JP6119292B2 - 顔面装着具のベルト長さ調節機構 - Google Patents

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Description

この発明は、スキー、水泳などのスポーツをするときや、オートバイの運転などをするときに着用するゴーグル、塵埃等の有害物質の侵入を防止するために使用する防塵マスクを始めとする各種の顔面装着具のベルト長さ調節機構に関するものである。
従来、この種の顔面装着具においては、例えば図13、14に示したように、ゴーグル本体11に左右一対のベルト12a、12bが装着され、これらベルト12a、12bにそれぞれベルトの長さを調節自在とした止着体13a、13bを備えたゴーグルが存在する。これら止着体13a、13bは、前記ベルト12a、12bの筒状部15a、15bを形成した先端が挿通可能な環状部16と、この環状部16の両側からベルト長手方向に向かって伸びる一対の延在部17a、17bと、これら延在部からベルトの幅方向に向かって対向して伸びる一対の係止部18a、18bと、これら係止部の端部間に形成された開口部19を有するものとしている(特許文献1)。
このようにしたゴーグルは、ベルトの長さを調節する場合には、例えば一方の止着体13aを一方のベルト12aに沿って任意の位置に移動させると、もう一方のベルト12bが弛んだ状態となるから、この状態でもう一方の止着体13bをそのベルト12bに沿って移動させると弛みがなくなり、ベルトの長さを簡単に調節することができるとしている。
さらに、この種の顔面装着具においては、例えば図15、16に示したように、フレーム21にベルト部22を備えており、このフレーム21には前記ベルト部22を係合するための係合部23を別体又は一体として具備したゴーグルが存在する。前記ベルト部22には、係合部23と係合する複数の突起部24が設けられている。前記係合部23には、ベルト部22を差し込む挿入孔25と前記ベルト部22の突起部24を嵌め込む嵌入溝26が形成されている。そして、前記ベルト部22において、前記突起部24は、ベルト部22の幅方向に形成されたものとしている(特許文献2)。
このようにしたゴーグルは、ベルト部22の長さ調節時には、係合部23の挿入孔25から差し込んだベルト部22の突起部24が嵌入溝26から外れる方向に操作すると、固定状態を解除しベルト部22をずらすことができるので、装着時に従来のような力を必要としないとしている。
実用新案登録第3142227号公報 特許第4577547号公報
しかしながら、上記したような顔面装着具では、ベルトの長さ調節は、顔面装着具を顔面から取り外した状態においては、操作し易いものとなっているが、顔面装着具を顔面に装着した状態においては、それほど操作し易いものとなっているとはいえない。
すなわち、上記したような顔面装着具では、止着体13a、13b又は係合部23を一方の手で持ち、ベルト12a、12b又はベルト部22をもう一方の手で持たないとベルトの長さの調節が行えないため、顔面装着具を顔面から取り外した状態においては、操作し易いものとなっているが、顔面装着具を顔面に装着した状態においては、操作し難いという課題を有していた。
さらに、上記したような顔面装着具では、勘に頼って止着体13aをベルト12aに沿って任意の位置に移動させることによりベルトの長さ調節を行うため、ベルトの長さの正確な調節が行えないという課題を有していた。
また、上記したような顔面装着具では、ベルト部22に設けられた複数の突起部24を係合部23に順送りに係合させていかなければならず、ベルトの長さの微調節を簡単にできないという課題を有していた。
そこで、この発明は、顔面装着具を顔面に装着した状態においても、ベルトの長さ調節の操作がし易く、しかもベルトの長さの正確な調節、及びベルトの長さの微調節が簡単にできるようにした顔面装着具のベルト長さ調節機構を提供することを目的としてなされたものである。
この発明の顔面装着具のベルト長さ調節機構は、ベルト2に外装部材3を装着し、この外装部材3に、線材4を巻き込んだり、解き出したりして、その線材4の長さを調節することにより、前記ベルト2を外装部材3に引き込んだり、外装部材3から引き出せるようにした操作部材5を設置し、前記ベルト2は、ベルト2aとベルト2bの二分割体としたものとしており、前記線材4は、一方向に略U字状に配線したものとしており、前記線材4の略U字状折返し端部4aを前記ベルト2aの一端部に設けた掛体7に掛架したものとしている。
