JP6103520B2 - モード展開複合変換器 - Google Patents

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Description

本発明は、包括的には光変換器に関し、より詳細には、光信号の偏波及び空間モードの変換のための複合光変換器に関する。
フォトニック集積回路(PIC(photonic integrated circuit))において光信号の偏波モード及び空間モードを制御することは、光ファイバー通信ネットワークに重要である。例えば、ネットワークにおいて用いることができる従来のシングルモードファイバーは、偏波モードを保持しない。光信号がシングルモードファイバーからPICに結合されると、信号は、2つの直交する偏波成分、すなわち、横方向電気(TE(transverse electric))モードの第1の成分と、横方向磁気(TM(transverse magnetic))モードの第2の成分との任意の組成に分解できる。PICにおいて用いられる多くのモジュールにおいて、TEモードの成分及びTMモードの成分は異なる特性を呈する。例えば、異なるTEモード及びTMモードを有する成分は、高屈折率差の導波路(high index contrast waveguide)において異なる速度で伝搬し、TEモード及びTMモードのマイクロリング共振器のエネルギー結合係数は異なる。
これらの偏波依存効果によって、特に高速通信の場合にPICの性能が劣化する。また、ほとんどの光通信ネットワークは1つの偏波モードしか用いない。さらに、偏波分割多重(PDM(polarization-division multiplexing))システムにおいて、双方の偏波モードの成分が用いられる場合、そのようなシステムのスペクトル効率を増大させることができる。
偏波モードに加えて、光信号及び/又は光信号の各成分は、様々な空間モード次数を有することができる。例えば、基本モード次数の信号は、導波路において最も低い伝搬損失を有する。
通常、光信号の偏波を制御するシステム、例えば偏波透過型システム及び偏波多重システムは、偏波変換器及び/又は偏波スプリッターを用いる。空間次数モードを制御するシステムは、MMI(multi mode interference マルチモード干渉)結合器と、方向性結合器と、Y字形結合器とを含む。一般に、変換器は2つのタイプ、すなわちモード結合変換器及びモード展開変換器として分類することができる。
モード結合変換器は通常、接合部の急な遷移を介して異なる形状が接続された、2つの導波路で構成される。モード結合は、第1の導波路における特定のモードによって励起された第2の導波路における一対の導波路モード間のビーティング挙動を用いる。ビーティング(beating)は、2つの僅かに異なる周波数の組合せが、互いに同相又は異相でサイクル動作(cycling in and out of phase with each other)するトーンから生じた「ビート」を生成することに起因する。モードビーティング挙動は、デバイスの形状及び信号の動作波長によって決まる。したがって、モード結合変換器は、製造プロセスにおけるばらつきの影響を本質的に受けやすく、波長依存である。
モード展開変換器は、急な遷移を、波伝搬方向に沿った導波路形状の漸進的変化に置き換える。変換器に沿って、第1の導波路のモードは、第2の導波路の他のモードを励起することなく、異なる偏波及び空間分布で第2の導波路の別のモードに漸進的に変換(evolve)することができる。モード結合変換器と比較して、モード展開変換器は、より長い長さ、より大きな帯域幅、及び製造ばらつきに対するより良好な許容度を有する。
不都合なことに、偏波制御及び空間モード制御を1つのタイプの変換器を用いて達成することは必ずしも可能であるとは限らない。例えば、基本TMモード(TM)の信号を基本TEモード(TE)の信号に変換するためのモード展開偏波変換器は複雑であり、水平方向及び垂直方向の双方において形状の非対称性を達成するのに、例えば非対称二段テーパー(asymmetric bi-level tapers)が用いられることを必要とする。そのような変換器は、製造ばらつきに対し小さな許容度しか有しない。したがって、偏波モード次数及び空間モード次数を個々に制御することができる異なる変換器が、多くの場合に組み合わされ、複合変換器にされる。しかしながら、複合変換器も、製造及び構成の複数の問題を有する。例えば、偏波変換器及び空間変換器は様々なエピタキシャル成長及びエッチ構造を有する場合があり、これらは単純な製造プロセスでは実現が困難である。
