JP6112610B2 - ラベル取付装置及びラベル取付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブルにラベルを取り付けるラベル取付装置及びラベル取付方法に関する。
一般家庭や企業のオフィスでは、ルーター、ハブなどのネットワーク装置をケーブルで相互に接続して、同じ建物の中にあるコンピュータや通信機器、プリンタなどを接続し、データをやり取りするローカル・エリア・ネットワーク(LAN;Local Area Network)と呼ばれるコンピュータネットワークを構築することがある。例えば、ルーターは物理インターフェースとして複数のポートを備え、各ポートの番号(ポート番号)と接続先の端末の識別情報とを対応付けたルート情報を記憶する。そして、上流ネットワーク装置から通信データを受信した場合には、その通信データに付与された宛先端末の識別情報と記憶したルート情報とを突き合わせてポートを選択し、そのポートを介して宛先端末へ通信データを送信することでデータ中継を実現している。
このようなコンピュータネットワークにおいて、ネットワークの保守や修理のためにネットワーク装置を交換する場合には、交換前のネットワーク装置から全てのケーブルを取り外して新しいネットワーク装置に付け直す必要がある。新しいネットワーク装置にケーブルを付け直すときに、ケーブルを誤ったポートに接続する可能性がある。そこで、従来においては、ケーブルの誤接続を防止するために、ケーブル敷設時や、ネットワーク装置からケーブルを取り外す時に、ポート番号を記載したラベル又はラベル貼付具をケーブル又はコネクタ毎に貼り付けていた(例えば、特許文献1、2参照)。これにより、ケーブル又はコネクタに貼り付けたラベル又はラベル貼付具に記載されたポート番号と、新しいネットワーク装置に付されたポート番号と、を一致させて、ケーブルを正しいポートに接続するのに役立つ。
特開平7−170622号公報 特開平5−42922号公報
以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。なお、上記先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。
しかしながら、ラベル又はラベル貼付具に記載されたポート番号、及び、ネットワーク装置に付されたポート番号を、作業者が目視により確認するので、ポート番号を読み間違える可能性がある。また、ポート番号を記載したラベル又はラベル貼付具をケーブル又はコネクタに貼り付けるときに、間違ったラベル又はラベル貼付具をケーブル又はコネクタに貼り付けてしまう可能性もある。このようなポート番号の読み間違えや、間違ったラベル又はラベル貼付具の貼付により、ケーブルを誤接続する可能性があった。
また、ネットワーク装置の高性能化に伴い、1つのネットワーク装置に接続可能なケーブルの本数が増えてきているため、ラベル又はラベル貼付具をケーブル又はコネクタ毎に貼り付けたのでは、貼付作業をするときに膨大な時間を要する。さらに、数十本以上のケーブルを取り外して再接続する場合、再接続時にケーブルを誤接続する可能性が高くなる。
本発明の主な課題は、電子装置に接続可能なケーブルの本数が増えても、ラベルの取付作業を迅速に行うことができ、かつ、ケーブルの誤接続を防止するのに貢献できるラベル取付装置及びラベル取付方法を提供することである。
本発明の第1の視点においては、ラベル取付装置において、複数の溝部が並列して形成された第1面を有する台部材と、前記第1面と対向する第2面を有する押付部材と、を備え、前記複数の溝部は、並列に配された複数のケーブルを、前記第1面の表面に配された第1ラベルシートを介して挿入することができるように構成され、前記押付部材は、前記第2面の表面に配された第2ラベルシートを前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとの間に前記複数のケーブルを挟み込んだ状態で前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとを接着することができるように構成されることを特徴とする。
本発明の第2の視点においては、ラベル取付装置において、複数の溝部が並列して形成された第1面を有する台部材と、前記第1面と対向する第2面を有する押付部材と、を備え、前記複数の溝部は、並列に配された複数のケーブルを、前記第1面の表面に配された第1ラベルシートを介して挿入することができるように構成され、前記押付部材は、前記第2面の表面に配された第2ラベルシートを前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとの間に前記複数のケーブルを挟み込んだ状態で前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとを接着することができるように構成され、前記台部材は、側端面に複数の窪み部を有し、前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記複数の窪み部に挿入される複数の足部を有することを特徴とする。
本発明の第3の視点においては、ラベル取付装置において、複数の溝部が並列して形成された第1面を有する台部材と、前記第1面と対向する第2面を有する押付部材と、を備え、前記複数の溝部は、並列に配された複数のケーブルを、前記第1面の表面に配された第1ラベルシートを介して挿入することができるように構成され、前記押付部材は、前記第2面の表面に配された第2ラベルシートを前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとの間に前記複数のケーブルを挟み込んだ状態で前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとを接着することができるように構成され、前記複数のケーブルは、それぞれ電子装置のポートに電気的かつ機械的に接続可能なコネクタを有し、前記コネクタは、前記ポートに引っ掛かることが可能な爪部を有し、前記台部材は、前記複数のケーブルに係る全ての前記コネクタの本体を支持するためのコネクタ支持部を有し、前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記複数のケーブルに係る全ての前記コネクタの前記爪部を前記コネクタの本体側に押し付けて、前記コネクタを前記ポートから引き抜くことができるようにするための押付部を有することを特徴とする。
