JP6102785B2 - 物理量センサ - Google Patents

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Description

本発明は、物理量の経時変化を示すセンサ波形に対応する送信データを送信先装置に送信する物理量センサに関する。
従来より、スレーブとして機能する物理量センサと、マスタとして機能する送信先装置とを有し、物理量センサが物理量の経時変化を示すセンサ波形に対応する送信データを送信先装置に送信するデータ通信システムが供されている。例えばDSI(Distributed Systems Interface)3やPSI(Peripheral Sensor Interface)5のデータ通信システムでは、物理量センサが送信データを送信する周期(通信周期)は、その通信プロトコル仕様に依存する。一方、物理量センサがデジタルデータを取得する周期(サンプリング周期)は、例えばセンサ素子やADコンバータ等の回路要因に依存する。このような事情から、通信周期とサンプリング周期とは互いに独立して決定されている。そのため、例えば通信周期をサンプリング周期の整数倍に設定する等は困難であり、通信周期とサンプリング周期とを追従させることは困難である。
このようにサンプリング周期と通信周期とが追従しないと、デジタルデータを取得するタイミングから送信データを送信するタイミングまでの時間差にばらつきが発生する。その結果、センサ波形(生の波形)を正確に再現することができない送信データが送信されることになり、送信先装置では誤判定が発生するという問題がある。このような問題に対し、例えば特許文献1には、物理量センサにおいて、送信データを送信する前に、サンプリング周期の情報を含むデータを送信する手法が開示されている。
特許第4880273号公報
しかしながら、上記した例えばDSI3やPSI5のデータ通信システムでは、通信周期のみならず、データのフォーマットも通信プロトコル仕様に依存する。そのため、物理量センサが送信するデータのデータ量を増やすことは困難であり、サンプリング周期の情報を含むデータを送信することは困難である。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、送信先装置に送信するデータのデータ量を増やすことなく、物理量の経時変化を示すセンサ波形を正確に再現可能な送信データを送信先装置に送信することができ、送信先装置での誤判定の発生を未然に防止することができる物理量センサを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、センサ素子は、物理量の経時変化を示すセンサ波形を出力する。デジタルデータ出力手段は、センサ波形に対応するデジタルデータを保持して出力する。発振手段は、内部クロックを出力する。タイミング制御手段は、データ取得タイミング及びデータ送信タイミングを出力する。推定データ取得手段は、デジタルデータ出力手段から連続して出力される複数のデジタルデータに基づいてデータ取得タイミングに対応する推定データを取得する。送信手段は、推定データをデータ送信タイミングにしたがって送信データとして送信先装置に送信する。
ここで、タイミング制御手段は、データ取得タイミングの出力からデータ送信タイミングの出力までの期間を一定とするようにデータ取得タイミング及びデータ送信タイミングの出力を内部クロックに基づいて制御するようにした。これにより、センサ波形から推定データを取得するデータ取得タイミングと、その推定データを送信データとして送信するデータ送信タイミングとを追従させることができ、データ取得タイミングからデータ送信タイミングまでの時間差を一定とすることができる。即ち、例えば送信先装置から外部基準クロックを受信しないが送信先装置の仕様により送信データを送信する周期(送信周期)が規定されている場合でも、その送信周期に追従する周期(サンプリング周期)でセンサ波形に対応するデータを取得して送信することができる。その結果、物理量の経時変化を示すセンサ波形を正確に再現可能な送信データを送信先装置に送信することができ、送信先装置での誤判定の発生を未然に防止することができる。このとき、送信先装置に送信するデータのデータ量を増やすこともない。