この発明の顔面装着具のベルト長さ調節機構は、ベルト2に外装部材3を装着し、この外装部材3に、線材4を巻き込んだり、解き出したりして、その線材4の長さを調節することにより、前記ベルト2を外装部材3に引き込んだり、外装部材3から引き出せるようにした操作部材5を設置し、前記ベルト2は、ベルト2aとベルト2bの二分割体としたものとしており、前記線材4は、対向する二方向に略U字状に配線したものとしており、前記一方向の線材4の略U字状折返し端部4aを前記ベルト2aの一端部に設けた掛体7に掛架し、この線材4の一端部4bを前記外装部材3の操作部材5寄りに固定し、前記もう一方向の線材4の略U字状折返し端部4aを前記ベルト2bの一端部に設けた掛体7に掛架し、この線材4の一端部4bを前記外装部材3の操作部材5寄りに固定している。
この発明の顔面装着具のベルト長さ調節機構は、ベルト2に外装部材3を装着し、この外装部材3に、線材4を巻き込んだり、解き出したりして、その線材4の長さを調節することにより、前記ベルト2を外装部材3に引き込んだり、外装部材3から引き出せるようにした操作部材5を設置し、前記ベルト2は、ベルト2aとベルト2bの二分割体としたものとしており、前記線材4は、対向する二方向に略U字状に配線したものとしており、前記一方向の線材4の略U字状折返し端部4aを前記ベルト2aの一端部に設けた掛体7に掛架し、前記もう一方向の線材4の略U字状折返し端部4aを前記ベルト2bの一端部に設けた掛体7に掛架している。
この発明の顔面装着具のベルト長さ調節機構は、ベルト2に外装部材3を装着し、この外装部材3に、線材4を巻き込んだり、解き出したりして、その線材4の長さを調節することにより、前記ベルト2を外装部材3に引き込んだり、外装部材3から引き出せるようにした操作部材5を設置し、前記ベルト2は、ベルト2aとベルト2bの二分割体としたものとしており、前記線材4は、対向する二方向に略U字状に配線したものとしており、前記一方向の線材4の略U字状折返し端部4aを前記ベルト2の一端部に設けた掛体7に掛架し、前記もう一方向の線材4の略U字状折返し端部4aを前記ベルト2のもう一端部に設けた掛体7に掛架している。
この発明の顔面装着具のベルト長さ調節機構において、前記操作部材5は、本体5a内部にプーリ8を備えたものとし、このプーリ8を本体5a外部に備えたノブ9により時計回り、又は反時計回りに回転させることにより、前記線材4をプーリ8に巻き込んだり、プーリ8から解き出したりして、その線材4の長さを調節するものとしている。
この発明の顔面装着具のベルト長さ調節機構において、前記操作部材5は、本体5aに設けた丸形ラチェット歯10aとノブ9に設けた爪10bとからなるラチェット機構10を備えている。
この発明の顔面装着具のベルト長さ調節機構は、以上に述べたように構成されており、操作部材5によって線材4を巻き込んだり、解き出したりして、その線材4の長さを調節することにより、ベルト2を外装部材3に引き込んだり、引き出したりすることができるので、顔面装着具を顔面に装着した状態においても、ベルトの長さ調節の操作がし易くなった。
さらに、この発明の顔面装着具のベルト長さ調節機構は、前記操作部材5のプーリ8をノブ9によって徐々に回転させることにより、ベルトの長さの正確な調節、及びベルトの長さの微調節が簡単にできるようになった。
この発明のベルト長さ調節機構を備えた顔面装着具の斜視図である。 この発明のベルト長さ調節機構を備えた顔面装着具の平面図である。 この発明のベルト長さ調節機構の第一実施形態を側面から見た説明図であり、(a)はベルトを長く調節した状態を示し、(b)はベルトを短く調節した状態を示している。 この発明のベルト長さ調節機構の第二実施形態を側面から見た説明図であり、(a)はベルトを長く調節した状態を示し、(b)はベルトを短く調節した状態を示している。 この発明のベルト長さ調節機構の第三実施形態を側面から見た説明図であり、(a)はベルトを長く調節した状態を示し、(b)はベルトを短く調節した状態を示している。 この発明のベルト長さ調節機構の操作部材の要部を分解した状態の斜視図である。 この発明のベルト長さ調節機構の第四実施形態を側面から見た説明図であり、ベルトを長く調節した状態を示している。 この発明のベルト長さ調節機構の第五実施形態を側面から見た説明図であり、ベルトを長く調節した状態を示している。 この発明のベルト長さ調節機構の第六実施形態を側面から見た説明図であり、ベルトを長く調節した状態を示している。 この発明のベルト長さ調節機構の第七実施形態を側面から見た説明図であり、ベルトを長く調節した状態を示している。 この発明のベルト長さ調節機構の第八実施形態を側面から見た説明図であり、ベルトを長く調節した状態を示している。 この発明のベルト長さ調節機構の第九実施形態を側面から見た説明図であり、ベルトを長く調節した状態を示している。 従来のベルト長さ調節機構を備えた顔面装着具の一例を示す斜視図である。 図13示す従来のベルト長さ調節機構の分解斜視図である。 従来のベルト長さ調節機構を備えた顔面装着具の他の例を示す斜視図である。 図15示す従来のベルト長さ調節機構の分解斜視図である。
