JP6112002B2 - 車両カウルサイド構造 - Google Patents

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本発明は、車両のカウルトップパネルの車幅方向外側に配置された車両側面に沿うカウルサイドパネルを含む車両カウルサイド構造に関するものである。
特許文献1には、自動車のカウル部構造が開示されている。この自動車のカウル部構造は、左右のフロントピラーと、左右のエプロンメンバと、カウルパネルとを備えている。カウルアッパパネルとエプロンメンバとの間には補強部材が配設されている。
特許文献1によれば、この補強部材により、カウルアッパパネルをエプロンメンバより上方にオフセットさせる場合の剛性を高めるとともに、振動や騒音に対する車体剛性、強度を高めることができるとしている。
特開2010−83321号公報
しかし特許文献1の構造は、車両前面衝突時に対する車体剛性を高めることや衝撃エネルギーを吸収させることについては何ら開示されていない。また、このカウルサイド部構造は、車両前方からの衝撃エネルギーを十分に吸収できず、多くの衝撃エネルギーを後方に伝達させる構造となっている。
この場合、車両前面衝突時に、カウルサイド部構造よりも後方に配置されたサイドボディや車室内側を構成する部材にまで変形が及んでしまう。このように乗員の存在する車室にまで変形が及ぶことは好ましくない。
本発明は、このような課題に鑑み、サイドボディや車室内側を構成する部材の変形量を軽減するとともに、乗員の安全性を向上させることが可能な車両カウルサイド構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両カウルサイド構造の代表的な構成は、車両のカウルトップパネルの車幅方向外側に配置された車両側面に沿うカウルサイドパネルを含む車両カウルサイド構造において、カウルサイドパネルの車幅方向外側に配置され車両側面に沿って車両前後方向に長尺なカウルサイドアウタメンバであって、上端部が車幅方向に屈曲しているカウルサイドアウタメンバと、カウルサイドアウタメンバの屈曲した上端部に載置され車幅方向内側の端部が下方に屈曲しカウルサイドパネルに固定されるカウルサイドリンフォースと、車両側面を構成しカウルサイドアウタメンバの後端が固定されるサイドボディアウタパネルと、カウルサイドリンフォースの後端が上方に屈曲することで形成される第1フランジと、カウルサイドアウタメンバの屈曲した上端部の後端が上方に屈曲することで形成される第2フランジとをさらに含み、第1フランジおよび第2フランジが、サイドボディアウタパネルの前方位置で重ね合わされ、平面視においてサイドボディアウタパネルとともに閉断面を構成していることを特徴とする。
上記構成によれば、カウルサイドリンフォースの第1フランジおよびカウルサイドアウタメンバの第2フランジが、サイドボディアウタパネルより車幅方向の前方位置で重ね合わされているため、車両カウルサイド構造の面剛性と強度が向上する。
また、車両前面衝突によってカウルサイドアウタメンバに対して前方から衝突エネルギーが伝わると、第1フランジおよび第2フランジを重ね合わせた部分と、その後方に存在する閉断面とによって衝撃エネルギーをしっかりと受け止める。同時に、第1フランジおよび第2フランジがなしている屈曲角度はより鋭角となるように変形する。
これにより、第1フランジおよび第2フランジを重ね合わせた部分より前方部分で衝撃エネルギーを吸収させ、後方へ伝わる衝撃エネルギーを抑えることが可能となるため、サイドボディや車室内側を構成する部材の変形量を軽減させるとともに、乗員の安全性を向上させることができる。
上記カウルサイドパネルの後端部は、車幅方向外側へ屈曲し第1フランジに重ね合わされているとよい。
かかる構成によれば、第2フランジに重ね合わされている第1フランジに対して、さらにカウルサイドパネルの後端部が屈曲して重ね合わされているため、車両カウルサイド構造の面剛性と強度がより向上する。また、車両前面衝突による衝撃エネルギーをよりしっかりと受け止め、重ね合わせた部分より前方でより多くの衝撃エネルギーを吸収させることができる。
