方を電源切断し得る。構成要素2を参照すると、上記で説明した方法におけるUEは、OH2の開始に対応する時点1422で構成要素2に電源投入するために待機していることがあるのに対して、図12の方法では、UEは、時点1420など、より早期の時点で構成要素2に電力供給し得る。そうすることによって、UEは、たとえば、時点1418と時点1420との間で構成要素2を電源切断することによって、電力を節約しながら、フレーム中のOH2および後続のオーバーヘッド送信期間中に、すべてのオーバーヘッドデータが受信されることをさらに保証することができる。
図13を参照すると、一態様では、UE10(図1)が表される。UE10は、本明細書で説明する構成要素および機能のうちの1つまたは複数に関連している処理機能を実行するためのプロセッサ1500を含む。プロセッサ1500は、単一の組もしくは複数の組のプロセッサまたはマルチコアプロセッサを含み得る。その上、プロセッサ1500は、統合処理システムおよび/または分散処理システムとして実装することができる。
UE10は、本明細書で使用するデータ、および/またはプロセッサ1500によって実行されているアプリケーションのローカルバージョンを記憶するためなどの、メモリ1502をさらに含む。メモリ1502は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなど、コンピュータが使用できる任意のタイプのメモリを含むことができる。
加えて、UE10は、本明細書で説明する態様に関連して使用される情報、データベース、およびプログラムの大容量記憶を可能にするハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せであり得る、データストア1504をさらに含み得る。たとえば、データストア1504は、プロセッサ1500によって現在実行されていないアプリケーション用のデータリポジトリであり得る。
UE10は、UE10のユーザからの入力を受信するように動作可能であり、ユーザへの提示のための出力を生成するようにさらに動作可能な、ユーザインターフェース構成要素1506をさらに含み得る。ユーザインターフェース構成要素1506は、限定はしないが、キーボード、ナンバーパッド、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、ファンクションキー、マイクロフォン、音声認識構成要素、ユーザからの入力を受信することが可能な任意の他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む1つまたは複数の入力デバイスを含み得る。さらに、ユーザインターフェース構成要素1506は、限定はしないが、ディスプレイ、スピーカー、触覚フィードバック機構、プリンタ、ユーザに出力を提示することが可能な任意の他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む1つまたは複数の出力デバイスを含み得る。
さらに、UE10は、本明細書で説明するように、ハードウェア、ソフトウェア、およびサービスを利用して、1つまたは複数の相手との通信を確立し維持することを可能にする、通信構成要素1507を含む。通信構成要素1507は、UE10上の構成要素間、ならびに、UE10と、通信ネットワーク上に位置するデバイスおよび/またはUE10に直列もしくはローカルに接続されたデバイスなどの外部デバイス、たとえば、ネットワークエンティティ11(図1)との間の通信を伝え得る。たとえば、UE10は、1つまたは複数のバスを含んでもよく、外部デバイスとのインターフェースをとるように動作可能な送信機および受信機にそれぞれ関連付けられた送信チェーン構成要素および受信チェーン構成要素をさらに含んでもよい。
加えて、UE10は、フレームデータ、および/またはオーバーヘッドもしくは制御データなどのデータを含む、1つまたは複数の信号を、たとえば、ネットワークエンティティ11から受信し得る、受信構成要素14を含み得る。いくつかの態様では、受信構成要素14は、図2および図3に対応する方法の方法ステップのうちの一部または全部を実行するように構成され得る。さらなる態様では、受信構成要素14は、受信機、トランシーバ、または、電磁信号を受信および/もしくは処理することが可能な任意の他の電気的構成要素および/もしくは回路であり得る。
さらに、受信構成要素14は、1つまたは複数の受信機構成要素への電力を管理するように構成された、電力管理構成要素15を含み得る。電力管理構成要素は、データクラスマネージャ1508を含んでもよく、データクラスマネージャ1508は、データのいくつかのクラスの受信を認識し、フレーム中のデータの1つまたは複数のクラスの正確な受信に基づく、1つまたは複数の受信機構成要素の電源投入または電源切断を行うための決定の基礎を形成するように構成され得る。一態様では、データのそのようなクラスは、AMR 12.2k規格音声データのクラスA、B、およびCデータを含み得る。
加えて、電力管理構成要素15は、ウォームアップ期間マネージャ1510を含んでもよく、ウォームアップ期間マネージャ1510は、UE10中の1つまたは複数の受信機構成要素の必要とされるウォームアップ期間に関係する情報を記憶するように構成され得る。また、電力管理構成要素15は、送信スケジュール維持構成要素1512を含んでもよく、送信スケジュール維持構成要素1512は、1つまたは複数のネットワークエンティティ11との通信のために利用されている通信規格など、特定の通信規格のための送信スケジュールを受信および/または記憶するように構成され得る。さらに、電力管理構成要素15は、DCCH状態が存在するかどうかを判断するように構成された、DCCH管理構成要素1514を含み得る。たとえば、いくつかの態様では、DCCH管理構成要素1514は、しきいDCCHエネルギー値、および/または蓄積されたDCCHエネルギー値を判断し得る。加えて、DCCH管理構成要素1514は、しきいDCCHエネルギー値を、蓄積されたDCCHエネルギー値と比較して、そこからDCCHの存在に関する判断を行い得る。追加の態様では、受信構成要素14は、フレームデータ(たとえば、PDUおよび/またはSDUデータ)、およびオーバーヘッドまたは制御データなど、受信データを復号するための復号構成要素16を含み得る。
図14を参照すると、UE省電力化のために、1つまたは複数の受信機構成要素を選択的に電源オンおよび電源オフするための、例示的なシステム1600が表示される。たとえば、システム1600は、UE10などのデバイス内に少なくとも部分的に存在することができる。システム1600は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実施される機能を表す機能ブロックであり得る、機能ブロックを含むものとして表されていることを諒解されたい。システム1600は、連携して動作することができる電気的構成要素の論理グルーピング1602を含む。たとえば、論理グルーピング1602は、ネットワークエンティティからデータを受信するための電気的構成要素1604を含み得る。一例では、電気的構成要素1604は、受信構成要素14(図1および図13)であってもよく、フレームデータ(たとえば、PDUおよび/またはSDUデータ)、およびオーバーヘッドまたは制御データを受信するように構成され得る。加えて、論理グルーピング1602は、1つまたは複数の受信機構成要素への電源オンまたはオフを切り替えるための電気的構成要素1606を含み得る。一例では、電気的構成要素1606は、電力管理構成要素15(図1および図13)であり得る。さらに、論理グルーピング1602は、受信データを復号するための電気的構成要素1608を含み得る。一例では、電気的構成要素1608は、復号構成要素16(図1および図13)であり得る。場合によっては、追加の態様では、論理グルーピング1602は、DCCHの存在を検出および/または管理するための電気的構成要素1610を含み得る。一例では、電気的構成要素1610は、DCCH管理構成要素1514(図13)であり得る。さらなる随意の態様では、DCCHが存在する場合、DCCH管理構成要素1514は、受信機構成要素のいかなる潜在的な早期電源オフをもキャンセルし得る。
加えて、システム1600は、電気的構成要素1604、1606、1608、および1610に関連付けられた機能を実行するための命令を保持すること、電気的構成要素1604、1606、1608、および1610によって使用または取得されるデータを記憶することなどを行うメモリ1612を含み得る。電気的構成要素1604、1606、1608、および1610は、メモリ1612の外部にあるものとして示されているが、これらの電気的構成要素のうちの1つまたは複数は、メモリ1612内に存在し得ることを理解されたい。一例では、電気的構成要素1604、1606、1608、および1610は、少なくとも1つのプロセッサを含むことができ、または、各電気的構成要素1604、1606、1608、および1610は、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールとすることができる。その上、追加または代替の例では、電気的構成要素1604、1606、1608、および1610は、コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品とすることができ、各電気的構成要素1604、1606、1608、および1610は、対応するコードとすることができる。
