JP6101635B2 - 孔あき構造を有するニットウェア及び前記ニットウェアを作製する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、孔あき構造を有するシングルジャージーニットウェアとして少なくとも部分的に設計されたニットウェアを作製する方法に関し、かつ、孔あき構造を有するシングルジャージーニットウェアとして少なくとも部分的に設計されたニットウェアに基づく機能性織物に関する。
特にスポーツ用品の分野においては、近年、弾性が高く、かつ、良好な着用性、及び各種のスポーツに適合した通気性を有し、かつ、その通気性は、好ましくは、衣服の異なる領域において程度が異なるものであるスポーツ用衣類を利用可能になし得ることに対して関心が高まってきた。したがって、例えば、着用者の腋窩の下に孔あき構造を有し、かつ、着用者の胃部及び背部において特に細密な形態を有するスポーツ用ティーシャツを作製することが望ましい。また同時に、一つのそして同じスポーツ用衣類の中で、織物の非常に細密な領域に加えて、出来るだけ大きな孔、及び/またはサイズの異なる孔を形成できるならば、特に有利であると考えられる。
この種の構造は、例えば、織物のシート状構造の中で、安定した孔を利用可能になし得る経編地の形態で作製することができる。しかしながら、経編地は、弾性が低いため、衣類の生産には、限られた程度にしか使用されていない。一方、ニットウェアの生産では、大幅により良い弾性を達成することができる。したがって、例えば、丸編みニットウェアの場合は、縦横両方向において自然な弾性が有り、これは、装用織物の生産にとって、特にスポーツ用品又は洗濯業の分野で理想的である。
丸編機上で孔を形成するための従来の通例的な技法は、PA(ポリアミド)及び(又は)PES(ポリエステル・ステープル・ファイバ)の細い編み糸あるいは単繊維を使用するか、あるいは、キャストオフとそれに続いてべらを開く技法を採用する。しかしながら、編目のキャストオフは、例えば、スポーツでしばしば起こるように、高い引張り応力の下、ランが生ずるリスクを伴う。したがって、このやり方で作製されるニットウェアは、特にスポーツ用品分野での使用が制限されてきた。
さらに、ダブルジャージーニットウェアには、ダブルジャージー目移し丸編機上で編み込まれ、したがってランに強い穿孔を生じさせることができる。この技法は、細密リブ目移しとも呼ばれている。このようなニットは、例えば、目移し機と呼ばれる機械上で丸編み編地として作製することができ、この機械では、円筒状の編目が、電子針選択によって選択され、リブダイヤルの針に目移しされる。編地の外側、すなわち円筒状の針側におけるこれらの目移し点では、孔状の開口が生じ、目穴編地という特徴的な外観を編地に与える。これらのダブルフェースニットは、一般にRR技法と呼ばれる技法によって作製される。すなわち、これらは、互いに他に対して接続される二つの編地側面を有し、したがって「右」編目を有している。これらの目移し編地の生産は、この機械技法が機械の精細度を限定することによって悪影響をもたらすこと、編地重量が大きいこと、及び編地生産能力が低いことのため、非常に制限されている。従来技術によれば、この目的のために、目移しスプリング付きの針が用いられ、目移しされるべき編目を「拡げ」て、引き継がれる針に必要な自由空間を与える。目移しスプリング付きの針は、構造的に生ずる空間条件を有しており、例えばE18及びE20以上の高い機械精細度の生産を制限する。さらに、現在市販の丸編機は、数種の編成もしくは目移しシステムしか備えておらず、したがって、非常に生産能力が制限されている。
公開公報EP1070776A2は、薄くて軽量でしかも高密度な織物の生産用のダブルジャージー丸編機を開示している。この丸編機は、多数の上下に向けられた在来式に設計された編み針を有する回動可能なシリンダーを備えている。この在来式に設計された編み針は、目移し機能が無く、シリンダーの対応する溝に上下に移動できるように取り付けられている。さらに、この既知の丸編機は、多数の横半径方向に向けられた溝を有する回動可能なリブダイヤルを備えている。溝には、横移動可能なリブ針が収容されている。リブ針は、目移し針として設計されている。既知の丸編機は、リブダイヤル上の目移し針の2倍の針がシリンダーに設けられていることを特徴としている。結果として、既知の丸編機では、目移し針の空間条件、したがってリブダイヤル上の針数が少ないにも係らず、シリンダー上の針数が多いため、特に細密なニットを作製することが可能である。公開公報EP1070776A2では、提示された丸編機で、最も多種多様な編み模様が実現できることは、確かに分かるが、これらの模様には、孔あき構造が無い。
