JP6105855B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ベース部材に対してプリント基板を支持して構成した電子制御装置に関する。
ベース部材に対してプリント基板を支持するための従来の電子制御装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1の図1(b)に示すように、プリント基板1の角孔1−1にXボス2の長方形部2−2を挿通させ、プリント基板1を矢印Aの方向に回転させると、プリント基板1はボス3の傾斜部3−1に沿って上がり、斜部3−1の部分が円孔1−2に嵌合され、プリント基板1は基板押え部2−1および基板受け部3−2により下面を支持され、側面が浮き止めボス4により支持される。
特開平9−326573号公報
ところが、特許文献1に記載の電子制御装置は、円孔1−2およびXボス2の長方形部2−2を設けるためのスペースをプリント基板1に設ける必要があり、プリント基板に回路パターンを形成するためのスペースが減少して、レイアウト性が低下する。
そこで本発明は、上記の課題を解決した電子制御装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、ベース部材と、
アクチェータを駆動制御するための回路パターンが形成されたプリント基板と、
前記ベース部材の前記プリント基板の外周側に立設されて、弾性力を有する支柱と、該支柱の先端部に設けられて、プリント基板の外周部に向かって突出する突起と、を有する複数のスナップフィットと、
前記ベース部材の前記スナップフィットと対向した位置に隙間をもって立設され、前記プリント基板の下面を支持する台座支柱と、
前記ベース部材の前記プリント基板の外周側でかつ前記スナップフィットの側方位置に立設された支柱と、該支柱の先端に設けられて、前記プリント基板の外周部の下面が載置支持される台座部と、前記支柱の先端側の前記台座部の外側部から軸方向に沿って延設されて、前記プリント基板の外周部の側面が当接する側面規制部と、前記台座部と前記側面規制部との境目に設けられ、前記プリント基板の外周部が前記台座部に載置された状態で前記プリント基板の外周部の角部の接触を逃がす溝部と、からなる支持部材と、を備え、
前記スナップフィットと台座支柱によって前記プリント基板の外周部が挟持固定されると共に、前記支持部材の前記側面規制部によってプリント基板の側面方向への変位規制された状態で、前記台座部によって前記プリント基板の外周部の下面を載置支持したことを特徴としている。
請求項に係る発明は、請求項に記載の電子制御装置において、前記側面規制部には、先端を屈曲変形させて前記プリント基板の平面部に当接する押さえ部が形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の電子制御装置によれば、支持部材をプリント基板の側面に当接させることで、プリント基板の側面方向への変位を規制することができる。
さらに、プリント基板のベース部材と対向する面を前記台座部で支持することができ、プリント基板の側面により近い位置で支持できるので、プリント基板のレイアウト性の低下を抑制できる。
請求項に記載の電子制御装置によれば、プリント基板をベース部材に支持するときに、プリント基板に力が加わることによる応力負荷を低減することができる。
電子制御装置の要部を示す斜視図(実施の形態)。 ブレーキ倍力装置の構成図(実施の形態)。 ブレーキ倍力装置の分解斜視図(実施の形態)。 ブレーキ倍力装置のECUにおける電子制御装置を示す斜視図(実施の形態)。 補強部材とプリント基板との関係を示す構成図(実施の形態)。 プリント基板へブスバーをハンダ付けする際の説明図(実施の形態)。 図6の要部拡大図(実施の形態)。 支持部材の構成図(実施の形態2)。 支持部材の構成図(実施の形態3)。 支持部材の構成図(実施の形態4)。
以下、本発明による電子制御装置を、自動車のブレーキ倍力装置に適用した場合について説明する。
自動車のブレーキシステムは、断面積の小さい一方のシリンダに設けた一方のピストンにブレーキペダルを連結し、該一方のシリンダには断面積の大きい他方のシリンダを連結して圧油を満たし、他方のシリンダに設けた他方のピストンを、ブレーキ倍力装置と更にはタイヤのロックを回避するABS(Anti−Lock−Brake−System)装置や、横滑り等が生じた場合に姿勢を制御するVDC(Vehicle−Dynamics−Control)装置を介して各車輪のブレーキに連結している。
ブレーキペダルを踏んだときの力は、前記2つのシリンダにより油圧で倍増されて、更にブレーキ倍力装置により増力される。該ブレーキ倍力装置は、エンジンの排気圧力を利用して油圧を上昇させる構成のものと、電動モータからなる電動アクチュエータを駆動して油圧を上昇させる構成のものとがある。
