JP6103640B2 - 位置検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、位置検出装置に関し、特に、被検知物体を磁気的な変化によって検出する磁気式の位置検出装置に関する。
従来から、被検知物体が所定の位置に近付いたことを磁気的な変化により検出するようにした位置検出装置が広く知られている。このような位置検出装置は、例えば自動車などの制御の電子化が進展するのに伴い、ハンドルやアクセルブレーキ等の運転に直接関わる操作や、ドアや窓の開閉、シートの位置などの検出等、多くの用途に使用されている。そのため、用途に応じた設置場所に設置することができるように、小型化することが求められている。
特許文献1(従来例1)では、図8に示すような、近接センサ(位置検出装置)900が記載されている。検出部としての磁電変換素子904は、例えばホール素子で、回路基板903の上面に取り付けられている。永久磁石909,910は、磁電変換素子904の左右両側に位置するように回路基板903の上面に例えば接着剤を介して固定されており、永久磁石909,910は夫々のN極が磁電変換素子904に近付き、夫々のS極が磁電変換素子904から遠ざかるように(N極とS極を結ぶ軸が水平方向に)位置している。永久磁石912は永久磁石909,910に比べて磁束密度が小さく、磁電変換素子904の真下に位置するように回路基板903の下面に接着剤を介して固定されており、この永久磁石912はそのN極が磁電変換素子904に近付き、S極が磁電変換素子904から遠ざかるように(N極とS極を結ぶ軸が垂直方向に沿う方向)位置している。検出部である磁電変換素子904に対して上方から被検知物体が接近し、被検知物体が所定の位置に近付いたことを検出する。
実開昭62−120239号公報
しかしながら、特許文献1に記載の近接センサ900では、回路基板903の磁電変換素子(検出部)904を搭載している面(上面)側に、磁電変換素子904の両側に並べて永久磁石909,910を配置していたため、投影面積が大きくなってしまうという課題があった。また、基板の上面側の厚みが厚くなり、検出部と被検知物体との距離を磁石の高さより近付けることができないため、検知する範囲が狭くなってしまうというという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決し、検知範囲を狭めることなく投影面積を小さくすることができる位置検出装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の位置検出装置は、被検知空間内での被検知物体の接近を検出するための検知部と、スペーサ部材と、被検知空間に磁界を発生させるための第1磁石及び第2磁石とからなる位置検出装置であって、前記検知部は、前記スペーサ部材を挟んで前記第1磁石と対向する位置に配置されるとともに、前記第1磁石は、前記スペーサ部材と前記第2磁石との間に前記第1磁石の磁界の向きと前記第2磁石の磁界の向きとが反対となるように配置され、前記第1磁石の着磁方向および前記第2磁石の着磁方向は、前記検知部、前記スペーサ部材、前記第1磁石および第2磁石が並ぶ方向に対して交差しており、前記第1磁石の着磁方向の長さが、前記第2磁石の着磁方向の長さよりも短くなっており、前記第1磁石と前記第2磁石とが接して配置され、前記第2磁石からの磁力が前記第1磁石からの磁力よりも被検知空間内において前記検知部からの距離が遠い位置にまで到達して、前記第1磁石からの磁力と前記第2磁石からの磁力との合成により磁界が発生しており、前記検知部は、被検知空間内を移動する被検知物体により前記第2磁石からの磁力の影響が変化することによる磁界の変化を検出して、被検知物体の接近を検出することを特徴とする。
これによれば、検知部の一方側に、磁石を検知部と重ねるように配置しているので、投影面積を小さくすることができる。また、検知部側の面には検知部しか存在しないため検出部と被検知物体との距離を近付けることができ、検知範囲を狭めることがない。従って、検知範囲を狭めることなく投影面積を小さくすることができる位置検出装置を提供することができる。さらに、第1磁石は、第2磁石よりも着磁方向の長さが短いので、第2磁石の第1磁石と重なっていない部分からの磁力が、遠方まで届くものとなる。
また、本発明の位置検出装置は、前記第2磁石は、間に磁性部材を挟んで2つの磁石を連結して形成されていることを特徴とする。
これによれば、2つ磁石で、磁石より安価となる磁性部材を挟んで第2磁石を形成しているので、小さな磁石を使用することができる。このため第2磁石の大きさを維持したまま安価にすることができるので、位置検出装置のコストを低減することができる。
