JP6110692B2 - オリジナル突当先端を使用した加工データ作成システムおよび方法および突当位置規定方法 - Google Patents

オリジナル突当先端を使用した加工データ作成システムおよび方法および突当位置規定方法 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザがオリジナルで作成したオリジナル突当先端を使用した加工データを作成する加工データ作成システムおよび方法および突当位置規定方法に関し、特に、ユーザがオリジナルで作成したオリジナル突当先端を考慮した加工データ(加工プログラム)を作成することができる加工データ作成システムおよび方法および突当位置規定方法に関するものである。
通常、ベンディングマシン等の曲げ加工機においてワークの曲げ加工を行うにあたり、ワークの曲げ加工ライン位置を正確に設定するために、ワークの前端縁を、規定位置に設定されたバックゲージ装置の突き当てに当接させて加工を行なっている。
そして、ワークの曲げ加工ライン位置をより正確に設定するために、加工するワークの形状等に合わせてユーザがオリジナルで作成したオリジナル突当先端を突き当て部に取り付けて使用して曲げ加工を行うことも行われてきている。
このようなオリジナル突当先端は、ワークの形状等に合わせて作成されるので、より確実にワークを保持してワークの動きを制止するため、非常に重宝する一方で、以下に示すような問題点があった。
なお、先行技術文献はありませんでした。
従来では、このようなオリジナル突当先端を用いて曲げ加工する場合、ユーザがオリジナルで作成したオリジナル突当先端を考慮した加工データ(加工プログラム)の作成は行われていなかった。
すなわち、通常は、曲げ加工機における加工データ(加工プログラム)を加工データ作成装置で作成し、その加工データに従って、曲げ加工機を自動制御して正確な曲げ加工を行うようにしていたが、ユーザがオリジナルで作成したオリジナル突当先端を考慮した加工データ(加工プログラム)が無いので、ワークの前端縁を、そのオリジナル突当先端に当接させる作業は、オペレータが手作業で行っていた。
従って、ワークの前端縁をオリジナル突当先端に確実に当接させるには、オペレータの経験と熟練が必要とされ、だれでも簡単に行える作業ではなかった。
すなわち、オペレータの経験と熟練がなければ正確な加工が行えないという問題点があった。
本発明は上述の問題を解決するためのものであり、請求項1に係る発明は、オペレータがオリジナルに作成したオリジナル突当先端を使用してワークを曲げ加工する加工機に加工プログラムを作成して提供する曲げ加工データ作成システムであって、
前記オリジナル突当先端が取り付けられるバックゲージ装置と、
表示装置と、
少なくとも前記オリジナル突当先端の情報を記憶する記憶手段と、
以下の(A)〜(D)の工程処理を制御する制御手段と、を有する曲げ加工データ作成システム。
(A)前記オペレータが所望するオリジナル突当先端の情報を作成する工程と、
(B)前記オリジナル突当先端の情報を前記記憶手段に記憶する工程と、
(C)前記記憶手段から読み出された前記オリジナル突当先端の情報を前記表示装置に表示して付加情報を追加しパラメータ化する工程と、
(D)前記パラメータ化されたオリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程。
請求項2に係る発明は、前記オリジナル突当先端の情報をパラメータ化する工程が、前記表示装置に表示された前記オリジナル突当先端を用いて、前記オリジナル突当先端の前記バックゲージ装置への取り付け形態を指定することを特徴とする請求項1に記載の曲げ加工データ作成システムである。
請求項3に係る発明は、前記オリジナル突当先端の前記バックゲージ装置への取り付け形態の指定が、前記オリジナル突当先端の2D(2次元)のCAD情報に突当先端の厚さデータを付加して3D(3次元)データとし、前記3Dのオリジナル突当先端のCAD情報において前記バックゲージ装置における突当て部に接する平面を指定し、前記3Dのオリジナル突当先端のCAD情報において前記バックゲージ装置における突当て部に接する方向を指定し、前記3Dのオリジナル突当先端のCAD情報において前記バックゲージ装置における突当て部に接続する接続点を指定し、前記3Dのオリジナル突当先端のCAD情報において、前記オリジナル突当先端における接続点と前記バックゲージ装置における突当て部の接続点とが接続された状態における前記オリジナル突当先端の角度を指定することからなることを特徴とする請求項2に記載の曲げ加工データ作成システムである。
請求項4に係る発明は、前記オリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程が、前記表示装置に表示された前記オリジナル突当先端および前記ワークを用いて、前記オリジナル突当先端の前記ワークへの接触形態を指定することを特徴とする請求項1に記載の曲げ加工データ作成システムである。
請求項5に係る発明は、前記オリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分を選択する工程と、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する部分を指定する工程と、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分と前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する部分とを合致する工程と、からなることを特徴とする請求項4に記載の曲げ加工データ作成システムである。
請求項6に係る発明は、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分を選択する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する基準点および基準稜線を選択することを特徴とする請求項5に記載の曲げ加工データ作成システムである。
請求項7に係る発明は、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する部分を選択する工程が、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する基準点および基準稜線を選択することを特徴とする請求項6に記載の曲げ加工データ作成システムである。
請求項8に係る発明は、前記オリジナル突当先端における接触部分と前記ワークにおける接触部分とを合致する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する基準点と、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する基準点とを合致し、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する基準稜線と、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する基準稜線とを合致することを特徴とする請求項7に記載の曲げ加工データ作成システムである。