この実施の形態は、電動アクチュエータを駆動して油圧を上昇させるブレーキ倍力装置に、電子制御装置を適用したものである。
(構成)
ブレーキ倍力装置の外観図を図2に示す。図のように、シリンダ1が設けられている。このシリンダ1は、前記の他方のシリンダに相当するものであり、該他方のシリンダ内の油圧は、図2に示すブレーキ倍力装置により倍増される。即ち、ブレーキ倍力装置は、ブレーキペダルを踏むことによって圧力上昇した圧油の圧力を検出し、アシストして圧油の圧力を上昇させる。これにより、上昇した圧油が直接に、あるいはABS装置やVDC装置を介して、車両の各車輪のブレーキに供給される。
ブレーキ倍力装置は、アシストして圧油の圧力を上昇させるアクチュエータとしての電動モータ2と、該電動モータ2を構成するケーシングの上部に4本のボルト3aを介して結合され電動モータ2を制御する制御手段としてのECU(Electroniic Control Unit)3とから構成されている。
ECU3は、図3に示すようにハウジング6とハウジングカバー7との間の収容空間に、回路部8を設けて構成されている。ハウジング6は略有底四角筒形状であり、上部の開口部に図示しないシール部材を介してハウジングカバー7が載置され、4本のネジ9によりハウジングカバー7がハウジング6に結合されている。ハウジング6の側面には四角い開口部6aと丸い開口部6bとが形成され、後者には呼吸フィルタ10が装着されている。
前記回路部8には、前記電動モータ2に電力を供給するための図示しないパワー基板と通電ノイズを除去するためのフィルタ電子回路とを有する組立体11と、電動モータ2を制御するための制御基板を構成するプリント基板12とを備えている。
前記組立体11は射出成形によって一体的にモールドされており、組立体11には、一端部がバッテリー電源に接続されるメスコネクタ13が一体的に形成されており、該メスコネクタ13は前記開口部6aに嵌め込まれている。組立体11は、合成樹脂によって板状に形成された基板本体11aと、該基板本体11aの上面に立設された複数の金属導体のブスバー14と、該基板本体11aの下面に設けられた収容部11bとで構成されている。該収容部11bには、組立体11を構成するリレー回路、コモンモールドコイル、ノーマルモールドコイル、コンデンサ等の電子部品が収容されている。この組立体11は、複数のネジ15を介してハウジング6の内部に固定されている。
前記プリント基板12は、組立体11の上方に支持されている。前記プリント基板12には、コンピュータを含む制御回路が取り付けられており、該制御回路から、前記電動モータ2の駆動回路であるインバータ(半導体素子)の駆動を制御する制御信号が送られる。プリント基板12には複数のスルーホール12aが形成されており、これらのスルーホール12aに前記ブスバー(接続端子)14が挿通されてハンダ付けされている。
次に、ベース部材としての基板本体11aに対してプリント基板12を支持する支持構造について説明する。
図1、図3、図4に示すように、前記基板本体11aに支持部材18が立設されており、該支持部材18は基板本体11aと樹脂モールドによって一体成型されている。
この支持部材18は、前記基板本体11aに立設された支持部としての支柱18aと、該支柱18aの先端側に形成された台座部18eと、該台座部18eの前記基板本体11aの外周側が延長して起立した側面規制部18bと、前記台座部18eから側面規制部18bが起立する位置に設けられた溝部18cから構成されている。該側面規制部18bの溝部18c側には、プリント基板12を台座部18eに載せる際に、プリント基板12を案内するためのガイド面18dが形成されている。
側面規制部18bは、図5に示すようにプリント基板12の側面12aを支持することで、基板本体11aやプリント基板12が振動して基板本体11aの外周方向、即ち、側面12a方向にプリント基板12が変位することを規制している。
言い換えれば、プリント基板12は基板本体11aに並行になるように支持されており、プリント基板12と基板本体11aが平行方向に変位するのを規制している。
台座部18eは、図5に示すように基板本体11aと対向するプリント基板12の対向面12cを支持している。
また、溝部18cは、側面規制部18b及び台座部18eでプリント基板18を支持するときの支持性を向上させるために形成されるものである。
支持部材18が成型されるときに側面規制部18bと台座部18eとの境目が曲面状に形成されてしまうことがある。プリント基板12の角部12bが曲面状の境目に接触してしまうと、プリント基板12の側面12aと側面規制部18bとの接触が悪くなり、隙間ができたりする等、支持性が低下してしまう恐れがある。また、プリント基板12の対向面12cと台座部18eとの接触が悪くなり、隙間ができたりする等、支持性が低下してしまう恐れがある。そこで、溝部18cを形成することで、側面規制部18bないし、台座部18eへのプリント基板12の接触性を向上させている。