請求項2に記載した発明によれば、センサ素子は、物理量の経時変化を示すセンサ波形を出力する。デジタルデータ出力手段は、センサ波形に対応するデジタルデータを保持して出力する。受信手段は、送信先装置から外部基準クロックを受信する。発振手段は、内部クロックを出力する。タイミング制御手段は、データ取得タイミング及びデータ送信タイミングを出力する。推定データ取得手段は、デジタルデータ出力手段から連続して出力される複数のデジタルデータに基づいてデータ取得タイミングに対応する推定データを取得する。送信手段は、推定データをデータ送信タイミングにしたがって送信データとして送信先装置に送信する。
ここで、タイミング制御手段は、データ取得タイミングの出力からデータ送信タイミングの出力までの期間を一定とするようにデータ取得タイミング及びデータ送信タイミングの出力を外部基準クロック及び内部クロックに基づいて制御するようにした。これにより、この場合も、センサ波形から推定データを取得するデータ取得タイミングと、その推定データを送信データとして送信するデータ送信タイミングとを追従させることができ、データ取得タイミングからデータ送信タイミングまでの時間差を一定とすることができる。即ち、例えば送信先装置から受信する外部基準クロックにより送信データを送信する周期(送信周期)が規定されている場合でも、その送信周期に追従する周期(サンプリング周期)でセンサ波形に対応するデータを取得して送信することができる。その結果、物理量の経時変化を示すセンサ波形を正確に再現可能な送信データを送信先装置に送信することができ、送信先装置での誤判定の発生を未然に防止することができる。このときも、送信先装置に送信するデータのデータ量を増やすこともない。
本発明の第1の実施形態を示す機能ブロック図 データ取得タイミングとデータ送信タイミングとの関係を示す図 タイムチャート(その1) 内挿値を示す図 本発明の第2の実施形態を示す機能ブロック図 タイムチャート(その2) 外挿値を示す図 本発明の第3の実施形態を示す機能ブロック図 タイムチャート(その3) タイムチャート(その4) 本発明の第4の実施形態を示す機能ブロック図 本発明の第5の実施形態を示す機能ブロック図 本発明の第6の実施形態を示す機能ブロック図 本発明の第7の実施形態を示す機能ブロック図 理想のクロック数と現実のクロック数との関係を示す図 タイムチャート(その5) 本発明の第8の実施形態を示す機能ブロック図
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1から図4を参照して説明する。図1に示すように、物理量センサ1は、センサ素子2と、CR発振回路3(発振手段)と、ADコンバータ4と、デジタルフィルタ5(デジタルデータ出力手段)と、タイミング制御回路6(タイミング制御手段)と、内挿計算回路7(推定データ取得手段、内挿計算手段)と、送信回路8(送信手段)とを有する。物理量センサ1は、データ通信線(データ伝送路)を介してホスト9(送信先装置)と接続されている。物理量センサ1はスレーブとして機能し、ホスト9はマスタとして機能する。
センサ素子2は、被検出対象に作用する物理量(センサ値)を検知し、その検知した物理量の経時変化を示すセンサ波形(アナログ信号)をADコンバータ4に出力する。センサ素子2は、例えば物理量センサ1が自動車に搭載されている加速度センサであれば、自動車に作用する加速度の経時変化を示すセンサ波形をADコンバータ4に出力する。CR発振回路3は、所定の発振周波数の発振信号から内部クロックを生成し、その生成した内部クロックをADコンバータ4、デジタルフィルタ5、タイミング制御回路6、内挿計算回路7及び送信回路8に出力する。CR発振回路3からADコンバータ4、デジタルフィルタ5、タイミング制御回路6、内挿計算回路7及び送信回路8にそれぞれ出力される内部クロックの周波数は同じであっても良いし異なっていても良い。
ADコンバータ4は、CR発振回路3から入力する内部クロックを動作クロックとして動作し、センサ素子2からセンサ波形を入力すると、その入力したセンサ波形を電圧増幅する。そして、ADコンバータ4は、その電圧増幅後のセンサ波形をアナログ信号からデジタル信号に変換してデジタルデータを生成し、その生成したデジタルデータをデジタルフィルタ5に出力する。