本発明によれば、検知範囲を狭めることなく投影面積を小さくすることができる位置検出装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る位置検出装置の外観図である。 本発明の実施形態に係る位置検出装置の構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る位置検出装置の構造を説明する図である。 図3に示すA−A断面を示す断面図である。 第1磁石と第2磁石が発生する磁力線について説明する断面模式図である。 位置検出装置の動作を説明する図である。 第2磁石の変形例を示す図である。 特許文献1に記載の近接センサの説明図である。
[第1実施形態]
以下に第1実施形態における位置検出装置100について説明する。
まず始めに本実施形態における位置検出装置100の構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は位置検出装置100の外観図である。図2は位置検出装置100の構成を示す分解斜視図である。
位置検出装置100は、図1に示すように、筐体10によって形作られる外観形状を有している。筐体10は、非磁性体の合成樹脂材からなり略L形状に形成されており、図1に示すように基部10aと、カバー部10bを有している。基部10aには接続部10dが設けられており、カバー部10bには検知面10cが設けられている。
位置検出装置100を用いる場合には、検知面10cは被検知空間に向けて配置され、検知面10cに被検知空間内を移動する被検知物体500が接近したことを検出する。接続部10dは、その内部に複数の接続電極11が配置されており、接続電極11を介して、位置検出装置100が動作するための電力の供給や、位置検出装置100の出力となる検出信号の出力が行われる。
位置検出装置100は、図2に示すように筐体10の内部に、検知部1と、スペーサ部材2と、第1磁石3と、第2磁石4と、を備え、更に、フレーム5と、複数の接続電極11を有している。
検知部1は磁気抵抗素子などを用いた磁電変換素子で、検知部1に印加される磁力の状態変化を電気信号に変換して出力する。
スペーサ部材2は、ガラスエポキシ等のプリント配線板で、図2に示すスペーサ部材2のZ1側の面及びZ2側の面には図示しない銅箔パターンが形成されている。また、スペーサ部材2には図2及び図3(a)に示すように、接続孔2aと、位置決め孔2bがそれぞれ4つずつ形成されている。
第1磁石3は、図2に示すように、矩形板状の外形を有しており、図2に示すY1‐Y2方向に、Y1側がN極、Y2側がS極となるように着磁されている。また、第1磁石3の着磁方向の長さは、第2磁石4の着磁方向の長さよりも短くなっている。
第2磁石4は、図2に示すように、矩形板状の外形を有しており、図2に示すY1‐Y2方向に、Y1側がS極、Y2側がN極となるように着磁されている。また、第2磁石4の着磁方向の長さは、第1磁石3の着磁方向の長さよりも長くなっている。
第1磁石3の外形形状と第2磁石4の外形形状の関係及び、第1磁石3と第2磁石4にそれぞれ付与される磁力の関係は、所望の磁界が発生できるように適宜調整して設定される。
フレーム5は非磁性体の合成樹脂材からなり、図2に示すように、中央部に矩形状の開口部5aを有し、両側の側方(図2のY1‐Y2方向)には位置決め部5bが形成されている。
筐体10の基部10aの内部には、図2に示すように、接続部10dに接続電極11を挿通するための溝部10eが設けられている。また、検知面10cと対向する内底面側には、角部の4箇所に円柱状の第1突起部10fが形成されている。更に、底面の中央部を四方から囲うように設けられた壁部10gと、底面の中央部の両側から対向する一対の第2突起部10hと、が形成されている。
接続電極11は銅やリン青銅など非磁性の導電性材料からなり、図2に示すように、一方の先端に設けられた接合部11aが折り返されて形成されており、他端には端子部11bが形成されている。
次に位置検出装置100の構造について図2から図4を用いて説明する。図3は位置検出装置100の構造を説明する図で、図3(a)はスペーサ部材2をZ1側から見た上面図であり、図3(b)は筐体10及び接続電極11を除いた側面図である。図4は、図3に示すA‐A断面を示す断面図である。
検知部1は、図2及び図3に示すように、スペーサ部材2の上(Z1)側の面に実装され、形成されている銅箔パターンに半田付け等によって電気的に接続されている。また、スペーサ部材2に設けられた接続孔2aには、接続電極11に形成された接合部11aが挿入され、半田付けやカシメなどによって構造的に固定されるとともに電気的に接続される。
第2磁石4は、筐体10の検知面10cと対向する内底面側に内底面の中央部を四方から囲うように設けられた壁部10gによって位置決めされ、図2に示すY1‐Y2方向に、Y1側がS極、Y2側がN極となるように壁部10gの内側に固定される。