言い換えれば、溝部18cの形成によって、側面規制部18bと台座部18eとの境目が曲面状ないしテーパ状に形成されてしまうのを抑制し、溝部18cに角部12bの接触を逃がす機能を果たし、支持部材18とプリント基板12とが面接触できるようにしている。
支持部材18は図4に示すようにプリント基板12の外周に複数配置されている。
また、それぞれの支持部材18はプリント基板12の側面12aの一辺の中央位置から端部側にずれた位置に配置されている。このため、基板本体11aの外周方向に回転するようにプリント基板12が変位するのを抑制することができる。
また、支持部材18のうち、プリント基板12を貫通してプリント基板12に半田付けされる接続端子14の近傍に配置されるものは、図5に示すように、側面規制部18bの先端位置が、プリント基板12のベース部材12とは反対側の面と一致または突出しないように設定されている。
即ち、基板本体11aからの支持部材18の高さH1が、プリント基板の保持高さH2以下でプリン基板の側面12aを支持している。
例えば、図4において、手前の右から2番目の支持部材18は、その近傍に1本の接続端子14が存在するので、図5に示すように側面規制部18bの上端部の位置がプリント基板12の上面と略同一高さに設定されている。
本実施例では、支持部材18の他に、図1、図3、図4に示すように6本のスナップフィット17を基板本体11aに立設して、プリント基板18を保持している。
スナップフィット17は、基板本体11aに樹脂モールドによって一体成型されており、基板本体11aに立設する支柱17aと、該支柱17aの先端部にプリント基板12へ向かって突出する円弧突起17bとから構成されている。
また、スナップフィット17から離れた位置であって、スナップフィット17より基板本体11aの内側に、起立した円柱形の台座支柱16が形成されている。
円弧突起17bと台座支柱16との間の寸法は、プリント基板12の厚さ寸法以下に設定されており、前記円弧突起17bと前記台座支柱16との間にプリント基板12を挿入して嵌合することで、前記円弧突起17bと台座支柱16に挟持されて基板本体11aに固定される。
スナップフィット17の支柱17aは弾性力を有しており、前記円弧突起17bと台座支柱16との間にプリント基板12が挿入されるときに、支柱17aの先端側がプリント基板の挿入方向に反るようにして前記円弧突起17bと台座支柱16との間を広げることで、プリント基板12を挿入しやすくし、また、プリント基板12の挿入後に支柱17aが戻る反力によって、プリント基板12を保持する力を確保している。
基板本体11aと対向するプリント基板12の対向面12cは、支持部材18の台座部18eと、台座支柱16の両方で支持されるのが好ましいが、台座部18eと台座支柱16と高さばらつきやプリント基板12の反りなどの影響によって、台座部18eと台座支柱16のいずれか一方でプリント基板12の対向面12cを支持しても良く、仮に他方に隙間や緩みが生じたとしてもプリント基板12の保持としては機能するものである。
(作用)
次に電子制御装置の作用を説明する。
この実施の形態によれば、支持部材18の側面規制部18bがプリント基板12の側面12aに当接し、基板本体11aの外周方向にプリント基板12が変位することを規制している。
一方、スナップフィット17及び台座支柱16によって、プリント基板12の側面12aの近傍でプリント基板を保持する。
尚、台座部18eによって、プリント基板12の対向面12cを支持することも可能である。
ここで、スナップフィット17は、前記円弧突起17bと台座支柱16によってプリント基板12を挟持するため、プリント基板12と基板本体11aの積層方向、言い換えれば、プリント基板12を上側とし、規板本体11aを下側としたときのプリント基板の上下方向への変位は抑制することができる。
一方、基板本体11aの外周方向にプリント基板12が変位すること、言い換えればプリント基板12と基板本体11aの平行方向の変位については、スナップフィット17の支柱17aが弾性力を有しているために当該変位方向に撓むため、当該変位を押えきれず、プリント基板12が変位してしまう恐れがある。
この実施の形態では、前記支持部材18を適用し、前述したように側面規制部18bによってプリント基板12の側面12aを支持するから、ECU3が車両に搭載された後の車両走行などに伴う振動の発生により、基板本体11aの外周方向にプリント基板12が変位しようとしてもこれを抑制することができる。
また、これによりプリント基板12のハンダ接続部分に振動によってかかるストレスを低減することができ、ハンダ接続部分の劣化を抑制することができる。