欧州特許公開第1070776号
本発明の目的は、一方では非常に細密な編目を有すると共に、他方では比較的大きな孔を有する孔あき構造を有するニットウェアを作製可能にする編成方法を利用可能にし、したがってこのニットウェアによって、例えば、スポーツ用品又は洗濯業の分野における織物の要件を満たすことである。さらに、本発明によれば、対応する機能性織物が提供される。
この目的は、一方では、孔あき構造を有するシングルジャージーニットウェアとして少なくとも部分的に設計されたニットウェアを作製する方法であって、該ニットウェアは、第1の持針器及び第2の持針器を有し、かつ、≧24針/インチの機械精細度を有するダブルジャージー編機上で作製され、該第1の持針器は、該第2の持針器に対向して配置され、該第1の持針器は、該機械精細度に対応するべら針の針数/インチを有し、かつ、該第2の持針器は、目移し針を有し、該目移し針の針数/インチは、該第1の持針器の該べら針の針数/インチの2分の1又はそれ以下であり、かつ、孔当り少なくとも一つのタックループを有するループ集積が、該目移し針によって形成され、かつ、該タックループは、次いで編目無しにあるいは少なくとも一つの編目と共に該目移し針から該べら針に目移しされる方法によって達成される。
上記のように、従来技術では、出来るだけ細密なニットを形成する可能性と、出来るだけ大きな孔を形成する可能性との間に矛盾がある。従来、ニットにできるだけ大きな孔を作りたい場合は、できるだけ太い針を使わなければならない、あるいは、ランが形成されるリスクを考慮しなければならない、という意見が有った。一方、従来技術では、細密なニットを作りたい場合は、できるだけ細い針を使う必要がある。
本発明による方法によれば、細密さ及び大きな孔などの、以前は両立しないニットウェアの要件を、同じ一つの編機で連続的な編成方法で実施することができる。すなわち、ニットウェアの細密さは、第1の持針器の多数のべら針によって達成できる。これに対して、孔は、孔当り少なくとも一つの、好ましくは孔当り少なくとも二つのタックループを有するループ集積を用いて作成され、これは次いで、編目無しにあるいは少なくとも一つの編目と共に目移し針からべら針に目移しされる。
形成すべき孔のサイズは、ループ集積当りのタックループ数によって定めることができる。さらに、本発明によれば、少なくとも部分的に孔あき構造を有するシングルジャージーニットウェアをダブルジャージー編機で作製することができる。孔あき構造は、ニットウェアにおいて対応的に適切な箇所に設けることができ、例えば、ニットウェアのその後の着用者が特に発汗しやすいニットウェアの領域に比較的大きな孔を形成し、一方、ニットウェアのその後の着用者の熱保護が必要な他の領域に細密な構造を形成することができる。この場合、ニットウェアに形成された孔あき構造は、ニットウェアの異なる領域において、異なるサイズ及び構造で形成することができる。
ニットウェアは、本発明による方法で作製されるため、その縦横両方向において、高い弾性で利用可能にすることができる。本発明による方法は、特にスポーツ用品又は洗濯業の分野における装用織物の生産に対応的に適する。しかしながら、本発明による方法には、著しく大きなさらなる利用可能性が有り、例えば、カバーあるいはマットレス材料など、他の機能性織物の作製にも利用可能である。
本発明の好適な一変形例においては、目移し針は、≧18針/インチの持針器精細度に対応する目移し針である。したがって、本発明によれば、比較的大きな孔を有する特に細密なニットを形成することができる。