以下、この発明の顔面装着具のベルト長さ調節機構を実施するための形態について、図面に基づき詳細に説明する。
図1、2は、この発明のベルト長さ調節機構を備えた顔面装着具として、スキー用のゴーグルを示しており、レンズフレーム1の両端部には、使用者の頭部に着用するためのベルト2を装着している。そして、このベルト2には、ベルト長さ調節機構Aを備えたものとしている。
前記ベルト長さ調節機構Aは、ベルト2に外装部材3を装着しており、この外装部材3には、線材4を巻き込んだり、解き出したりして、その線材4の長さを調節することにより、前記ベルト2を外装部材3に引き込んだり、外装部材3から引き出せるようにした操作部材5を設置したものとしている。このベルト長さ調節機構Aの操作部材5は、顔面装着具の着用者の側頭部や後頭部に位置するようにして前記外装部材3の表側に設置したものとしている。
前記ベルト2は、図1〜5に示したものではベルト2aとベルト2bの二分割体としたものとし、一方のベルト2aの一端部を前記外装部材3の一端部においてスライド自在とし、このベルト2aのもう一端部を前記レンズフレーム1の一端部に連結し、もう一方のベルト2bの一端部を前記外装部材3のもう一端部に連結し、このベルト2bのもう一端部を前記レンズフレーム1のもう一端部に連結している。また、前記ベルト2は、図示していないが、二分割体2a、2bとすることなく一体とし、その一端部を前記外装部材3の一端部においてスライド自在とし、もう一端部を前記レンズフレーム1の一端部に連結し、前記外装部材3のもう一端部を前記レンズフレーム1のもう一端部に連結したものとしてもよい。なお、前記ベルト2は、着用者の頭部に掛け渡されるようにしておればよく、伸縮体としても、非伸縮体としてもよいが、上下幅を10〜55mmとするのが、スライドし易くなる等の点で好ましい。
前記外装部材3は、図示したものは偏平な筒状としているが、ベルト2の外側に装着できるものであれば筒状に限定されることなく、どのような形態であってもよく、布地や皮革等の縫製品としたり、ゴムや合成樹脂の成形品などとすることができ、前記ベルト2がスライドし易く、そのスライドによって、皺がよるなどの変形しない程度の強度を有しておればよい。そして、この外装部材3は、一端部においてベルト2をスライドさせて、そのベルト2をスライドさせた分の長さを調節するものとしており、このベルト2の長さ調節は100〜200mmできれば十分であるので、前記外装部材3の長さは、操作部材5の設置スペースも考慮に入れて150〜250mmにすることができるが、そのベルト2の長さ調節の程度に応じてさらに長くしたり、短くすることもできる。
前記線材4は、ワイヤ、紐、ケーブル等の非伸縮体としており、図1〜3に示したものでは一方向に略U字状に配線したものとしており、この線材4を、前記外装部材3の表側の前記ベルト2bの連結端寄りに設置された操作部材5の本体5aの一側部の二個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにしている。そして、前記線材4は、前記外装部材3の表側に設けられた通孔6からこの外装部材3内に通して、その略U字状折返し端部4aを前記ベルト2aの一端部に設けた掛体7に掛架している。なお、前記線材4は、図示していないが、前記操作部材5の本体5aの底部の二個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにすることもできる。この場合、前記外装部材3に通孔6を設ける位置は、前記操作部材5の本体5aの下方にすることができ、前記線材4の一部や通孔6が、前記外装部材3の表側に露出することがなくなり、目立たないものとなる。