したがって、従来の解決法は、モード展開変換器とモード結合変換器との組合せを含む。例えば、1つの従来の変換器は、方向性結合器、すなわちモード結合変換器に接続された、深くエッチングされた幅テーパー、すなわちモード展開変換器を含む。別の変換器は、非対称Y結合器、すなわちモード展開変換器に接続された、一定の幅の導波路、すなわちモード結合変換器を備える。利点として、そのような変換器は、比較的小さな長さを有することができる。しかしながら、モード結合に基づく変換器を用いることによって総デバイス長を低減することができるが、モード結合デバイスと直列のモード展開デバイスは、より大きな帯域幅及び製造許容度等の、モード展開デバイスを用いる利益を保持しない。
したがって、大きな帯域幅を有し、製造が単純な光変換器を設計する必要がある。
本発明の目的は、光信号を変換し、信号の偏波モード及び空間モードを制御する方法及びシステムを提供することである。本発明の更なる目的は、大きな帯域幅を有し、製造が単純な変換器を提供することである。
本発明の更なる目的は、製造プロセス中に精度許容度を有する展開複合変換器を提供することである。本発明の別の目的は、偏波変換器及び空間変換器の様々な組合せを含む複合変換器を提供することである。
本発明の幾つかの実施の形態は、モード展開変換器及びモード結合型変換器を組み合わせて所望の変換を達成する代わりに、モード展開に基づく変換器のみの組を用いて所望の結果を達成することができるという認識に基づいている。さらに、モード展開に基づく変換器は、偏波変換器、空間変換器、及びそれらの組合せからなる群から選択することができる。モード展開に基づく複合変換器は本質的に広帯域であり、製造に対する許容度が高いので、上記の目的が達成される。偏波段階と空間モードの次数制御段階とがそれぞれ別個であることによって、信号の特性が制御される。
1つの実施の形態は、基本横方向磁気(TM)モードを有する第1の成分と、基本横方向電気(TE)モードを有する第2の成分とを含む光信号を処理するモード展開複合変換器を開示する。複合変換器は、該複合変換器を形成するように接続された複数の変換器の組であって、該各変換器は、偏波変換器、空間変換器、及びそれらの組合せを含む群から選択されたモード展開変換器であり、前記偏波変換器は少なくとも、前記光信号の少なくとも1つの成分の偏波のモードを変換し、前記空間モード変換器は少なくとも、前記光信号の少なくとも1つの成分の空間モード次数を変換する、変換器の組を備える。
別の実施の形態は、基本横方向磁気(TM)モードを有する第1の成分と、基本横方向電気(TE)モードを有する第2の成分とを含む光信号を変換するモード展開に基づく複合変換器であって、前記第1の成分の前記基本TMモードを、二次TEモードに変換する偏波変換器と、前記第1の成分の前記二次TEモードを前記基本TEモードに変換し、前記光信号の前記第1の成分及び前記第2の成分を、第1のTEモード信号と、第2のTEモード信号とに分割する空間変換器と、を備える、モード展開に基づく複合変換器を開示する。
更に別の実施の形態は、光信号を処理するモード展開複合変換器であって、該光信号は、基本横方向磁気(TM)モードを有する成分を含み、該モード展開複合変換器は、該複合変換器を形成するように接続された複数の変換器の組であって、該各変換器は、偏波変換器、空間変換器、逆偏波変換器、逆空間変換器、及びそれらの組合せを含む群から選択されたモード展開に基づく変換器であり、前記偏波変換器及び前記逆偏波変換器は少なくとも、前記光信号の少なくとも1つの成分の偏波のモードを変換し、前記空間モード変換器及び前記逆空間モード変換器は少なくとも、前記光信号の少なくとも1つの成分の空間モード次数を変換する、複数の変換器の組を備える、光信号を処理するモード展開複合変換器を開示する。
