JP6119279B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

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本発明は、車両用前照灯に係り、特に、光源と光学部材とを組み合わせた構造の車両用前照灯に関する。
従来、車両用前照灯の分野においては、図8に示すように、すれ違いビーム用のランプA、走行ビーム用のランプF、昼間前方へ車両の存在を示すために用いられるデイタイムランニングランプT等の各種ランプを配置したコンビネーションランプが知られている(非特許文献1参照)。
Bosch Automotive Handbook(7th edition) P968
しかしながら、非特許文献1においては、すれ違いビーム用のランプA、走行ビーム用のランプF、デイタイムランニングランプTを別個のランプとして構成して車両前部の異なる箇所に配置する構成であるため(図8参照)、限られたスペースにすれ違いビーム用のランプA、走行ビーム用のランプF、デイタイムランニングランプTを配置することが難しいという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、限られたスペースであってもヘッドランプ機能とデイタイムランニングランプ機能とを実現することができる車両用前照灯を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、第1光源及び当該第1光源から放出される光を車両前方へ投影して、走行ビーム用配光パターン中の集光領域を形成するように構成された第1光学部材を含む少なくとも1つの走行ビーム用集光ユニットと、第2光源、当該第2光源から放出される光を車両前方へ投影して、すれ違いビーム用配光パターン中の集光領域を形成するように構成された第2光学部材、及び、第1DRL用光源を含む少なくとも1つのすれ違いビーム用集光ユニットと、第3光源、当該第3光源から放出される光を車両前方へ投影して、前記すれ違いビーム用配光パターン中の拡散領域を形成するように構成された第3光学部材、及び、第2DRL用光源を含む少なくとも1つのすれ違いビーム用拡散ユニットと、を備えており、前記第1DRL用光源は、前記第2光学部材によって車両前方へ投影される前記第1DRL用光源からの光が、DRL用配光パターン中の少なくとも水平線より下の領域を形成するように、前記第2光源の上方に配置されており、前記第2DRL用光源は、前記第光学部材によって車両前方へ投影される前記第2DRL用光源からの光が、前記DRL用配光パターン中の少なくとも水平線より上の領域を形成するように、前記第3光源の下方に配置されおり、さらに、前記第1光源、前記第2光源、前記第3光源、前記第1DRL用光源及び前記第2DRL用光源の点灯状態及びその光量を制御することで、走行ビーム用配光パターン、すれ違いビーム用配光パターン、DRL用配光パターンのいずれかに切り換える制御手段を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、限られたスペースであってもヘッドランプ機能とデイタイムランニングランプ機能とを実現することができる車両用前照灯を提供することが可能となる。これは、主に、すれ違いビーム用集光ユニットに第1DRL用光源を追加し、かつ、すれ違いビーム用拡散ユニットに第2DRL用光源を追加することで、ヘッドランプ機能とデイタイムランニングランプ機能とを両立した車両用前照灯を構成したことによるものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、少なくとも前記第1光源、第1DRL用光源、第2DRL用光源を点灯させかつその光量を制御することで、前記DRL用配光パターンを、前記各ユニットにより形成される個々の配光パターンの合成配光パターンとして形成することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、DRL用配光パターンを形成する場合、少なくとも第1光源、第1DRL用光源、第2DRL用光源が点灯するため、各ユニットそれぞれの光学部材が発光する新規かつデザイン性の高い見栄えを実現することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記第1光学部材は、前記第1光源の前方に配置され、第1入光面から内部に入光した前記第1光源からの光を、第1前面で反射させた後、第1後面で反射させて前記第1前面から出射させるように構成された第1導光レンズであり、前記第2光学部材は、前記第2光源の前方に配置され、第2入光面から内部に入光した前記第2光源からの光を、第2前面で反射させた後、第2後面で反射させて前記第2前面から出射させるように構成された第2導光レンズであり、前記第3光学部材は、前記第3光源の前方に配置され、第3入光面から内部に入光した前記第3光源からの光を、第3前面で反射させた後、第