前記線材4は、図4に示したものでは一方向に略直線状に一本、配線したものとしており、この線材4を、前記外装部材3の表側の前記ベルト2bの連結端寄りに設置された操作部材5の本体5aの一側部の一個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにしている。そして、前記線材4は、前記外装部材3の表側に設けられた通孔6からこの外装部材3内に通して、その一端部4bを前記ベルト2aの一端部に連結している。なお、前記線材4は、図示していないが、前記操作部材5の本体5aの底部の一個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにすることもできる。この場合、前記外装部材3に通孔6を設ける位置は、前記操作部材5の本体5aの下方にすることができ、前記線材4の一部や通孔6が、前記外装部材3の表側に露出することがなくなり、目立たないものとなる。
前記線材4は、図5に示したものでは一方向に略直線状に二本、配線したものとしており、これらの線材4を、前記外装部材3の表側の前記ベルト2bの連結端寄りに設置された操作部材5の一側部の二個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにしている。そして、前記線材4は、前記外装部材3の表側に設けられた通孔6からこの外装部材3内に通して、それぞれの一端部4bを前記ベルト2aの一端部にそれぞれ連結している。なお、前記線材4は、図示していないが、前記操作部材5の本体5aの底部の二個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにすることもできる。この場合、前記外装部材3に通孔6を設ける位置は、前記操作部材5の本体5aの下方にすることができ、前記線材4の一部や通孔6が、前記外装部材3の表側に露出することがなくなり、目立たないものとなる。
前記操作部材5は、図6に示したように、本体5a内部にプーリ8を備えたものとし、このプーリ8を本体5a外部に備えたノブ9により時計回り、又は反時計回りに回転させることにより、前記線材4をプーリ8に巻き込んだり、プーリ8から解き出したりして、その線材4の長さを調節するものとしており、前記ベルト2を外装部材3に引き込んだり、外装部材3から引き出せるようにしている。また、前記操作部材5は、本体5aに設けた丸形ラチェット歯10aとノブ9に設けた爪10bとからなるラチェット機構10を備えており、線材4を徐々に巻き込めるようにしている。そして、前記操作部材5は、線材4をプーリ8に巻き込んだ状態で、このプーリ8を回転しないように丸形ラチェット歯10aと爪10bとをロックしておき、プーリ8に巻き込んだ線材4を解き出すときは、この丸形ラチェット歯10aと爪10bとのロックを解除して、プーリ8が回転するようにしている。なお、前記操作部材5の詳細な構造は省略するが、このような構造の操作部材としては、例えば日本国特許第4514383号公報、日本国特許第5048096号公報、米国特許第7954204号公報、米国特許第8277401号公報に示されているもの等が存在する。
さらに、前記ベルト2は、図7〜10に示したものではベルト2aとベルト2bの二分割体とし、一方のベルト2aの一端部を前記外装部材3の一端部においてスライド自在とし、このベルト2aのもう一端部を前記レンズフレーム1の一端部に連結し、もう一方のベルト2bの一端部を前記外装部材3のもう一端部においてスライド自在とし、このベルト2bのもう一端部を前記レンズフレーム1のもう一端部に連結している。なお、前記ベルト2は、着用者の頭部に掛け渡されるようにしておればよく、伸縮体としても、非伸縮体としてもよいが、上下幅を10〜55mmとするのが、スライドし易くなる等の点で好ましい。
前記外装部材3は、図示したものは偏平な筒状としているが、ベルト2の外側に装着できるものであれば筒状に限定されることなく、どのような形態であってもよく、布地や皮革等の縫製品としたり、ゴムや合成樹脂の成形品などとすることができ、前記ベルト2a、2bがスライドし易く、そのスライドによって、皺がよるなどの変形しない程度の強度を有しておればよい。そして、この外装部材3は、両端部においてベルト2a、2bをスライドさせて、これらベルト2a、2bをスライドさせた分の長さを調節するものとしており、このベルト2a、2bの長さ調節はそれぞれ50〜100mmできれば十分であるので、前記外装部材3の長さは、操作部材5の設置スペースも考慮に入れて150〜250mmにすることができるが、そのベルト2の長さ調節の程度に応じてさらに長くしたり、短くすることもできる。