また、車両カウルサイド構造が、カウルサイドアウタメンバの車幅方向内側に配置され車両前後方向に長尺なダッシュサイドフロントパネルであって、上端にて車幅方向外側に屈曲しカウルサイドアウタメンバに対して車幅方向内側から固定される屈曲部が形成されているダッシュサイドフロントパネルと、カウルサイドリンフォースに対してボルト締結によって固定されフロントフードを開閉するフードヒンジとをさらに備え、ダッシュサイドフロントパネルの屈曲部の後端が第2フランジの車両前後方向における近傍または前方に位置し、ダッシュサイドフロントパネルの屈曲部とカウルサイドアウタメンバの固定部分の後端が、フードヒンジの固定部分の車両前後方向における近傍または前方に位置するとよい。
かかる構成によれば、フードヒンジのボルト締結と、カウルサイドアウタメンバに対して車幅方向内側から固定される屈曲部を含むダッシュサイドフロントパネルとによって、第1フランジおよび第2フランジがなしている屈曲角度がより鋭角となるように変形することを妨げることなく、通常時の剛性および強度を向上させることができる。
本発明によれば、サイドボディや車室内側を構成する部材の変形量を軽減するとともに、乗員の安全性を向上させることが可能な車両カウルサイド構造を提供することができる。
車両カウルサイド構造の取付位置を示す斜視図である。 図1のフェンダーおよびフードを除去して車両カウルサイド構造を拡大した斜視図である。 図2の一部の要素を図示省略した斜視図である。 図2の一部の要素を図示省略して、第1フランジ周辺を拡大した斜視図である。 図4を上方から見た平面図である。 図2の車両カウルサイド構造の側面図である。 図6のA−A断面を示す斜視図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態にかかる車両カウルサイド構造100の取付位置を示す斜視図である。車両カウルサイド構造100は、車両102前部の車幅方向の両側に配置されていて、フェンダー104およびフード106などで覆われている。そのため、図1に示すように、通常は外部から視認不能となっている。なお、フェンダー104の内側にあるのは、サイドボディアウタパネル108である。
図2は、図1のフェンダー104およびフード106を除去して車両カウルサイド構造100を拡大した斜視図である。
図2に示すように、車両カウルサイド構造100は、車両のカウルトップパネル110の車幅方向外側に配置された車両側面に沿うカウルサイドパネル112を含む。
フードヒンジ118は、フード106を両側で支持するフード支持部材107を回動可能に固定していて、フロントフードを開閉する。なお、フードヒンジ118およびフード支持部材107は、図2にのみ図示し、後述する図3〜7では便宜上、省略する。
車両カウルサイド構造100はさらに、カウルサイドアウタメンバ114と、ダッシュサイドフロントパネル120とを含む。カウルサイドアウタメンバ114はカウルサイドパネル112の車幅方向外側に配置され車両側面に沿って車両前後方向に長尺な部材である。
ダッシュサイドフロントパネル120は、カウルサイドアウタメンバ114の車幅方向内側に配置され車両前後方向に長尺な部材である。カウルサイドアウタメンバ114の側面には、ダッシュサイドフロントパネル120との溶接点300が5箇所あり、それらが車両前後方向に並んでいる。なお図2では5箇所の溶接点のうち代表する1箇所だけに符号300を付している。
図3は、図2の一部の要素を図示省略した斜視図である。具体的には、フードヒンジ118と、フード支持部材107と、カウルサイドアウタメンバ114とを省略している。以下、図2および図3を参照しながら、車両カウルサイド構造100の各構成要素について説明する。
図2に示すカウルサイドアウタメンバ114の後端は、上下2つのボルト230,232によって、車両側面を構成するサイドボディアウタパネル108に固定されている。
本実施形態ではカウルサイドアウタメンバ114の上端部200は車幅方向外側に屈曲している。ただし、カウルサイドアウタメンバ114の上端部200は車幅方向内側に屈曲していてもよい。すなわち、上端部200は車幅方向に屈曲していればよい。