請求項9に係る発明は、前記オリジナル突当先端における接触部分と前記ワークにおける接触部分とを合致する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する基準点と、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する基準点とを合致し、その後、前記オリジナル突当先端を回転させて前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する基準稜線と、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する基準稜線とを合致することを特徴とする請求項7に記載の曲げ加工データ作成システムである。
請求項10に係る発明は、前記オリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分を選択する工程と、前記ワークにおける曲げ線を指定する工程と、前記ワークの突き当て位置と前記オリジナル突当先端の移動量とを計算する工程と、前記オリジナル突当先端の設定位置を確定する工程と、からなることを特徴とする請求項4に記載の曲げ加工データ作成システムである。
請求項11に係る発明は、オペレータがオリジナルに作成したオリジナル突当先端が取り付けられるバックゲージ装置と、表示装置と、少なくとも前記オリジナル突当先端の情報を記憶する記憶手段と、制御手段と、を有する曲げ加工データ作成システムにおいて、前記オリジナル突当先端を使用してワークを曲げ加工する加工機に加工プログラムを作成する曲げ加工データ作成方法であって、
(A)前記制御手段により、前記オペレータが所望するオリジナル突当先端の情報を作成する工程と、
(B)前記制御手段により、前記オリジナル突当先端の情報を前記記憶手段に記憶する工程と、
(C)前記制御手段により、前記記憶手段から読み出された前記オリジナル突当先端の情報を前記表示装置に表示して付加情報を追加しパラメータ化する工程と、
(D)前記制御手段により、前記パラメータ化されたオリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程と、を有することを特徴とする曲げ加工データ作成方法である。
請求項12に係る発明は、前記オリジナル突当先端の情報をパラメータ化する工程が、前記表示装置に表示された前記オリジナル突当先端を用いて、前記オリジナル突当先端の前記バックゲージ装置への取り付け形態を指定することを特徴とする請求項11に記載の曲げ加工データ作成方法である。
請求項13に係る発明は、前記オリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程が、前記表示装置に表示された前記オリジナル突当先端および前記ワークを用いて、前記オリジナル突当先端の前記ワークへの接触形態を指定することを特徴とする請求項11に記載の曲げ加工データ作成方法である。
請求項14に係る発明は、前記オリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分を選択する工程と、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する部分を指定する工程と、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分と前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する部分とを合致する工程と、からなることを特徴とする請求項13に記載の曲げ加工データ作成方法である。
請求項15に係る発明は、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分を選択する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する基準点および基準稜線を選択することを特徴とする請求項14に記載の曲げ加工データ作成方法である。
請求項16に係る発明は、オペレータがオリジナルに作成したオリジナル突当先端が取り付けられるバックゲージ装置と、表示装置と、少なくとも前記オリジナル突当先端の情報を記憶する記憶手段と、制御手段と、を有する曲げ加工データ作成システムにおいて、前記オリジナル突当先端のワークへの突当位置とを規定する突当位置規定方法であって、
前記制御手段により作成され付加情報を追加されパラメータ化された前記オペレータが所望するオリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程を有し、
前記オリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分を選択する工程を有し、
前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分を選択する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する基準点および基準稜線を選択することを特徴とする突当位置規定方法である。
本発明によれば、ユーザがオリジナルで作成したオリジナル突当先端を使用した加工データ(加工プログラム)を作成することにより、より正確な加工を行う加工データを作成することができる。
本発明を実施した曲げ加工データ作成システムの概略を示す説明図である。 加工するワークを位置決めするためのバックゲージ装置の概略図である。 図1に示したコンピュータ支援設計装置(CAD)7およびパラメータ管理装置9およびプログラム生成装置(CAM)11の概略構成を示すブロック図である。 図1に示した曲げ加工データ作成システム1のプログラム生成動作を示すフローチャートである。 ユーザが所望するオリジナル突当先端の2D(2次元)のCAD情報作成動作の説明図である。 図4のステップ103におけるオリジナル突当先端のCADデータのパラメータ化動作のフローチャートである。 図4のステップ103におけるオリジナル突当先端のCADデータのパラメータ化の動作のフローチャートである。 パラメータ管理装置9におけるオリジナル突当先端のCADデータのパラメータ化の動作の説明図である。 パラメータ管理装置9におけるオリジナル突当先端のCADデータのパラメータ化の動作の説明図である。 パラメータ管理装置9におけるオリジナル突当先端のCADデータのパラメータ化の動作の説明図である。 パラメータ管理装置9におけるオリジナル突当先端のCADデータのパラメータ化の動作の説明図である。 パラメータ管理装置9におけるオリジナル突当先端のCADデータのパラメータ化の動作の説明図である。 パラメータ管理装置9におけるオリジナル突当先端のCADデータのパラメータ化の動作の説明図である。 パラメータ管理装置9におけるオリジナル突当先端のCADデータのパラメータ化の動作の説明図である。 