前記線材4は、ワイヤ、紐、ケーブル等の非伸縮体としており、図7に示したものでは対向する二方向に略直線状に一本ずつ配線したものとしており、これらの線材4を、前記外装部材3の表側の略中央部に設置された操作部材5の対向する側部のそれぞれ一個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにしている。そして、前記線材4は、前記外装部材3の表側に設けられた通孔6からこの外装部材3内に通して、それぞれの一端部4bを前記ベルト2a、2bの一端部にそれぞれ連結している。なお、前記線材4は、図示していないが、前記操作部材5の本体5aの底部の二個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにすることもできる。この場合、前記外装部材3に通孔6を設ける位置は、前記操作部材5の本体5aの下方にすることができ、前記線材4の一部や通孔6が、前記外装部材3の表側に露出することがなくなり、目立たないものとなる。
前記線材4は、図8に示したものでは対向する二方向に略U字状に配線したものとしており、これらの線材4を、前記外装部材3の表側の略中央部に設置された操作部材5の対向する側部のそれぞれ一個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにしている。そして、前記一方向の線材4は、前記外装部材3の表側に設けられた通孔6からこの外装部材3内に通して、略U字状折返し端部4aを前記ベルト2aの一端部に設けた掛体7に掛架し、この線材4の一端部4bを前記外装部材3の操作部材5寄りに固定し、前記もう一方向の線材4の略U字状折返し端部4aを前記ベルト2bの一端部に設けた掛体7に掛架し、この線材4の一端部4bを前記外装部材3の操作部材5寄りに固定している。また、前記線材4のそれぞれの一端部4bは、図示していないが、前記外装部材3の操作部材5寄りに固定することなく、前記操作部材5の本体5aに固定してもよい。なお、前記線材4は、図示していないが、前記操作部材5の本体5aの底部の二個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにすることもできる。この場合、前記外装部材3に通孔6を設ける位置は、前記操作部材5の本体5aの下方にすることができ、前記線材4の一部や通孔6が、前記外装部材3の表側に露出することがなくなり、目立たないものとなる。
前記線材4は、図9に示したものでは対向する二方向に略U字状に配線したものとしており、これらの線材4を、前記外装部材3の表側の略中央部に設置された操作部材5の対向する側部のそれぞれ二個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにしている。そして、前記線材4は、前記外装部材3の表側に設けられた通孔6からこの外装部材3内に通して、一方向の線材4の略U字状折返し端部4aを前記ベルト2aの一端部に設けた掛体7に掛架し、もう一方向の線材4の略U字状折返し端部4aを前記ベルト2bの一端部に設けた掛体7に掛架している。なお、前記線材4は、図示していないが、前記操作部材5の本体5aの底部の四個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにすることもできる。この場合、前記外装部材3に通孔6を設ける位置は、前記操作部材5の本体5aの下方にすることができ、前記線材4の一部や通孔6が、前記外装部材3の表側に露出することがなくなり、目立たないものとなる。
前記線材4は、図10に示したものでは対向する二方向に略直線状に二本ずつ配線したものとしており、これらの線材4を、前記外装部材3の表側の略中央部に設置された操作部材5の対向する側部のそれぞれ二個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにしている。そして、前記線材4は、前記外装部材3の表側に設けられた通孔6からこの外装部材3内に通して、それぞれの一端部4bを前記ベルト2a、2bの一端部にそれぞれ連結している。なお、前記線材4は、図示していないが、前記操作部材5の本体5aの底部の四個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにすることもできる。この場合、前記外装部材3に通孔6を設ける位置は、前記操作部材5の本体5aの下方にすることができ、前記線材4の一部や通孔6が、前記外装部材3の表側に露出することがなくなり、目立たないものとなる。