図2に示すように、車両カウルサイド構造100はさらに、カウルサイドリンフォース116を含む。カウルサイドリンフォース116は、カウルサイドアウタメンバ114の屈曲した上端部200に載置されている。そして図3に示すように、カウルサイドリンフォース116の車幅方向内側の端部130は下方に屈曲しカウルサイドパネル112に固定されている。
図2および図3に示すように、カウルサイドリンフォース116の後端は、上方に屈曲することで第1フランジ202を形成している。図2に示すように、カウルサイドアウタメンバ114の屈曲した上端部200の後端は、上方に屈曲することで第2フランジ204を形成している。
図2に示すように、第1フランジ202および第2フランジ204は、サイドボディアウタパネル108の前方位置で重ね合わされている。カウルサイドパネル112の後端部206は車幅方向外側へ屈曲し第1フランジ202に重ね合わされている。
このように、第1フランジ202と第2フランジ204と後端部206は、それぞれ少なくとも一部が重ね合わせられ、これらとサイドボディアウタパネル108との間には閉断面208(図5参照)が形成されている。また、第1フランジ202と第2フランジ204と後端部206は、平面視においてサイドボディアウタパネル108とともに閉断面208の一部(前面)を構成している。
図3に示すように、ダッシュサイドフロントパネル120は、上端にて車幅方向外側に屈曲しカウルサイドアウタメンバ114に対して車幅方向内側から固定される屈曲部210が形成されている。
図2に示すように、フードヒンジ118は、カウルサイドリンフォース116に対して車両前後方向に配置された2つのボルト222、224を締結することによって固定されている。
厳密には、カウルサイドリンフォース116の下面とカウルサイドアウタメンバ114の上端部200の間には、フードヒンジ118の下面に対応する部分だけ平板状のヒンジパッチ119が挟んである。このヒンジパッチ119を含めてフードヒンジ118とカウルサイドリンフォース116とを貫通する2つのボルト222、224を締結することによって、フードヒンジ118の固定状態を補強している。
なお、図3では、フードヒンジ118を省略しているため、カウルサイドリンフォース116の上面に設けられたボルト222、224用の穴226、228のみを図示している。
図3に示すダッシュサイドフロントパネル120の屈曲部210の後端は、第2フランジ204の車両前後方向における近傍または前方に位置している。またダッシュサイドフロントパネル120の屈曲部210とカウルサイドアウタメンバ114の固定部分の後端(本実施形態では最後部の溶接点300)は、フードヒンジ118の固定部分の車両前後方向における近傍または前方に位置している。
ここで、上記「固定部分の後端」とは、固定部分が車両前後方向に連続している場合の後端や、固定部分が車両前後方向に数箇所存在する場合の最も後方に位置する箇所の両方を含む意味で定義している。
図4は、図2の一部の要素を図示省略して、第1フランジ202周辺を拡大した斜視図である。図4では、閉断面208について、わかりやすく説明するために車両カウルサイド構造100の上部を省略している。図5は、図4を上方から見た平面図である。
図4に示すように、サイドボディアウタパネル108の内側には、フロントドアヒンジリンフォース122が設けられている。サイドボディアウタパネル108およびフロントドアヒンジリンフォース122は、それぞれ前方および後方において、車幅方向に段差部分216、217を形成するように屈曲している。
また、サイドボディアウタパネル108およびフロントドアヒンジリンフォース122は、前端および後端において互いに重ね合わされて固定されている。その結果、図5に示すように、サイドボディアウタパネル108およびフロントドアヒンジリンフォース122の間には、上下方向に長尺で薄い閉断面214が形成される。
図5に示すように、フロントドアヒンジリンフォース122の内側にはダッシュサイドパネル124が設けられている。ダッシュサイドパネル124は、前端および後端がサイドボディアウタパネル108またはフロントドアヒンジリンフォース122の前端および後端に重ね合わされている。その結果、閉断面214の内側に対して、さらに上下方向に長尺な閉断面218を形成している。
