JP6120332B2 - 框組引き戸の施錠装置 - Google Patents

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本発明は、ガラス障子のような框組引き戸が不測に開かれるのを防止する引手兼用の錠装置に関する。框組引き戸は、玄関口、室内出入り口、窓、ベランダの出入り口あるいは門扉に利用される。また、引き戸には片引き戸、引違い戸がある。
従来の引き戸用ロック装置はクレセントに代表されるように、引き戸を開閉操作する部分となる戸当たりに対して戸尻側(片引き戸)や召し合わせ側(引違い戸)に取付けられることが多い(特許文献1)。また、戸当たり側にあって引手を持つと同時にレバーを操作し、レバーが操作されるとラッチが外れて引き戸を開閉操作することができる引手兼用の錠装置も提案されている(特許文献2)。
さらに、冷蔵庫や自動車などの開閉扉に組み込まれる施錠装置では、開閉操作するためのハンドルなど操作部の動きをロック装置の作動に関連させ、操作部を引くなどするとロックが外れ、そのまま引き戸を開くことができるものがある。例えば、特許文献3の「開閉扉のラッチ機構」は、開閉扉の把手を握ると同時にレバー部材(垂直部4と水平部5)を操作でき、そのまま開くことができる。そして、扉を閉じると自動的にラッチ(U字形溝9と係止編10)が機能する。このような構造は、引出式キャビネットの、裏面側にラッチ用レバーを備えた把手にもみられる構造である(特許文献3)。
特開2003−262052号公報 特開平10−212850号公報 実公昭55−035391号公報
前記の従来技術には、框組したガラス障子など框組引き戸に適した引き手兼用の施錠装置について開示がない。特許文献2の引手とレバーは同時に操作され、ラッチ機構によるロック状態の解除などがなされるが、引手は引き戸の見つけ面部分に掘り込むかあるいは貫通孔を設けて構成され、その切込み断面部分にレバーがはめ込まれている。このような構造は見つけ面が狭い框組引き戸の框に採用することは困難である。また、引用文献3にみられるようなラッチによるロック及びロック状態の解除構造はハンドルを利用したロック状態解除の基本構造として知られるものであるが、框組引き戸の框に採用できるような技術事項の開示はない。
また、例えば、框組ガラス障子の場合、召し合わせ部分を屋内側から操作するクレセントで施錠すれば屋外側から障子の開閉はできなくなるが、クレセント錠は小さく、その部分のガラスを切り抜いて手を差し込み、クレセント錠を解錠することで簡単に開閉ができてしまうので用心が悪い。さらに、クレセント錠などは施錠効果だけを期待できるもので、框組引き戸に引き手がないために戸を閉じる際に戸当たり框と建物の開口部枠との間に指を挟んでしまうなどの事故を防止することはできない。
この発明は、框組引き戸の開閉とロック及びロック状態の解除を戸当たり側で一挙に安定して確実に行え、かつ、開閉操作を安全に行える、框組引き戸の施錠装置を提供することを課題とする。
框組引き戸の施錠装置を次のように構成する。框組引き戸は建物の開口部に取り付けられた引き戸枠に建付けられ、前記の開口部を開閉するためのものである。
施錠装置は基板と引き手と錠装置とからなる。引き手は、戸を開閉するためのものである。
引き手は握り部と上アーム部及び下アーム部とからなる。引き手は、アーム部の框側基部を前記の基板に固定して取り付ける。このとき、基板と握り部との間には手の甲を通せる間隔を設ける。
錠装置は、回動板と受け具とで構成する。
回動板は、前記引き手の高さの範囲に収まる高さであって、前記基板とヒンジ構造により回動可能とされる。ヒンジの回動軸は上下方向に配置される。
また、前記の回動板は、ヒンジの回動軸に関して引き手の握り部側を操作部、その反対側を係合部とする。係合部には係合爪を設ける。なお、回動板は前記のヒンジ構造に設けたばねによって操作部が引き手の握り部から離れる方向に常時付勢しておく。さらに、前記の操作部には手の甲を通せる挿通孔を設ける。
