JP6116287B2 - 電動機 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機に関し、詳細には、電動機のハウジングに関する。
従来の電動機としては、ステータを保持する内筒と、内筒との間に冷却水を流す冷却水流路を形成する外筒と、を有し、内筒と外筒を、冷却水流路に配置した複数の支柱で連結するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−041835号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の電動機では、複数の支柱が点在するように配置され、ハウジングの周方向剛性が低いため、ステータの伸縮振動に起因する高周波音が発生してしまっていた。また、支柱の径方向外側にリブを設けてハウジングの剛性を向上しているが、ハウジングの周方向剛性に対しては効果が薄く、上記高周波音を抑制することはできなかった。
また、ハウジングの薄肉面積が大きくなる部分に支柱を配置して、膜面振動する面積を削減し、膜面振動に起因する高周波音を抑制しているが、支柱の配置により冷却水流路の構造が複雑化するため、鋳造時の中子砂の排出が困難となり、ハウジングの生産性が良好ではなかった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ステータの伸縮振動に起因する高周波音及びハウジングの膜面振動に起因する高周波音を抑制することができ、ハウジングの生産性を良好にすることができる電動機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
シャフト(例えば、後述の実施形態におけるシャフト11)と、
前記シャフトに設けられるロータ(例えば、後述の実施形態におけるロータ12)と、
前記ロータの外周側に設けられるステータ(例えば、後述の実施形態におけるステータ13)と、
前記ステータを保持するハウジング(例えば、後述の実施形態におけるハウジング20)と、を備える電動機(例えば、後述の実施形態における電動機10)において、
前記ハウジングは、
前記ステータを保持する内筒(例えば、後述の実施形態における内筒21)と、
前記内筒の外周側に設けられ、前記内筒との間に冷却水を流す冷却水流路(例えば、後述の実施形態における冷却水流路30)を形成する外筒(例えば、後述の実施形態における外筒22)と、を有し、
前記冷却水流路内に、前記内筒と前記外筒を径方向に連結し周方向に延びる複数の内側リブ(例えば、後述の実施形態における第1〜第3内側リブ41〜43)が、軸方向に並んで設けられ、
前記冷却水流路は、前記複数の内側リブにより複数の流路(例えば、後述の実施形態における第1〜第4流路31〜34)に分割され、
前記外筒の外周面の前記複数の流路と軸方向に重なる位置に、径方向外側に突出し周方向に延びる外側リブ(例えば、後述の実施形態における外側リブ45)がそれぞれ設けられ
前記内筒、前記外筒、前記内側リブ、及び前記外側リブが一体に形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、
前記外側リブ(例えば、後述の実施形態における外側リブ45)は、前記複数の流路(例えば、後述の実施形態における第1〜第4流路31〜34)の軸方向中心と軸方向に重なる位置にそれぞれ設けられることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ハウジングは、ステータを保持する内筒と、内筒の外周側に設けられ、内筒との間に冷却水を流す冷却水流路を形成する外筒と、を有し、冷却水流路内に、内筒と外筒を径方向に連結し周方向に延びる複数の内側リブが、軸方向に並んで設けられるため、ハウジングの周方向剛性を向上することができ、ステータの伸縮振動に起因する高周波音を抑制することができる。また、冷却水流路が複数の内側リブにより複数の流路に分割され、外筒の外周面の複数の流路と軸方向に重なる位置に、径方向外側に突出し周方向に延びる外側リブがそれぞれ設けられるため、膜面振動する面積を削減することができ、膜面振動に起因する高周波音を抑制することができる。また、冷却水流路内に複数の内側リブが周方向に沿って設けられるため、冷却水流路の構造を簡素化することができ、これにより、鋳造時の中子砂の排出が容易となり、ハウジングの生産性を良好にすることができる。
請求項2の発明によれば、外側リブが複数の流路の軸方向中心と軸方向に重なる位置にそれぞれ設けられるため、膜面振動する面積を効率よく削減することができる。
本発明に係る電動機の一実施形態を説明する断面図である。 図1に示すハウジングのA−A線断面図である。 図1に示すハウジングのB−B線断面図である。 図1に示す冷却水流路を説明する斜視図である。 図1に示すハウジングの展開図である。
以下、本発明に係る電動機の一実施形態について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態の電動機10は、図1に示すように、シャフト11と、シャフト11に設けられるロータ12と、ロータ12の外周側に設けられるステータ13と、ステータ13を保持するハウジング20と、を備える。また、ステータ13は、ステータコア13aと、ステータコア13aの軸方向両側にそれぞれ設けられるコイル13bと、を備える。
ハウジング20は、円筒形状であり、ステータ13が内周面に圧入され、ステータ13を保持する内筒21と、内筒21の外周側に設けられ、内筒21との間に冷却水を流す冷却水流路30を形成する外筒22と、内筒21及び外筒22の軸方向一端部(図1の左端部)を径方向に連結し、冷却水流路30を閉塞する第1端部23と、内筒21及び外筒22の軸方向他端部(図1の右端部)を径方向に連結し、冷却水流路30を閉塞する第2端部24と、を有する。