本発明の第4の視点においては、ラベル取付装置において、複数の溝部が並列して形成された第1面を有する台部材と、前記第1面と対向する第2面を有する押付部材と、を備え、前記複数の溝部は、並列に配された複数のケーブルを、前記第1面の表面に配された第1ラベルシートを介して挿入することができるように構成され、前記押付部材は、前記第2面の表面に配された第2ラベルシートを前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとの間に前記複数のケーブルを挟み込んだ状態で前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとを接着することができるように構成され、前記台部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとが接着した領域に複数の凹部を有し、前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとが接着した部分を前記複数の凹部に押し込む複数の押込部を有することを特徴とする。
本発明の第5の視点においては、ラベル取付方法において、複数の溝部が並列して形成された第1面を有する台部材の前記第1面の表面に第1ラベルシートを配置する工程と、前記第1面と対向する第2面を有する押付部材の前記第2面の表面に第2ラベルシートを配置する工程と、並列に配された複数のケーブルを、前記第1ラベルシートを介して前記複数の溝部に挿入する工程と、前記台部材に対して前記押付部材を押し付けることによって、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとの間に前記複数のケーブルを挟み込んだ状態で前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとを接着する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の第6の視点においては、ラベル取付方法において、複数の溝部が並列して形成された第1面を有する台部材の前記第1面の表面に第1ラベルシートを配置する工程と、前記第1面と対向する第2面を有する押付部材の前記第2面の表面に第2ラベルシートを配置する工程と、並列に配された複数のケーブルを、前記第1ラベルシートを介して前記複数の溝部に挿入する工程と、前記台部材に対して前記押付部材を押し付けることによって、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとの間に前記複数のケーブルを挟み込んだ状態で前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとを接着する工程と、を含み、前記台部材は、側端面に複数の窪み部を有し、前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記複数の窪み部に挿入される複数の足部を有することを特徴とする。
本発明によれば、電子装置に接続可能なケーブルの本数が増えても、ラベルの取付作業を迅速に行うことができ、かつ、ケーブルの誤接続を防止することができる。
本発明の実施形態1に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けるラベル取付方法の工程を模式的に示した斜視図である。 本発明の実施形態2に係るラベル取付装置の構成を模式的に示した(A)斜視図、(B)右側面図である。 本発明の実施形態2に係るラベル取付装置の構成を模式的に示した(A)押付部材の平面図、(B)台部材の底面図、(C)正面図である。 本発明の実施形態2に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けるラベル取付方法を模式的に示した工程断面図である。 本発明の実施形態2に係るラベル取付装置を用いて電子装置のポートからケーブルのコネクタを引き抜く際の動作を模式的に示した拡大断面図である。 本発明の実施形態2に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けた状態を模式的に示した斜視図である。 本発明の実施形態2に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けるラベル取付方法の工程を模式的に示したフローチャート図である。 本発明の実施形態3に係るラベル取付装置の構成を模式的に示した(A)斜視図、(B)右側面図である。 本発明の実施形態3に係るラベル取付装置の構成を模式的に示した(A)押付部材の平面図、(B)台部材の底面図、(C)正面図である。 本発明の実施形態3に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けるラベル取付方法を模式的に示した工程断面図である。 本発明の実施形態3に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けた状態を模式的に示した斜視図である。 本発明の実施形態3に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けるラベル取付方法の工程を模式的に示したフローチャート図である。 本発明の実施形態4に係るラベル取付装置における台部材の溝部の構成を模式的に示した部分拡大正面図であり、(A)第1例、(B)第2例である。 本発明の実施形態5に係るラベル取付装置における押付部材の溝部の構成を模式的に示した拡大正面図であり、(A)第1例、(B)第2例である。 本発明の実施形態6に係るラベル取付装置における押付部材の第2面の構成を模式的に示した拡大正面図であり、(A)第1例、(B)第2例である。 本発明の実施形態7に係るラベル取付装置の構成を模式的に示した部分拡大正面図であり、(A)第1例、(B)第2例である。