受け具は受け口とその内部に設けた受け部を備える。前記の受け口は受け具の框組引き戸の戸当たり側縦框と対向する側に開口する。
そして、前記の基板を框組引き戸の戸当たり側縦框の内側見付け面に固定する。これにより前記の引き手、錠装置の回動板が戸当たり側縦框に固定される。
錠装置の受け具は、縦枠の内側見付け面に固定される。この戸当たり側縦枠は、框組引き戸を建て込む引き戸枠の前記錠装置を取り付けた縦框と対向する側の縦枠である。すなわち、受け具は錠装置の回動板における係合爪と対向した位置に取り付けられる。
従って、框組引き戸を閉じたとき戸当たり側において前記回動板の係合部が受け具の受け口から内部に進入して受け部に係合される。これにより施錠状態となる。この作動はヒンジ機構のヒンジ軸を中心とした回動板の回動とばねの付勢によって行われ、回動板の操作部は引き手の握り部から離れた位置となる。
建物開口部を開きたいときは、框組引き戸の引き手を回動板の操作部と共に握り、開放方向に引く。この操作では、引き手の握り部を握る行為が同時に回動板の操作部を握り部側へ回動することになり、回動板の係合部を受け部から解放する。すなわち、框組引き戸を開こうと引き手の握り部を握る行為が同時に解錠操作となり、框組引き戸を一つの操作で行うことができる。
なお、前記の施錠装置の構造では、錠装置における回動板の操作部がばねの付勢によって、引き手の握り部から離れる方向へ常時付勢されているので、框組引き戸を開けて外に出、そのままうっかり框組引き戸を閉じてしまうと、施錠装置はそのまま自動的に施錠状態となり、外に出た人は閉め出されて、再び屋内へ戻ることができなってしまう。このような閉め出し状態を回避するために、閉め出し回避機構を設けることがある。
引き手の握り部を握る行為が同時に解錠操作となるので、引き手を握って引くだけで建物開口部に設けた框組引き戸を開けることができる。
建物開口部を閉じるときは、引き手を持って框組引き戸を閉じれば、係合部が受け部に係合する際に回動板がばねの付勢に抗して回動したのちもとに戻ることで係合し、自動的に施錠状態となる。
框組引き戸の開閉に引き手を用いるので、閉じるときに戸当たり側縦框と引き戸枠の戸当たり側縦枠との間に指を挟む心配が無い。
引き手と施錠装置が同じ箇所に位置するので外部からガラスを切り抜いて操作するにも比較的大きく切り抜く必要があり、操作が可能となるまでに時間を要するので、外部からの侵入に対し、防犯性が高い。
建物開口部の引き戸枠に框組引き戸が建て込まれている斜視図。 錠装置を分解して示した斜視図。 錠装置の側面図(透視して示している)。 錠装置の正面図(透視して示している)。 回動板と基板に対する回動板の取付部を拡大して示す側面図。 錠装置の外観を示した斜視図。 施錠状態を説明するための平面図(一部断面、透視)。 解錠状態を説明するための平面図(一部断面、透視)。 閉め出され防止機構を備えた平面図(通常状態)。 閉め出され防止機構を備えた平面図(閉め出され防止状態)。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
〔実施例1〕
図1は、建物の開口部1を示し、引き戸枠2に框組引き戸3が建て込まれている。この実施例において、框組引き戸3は框組ガラス障子であり、2枚が引き違いに建て込まれている。それぞれの框組引き戸3(3a,3b)が上下の横框4,5、左右の縦框6,7とで組まれた框組の内側にガラス板8が装着されている。左右の縦框6,7のうち一方が戸当たり側縦框であり、他方が召し合わせ側縦框となる。
引き戸枠2は上下の横枠9,10と左右の縦枠11,12とで組まれた開口部枠である。
なお、引き戸枠2には引き違いに框組引き戸3が建て込まれているので、左右の縦枠11,12は左の框組引き戸3bに対しては左の縦枠11が戸当たり側縦枠となり、右の框組引き戸枠3aに対しては右の縦枠12が戸当たり側縦枠となる。