3後面で反射させて前記第3前面から出射させるように構成された第3導光レンズであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、導光レンズを用いた特徴ある見栄え(特に、DRL用配光パターンを形成する場合)の車両用前照灯を構成することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記第1光学部材は、前記第1光源の前方に配置された非球面レンズであり、前記第2光学部材は、前記第2光源の前方に配置された非球面レンズであり、前記第3光学部材は、前記第3光源の前方に配置された非球面レンズであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、非球面レンズを用いた特徴ある見栄え(特に、DRL用配光パターンを形成する場合)の車両用前照灯を構成することが可能となる。
本発明によれば、限られたスペースであってもヘッドランプ機能とデイタイムランニングランプ機能とを実現することができる車両用前照灯を提供することが可能な車両用前照灯を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態である車両用前照灯10の正面図である。 (a)各灯具ユニット20(30、40)の正面図、図2(b)各灯具ユニット20(30、40)の縦断面図である。 (a)第1光源22の正面図、(b)第2光源32の正面図、(c)第3光源42の正面図である。 (a)走行ビーム用集光ユニット20により形成される走行ビーム用配光パターン中の集光領域P1の例、(b)すれ違いビーム用集光ユニット30により形成されるすれ違いビーム用配光パターン中の集光領域P2の例、(c)すれ違いビーム用拡散ユニット40により形成されるすれ違いビーム用配光パターン中の拡散領域P4の例、(d)図4(b)に示す集光領域P2と図4(c)に示す拡散領域P4とが重畳されて形成されるすれ違いビーム用配光パターンの例である。 (a)走行ビーム用集光ユニット20により形成される走行ビーム用配光パターン中の集光領域P1の例、(b)すれ違いビーム用拡散ユニット40により形成されるすれ違いビーム用配光パターン中の拡散領域P4の例、(c)すれ違いビーム用集光ユニット30により形成されるDRL用配光パターン中の少なくとも水平線Hより下の領域P3D及び上の領域P3Uの例、(d)図5(a)に示す集光領域P1と図5(b)に示す拡散領域P4と図5(c)に示す領域P3D及びP3Uとが重畳されて形成されるDRL用配光パターンの例である。 各灯具ユニット20、30、40(第1光源22、第2光源32、第3光源42、第1DRL用光源36及び第2DRL用光源46)の点灯状態(点灯又は消灯)及びその光量の制御例を表す表である。 各灯具ユニット20、30、40(変形例)の縦断面図である。 非特許文献1に記載の車両用前照灯200の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態である車両用前照灯について、図面を参照しながら説明する。図1は、自動車等の車両の前部の左右に配置される車両用前照灯のうち、左側に配置される車両用前照灯10の正面図である。左側に配置される車両用前照灯10と右側に配置される車両用前照灯とは、左右対称で実質的に同一の構成である。このため、以下、左側に配置される車両用前照灯10を中心に説明し、右側に配置される車両用前照灯の説明は省略する。
図1に示すように、車両用前照灯10は、2つの走行ビーム用集光ユニット20、1つのすれ違いビーム用集光ユニット30、2つのすれ違いビーム用拡散ユニット40の合計5つの灯具ユニットを備えている。各灯具ユニット20、30、40は、灯具正面から見て、斜め右上がりの方向に一列に並んだ状態で配置されている。
まず、走行ビーム用集光ユニット20について説明する。
2つの走行ビーム用集光ユニット20は、走行ビーム用配光パターン中の集光領域P1(図4(a)参照)を形成する灯具ユニットである。
図2(a)は各灯具ユニット20(30、40)の正面図、図2(b)は各灯具ユニット20(30、40)の縦断面図である。
図2(a)、図2(b)に示すように、走行ビーム用集光ユニット20は、第1光源22、及び、当該第1光源22から放出される光を車両前方へ投影して、走行ビーム用配光パターン中の集光領域P1(図4(a)参照)を形成するように構成された第1光学部材24を含む、いわゆるダイレクトプロジェクション型(直射型とも称される)の灯具ユニットとして構成されている。
図3(a)は、第1光源22の正面図である。
図3(a)に示すように、第1光源22は、例えば、LED(例えば、1mm角の発光面22aを含む発光ダイオード×4)等の半導体発光素子で、セラミック製(又は金属製)基板K1の表面に所定間隔をおいて一列に実装されて、横長矩形の発光面22Aを構成している。