本発明の好適な一実施形態においては、使用されるダブルジャージー編機は、ダブルジャージー丸編機である。この場合、例えば、べら針は、ダブルジャージー丸編機のリブダイヤル上に、目移し針は、ダブルジャージー丸編機のシリンダー上に設けることができ、リブダイヤル上のべら針は、シリンダー上の目移し針の針数の少なくとも2倍の針数を有するようになされる。しかしながら、ダブルジャージー丸編機のシリンダー上にべら針を設け、リブダイヤル上に目移し針を設けることも基本的に可能である。丸編機は、特にティーシャツやベストなどの装用織物の生産に適しており、これらは、例えば、特に高い呼吸活動が必要な領域に大きな孔を設けることができ、一方、ティーシャツ又はベストの胃部及び背部の領域は、細密なニットとして形成することができる。しかしながら、本発明による方法は、基本的には、横ベッド編機にも応用できる。
使用されるシリンダー針が、機械式又は電子選択装置によって選択される目移し針である場合には、特に有利である。個々の針の選択に電子ジャカード装置を使用することは、本発明により、特に好ましい。それによって、非常に能率的な自動化された編成方法を、利用可能にすることができ、それによって、形成すべきニットウェアに、最も多種多様な編み模様を作り出すことができる。
本発明による方法の有利な実施形態によれば、ニットウェアの面から突出するノップが、ループ集積を用いて形成される。このようなノップは、例えば、装用織物上に設けることができ、装用織物内で、織物と装用織物の着用者の身体の間のスペーサとして役立つことができる。ループ集積当りのタックループ数が大きければ大きいほど、形成されるそれぞれのノップは大きくなる。
本発明の特定の用途では、少なくとも一本の緯糸をニットウェアに組み込むことができる。したがって、例えば、安定性の増大した織物及び容積が増大した織物を形成することができる。したがって、緯糸が挿入されたニットを、例えば、マットレス用の複合材料として作製することができる。
本発明の有利で例示的な実施形態では、孔あき構造の孔及び(又は)ノップのサイズ及び/または間隔は、ニットウェアのガス、熱及び/または水蒸気の交換能力及び/またはニットウェアの弾性についての要件の関数として形成される。例えば、ニットウェア内の特定の箇所において、空気の交換を増大させたい場合は、孔あき構造内で、孔のサイズを出来る限り大きくし、及び/または孔の間隔を出来る限り小さくすることが推奨される。孔あき構造内で、孔のサイズを出来る限り大きくし、及び/または孔の間隔を出来る限り小さくすることは、同様に、ニットウェアの弾性を増大させることにもなる。さらに、ノップのサイズも、孔のサイズによって直接影響され、したがって、大きな孔が形成される場合は、大きなノップが得られ、それによって、今度は、例えば、装用織物の着用者の身体からの間隔を大きくすることができる。
ダブルジャージー編機が、続く目移しシステムを有する少なくとも二つのシステムで編成する場合も有利である。それにより、仕事は、特に効果的に行われ、したがって、大量のニットウェアを短時間で作製することができる。
本発明の特定の変形例では、目移し針の針数/インチを、第1の持針器のべら針の針数/インチの1/3乃至1/4に設計することができる。これにより、べら針の数を特に多くすることができ、したがって、形成すべきニットウェアの細密度を上げることができる。第1の持針器のべら針の数が多ければ多いほど、作製されるニットは、それだけ細密なものにすることができる。
本発明の目的は、さらに、孔あき構造を有するシングルジャージーニットウェアとして少なくとも部分的に設計されたニットウェアに基づく機能性織物であって、該ニットウェアは、第1の持針器及び第2の持針器を有し、かつ、≧24針/インチの機械精細度を有するダブルジャージーニットウェア機を用いて編成することによって得られ、該第1の持針器は、該第2の持針器に対向して配置され、該第1の持針器は、該機械精細度に対応するべら針の針数/インチを有しており、かつ、該第2の持針器は、目移し針を有し、該目移し針の針数/インチは、該第1の持針器の該べら針の針数/インチの2分の1又はそれ以下であり、かつ、該孔あき構造は、該目移し針により生じ、かつ、孔当り少なくとも一つのタックループ、好ましくは少なくとも二つのタックループを有するループ集積から形成され、該タックループは、編目無しにあるいは少なくとも一つの編目と共に、目移し針からべら針へと目移しされる機能性織物によって達成される。