デジタルフィルタ5は、例えばIIR(Infinite Impulse Response、無限インパルス応答)フィルタである。デジタルフィルタ5は、CR発振回路3から入力する内部クロックを動作クロックとして動作し、ADコンバータ4からデジタルデータを入力すると、その入力したデジタルデータに対してフィルタ処理を施し、そのフィルタ処理を施したデジタルデータを内挿計算回路7に出力する。デジタルフィルタ5は、少なくともフィルタ処理を施した最新のデータ(最新データ)と1つ前のデータ(1つ前データ)とを保持可能となっている。
タイミング制御回路6は、CR発振回路3から入力する内部クロックを動作クロックとして動作し、内部クロックのクロック数を計測する(カウントする)ことで、データ取得タイミングを内挿計算回路7に出力し、データ送信タイミングを送信回路8に出力する。具体的に説明すると、タイミング制御回路6は、内部クロックのクロック数の計測を開始すると、クロック数が予め設定している第1の設定値に達した時点でデータ送信タイミングを出力すると共に、クロック数の計測を再開する。タイミング制御回路6は、クロック数の計測を繰返すことで、データ送信タイミングを一定周期(一定クロック数)で送信回路8に出力する。又、タイミング制御回路6は、内部クロックのクロック数の計測を開始すると、クロック数が第1の設定値よりも小さい第2の設定値に達した時点でデータ取得タイミングを出力する。
即ち、タイミング制御回路6は、図2に示すように、データ送信タイミングを送信回路8に出力する時点(t2、t4、t6)よりも一定周期(一定クロック数)前の時点でデータ取得タイミングを内挿計算回路7に出力する(t1、t3、t5)。タイミング制御回路6は、このようにしてデータ取得タイミングの出力からデータ送信タイミングの出力までの期間(t1〜t2、t3〜t4、t5〜t6)を一定とする。
内挿計算回路7は、CR発振回路3から入力する内部クロックを動作クロックとして動作し、デジタルフィルタ5から最新データと1つ前データとを入力すると、タイミング制御回路6から入力したデータ取得タイミングに対応する推定データの推定値を内挿値により計算する(推定して取得する)。即ち、内挿計算回路7は、図3及び図4に示すように、デジタルフィルタ5がデジタルデータを出力する周期を「T」、その周期を開始した時点(カウンタがリセットした時点)からデータ取得タイミングを入力した時点までの周期を「ΔT」、データ取得タイミングを入力した時点での最新データのデータ値を「X」、1つ前データのデータ値を「XN−1」とすると、データ取得タイミングを入力した時点の次の周期のデジタルデータに基づいて、推定値を以下の計算式により計算する。
推定値=X+{ΔT×(XN+1−X)/T}
そして、内挿計算回路7は、このようにして計算した推定値を示す推定データを送信回路8に出力する。尚、内挿計算回路7は、専用の回路として設けられても良いし、CPU(Central Processing Unit)によりソフトウェアとして設けられても良い。送信回路8は、CR発振回路3から入力する内部クロックを動作クロックとして動作し、内挿計算回路7から推定データを入力すると、その入力した推定データを、タイミング制御回路6から入力したデータ送信タイミングにしたがって送信データとして送信する。
ホスト9は、このようにして物理量センサ1から送信された送信データをデータ通信線を介して受信すると、その送信データの経時変化を信号処理することで、センサ素子2が検知した物理量の経時変化を判定する。ホスト9は、例えば自動車に搭載されている電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)であり、物理量センサ1が加速度センサであれば、加速度センサから送信された送信データをデータ通信線を介して受信すると、その送信データの経時変化を信号処理することで、車両衝突等の事象を判定する。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、物理量センサ1において、データ取得タイミングの出力からデータ送信タイミングの出力までの期間を内部クロックに基づいて一定とするようにした。そして、物理量センサ1において、データ取得タイミングの出力により、デジタルフィルタ5から出力される最新データと1つ前データとを用いて推定値を計算するようにした。これにより、センサ波形から推定データを取得するデータ取得タイミングと、その推定データを送信データとして送信するデータ送信タイミングとを追従させることができる。その結果、物理量の経時変化を示すセンサ波形を正確に再現可能な送信データをホスト9に送信することができ、ホスト9での誤判定の発生を未然に防止することができる。