フレーム5は、両側の側方(図2のY1‐Y2方向)に設けられた位置決め部5bが、筐体10の検知面10cと対向する内底面側に中央部の両側から対向する一対の第2突起部10hに噛合うことによって位置決めされ、第2磁石4の上(Z1)側面に対向するよう固定される。
第1磁石3は、フレーム5の中央部に設けられている矩形状の開口部5aよって位置決めされ、図2に示すX1‐X2方向に、Y1側がN極、Y2側がS極となるように、開口部5aの内側に、第2磁石4の上(Z1)側面に接して配置され、固定される。
スペーサ部材2は、位置決め孔2bに、筐体10の検知面10cと対向する内底面側の角部の4箇所に設けられた円柱状の第1突起部10fが挿通することで位置決めされて、第1磁石3の上(Z1)側面に接して配置され、固定される。このため、検知部1は検知面10c側に配置されることとなり、検知部1の上(Z1)側が被検知空間となる。また、接続電極11の端子部11bは、筐体10の基部10aの内部に設けられた溝部10eに挿通され、接続部10dの内側に露出して固定される。
検知部1は、図3(b)及び図4に示すようにスペーサ部材2の上(Z1)側面に実装されており、スペーサ部材2を挟んで第1磁石3と対向する位置に配置されている。また、第1磁石3は、図4に示すように第2磁石4と逆の極性同士が対応するように、スペーサ部材2と第2磁石4との間に配置されている。このように配置されることで、第1磁石3からの磁力と第2磁石4からの磁力との合成により磁界が発生し、この磁界が検知部1に加えられることになる。
次に、位置検出装置100の動作について、図5及び図6を用いて説明する。図5は第1磁石3と第2磁石4が発生する磁力について説明する図である。図5(a)は第1磁石3が発生する磁力の状態を示す断面模式図であり、図5(b)は第2磁石4が発生する磁力の状態を示す断面模式図である。図6は位置検出装置100の動作について説明する図であり、図6(a)は初期状態の位置検出装置100の状態を示す断面模式図であり、図6(b)は被検知物体500が接近した場合の位置検出装置100の状態を示す断面模式図である。なお、図5及び図6では、説明を容易にするため、検知部1とスペーサ部材2と第1磁石3と第2磁石4を必要に応じて記載し、その他の物は省略している。
第1磁石3が発生する磁力を磁力線で表すと、図5(a)のように表すことができ、磁力線は第1磁石3のN極からS極に向かう破線で表される。この状態では、検知部1には第1磁石3が発生する磁力によって、図5(a)に示すY1‐Y2方向でY2側向きに強さB1の磁界が加わっていることになる。
第2磁石4が発生する磁力を磁力線で表すと、図5(b)のように表すことができ、磁力線は第2磁石4のN極からS極に向かう破線で表される。この状態では、検知部1には第2磁石4が発生する磁力によって、図5(b)に示すY1‐Y2方向でY1側向きに強さB2の磁界が加わっていることになる。また、検知部1の上(Z1)側の被検知空間内において、第2磁石4からの磁力が第1磁石3からの磁力よりもの距離が遠い位置にまで到達している。
従って、検知部1に加わる磁力を磁力線で表すと図6(a)のように表すことができる。この状態で検知部1には、第1磁石3からの磁力と第2磁石4からの磁力との合成によって、図6(a)に示すY1‐Y2方向でY1側向きに強さB3(=B2−B1)の磁界が加わっていることになる。この状態が、位置検出装置100の被検知空間に被検知物体500が近付いていない状態(初期状態)となる。
磁性体からなる被検知物体500が移動し、被検知空間に近付いた場合、図6(b)に示すように、第1磁石3からの磁力よりも距離が遠い位置にまで到達している第2磁石4からの磁力は、透磁率が高い被検知物体500を介して磁力が伝わる。
このため、検知部1に加わる磁力は、第2磁石4からの磁力(B2)が減少することになるので、第1磁石3からの磁力と第2磁石4からの磁力との合成された磁力はその向きが初期状態から反転してY1‐Y2方向でY2側に向くことになる。またその磁界の強さはB3’(=B1−B2)となる。
検知部1は、磁性体からなる被検知物体500の接近によって第2磁石4からの磁力の影響が変化し、検知部1に加わる磁界の向きの変化を検出して、電気信号に変換して出力することで被検知物体500の接近を検出することができる。
検知部1の下(Z2)側に、第1磁石3と第2磁石4とを、検知部1と重ねるように配置しているため、被検知物体500がX1‐X2方向から接近してもY1‐Y2方向から接近しても、Z1方向から接近しても被検知物体500の接近を検出することができる。
磁性体からなる被検知物体500が移動し、被検知空間から遠ざかった場合、図6(a)に示す初期状態に戻り、検知部1に加わる磁力の向きは再びY1‐Y2方向でY1側に向くことになる。