また、プリント基板12の側面12aを支持するため、従来のようにプリント基板12を取り付けのための円孔等をプリント基板12に設けることで回路パターンを形成するためのプリント基板12のレイアウト性の低下を抑制することができる。
また、溝部18cを形成することで、プリント基板12と側面規制部18bないし、台座部18eへの支持性を向上させることができ、振動によるプリント基板12の変位の抑制効果を向上させることができる。
また、プリント基板12をハンダ付け処理する際のハンダ熱の影響を受ける領域に設けられた支持部材18は、側面規制部18bの先端位置が、図5のようにプリント基板12のベース部材12とは反対側の面と一致または突出しないように設定されている。
このため、例えば、ハウジングカバー7が取り付けられる前の図4の状態のECUを反転させて図6のように加熱炉のノズル19の上部に配置して接続端子14をプリント基板12にハンダ付けするとき、図7に示すように溶融したハンダ20が支持部材18の側面規制部18bの先端に接触するのを抑制することができ、ハンダ20や周辺の熱によって側面規制部18bの先端部が溶融ないし変形するのを抑制することができる。
支持部材18は、プリント基板12の側面12aの一辺の中央位置から端部側にずれた位置に配置されている。このため、基板本体11aの外周方向に回転するようにプリント基板12が変位するのを抑制することができる。
また、プリント基板12の複数の側面12aを支持部材18で支持してもよく、また、プリント基板12の一辺に対して複数の支持部材18で支持することができる。
(b)実施の形態2
次に、実施の形態2について説明する。なお、この実施の形態は実施の形態1の一部を変更したものなので、実施の形態1と異なる部分のみを説明する。
この実施の形態は、支持部材の構成のみが実施の形態1と異なる。
図8に示すように、支持部材18の前記側面規制部18bを延長して延長部を設け、該延長部を熱変形させてプリント基板12の側面12aの他方の面に当接する押え部18fを設けたものである。押え部18fと台座18eとによりプリント基板12を保持できるので、実施の形態1におけるスナップフィット17は省略されている。台座支柱16は設けられているが、省略してもよい。
この実施の形態によれば、複数の支持部材18における押え部18fとなる前の延長部で囲まれた空間に、基板本体11aとは反対側からプリント基板12を進入させて支持部材18における台座部18eに載せ、その後に支持部材18の延長部を加熱して熱変形させ、押え部18fを形成する。
この電子制御装置によれば、プリント基板12を基板本体11aに固定するときに、プリント基板12に力が加わることによる応力負荷が低減できる。このため、プリント基板12にハンダ付けされる接続端子14およびハンダ部に作用するストレスが抑制される。
これに対し、従来では基板受け部3−2と浮き止めボス4とにより、基板1の下方に隙間を形成した状態で基板1を組み付けるので、基板1に応力が生じ、接続端子およびハンダ部にストレスが作用するおそれがある。また、基板受け部3−2と浮き止めボス4との高さにばらつきが生じ、浮き止めボス4が低かったり、基板受け部3−2が高かったときには、嵌合が困難になって組み付け性が下がる虞がある。
また、支持部材18により、プリント基板12を3方向から支持するので、基板本体11aに形成する支持部材18の種類が単一で済む。
その他の構成,作用,効果は実施の形態1と同じなので説明を省略する。
(c)実施の形態3
次に、実施の形態3について説明する。なお、この実施の形態は実施の形態2の一部を変更したものなので、実施の形態2と異なる部分のみを説明する。
この実施の形態は、支持部材の構成のみが実施の形態1と異なる。
図9に示すように、前記台座部18eと該台座部18eから前記基板本体11aまでの前記支柱18aの一部とからなる台座部支柱18gと、前記側面規制部18bと該側面規制部18bから前記基板本体11aまでの前記支柱18aの一部とからなる側面規制部支柱18hとにより、支持部材18が構成されている。
この実施の形態によれば、側面規制部18bを有する側面規制部支柱18hと台座部18eを有する台座部支柱18gとを分離したことから、側面規制部支柱18hから台座部支柱18gを切り離して両者間の距離を任意に設定できる。
この電子制御装置によれば、側面規制部支柱18hと台座部支柱18gとの距離を任意に設定できるので、台座部支柱18gの設置位置の選択の自由度が高まり、回路パターンを避けた位置に台座部支柱18gを配置でき、回路パターンを形成するためのプリント基板のレイアウト性が向上する。
その他の構成,作用,効果は実施の形態2と同じなので説明を省略する。
(d)実施の形態4
最後に、実施の形態2について説明する。なお、この実施の形態は実施の形態3の一部を変更したものなので、実施の形態3と異なる部分のみを説明する。