[実施形態1]
本発明の実施形態1に係るラベル取付装置について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けるラベル取付方法の工程を模式的に示した斜視図である。
ラベル取付装置10は、複数の溝部21が並列して形成された第1面(図1の上側の面)を有する台部材20と、前記第1面と対向する第2面(図1の下側の面)を有する押付部材30と、を備える(図1(A)参照)。複数の溝部21は、並列に配された複数のケーブル100を、前記第1面の表面に配された第1ラベルシート40を介して挿入することができるように構成されている(図1(B)参照)。押付部材30は、前記第2面の表面に配された第2ラベルシート50を台部材20に対して押し付けたときに、第1ラベルシート40と第2ラベルシート50との間に複数のケーブル100を挟み込んだ状態で第1ラベルシート40と第2ラベルシート50とを接着することができるように構成されている(図1(C)参照)。
なお、ケーブル100は、一端にコネクタ110を有する。コネクタ110は、電子機器200のポート201(図1ではP1〜P4)に電気的かつ機械的に接続可能である。なお、電子装置200は、ルーター及びハブ等のネットワーク装置に限定されるものではなく、複数のケーブル100が接続される装置(例えば、パーソナルコンピュータ、IT機器、通信機器、電源タップなど)であってもよい。また、ケーブル100は、ネットワーク装置間を接続するネットワークケーブルに限定されるものではなく、モジュラケーブル、電源コード、同軸ケーブル等も適用可能である。
また、第1ラベルシート40及び第2ラベルシート50には、記号、文字等の識別情報を予め付したものを用いることができ、無地で識別情報を書き込めるものを用いてもよい。第1ラベルシート40及び第2ラベルシート50の一方又は両方は、互いに接合する側の面が接着面となっているものを用いることができる。
以上のようなラベル取付装置10は、以下のようにして用いられる。まず、台部材20の前記第1面の表面に第1ラベルシート40を配置し、押付部材30の前記第2面の表面に第2ラベルシート50を配置する(図1(A)参照)。次に、並列に配された複数のケーブル100を、第1ラベルシート40を介して複数の溝部21に挿入し、台部材20に対して押付部材30を押し付けることによって、第1ラベルシート40と第2ラベルシート50との間に複数のケーブル100を挟み込んだ状態で第1ラベルシート40と第2ラベルシート50とを接着する(図1(B)参照)。最後に、台部材20に対する押付部材30の押し付けを解除して、第1ラベルシート40及び第2ラベルシート50から台部材20及び押付部材30を外す(図1(C)参照)
なお、ラベル取付装置10は、複数のケーブル100を識別用のラベルシート40、50を取り付ける目的だけでなく、複数のケーブル100の位置関係を維持することのみを目的に用いることもできる。例えば、電子装置200からケーブル100を取り外す際に、ラベルシート40、50を用いないで複数のケーブル100をラベル取付装置10で挟み込んだ状態でケーブル100を交換前の電子装置200から新しい電子装置200へ付け替えるために用いることができる。その際には、ケーブル100にラベルを付与しなくともケーブル100の位置関係が明確になる。
実施形態1によれば、複数のケーブル100が電子機器200に接続されて並列に配された状態でまとめてラベル(第1ラベルシート40及び第2ラベルシート50)を取り付けることができるので、電子装置200に接続可能なケーブル100の本数が増えても、ラベル(第1ラベルシート40及び第2ラベルシート50)の取付作業を迅速に行うことができ、かつ、ケーブル100の誤接続を防止することができる。
[実施形態2]
本発明の実施形態2に係るラベル取付装置について、図面を用いて説明する。図2は、本発明の実施形態2に係るラベル取付装置の構成を模式的に示した(A)斜視図、(B)右側面図である。図3は、本発明の実施形態2に係るラベル取付装置の構成を模式的に示した(A)押付部材の平面図、(B)台部材の底面図、(C)正面図である。
実施形態2は、実施形態1の変形例であり、実施形態1に係るラベル取付装置(図1(A)の10)の構成に、台部材20と押付部材30との間の位置合わせ機能と、台部材20に第1ラベルシート(図1の40に相当)を固定する機能と、押付部材30に第2ラベルシート50を固定する機能と、電子装置(図1の200に相当)から複数のコネクタ110をまとめて引き抜ける機能と、を追加したものである。
ラベル取付装置10は、複数のケーブル(図1の100に相当)をまとめてラベル(図1の第1ラベルシート40及び第2ラベルシート50に相当)を取り付ける装置(器具)である(図2、図3参照)。ラベル取付装置10は、台部材20と、押付部材30と、を有する。
台部材20は、押付部材30(第2面)と対向する第1面において、並列に配された複数のケーブル(図1の100に相当)を挿入することが可能な複数の溝部21を有する。複数の溝部21は、並列に配されている。台部材20は、第1面の表面に、複数の溝部21の全てを覆うようにして第1ラベルシート(図1の40に相当)を配置して用いられる。複数の溝部21は、第1ラベルシート40を介して複数のケーブル100が挿入できるように構成されている。なお、溝部21の表面にゴムなどの弾性部材を形成して、ケーブル100が傷つくことを防止するようにしてもよい。
