JP6107621B2 - 自動二輪車のシフトロッド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車においてライダーのシフトペダル操作によりシフトチェンジする際にトランスミッション装置を駆動するためのシフトロッド装置に関する。
所謂スーパースポーツと呼ばれる大型自動二輪車であって、競技用のベース車両となるような自動二輪車において、ラップタイムを短縮するためには如何に加速性能をよくするかが大きな影響を及ぼす。その一つの方法として、シフトチェンジの際に必ず発生してしまう駆動力が抜けてしまう時間を極めて短く短縮する方法がある。
従来からシフトロッドの回転をスイッチで検知する方法や、シフトロッド上にロードセルタイプの荷重センサを配置し、それらの信号や荷重値を検知することでライダーのシフトチェンジしようとしている意図を汲み取る方法が知られている。そのような信号に基づき、ECU(Engine Control Unit)の制御により点火プラグの点火失火や遅角等でエンジン出力を一瞬低下させることで、ギヤドッグの噛合い力が低下した一瞬の隙にシフトチェンジを行わせるという方法が採用されてきた。
例えば特許文献1に開示されるものでは自動二輪車のシフトチェンジ機構において、シフト時の操作荷重を検出するシフト荷重センサをリンク部材に取り付けて、シフトペダルの作動状態を検出するようにしている。また、特許文献2において、この種の機構あるいは装置が開示される。
実用新案登録第2544067号公報 特開平03−290031号公報
従来装置ではロードセルタイプの荷重センサを使用し、このロードセルタイプのものは一般的に高価であり、且つエンジン振動によるノイズがセンサから出力され、あるいは振動に対する耐久性が必ずしも十分でない等の問題がある。
また、ロードセルタイプのものはその構造上、センサの伸び縮みがないため荷重を掛けていくときにシフトチェンジレバーに回転力が発生してしまう。また、駆動力の発生が小さい回転数でギヤドッグ同士が噛み合う力が弱いときに、意図しないシフトチェンジの誤作動が発生し易い。更に、センサ本体が伸び縮みしないので例えばライダーの操作荷重が小さい、又は操作荷重をかけている時間が短い場合に、シフトチェンジレバー回転中に操作荷重が低下し、そのままではシフトチェンジが適正に完了しない等の問題がある。
一方、スイッチタイプの荷重センサにおいてシフトアップ及びシフトダウンの両方にセンサを配置するために2個のセンサが必要となり、大型化せざるを得ない。また、スイッチ信号を判定に用いるため、例えばシフトチェンジ中にシフトチェンジレバー及びシフトロッドにかかる荷重が変動した場合にスイッチ信号が意図しない時に発生するという問題がある。
更に、特許文献1に係る装置はシフトアップ状態を検出するものであり、シフトダウンを検出するためにはシフトアップとは逆方向の荷重用のセンサをリンク部材に別途追加して設ける必要がある。その場合、装置の大型化及び部品点数の増加を余儀なくされ、コストアップを招来する等の問題もある。
本発明はかかる実情に鑑み、適正な装置動作を保証しながら、小型化及びコンパクト化等を有効に実現する自動二輪車のシフトロッド装置を提供することを目的とする。
本発明の自動二輪車のシフトロッド装置は、シフトシャフトの回転でシフトカム及びシフトフォークを介して変速用ドッグを移動させるトランスミッションを備えた自動二輪車において、シフトチェンジペダルの操作により駆動されるシフトロッドが、シフトチェンジレバーを介して前記シフトシャフトを回転駆動するように構成されたリンク機構を持つ自動二輪車のシフトロッド装置であって、前記シフトロッドにストローク量を計測するストロークセンサと、前記シフトチェンジペダルからのシフトアップ及びシフトダウンの操作荷重に対応して伸縮方向にストロークするシフト荷重センサとを一体的に設け、前記シフトロッドはシフトロッドアジャスタ及びシフトロッドボディで構成され、前記シフトロッドボディに前記シフト荷重センサの構成部品として、ピストンと第1プランジャと第2プランジャと第1スプリングと第2スプリングとストッパピンと磁石とが内蔵され、これらの構成部品が前記シフトロッドボディ内部で同一軸線に沿ってストロークし、前記ストロークセンサは、前記磁石と対向して前記シフトロッドボディ外面に配置され、非接触式で前記磁石の移動量を相対的に検知することを特徴とする。