ダッシュパネル126の車幅方向外側の端部は車両前後方向の後方に屈曲していて、ダッシュサイドパネル124の前端の内面に対して重ね合わせて固定されている。
図4および図5に示すように、カウルサイドリンフォース116の第1フランジ202の両側が第2フランジ204および後端部206に重ね合わされていて、閉断面208の前面を構成している。なお、これらの重ね合わせは溶接によって固定されている。
また、カウルサイドアウタメンバ114の第2フランジ204からサイドボディアウタパネル108とのボルト締結部(ボルト230)まで延びている側面が閉断面208の車幅方向外側の面を構成している。
図4に示す、サイドボディアウタパネル108の車幅方向に沿う段差部分216が閉断面208の後面を構成している。サイドボディアウタパネル108の段差部分216からフランジ状に前方に屈曲している部分にフロントドアヒンジリンフォース122とダッシュサイドパネル124とが重なり合って閉断面208の車幅方向内側の面を構成している。このように複数の部材によって矩形状の閉断面208が形成される。
図6は、図2の車両カウルサイド構造100の側面図である。図7は、図6のA−A断面を示す斜視図であり、断面は太線表示している。
図7に示すように、カウルサイドリンフォース116の車幅方向内側の端部は、下方に屈曲してカウルサイドパネル112の内面に当接し、車両前後方向に沿って互いに溶接されている。
カウルサイドリンフォース116の車幅方向外側端部の下面は、車両前後方向に沿って、カウルサイドアウタメンバ114およびヒンジパッチ119と溶接されている。ダッシュサイドフロントパネル120の屈曲部210は、その車幅方向外側の端部の少なくとも一部がさらに上方に屈曲していて、カウルサイドアウタメンバ114の内面に対して溶接されている。
上述したように、ダッシュサイドフロントパネル120の屈曲部210の後端は、第2フランジ204近傍または前方に位置している。そして、ダッシュサイドフロントパネル120の屈曲部210とカウルサイドアウタメンバ114の内面に対する溶接部分の後端(すなわち最後部の溶接点300)は、穴228の近傍または前方に位置する。
すなわち、ダッシュサイドフロントパネル120の屈曲部210とカウルサイドアウタメンバ114の固定部分の後端は、フードヒンジ118(図7において不図示)の固定部分の近傍または前方に位置している。
次に、本実施形態にかかる車両カウルサイド構造100の作用効果について説明する。
カウルサイドリンフォース116の第1フランジ202およびカウルサイドアウタメンバ114の第2フランジ204は、サイドボディアウタパネル108より車幅方向の前方位置で重ね合わされている。そのため、車両カウルサイド構造100の面剛性と強度が向上する。
また、図6の矢印302は、車両前面衝突によってカウルサイドアウタメンバ114に対して前方から伝わる衝突エネルギーを示す。かかる衝突エネルギーは、第1フランジ202および第2フランジ204を重ね合わせた部分と、その後方に存在する閉断面208とによってしっかりと受け止められる。同時に、第1フランジ202および第2フランジ204がなしている屈曲角度はより鋭角となるように変形する。
これにより、第1フランジ202および第2フランジ204を重ね合わせた部分より前方部分で衝撃エネルギーを吸収させ、後方へ伝わる衝撃エネルギーを抑えることが可能となるため、不図示のサイドボディや車室内側を構成する部材の変形量を軽減させるとともに、乗員の安全性を向上させることができる。
また、本実施形態では、カウルサイドパネル112の後端部206は、車幅方向外側へ屈曲し第1フランジ202に重ね合わされている。すなわち、第2フランジ204に重ね合わされている第1フランジ202に対して、さらにカウルサイドパネル112の後端部206が屈曲して重ね合わされているため、車両カウルサイド構造100の面剛性と強度がより向上する。また、車両前面衝突による衝撃エネルギーをよりしっかりと受け止め、重ね合わせた部分より前方でより多くの衝撃エネルギーを吸収させることができる。