また、前記ベルト2は、図11に示したものではベルト2aとベルト2bの二分割体とすることなく一体とし、前記外装部材3を二個、備えたものとし、このベルト2の両端部を前記外装部材3のそれぞれの一端部においてスライド自在とし、前記外装部材3のそれぞれのもう一端部を前記レンズフレーム1の両端部にそれぞれ連結している。なお、前記ベルト2は、着用者の頭部に掛け渡されるようにしておればよく、伸縮体としても、非伸縮体としてもよいが、上下幅を10〜55mmとするのが、スライドし易くなる等の点で好ましい。
前記外装部材3は、図示したものはそれぞれ偏平な筒状としているが、ベルト2の外側に装着できるものであれば筒状に限定されることなく、どのような形態であってもよく、布地や皮革等の縫製品としたり、ゴムや合成樹脂の成形品などとすることができ、前記ベルト2がスライドし易く、そのスライドによって、皺がよるなどの変形しない程度の強度を有しておればよい。そして、この外装部材3は、それぞれの一端部においてベルト2をスライドさせて、前記ベルト2をスライドさせた分の長さを調節するものとしており、このベルト2の長さ調節は100〜200mmできれば十分であるので、前記外装部材3の長さは、操作部材5の設置スペースも考慮に入れてそれぞれ100〜150mmにすることができるが、そのベルト2の長さ調節の程度に応じてさらに長くしたり、短くすることもできる。
前記線材4は、ワイヤ、紐、ケーブル等の非伸縮体としており、図11に示したものでは対向する二方向に略U字状に配線したものとしており、これらの線材4を、前記二個の外装部材3のそれぞれの表側の前記レンズフレーム1の連結端寄りに設置されたそれぞれの操作部材5の対向する側部のそれぞれ二個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにしている。そして、前記線材4は、前記外装部材3の表側に設けられたそれぞれの通孔6からこれら外装部材3内に通して、一方向の線材4の略U字状折返し端部4aを前記ベルト2の一端部に設けた掛体7に掛架し、もう一方向の線材4の略U字状折返し端部4aを前記ベルト2のもう一端部に設けた掛体7に掛架している。なお、前記線材4は、図示していないが、前記二個の操作部材5の本体5aの底部のそれぞれの二個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにすることもできる。この場合、前記外装部材3に通孔6を設ける位置は、前記操作部材5の本体5aの下方にすることができ、前記線材4の一部や通孔6が、前記外装部材3の表側に露出することがなくなり、目立たないものとなる。
前記線材4は、図12に示したものでは対向する二方向に略直線状に二本ずつ配線したものとしており、これらの線材4を、前記二個の外装部材3のそれぞれの表側の前記レンズフレーム1の連結端寄りに設置されたそれぞれの操作部材5の対向する側部のそれぞれ二個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにしている。そして、前記線材4は、前記外装部材3の表側に設けられたそれぞれの通孔6からこれら外装部材3内に通して、一方向の線材4のそれぞれの一端部4bを前記ベルト2の一端部に連結し、もう一方向の線材4のそれぞれの一端部4bを前記ベルト2のもう一端部に連結している。なお、前記線材4は、図示していないが、前記二個の操作部材5の本体5aの底部のそれぞれの二個所から本体5a内に巻き込んだり、本体5a内から解き出したりするようにすることもできる。この場合、前記外装部材3に通孔6を設ける位置は、前記操作部材5の本体5aの下方にすることができ、前記線材4の一部や通孔6が、前記外装部材3の表側に露出することがなくなり、目立たないものとなる。
以上のように構成したこの発明の顔面装着具のベルト長さ調節機構は、図示した何れの実施形態においても、ベルトの長さを調節する場合には、顔面装着具を顔面に装着した状態において、着用者の側頭部や後頭部に位置する操作部材5によって線材4を巻き込んだり、解き出したりして、その線材4の長さを調節することにより、ベルト2を外装部材3に引き込んだり、引き出したりすることができる。
したがって、この発明の顔面装着具のベルト長さ調節機構は、顔面装着具を顔面から取り外した状態においては勿論、顔面装着具を顔面に装着した状態においても、ベルトの長さ調節の操作がし易いものとなった。
さらに、この発明の顔面装着具のベルト長さ調節機構は、顔面装着具を顔面に装着した状態において、着用者の側頭部や後頭部に位置する操作部材5のプーリ8をノブ9によって徐々に回転させることにより、線材4を徐々に巻き込んだり、解き出したりして、その線材4の長さを調節することにより、ベルト2を外装部材3に徐々に引き込んだり、引き出したりすることができる。