また、本発明による自動二輪車のシフトロッド装置において、前記ストロークセンサは、前記シフトロッドボディにスクリュにより締付固定されていることを特徴とする。
また、本発明による自動二輪車のシフトロッド装置において、前記シフト荷重センサの伸び縮み反力を付与する前記第1スプリング及び前記第2スプリングは、前記ピストンの両側で前記第1プランジャ及び前記第2プランジャをそれぞれ挟んで対向する位置に配置されていることを特徴とする。
また、本発明による自動二輪車のシフトロッド装置において、前記ピストンは前記第1プランジャ及び前記第2プランジャにより挟まれ、前記第1スプリングが前記第1プランジャを、前記第2スプリングが前記第2プランジャを押圧し、前記第1スプリング及び前記第2スプリングそれぞれのスプリング反力により、操作荷重がない場合は前記ピストンが中立位置に復帰することを特徴とする。
また、本発明による自動二輪車のシフトロッド装置において、前記ピストンの長さと前記シフトロッドボディ内面に設けられた段部幅は、同一寸法であることを特徴とする。
また、本発明による自動二輪車のシフトロッド装置において、前記磁石は、前記シフト荷重センサの伸び縮み移動量を規制するストッパピンと同軸上に設けられ、前記ストッパピンは、磁性を持たない、又は前記ストロークセンサの検知精度に実質的に影響しない程度の磁性を有する金属部材で構成されていることを特徴とする。
また、本発明による自動二輪車のシフトロッド装置において、前記シフト荷重センサの伸び縮み移動量は、前記ストッパピンの外径と前記シフトロッドボディに設けたストッパ孔の内径で規制されていることを特徴とする。
本発明によれば、ストロークセンサとスプリングの組み合わせによって、ストロークセンサ機能と荷重センサ機能を一体的に実現し、シフトアップ(例えばセンサ縮み方向)とシフトダウン(センサ伸び方向)のストロークセンサ及び内部の強度部材、ストロークするピストン等を共用化することで、シフトアップ及びシフトダウンのセンサを一体化、小型化することができる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 本発明の実施形態におけるエンジンユニットまわりを示す側面図である。 本発明の実施形態におけるシフトロッド装置まわりの概略構成例を示す図である。 本発明の実施形態におけるトランスミッション装置の後方斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフトロッド装置を示す(A)は正面図、(B)は(A)のI−I線に沿う断面図である。 本発明の実施形態に係るシフトロッド装置の作用を説明するそれぞれ要部断面図である。 本発明の実施形態に係るシフトロッド装置におけるストローク及び電圧特性の関係を示す図である。
以下、図面に基づき、本発明における自動二輪車のシフトロッド装置の好適な実施の形態を説明する。
図1は、本発明の適用例としての自動二輪車100の側面図である。先ず、図1を用いて、自動二輪車100の全体構成について説明する。なお、図1を含め、以下の説明で用いる図においては、必要に応じて車両の前方を矢印Frにより、車両の後方を矢印Rrにより示し、また、車両の側方右側を矢印Rにより、車両の側方左側を矢印Lにより示す。
図1において以下では自動二輪車100の主だった構成について記述し、あるいは主要な構成について図示するが、鋼製あるいはアルミニウム合金材でなる車体フレーム101(メインフレーム)の前部には、ステアリングヘッドパイプ102によって左右に回動可能に支持された左右2本のフロントフォーク103が設けられる。フロントフォーク103の上端にはハンドルバー104が固定され、ハンドルバー104の両端にグリップ105を有する。フロントフォーク103の下部には前輪106が回転可能に支持されると共に、前輪106上部を覆うようにフロントフェンダ(図示せず)が固定される。前輪106は、これと一体回転するブレーキディスクを有している。