第1光源22は、LED(例えば、発光色が青系のLEDチップ)等の半導体発光素子と波長変換部材(例えば、発光色が黄系のYAG蛍光体)とを組み合わせた構造の白色光源であってもよいし、RGB三色のLEDチップを組み合わせた構造の白色光源であってもよいし、その他構造の白色光源であってもよい。なお、第1光源22(半導体発光素子)は、1以上であればよい。また、第1光源22は、LD(例えば、発光色が青系のレーザーダイオード)と波長変換部材(例えば、発光色が黄系のYAG蛍光体)とを組み合わせた構造の白色光源であってもよい。
第1光源22は、半導体発光素子と波長変換部材とが近接して配置されてパッケージ化された構造の白色光源であってもよいし、半導体発光素子と波長変換部材とが離間して配置され、両者間に、半導体発光素子からの光を導光して波長変換部材を照射するライトガイド(例えば、光ファイバ)を配置した構造の白色光源であってもよいし、半導体発光素子と波長変換部材とが離間して配置され、両者間に、半導体発光素子からの光を集光して波長変換部材を照射する集光レンズを配置した構造の白色光源であってもよい。
第1光源22は、図2(b)に示すように、横長矩形の発光面22Aが第1光学部材24の方向(車両前方)を向き、横長矩形の発光面22Aの長辺と車両前後方向に延びる基準軸AX(中心軸、光軸とも称される)とが直交(又は略直交)し、かつ、横長矩形の発光面22Aと第1光学部材24の基準点F24とが一致(又は略一致)した状態で基板K1がヒートシンク等の保持部材(図示せず)に固定されて、第1光学部材24の後方に配置されている。第1光学部材24の基準点F24は、例えば、横長矩形の発光面22Aの略中央に位置している(図3(a)参照)。
第1光学部材24は、第1光源22から放出される光を車両前方へ投影して、走行ビーム用配光パターン中の集光領域P1(図4(a)参照)を形成するように構成された光学部材である。
第1光学部材24としては、例えば、図2(a)、図2(b)に示すように、透明樹脂(アクリルやポリカーボネイト等)製で、入光面24aから内部に入光した第1光源22からの光を、前面24bで反射させた後、後面24cで反射させて前面24bから出射させるように構成された導光レンズを用いることができる。具体的には、その表面に、少なくとも、入光面24aを含む凹部24d、前面24b、後面24c、入光面24a側の光学設計上の基準点F24(焦点又は光学的中心とも称される)を含む導光レンズ(例えば、米国特許第7460985号参照)を用いることができる。第1光学部材24の材質は、透明樹脂(アクリルやポリカーボネイト等)以外の、例えば、ガラスであってもよい。
第1光学部材24の基準点F24は凹部24d内に位置しており、第1光源22は凹部24d内かつ基準点F24(又はその近傍)に配置されている。第1光源22と入光面24aとの基準軸AXに沿った距離Lは、例えば、2.7mmである。
凹部24dは、入光面24aを含んでいる。入光面24aは、第1光源22からの光を第1光学部材24内部に取り込むための面で、第1光源22を取り囲むように配置されている。
凹部24dとしては、例えば、縦断面形状が二等辺三角形で水平方向(図2(b)中、紙面に直交する方向)に延びる略三角柱形状の凹部、半球形状の凹部、その他形状の凹部を用いることができる。
前面24bは、入光面24aから入光した第1光源22からの光を車両後方側(後面24c)に向けて反射するとともに、後面24cからの反射光が出射する面であり、車両前方側に配置されている。
前面24bは、上領域24b1、下領域24b2、中間領域24b3を含んでいる。
上領域24b1は、これに入射する入光面24aから入光した第1光源22からの光の入射角が臨界角を超える領域で、中間領域24b3の上方に配置されている。下領域24b2は、これに入射する入光面24aから入光した第1光源22からの光の入射角が臨界角を超える領域で、中間領域24b3の下方に配置されている。
中間領域24b3は、これに入射する入光面24aから入光した第1光源22からの光の入射角が臨界角未満となる、基準軸AXを含みかつ水平方向に延びる帯状の領域である。中間領域24b3は、これに入射する臨界角未満の光を車両後方側(後面24c)に向けて反射するため、アルミ蒸着等による鏡面処理が施されて、水平方向に延びる帯状の反射領域26(図2(a)中ハッチング領域参照)を構成している。
後面24cは、前面24bからの反射光を前面24b(上領域24b1及び下領域24b2)に向けて反射し、前面24b(上領域24b1及び下領域24b2)から出射させる面であり、車両後方側に配置されている。
後面24cは、上領域24c1、下領域24c2を含んでいる。
上領域24c1は、前面24bからの反射光を前面24b(上領域24b1)に向けて反射し、前面24b(上領域24b1)から出射させる面であり、基準軸AXの上方に配置されている。下領域24c2は、前面24bからの反射光を前面24b(下領域24b2)に向けて反射し、前面24b(下領域24b2)から出射させる面であり、基準軸AXの下方に配置されている。
