JP6099199B2 - 変速機の油温調整装置 - Google Patents

変速機の油温調整装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6099199B2
JP6099199B2 JP2013100955A JP2013100955A JP6099199B2 JP 6099199 B2 JP6099199 B2 JP 6099199B2 JP 2013100955 A JP2013100955 A JP 2013100955A JP 2013100955 A JP2013100955 A JP 2013100955A JP 6099199 B2 JP6099199 B2 JP 6099199B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
oil passage
valve
passage
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013100955A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014222071A (ja
Inventor
裕也 下田
裕也 下田
勝巳 久保
勝巳 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2013100955A priority Critical patent/JP6099199B2/ja
Publication of JP2014222071A publication Critical patent/JP2014222071A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6099199B2 publication Critical patent/JP6099199B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

本発明は、変速機のオイルを冷却媒体との間で熱交換して冷却するオイルクーラと、前記オイルを加熱媒体との間で熱交換して加熱するオイルウオーマと、前記変速機を出たオイルを前記オイルクーラに供給する第1油路と、前記オイルクーラを出たオイルを前記オイルウオーマに供給する第2油路と、前記オイルウオーマを出たオイルを前記変速機に供給する第3油路と、前記第1油路のオイルを前記第2油路に供給するバイパス油路と、前記バイパス油路を開閉する流路切換弁とを備える変速機の油温調整装置に関する。
変速機から出て変速機に戻る油路にオイルを加熱するオイルウオーマと、オイルを冷却するオイルクーラとを配置し、オイルクーラをバイパスするバイパス油路にサーモスタットを用いた流路切換弁を配置し、オイル温度が所定値以上のときは流路切換弁が閉弁することで、変速機から出たオイルがオイルウオーマおよびオイルクーラを通過して変速機に戻り、オイル温度が所定値未満のときは流路切換弁が開弁することで、変速機から出たオイルがオイルクーラを通過せずにオイルウオーマだけを通過して変速機に戻るものが、下記特許文献1により公知である。
特許第3742723号公報
ところで、上記従来の流路切換弁は、サーモスタットを用いているために部品点数が増加してしまい、その分だけ流路切換弁のコストが増加したり流路切換弁が大型化してレイアウトの自由度が低下したりする問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、サーモスタットを必要としない変速機の油温調整装置の流路切換弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、変速機のオイルを冷却媒体との間で熱交換して冷却するオイルクーラと、前記オイルを加熱媒体との間で熱交換して加熱するオイルウオーマと、前記変速機を出たオイルを前記オイルクーラに供給する第1油路と、前記オイルクーラを出たオイルを前記オイルウオーマに供給する第2油路と、前記オイルウオーマを出たオイルを前記変速機に供給する第3油路と、前記第1油路のオイルを前記第2油路に供給するバイパス油路と、前記バイパス油路を開閉する流路切換弁とを備える変速機の油温調整装置であって、前記流路切換弁は、弁孔に摺動自在に嵌合する弁体と、前記弁体を閉弁方向に付勢する弾発手段と、前記弁体に形成されて