車体フレーム101はステアリングヘッドパイプ102の後部に一体的に結合し、後方に向けて左右一対で二又状に分岐し、ステアリングヘッドパイプ102から後下方に拡幅しながら延設される。本例では車体フレーム101として所謂、ツインスパーフレームであってよい。車体フレーム101の後部付近から、後上りに適度に傾斜してシートレール107が後方へ延出し、シート108を支持する。また、車体フレーム101の後部にはスイングアーム109が上下方向に揺動可能に結合すると共に、両者間にリヤショックアブソーバ110が装架される。スイングアーム109の後端には後輪111が回転可能に支持される。後輪111は、エンジン動力を伝達するチェーンが巻回されたドリブンスプロケットを介して、回転駆動される。後輪111の直近周囲にはその前上部付近を覆うインナフェンダ(図示せず)が設けられると共に、そのインナフェンダの上方にはリヤフェンダが配置されてよい。
車体フレーム101に搭載されたエンジンユニット112には、エアクリーナ113及び燃料供給装置からそれぞれ供給される空気及び燃料でなる混合気が供給されると共に、エンジン内での燃焼後の排気ガスがエキゾーストパイプ114を通って、マフラ115から排気される。エンジンユニット112の上方には燃料タンク116が搭載され、燃料タンク116の後方にシート108が連設される。
車両外装において、カウリング及びサイドカウルによって車両の主に前部及び側部が覆われ、車両後部にはサイドカバーあるいはシートカウルが被着し、これらの外装部材により所謂、流線型を有する車両の外観フォルムが形成される。かかる自動二輪車100に乗車したライダーは、ステップ117に足を載せ、グリップ105を把持して自動二輪車100を操縦することができる。
本実施形態において、図示を省略するが、エンジンユニット112のエンジンは例えば4サイクル多気筒、典型的には並列4気筒エンジンであってよい。この実施形態におけるエンジンユニット112は図2に示されるように、クランクケース112Aの上部に順次シリンダ112B、シリンダヘッド112C及びシリンダヘッドカバー112Dが一体的に結合してなる。また、エンジンユニット112は複数のエンジンマウントを介して車体フレーム101に懸架されることで車体フレーム101に一体的に結合支持され、それ自体で車体フレーム101の剛性部材として作用する。
エアクリーナ113とエンジンユニット112、特にシリンダヘッド112Cとは、図2に示されるような吸気装置を構成するスロットルボディ118により接続される。エアクリーナ113により清浄化された空気は吸気装置によって吸気されると共に、燃料供給装置から燃料が供給され、これらにより所定混合比の混合気がシリンダヘッド112Cのインテークポートに送給される。図2からも分かるようにエアクリーナ113はシリンダヘッド112Cの上方に位置して、車体フレーム101等によりクッションゴム等の弾性部材を介して浮動支持される。エンジン燃焼室に連通するシリンダヘッド112Cのインテークポートとエアクリーナ113とを繋ぐ吸気通路には、図2のようにスロットルボディ118が略鉛直方向に縦置きで配置され、即ち本例ではダウンドラフト型の吸気構造を有する。
クランクケース112Aの後部には図2に示されるようにトランスミッションケース119が一体的に形成され、このトランスミッションケース119内に後述するトランスミッション装置(変速機)が配置構成される。このトランスミッション装置において、トランスミッションケース119内でシフトシャフトの回転によりシフトカム及びシフトフォークを介して変速用ドッグを移動させるようになっているが、ライダーのシフトペダル操作によりそのシフトシャフトを回転駆動するシフトロッド装置10を有している。