本発明の幾つかの実施形態によるモード展開複合変換器のブロック図である。 本発明の一実施形態による、複合変換器を用いて光信号を処理する方法のブロック図である。 偏波変換器におけるモード展開のブロック図である。 本発明の1つの実施形態による偏波変換器の概略図である。 本発明の1つの実施形態による偏波変換器の概略図である。 本発明の別の実施形態による偏波変換器の概略図である。 本発明の別の実施形態による偏波変換器の概略図である。 本発明の別の実施形態による偏波変換器の概略図である。 本発明の1つの実施形態による複合偏波変換器の概略図である。 本発明の1つの実施形態による空間モード変換器の概略図である。 本発明の1つの実施形態による空間モード変換器の概略図である。 本発明の1つの実施形態による空間モード変換器の概略図である。 本発明の別の実施形態による空間モード変換器の概略図である。 本発明の別の実施形態による空間モード変換器の概略図である。 本発明の幾つかの実施形態による複合変換器の概略図である。 本発明の幾つかの実施形態による複合変換器の概略図である。 正規化されたTEモード出力パワー及びTMモード出力パワーのグラフである。 正規化されたTEモード出力パワー及びTMモード出力パワーのグラフである。 正規化されたTEモード出力パワー及びTMモード出力パワーのグラフである。 正規化されたTEモード出力パワー及びTMモード出力パワーのグラフである。 本発明の1つの実施形態による逆方向に複合変換器を用いた複合変換器の概略図である。 本発明の1つの実施形態による高次モードフィルターを用いた複合変換器の概略図である。 本発明の1つの実施形態による高次モードフィルターを用いた複合変換器の概略図である。 本発明の1つの実施形態による高次モードフィルターを用いた複合変換器の概略図である。 本発明の別の実施形態による高次モードフィルターを用いた複合変換器の概略図である。 異なる入力成分で正規化されたTEモード出力パワー及びTMモード出力パワーのグラフである。 異なる入力成分で正規化されたTEモード出力パワー及びTMモード出力パワーのグラフである。
図1は、本発明の幾つかの実施形態による、入力信号130を処理するモード展開複合変換器110を示している。通常、入力信号130は、基本横方向磁気(TM)モードを有する第1の成分及び基本横方向電気(TE)モードを有する第2の成分のうちの少なくとも1つを有する信号、例えば光信号である。出力信号140は、1つ又は複数の光信号を含む。出力信号は、入力信号の成分と異なる成分を有することができる。付加的に又は代替的に、出力信号は、それぞれ1つ又は複数の成分を有する幾つかの光信号を含むことができる。
モード展開複合変換器110は入力信号を出力信号に変換する。変換器110は、偏波変換器150、空間変換器160、及びそれらの組合せからなる群125から選択される複数のモード展開変換器の組120によって形成される。
本発明の実施形態は、モード展開変換器及びモード結合型変換器を組み合わせて入力信号の所望の変換器を達成する代わりに、モード展開変換器のみの組を用いて所望の出力信号を生成することができるという認識に基づいている。モード展開は本質的に広帯域であり、製造工程におけるばらつきに対し許容度が高いので、モード展開複合変換器も大きな帯域幅を有し、製造がより単純である。また、変換器110は複合変換器であり、すなわち変換器は複数の変換器を含むので、そのような変換器の製造が単純にされる。1つの実施形態では、複合変換器は光導波路構造を用いて構築される。光導波路構造は、フォトニック集積回路(PIC)の構成要素として用いられる。
図2は、本発明の1つの実施形態による、複合変換器110を用いて光信号230を処理するブロック図を示している。光信号230は、基本横方向磁気(TM)モードを有する第1の成分210と、基本横方向電気(TE)モードを有する第2の成分220とを含む。光信号は複合変換器110への入力であり、複合変換器110は、偏波変換器240と、空間モード変換器250とを含む。