台部材20は、台部材20と押付部材30との間の位置合わせを行うための機能部として、両側面に配された端面に複数の窪み部23を有する。窪み部23には、対応する押付部材30の足部31が差し込まれる。複数(図2では4個)の窪み部23に、対応する複数(図2では4個)の足部31が差し込まれることによって、台部材20と押付部材30との間の位置合わせ(溝部21と溝部38との間の位置合わせ)を行うことができる。
台部材20は、台部材20に第1ラベルシート(図1の40に相当)を固定するための機能部として、両側面に配された端面(窪み部23を除く側端)に複数(図2では2個)の突起部24を有する。突起部24には、第1ラベルシート40の穴部(予め形成した穴部、突起部24を押し込んで形成した穴部)に差し込まれる。複数の突起部24が、対応する第1ラベルシート40の複数の穴部に差し込まれることによって、台部材20に第1ラベルシート40を固定することができる。
台部材20は、電子装置200の複数のポート201から複数のコネクタ110をまとめて引き抜くための機能部として、背面に配された端面に取り付けられたコネクタ支持部25を有する。コネクタ支持部25は、電子機器200の複数のポート201に接続された複数のケーブル100のコネクタ110の本体をまとめて支持する。コネクタ支持部25に支持された複数のコネクタ110の爪部111をまとめて押付部材30の押付部33で押し付けることで、電子装置200の複数のポート201から複数のコネクタ110をまとめて引き抜くことができる。
押付部材30は、第1ラベルシート40と第2ラベルシート50との間にケーブル100を配置した状態で、台部材20に向けて押し付けるようにして用いられる。押付部材30は、台部材20(第1面)と対向する第2面において、並列に配された複数のケーブル100を挿入することが可能な複数の溝部38を有する。複数の溝部38は、並列に配されている。押付部材30は、第2面の表面に、複数の溝部38の全てを覆うようにして第2ラベルシート(図1の50に相当)を配置して用いられる。複数の溝部38は、第2ラベルシート50を介して複数のケーブル100が挿入できるように構成されている。なお、溝部38の表面にゴムなどの弾性部材を形成して、ケーブル100が傷つくことを防止するようにしてもよい。また、隣り合う溝部38間の間隔は、ケーブル100の径などに応じて適宜変更可能である。
押付部材30は、台部材20と押付部材30との間の位置合わせを行うための機能部として、第2面から下側に延在した複数の足部31を有する。足部31は、対応する台部材20の窪み部23に差し込まれる。複数(図2では4個)の足部31が、対応する複数(図2では4個)の窪み部23に差し込まれることによって、台部材20と押付部材30との間の位置合わせ(溝部21と溝部38との間の位置合わせ)を行うことができる。なお、足部31は、窪み部23への差し込みが容易になるように、先端に行くにしたがい細くなるテーパ形状に形成することが望ましい。
押付部材30は、押付部材30に第2ラベルシート(図1の50に相当)を固定するための機能部として、両側面に配された端面(窪み部23を除く側端)に複数(図2では2個)の突起部32を有する。突起部32には、第2ラベルシート50の穴部(予め形成した穴部、突起部32を押し込んで形成した穴部)に差し込まれる。複数の突起部32が、対応する第2ラベルシート50の複数の穴部に差し込まれることによって、押付部材30に第2ラベルシート50を固定することができる。
押付部材30は、電子装置200の複数のポート201から複数のコネクタ110をまとめて引き抜くための機能部として、背面に配された端面に取り付けられた押付部33を有する。押付部33は、電子機器200の複数のポート201に接続された複数のケーブル100のコネクタ110の爪部111をまとめてコネクタ110の本体側に押し付けて、ポート201の突起部202に対する爪部111の引掛部112の引っ掛かりを解除する。コネクタ支持部25に支持された複数のコネクタ110の爪部111をまとめて押付部材30の押付部33で押し付けることで、電子装置200の複数のポート201から複数のコネクタ110をまとめて引き抜くことができる。
なお、コネクタ110は、爪部111を有する。爪部111は、ポート201内の突起部202に引っ掛かることが可能な引掛部112を有する。コネクタ110の爪部111は、自由状態において先端がコネクタ110の本体から離れる方向に跳ね上がるようになっている。
また、ラベルシート40、50は、互いに対向する面に粘着剤が塗布された接着面を有するシートである。第1ラベルシート40には穴部が設けられ、該穴部に台部材20の突起部24を差し込むようにして第1ラベルシート40が台部材20に固定される。また、第2ラベルシート50にも穴部が設けられ、該穴部に押付部材30の突起部32を差し込むようにしてラベルシート50が押付部材30に固定される。なお、接着面は、ラベルシート40、50の一方にあればよく、両方にあってもよい。
次に、本発明の実施形態2に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けるラベル取付方法について、図面を用いて説明する。図4は、本発明の実施形態2に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けるラベル取付方法を模式的に示した工程断面図である。図5は、本発明の実施形態2に係るラベル取付装置を用いて電子装置のポートからケーブルのコネクタを引き抜く際の動作を模式的に示した拡大断面図である。図6は、本発明の実施形態2に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けた状態を模式的に示した斜視図である。図7は、本発明の実施形態2に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けるラベル取付方法の工程を模式的に示したフローチャート図である。