図3は、シフトロッド装置10まわりの概略構成例を示している。その詳細については後述するが、シフトロッド装置10は、エンジンユニット112の左下部外側(クランクケース112A下部の左外側付近)にて支軸11のまわりに上下方向に揺動可能に(図3、矢印A)枢支されたシフトチェンジペダル12と、トランスミッション装置200のシフトシャフト205を回転すべくその軸端部(この例では左側軸端部)に軸着されたシフトチェンジレバー13と、シフトチェンジペダル12及びシフトチェンジレバー13間を連結するシフトロッド14とを含んで構成される。シフトチェンジペダル12の操作により駆動されるシフトロッド14が、シフトチェンジレバー13を介してシフトシャフト205を回転駆動するように構成されたリンク機構を持つ。なお、トランスミッション装置200の出力軸端には、後輪111を駆動するためのチェーンが巻回されるドライブスプロケットが軸着され(いずれも図示せず)、トランスミッションケース119の左外側にはこのドライブスプロケットを覆うスプロケットカバー120が取り付けられ、シフトチェンジレバー13及びシフトロッド14はスプロケットカバー120の左側近に配置される。
ここで、トランスミッションケース119内に構成されるトランスミッション装置について説明する。図4は、トランスミッション装置200の後方斜視図を示している。トランスミッションケース119内においてクランクシャフトの後方且つこれと平行に、図4に示すようにカウンタシャフト201とドライブシャフト202が所定間隔おいて相互に平行配置される。カウンタシャフト201及びドライブシャフト202のそれぞれには、複数の変速ギヤを含んでなるギヤ列203(ドライブ側、図3参照)及びギヤ列204(ドリブン側)がそれらの軸方向に沿って配設される。ギヤシフト機構によりギヤ列203及びギヤ列204間の所定のギヤ同士が噛合し、カウンタシャフト201の回転がそれらのギヤを介して、ドライブシャフト203へ変速して伝達されるようになっている。ドライブシャフト201の左軸端部には前述のドライブスプロケットが取り付けられており、後輪111(図1)の車軸に装架されたスプロケット(図示せず)及びドライブスプロケット相互間に巻回されたチェーンを介して、エンジンユニット112から後輪111へと動力伝達経路が形成される。
上記の場合、ギヤ列203及びギヤ列204において所定のギヤはカウンタシャフト201あるいはドライブシャフト202と回転一体に結合し、また一部のギヤは回転可能に結合し、あるいはカウンタシャフト201又はドライブシャフト202の軸方向に沿ってスライド可能に結合する。この場合、所定のギヤをスライドさせることで、隣接するギヤ相互間でドッグクラッチを介して回転一体に結合するように構成され、つまりギヤシフト機構の作動によりカウンタシャフト201及びドライブシャフト202間を所望の1組の変速ギヤの組合せで接続できるようになっている。
更にトランスミッション装置200においてギヤシフト機構を有し、このギヤシフト機構はシフトシャフト205、シフトアーム206、シフトカム207、シフトカムストッパ208及びシフトフォーク209等を含んで構成される。この場合、シフトシャフト205はカウンタシャフト201と平行に配設され、シフトカム207の上方で回転可能に軸支される。このシフトシャフト205は、前述のシフトチェンジペダル12のシフト操作に連動して回転する。例えば、シフトアップのシフト操作では一方方向に回転し、シフトダウンのシフト操作ではそれとは反対の他方方向に回転する。シフトシャフト205の右端部には図4に示すように、該シフトシャフト205の回転に伴って揺動するシフトアーム206が軸着されている。シフトアーム206は下方に延出するヘラ板状に形成され、シフトカム207を右側から覆うように配置される。シフトアーム206は、シフトシャフト205の回転に応じて前後何れかの方向に揺動し、その揺動後に中立状態に戻るように付勢されている。
シフトカム207は同様にカウンタシャフト201と平行に配設され、ドライブシャフト202の上方で回転可能に軸支される。シフトカム207における円筒状のカム本体の外周面には、所定の数及び所定の形状のカム溝207aが形成される。詳細図示等を省略するが、シフトカム207のカム本体の右端部にはシフトアーム206と係合するアーム係合部が固定され、そのアーム係合部が回動することで、シフトカム207が回転する。シフトカムストッパ208は、シフトカム207のアーム係合部に近接配置され、その位置決め部と係合する方向に付勢され、シフトカム207の回転位置を位置決めする。