複合変換器は、以下に示すような、基板と、コアと、クラッド層とを有するエピタキシャル成長構造として実装することができる。例えば、1つの実施形態では、複合変換器は、リン化インジウム(InP)/ヒ化リン化インジウムガリウム(InGaAsP)構造であり、InP基板と、例えばInPに60%格子整合したAs組成を有するInGaAsPコア層と、InPクラッド層とを含む。別の実施形態では、複合変換器はヒ化ガリウム(GaAs)/ヒ化アルミニウムガリウム(AlGaAs)である。他の変形形態が可能であり、本発明の実施形態の範囲内にある。
偏波変換器240は、第2の成分のモードを変更することなく、第1の成分の基本TMモードを二次TEモード245に変換する。空間変換器250は、第1の成分の二次TEモードを、基本TEモードに変換し、光信号の第1の成分及び第2の成分を、第1のTEモード信号260と、第2のTEモード信号270とに分割する。この実施形態では、空間モード変換器250は空間変換器及びスプリッターの双方であり、出力信号140は、基本TEモードを有する成分をそれぞれ1つしか有しない2つの異なる信号によって表される。しかしながら、複合変換器並びに/又は入力信号及び出力信号の成分の他の変形形態も可能である。
偏波変換器
モード展開偏波変換器は、信号の偏波を、例えばTMモードからTEモードへ、又はその逆に変換するか又は回転させる。
図3は、偏波変換器の例を示している。この例では、偏波変換器は波伝搬の方向に沿って形状が漸進的に変化する導波路310である。導波路310は、導波路の入力側311から出力側312へ幅315が増大していくようにテーパリングされる。
変換器に沿って、光信号の第1の成分のモードが、光信号の他の成分を励起することなく、異なる偏波及び空間分布を有する別のモードに展開する。図3は、幅315と無関係の、偏波変換器310における電界強度展開を示している。この偏波変換器では、一方の成分の基本TEモード321〜323が保持される。しかしながら、他方の成分の基本TMモード331は、一次TEモード333に変換される。
詳細には、テーパリングされた導波路の入力において、TMモードの実効屈折率がTEモードの実効屈折率をはるかに超えている。導波路の幅が増大すると、TEとTMとの間の屈折率の差は小さくなる。波伝搬の方向の構造的非対称性に起因して、これらの2つのモードは互いにインタラクトし、ハイブリッドTM+TEモード332を形成する。TMはより大きな屈折率を有するハイブリッドモードに展開する。プロット332は、50%のTM及び50%のTEを有するハイブリッドモードを示している。導波路の幅が更に増大すると、屈折率差が増大し始め、2ハイブリッドモードが分離する。結果として、TMモード331から始まったハイブリッドモードはTEモード333に展開する。
図4Aは、本発明の1つの実施形態による偏波変換器410の一例を示している。偏波変換器410は、光信号の成分のTMモード210をTEモード245に変換するためのテーパー部415を含む。変換器のテーパー部は変化する幅315を有し、これによって、TMモードを、より高い屈折率を有するTM−TEハイブリッドモードを介してTEモードに変換するのが容易になる。偏波変換器410は、オプションで、一定の幅の部分412及び/又は414を含むこともできる。
図4Bは、線420による偏波変換器410の断面図を示している。この実施形態では、偏波変換器は、コア層440と、クラッド層430と、基板450とを含む導波路である。この実施形態の1つの変形形態では、部分415は浅くエッチングされた幅テーパーであり、この浅くエッチングされた幅テーパーは、入力側においてより狭く、出力側においてより広い。浅くエッチングされた幅テーパーは、深くエッチングされた幅テーパーよりも短い長さで同一のTM対TEの変換効率を達成することができる。
図5Aは、本発明の別の実施形態による偏波変換器510の一例を示している。偏波変換器510は、より深くエッチングされた入力導波路エリア516と、光信号の成分のTMモード210をTEモード245に変換するための浅くエッチングされた出力導波路エリア517を有する二段テーパー515を備える。
実施形態410と同様に、二段テーパーは、コア層540と、クラッド層530と、基板層550とを含む。
図5Bは、線520による二段テーパーの断面図を示している。