後面24c(24c1、24c2)は、これに入射する前面24bからの反射光を前面24b(上領域24b1、下領域24b2)に向けて反射し、前面24b(上領域24b1、下領域24b2)から出射させるため、アルミ蒸着等による鏡面処理が施されて、凹部24dから上方及び下方に延びる反射領域28を構成している。
第1光学部材24を構成する入光面24a、前面24b及び後面24cのうち少なくとも一つは、入光面24aから第1光学部材24内部に入光し、前面24b及び後面24cで反射された後に、前面24b(上領域24b1、下領域24b2)から出射して前方に照射される第1光源22からの光(半導体発光素子の光源像)が、車両前面に正対した仮想鉛直スクリーン(車両前面から約25m前方に配置されている)上に、走行ビーム用配光パターン中の集光領域P1(図4(a)参照)を形成するように、その面形状が設計されている。
具体的には、第1光学部材24を構成する入光面24a、前面24b及び後面24cのうち少なくとも一つは、水平線Hと鉛直線Vとの交点付近の光度が高く、なだらかに上と左右に拡散するように、その面形状が設計されている。
次に、すれ違いビーム用集光ユニット30について説明する。
すれ違いビーム用集光ユニット30は、上記説明した走行ビーム用集光ユニット20と比べ、第1光源22に代えて第2光源32を用いた点、第1DRL用光源36を追加した点が主に相違し、それ以外、上記説明した走行ビーム用集光ユニット20と同様の構成である。
1つのすれ違いビーム用集光ユニット30は、すれ違いビーム用配光パターン中の集光領域P2(図4(b)参照)、又は、DRL用配光パターン中の少なくとも水平線Hより下の領域P3D(図5(c)参照)を形成する灯具ユニットである。
図2(a)、図2(b)に示すように、すれ違いビーム用集光ユニット30は、第2光源32、及び、当該第2光源32から放出される光を車両前方へ投影して、すれ違いビーム用配光パターン中の集光領域P2(図4(b)参照)を形成するように構成された第2光学部材34、第1DRL用光源36を含む、いわゆるダイレクトプロジェクション型(直射型とも称される)の灯具ユニットとして構成されている。
図3(b)は、第2光源32の正面図である。
図3(b)に示すように、第2光源32は、第1光源22と同様、例えば、LED(例えば、1mm角の発光面32aを含む発光ダイオード×3)等の半導体発光素子で、セラミック製(又は金属製)基板K2の表面に所定間隔をおいて一列に実装されて、横長矩形の発光面32Aを構成している。
第2光源32は、図2(b)に示すように、横長矩形の発光面32Aが第2光学部材34の方向(車両前方)を向き、横長矩形の発光面32Aの長辺と基準軸AXとが直交(又は略直交)し、かつ、横長矩形の発光面32Aと第2光学部材34の基準点F34とが一致(又は略一致)した状態で基板K2がヒートシンク等の保持部材(図示せず)に固定されて、第2光学部材34の後方に配置されている。
横長矩形の発光面32Aの一部は、カットオフライン(例えば、斜めカットオフライン)に対応した上端縁形状を含む遮光部材38で覆われている(図3(b)参照)。第2光学部材34の基準点F34は、例えば、遮光部材38の上端縁近傍に位置している。
第1DRL用光源36は、第1光源22と同様、例えば、LED(例えば、1mm角の発光面36aを含む発光ダイオード×1)等の半導体発光素子で、第2光学部材34によって車両前方へ投影される第1DRL用光源36からの光が、DRL用配光パターン中の少なくとも水平線Hより下の領域P3D(図5(c)参照)を形成するように、第2光源32の上方に配置されている(図3(b)参照)。具体的には、第1DRL用光源36は、セラミック製(又は金属製)基板K2の表面において第2光源32の上方に実装されている。
なお、第2光源32(基準点F34)に対する第1DRL用光源36の位置を調整することで、法規がDRL用配光パターンに求める領域を適切に照射することができる。
第2光学部材34は、第2光源32から放出される光を車両前方へ投影して、すれ違いビーム用配光パターン中の集光領域P2(図4(b)参照)を形成するように構成された光学部材である。
第2光学部材34としては、第1光学部材24と同様、例えば、図2(a)、図2(b)に示すように、透明樹脂(アクリルやポリカーボネイト等)製で、入光面24aから内部に入光した第2光源32からの光を、前面24bで反射させた後、後面24cで反射させて前面24bから出射させるように構成された導光レンズを用いることができる。具体的には、その表面に、少なくとも、入光面24aを含む凹部24d、前面24b、後面24c、入光面24a側の光学設計上の基準点F34(焦点又は光学的中心とも称される)を含む導光レンズ(例えば、米国特許第7460985号参照)を用いることができる。