このとき、物理量センサ1がホスト9に送信するデータのデータ量を増やすこともない。又、推定値を内挿値により計算する場合には、センサ波形上の前後に位置するデータを用いて推定値を計算することになるので、その前後に位置するデータにより示される上限及び下限の範囲内で推定値を計算することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図5から図7を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第1の実施形態は、推定データの推定値を内挿値により計算する構成であるが、第2の実施形態は、推定データの推定値を外挿値により計算する構成である。
物理量センサ11は、第1の実施形態で説明した内挿計算回路7の代わりに外挿計算回路12(推定データ取得手段、外挿計算手段)を有する。外挿計算回路12は、CR発振回路3から入力する内部クロックを動作クロックとして動作し、デジタルフィルタ5から最新データと1つ前データとを入力すると、タイミング制御回路6から入力したデータ取得タイミングに対応する推定データの推定値を外挿値により計算する(推定して取得する)。即ち、外挿計算回路12は、図6及び図7に示すように、データ取得タイミングを入力した時点の周期のデジタルデータに基づいて、推定値を以下の計算式により計算する。
推定値=X+{ΔT×(X−XN−1)/T}
そして、外挿計算回路12は、このようにして計算した推定値を示す推定データを送信回路8に出力する。尚、外挿計算回路12も、専用の回路として設けられても良いし、CPUによりソフトウェアとして設けられても良い。送信回路8は、CR発振回路3から入力する内部クロックを動作クロックとして動作し、外挿計算回路12から推定データを入力すると、その入力した推定データを、タイミング制御回路6から入力したデータ送信タイミングにしたがって送信データとして送信する。
以上に説明したように第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。即ち、センサ波形から推定データを取得するデータ取得タイミングと、その推定データを送信データとして送信するデータ送信タイミングとを追従させることができる。その結果、物理量の経時変化を示すセンサ波形を正確に再現可能な送信データをホスト9に送信することができ、ホスト9での誤判定の発生を未然に防止することができる。又、推定値を外挿値により計算する場合には、センサ波形上の既に確定されているデータを用いて推定値を計算することになるので、確実に推定値を計算することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図8から図10を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第1の実施形態は、CR発振回路3が出力する内部クロックに基づいてデータ取得タイミング及びデータ送信タイミングの出力を制御する構成であるが、第3の実施形態は、ホスト25から受信する外部基準クロックに基づいてデータ取得タイミング及びデータ送信タイミングの出力を制御する構成である。
物理量センサ21は、第1の実施形態で説明した構成に加えて受信回路22(受信手段)を有すると共に、第1の実施形態で説明したタイミング制御回路6の代わりにタイミング制御回路23(タイミング制御手段)を有し、CR発振回路3の代わりにCR発振回路24(発振手段)を有する。又、物理量センサ21は、データ通信線及びクロック通信線(クロック伝送路)を介してホスト25(送信先装置)と接続されている。この場合、データ通信線とクロック通信線とはDSI3やPSI5のように兼用であっても良い。
ホスト25は、例えば水晶振動子やセラミック振動子を有し、水晶振動子やセラミック振動子が発振する所定の発振周波数の発振信号から外部基準クロックを生成し、その生成した外部基準クロックをクロック通信線を介して物理量センサ21に送信する。外部基準クロックは内部クロックよりも周波数の精度が高い(ジッタが小さい)特性を有する。