パラメータ管理装置9におけるオリジナル突当先端のCADデータのパラメータ化の動作の説明図である。 プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作のフローチャートである。 プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作の説明図である。 プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作の説明図である。 プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作の説明図である。 プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作の説明図である。 プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作の第1変形例の説明図である。 プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作の第2変形例のフローチャートである。 プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作の第2変形例の説明図である。 プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作の第2変形例の説明図である。 プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作の第2変形例の説明図である。
図1は、本発明を実施した曲げ加工データ作成システムの概略を示す説明図である。
なお、本実施形態においては、加工機として曲げ加工処理を行うベンディングマシンを用いる場合を例にとって説明するが、曲げ加工処理を行う加工機以外の加工機に適用することもできる。
図1に示すように、この曲げ加工データ作成システム1は、LAN等の専用回線3に、データベース5と、コンピュータ支援設計装置(CAD)7と、パラメータ管理装置9と、プログラム生成装置(CAM)11と、加工機(ベンディングマシン)13とが相互に接続された構成となっている。
ここで、コンピュータ支援設計装置(CAD)7と、パラメータ管理装置9と、プログラム生成装置(CAM)11とは、制御手段として機能する。
コンピュータ支援設計装置(CAD)7は、ユーザが所望するオリジナル突当先端のCAD情報を作成するようになっている。
パラメータ管理装置9は、オリジナル突当先端のCAD情報に付加情報を追加してパラメータ化するようになっている。
プログラム生成装置(CAM)11は、パラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いて曲げ加工データを作成するようになっている。
データベース(記憶手段)5は、パラメータ管理装置9が生成したオリジナル突当先端のCAD情報やプログラム生成装置11が生成した加工データ等を記憶するようになっている。
ここで、この実施形態では、ユーザが所望するオリジナル突当先端のCAD情報を作成し、オリジナル突当先端のCAD情報に付加情報を追加してパラメータ化し、パラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いて、ベンディングマシン13の加工データ(加工プログラム)を作成するようになっている。
また、この実施形態では、コンピュータ支援設計装置(CAD)7を、パラメータ管理装置9と別の装置としたが、コンピュータ支援設計装置(CAD)7の機能を、パラメータ管理装置9に組み込んで構成するようにしても良い。この場合、1つのパソコン(PC)において、ユーザが所望するオリジナル突当先端のCAD情報を作成するアプリケーションと、オリジナル突当先端のCAD情報に付加情報を追加してパラメータ化するアプリケーションとを持つように構成し、そのアプリケーションを切り換えて使用するようにすることで実現できる。
さらに、コンピュータ支援設計装置(CAD)7およびパラメータ管理装置9の機能を、プログラム生成装置(CAM)11に組み込んで構成するようにしても良い。この場合、1つのパソコン(PC)において、ユーザが所望するオリジナル突当先端のCAD情報を作成するアプリケーションと、オリジナル突当先端のCAD情報に付加情報を追加してパラメータ化するアプリケーションと、パラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いて曲げ加工データを作成するアプリケーションを持つように構成し、それらのアプリケーションを切り換えて使用するようにすることで実現できる。
また、データベース5を専用回線3に接続する構成としたが、データベース5を材料パラメータ管理装置9に直接接続するようにしても良い。
また、ベンディングマシン13には、ディスプレー13bを有する制御部13aが設けられている。そして、ベンディングマシン13の制御部13aは、プログラム生成装置11により生成された加工データとそれに付随する部品データ等をデータベース5から専用回線3を介して呼び出して材料(ワーク)の加工処理を制御するようになっている。
また、このベンディングマシン13には、図2に示すように、加工するワークを位置決めするためのバックゲージ装置31が設けられている。図2は、加工するワークを位置決めするためのバックゲージ装置の概略図である。
図2において、座標軸Xは左右(ワーク曲げ線)方向、Yは前後(奥行)方向、Zは高さ方向をそれぞれ表わしている。このバックゲージ装置31は、ベンディングマシン13のテーブルのX方向に延びるストレッチ33上に取付けられた一対の突当て本体35を備え、各突当て本体35の先端部にはそれぞれ突当て部37および突き当て先端39が取付けられ、ワークWのY方向前方端縁部が突き当て先端39に当接されたとき、ワークWのX方向の折曲げ線41が不図示のパンチとダイとによる正しいY方向の加工位置に設定されるよう構成されている。なお、各突当て本体35は、ストレッチ33上をX方向へ移動可能となっており、ストレッチ33は支持体(不図示)によりY方向に移動可能となっている。
図3は、図1に示したコンピュータ支援設計装置(CAD)7およびパラメータ管理装置9およびプログラム生成装置(CAM)11の各概略構成を示すブロック図である。
図3に示すように、コンピュータ支援設計装置(CAD)7およびパラメータ管理装置9およびプログラム生成装置(CAM)11は、コンピュータからなり、ROM17およびRAM19が接続されたCPU21を有しており、CPU21には、さらに、キーボードのような入力装置23とディスプレーのような表示装置25が接続されている。また、上記CPU21に、専用回線を介してデータベース5が接続されるようになっている。
次に、図4および図5を参照して、図1に示した曲げ加工データ作成システム1の動作について説明する。