第2光学部材34を構成する入光面24a、前面24b及び後面24cのうち少なくとも一つは、入光面24aから第2光学部材34内部に入光し、前面24b及び後面24cで反射された後に、前面24b(上領域24b1、下領域24b2)から出射して前方に照射される第2光源32からの光(半導体発光素子の光源像)が、車両前面に正対した仮想鉛直スクリーン(車両前面から約25m前方に配置されている)上に、すれ違いビーム用配光パターン中の集光領域P2(図4(b)参照)を形成するように、その面形状が設計されている。
具体的には、第2光学部材34を構成する入光面24a、前面24b及び後面24cのうち少なくとも一つは、基準点F34からの光線を水平線H付近に並べ、遮光部材38によって斜めカットオフラインが形成されるように、その面形状が設計されている。
次に、すれ違いビーム用拡散ユニット40について説明する。
すれ違いビーム用拡散ユニット40は、上記説明した走行ビーム用集光ユニット20と比べ、第1光源22に代えて第3光源42を用いた点、第2DRL用光源46を追加した点が主に相違し、それ以外、上記説明した走行ビーム用集光ユニット20と同様の構成である。
2つのすれ違いビーム用拡散ユニット40は、すれ違いビーム用配光パターン中の拡散領域P4(図4(c)参照)、又は、DRL用配光パターン中の少なくとも水平線Hより上の領域P3U(図5(c)参照)を形成する灯具ユニットである。
図2(a)、図2(b)に示すように、すれ違いビーム用拡散ユニット40は、第3光源42、及び、当該第3光源42から放出される光を車両前方へ投影して、すれ違いビーム用配光パターン中の拡散領域P4(図4(c)参照)を形成するように構成された第3光学部材44、第2DRL用光源46を含む、いわゆるダイレクトプロジェクション型(直射型とも称される)の灯具ユニットとして構成されている。
図3(c)は、第3光源42の正面図である。
図3(c)に示すように、第3光源42は、第1光源22と同様、例えば、LED(例えば、1mm角の発光面42aを含む発光ダイオード×4)等の半導体発光素子で、セラミック製(又は金属製)基板K3の表面に所定間隔をおいて一列に実装されて、横長矩形の発光面42Aを構成している。
第3光源42は、図2(b)に示すように、横長矩形の発光面42Aが第3光学部材44の方向(車両前方)を向き、横長矩形の発光面42Aの長辺と基準軸AXとが直交(又は略直交)し、かつ、横長矩形の発光面42Aと第3光学部材44の基準点F44とが一致(又は略一致)した状態で基板K3がヒートシンク等の保持部材(図示せず)に固定されて、第3光学部材44の後方に配置されている。第3光学部材44の基準点F44は、例えば、横長矩形の発光面42Aの下方の長辺の中央近傍に位置している(図3(c)参照)。
第2DRL用光源46は、第1光源22と同様、例えば、LED(例えば、1mm角の発光面46aを含む発光ダイオード×2)等の半導体発光素子で、第3光学部材44によって車両前方へ投影される第2DRL用光源46からの光が、DRL用配光パターン中の少なくとも水平線Hより上の領域P3U(図5(c)参照)を形成するように、第3光源42の下方に配置されている(図3(c)参照)。具体的には、第2DRL用光源46は、セラミック製(又は金属製)基板K3の表面において第3光源42の下方に所定間隔をおいて一列に実装されて、縦長矩形の発光面を構成している。
なお、第3光源42(基準点F44)に対する第2DRL用光源46の位置を調整することで、法規がDRL用配光パターンに求める領域を適切に照射することができる。
第3光学部材44は、第3光源42から放出される光を車両前方へ投影して、すれ違いビーム用配光パターン中の拡散領域P4(図4(c)参照)を形成するように構成された光学部材である。
第3光学部材44としては、第1光学部材24と同様、例えば、図2(a)、図2(b)に示すように、透明樹脂(アクリルやポリカーボネイト等)製で、入光面24aから内部に入光した第3光源42からの光を、前面24bで反射させた後、後面24cで反射させて前面24bから出射させるように構成された導光レンズを用いることができる。具体的には、その表面に、少なくとも、入光面24aを含む凹部24d、前面24b、後面24c、入光面24a側の光学設計上の基準点F44(焦点又は光学的中心とも称される)を含む導光レンズ(例えば、米国特許第7460985号参照)を用いることができる。
第3光学部材44を構成する入光面24a、前面24b及び後面24cのうち少なくとも一つは、入光面24aから第3光学部材44内部に入光し、前面24b及び後面24cで反射された後に、前面24b(上領域24b1、下領域24b2)から出射して前方に照射される第3光源42からの光(半導体発光素子の光源像)が、車両前面に正対した仮想鉛直スクリーン(車両前面から約25m前方に配置されている)上に、すれ違いビーム用配光パターン中の拡散領域P4(図4(c)参照)を形成するように、その面形状が設計されている。
具体的には、第3光学部材44を構成する入光面24a、前面24b及び後面24cのうち少なくとも一つは、基準点F44からの光線を水平線Hより下0.57度に並べられるように、その面形状が設計されている。