図15は、処理システム114を使用する装置100のハードウェア実装の一例を示すブロック図である。一態様では、装置100および/または処理システム114は、受信構成要素14(図1および図13)、および/または電力管理構成要素15(図1および図13)を含み得る。この例では、処理システム114は、バス102によって概略的に表されるバスアーキテクチャで実施することができる。バス102は、処理システム114の具体的な用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス102は、プロセッサ104によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサ、およびコンピュータ可読媒体106によって概略的に表されるコンピュータ可読媒体を含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス102は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクさせることもでき、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース108は、バス102とトランシーバ110との間にインターフェースを提供する。トランシーバ110は、送信媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。また、装置の性質に応じて、ユーザインターフェース112(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティックなど)が設けられてもよい。
プロセッサ104は、バス102の管理、およびコンピュータ可読媒体106上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行されると、任意の特定の装置の以下で説明する様々な機能を処理システム114に実行させる。コンピュータ可読媒体106は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ104によって操作されるデータを記憶するために使用されてもよい。
本開示全体にわたって提示される様々な概念は、広範な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。限定ではなく例として、図16に示される本開示の態様は、W-CDMA(登録商標)エアインターフェースを使用するUMTSシステム200を参照して示される。UMTSシステム200は、たとえば、図1のワイヤレス環境1であってもよく、1つもしくは複数のネットワークエンティティ11(図1)、および/または、1つもしくは複数のUE10(図1)を含んでもよく、これらは、図2および図3に示すようなバッテリー電力を最適化するための方法のうちの1つまたは複数を実行し得る。UMTSネットワークは、コアネットワーク(CN)204、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)202、およびユーザ機器(UE)210の3つの相互作用する領域を含む。この例では、UTRAN202は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを提供する。UTRAN202は、無線ネットワークコントローラ(RNC)206などのそれぞれのRNCによって各々制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS)207などの複数のRNSを含み得る。ここで、UTRAN202は、本明細書で示すRNC206およびRNS207に加えて、任意の数のRNC206およびRNS207を含み得る。RNC206は、とりわけ、RNS207内の無線リソースを割り当て、再構成し、解放することを担う装置である。RNC206は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用する、直接の物理接続、仮想ネットワークなど様々なタイプのインターフェースを介して、UTRAN202中の他のRNC(図示せず)に相互接続され得る。
UE210とノードB208との間の通信は、物理(PHY)層および媒体アクセス制御(MAC)層を含むものと見なされ得る。さらに、それぞれのノードB208によるUE210とRNC206との間の通信は、無線リソース制御(RRC)層を含むものと見なされ得る。本明細書では、PHY層は、層1と見なされ、MAC層は、層2と見なされ、RRC層は、層3と見なされ得る。以下、情報は、参照により本明細書に組み込まれるRRC Protocol Specification、3GPP TS 25.331 v9.1.0に述べられている用語を利用する。
RNS207によってカバーされる地理的領域は、いくつかのセルに分割されてよく、無線トランシーバ装置が各セルにサービスする。無線トランシーバ装置は、通常、UMTS用途ではノードBと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、送受信基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。明快にするために、各RNS207に3つのノードB208が示されているが、RNS207は、任意の数のワイヤレスノードBを含んでもよい。ノードB208は、ワイヤレスアクセスポイントを任意の数のモバイル装置のためのCN204に提供する。モバイル装置の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の類似の機能デバイスなどがある。モバイル装置は、通常、UMTS用途ではUEと呼ばれるが、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。UMTSシステムでは、UE210は、ネットワークへのユーザの加入情報を含む汎用加入者識別モジュール(USIM)211をさらに含み得る。説明のために、1つのUE210がいくつかのノードB208と通信しているように示される。順方向リンクとも呼ばれるDLは、ノードB208からUE210への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるULは、UE210からノードB208への通信リンクを指す。
CN204は、UTRAN202など、1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースをとる。図示のように、CN204は、GSM(登録商標)コアネットワークである。しかしながら、当業者が認識するように、GSM(登録商標)ネットワーク以外のタイプのCNへのアクセスをUEに提供するために、本開示全体にわたって提示される様々な概念を、RANまたは他の適切なアクセスネットワークにおいて実装することができる。
CN204は、回線交換(CS)領域およびパケット交換(PS)領域を含む。回線交換要素のいくつかは、モバイルサービス交換センター(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのようないくつかのネットワーク要素は、回線交換領域とパケット交換領域の両方によって共有され得る。図示の例では、CN204は、MSC212およびGMSC214によって回線交換サービスをサポートする。いくつかの用途では、GMSC214は、メディアゲートウェイ(MGW)とも呼ばれ得る。RNC206などの1つまたは複数のRNCが、MSC212に接続され得る。MSC212は、呼設定、呼ルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC212は、UEがMSC212のカバレージエリア内にある間に加入者関連の情報を格納するVLRも含む。GMSC214は、UEが回線交換ネットワーク216にアクセスするためのゲートウェイを、MSC212を通じて提供する。GMSC214は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータのような加入者データを格納する、ホームロケーションレジスタ(HLR)215を含む。HLRは、加入者に固有の認証データを格納する、認証センター(AuC)とも関連付けられている。特定のUEについて、呼が受信されると、GMSC214は、UEの位置を決定するためにHLR215に問い合わせ、その位置をサービスする特定のMSCに呼を転送する。
CN204はまた、サービングGPRSサポートノード(SGSN)218およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)220によって、パケットデータサービスをサポートする。汎用パケット無線サービスを表すGPRSは、標準の回線交換データサービスで可能なものよりも速い速度でパケットデータサービスを提供するよう設計されている。GGSN220は、パケットベースネットワーク222へのUTRAN202の接続を提供する。パケットベースネットワーク222は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の適切なパケットベースネットワークであってもよい。GGSN220の主要機能は、UE210にパケットベースネットワーク接続を提供することである。データパケットは、MSC212が回線交換領域において実行するのと同じ機能をパケットベース領域において主に実行するSGSN218を介して、GGSN220とUE210との間で転送され得る。
UMTSのエアインターフェースは、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS-CDMA)システムを利用することができる。スペクトラム拡散DS-CDMAは、チップと呼ばれる一連の疑似ランダムビットとの乗算によって、ユーザデータを拡散させる。UMTSの「広帯域」W-CDMA(登録商標)エアインターフェースは、そのような直接シーケンススペクトラム拡散技術に基づいており、さらに周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、ノードB208とUE210との間のULおよびDLに異なる搬送周波数を使用する。DS-CDMAを利用し、時分割複信(TDD)を使用するUMTSの別のエアインターフェースは、TD-SCDMAエアインターフェースである。本明細書で説明される様々な例は、W-CDMA(登録商標)エアインターフェースを指し得るが、基礎をなす原理はTD-SCDMAエアインターフェースに等しく適用可能であり得ることを、当業者は認識するであろう。