この実施の形態は、支持部材の構成のみが実施の形態3と異なる。
図10に示すように、台座部支柱18gの台座部18eとプリント基板12の一方の面との間に接着剤19を介在させたものである。このため、側面規制部支柱18hの先端部に、図8、図9のような押え部18fは設けられていない。
この実施の形態によれば、複数の側面規制部支柱18hで囲まれた空間に、基板本体11aとは反対側からプリント基板12を進入させて台座部18eに載せ、プリント基板12と台座部18eとを接着剤19を介して結合する。
この電子制御装置によれば、プリント基板12を基板本体11aに固定するときに、プリント基板12に力が加わることによる応力負荷が低減される。このため、プリント基板12にハンダ付けされる接続端子14およびハンダ部に作用するストレスが抑制される。
これに対し、従来では基板受け部3−2と浮き止めボス4とにより、基板1の下方に隙間を形成した状態で基板1を組み付けるので、基板に応力が生じ、接続端子およびハンダ部にストレスが作用するおそれがある。また、基板受け部3−2と浮き止めボス4との高さにばらつきが生じ、浮き止めボス4が低かったり、基板受け部3−2が高かったときには、嵌合が困難になって組み付け性が下がる虞がある。
その他の構成,作用,効果は実施の形態3と同じなので説明を省略する。
なお、台座部18eはプリント基板12の一方の面の側面近傍のみを支持するものであるため、実施の形態1では、プリント基板12の一方の面の中央部を支持して台座部18eによる支持を補助するため、台座支柱16を立設したが、台座支柱16を設けない構成であってもよい。また、実施の形態1〜4のいずれも溝部18cを形成したが、溝部18cを設けない構成であってもよい。また、実施の形態4では台座部支柱18gと側面規制部支柱18hとに分割し、台座18eとプリント基板12との間に接着剤19を介在させたものであるが、実施の形態1の図1のように分割しない支持部材18においても、台座18eとプリント基板12との間に接着剤19を介在さて結合してもよい。
(イ)
請求項2〜4のいずれか1項に記載の電子制御装置において、
前記台座部と該台座部から前記ベース部材までの前記支持部の一部とからなる台座部支柱と、前記側面規制部と該側面規制部から前記ベース部材までの前記支持部の一部とからなる側面規制部支柱とに分離したことを特徴とする電子制御装置。
(イ)に係る電子制御装置によれば、側面規制部支柱と台座部支柱との距離を任意に設定できるので、台座部支柱の設置位置の選択の自由度が高まり、回路パターンを避けた位置に台座部支柱を配置でき、回路パターンを形成するためのプリント基板のレイアウト性が向上する。
(ロ)
請求項2,3,4,(イ)に記載の電子制御装置において、
前記プリント基板の一方の面と前記台座部との間に接着剤を介在させたことを特徴とする電子制御装置。
(ロ)係る電子制御装置によれば、プリント基板をベース部材に支持するときに、プリント基板に力が加わることによる応力負荷が低減される。このため、プリント基板にハンダ付けされる接続端子およびハンダ部に作用するストレスが抑制される。
11a…基板本体(ベース部材)
12…プリント基板
12a…側面
18…支持部材
18a…支柱(支持部)
18b…側面規制部
18c…溝部
18e…台座部
18f…押え部

Claims (1)

  1. ベース部材と、
    アクチェータを駆動制御するための回路パターンが形成されたプリント基板と、
    前記ベース部材の前記プリント基板の外周側に立設されて、弾性力を有する支柱と、該支柱の先端部に設けられて、プリント基板の外周部に向かって突出する突起と、を有する複数のスナップフィットと、
    前記ベース部材の前記スナップフィットと対向した位置に隙間をもって立設され、前記プリント基板の下面を支持する台座支柱と、
    前記ベース部材の前記プリント基板の外周側でかつ前記スナップフィットの側方位置に立設された支柱と、該支柱の先端に設けられて、前記プリント基板の外周部の下面が載置支持される台座部と、前記支柱の先端側の前記台座部の外側部から軸方向に沿って延設されて、前記プリント基板の外周部の側面が当接する側面規制部と、前記台座部と前記側面規制部との境目に設けられ、前記プリント基板の外周部が前記台座部に載置された状態で前記プリント基板の外周部の角部の接触を逃がす溝部と、からなる支持部材と、を備え、
    前記スナップフィットと台座支柱によって前記プリント基板の外周部が挟持固定されると共に、前記支持部材の前記側面規制部によってプリント基板の側面方向への変位規制された状態で、前記台座部によって前記プリント基板の外周部の下面を載置支持したことを特徴とする電子制御装置。
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