図5Cは、線525による二段テーパーの断面図を示している。入力から出力へ一定の(又は増大する)上側層導波路幅及び増大する下側層導波路幅を有するテーパーが、入力導波路形状から出力導波路形状へ漸進的遷移を形成する。入力導波路のエッチ深度によって、TMモードの実効屈折率がTEの実効屈折率よりも大きくなる。出力導波路のエッチ深度によって、TEモードの実効屈折率がTMの実効屈折率よりも大きくなる。伝搬方向に沿って、TMモードは漸進的にTEモードに展開する。この実施形態は、導波路の浅いエッチ構造及び深いエッチ構造の利点を組み合わせ、モード制御が良好な短いデバイス長を有する。
図6は、複数の偏波変換器、例えば変換器515及び415を含む複合偏波変換器610を示している。この実施形態では、各変換器は信号の成分の少なくとも一部を変換し、結果として改善された変換をもたらす。例えば、変換器515を用いて、TMモードを、50%のTM偏波及び50%のTE偏波を有するハイブリッドモードに変換することができる。変換器415を用いてハイブリッドモードをTEモードに変換することができる。
空間モード変換器
空間モード変換器は、少なくとも、光信号の成分のモードの次数を変換する。例えば、空間モード変換器は、光信号の二次成分を一次成分に変換することができる。空間モード変換器は、限定ではないが、非対称Y字形結合器及び非対称方向性結合器を含むことができる。幾つかの実施形態では、空間変換器は、第1の成分の二次TEモードを基本TEモードに変換し、光信号の第1の成分及び第2の成分を、第1のTEモード信号と、第2のTEモード信号とに分割する。これらの実施形態では、空間変換器は信号スプリッターでもある。
図7Aは、本発明の1つの実施形態による空間モード変換器710を示している。変換器710は、非対称Y結合器であって、光信号の成分のTEモード245を、変換器の狭い方の上側分岐725においてTEモードに変換し、第1のTEモード信号260を生成し、TEモード220の成分を、Y結合器の広い方の下側分岐735に通し、第2のTEモード信号270を生成し、これによって、入力信号を2つの信号に分割するように設計された、非対称Y結合器である。これらの機能を実現するために、1つの実施形態では、Y結合器の上側分岐におけるTEの実効屈折率は、入力TEモード、例えば偏波変換器の出力の実効屈折率にほぼ等しい。図7B及び図7Cは、それぞれ線720及び730による変換器710の断面図を示している。
通常、非対称Y結合器は、高い分割比で低い挿入損失を有し、これは、偏波変換器/スプリッターの用途の場合に、偏波消光比(PER)に役立つ。しかしながら、偏波変換器の偏波変換効率(PCE)が100%未満である場合、変換器710への入力は、変換されていないTM、例えば偏波変換器からの出力を含む可能性があり、これも下側分岐においてTMモードになるように送信される可能性があり、結果としてPERが低くなる。この問題を解決するために、本発明の1つの実施形態は、Y結合器に一体化されてTMモードをフィルタリング除去するオプションのTEモード偏波器740を備える。
TE偏波器740は、下側Y分岐導波路の上に金又は他の適切な材料を堆積することによって実現することができる。この実施形態の1つの変形形態では、金のTE偏波器は100nm厚である。
図8Aは、非対称方向性結合器810として設計された空間モード変換器の別の実施形態を示している。この非対称方向性結合器では、2つの並列な導波路、例えば第1の導波路820及び第2の導波路830が、導波路間に一定の大きさの間隙840を有して互いの近くに配列される。一定の幅を有する第1の導波路820は、TEモード及びTEモードの信号の入力として用いられる。第2の導波路は、狭い入力側831から広い出力側833にテーパリングされる。図8Bは、線850による変換器810の断面図を示している。
第2の導波路830の入力側の幅は、第2の導波路に入るTEモードの信号の成分の実効屈折率が第1の導波路におけるTEモードの成分の実効屈折率よりも小さくなるように選択される。第2の導波路の出力側833の幅は、第2の導波路におけるTEモードの信号の成分の実効屈折率が、第1の導波路におけるTEモードの成分の実効屈折率よりも大きくなるように選択される。第1の導波路の入力における、基本TEモードの信号の成分は第1の導波路に沿って伝搬し(825)、第1の導波路の入力における二次TEモードの成分は、第2の導波路におけるTEモードの成分に漸進的に展開する(827)。