シフトフォーク209は図4の両矢印のように、シフトフォークシャフト210に沿って往復動可能に支持されている。シフトフォークシャフト210は、カウンタシャフト201及びドライブシャフト202それぞれに対して平行になるように軸支されている。シフトフォーク209は、シフトカム207の所定のカム溝207aに係合すると共に、カウンタシャフト201及びドライブシャフト202のギヤ列203及びギヤ列204のうちの隣合う所定の2つの変速ギヤの間に係合する。シフトフォーク209はシフトカム207が回転すると、そのカム溝207aの形状に従ってシフトフォークシャフト210の軸方向に移動する。シフトフォーク209はその移動に応じて所定の変速ギヤを、カウンタシャフト201又はドライブシャフト202の軸方向に移動させる。これによりギヤ列203及びギヤ列204間で所定の変速ギヤが移動することにより、カウンタシャフト201からドライブシャフト202への回転動力の伝達経路、即ち変速ギヤの組み合わせが変更される。
本発明のシフトロッド装置10において、シフトチェンジペダル12及びシフトチェンジレバー13を連結するシフトロッド14にはストローク量を計測するストロークセンサと、シフトチェンジペダル12からのシフトアップ及びシフトダウンの操作荷重に対応して伸縮方向にストロークする、即ちシフトアップかシフトダウンかのシフト方向とその際の荷重を検知するためのシフト荷重センサと、を一体的に設けている。
ここで、図5に示されるようにシフトロッド14はシフトロッドアジャスタ15及びシフトロッドボディ16で構成される。シフトロッドアジャスタ15及びシフトロッドボディ16は相互に結合するが、シフトロッドアジャスタ15はシフトチェンジペダル12側に接続され、シフトロッドボディ16はシフトチェンジレバー13側に接続される。
図5(B)に示されるようにシフトロッドボディ16は実質的に中空構造(円筒状)を有し、その内部にシフト荷重センサの構成部品として、ピストン17と第1プランジャ18と第2プランジャ19と第1スプリング20(コイルスプリング)と第2スプリング21とストッパピン22と磁石23とが内蔵され、これらの構成部品がシフトロッドボディ16内部で同一軸線方向に沿ってストロークするように配設される。
また、ストロークセンサ24は、磁石23と対向してシフトロッドボディ16の外面に配置され、非接触式で磁石23の移動量を相対的に検知するようになっている。なお、ストロークセンサ24は、シフトロッドボディ16に対してスクリュ25により締付固定されている(図5(A))。
ピストン17はシフトロッドボディ16内でその軸線方向に所定ストローク往復動可能に装着されるが、シフトチェンジペダル12側からの操作荷重がかかっていないときにはそのストローク中央に位置する(図5(B)の中立位置O)。一方、伸び側又は縮み側の操作荷重の付与により中立位置Oから一方側及びその反対の他方側へストローク±Sまで移動できる。
上記の場合、シフト荷重センサの伸び縮み反力を付与する第1スプリング20及び第2スプリング21(コイルスプリングが好適である)は、ピストン17のストローク方向両側で第1プランジャ18及び第2プランジャ19をそれぞれ挟んで対向する位置に配置されている。
また、ピストン17は第1プランジャ18及び第2プランジャ19により挟まれ、第1スプリング20が第1プランジャ18を、第2スプリング21が第2プランジャ19を押圧する。そして、第1スプリング20及び第2スプリング21それぞれのスプリング反力により、操作荷重がない場合はピストン17が中立位置Oに復帰するようにしている。