図4は、図1に示した曲げ加工データ作成システム1のプログラム生成動作を示すフローチャートであり、図5は、ユーザが所望するオリジナル突当先端の2D(2次元)のCAD情報作成動作の説明図である。
この実施形態では、図1に示した曲げ加工データ作成システム1の動作は、ベンディングマシン11の加工プログラムを作成する動作となる。
まず、図4のステップ101において、コンピュータ支援設計装置(CAD)7によって、ユーザが所望するオリジナル突当先端の2D(2次元)のCAD情報が作成される。
この実施形態では、例えば、図5に示すような2D(2次元)形状のオリジナル突当先端40が、コンピュータ支援設計装置(CAD)7によってコンピュータ支援設計装置(CAD)7の表示装置25に表示されながら作成され、データベース5に格納される。このオリジナル突当先端のCADデータの作成作業は、一般的なCADアプリケーションを用いたPCによって行われるものであり、コンピュータ支援設計装置(CAD)7の表示装置25上に表示されユーザの希望によって予め作成されるものである。
次に、ステップ103において、パラメータ管理装置9によって、コンピュータ支援設計装置(CAD)7よりのオリジナル突当先端のCADデータに付加情報が追加されパラメータ化される。
なお、このオリジナル突当先端のCADデータのパラメータ化については図6〜7を参照して後で詳しく説明する。
次に、ステップ105において、プログラム生成装置(CAM)11によって、パラメータ管理装置9よりのパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データが作成される。
なお、このパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成については図16を参照して後で詳しく説明する。
次に、図6〜7および図8〜15を参照して、パラメータ管理装置9における図4のステップ103のオリジナル突当先端のCADデータのパラメータ化の動作について詳しく説明する。
図6〜7は、パラメータ管理装置9におけるオリジナル突当先端のCADデータのパラメータ化の動作のフローチャートである。図8〜15は、パラメータ管理装置9におけるオリジナル突当先端のCADデータのパラメータ化の動作の説明図である。
図6のステップ201において、オリジナル突当先端を接続する突き当て部37を有するバックゲージ装置31の種類が選択される。
すなわち、例えば、パラメータ管理装置9において、バックゲージ装置の種類の選択モードに切り換えられると、パラメータ管理装置9の表示装置25上に、複数種類のバックゲージ装置が表示され、その表示された複数種類のバックゲージ装置の中から、オペレータが、このベンディングマシン13に装着されているバックゲージ装置31の種類を選択する。この実施形態の場合、図2に示す種類のバックゲージ装置31が選択される。
次に、ステップ203において、選択されたバックゲージ装置31(図2)の一対の突当て本体35の突当て部37のどちら側に、図4のステップ101で作成されたオリジナル突き当て先端を適用するかがを指定される。
すなわち、パラメータ管理装置9の表示装置25上に、選択されたバックゲージ装置が表示され、オペレータが、その表示されたバックゲージ装置の一対の突当て本体35の突当て部37のどちら側にオリジナル突き当て先端を適用するかを指定する。この実施形態の場合、図2に示すバックゲージ装置31における左側の突当て部37が選択される。
次に、ステップ205において、ステップ203において選択された左側の突当て部37に取りつけるためのユーザが所望するオリジナル突当先端の2D(2次元)のCAD情報が、パラメータ管理装置9によってデータベース5から読み出される。
この実施形態の場合には、図5に示すような2D(2次元)形状のオリジナル突当先端40が読み出される。
そして、ステップ207において、データベース5から読み出されたオリジナル突当先端の2D(2次元)のCAD情報に、突当先端の厚さデータが付加情報として付加されて3D(3次元)データとされる。
すなわち、パラメータ管理装置9の表示装置25上に、選択されたオリジナル突当先端の2D(2次元)のCAD情報が表示され、オペレータが、その表示されたオリジナル突当先端に、バックゲージ装置31における左側の突当て部37に対応する厚さデータを入力する。この実施形態の場合、図5に示すような2D(2次元)形状のオリジナル突当先端40に、図2に示すようなバックゲージ装置31における左側の突当て部37に対応する厚さTのデータが入力され、図8に示すような3D(3次元)のCAD情報となる。
次に、ステップ209において、3Dのオリジナル突当先端のCAD情報において、バックゲージ装置31における左側の突当て部37に接する平面が指定される。
すなわち、パラメータ管理装置9の表示装置25上に、選択されたオリジナル突当先端の3D(3次元)のCAD情報が表示され、オペレータが、その表示されたオリジナル突当先端における、バックゲージ装置31における左側の突当て部37に接する平面を指定する。この実施形態の場合、図9に示すような3D(3次元)形状のオリジナル突当先端40における平面40aが、突当て部37に接する平面として指定される。
なお、図10に示すように、3D(3次元)形状のオリジナル突当先端39に接するバックゲージ装置31における左側の突当て部37側の接合平面37aは予め設定され固定されている。
次に、ステップ211において、3Dのオリジナル突当先端のCAD情報において、バックゲージ装置31における左側の突当て部37に接する方向が指定される。
すなわち、パラメータ管理装置9の表示装置25上に、選択されたオリジナル突当先端の3D(3次元)のCAD情報およびバックゲージ装置31における左側の突当て部37のCAD情報が表示され、オペレータが、その表示されたオリジナル突当先端39における、バックゲージ装置31における左側の突当て部37に接する方向を指定する。この実施形態の場合、図11(a)および図11(b)に示すような3D(3次元)形状のオリジナル突当先端39の方向Aおよび3D(3次元)形状のオリジナル突当先端39の方向Bが表示され、図11(b)に示すような3D(3次元)形状のオリジナル突当先端39の方向Bが指定される。
次に、ステップ213において、3Dのオリジナル突当先端のCAD情報において、バックゲージ装置31における左側の突当て部37に接続する接続点が指定される。
すなわち、パラメータ管理装置9の表示装置25上に、選択されたオリジナル突当先端の3D(3次元)のCAD情報が表示され、オペレータが、その表示されたオリジナル突当先端における、バックゲージ装置31における左側の突当て部37に接続する接続点を指定する。この実施形態の場合、図12に示すような3D(3次元)形状のオリジナル突当先端40における接続点40bが、突当て部37に接する接続点として指定される。
なお、図13に示すように、3D(3次元)形状のオリジナル突当先端40における接続点40bに接続されるバックゲージ装置31における左側の突当て部37側の接続点37bは予め設定され固定されている。