準備として、所定数のケーブル100に対応するポート番号等の識別情報を書き込んだ第1ラベルシート40又は/及び第2ラベルシート50を用意しておく。
まず、第1面の表面に第1ラベルシート40が配置されるようにして第1ラベルシート40を台部材20に取り付け、第2面の表面に第2ラベルシート50が配置されるようにして第2ラベルシート50を押付部材30に取り付ける(ステップA1;図4(A)、図7参照)。
次に、電子装置200に接続された複数のコネクタ110の本体の下側に台部材20のコネクタ支持部25を差し込むようにして、台部材20をコネクタ110近傍の下に設置する(ステップA2;図7参照)。
次に、複数のケーブル100の位置関係が維持されるように(複数のケーブル100が交差しないように)、台部材20の複数の溝部21に、第1ラベルシート40を介して、電子装置(図1の200に相当)のポート201に接続された複数のケーブル100を挿入する(ステップA3;図4(B)、図7参照)。
次に、台部材20を押付部材30に押し付けることで、押付部材30の押付部33でコネクタ110の爪部111をコネクタ110の本体側に押し付け、かつ、押付部材30の足部31を台部材20の窪み部23に差し込まれるようにして、第1ラベルシート40と第2ラベルシート50との間に複数のケーブル100を挟み込んだ状態で第1ラベルシート40と第2ラベルシート50とを貼り合わせる(ステップA4;図4(C)、図7参照)。
ここで、ステップA4の前では、図5(A)に示すように、ケーブル100のコネクタ110は電子装置200のポート201に電気的かつ機械的に接続さており、コネクタ110の爪部111の引掛部112がポート201内の突起部202に引っ掛かって、ケーブル100のコネクタ110を電子装置200のポート201から抜き取れないようになっている。ステップA4の後では、図5(B)に示すように、コネクタ110をコネクタ支持部25と押付部33との間に挟み込まれて、ポート201内の突起部202に対する爪部111の引掛部112の引っ掛かりが解除されて、ケーブル100のコネクタ110を電子装置200のポート201から抜き出すことができる状態になる。
次に、台部材20及び押付部材30を電子装置200から離れる方向に移動させて、電子装置200のポート201から全てのコネクタ110を引き抜いて外す(ステップA5;図7参照)。
最後に、押付部材30の押し付けを解除し、台部材20及び押付部材30から、貼り合わさったラベルシート40、50を外す(ステップA6;図7参照)
なお、実施形態2に係るラベル取付装置10は、複数のケーブル100ラベルシート40、50を貼り合わせて電子装置200から複数のケーブル100を抜き取る場合だけでなく、単に電子装置200から複数のケーブル100を抜き取ることのみに用いることも可能である。
実施形態2によれば、ラベルシート40、50が貼り合わさった複数のケーブル100に対してラベルが一度に付与されるので、ラベルシート40、50を取り付ける作業の所要時間が短縮することが可能である。また、少なくとも1本のケーブル100について対応するポート201が識別可能であれば、他のケーブル100については位置関係で対応するポート201が明確になるので、誤った接続を発生させる可能性が減少する。
[実施形態3]
本発明の実施形態3に係るラベル取付装置について、図面を用いて説明する。図8は、本発明の実施形態3に係るラベル取付装置の構成を模式的に示した(A)斜視図、(B)右側面図である。図9は、本発明の実施形態3に係るラベル取付装置の構成を模式的に示した(A)押付部材の平面図、(B)台部材の底面図、(C)正面図である。
実施形態3は、実施形態2の変形例であり、実施形態2に係るラベル取付装置(図2、図3の10)の構成に、ラベルシート40、50を貼り合わせた部分でケーブル100ごとに切断(裁断、切込)する機能と、貼り合わせるときの第1ラベルシート40及び第2ラベルシート50の位置決めする機能と、を追加したものである。
台部材20は、第1面における隣り合う溝部21間の領域に刃受部26を有する。刃受部26は、第1面から凹んだ形状となっており、刃部34と対応するように形成されている。押付部材30は、第2面における隣り合う溝部38間の領域に刃部34を有する。刃部34は、第2面から台部材20側に突出した形状となっており、刃受部26に対応するように形成されている。このように構成することで、押付部材30を台部材20に押し付けたときに、刃受部26のエッジと刃部34のエッジとの間の剪断応力によってラベルシート40、50を切断することができる。
台部材20は、第1面における隣り合う溝部21間の領域に凹部27を有する。押付部材30は、第2面における隣り合う溝部38間の領域にピン部35を有する。ピン部35は、押付部材30を台部材20に押し付けたときに、凹部27に挿入するように形成されている。凹部27及びピン部35は、刃受部26及び刃部34の近傍に設けることが望ましい。このように構成することで、押付部材30を台部材20に押し付けたときに、ラベルシート40、50の位置ずれを抑えることができる。特に、刃受部26と刃部34によってラベルシート40、50を切断するときのラベルシート40、50の位置ずれを抑えることができる。
その他の構成は、実施形態2の構成と同様である。
次に、本発明の実施形態3に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けるラベル取付方法について、図面を用いて説明する。図10は、本発明の実施形態3に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けるラベル取付方法を模式的に示した工程断面図である。図11は、本発明の実施形態3に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けた状態を模式的に示した斜視図である。図12は、本発明の実施形態3に係るラベル取付装置を用いてケーブルにラベルを取り付けるラベル取付方法の工程を模式的に示したフローチャート図である。