また、本実施形態では、車両カウルサイド構造100が、車幅方向外側に屈曲しカウルサイドアウタメンバ114に対して車幅方向内側から固定される屈曲部210を含み、車両前後方向に長尺なダッシュサイドフロントパネル120と、カウルサイドリンフォース116およびボルト締結(ボルト222,224)によって固定され、フロントフード106を開閉するフードヒンジ118とをさらに備え、屈曲部210の後端が第2フランジ204近傍または前方に位置し、屈曲部210とカウルサイドアウタメンバ114の固定部分の後端は、フードヒンジ118の固定部分の近傍または前方に位置している。
かかる構成によれば、フードヒンジ118のボルト締結(ボルト222,224)と、カウルサイドアウタメンバ114に対して車幅方向内側から固定される屈曲部210を含むダッシュサイドフロントパネル120とによって、第1フランジ202および第2フランジ204がなしている屈曲角度がより鋭角となるように変形することを妨げることなく、通常時の剛性および強度を向上させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両のカウルトップパネルの車幅方向外側に配置された車両側面に沿うカウルサイドパネルを含む車両カウルサイド構造に利用することができる。
100…車両カウルサイド構造、102…車両、104…フェンダー、106…フード、107…フード支持部材、108…サイドボディアウタパネル、110…カウルトップパネル、112…カウルサイドパネル、114…カウルサイドアウタメンバ、116…カウルサイドリンフォース、118…フードヒンジ、119…ヒンジパッチ、120…ダッシュサイドフロントパネル、122…フロントドアヒンジリンフォース、124…ダッシュサイドパネル、126…ダッシュパネル、130…端部、200…上端部、202…第1フランジ、204…第2フランジ、206…後端部、210…屈曲部、216,217…段差部分、300…溶接点、302…矢印、226,228…穴、208,214,218…閉断面、222,224,230,232…ボルト

Claims (3)

  1. 車両のカウルトップパネルの車幅方向外側に配置された車両側面に沿うカウルサイドパネルを含む車両カウルサイド構造において、
    前記カウルサイドパネルの車幅方向外側に配置され車両側面に沿って車両前後方向に長尺なカウルサイドアウタメンバであって、上端部が車幅方向に屈曲しているカウルサイドアウタメンバと、
    前記カウルサイドアウタメンバの屈曲した上端部に載置され車幅方向内側の端部が下方に屈曲し前記カウルサイドパネルに固定されるカウルサイドリンフォースと、
    車両側面を構成し前記カウルサイドアウタメンバの後端が固定されるサイドボディアウタパネルと、
    前記カウルサイドリンフォースの後端が上方に屈曲することで形成される第1フランジと、
    前記カウルサイドアウタメンバの屈曲した上端部の後端が上方に屈曲することで形成される第2フランジとをさらに含み、
    前記第1フランジおよび前記第2フランジは、前記サイドボディアウタパネルの前方で重ね合わされ、平面視において前記サイドボディアウタパネルとともに閉断面を構成していることを特徴とする車両カウルサイド構造。
  2. 前記カウルサイドパネルの後端部が車幅方向外側へ屈曲し前記第1フランジに重ね合わされていることを特徴とする請求項1に記載の車両カウルサイド構造。
  3. 前記カウルサイドアウタメンバの車幅方向内側に配置され車両前後方向に長尺なダッシュサイドフロントパネルであって、上端にて車幅方向外側に屈曲し前記カウルサイドアウタメンバに対して車幅方向内側から固定される屈曲部が形成されているダッシュサイドフロントパネルと、
    前記カウルサイドリンフォースに対してボルト締結によって固定されフロントフードを開閉するフードヒンジとをさらに備え、
    前記ダッシュサイドフロントパネルの屈曲部の後端が前記第2フランジの車両前後方向における近傍または前方に位置し、前記屈曲部と前記カウルサイドアウタメンバの固定部分の後端が、前記フードヒンジの固定部分の車両前後方向における近傍または前方に位置することを特徴とする請求項1に記載の車両カウルサイド構造。
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