次に、ステップ215において、3Dのオリジナル突当先端のCAD情報において、オリジナル突当先端40における接続点とバックゲージ装置31における左側の突当て部37の接続点とが接続された状態におけるオリジナル突当先端40の角度が指定される。
すなわち、パラメータ管理装置9の表示装置25上に、オリジナル突当先端40における接続点40bとバックゲージ装置31における左側の突当て部37の接続点37bとが接続された状態(図14参照)における、オリジナル突当先端の3D(3次元)のCAD情報およびバックゲージ装置31における左側の突当て部37のCAD情報が表示され、オペレータが、その表示されたオリジナル突当先端39における、バックゲージ装置31における左側の突当て部37に対する角度を指定する。
この実施形態の場合、図15(a)および図15(b)に示すような3D(3次元)形状のオリジナル突当先端40の角度が表示され、図15(b)に示すような3D(3次元)形状のオリジナル突当先端40の角度が指定される。
なお、上記ステップ207〜215の処理によって、コンピュータ支援設計装置(CAD)7よりのオリジナル突当先端のCADデータに付加情報が追加されパラメータ化され、オリジナル突当先端40のバックゲージ装置31の突当て部37への取り付け形態が指定されることとなる。
次に、図7のステップ217において、選択されたバックゲージ装置31(図2)の一対の突当て本体35の突当て部37の反対側(バックゲージ装置31における右側の突当て部37)に接続するオリジナル突当先端の3D(3次元)のパラメータ化されたCAD情報が作成済みか否かが判定され、一対の突当て本体35の突当て部37の反対側に接続するオリジナル突当先端の3D(3次元)のパラメータ化されたCAD情報がある場合、ステップ218において、一対の突当て本体35の突当て部37の両側のオリジナル突当先端の3D(3次元)のパラメータ化されたCAD情報が登録される。
なお、このステップ218におけるオリジナル突当先端40のパラメータ化されたCAD情報の登録は、データベース5で行われる。
上記ステップ217において一対の突当て本体35の突当て部37の反対側に接続するオリジナル突当先端の3Dのパラメータ化されたCAD情報がない場合、ステップ219において、一対の突当て本体35の突当て部37の反対側に接続するところのパラメータ化されたオリジナル突当先端の3DCAD情報の作成方法が選択される。
ここでは、オペレータにより、パラメータ管理装置9を介してオリジナル突当先端の3DCAD情報の作成方法が選択される。
上記ステップ219において新たなパラメータ化されたオリジナル突当先端の3DCAD情報の作成が選択された場合、上記ステップ205に戻って、ユーザが所望する新たなオリジナル突当先端の2D(2次元)のCAD情報が、パラメータ管理装置9によってデータベース5から読み出される。
上記ステップ219において上記ステップ207〜215の処理によってパラメータ化されたオリジナル突当先端のCADデータと同一のパラメータ化されたオリジナル突当先端のCADデータの使用が選択された場合、ステップ221において、上記ステップ207〜215の処理によってパラメータ化されたオリジナル突当先端のCADデータが複写され、ステップ218において、一対の突当て本体35の突当て部37の両側のオリジナル突当先端の3D(3次元)のパラメータ化されたCAD情報が登録される。
上記ステップ219において上記ステップ207〜215の処理によってパラメータ化されたオリジナル突当先端のCADデータと左右反転形状のパラメータ化されたオリジナル突当先端のCADデータの使用が選択された場合、ステップ223において、上記ステップ207〜215の処理によってパラメータ化されたオリジナル突当先端のCADデータが左右反転され、ステップ218において、一対の突当て本体35の突当て部37の両側のオリジナル突当先端の3D(3次元)のパラメータ化されたCAD情報が登録される。
この実施形態では、一対の突当て本体35の突当て部37の反対側に接続するところのパラメータ化されたオリジナル突当先端の3DCAD情報として、上記ステップ207〜215の処理によってパラメータ化されたオリジナル突当先端のCADデータと左右反転形状のパラメータ化されたオリジナル突当先端のCADデータの使用が選択される。
次に、図16および図17〜20を参照して、プログラム生成装置(CAM)11における図4のステップ105のパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作について詳しく説明する。
図16は、プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作のフローチャートである。図17〜20は、プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作の説明図である。
図16のステップ301において、使用されるベンディングマシン13が選択され、そのベンディングマシン13に対応したオリジナル突当先端の3D(3次元)のパラメータ化されたCAD情報の種類が選択される。
すなわち、例えば、プログラム生成装置(CAM)11において、オペレータが、このベンディングマシン13で加工するワークWの種類に対応したオリジナル突当先端を指定すると、データベース5より、指定されたオリジナル突当先端の3D(3次元)のパラメータ化されたCAD情報が読み込まれる。
この実施形態の場合、図15(b)に示す種類のオリジナル突当先端40が選択され表示される。
次に、ステップ303において、このベンディングマシン13における曲げ加工の順序が選択され、決定される。
そして、ステップ305において、上記ステップ301において選択されたオリジナル突当先端が複数である場合、その複数のオリジナル突当先端から1つを選択する。
この実施形態の場合、オリジナル突当先端と、そのオリジナル突当先端の左右反転形状のオリジナル突当先端との内、まず、オリジナル突当先端が選ばれる。
次に、ステップ307において、上記ステップ301において選択されたオリジナル突当先端40において、ワークWと接触する部分が選択される。
すなわち、パラメータ管理装置9の表示装置25上に、選択されたオリジナル突当先端の3D(3次元)のCAD情報が表示され、オペレータが、その表示されたオリジナル突当先端における、バックゲージ装置31における左側の突当て部37に接続する接続点を指定する。
すなわち、プログラム生成装置(CAM)11の表示装置25上に、選択されたオリジナル突当先端40が表示され、その表示されたオリジナル突当先端40に対して、オペレータが、マウス等を用いてワークWと接触する部分を指定する。
この実施形態の場合、図17(a)に示すように、オリジナル突当先端40のワークWと接触する部分の近傍に、マウス等でカーソルKを合わせてクリックして接触部分を指定する。ここで、上記クリックした点の最も近い点が基準点となり、上記クリックした点の最も近い線が基準稜線として認識される。
そして、ステップ309において、上記選択されたオリジナル突当先端40におけるワークWと接触する部分が表示される。
