JP6119595B2 - 樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造 - Google Patents

樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造 Download PDF

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この発明は、主として車両のリヤウインドウに用いられる樹脂製窓板において、その表面に配設されたデフォッガ線を、接続端子部材を介してリード線に接続する樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造に関する。
従来、樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造としては、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造においては、樹脂製窓板の表面に配設されたデフォッガ線の樹脂製窓板端縁側に位置する部分に対し、端子保持体が樹脂製窓板と同一樹脂材料によって一体成形されている。
そして、デフォッガ線が延びる方向と交差する方向から接続端子部材が端子保持体の開口部を通して差し込まれて保持される。
特開2002−160519号公報
ところで、特許文献1に開示された樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造においては、端子保持体に対し、接続端子部材を安定よく保持するためには、端子保持体に対する接続端子部材の差込量を大きくする必要がある。
接続端子部材の差込量を大きくするためには、その分だけ端子保持体を樹脂製窓板端縁側に向けて大きく形成しなければならない。このため、樹脂製窓板の表面のデフォッガ線の樹脂製窓板端縁側の限られたスペース内に対し、端子保持体を形成することが困難となったり、デフォッガ線を配線する領域が狭くなる場合がある。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、樹脂製窓板の表面のデフォッガ線と、樹脂製窓板端縁との間の限られたスペース内に対し、端子保持体を容易に形成することができる樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造を提供することである。
前記課題を解決するために、この発明の第1の発明に係る樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造は、樹脂製窓板の表面に配設されたデフォッガ線を、接続端子部材を介してリード線に接続する樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造であって、前記樹脂製窓板の表面には、前記デフォッガ線を隔てて一対をなす端子保持体が前記樹脂製窓板と同一樹脂材料によって一体成形され、一対の前記端子保持体は、前記樹脂製窓板から立設されて前記デフォッガ線を挟んで対向するように前記デフォッガ線の長手方向と平行に設けられた一対の側壁部と、前記側壁部における前記樹脂製窓板がある側とは反対側の端部において対向している前記側壁部に向けて突出して前記デフォッガ線の長手方向と平行に設けられた一対の上壁部と、を有し、前記接続端子部材を差し込み可能な差込空間が、一対の前記上壁部と前記樹脂製窓板の表面との間、及び一対の前記側壁部の間により構成されている。
前記接続端子部材は、前記差込空間に差し込まれることで前記デフォッガ線と通電可能に対向するデフォッガ線接続部と、前記デフォッガ線接続部における前記差込空間への差込方向の先端である差込端部とは反対側の端部となる反対側端部から一体状に延出され、かつ前記リード線が接続されるリード線接続部と、を有していることを特徴とする。
第1の発明によると、接続端子部材のデフォッガ線接続部が、一対の端子保持体と樹脂製窓板の表面との間の差込空間に差し込まれることで、デフォッガ線接続部がデフォッガ線と通電可能な接触状態に保持される。
また、デフォッガ線接続部の差込端部とは反対側の端部となる反対側端部から一体状に延出されたリード線接続部に対しリード線が接続される。
一対の端子保持体は、樹脂製窓板から立設されてデフォッガ線を挟んで対向するようにデフォッガ線の長手方向と平行に設けられた一対の側壁部と、側壁部における樹脂製窓板がある側とは反対側の端部において対向している側壁部に向けて突出してデフォッガ線の長手方向と平行に設けられた一対の上壁部と、を有している。
これによって、一対の端子保持体に対する接続端子部材の差し込み方向がデフォッガ線の長手方向に平行する方向となるため、一対の端子保持体に対する接続端子部材の差込量を所望とする大きさに容易に設定することができる。
また、一対をなす端子保持体のうち、一方の端子保持体を、樹脂製窓板の内側に形成し、他方の端子保持体を、デフォッガ線と樹脂製窓板端縁との間の限られたスペース内に容易に形成することができる。
この発明の第2の発明に係る樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造は、第1の発明の樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造であって、前記デフォッガ線接続部における各前記側壁部に対向する部位には、ばね部が形成され、各前記ばね部は、前記デフォッガ線接続部と一体に形成されており、各前記ばね部は、前記デフォッガ線接続部が前記差込空間に差し込まれた際、それぞれの前記上壁部における前記樹脂製窓板の表面の側となる上壁部下面と、前記樹脂製窓板の表面と、の間で弾性変形して、その弾発力によって、前記デフォッガ線接続部を前記デフォッガ線と通電可能な接触状態に保持することを特徴とする。