本発明による機能性織物は、例えば、スポーツ又は洗濯業の分野で使用できる装用織物とすることができる。しかしながら、基本的には、本発明による機能性織物は、可変的に使用することができる。したがって、本発明によれば、機能性織物は、生理学的な立場に従って製作され、かつ、特に、水分を運び去らしめる織物を意味するものと理解すべきである。機能性織物は、例えば、湿気も風も機能性織物を介して外部から貫通することはできないが、発汗などの水蒸気を、内部から外方に、通気によって逃すことができるように構成することができる。すなわち、本発明による機能性織物は、ガス、熱及び/または水蒸気の交換を可能にしたものである。
本発明による機能性織物は、ニットウェアであるので、ニットウェアに付きものの有利な双方向弾性特性を有している。さらに、第1の持針器のべら針数が多いので、非常に高い精細度及び密度を持たせることができる。ニットウェアの形態が細密であるにも係らず、本発明による機能性織物に導入された孔あき構造の孔は、可変的に形成することができ、かつ、以前の可能性に比べて大きくすることができる。孔のサイズは、この場合、孔当りのタックループ数によって決まる。この場合、一般に比較的大きな長孔が得られる。さらに、機能性織物の異なる領域において、異なるサイズで、及び/または異なる孔間隔で、孔を設けることができ、したがって、この機能性織物を、意図した所望の用途に理想的に適合させることができる。
好ましくは、本発明による機能性織物は、孔あき構造を設けて、機能性織物の水蒸気透過性が局部的に増大するように構成される。したがって、例えばティーシャツでは、孔あき構造は、腋窩の下に有利に設けることができる。
孔あき構造が、機能性織物の少なくとも右の編地側に設けられ、かつ、ループ集積を用いて形成され、かつ、ニットウェアの面から突出しているノップが機能性織物の左の編地側に設けられていれば、特に有利である。これらのノップは、例えば装用織物に用いられた場合は、装用織物のそれぞれの着用者の身体からのスペーサとして役立ち得る。
本発明による機能性織物の特定の用途では、ニットウェアに少なくとも一本の緯糸を組み込むと有利な場合がある。それによって、ニットウェアの安定性と容積の両方を増大させることができる。
本発明による機能性織物の特に好適な実施形態によれば、孔あき構造の孔及び/またはノップのサイズ及び/または間隔は、機能性織物のガス、熱及び/または水蒸気の交換能力及び/または機能性織物の弾性についての局部的な要件の関数として形成される。したがって、本発明による機能性織物は、その意図された用途に正確に合うよう作製することができる。この場合、本発明による機能性織物は、機能性織物のガス、熱及び/または水蒸気の交換能力の点で、及び/または機能性織物の弾性の点で、いくつかの異なる特性を組み合わせることができ、そしてそれにもかかわらず、シングル編機上で、シングル編成法で、同時に作製することができる。したがって、本発明による機能性織物は、高い機能性で、しかも非常に高い実効性、したがってコスト効果的に作製することができる。
以下、本発明の好適な実施形態、およびそれらの構造、機能及び利点を、図面を参照して、より詳しく説明する。
図1は、本発明による方法の実施及び本発明による機能性織物の作製に適した丸編機のリブダイヤル及びシリンダーの細部を図式的に示す斜視図である。 図2は、本発明による機能性織物の一例を図式的に示す図である。 図3は、本発明による方法によって作製され、かつ、ノップを有するニットウェアの一例を図式的に示す横断面図である。 図4は、本発明による方法によって作製され、かつ、孔を有するニットウェアの一例を図式的に示す、ニットウェアの編地側の平面図である。 図5は、本発明による方法によって作製可能なニットウェアの繰返しの例示的な実施形態を図式的に示す図である。 図6は、本発明による方法によって作製可能なニットウェアの繰返しのさらに可能な例示的な実施形態を図式的に示す図である。