HSPAエアインターフェースは、スループットの向上および遅延の低減を支援する、3G/W-CDMA(登録商標)エアインターフェースに対する一連の拡張を含む。前のリリースに対する他の修正には、HSPAが、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)、チャネル送信の共有、ならびに適応変調および適応コーディングを利用する。HSPAを定義する規格は、HSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)およびHSUPA(高速アップリンクパケットアクセス、拡張アップリンクまたはEULとも呼ばれる)を含む。
HSDPAは、高速ダウンリンク共有チャネル(HS-DSCH)を、そのトランスポートチャネルとして利用する。HS-DSCHは、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)、および高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)という、3つの物理チャネルによって実装される。
これらの物理チャネルの中でも、HS-DPCCHは、対応するパケット送信の復号が成功したかどうかを示すための、HARQ ACK/NACKシグナリングをアップリンクで搬送する。つまり、ダウンリンクに関して、UE210は、ダウンリンク上のパケットを正確に復号したかどうかを示すために、HS-DPCCHを通じてフィードバックをノードB208に与える。
HS-DPCCHはさらに、変調方式とコーディング方式の選択、およびプリコーディングの重みの選択に関して、ノードB208が正しい決定を行うのを支援するための、UE210からのフィードバックシグナリングを含み、このフィードバックシグナリングはCQIおよびPCIを含む。
「HSPA Evolved」またはHSPA+は、MIMOおよび64-QAMを含むHSPA規格の進化形であり、スループットの増大およびパフォーマンスの向上を可能にする。すなわち、本開示の一態様では、ノードB208および/またはUE210は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、ノードB208は空間領域を活用して、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートすることができる。
多入力多出力(MIMO)は、マルチアンテナ技術、すなわち複数の送信アンテナ(チャネルへの複数の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を指す際に一般に使用される用語である。MIMOシステムは一般にデータ伝送パフォーマンスを高め、ダイバーシティ利得がマルチパスフェージングを低減させて伝送品質を高めること、および空間多重化利得がデータスループットを向上させることを可能にする。
空間多重化は、同じ周波数で同時に様々なデータストリームを送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを上げるために単一のUE210に送信されてよく、または全体的なシステム容量を拡大するために複数のUE210に送信されてもよい。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし、次いで空間的にプリコーディングされた各ストリームをダウンリンクで異なる送信アンテナを介して送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、様々な空間シグネチャを伴いUE210に到着し、これによりUE210の各々は、当該UE210に向けられた1つまたは複数のデータストリームを回復することができる。アップリンク上では、各UE210は、1つまたは複数の空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信することができ、これによりノードB208は空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することができる。
空間多重化は、チャネル状態が良好なときに使用され得る。チャネル状態がさほど好ましくないときは、ビームフォーミングを使用して送信エネルギーを1つもしくは複数の方向に集中させること、またはチャネルの特性に基づいて送信を改善することができる。これは、複数のアンテナを通じて送信するデータストリームを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルの端において良好なカバレージを達成するために、シングルストリームビームフォーミング伝送を送信ダイバーシティと組み合わせて使用できる。
一般に、n個の送信アンテナを利用するMIMOシステムの場合、同じチャネル化コードを利用して同じキャリアでn個のトランスポートブロックが同時に送信され得る。n個の送信アンテナで送られる異なるトランスポートブロックは、互いに同じまたは異なる変調方式およびコーディング方式を有し得ることに留意されたい。
一方、単入力多出力(SIMO)は一般に、単一の送信アンテナ(チャネルへの単一の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を利用するシステムを指す。それによって、SIMOシステムでは、単一のトランスポートブロックがそれぞれのキャリアで送られる。
図17を参照すると、UTRANアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク300が示されている。一態様では、アクセスネットワーク300は、たとえば、図1のワイヤレス環境1であってもよく、1つもしくは複数のネットワークエンティティ11(図1)、および/または、1つもしくは複数のUE10(図1)を含んでもよく、これらは、図2および図3に示すようなバッテリー電力を最適化するための方法のうちの1つまたは複数を実行し得る。多元接続ワイヤレス通信システムは、セル302、304、および306を含む複数のセルラー領域(セル)を含み、セルの各々は、1つまたは複数のセクタを含み得る。複数のセクタはアンテナのグループによって形成されてよく、各々のアンテナがセルの一部にあるUEとの通信を担う。たとえば、セル302において、アンテナグループ312、314、および316は、各々異なるセクタに対応し得る。セル304において、アンテナグループ318、320、および322は、各々異なるセクタに対応する。セル306において、アンテナグループ324、326、および328は、各々異なるセクタに対応する。セル302、304、および306は、各セル302、304、または306の1つまたは複数のセクタと通信していてもよい、いくつかのワイヤレス通信デバイス、たとえばユーザ機器またはUEを含み得る。たとえば、UE330および332は、ノードB342と通信していてもよく、UE334および336は、ノードB344と通信していてもよく、かつUE338および340は、ノードB346と通信していてもよい。ここで、各ノードB342、344、346は、それぞれのセル302、304、および306の中のすべてのUE330、332、334、336、338、340に、CN204(図16参照)へのアクセスポイントを提供するように構成される。
UE334がセル304における図示された位置からセル306に移動するとき、サービングセル変更(SCC)またはハンドオーバが生じて、UE334との通信が、ソースセルと呼ばれ得るセル304からターゲットセルと呼ばれ得るセル306に移行することがある。UE334において、それぞれのセルに対応するノードBにおいて、無線ネットワークコントローラ206(図16参照)において、またはワイヤレスネットワークにおける別の適切なノードにおいて、ハンドオーバ手順の管理が生じ得る。たとえば、ソースセル304との呼の間、または任意の他の時間において、UE334は、ソースセル304の様々なパラメータ、ならびに、セル306および302のような近隣セルの様々なパラメータを監視することができる。さらに、これらのパラメータの品質に応じて、UE334は、近隣セルの1つまたは複数との通信を保つことができる。この期間において、UE334は、UE334が同時に接続されるセルのリストであるアクティブセットを保持することができる(すなわち、ダウンリンク専用物理チャネルDPCHまたはフラクショナルダウンリンク専用物理チャネルF-DPCHを現在UE334に割り当てているUTRAセルが、アクティブセットを構成し得る)。