検知部1は、磁性体からなる被検知物体500が遠ざかったことによって第2磁石4からの磁力の影響が変化し、検知部1に加わる磁界の向きの変化を検出して、電気信号に変換して出力することで被検知物体500が遠ざかったことを検出することができる。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態の位置検出装置100では、検知部1は、スペーサ部材2を挟んで第1磁石3と対向する位置に配置され、第1磁石3は、第2磁石4と逆の極性同士が対応するように、スペーサ部材2と第2磁石4との間に配置し、被検知空間内において第2磁石4からの磁力が第1磁石3からの磁力よりも検知部1からの距離が遠い位置にまで到達し、第1磁石3からの磁力と第2磁石4からの磁力との合成により磁界が、被検知空間内を移動する被検知物体500の接近による磁界の変化から被検知物体500を検出するようにした。
このため、検知部1の一方側に、第1磁石3と第2磁石4とを、検知部1と重ねるように配置しているので、投影面積を小さくすることができる。また、検知部1側の面には検知部1しか存在しないため検知部1と被検知物体500との距離を近付けることができ、検知範囲を狭めることがない。従って、検知範囲を狭めることなく投影面積を小さくすることができる位置検出装置を提供することができる。
また、本実施形態の位置検出装置100では、第1磁石3の着磁方向の長さが、第2磁石4の着磁方向の長さよりも短くなっており、第1磁石3と第2磁石4とが接して配置されている。
これにより、第1磁石3は、第2磁石4よりも着磁方向の長さが短いので、第2磁石4の第1磁石3と重なっていない部分からの磁力が、遠方まで届くものとなる。
以上説明したように、本実施形態の位置検出装置100によれば、検知範囲を狭めることなく投影面積を小さくすることができる位置検出装置を提供することができる。
以上のように、本発明の実施形態に係る位置検出装置100を具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
(1)本実施形態において、第2磁石は矩形板状の外形を有する一つの磁石を用いて構成する例を示して説明を行ったが、図7に示すように、第2磁石6を2つの磁石7で磁性部材8を間に挟んで、連結して形成するように変更して実施しても良い。図7は第2磁石6の構成を示す図で、図7(a)は第2磁石6の構成を示す分解斜視図であり、図7(b)は第2磁石6と第1磁石3を組み合わせた状態を示す図である。第2磁石6をこのよう構成することにより、2つの磁石7で、磁石より安価となる磁性部材8を挟んで第2磁石を形成することができるので、2つの磁石7には小さな磁石を使用することができる。このため第2磁石の大きさを維持したまま安価にすることができるので、位置検出装置のコストを低減することができる。
(2)本実施形態において、位置検出装置100は、筐体10を有する例を示して説明を行ったが、使用される用途に応じて筐体を省略して実施しても良い。また、筐体の形状も使用される用途や設置される場所に応じて適宜変更して実施することができる。
1 検知部
2 スペーサ部材
2a 接続孔
2b 位置決め孔
3 第1磁石
4 第2磁石
5 フレーム
5a 開口部
5b 位置決め部
6 第2磁石
7 磁石
8 磁性部材
10 筐体
10a 基部
10b カバー部
10c 検知面
10d 接続部
10e 溝部
10f 第1突起部
10g 壁部
10h 第2突起部
11 接続電極
11a 接合部
11b 端子部
100 位置検出装置

Claims (2)


  1. 被検知空間内での被検知物体の接近を検出するための検知部と、スペーサ部材と、被検知空間に磁界を発生させるための第1磁石及び第2磁石とからなる位置検出装置であって、

    前記検知部は、前記スペーサ部材を挟んで前記第1磁石と対向する位置に配置されるとともに、前記第1磁石は、前記スペーサ部材と前記第2磁石との間に前記第1磁石が発する磁界の向きと前記第2磁石が発する磁界の向きとが反対となるように配置され、 前記第1磁石の着磁方向および前記第2磁石の着磁方向は、前記検知部、前記スペーサ部材、前記第1磁石および第2磁石が並ぶ方向に対して交差しており、前記第1磁石の着磁方向の長さが、前記第2磁石の着磁方向の長さよりも短くなっており、前記第1磁石と前記第2磁石とが接して配置され、

    前記第2磁石からの磁力が前記第1磁石からの磁力よりも被検知空間内において前記検知部からの距離が遠い位置にまで到達して、前記第1磁石からの磁力と前記第2磁石からの磁力との合成により磁界が発生しており、

    前記検知部は、被検知空間内を移動する被検知物体により前記第2磁石からの磁力の影響が変化することによる磁界の変化を検出して、被検知物体の接近を検出することを特徴とする位置検出装置。
  2. 前記第2磁石は、間に磁性部材を挟んで2つの磁石を連結して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
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