次に、上記構成の各灯具ユニット20、30、40(第1光源22、第2光源32、第3光源42、第1DRL用光源36及び第2DRL用光源46)の点灯状態(点灯又は消灯)及びその光量を制御して、走行ビーム用配光パターン、すれ違いビーム用配光パターン、DRL用配光パターンのいずれかに切り換える例について説明する。
各灯具ユニット20、30、40(第1光源22、第2光源32、第3光源42、第1DRL用光源36及び第2DRL用光源46)の点灯状態(点灯又は消灯)及びその光量の制御は、第1光源22、第2光源32、第3光源42、第1DRL用光源36及び第2DRL用光源46等が電気的に接続されたECU等の制御回路50(本発明の制御手段に相当)によって行われる。
図6は、各灯具ユニット20、30、40(第1光源22、第2光源32、第3光源42、第1DRL用光源36及び第2DRL用光源46)の点灯状態(点灯又は消灯)及びその光量の制御例を表す表である。
制御回路50は、第1光源22、第2光源32、第3光源42、第1DRL用光源36及び第2DRL用光源46の点灯状態(点灯又は消灯)及びその光量を個別に制御して、走行ビーム用配光パターン、すれ違いビーム用配光パターン、DRL用配光パターンのいずれかに切り換える。
例えば、走行ビーム用配光パターンを形成する場合、制御回路50は、図6に示すように、第1光源22、第2光源32及び第3光源42を点灯し、かつ、各光源22、32、42からの光量が予め定められた光量(第1光源22=100%、第2光源32=100%、第3光源42=100%)となるように制御された定電流を、各光源22、32、42に対して供給する。
これにより、2つの走行ビーム用集光ユニット20により形成される走行ビーム用配光パターン中の集光領域P1(図4(a)参照)と、1つのすれ違いビーム用集光ユニット30により形成される集光領域P2(図4(b)参照)と、2つのすれ違いビーム用拡散ユニット40により形成される拡散領域P4(図4(c)参照)とが重畳されて、走行ビーム用配光パターンが形成される。
一方、すれ違いビーム用配光パターンを形成する場合、制御回路50は、図6に示すように、第2光源32及び第3光源42を点灯し、かつ、各光源32、42からの光量が予め定められた光量(第2光源32=100%、第3光源42=100%)となるように制御された定電流を、各光源32、42に対して供給する。
これにより、1つのすれ違いビーム用集光ユニット30により形成されるすれ違いビーム用配光パターン中の集光領域P2(図4(b)参照)と、2つのすれ違いビーム用拡散ユニット40により形成されるすれ違いビーム用配光パターン中の拡散領域P4(図4(c)参照)とが重畳されて、すれ違いビーム用配光パターン(図4(d)参照)が形成される。
一方、DRL用配光パターンを形成する場合、制御回路50は、少なくとも第1光源22、第1DRL用光源36、第2DRL用光源46を点灯させかつその光量を制御することで、DRL用配光パターンを、各ユニットにより形成される個々の配光パターンの合成配光パターンとして形成する。
具体的には、制御回路50は、図6に示すように、第1光源22、第1DRL用光源36、第3光源42及び第2DRL用光源46を点灯し、かつ、各光源22、36、42、46からの光量が予め定められた光量(第1光源22=1%、第1DRL用光源36=13%、第3光源42=4%、第2DRL用光源46=13%)となるように制御された定電流を、各光源22、36、42、46に対して供給する。これにより、第1光源22、第1DRL用光源36、第3光源42及び第2DRL用光源46がそれぞれ適正な明るさに調整されて点灯する。
これにより、2つの走行ビーム用集光ユニット20により形成される走行ビーム用配光パターン中の集光領域P1´(図5(a)参照)、1つのすれ違いビーム用集光ユニット30により形成されるDRL用配光パターン中の少なくとも水平線Hより下の領域P3D(図5(c)参照)と、2つのすれ違いビーム用拡散ユニット40により形成されるすれ違いビーム用配光パターン中の拡散領域P4´(図5(b)参照)と、2つのすれ違いビーム用拡散ユニット40により形成されるDRL用配光パターン中の少なくとも水平線Hより上の領域P3U(図5(c)参照)が重畳されて、上下左右に大きく拡散したDRL用配光パターン(図5(d)参照)が形成される。
以上のように、DRL用配光パターンを形成する場合、少なくとも第1光源22、第1DRL用光源36、第2DRL用光源46が点灯するため、各灯具ユニット20、30、40それぞれの光学部材24、34、44が発光(全発光)する新規かつデザイン性の高い見栄えを実現することが可能となる。
なお、図6に示した各数字は例示であり、各光源22、32、42、36、46の明るさ(例えば、輝度)、サイズ等に応じて、適宜の数値を用いることができる。