第2の発明によると、接続端子部材のデフォッガ線接続部及び両ばね部が、一対の端子保持体と樹脂製窓板の表面との間の差込空間に差し込まれることで、両ばね部が一対の端子保持体の上壁部下面と、樹脂製窓板の表面と、の間でそれぞれ弾性変形する。そして、両ばね部の付勢力(弾性変形による弾発力)によってデフォッガ線接続部がデフォッガ線と通電可能な接触状態に良好に保持されるため、デフォッガ線接続部とデフォッガ線との接触不良を抑制することができる。
この発明の第3の発明に係る樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造は、第1の発明又は第2の発明の樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造であって、
一対の前記端子保持体は、前記接続端子部材の差込量を規制する奥壁部を有していることを特徴とする。
第3の発明によると、接続端子部材の先端が一対の端子保持体の奥壁部に当接する位置まで差し込むことで、これ以上奥側へ接続端子部材が差し込まれることがない。
このため、一対の端子保持体に対する接続端子部材の差込量に過不足が生じることを抑制することができる。
この発明の第4の発明に係る樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造は、第1〜3のいずれかの発明の樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造であって、
前記接続端子部材の前記リード線接続部は、前記デフォッガ線接続部の前記差込端部とは反対側の前記反対側端部から折り返し状に屈曲されて形成されていることを特徴とする。
第4の発明によると、接続端子部材のリード線接続部が、デフォッガ線接続部の差込端部とは反対側の反対側端部から折り返し状に屈曲されて形成されることで、リード線の端末に設けられた端末接続具を、接続端子部材の差込方向と逆方向から接続端子部材のリード線接続部に差し込んで接続することができる。
この発明の第5の発明に係る樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造は、第1〜3のいずれかの発明の樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造であって、
前記接続端子部材の前記リード線接続部は、前記デフォッガ線接続部の前記差込端部とは反対側の前記反対側端部から前記デフォッガ線に対し離反する方向に段差部をもつようにクランク状に屈曲されて前記差込方向とは反対方向に延ばされて形成されていることを特徴とする。
第5の発明によると、接続端子部材のリード線接続部が、デフォッガ線接続部の差込端部とは反対側の反対側端部からデフォッガ線に対し離反する方向に段差部をもつようにクランク状に屈曲されて差込方向とは反対方向に延ばされて形成されていることで、リード線の端末に設けられた端末接続具を、接続端子部材の差込方向と同方向から接続端子部材のリード線接続部に差し込んで接続することができる。
この発明の第6の発明に係る樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造は、第1〜5のいずれかの発明の樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造であって、
前記リード線接続部には、前記リード線の端末部が直接に接続されることを特徴とする。
第6の発明によると、接続端子部材のリード線接続部に対し、リード線の端末部が直接に接続されることで、リード線の端末に端末接続具を設ける必要がなくなり、構造が簡単となる。
この発明の実施例1に係る樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造を示す斜視図である。 同じく図1のII−II線に沿う樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造を示す縦断面図である。 同じく図1のIII−III線に沿う樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造を示す横断面図である。 同じく接続端子部材を示す斜視図である。 この発明の実施例2に係る樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造に用いる接続端子部材を示す斜視図である。 この発明の実施例3に係る樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造に用いる接続端子部材を示す斜視図である。
この発明を実施するための形態について実施例にしたがって説明する。
この発明の実施例1に係る樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造を図1〜図4にしたがって説明する。
図1に示すように、車両のリヤウインドウに用いられる樹脂製窓板10は、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂等の透明な樹脂材料によって、車両のリヤウインドウの窓開口部に対応する形状に形成されている。
樹脂製窓板10の表面(車室側の表面)には、左右両側部の縦方向のデフォッガ線11(図1では片側のデフォッガ線を示す)と、これらデフォッガ線11の間に跨って接続された複数の横方向のデフォッガ線(図示しない)とが配線されている。
デフォッガ線11は、導電性金属粉が混入された導電性及び接着性を有する樹脂材料が樹脂製窓板10の表面に塗布された後、硬化されることで樹脂製窓板10の表面に配線される。