したがって、この発明の顔面装着具のベルト長さ調節機構は、顔面装着具を顔面から取り外した状態においては勿論、顔面装着具を顔面に装着した状態においても、ベルトの長さの正確な調節、及びベルトの長さの微調節が簡単にできるものとなった。
2 ベルト
2a ベルト
2b ベルト
3 外装部材
4 線材
4a 略U字状折返し端部
4b 一端部
5 操作部材
5a 本体
7 掛体
8 プーリ
9 ノブ
10 ラチェット機構
10a 丸形ラチェット歯
10b 爪

Claims (6)

  1. ベルト(2)に外装部材(3)を装着し、この外装部材(3)に、線材(4)を巻き込んだり、解き出したりして、その線材(4)の長さを調節することにより、前記ベルト(2)を外装部材(3)に引き込んだり、外装部材(3)から引き出せるようにした操作部材(5)を設置し、前記ベルト(2)は、ベルト(2a)とベルト(2b)の二分割体としたものとしており、前記線材(4)は、一方向に略U字状に配線したものとしており、前記線材(4)の略U字状折返し端部(4a)を前記ベルト(2a)の一端部に設けた掛体(7)に掛架したことを特徴とする顔面装着具のベルト長さ調節機構。
  2. ベルト(2)に外装部材(3)を装着し、この外装部材(3)に、線材(4)を巻き込んだり、解き出したりして、その線材(4)の長さを調節することにより、前記ベルト(2)を外装部材(3)に引き込んだり、外装部材(3)から引き出せるようにした操作部材(5)を設置し、前記ベルト(2)は、ベルト(2a)とベルト(2b)の二分割体としたものとしており、前記線材(4)は、対向する二方向に略U字状に配線したものとしており、前記一方向の線材(4)の略U字状折返し端部(4a)を前記ベルト(2a)の一端部に設けた掛体(7)に掛架し、この線材(4)の一端部(4b)を前記外装部材(3)の操作部材(5)寄りに固定し、前記もう一方向の線材(4)の略U字状折返し端部(4a)を前記ベルト(2b)の一端部に設けた掛体(7)に掛架し、この線材(4)の一端部(4b)を前記外装部材(3)の操作部材(5)寄りに固定したことを特徴とする顔面装着具のベルト長さ調節機構。
  3. ベルト(2)に外装部材(3)を装着し、この外装部材(3)に、線材(4)を巻き込んだり、解き出したりして、その線材(4)の長さを調節することにより、前記ベルト(2)を外装部材(3)に引き込んだり、外装部材(3)から引き出せるようにした操作部材(5)を設置し、前記ベルト(2)は、ベルト(2a)とベルト(2b)の二分割体としたものとしており、前記線材(4)は、対向する二方向に略U字状に配線したものとしており、前記一方向の線材(4)の略U字状折返し端部(4a)を前記ベルト(2a)の一端部に設けた掛体(7)に掛架し、前記もう一方向の線材(4)の略U字状折返し端部(4a)を前記ベルト(2b)の一端部に設けた掛体(7)に掛架したことを特徴とする顔面装着具のベルト長さ調節機構。
  4. ベルト(2)に外装部材(3)を装着し、この外装部材(3)に、線材(4)を巻き込んだり、解き出したりして、その線材(4)の長さを調節することにより、前記ベルト(2)を外装部材(3)に引き込んだり、外装部材(3)から引き出せるようにした操作部材(5)を設置し、前記ベルト(2)は、ベルト(2a)とベルト(2b)の二分割体としたものとしており、前記線材(4)は、対向する二方向に略U字状に配線したものとしており、前記一方向の線材(4)の略U字状折返し端部(4a)を前記ベルト(2)の一端部に設けた掛体(7)に掛架し、前記もう一方向の線材(4)の略U字状折返し端部(4a)を前記ベルト(2)のもう一端部に設けた掛体(7)に掛架したことを特徴とする顔面装着具のベルト長さ調節機構。
  5. 前記操作部材(5)は、本体(5a)内部にプーリ(8)を備えたものとし、このプーリ(8)を本体(5a)外部に備えたノブ(9)により時計回り、又は反時計回りに回転させることにより、前記線材(4)をプーリ(8)に巻き込んだり、プーリ(8)から解き出したりして、その線材(4)の長さを調節するものとしていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の顔面装着具のベルト長さ調節機構。
  6. 前記操作部材(5)は、本体(5a)に設けた丸形ラチェット歯(10a)とノブ(9)に設けた爪(10b)とからなるラチェット機構(10)を備えていることを特徴とする請求項5記載の顔面装着具のベルト長さ調節機構。
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