以上説明したように、本実施形態の車両用前照灯10によれば、限られたスペースであってもヘッドランプ機能とデイタイムランニングランプ機能とを実現することができる車両用前照灯を提供することが可能となる。これは、主に、すれ違いビーム用集光ユニット30に第1DRL用光源36を追加し、かつ、すれ違いビーム用拡散ユニット40に第2DRL用光源46を追加することで、ヘッドランプ機能とデイタイムランニングランプ機能とを両立した一つの車両用前照灯10を構成したことによるものである。その結果、車両用前照灯(すれ違いビーム用のランプ、走行ビーム用のランプ)、デイタイムランニングランプを別個のランプとして構成して配置する場合と比べ、レイアウトの自由度が向上する。また、ヘッドランプ機能とデイタイムランニングランプ機能を一つの車両用前照灯10で実現可能であるため、余分な光源や光学部品が不要となる。その結果、コストダウンを図ることができる。
また、本実施形態の車両用前照灯10によれば、DRL用配光パターンを形成する場合、少なくとも第1光源22、第1DRL用光源36、第2DRL用光源46が点灯するため、各ユニット20、30、40それぞれの光学部材24、34、44が発光(全発光)する新規かつデザイン性の高い見栄えを実現することが可能となる。
また、本実施形態の車両用前照灯10によれば、導光レンズを用いた特徴ある見栄え(特に、DRL用配光パターンを形成する場合)の車両用前照灯を構成することが可能となる。
次に、変形例について説明する。
上記実施形態では、2つの走行ビーム用集光ユニット20、1つのすれ違いビーム用集光ユニット30、2つのすれ違いビーム用拡散ユニット40の合計5つの灯具ユニットを用いて車両用前照灯10を構成する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。
すなわち、少なくとも1つの走行ビーム用集光ユニット20、少なくとも1つのすれ違いビーム用集光ユニット30、少なくとも1つのすれ違いビーム用拡散ユニット40の最低3つの灯具ユニットを用いて、車両用前照灯10を構成することができる。なお、明るさが不足する場合には、第1光源22、第2光源32、第3光源42として、より明るい(より高輝度の)光源を用いればよい。
また、上記実施形態では、第1光学部材24、第2光学部材34、第3光学部材44として、図2(a)、図2(b)に示した導光レンズを用いる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、第1光学部材24としては、図7に示すように、透明樹脂(アクリルやポリカーボネイト等)製で、前面24e、その反対側の後面24f、後面24f側の光学設計上の基準点F24A(焦点又は光学的中心とも称される)を含むメニスカスレンズやそれ以外の例えば平凸レンズ等の非球面レンズを用いることができる。
本変形例の第1光学部材24Aを構成する前面24e及び後面24fのうち少なくとも一つは、後面24fから本変形例の第1光学部材24A内部に入光し、前面24eから出射して前方に照射される第1光源22からの光(半導体発光素子の光源像)が、車両前面に正対した仮想鉛直スクリーン(車両前面から約25m前方に配置されている)上に、走行ビーム用配光パターン中の集光領域P1(図4(a)参照)を形成するように、その面形状が設計されている。
具体的には、本変形例の第1光学部材24Aを構成する前面24e及び後面24fのうち少なくとも一つは、水平線Hと鉛直線Vとの交点付近の光度が高く、なだらかに上と左右に拡散するように、その面形状が設計されている。
また例えば、第2光学部材34としても、上記変形例の第1光学部材24Aと同様、図7に示すように、透明樹脂(アクリルやポリカーボネイト等)製で、前面24e、その反対側の後面24f、後面24f側の光学設計上の基準点F34A(焦点又は光学的中心とも称される)を含むメニスカスレンズやそれ以外の例えば平凸レンズ等の非球面レンズを用いることができる。
本変形例の第2光学部材34Aを構成する前面24e及び後面24fのうち少なくとも一つは、後面24fから本変形例の第2光学部材34A内部に入光し、前面24eから出射して前方に照射される第2光源32からの光(半導体発光素子の光源像)が、車両前面に正対した仮想鉛直スクリーン(車両前面から約25m前方に配置されている)上に、すれ違いビーム用配光パターン中の集光領域P2(図4(b)参照)を形成するように、その面形状が設計されている。
具体的には、本変形例の第2光学部材34Aを構成する前面24e及び後面24fのうち少なくとも一つは、基準点F34Aからの光線を水平線H付近に並べ、遮光部材38によって斜めカットオフラインが形成されるように、その面形状が設計されている。
また例えば、第3光学部材44としても、上記変形例の第1光学部材24Aと同様、図7に示すように、透明樹脂(アクリルやポリカーボネイト等)製で、前面24e、その反対側の後面24f、後面24f側の光学設計上の基準点F44A(焦点又は光学的中心とも称される)を含むメニスカスレンズやそれ以外の例えば平凸レンズ等の非球面レンズを用いることができる。