複合変換器
複合変換器は、上述した偏波変換器及び空間モード変換器等の複数のモード展開変換器の組によって形成される。幾つかの実施形態では、複合変換器は、偏波変換器のみ、又は空間モード変換器のみを備える。他の実施形態では、複合変換器は、偏波変換器及び空間モード変換器の双方を備える。幾つかの他の実施形態では、複合変換器はモード展開変換器のみを備える。また、様々な実施形態において、モード展開変換器は、直接、例えば固定的に、又は間接的に、例えば操作可能に、他の導波路と接続することができる。様々な実施形態において、空間モード変換器は、上述したような信号スプリッターを含むことができる。
図9は、複合変換器900の一例を示している。この例では、二段テーパー515が非対称Y結合器710に接続される。
図10は、二段テーパー515と、テーパー415と、非対称Y結合器710とを備える複合変換器1000の別の例を示している。この例では、二段テーパー及び幅テーパーが組み合わされ、TEモードを変更することなくTMモードをTEモードに変換する。
変換器900及び1000等の変換器は、材料エピタキシャル成長、フォトリソグラフィー、乾式エッチング及び湿式エッチング、薄膜蒸着を含む従来のIC製造工程において製造することができる。また、複合変換器は様々な寸法を有することができる。非限定的な例として、変換器1000は以下の構造及び寸法を有する。
1つの実施形態では、変換器1000は、InP基板と、InPに60%格子整合されたAs組成を有する370nm厚のInGaAsPコア層と、170nm厚のInP上側クラッド層とを含むInP/InGaAsP構造上に設計される。この実施形態では、幅テーパーは、90度偏波変換の約95%を行い、二段テーパーは、偏波変換の約5%を行う。二段テーパーは、InGaAsPコア層に、例えば0.1μmだけエッチングすることによって生成することができる。幅テーパーは、InP/InGaAsP界面に達するまでInP上側クラッド層を通じて選択的にエッチングすることによって生成することができる。
この実施形態では、二段テーパー515の長さ1005は50μmであり、高い方の段のリブ、すなわち上側層の幅1015は2μmであり、低い方の段のリブマスク、すなわち下側層の幅1025は、1μmから6.5μmまで変化する。この設計は、2つのエッチ段のマスクを位置合わせするのに、0.5μmの精度しか必要としない。3部幅変換器を用いることができる。例えば、第1の部分の長さ1030は5μmであり、2μmから2.3μm1045まで変化する幅を有し、第2の部分の長さ1035は707μmであり、2.3μm1045から2.85μm1050まで変化する幅を有し、第3の部分の長さ1040は188μmであり、2.85μm1050から3.1μm1055まで変化する幅を有する。
非対称Y結合器は、異なる分岐角度を有する2つの部分を含む。双方の部分について、上側分岐導波路は1μm幅1075であり、下側分岐導波路は2.1μm幅1085である。第1の部分は260μm長1065であり、2つの分岐間の分離は0μmから0.6μm1090まで変化する。第2の部分は140μm長1070であり、2つの分岐間の分離は0.6μm1090から3.5μm1020まで変化する。偏波器740等の統合されたTE偏波器は10μm長である。複合変換器の総長は1350μmである。
図11A及び図11Bは、TEモード入力(図11A)及びTMモード入力(図11B)によって励起された1520nmから1620nmの波長の関数としての、上側及び下側Y分岐からの正規化されたTEモード出力パワー並びに下側Y分岐からの正規化されたTMモード出力パワーを示している。TEモード入力の場合、デバイスは、C(1528nm〜1567nm)+L(1565nm〜1612nm)の全体帯域にわたって、0.23dBの挿入損失及び25dBのPERを有する。TMモード入力の場合、デバイスは、C+L帯域全体にわたって、0.62dBの挿入損失及び21dBのPERを有する。