また、冷却水流路30は、円環形状に形成されており、その軸方向幅は、ステータ13のステータコア13aの軸方向幅と略同じに設定されている。
そして、図1〜図5に示すように、ハウジング20の冷却水流路30内には、内筒21と外筒22を径方向に連結し周方向に延びる第1〜第3内側リブ41〜43が軸方向に並んで設けられている。このため、冷却水流路30は、第1〜第3内側リブ41〜43により第1〜第4流路31〜34に分割されている。
また、図2〜図5に示すように、冷却水流路30には、第1〜第4流路31〜34を軸方向に連通させる連通路35が周方向に複数設けられている。このため、第1〜第3内側リブ41〜43は、複数の連通路35により周方向に複数に分割されている。
また、図2に示すように、ハウジング20には、冷却水流路30に冷却水を流入させる流入口25、及び冷却水流路30から冷却水を流出させる流出口26が形成されている。
また、ハウジング20の外筒22の外周面には、第1〜第4流路31〜34と軸方向に重なる位置に、径方向外側に突出し周方向に延びる外側リブ45がそれぞれ設けられている。より具体的には、外側リブ45は、第1〜第4流路31〜34の軸方向中心と軸方向に重なる位置にそれぞれ設けられている。
また、図4は、冷却水流路30の形状を抜き出して図示した斜視図であるが、これは、電動機10のハウジング20を鋳造する際の中子の形状に相当するものである。そして、本実施形態の電動機10では、図4及び図5に示すように、冷却水流路30内に第1〜第3内側リブ41〜43が周方向に沿って設けられるため、冷却水流路30の構造が簡素化される。このため、鋳造時に中子砂を容易に排出することが可能となるので、ハウジング20の生産性が良好となる。また、冷却水流路30の構造が簡素化され、冷却水が冷却水流路30を通過しやすくなるので、圧損が低減され、低コストの冷却水ポンプを採用することが可能となるので、電動機10の製造コストが削減される。従って、本実施形態の冷却水流路30は、ハウジング20の鋳造時のこと、冷却水の流れのこと、及び製造コストのことを考慮した形状となっている。
以上説明したように、本実施形態の電動機10によれば、ハウジング20の冷却水流路30内に、内筒21と外筒22を径方向に連結し周方向に延びる第1〜第3内側リブ41〜43が、軸方向に並んで設けられるため、ハウジング20の周方向剛性を向上することができ、ステータ13の伸縮振動に起因する高周波音を抑制することができる。また、冷却水流路30が第1〜第3内側リブ41〜43により第1〜第4流路31〜34に分割され、外筒22の外周面の第1〜第4流路31〜34と軸方向に重なる位置に、径方向外側に突出し周方向に延びる外側リブ45がそれぞれ設けられるため、膜面振動する面積を削減することができ、膜面振動に起因する高周波音を抑制することができる。
また、本実施形態の電動機10によれば、冷却水流路30内に第1〜第3内側リブ41〜43が周方向に沿って設けられるため、冷却水流路30の構造を簡素化することができる。これにより、鋳造時の中子砂の排出が容易となり、ハウジング20の生産性を良好にすることができる。また、冷却水流路30の構造が簡素化され、冷却水が冷却水流路30を通過しやすくなるため、圧損を低減することができる。これにより、低コストの冷却水ポンプを採用することができるので、電動機10の製造コストを削減することができる。
また、本実施形態の電動機10によれば、外側リブ45が第1〜第4流路31〜34の軸方向中心と軸方向に重なる位置にそれぞれ設けられるため、膜面振動する面積を効率よく削減することができる。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。
例えば、上記実施形態では、内側リブは3本設けられているが、これに限定されず、2本以上設けられていればよい。
また、上記実施形態では、外側リブは1つの流路に対して1本設けられているが、これに限定されず、1つの流路に対して複数設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、外側リブは流路と軸方向に重なる位置に設けられているが、これに限定されず、内側リブと軸方向に重なる位置に追加して設けられていてもよい。
10 電動機
11 シャフト
12 ロータ
13 ステータ
20 ハウジング
21 内筒
22 外筒
30 冷却水流路
31 第1流路
32 第2流路
33 第3流路
34 第4流路
35 連通路
41 第1内側リブ
42 第2内側リブ
43 第3内側リブ
45 外側リブ

Claims (2)

  1. シャフトと、
    前記シャフトに設けられるロータと、
    前記ロータの外周側に設けられるステータと、
    前記ステータを保持するハウジングと、を備える電動機において、
    前記ハウジングは、
    前記ステータを保持する内筒と、
    前記内筒の外周側に設けられ、前記内筒との間に冷却水を流す冷却水流路を形成する外筒と、を有し、
    前記冷却水流路内に、前記内筒と前記外筒を径方向に連結し周方向に延びる複数の内側リブが、軸方向に並んで設けられ、
    前記冷却水流路は、前記複数の内側リブにより複数の流路に分割され、
    前記外筒の外周面の前記複数の流路と軸方向に重なる位置に、径方向外側に突出し周方向に延びる外側リブがそれぞれ設けられ
    前記内筒、前記外筒、前記内側リブ、及び前記外側リブが一体に形成されていることを特徴とする電動機。
  2. 前記外側リブは、前記複数の流路の軸方向中心と軸方向に重なる位置にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1に記載の電動機。
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