図1は、本発明による方法の実施に使用できる丸編機の細部を図式的に示す斜視図である。図示の丸編機は、回転するリブダイヤルの形態で第1の持針器1を有し、かつ、回転するシリンダーの形態で第2の持針器2を有するダブルジャージー編機である。第1の持針器1は、第2の持針器2に対向して配置されている。この場合、図1に示した丸編機の第1の持針器1及び第2の持針器2上に配列された針は、互いに他に対して90°の角度で配向されている。
第1の持針器1として使用されるリブダイヤル上には、横溝11が形成されており、それにより、在来式に設計されたべら針12が、横移動可能なよう、個々に案内される。べら針12は、使用される丸編機の機械精細度に対応する針数/インチを有するように設けられている。本発明による方法では、この機械精細度は、少なくともE24であり、有利にはE28である。第1の持針器1上には、多数の細密なべら針12が、比較的蜜に隣接して対応的に配列されている。
第2の持針器2は、図1の例示的な実施形態では、シリンダーの形態で設けられ、円形に配列された上下に形成された溝21を有しており、それにより、目移し針22が、上下に個々に移動可能となっている。目移し針22は、目移し機能を果たすことができ、目移し針の針シャンク23上には、スプリング24が設けられていて、シリンダー針シャンク23とスプリング24との間に間隙25を形成して、その中に第1の持針器1のべら針12の針頭13を貫入できるようになっている。この構造の御蔭で、第2の持針器2上には、第1の持針器1上のべら針12の数に比べて、より少ない数の目移し針22を設けることが可能となっている。したがって、図1に示した例示的な実施形態では、目移し針22の選択された針数/インチは、例えば、第1の持針器1のべら針12の針数/インチの1/2になっている。
本発明の図示しない他の実施形態では、目移し針22の針数/インチは、さらにより少なくすることができる。例えば、第1の持針器1のべら針12の針数/インチの1/3乃至1/4にすることができる。
すなわち、図1に示した丸編機では、リブダイヤルは、べら針1を保持しており、また、針シリンダーは、精細度の異なる二つの相互に独立した針床内を移動して、リブダイヤルからシリンダーへと、また、シリンダーからリブダイヤルへと、編目の目移しを行う目移し針22を保持している。
図1に示した例示的な実施形態では、非常に細密な目移し針22E18(プレス0.48)が、第2の持針器2内に使用されている。この場合、第2の持針器2として使用されているシリンダーは、第1の持針器1の針数/インチの半分に対応する特別な区分、すなわち、例えば、E12又はE14を有している。より大きな区分値の結果として第2の持針器2上で得られる針間隔は、この場合、各ケースにおいて互いに他に対向している第1の持針器1の針及び第2の持針器2の針が、完全に無接触状態で編成できるように設計されている。
さらに、目移しシステム間のシリンダー上には、ラッチオープナーが付いたシステムが設けられている。ラッチオープナーの目的は、目移し針22の針ラッチを開いて、それぞれの目移し針22の針フックに新しい糸が導入できるようにすることである。
図1に示した丸編機では、個々の針選択用に電子ジャカード装置を設けている。本発明の図示していない他の実施形態では、手動針選択も実施することができる。図示の丸編機は、下記のように動作する。
孔あき構造を形成するには、電子ジャカード装置を介して選択されるシリンダー上の目移し針22により、繰返し発生する2重、3重又は4重タック位置で糸を拾い上げる。目移し針22上でこのやり方で生成されるタックループ14、例えば、図5及び6の編目列2〜5に示すそれは、図5及び6の列7及び6の対応する矢印で示す続く目移しシステムにおいて、リブダイヤル上のべら針12によって引き継がれる。各システムにおいてリブダイヤル上で動作するRLの排除位置におけるべら針12との組合せで、リブダイヤル上にシングルジャージーニットが得られ、その特徴は、各ケースにおいて生成されるタックループ14の数の関数として、異なるサイズで設定でき、かつ、模様に従って自由に選択できる目孔開口である。
第1の持針器1上のべら針12の大きな針数/インチのお蔭で、例えば、E24目移し編地の特徴が実現できる非常に細密なニットが生成される。上述の技法は、その細密な編目にも係らず、サイズの異なる比較的大きな孔をニットウェアに形成するのに同時に利用できる。