アクセスネットワーク300によって使用される変調方式および多元接続方式は、導入されている具体的な電気通信規格に応じて異なり得る。例として、規格は、Evolution-Data Optimized(EV-DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)を含み得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを用いて移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。規格は代替的に、広帯域CDMA(W-CDMA(登録商標))およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形態を用いるUniversal Terrestrial Radio Access(UTRA)、TDMAを用いるモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを用いるEvolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびFlash-OFDMであり得る。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE Advanced、およびGSM(登録商標)は、3GPP団体による文書に記述されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体による文書に記述されている。実際の利用されるワイヤレス通信規格、多元接続技術は、具体的な用途およびシステムに課される全体的な設計制約に依存する。
無線プロトコルアーキテクチャは、具体的な用途に応じて様々な形態をとり得る。ここでHSPAシステムに関する一例を、図18を参照して提示する。図18は、ユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。
図18を見ると、UEおよびノードBの無線プロトコルアーキテクチャは、層1、層2、および層3という3つの層で示される。この無線プロトコルアーキテクチャは、たとえば、図1のワイヤレス環境1で利用されてもよく、1つもしくは複数のネットワークエンティティ11(図1)と1つもしくは複数のUE10(図1)との間の通信を含んでもよく、図2および図3に示すようなバッテリー電力を最適化するための方法のうちの1つまたは複数を実行するために、通信12(図1)中に存在するプロトコルアーキテクチャとして働き得る。層1は最下層であり、様々な物理層の信号処理機能を実装する。層1は、本明細書では物理層406と呼ばれる。層2(L2層)408は、物理層406の上にあり、物理層406を通じたUEとノードBとの間のリンクを担う。
ユーザプレーンでは、L2層408は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ410、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ412、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ414を含み、これらはネットワーク側のノードBで終端する。示されないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイで終端するネットワーク層(たとえばIP層)と、接続の他の端部(たとえば、遠端のUE、サーバなど)で終端するアプリケーション層とを含めて、L2層408より上にいくつかの上位層を有し得る。
PDCPサブレイヤ414は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を行う。PDCPサブレイヤ414はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位層データパケットのヘッダ圧縮、データパケットの暗号化によるセキュリティ、および、複数のノードBの間のUEのハンドオーバのサポートを行う。RLCサブレイヤ412は、上位層のデータパケットのセグメント化および再構築、失われたデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序の狂った受信を補償するためのデータパケットの再順序付けを行う。MACサブレイヤ410は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ410はまた、複数のUEの間における、1つのセルの中の様々な無線リソース(たとえばリソースブロック)の割振りを担う。MACサブレイヤ410はまた、HARQ動作も担う。
図19は、UE550と通信しているノードB510を含み得る、通信環境500のブロック図であり、ノードB510は、図16のノードB208およびまたは図1のネットワークエンティティ11であってもよく、UE550は、図1および/または図13のUE10であってもよい。通信環境500は、たとえば、図1のワイヤレス環境1であってもよく、1つもしくは複数のネットワークエンティティ11(図1)、および/または、1つもしくは複数のUE10(図1)を含んでもよく、これらは、図2および図3に示すようなバッテリー電力を最適化するための方法のうちの1つまたは複数を実行し得る。ダウンリンク通信では、送信プロセッサ520は、データソース512からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ540から制御信号を受信することができる。送信プロセッサ520は、参照信号(たとえばパイロット信号)とともに、データ信号および制御信号のための様々な信号処理機能を提供する。たとえば、送信プロセッサ520は、誤り検出のための巡回冗長検査(CRC)コード、順方向誤り訂正(FEC)を支援するためのコーディングおよびインターリービング、様々な変調方式(たとえば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M-位相偏移変調(M-PSK)、M-直角位相振幅変調(M-QAM)など)に基づいた信号配列へのマッピング、直交可変拡散率(OVSF)による拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングコードとの乗算を、提供することができる。送信プロセッサ520のための、コーディング方式、変調方式、拡散方式および/またはスクランブリング方式を決定するために、チャネルプロセッサ544からのチャネル推定が、コントローラ/プロセッサ540によって使用され得る。これらのチャネル推定は、UE550によって送信される参照信号から、またはUE550からのフィードバックから、導出され得る。送信プロセッサ520によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ530に与えられる。送信フレームプロセッサ530は、コントローラ/プロセッサ540からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこれらフレームは送信機532に与えられ、送信機532は、アンテナ534を通じたワイヤレス媒体によるダウンリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。アンテナ534は、たとえば、ビームステアリング双方向適応アンテナアレイまたは他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含み得る。
UE550において、受信機554は、アンテナ552を通じてダウンリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機554によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ560に与えられ、受信フレームプロセッサ560は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ594に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ570に提供する。受信プロセッサ570は次いで、ノードB510中の送信プロセッサ520によって実行される処理の逆を実行する。より具体的には、受信プロセッサ570は、シンボルを逆スクランブルおよび逆拡散し、次いで変調方式に基づいて、ノードB510によって送信された、最も可能性の高い信号配列点を求める。これらの軟判定は、チャネルプロセッサ594によって計算されるチャネル推定に基づき得る。次いで、軟判定は、データ信号、制御信号、および参照信号を回復するために、復号されてデインターリーブされる。次いで、フレームの復号が成功したかどうかを判断するために、CRCコードが確認される。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータがデータシンク572に与えられ、データシンク572は、UE550および/または様々なユーザインターフェース(たとえばディスプレイ)において実行されているアプリケーションを表す。復号に成功したフレームが搬送する制御信号は、コントローラ/プロセッサ590に与えられる。受信プロセッサ570によるフレームの復号が失敗すると、コントローラ/プロセッサ590は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
アップリンクでは、データソース578からのデータおよびコントローラ/プロセッサ590からの制御信号が、送信プロセッサ580に与えられる。データソース578は、UE550で実行されているアプリケーションおよび様々なユーザインターフェース(たとえばキーボード)を表し得る。ノードB510によるダウンリンク送信に関して説明される機能と同様に、送信プロセッサ580は、CRCコード、FECを容易にするためのコーディングおよびインターリービング、信号配列へのマッピング、OVSFによる拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングを含む、様々な信号処理機能を提供する。ノードB510によって送信される参照信号から、または、ノードB510によって送信されるミッドアンブル中に含まれるフィードバックから、チャネルプロセッサ594によって導出されるチャネル推定が、適切なコーディング方式、変調方式、拡散方式、および/またはスクランブリング方式を選択するために、使用され得る。送信プロセッサ580によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ582に与えられる。送信フレームプロセッサ582は、コントローラ/プロセッサ590からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこのフレームは送信機556に与えられ、送信機556は、アンテナ552を通じたワイヤレス媒体によるアップリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。