屋内側となる框組引き戸3aの右縦框7と引き戸枠2の右縦枠12にわたり右側施錠装置13が設けられている。また、屋外側となる框組引き戸3bの左縦框6と引き戸枠2の左縦枠11にわたり左側施錠装置14(部品14a,14bとからなる)が設けられている。施錠装置13,14は配置が左右対称となるが同じ構造である。
施錠装置13は、図2のように、基板15と引き手16と錠装置17とからなる。
基板15は、上下方向に長い長方形の平板部18を主体として平板部18の右辺に屋内側へ折り込んだ位置決め片19と左辺の中央部から屋外側へ突出したストッパー片20を有する。また、平板部18の上部と下部にそれぞれ平行な2条の横長孔21(21a,21b),22(22a,22b)が形成され、中央部に上下に間隔を取ったバーリング孔23が形成されている。
引き手16は、框組引き戸3aを開閉するためのものであり、握り部24と上アーム部25及び下アーム部26とからなり、概ねコ字形の外観である。引き手16は、前記上下のアーム部25,26の框側基部25a,26aを前記の基板15の平板部18に横長孔21a,22aとを利用してねじ止めなどにより固定して取り付ける。このとき、基板15と握り部24との間には手の甲を通せる間隔s1を設ける(図3)。図2において符号27a,27bは補強部材であり、上アーム部25の基部下面と基板15との間及び下アーム部26の基部上面と基板15とにそれぞれねじ止めされる。
錠装置17は、回動板28と受け具29とで構成する(図2)。
回動板28は、引き手16の高さの範囲に収まる高さであって、前記基板15とヒンジ構造30により回動可能に組み付けられる。回動板28は一枚のステンレス板をプレス加工したものであり、略長方形の操作部31とその右辺の中央部から右側へ突出し台形をした係合部32を備える。前記の操作部31には手の甲を通せる挿通孔33を設け、係合部32の右辺には屋外側へ屈曲された係合爪34を設け、係合部32の上下辺であって前記の操作部31に近い箇所に屋内側へ屈曲された上下の回動側ステー35a,35bを一体に備えている。係合爪34の上下方向寸法は受け具29の受け口(後述)の上下方向寸法よりも小さい。
ヒンジ構造30は、前記回動板28における係合部32の前記回動側ステー35a,35bと蝶番台36(図2)、上下の蝶番軸37a,37b及び上下の付勢用ばね38a,38bとで構成される。そして、蝶番台36は前記の回動側ステー35a,35b間に収まる上下方向に長い長方形板であり、上下に支持側ステー39a,39bを屋外側へ突出させて備えている。
回動側ステー35a,35bと支持側ステー39a,39bを上部と下部で重ね、上部の回動側ステー35aと支持側ステー39aの間に付勢用ばね38aを配置して蝶番軸37aで回動可能に取付け、同様に下部の回動側ステー35bと支持側ステー39bの間に付勢用ばね38bを配置して蝶番軸37bで回動可能に取付ける。これにより、蝶番軸37a,37bの共通軸線を回動軸40としたヒンジ構造30が構成される。
すなわち、回動板28はヒンジ構造30の回動軸40を境界にして引き手16の握り部24側を操作部31、右縦框7側を係合部32に形成してあり、付勢用ばね38a,38bによって操作部31側が握り部24から離れる方向へ常時付勢されている。付勢用ばね38a,38bによる回動板28の回動は基板15の中央部に設けたストッパー片20によって規制され、回動板28は操作されるまで定位置で停止している。
受け具29は短い角筒状の部材であり、右縦框7と対向する側が開口され受け口41とされている。受け口41の内部には各筒の見付け面側壁を内側に巻き込んだ後、屋外側へ角度を持って立ち上がらせた受け部42を有する。
なお、施錠装置14では、部品14aが錠装置7の框側部材の全体を、部品14bが錠装置の受け具29を表示している。