前記第1油路のオイルの油圧が作用する受圧部とを備え、前記受圧部に作用する油圧で前記弾発手段の弾発力に抗して前記弁体を開弁方向に移動させることを特徴とする変速機の油温調整装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記変速機のケーシングに設けたバルブブロックに、前記第1油路および前記第2油路を平行に形成するとともに、前記弁孔を構成する前記バイパス油路を前記第1油路および前記第2油路に交差するように形成し、前記弁体の中間部に設けられて前記弁孔に摺動自在に嵌合する前記受圧部は前記第2油路内に突出可能であり、前記弁体の一端部に設けられた第1支持部は、前記弁孔の一端部を延長した第1支持孔に嵌合して前記弾発手段により付勢され、前記弁体の他端部に設けられた第2支持部は、前記弁孔の他端部を延長した第2支持孔に嵌合し、前記第2支持部は前記第2支持孔との間に間隙を有することを特徴とする変速機の油温調整装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記バルブブロックに前記オイルウオーマを重ね合わせて固定し、前記バルブブロックに前記オイルウオーマに連通する前記第2油路および前記第3油路を形成したことを特徴とする変速機の油温調整装置が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記第1油路のオイルの温度が所定値未満のときに前記弁体が前記バイパス油路を開放し、前記第1油路のオイルの温度が所定値以上のときに前記弁体が前記バイパス油路を閉塞するように前記弾発手段の弾発力を設定したことを特徴とする変速機の油温調整装置が提案される。
請求項1の構成によれば、変速機のオイルを冷却媒体との間で熱交換して冷却するオイルクーラと、オイルを加熱媒体との間で熱交換して加熱するオイルウオーマと、変速機を出たオイルをオイルクーラに供給する第1油路と、オイルクーラを出たオイルをオイルウオーマに供給する第2油路と、オイルウオーマを出たオイルを変速機に供給する第3油路と、第1油路のオイルを第2油路に供給するバイパス油路と、バイパス油路を開閉する流路切換弁とを備えるので、オイルの温度が高いときには、変速機から出たオイルを第1油路→オイルクーラ→第2油路→オイルウオーマ→第3油路→変速機の経路で循環させ、その経路でオイルクーラにより冷却することができる。一方、オイルの温度が低いときには、変速機から出たオイルを第1油路→流路切換弁により開放されたバイパス油路→第2油路→オイルウオーマ→第3油路→変速機の経路で循環させ、その経路でオイルクーラを迂回させつつオイルウオーマにより加熱することができる。
流路切換弁は、弁孔に摺動自在に嵌合する弁体と、弁体を閉弁方向に付勢する弾発手段と、弁体に形成されて第1油路のオイルの油圧が作用する受圧部とを備えるので、第1油路のオイルの温度が低くて粘性が高いときに、オイルクーラにおける圧損の増加により高まった圧力を弁体の受圧部に作用させることで、弾発手段の弾発力に抗して弁体を開弁方向に移動させ、バイパス油路を開放することができる。このように、サーモスタットを必要とせずに流路切換弁を作動させることができるので、流路切換弁の部品点数を減らしてコストを削減することができるだけでなく、流路切換弁を小型化してレイアウトの自由度を高めることができる。
また請求項2の構成によれば、変速機のケーシングに設けたバルブブロックに、第1油路および第2油路を平行に形成するとともに、弁孔を構成するバイパス油路を第1油路および第2油路に交差するように形成したので、バイパス油路の長さを最小限に抑え、かつバイパス油路をそのまま弁孔として利用することで、流路切換弁を小型化することができる。また弁体の中間部に設けられて弁孔に摺動自在に嵌合する受圧部は第2油路内に突出可能であるため、弁体の摺動によりバイパス油路を開放・閉塞して流路切換弁を開閉することができる。しかも弁体の一端部に設けられた第1支持部は、弁孔の一端部を延長した第1支持孔に嵌合して弾発手段により付勢され、弁体の他端部に設けられた第2支持部は、弁孔の他端部を延長した第2支持孔に嵌合するので、弁体を安定した姿勢で支持してスムーズな摺動を可能にするとともに、第2支持部は第2支持孔との間に間隙を有するので、第2支持孔にオイルが閉じ込められるのを防止して弁体の一層スムーズな摺動を可能にすることができる。