アップリンク送信は、UE550において受信機能に関して説明された方式と同様の方式で、ノードB510において処理される。受信機535は、アンテナ534を通じてアップリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機535によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ536に与えられ、受信フレームプロセッサ536は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ544に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ538に提供する。受信プロセッサ538は、UE550中の送信プロセッサ580によって実行される処理の逆を実行する。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータ信号および制御信号が、データシンク539およびコントローラ/プロセッサにそれぞれ与えられ得る。フレームの一部が、受信プロセッサによる復号に失敗すると、コントローラ/プロセッサ540は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
コントローラ/プロセッサ540および590は、それぞれノードB510およびUE550における動作を指示するために使用され得る。たとえば、コントローラ/プロセッサ540および590は、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含む、様々な機能を提供することができる。メモリ542および592のコンピュータ可読媒体は、それぞれ、ノードB510およびUE550のためのデータおよびソフトウェアを記憶することができる。ノードB510におけるスケジューラ/プロセッサ546は、リソースをUEに割り振り、UEのダウンリンク送信および/またはアップリンク送信をスケジュールするために、使用され得る。
W-CDMA(登録商標)システムを参照して、電気通信システムのいくつかの態様を示してきた。当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明する様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャおよび通信規格に拡張され得る。
例として、様々な態様は、他のUMTSシステム、たとえばTD-SCDMA、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセスプラス(HSPA+)およびTD-CDMAに拡張され得る。様々な態様はまた、Long Term Evolution(LTE)(FDD、TDD、またはこれら両方のモードによる)、LTE-Advanced(LTE-A)(FDD、TDD、またはこれら両方のモードによる)、CDMA2000、Evolution-Data Optimized(EV-DO)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Ultra-Wideband(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを利用するシステムに拡張され得る。実際の利用される電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、具体的な用途およびシステムに課される全体的な設計制約に依存する。
本開示の様々な態様によれば、要素または要素の一部分または要素の組合せを、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装できる。プロセッサの例として、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。ソフトウェアはコンピュータ可読媒体上に存在し得る。コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体であってよい。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。また、コンピュータ可読媒体は、例として、搬送波、伝送路、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の適切な媒体も含み得る。コンピュータ可読媒体は、処理システムの中に存在してもよく、
処理システムの外に存在してもよく、または処理システムを含む複数のエンティティに分散してもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品で具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料内のコンピュータ可読媒体を含み得る。当業者は、具体的な用途およびシステム全体に課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって示される説明する機能を最善の形で実装する方法を認識するだろう。
開示した方法におけるステップの特定の順序または階層は例示的なプロセスを示していることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層は再構成可能であることを理解されたい。添付の方法の請求項は、サンプル的順序で様々なステップの要素を提示しており、請求項内で明記していない限り、提示した特定の順序または階層に限定されるように意図されているわけではない。
上記の説明は、本明細書で説明する様々な態様を当業者が実施できるようにするために与えられる。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、請求項は本明細書で示す態様に限定されるよう意図されているわけではなく、請求項の文言と整合するすべての範囲を許容するように意図されており、単数の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するよう意図されている。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を指す。項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」という語句は、単一の要素を含め、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、bまたはcのうちの少なくとも1つ」は、「a」、「b」、「c」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、「a、bおよびc」を含むことが意図されている。当業者が知っているか、後に知ることになる、本開示全体にわたって説明された様々な態様の要素と構造的かつ機能的に同等のものはすべて、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることが意図される。その上、本明細書で開示する内容は、そのような開示が特許請求の範囲で明記されているか否かにかかわりなく、公に供することは意図されていない。請求項のいかなる要素も、「のための手段」という語句を使用して要素が明記されている場合、または方法の請求項で「のためのステップ」という語句を使用して要素が記載されている場合を除き、米国特許法第112条第6項の規定に基づき解釈されることはない。
1 ワイヤレス環境
10、210、330、332、334、336、338、340、550 ユーザ機器(UE)
11 ネットワークエンティティ
12 通信リンク、通信
14 受信構成要素
15 電力管理構成要素
16 復号構成要素
17 信号
19 データ
100 装置
102 バス
104、1500 プロセッサ
106 コンピュータ可読媒体
108 バスインターフェース
110 トランシーバ
112 ユーザインターフェース
114 処理システム
200 UMTSシステム
202 UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)
204 コアネットワーク(CN)
206 無線ネットワークコントローラ(RNC)
207 無線ネットワークサブシステム(RNS)
208、342、344、346、510 ノードB
211 汎用加入者識別モジュール(USIM)
212 MSC
214 GMSC
215 ホームロケーションレジスタ(HLR)
216 回線交換ネットワーク
218 サービングGPRSサポートノード(SGSN)
220 ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)
222 パケットベースネットワーク
300 アクセスネットワーク
302、306 セル
304 セル、ソースセル
312、314、316、318、320、322、324、326、328 アンテナグループ
406 物理層
408 層2、L2層
410 媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ
412 無線リンク制御(RLC)サブレイヤ