樹脂製窓板10の表面には、デフォッガ線11を隔てて一対をなす端子保持体20が配設されている。これら一対の端子保持体20は、樹脂製窓板10が樹脂材料によって成形されると同時に、樹脂製窓板10と同一樹脂材料によって一体成形されている。
図1〜図3に示すように、一対の端子保持体20は、デフォッガ線11の長手方向に平行する方向に延びて長尺状をなしかつ次に述べる接続端子部材30を差し込み可能な差込空間Sを樹脂製窓板10の表面との間に構成する側壁部21及び上壁部22と、これら壁部21、22の一端部を塞ぐようにして一体に形成されて接続端子部材30の差込量を規制する奥壁部23とを有している。
図1〜図4に示すように、接続端子部材30は、導電性の金属板よりなり、デフォッガ線接続部31と、そのデフォッガ線接続部31の基端部31aで繋がれた状態でスリット状の切り込み部31bが形成されかつデフォッガ線接続部31の両側部で上方へ切り起こし状に形成された両ばね部33と、デフォッガ線接続部31の先端部(デフォッガ線接続部31の差込端部と反対側端部)から一体に延出されたリード線接続部34とを有している。
そして、デフォッガ線接続部31は、両ばね部33と共に差込空間Sに差し込まれることで、デフォッガ線11と通電可能に対向している。また、デフォッガ線接続部31には、デフォッガ線11に向けて突出された複数又は単数の導通用凸部32が形成されている。
デフォッガ線接続部31の両ばね部33は、デフォッガ線接続部31と共に差込空間Sに弾性変形されながら差し込まれることで、一対の端子保持体20のそれぞれの上壁部22下面に弾性変形して圧着する。これによって、デフォッガ線接続部31の導通用凸部32をデフォッガ線11と通電可能な接触状態に付勢して保持する。
また、この実施例1において、リード線接続部34は、デフォッガ線接続部31の差込端部と反対側端部から折り返し状に屈曲されて形成され、その先端部寄りには、リード線40の端末接続具41に対し接触状態を確保するための導通用凸部35が形成されている。
この実施例1に係る樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造は上述したように構成される。
したがって、樹脂製窓板10のデフォッガ線11に対し、接続端子部材30を介してリード線40を接続する場合、接続端子部材30のデフォッガ線接続部31が、両ばね部33と共に、これら両ばね部33を弾性変形させながら差込空間Sに差し込まれる。
接続端子部材30のデフォッガ線接続部31の基部31aが一対の端子保持体20の奥壁部23に当接する位置まで差し込まれると、両ばね部33の弾性変形による弾発力によって、これら両ばね部33の先端が、一対の端子保持体20の上壁部22下面にそれぞれ圧着する。
そして、両ばね部33の付勢力(弾性変形による弾発力)によってデフォッガ線接続部31の導通用凸部32がデフォッガ線11に通電可能な接触状態に保持される(図2参照)。
その後、リード線40端末の端末接続具41が、前記した接続端子部材30の差込方向と逆方向からリード線接続部34に差し込んで接続することで、樹脂製窓板10のデフォッガ線11に対し、接続端子部材30を介してリード線40が接続される。
樹脂製窓板10に一体に形成された一対の端子保持体20は、デフォッガ線11の長手方向に平行する方向に延びて長尺状をなしかつ接続端子部材30が差し込み可能な差込空間Sを樹脂製窓板10の表面との間に構成する側壁部21及び上壁部22と、接続端子部材30の差込量を規制する奥壁部23とを有している。
これによって、一対の端子保持体20に対する接続端子部材30の差し込み方向がデフォッガ線11の長手方向に平行する方向となる。このため、一対の端子保持体20に対する接続端子部材30の差込量を所望とする大きさに容易に設定することができる。
また、一対をなす端子保持体20のうち、一方の端子保持体20aを、樹脂製窓板10の内側に形成し、他方の端子保持体20bを、デフォッガ線11と樹脂製窓板10端縁との間の限られたスペース内に容易に形成することができる。
次に、この発明の実施例2に係る樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造を図5にしたがって説明する。
この実施例2においては、接続端子部材30のリード線接続部134の形状を変更したものであり、図5に示すように、接続端子部材30のリード線接続部134は、デフォッガ線接続部31の先端部(デフォッガ線接続部31の差込端部と反対側端部)からデフォッガ線11に対し離反する方向に段差部134aをもって形成されている。
接続端子部材30のその他の構成は実施例1と同様にして構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。
また、この実施例2の接続端子部材30以外の構成においても、実施例1と同様に構成されるためその説明は省略する。
したがって、この実施例2によると、実施例1と同様の作用効果を奏する。
特に、この実施例2においては、リード線の端末接続具を、接続端子部材30の差込方向と同方向から接続端子部材30のリード線接続部134に差し込んで接続することができる。
次に、この発明の実施例3に係る樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造を図6にしたがって説明する。
この実施例3においては、図6に示すように、実施例1で述べた接続端子部材30のリード線接続部34に対し、リード線40の端末部40aをはんだ付けやビス等によって直接に接続されている。