また請求項3の構成によれば、バルブブロックにオイルウオーマを重ね合わせて固定し、バルブブロックにオイルウオーマに連通する第2油路および第3油路を形成したので、流路切換弁およびオイルウオーマを一体に構成して小型化を図るとともに、第2油路および第3油路を特別の配管を必要とせずにバルブブロックの孔で構成することができる。
また請求項4の構成によれば、第1油路のオイルの温度が所定値未満のときに弁体がバイパス油路を開放し、第1油路のオイルの温度が所定値以上のときに弁体がバイパス油路を閉塞するように弾発手段の弾発力を設定したので、第2油路のオイルの温度に応じて流路切換弁を的確に開閉することができる。
変速機の油温調整装置の回路図。 油温調整装置の一部分解斜視図。 図2の3−3線断面図。 流路切換弁の弁体の斜視図。 オイルの温度と粘度(圧損)との関係を示すグラフ。
以下、図1〜図5に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、自動車の変速機11のオイルの温度を調整する油温調整装置は、オイルクーラ12およびオイルウオーマ13を備える。変速機11のオイル溜め14のオイルを汲み上げるオイルポンプ15とオイルクーラ12とは第1油路P1で接続され、オイルクーラ12とオイルウオーマ13とは第2油路P2で接続され、オイルウオーマ13と変速機11のオイル溜め14とは第3油路P3で接続される。
変速機11に接続される内燃機関16はウオータジャケット17の冷却水を汲み上げるウオータポンプ18を備えており、ウオータポンプ18およびラジエータ19が第1冷却水路Q1で接続され、ラジエータ19およびウオータジャケット17が第2冷却水路Q2で接続される。内燃機関16のウオータジャケット17を出た高温の冷却水は、第1冷却水路Q1に介装したオイルウオーマ13を通過してオイルと熱交換し、低温のオイルを加熱する。また内燃機関16のラジエータ19を出た低温の冷却水は、第2冷却水路Q2に介装したオイルクーラ12を通過してオイルと熱交換し、高温のオイルを冷却した後に内燃機関16のウオータジャケット17に還流する。
第1油路P1の中間部と第2油路P2の中間部とがバイパス油路P4で接続されており、バイパス油路P4に流路切換弁20が介装される。変速機11の暖機が未完了でオイルの温度が所定値未満の状態では流路切換弁20が開弁し、変速機11のオイルはオイルポンプ15→第1油路P1→バイパス油路P4→第2油路P2→オイルウオーマ13→第3油路P3→変速機11の経路で循環し、第1油路P1のオイルの一部がオイルクーラ12を迂回して第2油路P2にバイパスすることで、オイルウオーマ13によるオイルの加熱を促進することができる。そして変速機11の暖機が完了してオイルの温度が所定値以上の状態では流路切換弁20が閉弁し、変速機11のオイルはオイルポンプ15→第1油路P1→オイルクーラ12→第2油路P2→オイルウオーマ13→第3油路P3→変速機11の経路で循環し、オイルクーラ12でオイルを冷却することができる。
図2および図3に示すように、変速機11のケーシング21にバルブブロック22およびオイルウオーマ13が重ね合わされて3本のボルト23…で共締めされる。バルブブロック22の内部には第1油路P1の一部および第2油路P2の一部が相互に平行に形成されており、これら第1油路P1および第2油路P2に交差するようにバイパス油路P4が形成される。バイパス油路P4は流路切換弁20の弁孔を構成するもので、その内部に弁体24が摺動自在に配置される。
バルブブロック22の第1油路P1の一端は継ぎ手25と、配管よりなる第1油路P1の他の部分とを介してオイルクーラ12に接続され、他端はケーシング21の内部に形成した第1油路P1の他の部分を介してオイルポンプ15に接続される。またバルブブロック22の第2油路P2の一端は継ぎ手26と、配管よりなる第2油路P2の他の部分とを介してオイルクーラ12に接続され、他端はバルブブロック22に形成した油孔22aを介してオイルウオーマ13の内部に連通する。そしてオイルウオーマ13の内部は、バルブブロック22を厚さ方向に貫通する油孔22bおよびケーシング21の内部に形成した第3油路P3の他の部分を介してオイル溜め14に接続される。
オイルウオーマ13は、継ぎ手13aを介して第1冷却水路Q1に接続され、継ぎ手13bを介して第2冷却水路Q2に接続される。