414 パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ
500 通信環境
512、578 データソース
520、580 送信プロセッサ
530、582 送信フレームプロセッサ
532、556 送信機
534、552 アンテナ
535、554 受信機
536、560 受信フレームプロセッサ
538、570 受信プロセッサ
539、572 データシンク
540、590 コントローラ/プロセッサ
542、592、1502、1612 メモリ
544、594 チャネルプロセッサ
546 スケジューラ/プロセッサ
600 動作シナリオ
602、702、802、1002、1004、1102、1104、1202、1204、1302、1304、1402、1404 電力波形図
604、704、804、904、1006、1106、1206、1306、1406 フレーム
606、706、806、906、1008、1108、1208、1308、1408 フレームスケジュール
612、614、712、714、716、812、814、912、914、916、1018、1020、1022、1024、1118、1120、1122、1218、1220、1222、1224、1318、1320、1418、1420、1422、1424 時点
618 時間
620 ウォームアップ期間
700、800、900、1000、1100、1200 動作シナリオの別の例、任意のシナリオ
718、818、1226 第1の時間期間
720、820、1228 第2の時間期間
808、810、908、910、1010、1012、1014、1016、1110、1112、1114、1116、1210、1212、1214、1216、1310、1312、1314、1316、1410、1412、1414、1416 レベル
902 電力波形図、波形
918、1124 第1の時間期間、時間期間
920 第2の時間期間、ウォームアップ期間(WU)の2倍
1026 第1の時間期間、時間
1028 第2の時間期間、ウォームアップ期間
1126 第2の時間期間、時間期間
1300、1400 動作シナリオの別の例
1504 データストア
1506 ユーザインターフェース構成要素
1507 通信構成要素
1508 データクラスマネージャ
1510 ウォームアップ期間マネージャ
1512 送信スケジュール維持構成要素
1514 DCCH管理構成要素
1600 システム
1602 論理グルーピング
1604 ネットワークエンティティからデータを受信するための電気的構成要素、電気的構成要素
1606 1つまたは複数の受信機構成要素への電源オンまたはオフを切り替えるための電気的構成要素、電気的構成要素
1608 受信データを復号するための電気的構成要素、電気的構成要素
1610 DCCHの存在を検出および/または管理するための電気的構成要素、電気的構成要素

Claims (15)

  1. ワイヤレスデバイスにおいて電力を節約する方法であって、
    ユーザ機器(UE)において、電力制御データおよびペイロードパケットデータを含むフレームを受信するステップ(21)と、
    前記フレームの終わりより前に、前記フレーム内のすべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたかどうかを判断するステップ(22)と、
    (i)前記フレーム内のすべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたと判断することに応答して、かつ、(ii)前記フレーム中の次にスケジュールされた電力制御データ送信期間までの第1の時間期間(618)が、受信機構成要素のためのウォームアップ期間に対応する第2の時間期間(620)よりも大きい場合、前記フレームの残りの一部分にわたって、前記受信機構成要素を電源切断するステップ(26)であって、前記フレームの残りの一部分は、前記第1の時間期間(618)と前記第2の時間期間(620)との差異に等しい、ステップ
    を含む方法。
  2. 前記第1の時間期間が前記第2の時間期間よりも大きくない場合、前記受信機構成要素への電力を維持するステップ(24)をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記フレーム中の電力制御データ送信期間より前の第1のインスタンスにおいて、前記受信機構成要素に電源投入するステップ(28)であって、前記電力制御データ送信期間より前の前記第1のインスタンスが、前記受信機構成要素のためのウォームアップ時間に対応するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記電源投入するステップ(28)が、nスロットごとに1回行われ、nは正の整数である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記UEが、複数の受信機構成要素を備え、前記方法が、
    前記フレーム中の電力制御データ送信期間より前の第1のインスタンスにおいて、前記複数の受信機構成要素のうちの第1の受信機構成要素に電源投入するステップ(28)であって、前記電力制御データ送信期間より前の前記第1のインスタンスが、前記複数の受信機構成要素のうちの前記第1の受信機構成要素のためのウォームアップ時間の開始に対応するステップと、
    実質的に前記次にスケジュールされた電力制御データ送信期間の開始において、前記複数の受信機構成要素のうちの第2の受信機構成要素に電源投入するステップ(28)
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のインスタンスにおいて前記複数の受信機構成要素のうちの前記第1の受信機構成要素に電源投入するステップが、位相ロックループ受信構成要素に電源投入するステップ(28)をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記UEが、複数の受信機構成要素を備え、前記方法が、
    前記フレーム中の次にスケジュールされた電力制御データ送信期間までの第1の時間期間が、前記受信機構成要素のためのウォームアップ期間に対応する第2の時間期間よりも大きくない場合、前記複数の受信機構成要素のうちの第1の受信機構成要素への電力を維持するステップ(24)と、
    前記次にスケジュールされた電力制御データ送信期間にまだ達していない場合、前記複数の受信機構成要素のうちの第2の受信機構成要素を電源切断するステップ(26)と、
    実質的に前記次にスケジュールされた電力制御データ送信期間の開始において、前記複数の受信機構成要素のうちの前記第2の受信機構成要素に電源投入するステップ(28)
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記複数の受信機構成要素のうちの前記第1の受信機構成要素への前記電力を維持するステップ(24)が、位相ロックループ受信機構成要素への電力を維持するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 専用制御チャネル(DCCH)の存在に対応するしきいDCCHエネルギー値を取得するステップ(51)であって、すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたかどうかを判断するステップが、前記フレームの終わりより前の時間間隔において行われるステップと、
    前記時間間隔にわたって前記フレーム中で蓄積されたDCCHエネルギー値を計算するステップと、
    前記蓄積されたDCCHエネルギー値が前記しきいDCCHエネルギー値以上である場合、前記受信機構成要素の前記電源切断をキャンセルするステップ(52)
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記方法が、
    前記ペイロードパケットデータが、誤り検出機構を有する第1のクラスのデータと、誤り検出機構なしの第2のクラスのデータとを備えると判断するステップ
    をさらに含み、
    すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたかどうかを判断するステップが、前記誤り検出機構に基づいて、前記第1のクラスのデータが正確に復号されたと判断するステップをさらに含み、前記方法が、
    前記第1のクラスのデータが正確に復号されたと判断する前記ステップに基づいて、前記第2のクラスのデータが正確に復号されたと仮定するステップ
    をさらに含み、
    前記フレームの前記残りの前記一部分にわたって、前記受信機構成要素を電源切断するステップが、前記第1のクラスのデータが正確に復号されたと判断する前記ステップに応答したものである、請求項1に記載の方法。
  11. 前記ペイロードパケットデータが、適応マルチレート(AMR)コーデックで符号化されたデータを備え、前記第1のクラスのデータが、クラスAデータを備え、前記第2のクラスのデータが、クラスBまたはクラスCデータを備える、請求項10に記載の方法。
  12. すべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたかどうかを判断するステップ(22)が、ヌルおよびSIDデータが正確に復号されたと判断するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記判断するステップ(22)が、巡回冗長検査にパスするステップを含む、請求項1に記載の方法。
  14. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ユーザ機器(UE)において、電力制御データおよびペイロードパケットデータを含むフレームを受信するための手段(21)と、