ここで、図6(A)は縮み側動作のストローク端、図6(B)は伸び側動作のストローク端の各部材の配置関係を示しており、それぞれピストン17は中立位置Oに対して縮み方向及び伸び方向にストロークSだけ変位している。シフトロッドボディ16の内周面にはその軸線方向に沿って、このように往復動するピストン17のガイド孔26が形成されており、ガイド孔26の両端には段部27A,27Bが設けられている。第1プランジャ18は段部27Aに当接してその位置が規制され、第2プランジャ19は段部27Bに当接してその位置が規制される。図6(A)に示すように段部27A及び段部27B相互間の幅w(段部幅)は、ピストン17の長さlと同一寸法に設定される。このためピストン17が中立位置Oにあるとき、第1プランジャ18及び第2プランジャ19はそれぞれ段部27A及び段部27Bに当接する。
シフト荷重センサの伸び縮み移動量を規制するストッパピン22は、ピストン17のストローク方向と直交方向に突出する。磁石23はストッパピン22と同軸上に設けられるが、ストッパピン22は、好適には磁性を持たない金属部材で構成されている。なお、ストロークセンサ24の検知精度に実質的な影響を与えない程度であれば、磁性を有していても差し支えない。
また、シフトロッドボディ16にはその軸線方向に沿って、ストッパピン22が係合するストッパ孔28が形成されている。ストッパ孔28はピストン17のストローク方向を長径とする長穴であってよく、図6(A)に示すようにストッパピン22の外径dとシフトロッドボディ16のストッパ孔28の内径Dとによりシフト荷重センサの伸び縮み移動量が規制される。
上記の場合、本例ではストロークセンサ24は磁石23の位置を感磁素子で検出し、即ちピストン17のストローク位置を検知する。ピストン17のストローク位置とストロークセンサ24で得られた出力電圧Vとの関係は例えば図7のストローク・電圧特性線図のように変化し、実使用においてストロークに応じて出力電圧Vmin〜Vmaxの間で変化する。
上記のように構成されたシフトロッド装置10の基本動作において、走行中にギヤチェンジを行う際、ライダーはシフトチェンジペダル12を蹴り上げ、又は蹴り下げる。シフトチェンジペダル12に対するシフト操作に連動して、シフトロッド装置10を介してトランスミッション装置200においてシフトシャフト205が回転する。シフトシャフト205の回転でシフトアーム206を介してシフトカム207を回転させ、これに対応してシフトフォーク209が所定の変速ギヤをスライド移動させる。これにより変速ギヤの組み合わせが変更され、シフトチェンジが行われる。なお、シフトアップはシフトチェンジペダル12の蹴上げにより行われ(図3、矢印UP)、シフトダウンはその蹴下げにより行われ(図3、矢印DOWN)、これに応じてシフトロッド14が伸縮すると共にピストン17がシフトロッドボディ16内で移動する。かかるシフト操作がギヤチェンジの都度行われるが、シフトアップ及びシフトダウンとシフトチェンジペダル12の蹴上げ及び蹴下げとの関係は、上記と反対であってもよい。
本発明のシフトロッド装置10において先ず、ストロークセンサ24とシフト荷重センサとを一体的に設け、つまり実質的に単一のセンサで伸び縮み量を検知し、シフトアップ及びシフトダウン制御の両方を可能にする。これにより装置の小型化と構造の簡素化を図り、コスト低減に寄与する上、小型化することで図1のように車両側部に配置する際そのレイアウトの自由度を向上することができる。
また、複数のセンサ構成部品をシフトロッドボディ16内部で同一軸線に沿ってストロークするように配置し、コンパクトな構造を実現している。
このうち非接触式で磁石23の移動量を相対的に検知するストロークセンサ24は、磁石23と対向してシフトロッドボディ16外面に配置され、スクリュ25により締付固定される。このようにストロークセンサ24を取り付けることで、磁石23及びストロークセンサ24間の位置精度を向上し、ひいては検知精度を高めることができる。
また、ストローク量を計測させるための磁石23とストローク量を規制するためのストッパピン22とを同軸に配置することでも、検知精度を高めることができる。この場合、ストッパピン22は磁性を持たない金属部材で構成される場合、ストロークセンサ24の検知動作に対する影響が少なくなり、更に検知精度を高める。
また、伸び縮み反力を付与する第1スプリング20及び第2スプリング21は、ピストン17のストローク方向両側で第1プランジャ18及び第2プランジャ19をそれぞれ挟んで対向する位置に配置される。