受信回路22は、ホスト25から送信された外部基準クロックをクロック通信線を介して受信すると、その外部基準クロックをタイミング制御回路23に出力する。タイミング制御回路23は、受信回路22から入力する外部基準クロックの立ち上がりエッジを基点として内部クロックのクロック数を計測することで、データ取得タイミングを内挿計算回路7に出力し、データ送信タイミングを送信回路8に出力する。具体的に説明すると、タイミング制御回路23は、外部基準クロックの立ち上がりエッジを検知した後、内部クロック数が予め設定している第1の設定値に達した時点でデータ送信タイミングを出力する。タイミング制御回路23は、クロック数の計測を繰返すことで、データ送信タイミングを一定周期(一定クロック数)で送信回路8に出力する。又、タイミング制御回路23は、内部クロックのクロック数の計測を開始すると、クロック数が第1の設定値よりも小さい第2の設定値に達した時点でデータ取得タイミングを出力する。
即ち、タイミング制御回路23は、図9に示すように、第2の設定値が「0」であれば、外部基準クロックを入力した時点でデータ取得タイミングを内挿計算回路7に出力し(t11、t13、t15)、その時点から一定周期(一定クロック数、第1の一定周期)後の時点でデータ送信タイミングを送信回路8に出力する(t12、t14、t16)。タイミング制御回路23は、このようにしてデータ取得タイミングの出力からデータ送信タイミングの出力までの期間(t11〜t12、t13〜t14、t15〜t16)を一定とする。
又、タイミング制御回路23は、図10に示すように、第2の設定値が「0」でなければ、外部基準クロックを入力した時点(t21、t24、t27)から一定周期(一定クロック数、第2の一定周期)後の時点でデータ取得タイミングを内挿計算回路7に出力する(t22、t25、t28)。更に、タイミング制御回路23は、外部基準クロックを入力した時点から一定周期(一定クロック数、第2の一定周期よりも長い第3の一定周期)後の時点でデータ送信タイミングを送信回路8に出力する(t23、t26、t29)。タイミング制御回路23は、このようにしてデータ取得タイミングの出力からデータ送信タイミングの出力までの期間(t22〜t23、t25〜t26、t28〜t29)を一定とする。
以上に説明したように第3の実施形態によれば、物理量センサ21において、データ取得タイミングの出力からデータ送信タイミングの出力までの期間を外部基準クロック及び内部クロックに基づいて一定とするようにした。そして、物理量センサ21において、データ取得タイミングの出力により、デジタルフィルタ5から出力される最新データと1つ前データとを用いて推定値を計算するようにした。これにより、第1の実施形態と同様に、センサ波形から推定データを取得するデータ取得タイミングと、その推定データを送信データとして送信するデータ送信タイミングとを追従させることができる。その結果、物理量の経時変化を示すセンサ波形を正確に再現可能な送信データをホスト25に送信することができ、ホスト25での誤判定の発生を未然に防止することができる。このとき、物理量センサ21がホスト25に送信するデータのデータ量を増やすこともない。又、データ取得タイミングとデータ送信タイミングとの時間差を短くすることで、センサ波形をより正確に反映した(より新しい)送信データを送信することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について図11を参照して説明する。第4の実施形態における第3の実施形態からの変更部分は、第2の実施形態における第1の実施形態からの変更部分と同じである。即ち、第4の実施形態は、推定データの推定値を外挿値により計算する構成である。物理量センサ31は、第1の実施形態で説明した内挿計算回路7の代わりに外挿計算回路12を有する。第4の実施形態でも、第3の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について図12を参照して説明する。尚、上記した第3の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第5の実施形態は、CR発振回路24から出力される内部クロックを外部基準クロックにしたがって補正する(調整する)構成である。