    前記フレームの終わりより前に、前記フレーム内のすべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたかどうかを判断するための手段(22)と、
    前記判断するための手段が、(i)前記フレーム内のすべてのペイロードパケットデータが正確に復号されたという判断を行うことに応答して、かつ、(ii)前記フレーム中の次にスケジュールされた電力制御データ送信期間までの第1の時間期間(618)が、受信機構成要素のためのウォームアップ期間に対応する第2の時間期間(620)よりも大きい場合、前記フレームの残りの一部分にわたって、前記受信機構成要素を電源切断するための手段(26)であって、前記フレームの残りの一部分は、前記第1の時間期間(618)と前記第2の時間期間(620)との差異に等しい、手段
    を備える装置。
  15. ワイヤレスデバイスにおいて電力を節約するためのコンピュータにより実行可能なコードを備えたコンピュータプログラムであって、請求項1に記載の方法を実行するためのコードを備える、コンピュータプログラム。
JP2015501864A 2012-03-19 2013-03-19 省電力化のためのユーザ機器における間欠受信のための方法および装置 Active JP6122097B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/423,522 2012-03-19
US13/423,522 US8897188B2 (en) 2012-03-19 2012-03-19 Method and apparatus for discontinuous reception in user equipment for power savings
PCT/US2013/033023 WO2013142530A1 (en) 2012-03-19 2013-03-19 Method and apparatus for discontinuous reception in user equipment for power savings

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015517245A JP2015517245A (ja) 2015-06-18
JP2015517245A5 JP2015517245A5 (ja) 2016-04-07
JP6122097B2 true JP6122097B2 (ja) 2017-04-26

Family

ID=48087718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015501864A Active JP6122097B2 (ja) 2012-03-19 2013-03-19 省電力化のためのユーザ機器における間欠受信のための方法および装置

Country Status (19)

Country Link
US (1) US8897188B2 (ja)
EP (1) EP2829127B1 (ja)
JP (1) JP6122097B2 (ja)
KR (1) KR102113451B1 (ja)
CN (1) CN104205952B (ja)
AU (1) AU2013235225B2 (ja)
BR (1) BR112014023109B1 (ja)
CA (1) CA2866163C (ja)
ES (1) ES2606653T3 (ja)
HK (1) HK1203021A1 (ja)
HU (1) HUE030594T2 (ja)
IL (1) IL234439A (ja)
IN (1) IN2014MN01883A (ja)
MY (1) MY167265A (ja)
PH (1) PH12014502070A1 (ja)
RU (1) RU2609544C2 (ja)
SG (1) SG11201405363WA (ja)
TW (1) TWI510115B (ja)
WO (1) WO2013142530A1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102028117B1 (ko) 2013-03-06 2019-10-02 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 전송 구간 단위 전력 절약 장치 및 방법
US9578601B2 (en) * 2013-11-12 2017-02-21 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for reducing modem power based on a present state of charge of battery
JP6291992B2 (ja) * 2014-04-17 2018-03-14 富士通株式会社 スマート端末、消費電力の状態の制御方法、および、消費電力状態制御プログラム
US20150350994A1 (en) * 2014-05-28 2015-12-03 Qualcomm Incorporated Monitoring neighbor cells in an offline idle mode
WO2016120615A1 (en) 2015-01-27 2016-08-04 Kofinder Technologies, Inc. A mobile device and method of control thereof
US9736779B2 (en) * 2015-06-26 2017-08-15 Intel Corporation Techniques for mobile platform power management using low-power wake-up signals
US10206176B2 (en) * 2016-09-06 2019-02-12 Mediatek Inc. Efficient coding switching and modem resource utilization in wireless communication systems
US10756860B2 (en) 2018-11-05 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. Distributed multiple-input multiple-output downlink configuration
US10432272B1 (en) 2018-11-05 2019-10-01 XCOM Labs, Inc. Variable multiple-input multiple-output downlink user equipment
US10659112B1 (en) 2018-11-05 2020-05-19 XCOM Labs, Inc. User equipment assisted multiple-input multiple-output downlink configuration
US10812216B2 (en) 2018-11-05 2020-10-20 XCOM Labs, Inc. Cooperative multiple-input multiple-output downlink scheduling
KR20210087089A (ko) 2018-11-27 2021-07-09 엑스콤 랩스 인코퍼레이티드 넌-코히어런트 협력 다중 입출력 통신
EP3895493A4 (en) 2018-12-10 2022-08-17 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) METHODS AND NETWORK NODES TO ENABLE DOWNLINK SCHEDULING FOR A SPS AND DRX CONFIGURED UE
US11063645B2 (en) 2018-12-18 2021-07-13 XCOM Labs, Inc. Methods of wirelessly communicating with a group of devices
US10756795B2 (en) 2018-12-18 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. User equipment with cellular link and peer-to-peer link
US11330649B2 (en) 2019-01-25 2022-05-10 XCOM Labs, Inc. Methods and systems of multi-link peer-to-peer communications
US10756767B1 (en) 2019-02-05 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. User equipment for wirelessly communicating cellular signal with another user equipment
US11375408B2 (en) 2019-03-06 2022-06-28 XCOM Labs, Inc. Local breakout architecture
US10756782B1 (en) 2019-04-26 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. Uplink active set management for multiple-input multiple-output communications