まず、第1面の表面に第1ラベルシート40が配置されるようにして第1ラベルシート40を台部材20に取り付け、第2面の表面に第2ラベルシート50が配置されるようにして第2ラベルシート50を押付部材30に取り付ける(ステップB1;図10(A)、図12参照)。
次に、電子装置200に接続された複数のコネクタ110の本体の下側に台部材20のコネクタ支持部25を差し込むようにして、台部材20をコネクタ110近傍の下に設置する(ステップB2;図12参照)。
次に、複数のケーブル100の位置関係が維持されるように(複数のケーブル100が交差しないように)、台部材20の複数の溝部21に、第1ラベルシート40を介して、電子装置(図1の200に相当)のポート201に接続された複数のケーブル100を挿入する(ステップB3;図10(B)、図12参照)。
次に、台部材20を押付部材30に押し付けることで、押付部材30の押付部33でコネクタ110の爪部111をコネクタ110の本体側に押し付け、かつ、押付部材30の足部31を台部材20の窪み部23に差し込み、かつ、押付部材30の刃部34を台部材20の刃受部26に挿入し、かつ、押付部材30のピン部35を台部材20の凹部27に挿入するようにして、第1ラベルシート40と第2ラベルシート50との間に複数のケーブル100を挟み込んだ状態で第1ラベルシート40と第2ラベルシート50とを貼り合わせ、複数のケーブル100間の領域で貼り合わさった第1ラベルシート40及び第2ラベルシート50を切断する(ステップB4;図10(C)、図12参照)。
次に、台部材20及び押付部材30を電子装置200から離れる方向に移動させて、電子装置200のポート201から全てのコネクタ110を引き抜いて外す(ステップB5;図12参照)。
最後に、押付部材30の押し付けを解除し、台部材20及び押付部材30から、貼り合わさったラベルシート40、50を外す(ステップB6;図12参照)
実施形態3によれば、実施形態2と同様な効果を奏するとともに、容易にケーブル100ごとにラベルシート40、50を分離することができる。
[実施形態4]
本発明の実施形態4に係るラベル取付装置について、図面を用いて説明する。図13は、本発明の実施形態4に係るラベル取付装置における台部材の溝部の構成を模式的に示した部分拡大正面図であり、(A)第1例、(B)第2例である。
実施形態4は、実施形態1の変形例であり、台部材20における溝部21X、21Yの深さ及び幅を変更したものである。例えば、図13(A)に示すように半円筒型の溝部21Xであってもよいし、図13(B)に示すように角柱型の溝部21Yであってもよい。実施形態4によれば、実施形態1と同様な効果を奏する。
[実施形態5]
本発明の実施形態5に係るラベル取付装置について、図面を用いて説明する。図14は、本発明の実施形態5に係るラベル取付装置における押付部材の溝部の構成を模式的に示した拡大正面図であり、(A)第1例、(B)第2例である。
実施形態5は、実施形態1の変形例であり、押付部材30における溝部38の深さ及び幅を変更したものである。例えば、図14(A)に示すように溝部21と同様な半円筒型の溝部38Xとすることができ、図14(B)に示すように角柱型の溝部38Yであってもよい。また、溝部21と溝部38Yとは、同じ深さであっても、異なる深さであってもよく、適宜調整可能なものとしてもよい。深さを調整する手段として、台部材20と押付部材30との間にシート部材28を介在させることもできる。実施形態5によれば、実施形態1と同様な効果を奏する。
[実施形態6]
本発明の実施形態6に係るラベル取付装置について、図面を用いて説明する。図15は、本発明の実施形態6に係るラベル取付装置における押付部材の第2面の構成を模式的に示した拡大正面図であり、(A)第1例、(B)第2例である。
実施形態6は、実施形態1の変形例であり、押付部材30の第2面の一部又は全部の表面に弾性シート37X、37Yを接合したものである。例えば、図15(A)に示すように押付部材30の第2面における溝部38を除く領域のみに弾性シート37Xを接合してもよく、図15(B)に示すように押付部材30の溝部38を含む第2面の全面に弾性シート37Yを配してもよい。実施形態6によれば、実施形態1と同様な効果を奏するとともに、第1ラベルシート40と第2ラベルシート50とを貼り合わせたときにケーブル100の近傍で発生する隙間を小さくすることができる。
[実施形態7]
本発明の実施形態7に係るラベル取付装置について、図面を用いて説明する。図16は、本発明の実施形態7に係るラベル取付装置の構成を模式的に示した部分拡大正面図であり、(A)第1例、(B)第2例である。
実施形態7は、実施形態1の変形例であり、台部材20と押付部材30とを回動自在に連結するヒンジ機構60X、60Yを設けたものである。例えば、図16(A)に示すように台部材20と押付部材30とを常時連結するヒンジ機構60Xとすることができ、図16(B)に示すように台部材20と押付部材30とを分離可能なヒンジ機構60Yとすることができる。実施形態7によれば、実施形態1と同様な効果を奏するとともに、ラベル取付装置を取扱い易くすることができる。
なお、本出願において図面参照符号を付している場合は、それらは、専ら理解を助けるためのものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
(付記)
本発明の第1の視点においては、ラベル取付装置において、複数の溝部が並列して形成された第1面を有する台部材と、前記第1面と対向する第2面を有する押付部材と、を備え、前記複数の溝部は、並列に配された複数のケーブルを、前記第1面の表面に配された第1ラベルシートを介して挿入することができるように構成され、前記押付部材は、前記第2面の表面に配された第2ラベルシートを前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとの間に前記複数のケーブルを挟み込んだ状態で前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとを接着することができるように構成されることを特徴とする。