シフト荷重センサの伸び縮みが開始する操作力を独立して設定できるため、シフトアップ及びシフトダウンのために機械的に要求されるライダーへの要求荷重に対応する操作力を最適化し、シフトチェンジを確実にすることができる。図7を参照して、例えばシフトアップ側の要求荷重をFb、またシフトダウン側の要求荷重をFaとする。ストローク・電圧特性線図から分かるように本発明のシフトロッド装置10の構造であれば、伸び側及び縮み側の操作荷重の設定を独立に行なうことができ、最適なFa,Fb値を実現することができる。
この場合、シフト荷重センサ自体が伸び縮みするためシフチェンジレバー13の意図しない回転力発生の可能性が低い。センサ内部の第1及び第2スプリング20,21を伸び縮みさせたエネルギによって生まれる慣性力がシフトチェンジレバー13を回転を助けるため、確実且つ少ない力でシフトチェンジレバー13を回転させることができる。またライダーにセンサを押し込ませるため、ライダーがシフト荷重センサに対して確実に操作荷重をかけ、その操作力をかけている時間をロードセルタイプの荷重センサよりも長くすることができるため、操作荷重の印加時間が短いことによるシフトチェンジ途中でのギヤ抜け等の危険を回避できる。
また、ピストン17は第1プランジャ18及び第2プランジャ19により挟まれ、第1スプリング20及び第2スプリング21それぞれのスプリング反力により、操作荷重がない場合はピストン17が中立位置Oに復帰する。
磁石23を同軸上に配置したストローク量規制用のストッパピン22はその構造上、左右の第1プランジャ18及び第2プランジャ19に付与されているイニシャル荷重Fn(図7参照)によって押し込まれるため、操作荷重がない場合は常に中立位置Oに位置するようになる。伸び縮み方向に移動するストロークSを予め設定しておけば、図7のストローク・電圧特性線図から分かるように、ストローク量からシフト荷重センサに働く荷重を推定することができる。従って、検知したストローク量をECUの制御プログラム上で荷重に変換し、このように算出した荷重に基づき、点火遅角あるいは失火量もしくは率の制御に用いることができる。この場合、常にストローク量を検知することによって、スイッチ式のようなあいまいな信号発生による誤判定を防ぐことができる。
更に、段部27A及び段部27B相互間の幅wは、ピストン17の長さlと同一寸法に設定される。
2つの第1プランジャ18及び第2プランジャ19がそれぞれ段部27A及び段部27Bに当接するため、操作荷重がない場合はピストン17を必ず中立位置Oに保持することができる。
この場合、ストッパピン22の外径dとシフトロッドボディ16のストッパ孔28の内径Dとによりピストン17のストローク量が制限され、シフト荷重センサの伸び縮み移動量を規制することで、装置の適正作動が保証される。
なお、上記の場合、一般にシフトアップは蹴上げ、シフトダウンは蹴下げで行うが、ライダーは同じシフトチェンジ操作でもシフトダウンの方が荷重をかけ易い。このためシフトダウンの際の荷重の閾値Faを低く設定すると、シフトカム207を回す操作荷重が足りない場合がある。そのためFa,Fbを独立で設定する必要がある。
また、シフト荷重センサの伸び縮みが小さい操作力で発生すると、例えばニュートラル(1−2速の間にあり弱い操作力で操作することによって入る)に入れる際に、シフト荷重センサが変形し操作がしづらい。また、シフトロッド14が伸縮変形するため、そのままではシフト操作時のフィーリングは剛性感のないものになる。これらのことを防ぐため、センサ操作荷重に予めイニシャル荷重Fnをかけておく。構造上、伸び縮み用の第1スプリング20及び第2スプリング21を予め縮めておくことによって、このイニシャル荷重Fnを実現する。イニシャル荷重Fnの設定は、ニュートラルポジションにシフトカムを移動させるために必要なシフトロッド操作力をもとに設定する。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