図12A及び図12Bは、波長1570nmにおける、TEモード入力(図12A)及びTMモード入力(図12B)によって励起された導波路幅変動の関数としての、上側及び下側Y分岐からの正規化されたTEモード出力パワー並びに下側Y分岐からの正規化されたTMモード出力パワーを示している。TEモード入力の場合、デバイスは、±0.15μmの幅変動に対して、0.39dBよりも小さい挿入損失及び13dBを超えるPERを有する。TMモードの場合、デバイスは、±0.15μmの幅変動に対して、1.8dBよりも小さい挿入損失及び13dBを超えるPERを有する。
逆変換
複合変換器を形成するのに用いられる展開モード変換器を用いてかつ/又は変更して、逆変換を行うことができる。例えば、偏波変換器/スプリッターとして用いられる変換器は、偏波合成器/回転器として逆に用いることができる。
図13は、図9に示す複合変換器の逆の使用を示している。この実施形態では、上側Y分岐における第1の成分及び下側Y分岐における第2の成分の双方が基本TE偏波を有する。逆空間変換器1310、例えば逆Y結合器は、第2の成分を変更することなく、第1の成分のTEモードをTEモードに変換する。同様に、逆偏波変換器1320、例えば逆二段テーパーは、第2の成分を変更することなく、第1の成分のTEモードをTMモードに変換する。
図13に示す実施形態では、二次モードTEは線1330におけるデバイスの出力ポートにおいてサポートすることができる。例えば、二次TEモードがTMモードに変換される場合、残りのTMモードがTEモード及びTMモードの双方とともに伝搬し、低い消光比及び偏波合成器の不満足な性能につながる場合がある。性能を改善するために、複合デバイスの出口ポートから高次モードが除去される必要がある。そのために、本発明の幾つかの実施形態は、高次モードフィルターを含む。このフィルターの後、デバイスから高次モードが除去され、2つの基本TEモード及び基本TMモードのみが許可される。
図14は、高次モードフィルターを含む複合変換器の一例を示している。この実施形態では、新たな部分1410がデバイス1300の出力ポート1330に付加される。図14Aに示すように、複合変換器1400は逆空間変換器1310と、逆偏波変換器1320と、高次モードフィルター1410とを備える。この実施形態では、モードフィルター1410は、導波路幅が線1420から線1430まで低減するテーパー部分によって実現される。線1420において、光信号の1つ又は複数の高次モードが含まれ、線1430において、基本TEモード及び基本TMモードのみが含まれる。図14Bは、線1420におけるモードフィルターの断面図を示している。同様に、図14Cは、線1430におけるモードフィルターの断面図を示している。上側層導波路1450は、エッチングされた下側層1460と同じ幅1440を有する。幅1440は、モードフィルター1410において漸進的に低減される。線1430における出力ポートにおいて、上側層導波路1450及びエッチングされた下側層1460の双方の幅が1470に低減される。モードフィルター1410を付加することによって、デバイスの消光比が大幅に改善することが予期される。
図15は複合変換器の別の例を示している。詳細には、図15は、図10に示す複合変換器に基づく偏波合成器/回転器を示している。この実施形態では、上側Y分岐における第1の成分及び下側Y分岐における第2の成分の双方が基本TE偏波を有する。逆空間変換器1510、例えば逆Y結合器が、第2の成分を変更することなく、第1の成分のTEモードをTEモードに変換する。逆偏波変換器が、第2の成分を変更することなく、第1の成分のTEモードをTMモードに変換する。この実施形態では、偏波変換器は、2つの部分、すなわち逆幅テーパー1520及び逆二段テーパー1530の組合せである。加えて、高次モード、特にTEモードを除去する高次モードフィルター1540が付加される。このモードフィルター1540において、導波路幅は、100μmの長さにわたって2μmから1.2μmに線形に減らされる。デバイス1500の出力において、第1の成分の基本TEモードが基本TMモードに変換され、第2の成分の基本TEモードの偏波が維持され、さらに、基本TEモード及び基本TMモードが組み合わされ、ともに伝搬する。