本発明の前記ラベル取付装置において、前記台部材及び前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1面における前記複数の溝部間の領域にて前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとが接着できるように構成されることが好ましい。
本発明の前記ラベル取付装置において、前記押付部材は、前記第2面にて前記台部材の前記複数の溝部に対応する複数の他の溝部を有することが好ましい。
本発明の前記ラベル取付装置において、前記台部材は、側端面に複数の窪み部を有し、前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記複数の窪み部に挿入される複数の足部を有することが好ましい。
本発明の前記ラベル取付装置において、前記台部材は、側端面に前記第1ラベルシートを前記台部材に固定するための複数の突起部を有し、前記押付部材は、側端面に前記第2ラベルシートを前記押付部材に固定するための複数の他の突起部を有することが好ましい。
本発明の前記ラベル取付装置において、前記複数のケーブルは、それぞれ電子装置のポートに電気的かつ機械的に接続可能なコネクタを有し、前記コネクタは、前記ポートに引っ掛かることが可能な爪部を有し、前記台部材は、前記複数のケーブルに係る全ての前記コネクタの本体を支持するためのコネクタ支持部を有し、前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記複数のケーブルに係る全ての前記コネクタの前記爪部を前記前記コネクタの本体側に押し付けて、前記コネクタを前記ポートから引き抜くことができるようにするための押付部を有することが好ましい。
本発明の前記ラベル取付装置において、前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記台部材との相互作用によって前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとが接着した部分を裁断する1又は複数の刃部を有することが好ましい。
本発明の前記ラベル取付装置において、前記台部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとが接着した領域に複数の凹部を有し、前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとが接着した部分を前記複数の凹部に押し込む複数の押込部を有することが好ましい。
本発明の前記ラベル取付装置において、前記第1面及び前記第2面の一方又は両方の表面に弾性シートを有することが好ましい。
本発明の前記ラベル取付装置において、前記台部材と前記押付部材とを回動自在に連結するヒンジ機構を有することが好ましい。
本発明の前記ラベル取付装置において、前記ヒンジ機構は、前記台部材と前記押付部材とを分離可能に構成されることが好ましい。
本発明の前記ラベル取付装置において、前記ラベルシートは、前記複数のケーブルの接続先を識別する情報が書き込み可能であることが好ましい。
本発明の前記ラベル取付装置において、前記ラベルシートは、前記複数のケーブルの接続先を識別する情報が予め印刷されていることが好ましい。
本発明の第2の視点においては、ラベル取付方法において、複数の溝部が並列して形成された第1面を有する台部材の前記第1面の表面に第1ラベルシートを配置する工程と、前記第1面と対向する第2面を有する押付部材の前記第2面の表面に第2ラベルシートを配置する工程と、並列に配された複数のケーブルを、前記第1ラベルシートを介して前記複数の溝部に挿入する工程と、前記台部材に対して前記押付部材を押し付けることによって、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとの間に前記複数のケーブルを挟み込んだ状態で前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとを接着する工程と、を含むことを特徴とする。
なお、本発明の全開示(特許請求の範囲及び図面を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲及び図面を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。また、本願に記載の数値及び数値範囲については、明記がなくともその任意の中間値、下位数値、及び、小範囲が記載されているものとみなされる。
10 ラベル取付装置
20 台部材
21、21X、21Y 溝部
23 窪み部
24 突起部
25 コネクタ支持部
26 刃受部
27 凹部
28 シート部材
30 押付部材
31 足部
32 突起部(他の突起部)
33 押付部
34 刃部
35 ピン部
37X、37Y 弾性シート
38、38X、38Y 溝部(他の溝部)
40 第1ラベルシート
50 第2ラベルシート
60X、60Y ヒンジ機構
100 ケーブル
110 コネクタ
111 爪部
112 引掛部
200 電子装置
201 ポート
202 突起部

Claims (9)

  1. 複数の溝部が並列して形成された第1面を有する台部材と、
    前記第1面と対向する第2面を有する押付部材と、
    を備え、
    前記複数の溝部は、並列に配された複数のケーブルを、前記第1面の表面に配された第1ラベルシートを介して挿入することができるように構成され、
    前記押付部材は、前記第2面の表面に配された第2ラベルシートを前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとの間に前記複数のケーブルを挟み込んだ状態で前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとを接着することができるように構成され