また、接続端子部材30は、そのリード線接続部34に対し、リード線40の端末部40aが直接に接続される以外は実施例1と同様に構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。
また、この実施例3の接続端子部材30以外の構成においても、実施例1と同様に構成されるためその説明は省略する。
したがって、この実施例3によると、実施例1と同様の作用効果を奏する。
特に、この実施例3においては、接続端子部材30のリード線接続部34に対し、リード線40の端末部40aが直接に接続されることで、リード線40の端末部40aに端末接続具を設ける必要がなくなり、構造が簡単となる。
なお、この発明は前記実施例1に限定するものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の形態で実施することができる。
例えば、前記実施例1〜3において、接続端子部材30のデフォッガ線接続部31の両側部に両ばね部33が上方へ切り起こし状に形成された場合を例示したが、両ばね部33に替えて、一対の端子保持体20の側壁の高さ(差込空間S)を開口側から奥側に向けてしだいに狭くなるテーパ状に形成することで、デフォッガ線接続部31とデフォッガ線11とを通電可能な接触状態に保持することも可能である。
また、前記実施例1〜3において、一対の端子保持体20の奥壁部23によって接続端子部材30のデフォッガ線接続部31の基部31aの差込量を規制するように構成したが、接続端子部材30側に差込量を規制する規制部を形成することも可能であり、この場合には、一対の端子保持体20に対し奥壁部23が形成されない構成にすることができる。
また、実施例2で述べた接続端子部材30のリード線接続部134に対しリード線40の端末部40aをはんだ付けやビス等によって直接に接続してもよい。
10 樹脂製窓板
11 デフォッガ線
20 一対の端子保持体
21 側壁部
22 上壁部
23 奥壁部
30 接続端子部材
31 デフォッガ線接続部
33 ばね部
34 リード線接続部
40 リード線
41 端末接続具

Claims (6)

  1. 樹脂製窓板の表面に配設されたデフォッガ線を、接続端子部材を介してリード線に接続する樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造であって、
    前記樹脂製窓板の表面には、前記デフォッガ線を隔てて一対をなす端子保持体が前記樹脂製窓板と同一樹脂材料によって一体成形され、
    一対の前記端子保持体は、前記樹脂製窓板から立設されて前記デフォッガ線を挟んで対向するように前記デフォッガ線の長手方向と平行に設けられた一対の側壁部と、前記側壁部における前記樹脂製窓板がある側とは反対側の端部において対向している前記側壁部に向けて突出して前記デフォッガ線の長手方向と平行に設けられた一対の上壁部と、を有し、
    前記接続端子部材を差し込み可能な差込空間が、一対の前記上壁部と前記樹脂製窓板の表面との間、及び一対の前記側壁部の間により構成されており、
    前記接続端子部材は、
    前記差込空間に差し込まれることで前記デフォッガ線と通電可能に対向するデフォッガ線接続部と、
    前記デフォッガ線接続部における前記差込空間への差込方向の先端である差込端部とは反対側の端部となる反対側端部から一体状に延出され、かつ前記リード線が接続されるリード線接続部と、
    を有していることを特徴とする樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造。
  2. 請求項1に記載の樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造であって、
    前記デフォッガ線接続部における各前記側壁部に対向する部位には、ばね部が形成され、各前記ばね部は、前記デフォッガ線接続部と一体に形成されており、
    各前記ばね部は、前記デフォッガ線接続部が前記差込空間に差し込まれた際、それぞれの前記上壁部における前記樹脂製窓板の表面の側となる上壁部下面と、前記樹脂製窓板の表面と、の間で弾性変形して、その弾発力によって、前記デフォッガ線接続部を前記デフォッガ線と通電可能な接触状態に保持することを特徴とする樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造。
  3. 請求項1又は2に記載の樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造であって、
    一対の前記端子保持体は、前記接続端子部材の差込量を規制する奥壁部を有していることを特徴とする樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造であって、
    前記接続端子部材の前記リード線接続部は、前記デフォッガ線接続部の前記差込端部とは反対側の前記反対側端部から折り返し状に屈曲されて形成されていることを特徴とする樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造であって、
    前記接続端子部材の前記リード線接続部は、前記デフォッガ線接続部の前記差込端部とは反対側の前記反対側端部から前記デフォッガ線に対し離反する方向に段差部をもつようにクランク状に屈曲されて前記差込方向とは反対方向に延ばされて形成されていることを特徴とする樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造であって、
    前記リード線接続部には、前記リード線の端末部が直接に接続されることを特徴とする樹脂製窓板のデフォッガ線の接続端子構造。
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