JP6106537B2 - 位置認識装置および位置認識方法 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の位置認識装置は、外縁にノッチ(基準部)が形成され、表面に接着シートが貼付されたウエハ(被検査体)を支持するテーブルと、テーブルを水平方向に移動させる移動装置と、テーブルを水平面内で回転させる回転装置と、ノッチを検出するセンサとを備え、検出したノッチの位置を基にウエハの位置を認識するように構成されている。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、水平面内の軸とし、Z軸は、水平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な矢印AR方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
ここで、接着シートASは、ウエハWFの形状に合わせた円形形状に形成されるとともに、第1接着剤AD1層と第2接着剤AD2層とが隣接することで、当該接着シートASの中心SCを通り、当該接着シートASの一端から他端にまで達する直線状の境界CLを有している。接着シートASは、位置的に所定の法則性をもって、すなわち、基準部としてのノッチVNの中心VCとウエハWFの中心WCとを通る直線WL上に境界CLが重なるように、ウエハWFに貼付されている。
先ず、図示しない搬送手段によって、ウエハWFの中心WC(接着シートASの中心SC)がテーブル21の中心21Cに重なるようにするとともに、接着シートASを上方にして被検査体WKを支持面21A上に載置すると、支持手段2が図示しない減圧手段を駆動し、支持面21Aで被検査体WKを吸着保持する。次いで、照射手段3が発光源を駆動し、光を照射した後、昇降手段7が直動モータ71、72を駆動し、テーブル21によってレーザ光が遮られた図1(B)中二点鎖線で示す位置から照射手段3および検出手段5を同期させて上昇させる。そして、図1(A)に示すように、レーザ光が例えば第2接着剤AD2層を透過して検出手段5で検出された瞬間に、昇降手段7が直動モータ71、72の駆動を停止する。この際、散乱防止部材6により光の散乱が防止され、貫通孔63を通過した光のみが、接着剤AD層に照射される。
また、照射手段は、図1(A)中二点鎖線で示すように、ライン光を照射可能な照射手段3Aとしてもよく、このとき、散乱防止部材6Aは、底面部61Aと起立部62Aとを備え、起立部62Aにおける照射手段3に対向する位置にスリット63Aが形成されたものとしてもよい。
さらに、検出手段5Aは、図1(A)中二点鎖線で示すように、カメラ等の撮像手段により構成され、接着シートASの接着面に交差する方向から光の変化を認識可能に設けてもよい。この場合、照射手段が発光した光は、上記実施形態のように接着シートASにおける接着面全域に亘って接着剤AD層を透過しなくてもよく、少なくとも基材シートBSを透過できればよい。
また、検出手段は、接着剤層に入り込んだ光の透過具合が異なることで生じる光の変化として、当該光の色彩変化を検出する構成でもよく、この場合、例えば、第1接着剤AD1層および第2接着剤AD2層の一方を透明な接着剤として他方をグレーの接着剤とし、光の色彩が透明からグレーに変化することを検出し、その位置データを図示しない制御手段に出力して被検査体の位置を認識することができる。なお、第1接着剤AD1層および第2接着剤AD2層の色彩は、青色や黄色等の他の色でもよい。
さらに、移動手段4は、被検査体WKに対して照射手段3および検出手段5を前後方向に移動させてもよいし、被検査体WK、照射手段3、および検出手段5を同時に移動させてさせてもよい。
また、移動手段4は、回動モータ41をX、Y軸方向の両方へ移動可能とし、検出手段5の検出結果を基にテーブル21を回転させたり移動させたりして、被検査体WKを所定の位置に位置決めするようにしてもよい。
さらに、第1接着剤AD1層から第2接着剤AD2層に切り替わった時点から第2接着剤AD2層から第1接着剤AD1層に切り替わった時点までを回転角度θ1としてもよい。
また、レーザ光の光量が増加した位置から低下した位置までの被検査体WKの回転角度θ1を求め、360度からθ1を差し引いた半分の角度を送り角度θ2として算出してもよい。
また、接着シートASが位置的に所定の法則性をもってウエハWFに貼付された被検査体WKとは、上記実施形態以外に、例えば、境界CLが直線WLに対し、ウエハWFの中心WCを中心として時計回転方向または反時計回転方向に、例えば10度、30度、45度、90度といった所定角度変移されたものでもよい。
また、基準部は、ウエハWFの場合、オリエンテーションフラット等の方位マーク、ウエハWFに刻印された製造番号、回路パターン、カーフ、またはストリート等としてもよいし、ウエハWF以外の場合でも、所定の法則性をもって被着体の位置を特定できる目印となるものであれば何ら限定されるものではない。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
2 支持手段
3 照射手段
4 移動手段
5 検出手段
6 散乱防止部材(散乱防止手段)
21A 支持面
AD1 第1接着剤
AD2 第2接着剤
AS 接着シート
BS 基材シート
WF ウエハ(被着体)
WK 被検査体
Claims (3)
- 基材シートの一方の面に光の透過具合の異なる少なくとも2種類の接着剤層が同一面内で隣接した状態で積層された接着シートが、位置的に所定の法則性をもって被着体に貼付された被検査体の位置を検出する位置認識装置であって、
前記被検査体に光を照射する照射手段と、
前記同一面内で前記被検査体と前記照射手段とを相対移動させる移動手段と、
前記被検査体に照射された光を検出する検出手段とを備え、
前記照射手段は、前記接着剤層の外縁から当該接着剤層に入り込む光を照射可能に設けられ、
前記検出手段は、前記接着剤層に入り込んだ光の透過具合が異なることで生じる光の変化を検出して前記被検査体の位置を認識可能に設けられていることを特徴とする位置認識装置。 - 前記照射手段から照射された光の散乱を防止する散乱防止手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の位置認識装置。
- 基材シートの一方の面に光の透過具合の異なる少なくとも2種類の接着剤層が同一面内で隣接した状態で積層された接着シートが、位置的に所定の法則性をもって被着体に貼付された被検査体の位置を検出する位置認識方法であって、
照射手段で前記接着剤層の外縁から当該接着剤層に入り込む光を照射する工程と、
前記同一面内で前記被検査体と前記照射手段とを相対移動させる工程と、
前記接着剤層に入り込んだ光の透過具合が異なることで生じる光の変化を検出して前記被検査体の位置を認識する工程とを実施することを特徴とする位置認識方法。
Priority Applications (1)
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JP2013132951A JP6106537B2 (ja) | 2013-06-25 | 2013-06-25 | 位置認識装置および位置認識方法 |
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JP2013132951A JP6106537B2 (ja) | 2013-06-25 | 2013-06-25 | 位置認識装置および位置認識方法 |
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