この実施形態の場合、図17(b)に示すように、プログラム生成装置(CAM)11の表示装置25上に、オリジナル突当先端40のワークWと接触する基準点S1および基準稜線L1が表示される。
次に、ステップ311において、このベンディングマシン13で加工するワークWにおけるオリジナル突当先端40と接触する部分が選択される。
すなわち、プログラム生成装置(CAM)11の表示装置25上に、ワークWが表示され、その表示されたワークWに対して、オペレータが、マウス等を用いてオリジナル突当先端40と接触する部分を指定する。
この実施形態の場合、図18(a)に示すように、ワークWのオリジナル突当先端40と接触する部分の近傍に、マウス等でカーソルKを合わせてクリックして接触部分を指定する。ここで、上記クリックした点の最も近い端点が基準点となり、上記クリックした点の最も近い線が基準稜線として認識される。
この実施形態の場合、図18(b)に示すように、ワークWのオリジナル突当先端40と接触する基準点S2および基準稜線L2が表示される。
次に、ステップ313において、オリジナル突当先端40におけるワークWと接触する部分と、ワークWにおけるオリジナル突当先端40と接触する部分とが合致され、オリジナル突当先端40が仮移動される。
この実施形態の場合、プログラム生成装置(CAM)11の表示装置25上において、図17(b)に示すようなオリジナル突当先端40のワークWと接触する基準点S1および基準稜線L1と、図18(b)に示すようなワークWのオリジナル突当先端40と接触する基準点S2および基準稜線L2とが合致され、図19に示すようにオリジナル突当先端40が仮移動される。
このように、プログラム生成装置(CAM)11の表示装置25に表示されたオリジナル突当先端40およびワークWを用いて、オリジナル突当先端40のワークWへの接触形態が指定される。
次に、ステップ315において、仮移動されたオリジナル突当先端40とワークWとが干渉するか否かが判定される。
すなわち、プログラム生成装置(CAM)11において、仮移動されたオリジナル突当先端40とワークWとが部分的に重なってしまうか否かが計算され判定される。
そして、上記ステップ315において干渉すると判定された場合、ステップ317において、警告表示がなされ、ステップ311へ戻る。
次に、上記ステップ315において干渉しないと判定された場合、ステップ319において、仮移動されたオリジナル突当先端40の設定位置を更に変更するか否かが判定され、オリジナル突当先端40の設定位置の更なる変更がある場合、ステップ321において、オリジナル突当先端40の設定位置の更なる変更が行われる。
すなわち、プログラム生成装置(CAM)11において、仮移動されたオリジナル突当先端40を、オペレータによるマウス等の操作によりカーソルを移動させてナビゲーションすることにより所望の位置へ移動させる。
この実施形態の場合、図20(a)に示すようなワークWと接触するオリジナル突当先端40をカーソルKで指定した後、図20(b)に示すように、そのカーソルKをワークWの別の角に移動させて、オリジナル突当先端40をナビゲーションして所望の位置へ移動させる。
次に、ステップ323において、オリジナル突当先端40の設定位置が確定され、ステップ325において、他のオリジナル突当先端40があるか否かが判定され、他のオリジナル突当先端40がない場合、処理が終了される。
また、上記ステップ319においてオリジナル突当先端40の設定位置の更なる変更がない場合も、上記ステップ323においてオリジナル突当先端40の設定位置が確定され、ステップ325において、他のオリジナル突当先端40があるか否かが判定され、他のオリジナル突当先端40がない場合、処理が終了される。
上述のようにプログラム生成装置(CAM)11において作成された曲げ加工データに基づいて、ベンディングマシン13の制御部13aは、材料(ワーク)の加工処理を制御する。その際、オリジナル突当先端40は、上記設定位置に移動されるようになっている。
このように、本実施形態によれば、所望するワークの前端縁を自動的にオリジナル突当先端に確実に当接させることができるので、オペレータの経験と熟練は不要となり、だれでも簡単に行える曲げ加工を行うことができるようになる。
この発明は前述の発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。以下に本発明の変形例について説明する。
上述した実施形態では、図16のステップ313で説明したように、オリジナル突当先端40のワークWと接触する基準点S1および基準稜線L1と、ワークWのオリジナル突当先端40と接触する基準点S2および基準稜線L2とが直に合致され、オリジナル突当先端40が仮移動されるようにしていたが、この第1変形例では、図21(a)に示すように、まず、オリジナル突当先端40の基準点S1とワークWの基準点S2とが一致するように、オリジナル突当先端40を移動させて行き、図21(b)に示すように、オリジナル突当先端40の基準点S1とワークWの基準点S2とを一致させ、図21(c)に示すように、オリジナル突当先端40の基準稜線L1とワークWの基準稜線L2とが一致するように、オリジナル突当先端40を回転させて行き、図21(d)に示すように、オリジナル突当先端40の基準稜線L1とワークWの基準稜線L2とを一致させて、オリジナル突当先端40におけるワークWと接触する部分と、ワークWにおけるオリジナル突当先端40と接触する部分とが合致され、オリジナル突当先端40が仮移動されるようにしている。
図21は、プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作の第1変形例の説明図である。
この第1変形例によれば、オリジナル突当先端40がワークWに対して斜めに食い込むように接触する場合にも適用でき、オリジナル突当先端40の適用範囲が広がる。
また、上述した実施形態では、図16のステップ307〜313で説明したように、オペレータが、オリジナル突当先端40のワークWと接触する基準点S1および基準稜線L1とを選択すると共に、ワークWのオリジナル突当先端40と接触する基準点S2および基準稜線L2とを選択し、その両者が合致され、オリジナル突当先端40が仮移動されるようにしていたが、以下に説明するように、第2変形例として、オリジナル突当先端40の接触部分を前もって指定し、ワークWの曲げ線を指定することにより、オリジナル突当先端40のワークWとの接触位置を自動的に計算して、オリジナル突当先端40を仮移動させるようにすることもできる。
図22は、プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作の第2変形例のフローチャートである。図23〜24は、プログラム生成装置(CAM)11におけるパラメータ化されたオリジナル突当先端のCAD情報を用いた曲げ加工データの作成動作の第2変形例の説明図である。
すなわち、図22のステップ401において、オリジナル突当先端40の接触部分を前もって指定する。この実施形態では、図23(a)に示すように、オリジナル突当先端40の接触部分40cが指定される。