組み付けは、まず、錠装置17の蝶番台36をねじビス43で基板15のバーリング孔23に取付け、支持側ステー39a,39bに回動側ステー35a,35bを重ね、さらにこれらの間に付勢用ばね38a,38bを介在させて蝶番軸37a,37bで結合することにより、錠装置17を完成させる(図4)。ついで、引き手16の基部25a,26aを基板15の平板部18の横長孔21a,22bを利用してねじ止めする。そして、基板15を框組引き戸3の右縦框7(戸当たり側縦框)の屋内側見付け面に固定する(図1)。このとき、補強部材27a,27bを利用し、水平方向のねじにより基板15を前記の框に固定し、垂直方向のねじにより引き手16の基部取付けを補強する。
これにより前記の引き手16、回動板28がヒンジ構造30を介して右縦框7に固定される。図6はその外観である。一方、受け具29が引き戸枠2の右縦枠12の屋内側見付け面に固定される。受け具29は回動板28の係合爪34と対向した位置に受け口41を框側として固定される。これにより、錠装置17が完成する(図7)。
従って、図7に示すように、框組引き戸3aを閉じたとき、戸当たり側において前記回動板28の係合爪34が受け具29の受け口41から内部に進入して受け部42の折り返しによる傾斜面を滑って受け部42に係合される。これにより框組引き戸3aは施錠状態となる。この作動はヒンジ構造30の回動軸40を中心とした回動板28の回動と付勢用ばね38a,38bの付勢によって行われ、回動板28の操作部31は引き手16の握り部24から離れた位置となる。
なお、実施例のように、引き違い障子の場合、図1のように、屋外側と屋内側の框組引き戸3a,3bに左右の施錠装置13,14を配置することで建物の開口部1の全体を閉鎖状態に施錠することができる。
建物の開口部1を開きたいときは、框組引き戸3aの引き手16を回動板28の操作部31と共に握り、開放方向に引く。この操作では、引き手16の握り部24を握る行為が同時に回動板28の操作部31を握り部24側へ回動することになるので、回動板28の係合爪34を受け部42から解放する。すなわち、框組引き戸3を開こうと引き手16を操作する行為が同時に解錠操作となり、框組引き戸3aを一つの操作で開き方向へ移動させることができる。
框組引き戸3bの場合も同様であって、左側施錠装置14を操作することで開閉でき、また、施錠状態、解錠状態とできる。
〔実施例2〕
図9、図10は第2の実施例であり、前記第1の実施例に閉め出され防止機構46を付属させたものである。
閉め出され防止機構46は、カム構成による位置制限機構であり、位置決め用カム47と操作レバー48及び位置決め片49を備える。
位置決め用カム47は前記回動板28の回動軸40に取り付けられこの軸40を中心に、この軸よりも引き手16側で回動する。位置決め用カム47と操作レバー48は一体であり、操作レバー48を操作すると位置決め用カム47が通常位置A(図9)と閉め出され防止位置B(図10)の間を回動する。
位置決め片49は、回動板28が付勢用ばね38a,38bによって回動される範囲を規制する前記のストッパー片20を兼用したものであり、係合溝A,Bを備え、操作レバー48を係合溝Aに嵌めこむと前記の位置決め用カム47を通常位置Aに設定でき、同様に係合溝Bに嵌めこむと閉め出され防止位置Bに設定できる。操作レバー48は前記回動板28と基板15ないし框組引き戸3a,3bの縦框見付け面との間の空間に配置され、引き手16を握る手の親指で操作できる長さとされている。
位置決め用カム47が通常位置Aにあるとき、その先端部は位置決め片49(ストッパー片20)に当接した回動板28に接触しない位置であり、回動板28は、付勢用ばね38a,38bに付勢されて受け具29といつでも係合できる状態にある。また、引き手16と共に回動板28を握り、前記の係合状態を自由に解除できる状態にある。したがって、閉め出され防止機構46の存在に関わらずに、框組引き戸3aや同3bを開閉でき、閉じたときには自動的に施錠状態とすることができる。