シフトチェンジペダル12の操作に関して、上記実施形態ではシフトアップで蹴上げ、シフトダウンで蹴下げの例を説明したが、この逆であってもよい。
本発明は、上記実施形態の場合のみならず、例えば4輪車のシフトリンケージに対して同様の構造を適用可能であり、この場合クラッチ操作なしでシフトチェンジを行うことを可能にする。
10 シフトロッド装置、11 支軸、12 シフトチェンジペダル、13 シフトチェンジレバー、14 シフトロッド、15 シフトロッドアジャスタ、16 シフトロッドボディ、17 ピストン、18 第1プランジャ、19 第2プランジャ、20 第1スプリング、21 第2スプリング、22 ストッパピン、23 磁石、24 ストロークセンサ、25 スクリュ、26 ガイド孔、27A,27B 段部、28 ストッパ孔、100 自動二輪車、200 トランスミッション装置。

Claims (7)

  1. シフトシャフトの回転でシフトカム及びシフトフォークを介して変速用ドッグを移動させるトランスミッションを備えた自動二輪車において、シフトチェンジペダルの操作により駆動されるシフトロッドが、シフトチェンジレバーを介して前記シフトシャフトを回転駆動するように構成されたリンク機構を持つ自動二輪車のシフトロッド装置であって、
    前記シフトロッドにストローク量を計測するストロークセンサと、前記シフトチェンジペダルからのシフトアップ及びシフトダウンの操作荷重に対応して伸縮方向にストロークするシフト荷重センサとを一体的に設け
    前記シフトロッドはシフトロッドアジャスタ及びシフトロッドボディで構成され、
    前記シフトロッドボディに前記シフト荷重センサの構成部品として、ピストンと第1プランジャと第2プランジャと第1スプリングと第2スプリングとストッパピンと磁石とが内蔵され、これらの構成部品が前記シフトロッドボディ内部で同一軸線に沿ってストロークし、
    前記ストロークセンサは、前記磁石と対向して前記シフトロッドボディ外面に配置され、非接触式で前記磁石の移動量を相対的に検知することを特徴とする自動二輪車のシフトロッド装置。
  2. 前記ストロークセンサは、前記シフトロッドボディにスクリュにより締付固定されていることを特徴とする請求項に記載の自動二輪車のシフトロッド装置。
  3. 前記シフト荷重センサの伸び縮み反力を付与する前記第1スプリング及び前記第2スプリングは、前記ピストンの両側で前記第1プランジャ及び前記第2プランジャをそれぞれ挟んで対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車のシフトロッド装置。
  4. 前記ピストンは前記第1プランジャ及び前記第2プランジャにより挟まれ、前記第1スプリングが前記第1プランジャを、前記第2スプリングが前記第2プランジャを押圧し、
    前記第1スプリング及び前記第2スプリングそれぞれのスプリング反力により、操作荷重がない場合は前記ピストンが中立位置に復帰することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動二輪車のシフトロッド装置。
  5. 前記ピストンの長さと前記シフトロッドボディ内面に設けられた段部幅は、同一寸法であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動二輪車のシフトロッド装置。
  6. 前記磁石は、前記シフト荷重センサの伸び縮み移動量を規制するストッパピンと同軸上に設けられ、
    前記ストッパピンは、磁性を持たない、又は前記ストロークセンサの検知精度に実質的に影響しない程度の磁性を有する金属部材で構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動二輪車のシフトロッド装置。
  7. 前記シフト荷重センサの伸び縮み移動量は、前記ストッパピンの外径と前記シフトロッドボディに設けたストッパ孔の内径で規制されていることを特徴とする請求項に記載の自動二輪車のシフトロッド装置。
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