図16A及び図16Bは、Y分岐の第1の成分の基本TEモードによって励起されたとき(図16A)、及びY分岐の第2の成分の基本TEモードによって励起されたとき(図16B)の、1520nm〜1620nmの波長の関数としての、図15に示すデバイスの出力における正規化されたTEモード及びTMモードのパワーを示している。デバイスがY分岐の第1の成分の基本TEモードによって励起されるとき、モードは出力ポートにおいて、0.83dB未満の挿入損失及び24dBよりも大きな消光比でTMモードに変換される。デバイスがY分岐の第2の成分の基本TEモードによって励起されるとき、モードは出力ポートにおいて、0.1dB未満の挿入損失及び27dBよりも大きな消光比でTEモードとして維持される。

Claims (6)

  1. 基本横方向磁気(TM)モードを有する第1の成分と、基本横方向電気(TE)モードを有する第2の成分とを含む光信号を変換するモード展開複合変換器であって、
    前記第1の成分の前記基本TMモードを、二次TEモードに変換する偏波変換器と、
    前記第1の成分の前記二次TEモードを前記基本TEモードに変換し、前記光信号の前記第1の成分及び前記第2の成分を、第1のTEモード信号と、第2のTEモード信号とに分割する空間モード変換器と
    を備え、
    前記偏波変換器および前記空間モード変換器は、それぞれ、漸進的に変化する導波路形状を有し、入力された少なくとも1つの成分のモードを漸進的に他のモードに変換するモード展開変換器から構成され、
    前記偏波変換器は、浅くエッチングされた幅テーパーを含み、前記空間モード変換器は、非対称Y字形結合器または非対称方向性結合器を含む、
    モード展開複合変換器。
  2. 前記非対称Y字形結合器はTEモード偏波器を含む、請求項に記載のモード展開複合変換器。
  3. 前記TEモード偏波器は金を含む、請求項に記載のモード展開複合変換器。
  4. 少なくとも1つの成分の前記基本TEモードを前記二次TEモードに変換する逆空間モード変換器と、
    前記成分の前記二次TEモードを前記基本TMモードに変換する逆偏波変換器と、
    を更に備える、請求項に記載のモード展開複合変換器。
  5. 光信号を処理するモード展開複合変換器であって、
    該光信号は、基本横方向磁気(TM)モードを有する成分を含み、
    該モード展開複合変換器は、
    該複合変換器を形成するように接続された複数のモード展開変換器の組であって、該各モード展開変換器は、漸進的に変化する導波路形状を有し、入力された少なくとも1つの成分のモードを漸進的に他のモードに変換するものであって、該各モード展開変換器は、偏波変換器、空間モード変換器、逆偏波変換器、逆空間モード変換器、高次モードフィルター、及びそれらの組合せを含む群から選択されたモード展開変換器であり、前記偏波変換器及び前記逆偏波変換器は少なくとも、前記光信号の少なくとも1つの成分の偏波のモードを変換し、前記空間モード変換器及び前記逆空間モード変換器は少なくとも、前記光信号の少なくとも1つの成分の空間モード次数を変換する、複数のモード展開変換器の組 を備え、
    前記偏波変換器は、前記光信号の前記成分の前記基本TMモードを二次横方向電気(TE)モードに変換し、前記空間モード変換器は前記成分の前記二次TEモードを基本TEモードに変換し、前記逆空間モード変換器は前記成分の基本横方向電気(TE)モードを前記二次TEモードに変換し、前記逆偏波変換器は前記成分の前記二次TEモードを前記基本TMモードに変換し、
    前記偏波変換器は、浅くエッチングされた幅テーパーを含み、前記空間モード変換器は、非対称Y字形結合器または非対称方向性結合器を含む
    ード展開複合変換器。
  6. 前記各モード展開変換器は、リン化インジウム(InP)基板、ヒ化ガリウム(GaAs)基板、シリカ基板、及びシリコン基板からなる群から選択された基板を含む、請求項に記載のモード展開複合変換器。
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