物理量センサ41は、第3の実施形態で説明した構成に加えてクロック補正回路42(クロック補正手段)を有する。受信回路22は、ホスト25から送信された外部基準クロックをクロック通信線を介して受信すると、その外部基準クロックをタイミング制御回路23に加え、クロック補正回路42にも出力する。CR発振回路24は、内部クロックをADコンバータ4、デジタルフィルタ5、内挿計算回路7、送信回路8及びタイミング制御回路23に加え、クロック補正回路42にも出力する。クロック補正回路42は、CR発振回路24から内部クロックを入力し、受信回路22から外部基準クロックを入力すると、外部基準クロック間における内部クロックのクロック数を計測する。そして、クロック補正回路42は、外部基準クロック間における内部クロックのクロック数が第1の閾値以上であると判定すると、発振周波数の低下を命じる補正指令をCR発振回路24に出力する。CR発振回路24は、クロック補正回路42から発振周波数の低下を命じる補正指令を入力すると、その時点での発振周波数を低下させる。一方、クロック補正回路42は、外部基準クロック間における内部クロックのクロック数が第2の閾値以下であると判定すると、発振周波数の上昇を命じる補正指令をCR発振回路24に出力する。CR発振回路24は、クロック補正回路42から発振周波数の上昇を命じる補正指令を入力すると、その時点での発振周波数を上昇させる。
以上に説明したように第5の実施形態によれば、第3の実施形態と同様に、センサ波形から推定データを取得するデータ取得タイミングと、その推定データを送信データとして送信するデータ送信タイミングとを追従させることができる。その結果、物理量の経時変化を示すセンサ波形を正確に再現可能な送信データをホスト25に送信することができ、ホスト25での誤判定の発生を未然に防止することができる。又、CR発振回路24の発振周波数を外部基準クロックに基づいて補正するクロック補正回路42を有することで、外部基準クロックに基づいて補正した補正後の内部クロックをADコンバータ4、デジタルフィルタ5、内挿計算回路7、送信回路8及びタイミング制御回路23等に出力することができる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について図13を参照して説明する。第6の実施形態における第5の実施形態からの変更部分は、第2の実施形態における第1の実施形態からの変更部分と同じである。即ち、第6の実施形態は、推定データの推定値を外挿値により計算する構成である。物理量センサ51は、第1の実施形態で説明した内挿計算回路7の代わりに外挿計算回路12を有する。第6の実施形態でも、第5の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第7の実施形態)
次に、本発明の第7の実施形態について図14から図16を参照して説明する。尚、上記した第3の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第7の実施形態は、CR発振回路24から出力される内部クロックの誤差を計算し、その計算した誤差に基づいてデータ取得タイミングの出力を補正する(調整する)構成である。
物理量センサ61は、第3の実施形態で説明した構成に加えてクロック計測回路62(クロック計測手段)を有する。受信回路22は、ホスト25から送信された外部基準クロックをクロック通信線を介して受信すると、その外部基準クロックをタイミング制御回路23に加え、クロック計測回路62にも出力する。CR発振回路24は、内部クロックをADコンバータ4、デジタルフィルタ5、内挿計算回路7、送信回路8及びタイミング制御回路23に加え、クロック計測回路62にも出力する。クロック計測回路62は、CR発振回路24から内部クロックを入力し、受信回路22から外部基準クロックを入力すると、外部基準クロック間における内部クロックのクロック数を計測する。そして、クロック補正回路42は、その計測した外部基準クロック間における内部クロックのクロック数を示す補正情報をタイミング制御回路23に出力する。
タイミング制御回路23は、クロック計測回路62から補正情報を入力すると、データ取得タイミングの出力を補正情報にしたがって補正する。即ち、タイミング制御回路23は、図15に示すように、外部基準クロック間における理想の内部クロックのクロック数を「N」、外部基準クロック間における現実の内部クロックのクロック数を「N´」、外部基準クロックの受信からデータ取得タイミングまでの理想のクロック数を「n」とすると、補正後のクロック数を「n´」とすると、補正後のクロック数を以下の計算式により計算する。
n´=n×N´/N