本変形例の第3光学部材44Aを構成する前面24e及び後面24fのうち少なくとも一つは、後面24fから本変形例の第3光学部材44A内部に入光し、前面24eから出射して前方に照射される第3光源42からの光(半導体発光素子の光源像)が、車両前面に正対した仮想鉛直スクリーン(車両前面から約25m前方に配置されている)上に、すれ違いビーム用配光パターン中の拡散領域P4(図4(c)参照)を形成するように、その面形状が設計されている。
具体的には、本変形例の第3光学部材44Aを構成する前面24e及び後面24fのうち少なくとも一つは、基準点F44Aからの光線を水平線Hより下0.57度に並べられるように、その面形状が設計されている。
以上説明したように、本変形例の車両用前照灯(図7参照)によっても、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10…車両用前照灯、20…走行ビーム用集光ユニット、22…第1光源、22A…発光面、22a…発光面、24…第1光学部材、24a…入光面、24b…前面、24b1…上領域、24b2…下領域、24b3…中間領域、24c…後面、24c1…上領域、24c2…下領域、24d…凹部、26… 反射領域、28…反射領域、30…すれ違いビーム用集光ユニット、32…第2光源、32A…発光面、32a…発光面、34…第2光学部材、36…第1DRL用光源、38…遮光部材、40…すれ違いビーム用拡散ユニット、42…第3光源、42A…発光面、42a…発光面、44…第3光学部材、46…第2DRL用光源、50…制御回路

Claims (4)

  1. 第1光源及び当該第1光源から放出される光を車両前方へ投影して、走行ビーム用配光パターン中の集光領域を形成するように構成された第1光学部材を含む少なくとも1つの走行ビーム用集光ユニットと、
    第2光源、当該第2光源から放出される光を車両前方へ投影して、すれ違いビーム用配光パターン中の集光領域を形成するように構成された第2光学部材、及び、第1DRL用光源を含む少なくとも1つのすれ違いビーム用集光ユニットと、
    第3光源、当該第3光源から放出される光を車両前方へ投影して、前記すれ違いビーム用配光パターン中の拡散領域を形成するように構成された第3光学部材、及び、第2DRL用光源を含む少なくとも1つのすれ違いビーム用拡散ユニットと、
    を備えており、
    前記第1DRL用光源は、前記第2光学部材によって車両前方へ投影される前記第1DRL用光源からの光が、DRL用配光パターン中の少なくとも水平線より下の領域を形成するように、前記第2光源の上方に配置されており、
    前記第2DRL用光源は、前記第光学部材によって車両前方へ投影される前記第2DRL用光源からの光が、前記DRL用配光パターン中の少なくとも水平線より上の領域を形成するように、前記第3光源の下方に配置されおり、
    さらに、
    前記第1光源、前記第2光源、前記第3光源、前記第1DRL用光源及び前記第2DRL用光源の点灯状態及びその光量を制御することで、走行ビーム用配光パターン、すれ違いビーム用配光パターン、DRL用配光パターンのいずれかに切り換える制御手段を備えることを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記制御手段は、少なくとも前記第1光源、第1DRL用光源、第2DRL用光源を点灯させかつその光量を制御することで、前記DRL用配光パターンを、前記各ユニットにより形成される個々の配光パターンの合成配光パターンとして形成することを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記第1光学部材は、前記第1光源の前方に配置され、第1入光面から内部に入光した前記第1光源からの光を、第1前面で反射させた後、第1後面で反射させて前記第1前面から出射させるように構成された第1導光レンズであり、
    前記第2光学部材は、前記第2光源の前方に配置され、第2入光面から内部に入光した前記第2光源からの光を、第2前面で反射させた後、第2後面で反射させて前記第2前面から出射させるように構成された第2導光レンズであり、
    前記第3光学部材は、前記第3光源の前方に配置され、第3入光面から内部に入光した前記第3光源からの光を、第3前面で反射させた後、第3後面で反射させて前記第3前面から出射させるように構成された第3導光レンズであることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用前照灯。
  4. 前記第1光学部材は、前記第1光源の前方に配置された非球面レンズであり、
    前記第2光学部材は、前記第2光源の前方に配置された非球面レンズであり、
    前記第3光学部材は、前記第3光源の前方に配置された非球面レンズであることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用前照灯。
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