次に、ステップ403において、ワークの曲げ線が指定される。この実施形態では、図23(b)に示すように、ワークWの曲げ線B1が指定される。
そして、ステップ405において、ワークWの突き当て位置およびオリジナル突当先端40の移動量が計算される。
上記ステップ405における曲げ加工でのワークWの突き当て位置およびオリジナル突当先端40の移動量の算出方法について、以下に説明する。
まず、オリジナル突当先端40の移動量として、Y軸値とX軸値とが設定される。ここで、Y軸とは、図2に示すように、ベンディングマシン13の奥行き方向となり、X軸とは、図2に示すように、ベンディングマシン13の横方向となる。
ここで、前もって指定されたオリジナル突当先端40の接触部分の形状から、自動で突き当て可能なワークWの部分がピックアップされ、そのワークWの突当可能部分が複数ある場合には、以下の優先条件順序で、その候補が絞り込まれる。
まず、優先条件1は、オリジナル突当先端40が突き当ての機械的に動ける範囲を超えてオーバートラベル(OT)とならないこと、であり、優先条件2は、オリジナル突当先端40とワークWとの干渉が発生しないこと、であり、優先条件3は、2つの突当の間隔がより広いこと、であり、優先条件4は、Y軸におけるオリジナル突当先端40とワークWとの距離がより小さいこと、である。
上記優先条件によってワークWの突当部分が選択されると、そのワークWの突当部分の基準点が決定される。
この実施形態では、上記ステップ401において設定されたオリジナル突当先端40の接触部分40cに対して、図23(b)に示すように、ワークWの曲げ線B1が指定されているので、ワークWの角C1、C2が、ワークWの突当部分として選択され、ワークWの突当部分C1、C2それぞれの基準点S3、S4が決定される。
そして、図24に示すように、ワークWの曲げ線B1の位置を、Y軸基準(値0)とし、オリジナル突当先端40における突当て部37側との接続点40bを接続点の位置(値0)とした場合、曲げ線B1から基準点S3までの距離Y1に、接続点40bから基準点S3までの距離Y2を加算してY軸値を求め、設定する。
そして、図25に示すように、ベンディングマシン13における機械中心の位置を、機械中心基準(値0)とし、オリジナル突当先端40における突当て部37側との接続点40bを接続点の位置(値0)とした場合、機械中心基準から基準点S3までの距離X1に、接続点40bから基準点S3までの距離X2を加算してX軸値を求め、設定する。
次に、ステップ407において、オリジナル突当先端40の設定位置が確定され、ステップ409において、他のオリジナル突当先端40があるか否かが判定され、他のオリジナル突当先端40がない場合、処理が終了される。
また、上記ステップ409において他のオリジナル突当先端40があると判定された場合、上記ステップ405に戻る。この実施形態では、他のオリジナル突当先端40(右側)があるので、他のオリジナル突当先端40(右側)の移動量が計算される。
このように、設定されたY軸値およびX軸値に基づいて、加工時にオリジナル突当先端40を移動するようにすれば、設定どうりにオリジナル突当先端40がワークWに当接することとなる。
また、上記実施形態では、コンピュータ支援設計装置(CAD)7と、パラメータ管理装置9と、プログラム生成装置(CAM)11とを別のシステムとしたが、1つのシステムで構成するようにしても良い。
また、上記実施形態では、データベース5を専用回線3に接続する構成としたが、データベース5をパラメータ管理装置9に直接接続するようにしても良い。
1 加工データ作成システム
3 専用回線
5 データベース(記憶手段)
9 パラメータ管理装置
11 プログラム生成装置
13 加工機(ベンディングマシン)
13a 制御部
13b ディスプレー
23 入力装置
25 表示装置
31 バックゲージ装置
33 ストレッチ
35 突当本体
37 突当て部
37a 接合平面
37b 接続点
39 オリジナル突当先端
40a 平面
40b 接続点
40c 接触部分
41 曲げ線
K カーソル
L1 基準稜線
L2 基準稜線
S1 基準点
S2 基準点
S3 基準点
S4 基準点
W ワーク

Claims (16)

  1. オペレータがオリジナルに作成したオリジナル突当先端を使用してワークを曲げ加工する加工機に加工プログラムを作成して提供する曲げ加工データ作成システムであって、
    前記オリジナル突当先端が取り付けられるバックゲージ装置と、
    表示装置と、
    少なくとも前記オリジナル突当先端の情報を記憶する記憶手段と、
    以下の(A)〜(D)の工程処理を制御する制御手段と、を有する曲げ加工データ作成システム。
    (A)前記オペレータが所望するオリジナル突当先端の情報を作成する工程と、
    (B)前記オリジナル突当先端の情報を前記記憶手段に記憶する工程と、
    (C)前記記憶手段から読み出された前記オリジナル突当先端の情報を前記表示装置に表示して付加情報を追加しパラメータ化する工程と、
    (D)前記パラメータ化されたオリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程。
  2. 前記オリジナル突当先端の情報をパラメータ化する工程が、前記表示装置に表示された前記オリジナル突当先端を用いて、前記オリジナル突当先端の前記バックゲージ装置への取り付け形態を指定することを特徴とする請求項1に記載の曲げ加工データ作成システム。
  3. 前記オリジナル突当先端の前記バックゲージ装置への取り付け形態の指定が、前記オリジナル突当先端の2D(2次元)のCAD情報に突当先端の厚さデータを付加して3D(3次元)データとし、前記3Dのオリジナル突当先端のCAD情報において前記バックゲージ装置における突当て部に接する平面を指定し、前記3Dのオリジナル突当先端のCAD情報において前記バックゲージ装置における突当て部に接する方向を指定し、前記3Dのオリジナル突当先端のCAD情報において前記バックゲージ装置における突当て部に接続する接続点を指定し、前記3Dのオリジナル突当先端のCAD情報において、前記オリジナル突当先端における接続点と前記バックゲージ装置における突当て部の接続点とが接続された状態における前記オリジナル突当先端の角度を指定することからなることを特徴とする請求項2に記載の曲げ加工データ作成システム。
  4. 前記オリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程が、前記表示装置に表示された前記オリジナル突当先端および前記ワークを用いて、前記オリジナル突当先端の前記ワークへの接触形態を指定することを特徴とする請求項1に記載の曲げ加工データ作成システム。