孔が形成される場合には、ニットウェアの他の編地側において、各ケースにおいてノップが形成され、これらは、例えば、ニットウェアから作製される織物の着用者の身体からのスペーサとして利用できる。
本発明による方法で作製される機能性織物の一つの例を図2に示す。
図2は、本発明による方法によって、一つの同じ編機で、一つの工程で作製できるティーシャツの一つの可能なデザインを図式的に示すものである。図の機能性織物3は、異なる箇所に異なるのサイズの孔10を有している。したがって、例えば、非常に大きな孔10が、ティーシャツのその後の着用者の腋窩の下に在る箇所4に形成される一方、機能性織物3の他の箇所5又は6には、より小さくてより高密度の孔あき構造が設けられており、これは図示の例では、単に装飾的な機能を有するに過ぎない。領域4における大きな孔10は、これらの箇所において、例として示した機能性織物3の特に高い呼吸活動をもたらすものである。これらの箇所においては、機能性織物3の着用者と周囲との間で、特に良好な空気交換が可能である。機能性織物3は、対応的に非常に高い機能性を有する一方、同時に高い弾性を有している。機能性織物3は、図1に示す編機などの1台の編機において、シングルプロセスで作製することができるため、非常に高い実効性、したがって低いコストで作製することができる。
図3は、本発明による方法で作製され、かつ、基本的な編地8にノップ9が形成されているニットウェア7の一例を図式的に示す横断面図である。ノップ9は、図4に示すように、タックループ集積の形成の結果として、他の編地側における各ケースにおいて孔10が形成される際に生じている。
図4は、本発明による方法で作製することができ、かつ、編成によって製作されるニットウェア7’において、タックループ集積14によって形成される孔10を有するニットウェア7’を図式的に示した平面図である。
図5は、本発明による方法で作製することができるニットウェアの糸輪郭の例示的な実施形態を図式的に示すものである。図示の例では、タックループ14が、編目列2〜5において、各ケースにおいて同じ箇所で、シリンダー内に生成され、次いで、編目15によって編目列6に編成され、次いで、タックループ集積は、列7において矢印によって示したように、シリンダーからリブダイヤルへと、編目15によって目移しされる。
図6は、本発明による方法で作製できるニットウェアの糸輪郭の別の有り得る変形例を示す。この変形例では、タックループ14が、編目列2〜5において、各ケースにおいて同じ箇所で、シリンダー内に生成され、次いで、編目15によって編目列6に編成され、次いで、タックループ集積は、列7において矢印によって示したように、シリンダーからリブダイヤルへと、編目15によって目移しされる。

Claims (15)

  1. 孔あき構造を有するシングルジャージーニットウェア(7、7')として少なくとも部分的に設計されたニットウェア(7、7')を作製する方法であって、
    該ニットウェア(7、7')は、第1の持針器及び第2の持針器を有し、かつ、≧24針/インチ(24針/2.54cm)の機械精細度を有するダブルジャージー編機上で作製され、該第1の持針器(1)は、該第2の持針器(2)に対向して配置され、該第1の持針器(1)は、該機械精細度に対応するべら針(12)の針数/インチ(針数/2.54cm)を有し、かつ、該第2の持針器(2)は、目移し針(22)を有し、該目移し針(22)の針数/インチ(針数/2.54cm)は、該第1の持針器(1)の該べら針(12)の針数/インチ(針数/2.54cm)の2分の1又はそれ以下であり、かつ、孔当り少なくとも一つのタックループ(14)を有するループ集積が、該目移し針(22)によって形成され、かつ、該タックループ(14)は、次いで編目(15)無しにあるいは少なくとも一つの編目(15)と共に該目移し針(22)から該べら針(12)に目移しされる、
    ことを特徴とする方法。