    前記台部材は、側端面に複数の窪み部を有し、
    前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記複数の窪み部に挿入される複数の足部を有することを特徴とするラベル取付装置。
  2. 複数の溝部が並列して形成された第1面を有する台部材と、
    前記第1面と対向する第2面を有する押付部材と、
    を備え、
    前記複数の溝部は、並列に配された複数のケーブルを、前記第1面の表面に配された第1ラベルシートを介して挿入することができるように構成され、
    前記押付部材は、前記第2面の表面に配された第2ラベルシートを前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとの間に前記複数のケーブルを挟み込んだ状態で前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとを接着することができるように構成され、
    前記複数のケーブルは、それぞれ電子装置のポートに電気的かつ機械的に接続可能なコネクタを有し、
    前記コネクタは、前記ポートに引っ掛かることが可能な爪部を有し、
    前記台部材は、前記複数のケーブルに係る全ての前記コネクタの本体を支持するためのコネクタ支持部を有し、
    前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記複数のケーブルに係る全ての前記コネクタの前記爪部を前記コネクタの本体側に押し付けて、前記コネクタを前記ポートから引き抜くことができるようにするための押付部を有することを特徴とするラベル取付装置。
  3. 複数の溝部が並列して形成された第1面を有する台部材と、
    前記第1面と対向する第2面を有する押付部材と、
    を備え、
    前記複数の溝部は、並列に配された複数のケーブルを、前記第1面の表面に配された第1ラベルシートを介して挿入することができるように構成され、
    前記押付部材は、前記第2面の表面に配された第2ラベルシートを前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとの間に前記複数のケーブルを挟み込んだ状態で前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとを接着することができるように構成され、
    前記台部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとが接着した領域に複数の凹部を有し、
    前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとが接着した部分を前記複数の凹部に押し込む複数の押込部を有することを特徴とするラベル取付装置。
  4. 前記台部材及び前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記第1面における前記複数の溝部間の領域にて前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとが接着できるように構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のラベル取付装置。
  5. 前記押付部材は、前記第2面にて前記台部材の前記複数の溝部に対応する複数の他の溝部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のラベル取付装置。
  6. 前記台部材は、側端面に前記第1ラベルシートを前記台部材に固定するための複数の突起部を有し、
    前記押付部材は、側端面に前記第2ラベルシートを前記押付部材に固定するための複数の他の突起部を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載のラベル取付装置。
  7. 前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記台部材との相互作用によって前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとが接着した部分を裁断する1又は複数の刃部を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載のラベル取付装置。
  8. 前記第1面及び前記第2面の一方又は両方の表面に弾性シートを有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載のラベル取付装置。
  9. 複数の溝部が並列して形成された第1面を有する台部材の前記第1面の表面に第1ラベルシートを配置する工程と、
    前記第1面と対向する第2面を有する押付部材の前記第2面の表面に第2ラベルシートを配置する工程と、
    並列に配された複数のケーブルを、前記第1ラベルシートを介して前記複数の溝部に挿入する工程と、
    前記台部材に対して前記押付部材を押し付けることによって、前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとの間に前記複数のケーブルを挟み込んだ状態で前記第1ラベルシートと前記第2ラベルシートとを接着する工程と、
    を含み、
    前記台部材は、側端面に複数の窪み部を有し、
    前記押付部材は、前記押付部材を前記台部材に対して押し付けたときに、前記複数の窪み部に挿入される複数の足部を有することを特徴とするラベル取付方法。
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