一方、操作レバー48を係合溝Bに嵌めると位置決め用カム47は回動板28を付勢用ばね38a,38bの付勢に抗して回動させ、回動板28を解錠状態に維持する。このため、框組引き戸3aあるいは同3bを開けて外に出た人が不注意でその框組引き戸3a又は同3bを閉じてしまっても、自動的に施錠状態になることはなく、閉め出されてしまうことがない。
以上、実施例について説明した。引き手16や回動板28の具体的な形態は実施例のものに限定されない。
閉め出され防止機構は、付勢用ばね38a,38bによる回動板28の回転を止めて解錠状態を維持できる機構であればよく、実施例のような回転するカム式に限定されない。
実施例は框組引き戸として引き違いのガラス障子を取り上げているが、片引きであってもよいし、また、ガラス障子に限らない。
1 建物の開口部
2 引き戸枠
3(3a,3b) 框組引き戸
4 上横框
5 下横框
6 左縦框
7 右縦框
8 ガラス板
9 上横枠
10 下横枠
11 左縦枠
12 右縦枠
13 右側施錠装置
14 左側施錠装置
15 基板
16 引き手
17 錠装置
18 平板部
19 位置決め片
20 ストッパー片
21(21a,21b) 上部横長孔
22(22a,22b) 下部横長孔
23 バーリング孔
24 握り部
25 上アーム部
25a 框側基部
26 下アーム部
26a 框側基部
27a,27b 補強部材
28 回動板
29 受け具
30 ヒンジ構造
31 操作部
32 係合部
33 挿通孔
34 係合爪
35a,35b 回動側ステー
36 蝶番台
37a,37b 蝶番軸
38a,38b 付勢用ばね
39a,39b 支持側ステー
40 回動軸
41 受け口
42 受け部
43 ねじビス
44 水平方向のねじ
45 垂直方向のねじ
46 閉め出され防止機構
47 位置決め用カム
48 操作レバー
49 位置決め片

Claims (2)

  1. 框組引き戸の施錠装置であって、
    施錠装置は基板と戸を開閉するための引き手と錠装置とからなり、
    引き手は上下方向の握り部と握り部に上下方向の間隔をおいて設けた上下のアーム部とからなり、アーム部の框側基部を前記基板に取り付け、基板と握り部との間に手の甲を通せる間隔を持って配置され、
    錠装置は、回動板と受け具とからなり
    回動板は、前記引き手の高さの範囲に収まる高さであって、基板との間に構成したヒンジ構造により上下方向の回動軸を中心に回動可能とされており、
    前記の回動板は、前記回動軸の前記握り部側を操作部、反対側を係合爪を備えた係合部とし、前記のヒンジ構造に設けたばねによって操作部が引き手の握り部から離れる方向に常時付勢されており、
    前記の操作部には手の甲を通せる挿通孔が形成されており、
    受け具は、框組引き戸の戸当たり側縦框と対向する側に開口された受け口と、その内部に設けた受け部を備え、
    基板を框組引き戸の戸当たり側縦框の屋内側見付け面に固定し、受け具を前記框組引き戸を建て込む引き戸枠の前記縦框に対向した縦枠の屋内側見付け面に固定し、框組引き戸を閉じたとき戸当たり側において前記回動板の係合部が受け具の受け部に係合して施錠されるとともに回動板の操作部が引き手の握り部から離れた位置とされ、回動板の前記操作部を引き手の握り部側へ回動させることで解錠されることを特徴とした框組引き戸の施錠装置。
  2. 回動板の操作部を引き手の握り部側へ回動させた状態に維持できる閉め出され防止機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の框組引き戸の施錠装置。
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