そして、タイミング制御回路23は、図16に示すように、データ取得タイミングを補正後のクロック数にしたがって補正することで、外部基準クロックを入力した時点(t31、t34、t37)から補正後の一定周期(一定クロック数、第4の一定周期)後の時点でデータ取得タイミングを内挿計算回路7に出力する(t32、t35、t38)。更に、タイミング制御回路23は、外部基準クロックを入力した時点から一定周期(一定クロック数)後の時点でデータ送信タイミングを送信回路8に出力する(t33、t36、t39)。
尚、タイミング制御回路23がデータ取得タイミングを補正後のクロック数にしたがって補正することに代えて、内挿計算回路7が推定値を計算する際に図15に示した関係を適用しても良い。即ち、内挿計算回路7は、補正後のクロック数と理想のクロック数との差分を以下の計算式により計算する。
Δn=n´−n=n(N´/N−1)
この場合、内挿計算回路7は、推定値を以下の計算式により計算する。
推定値=X+{(ΔT+Δn)×(XN+1−X)/T}
以上に説明したように第7の実施形態によれば、第3の実施形態と同様に、センサ波形から推定データを取得するデータ取得タイミングと、その推定データを送信データとして送信するデータ送信タイミングとを追従させることができる。その結果、物理量の経時変化を示すセンサ波形を正確に再現可能な送信データをホスト25に送信することができ、ホスト25での誤判定の発生を未然に防止することができる。又、外部基準クロック間における内部クロックのクロック数を計測するクロック計測回路62を有することで、CR発振回路24から出力される内部クロックの誤差を反映してデータ取得タイミングの出力を制御することができる。
(第8の実施形態)
次に、本発明の第8の実施形態について図17を参照して説明する。第8の実施形態における第7の実施形態からの変更部分は、第2の実施形態における第1の実施形態からの変更部分と同じである。即ち、第8の実施形態は、推定データの推定値を外挿値により計算する構成である。物理量センサ71は、第1の実施形態で説明した内挿計算回路7の代わりに外挿計算回路12を有する。外挿計算回路12は、推定値を以下の計算式により計算しても良い。
推定値=X+{(ΔT+Δn)×(X−XN−1)/T}
第8の実施形態でも、第7の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。又、複数の変形例を組み合わせても良い。
自動車用の加速度センサに適用することに限らず、自動車以外の用途として例えば二輪車の加速度センサに適用しても良い。又、加速度センサに適用することに限らず、例えば温度を検出する温度センサ、湿度を検出する湿度センサ等の各種のセンサに適用しても良い。
2点のデジタルデータを用いて推定値(内挿値及び外挿値)を計算する構成を説明したが、計算式が複雑化する問題を解消した上であれば、3点以上のデジタルデータを用いて推定値を計算する構成でも良い。
図面中、1、11、21、31、41、51、61、71は物理量センサ、2はセンサ素子、3、24はCR発振回路(発振手段)、5はデジタルフィルタ(デジタルデータ出力手段)、6、23はタイミング制御回路(タイミング制御手段)、7は内挿計算回路(推定データ取得手段、内挿計算手段)、8は送信回路(送信手段)、9、25はホスト(送信先装置)、12は外挿計算回路(推定データ取得手段、外挿計算手段)、22は受信回路(受信手段)、42はクロック補正回路(クロック補正手段)、62はクロック計測回路(クロック計測手段)である。

Claims (9)

  1. 物理量の経時変化を示すセンサ波形を出力するセンサ素子(2)と、
    前記センサ波形に対応するデジタルデータを保持して出力するデジタルデータ出力手段(5)と、
    内部クロックを出力する発振手段(3)と、
    データ取得タイミング及びデータ送信タイミングを出力するタイミング制御手段(6)と、
    前記デジタルデータ出力手段から連続して出力される複数のデジタルデータに基づいて前記データ取得タイミングに対応する推定データを取得する推定データ取得手段(7、12)と、
    前記推定データ取得手段により取得された推定データを前記データ送信タイミングにしたがって送信データとして送信先装置(9)に送信する送信手段(8)と、を備え、
    前記タイミング制御手段は、前記データ取得タイミングの出力から前記データ送信タイミングの出力までの期間を一定とするように前記データ取得タイミング及びデータ送信タイミングの出力を前記内部クロックに基づいて制御することを特徴とする物理量センサ(1、11)。