US11032841B2 (en) 2019-04-26 2021-06-08 XCOM Labs, Inc. Downlink active set management for multiple-input multiple-output communications
US10686502B1 (en) 2019-04-29 2020-06-16 XCOM Labs, Inc. Downlink user equipment selection
US10735057B1 (en) 2019-04-29 2020-08-04 XCOM Labs, Inc. Uplink user equipment selection
US11411778B2 (en) 2019-07-12 2022-08-09 XCOM Labs, Inc. Time-division duplex multiple input multiple output calibration
US11411779B2 (en) 2020-03-31 2022-08-09 XCOM Labs, Inc. Reference signal channel estimation
US11576078B2 (en) 2021-03-15 2023-02-07 International Business Machines Corporation Selective compression of data for uplink to a telecommunication network
CN115579013B (zh) * 2022-12-09 2023-03-10 深圳市锦锐科技股份有限公司 一种低功耗音频解码器

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5109530A (en) * 1990-10-24 1992-04-28 Motorola, Inc. Receiver with battery saver
JPH0575523A (ja) * 1991-09-17 1993-03-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 間欠受信方式
JP3192839B2 (ja) * 1993-09-20 2001-07-30 富士通株式会社 初期送信電力の決定方法
US5542117A (en) * 1994-06-03 1996-07-30 Motorola, Inc. Method and apparatus for batery saving in a communication receiver
ES2184430T3 (es) * 1998-04-17 2003-04-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Dispositivo de comunicacion por radio y procedimiento que permite ajustar la velocidad de transmision.
FI20010760A0 (fi) * 2001-04-11 2001-04-11 Nokia Corp Menetelmä radiotaajuisen (RF) signaalin vastaanottamiseksi ja RF-vastaanotin
US7881711B2 (en) * 2002-07-08 2011-02-01 Qualcomm Incorporated Feedback system using dynamic decoding
US7257760B2 (en) * 2003-11-25 2007-08-14 Roland Reinhard Rick Early decoding of a control channel in a wireless communication system
US7463872B2 (en) * 2005-02-24 2008-12-09 Research In Motion Limited Methods and apparatus for controlling a gain state of a wireless receiver operating in an idle mode
KR100796850B1 (ko) * 2005-12-30 2008-01-22 삼성전자주식회사 Gsm 통신 장치의 총 배터리 수명을 개선하는 시스템
US7676214B2 (en) * 2006-02-24 2010-03-09 Samsung Electronics Co., Ltd Method and system for increasing the standby battery life of a mobile device
US7778615B2 (en) * 2006-06-29 2010-08-17 Nokia Corporation Signal level estimation in radio communication system
US8346313B2 (en) * 2006-08-01 2013-01-01 Qualcomm Incorporated Dynamic warm-up time for a wireless device in idle mode
CN102668612B (zh) 2009-11-27 2016-03-02 高通股份有限公司 增加无线通信中的容量

Also Published As

Publication number Publication date
RU2609544C2 (ru) 2017-02-02
HK1203021A1 (en) 2015-10-09
US20130242826A1 (en) 2013-09-19
EP2829127B1 (en) 2016-09-07
HUE030594T2 (en) 2017-05-29
CA2866163A1 (en) 2013-09-26
IL234439A (en) 2017-08-31
ES2606653T3 (es) 2017-03-27
PH12014502070B1 (en) 2014-12-01
MY167265A (en) 2018-08-14
AU2013235225B2 (en) 2017-05-11
BR112014023109A8 (pt) 2021-06-22
WO2013142530A1 (en) 2013-09-26
KR20140134713A (ko) 2014-11-24
JP2015517245A (ja) 2015-06-18
SG11201405363WA (en) 2014-10-30
BR112014023109A2 (pt) 2017-06-20
KR102113451B1 (ko) 2020-05-21
RU2014142019A (ru) 2016-05-20
CN104205952B (zh) 2019-02-22
IN2014MN01883A (ja) 2015-07-10
CA2866163C (en) 2020-08-18
PH12014502070A1 (en) 2014-12-01
TWI510115B (zh) 2015-11-21
EP2829127A1 (en) 2015-01-28
US8897188B2 (en) 2014-11-25
AU2013235225A1 (en) 2014-09-25
BR112014023109B1 (pt) 2022-10-11
CN104205952A (zh) 2014-12-10
TW201342964A (zh) 2013-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6122097B2 (ja) 省電力化のためのユーザ機器における間欠受信のための方法および装置
KR101534455B1 (ko) Dsds 시나리오들에서의 데이터 스루풋 최적화를 위한 방법들 및 장치들
JP6235734B2 (ja) ユーザ機器における電池消費量を削減すること
US9516597B2 (en) Apparatus and methods for enhanced mobile power management
EP2918114B1 (en) Method and apparatus for downlink/uplink flow control in an hspa+ ue using autonomous connected drx mode triggering
JP6452714B2 (ja) 専用チャネル(dch)拡張を伴う連続パケット接続(cpc)
US20130223363A1 (en) Method for enabling early decoding gains in presence of multiple simultaneous packet streams
US9510217B2 (en) Method and apparatus for enhanced application signaling from a wireless communications device
US9008047B2 (en) Methods and apparatuses for implementing a multi-RAB minimum TFC determination algorithm based on transmit power

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160219

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160219

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6122097

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250