  5. 前記オリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分を選択する工程と、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する部分を指定する工程と、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分と前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する部分とを合致する工程と、からなることを特徴とする請求項4に記載の曲げ加工データ作成システム。
  6. 前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分を選択する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する基準点および基準稜線を選択することを特徴とする請求項5に記載の曲げ加工データ作成システム。
  7. 前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する部分を選択する工程が、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する基準点および基準稜線を選択することを特徴とする請求項6に記載の曲げ加工データ作成システム。
  8. 前記オリジナル突当先端における接触部分と前記ワークにおける接触部分とを合致する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する基準点と、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する基準点とを合致し、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する基準稜線と、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する基準稜線とを合致することを特徴とする請求項7に記載の曲げ加工データ作成システム。
  9. 前記オリジナル突当先端における接触部分と前記ワークにおける接触部分とを合致する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する基準点と、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する基準点とを合致し、その後、前記オリジナル突当先端を回転させて前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する基準稜線と、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する基準稜線とを合致することを特徴とする請求項7に記載の曲げ加工データ作成システム。
  10. 前記オリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分を選択する工程と、前記ワークにおける曲げ線を指定する工程と、前記ワークの突き当て位置と前記オリジナル突当先端の移動量とを計算する工程と、前記オリジナル突当先端の設定位置を確定する工程と、からなることを特徴とする請求項4に記載の曲げ加工データ作成システム。
  11. オペレータがオリジナルに作成したオリジナル突当先端が取り付けられるバックゲージ装置と、表示装置と、少なくとも前記オリジナル突当先端の情報を記憶する記憶手段と、制御手段と、を有する曲げ加工データ作成システムにおいて、前記オリジナル突当先端を使用してワークを曲げ加工する加工機に加工プログラムを作成する曲げ加工データ作成方法であって、
    (A)前記制御手段により、前記オペレータが所望するオリジナル突当先端の情報を作成する工程と、
    (B)前記制御手段により、前記オリジナル突当先端の情報を前記記憶手段に記憶する工程と、
    (C)前記制御手段により、前記記憶手段から読み出された前記オリジナル突当先端の情報を前記表示装置に表示して付加情報を追加しパラメータ化する工程と、
    (D)前記制御手段により、前記パラメータ化されたオリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程と、を有することを特徴とする曲げ加工データ作成方法。
  12. 前記オリジナル突当先端の情報をパラメータ化する工程が、前記表示装置に表示された前記オリジナル突当先端を用いて、前記オリジナル突当先端の前記バックゲージ装置への取り付け形態を指定することを特徴とする請求項11に記載の曲げ加工データ作成方法。
  13. 前記オリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程が、前記表示装置に表示された前記オリジナル突当先端および前記ワークを用いて、前記オリジナル突当先端の前記ワークへの接触形態を指定することを特徴とする請求項11に記載の曲げ加工データ作成方法。
  14. 前記オリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分を選択する工程と、前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する部分を指定する工程と、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分と前記ワークにおける前記オリジナル突当先端と接触する部分とを合致する工程と、からなることを特徴とする請求項13に記載の曲げ加工データ作成方法。
  15. 前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分を選択する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する基準点および基準稜線を選択することを特徴とする請求項14に記載の曲げ加工データ作成方法。
  16. オペレータがオリジナルに作成したオリジナル突当先端が取り付けられるバックゲージ装置と、表示装置と、少なくとも前記オリジナル突当先端の情報を記憶する記憶手段と、制御手段と、を有する曲げ加工データ作成システムにおいて、前記オリジナル突当先端のワークへの突当位置とを規定する突当位置規定方法であって、
    前記制御手段により作成され付加情報を追加されパラメータ化された前記オペレータが所望するオリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程を有し、
    前記オリジナル突当先端の情報を用いて曲げ加工データを作成する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分を選択する工程を有し、
    前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する部分を選択する工程が、前記オリジナル突当先端における前記ワークと接触する基準点および基準稜線を選択することを特徴とする突当位置規定方法。
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