  2. 物理量の経時変化を示すセンサ波形を出力するセンサ素子(2)と、
    前記センサ波形に対応するデジタルデータを保持して出力するデジタルデータ出力手段(5)と、
    送信先装置(25)から外部基準クロックを受信する受信手段(22)と、
    内部クロックを出力する発振手段(24)と、
    データ取得タイミング及びデータ送信タイミングを出力するタイミング制御手段(23)と、
    前記デジタルデータ出力手段から連続して出力される複数のデジタルデータに基づいて前記データ取得タイミングに対応する推定データを取得する推定データ取得手段(7、12)と、
    前記推定データ取得手段により取得された推定データを前記データ送信タイミングにしたがって送信データとして前記送信先装置に送信する送信手段(8)と、を備え、
    前記タイミング制御手段は、前記データ取得タイミングの出力から前記データ送信タイミングの出力までの期間を一定とするように前記データ取得タイミング及びデータ送信タイミングの出力を前記外部基準クロック及び前記内部クロックに基づいて制御することを特徴とする物理量センサ(21、31、41、51、61、71)。
  3. 請求項2に記載した物理量センサにおいて、
    前記タイミング制御手段は、前記受信手段から前記外部基準クロックを入力した時点で前記データ取得タイミングを出力し、前記データ取得タイミングを出力した時点から第1の一定周期の経過後に前記データ送信タイミングを出力することを特徴とする物理量センサ(21、31)。
  4. 請求項2に記載した物理量センサにおいて、
    前記タイミング制御手段は、前記受信手段から前記外部基準クロックを入力した時点から第2の一定周期の経過後に前記データ取得タイミングを出力し、前記受信手段から前記外部基準クロックを入力した時点から前記第2の一定周期よりも長い第3の一定周期の経過後に前記データ送信タイミングを出力することを特徴とする物理量センサ(21、31)。
  5. 請求項2に記載した物理量センサにおいて、
    前記内部クロックを前記外部基準クロックにしたがって補正するクロック補正手段(42)を備えたことを特徴とする物理量センサ(41、51)。
  6. 請求項2に記載した物理量センサにおいて、
    前記内部クロックと前記外部基準クロックとにしたがって外部基準クロック間における内部クロックのクロック数を計測するクロック計測手段(62)を備え、
    前記タイミング制御手段は、前記外部基準クロック間における内部クロックのクロック数に基づいて内部クロックの誤差を計算し、その計算した誤差を反映した期間を第4の一定周期とし、前記受信手段から前記外部基準クロックを入力した時点から前記第4の一定周期の経過後に前記データ取得タイミングを出力することを特徴とする物理量センサ(61、71)。
  7. 請求項2に記載した物理量センサにおいて、
    前記内部クロックと前記外部基準クロックとにしたがって外部基準クロック間における内部クロックのクロック数を計測するクロック計測手段(62)を備え、
    前記タイミング制御手段は、前記外部基準クロック間における内部クロックのクロック数に基づいて内部クロックの誤差を計算し、
    前記推定データ取得手段は、前記データ取得タイミングに対応する推定データを前記誤差を反映して取得することを特徴とする物理量センサ(61、71)。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載した物理量センサにおいて、
    推定データ取得手段は、前記タイミング制御手段から前記データ取得タイミングを入力した時点の次の周期で前記デジタルデータ出力手段から連続して出力される複数のデジタルデータを用いることで、前記推定データを内挿値により計算する内挿計算手段(7)を有することを特徴とする物理量センサ(1、21、41、61)。
  9. 請求項1から7の何れか一項に記載した物理量センサにおいて、
    推定データ取得手段は、前記タイミング制御手段から前記データ取得タイミングを入力した時点の周期で前記デジタルデータ出力手段から連続して出力される複数のデジタルデータを用いることで、前記推定データを外挿値により計算する外挿計算手段(12)を有することを特徴とする物理量センサ(11、31、51、71)。
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