  2. 目移し針(22)は、≧18針/インチ(18針/2.54cm)の持針器精細度に対応する目移し針であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 使用される該ダブルジャージー編機は、ダブルジャージー丸編機であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 該べら針(12)は、該ダブルジャージー丸編機のリブダイヤル上に設けられており、かつ、該目移し針(22)は、該ダブルジャージー丸編機のシリンダー上に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 使用されるシリンダー針は、機械式又は電子選択装置によって選択される目移し針(22)であることを特徴とする請求項3又は4に記載の方法。
  6. ニットウェアの面から突出するノップ(9)が、ループ集積を用いて形成されることを特徴とする請求項1乃至5のうちの少なくとも1項に記載の方法。
  7. 少なくとも一本の別の緯糸が該ニットウェア(7、7')に組み込まれることを特徴とする請求項1乃至6のうちの少なくとも1項に記載の方法。
  8. 該孔あき構造の孔(10)及び/または該ノップ(9)のサイズ及び/または間隔に応じ、該ニットウェア(7、7')のガス、熱及び/または水蒸気の交換能力及び/または該ニットウェア(7、7')の弾性の異なる特性の組み合わせを行うことを特徴とする請求項1乃至7のうちの少なくとも1項に記載の方法。
  9. 該ダブルジャージー編機が、目移しを含む少なくとも二つのシステムで編成され、それらの目移しを含むシステムが順次実行されることを特徴とする請求項1乃至8のうちの少なくとも1項に記載の方法。
  10. 該目移し針(22)の針数/インチ(針数/2.54cm)が、該第1の持針器(1)の該べら針(12)の針数/インチ(針数/2.54cm)の1/3乃至1/4であることを特徴とする請求項1乃至9のうちの少なくとも1項に記載の方法。
  11. 孔あき構造を有するシングルジャージーニットウェア(7、7')として少なくとも部分的に設計されたニットウェアに基づく機能性ニットウェア(3)であって、
    該ニットウェア(7、7')は、第1の持針器及び第2の持針器を有し、かつ、≧24針/インチ(24針/2.54cm)の機械精細度を有するダブルジャージーニットウェア機を用いて編成することによって得られ、該第1の持針器(1)は、該第2の持針器(2)に対向して配置され、該第1の持針器(1)は、該機械精細度に対応するべら針(22)の針数/インチ(針数/2.54cm)を有しており、かつ、該第2の持針器(2)
    は、目移し針(22)を有し、該目移し針(22)の針数/インチ(針数/2.54cm)は、該第1の持針器(1)の該べら針(12)の針数/インチの2分の1又はそれ以下であり、かつ、該孔あき構造は、該目移し針(22)により生じ、かつ、孔(10)当り少なくとも一つのタックループ(14)を有するループ集積から形成され、該タックループ(14)は、編目(15)無しにあるいは少なくとも一つの編目(15)と共に、該目移し針(22)から該べら針(12)へと目移しされる、
    ことを特徴とする機能性ニットウェア
  12. 該孔あき構造は、該機能性ニットウェア(3)の水蒸気透過性を局部的に増大させるため設けられていることを特徴とする請求項11に記載の機能性ニットウェア
  13. 該孔あき構造は、該機能性ニットウェア(3)の少なくとも一方の編地側に設けられ、かつ、該ループ集積を用いて形成され、かつ、該ニットウェア(7、7')の面から突出しているノップ(19)が該機能性ニットウェア(3)の他方の編地側に設けられていることを特徴とする請求項11又は12に記載の機能性ニットウェア
  14. 該ニットウェア(7、7')に少なくとも一つの別の緯糸が組み込まれていることを特徴とする請求項11乃至13のうちのいずれか1項に記載の機能性ニットウェア
  15. 該孔あき構造の該孔(10)及び/または該ノップ(9)のサイズ及び/または間隔に応じ、該機能性ニットウェア(3)のガス、熱及び/または水蒸気の交換能力及び/または該機能性ニットウェア(3)の弾性の異なる特性の組み合わせを行うことを特徴とする請求項11乃至14のうちのいずれか1項に記載の機能性ニットウェア
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