図3および図4に示すように、弁体24は中央に大径の受圧部24aを備えており、受圧部24aの左側には第1小径部24bを挟んで大径の第1支持部24cが形成されるとともに、受圧部24aの右側には第2小径部24dを挟んで大径の第2支持部24eが形成される。バルブブロック22のバイパス油路P4の左端側には第2油路P2を越えて延びる第1支持孔22cが形成されており、第1支持孔22cに弁体24の第1支持部24cが摺動自在に嵌合する。第1支持部24cと第1支持孔22cの左端を閉塞するプラグ27との間に、弁体24を右向きに付勢するコイルスプリングよりなる弾発手段28が配置される。バルブブロック22のバイパス油路P4の右端側には第1油路P1を越えて延びる第2支持孔22dが形成されており、第2支持孔22dに弁体24の第2支持部24eが摺動自在に嵌合する。第2支持部24eの外周には、第2支持孔22dの内周との間に間隙を形成するための切欠き24f…が形成される。
弁体24が弾発手段28の弾発力で右動した状態で、弁体24の受圧部24aはバルブブロック22の弁孔(バイパス油路P4)に摺動自在に嵌合しており(図3(A)参照)、この受圧部24aで第1油路P1および第2油路P2の連通が遮断される。また弁体24が弾発手段28の弾発力に抗して左動した状態で、弁体24の受圧部24aはバイパス油路P4を出て第2油路P2の内部に突出し(図3(B)参照)、第1油路P1および第2油路P2がバイパス油路P4を介して連通する。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
変速機11の暖機が完了してオイルの温度が所定値以上の場合には、図5に示すようにオイルの粘度が低くなるため、オイルクーラ12における圧損が小さくなる。オイルクーラ12の上流側の第1油路P1の油圧は、オイルクーラ12の下流側の第2油路P2の油圧よりもオイルクーラ12の圧損分だけ高くなるが、オイルの粘度が低いときには第1油路P1および第2油路P2の差圧が小さくなるため、弁体24を右向きに付勢する弾発手段28の弾発力が、受圧部24aに作用して弁体24を左向きに付勢する第1油路P1および第2油路P2の差圧を上回って弁体24が右動する(図3(A)参照)。その結果、バイパス油路P4が弁体24の受圧部24aにより閉塞され、オイルはバイパス油路P4を通過することなく全量がオイルクーラ12を通過して冷却される。
一方、変速機11の暖機が未完了でオイルの温度が所定値未満の場合には、図5に示すようにオイルの粘度が高くなるため、オイルクーラ12における圧損が大きくなる。その結果、オイルクーラ12の下流側の第2油路P2の油圧に対するオイルクーラ12の上流側の第1油路P1の油圧の差圧が増加し、この差圧が弁体24の受圧部24aを弾発手段28の弾発力に抗して左側に付勢することで、弁体24が作動して受圧部24aが第2油路P2内に突出する(図3(B)参照)。これにより、第1油路P1および第2油路P2がバイパス油路P4を介して連通し、第1油路P1のオイルの一部がバイパス油路P4を通過してオイルクーラ12を通過しなくなることで、オイルウオーマ13における低温のオイルの加熱が促進される。
このとき、第1油路P1のオイルの温度が所定値未満のときに弁体24がバイパス油路P4を開放し、第1油路P1のオイルの温度が所定値以上のときに弁体24がバイパス油路P4を閉塞するように弾発手段28の弾発力を設定したので、第1油路P1のオイルの粘度に応じて流路切換弁20を的確に開閉することができる。
以上のように、サーモスタットを必要とせずに流路切換弁20を作動させることができるので、流路切換弁20の部品点数を減らしてコストを削減することができるだけでなく、流路切換弁20を小型化してレイアウトの自由度を高めることができる。
また変速機11のケーシング21に設けたバルブブロック22に、第1油路P1および第2油路P2を平行に形成するとともに、弁孔を構成するバイパス油路P4を第1油路P1および第2油路P2に交差するように形成したので、バイパス油路P4の長さを最小限に抑え、かつバイパス油路P4をそのまま弁孔として利用することで、流路切換弁20を小型化することができる。
また弁体24の左端部に設けられた第1支持部24cは、弁孔の左端部を延長した第1支持孔22cに嵌合して弾発手段28により付勢され、弁体24の右端部に設けられた第2支持部24eは、弁孔の右端部を延長した第2支持孔22dに嵌合するので、弁体24を安定した姿勢で支持してスムーズな摺動を可能にすることができる。しかも第2支持部24eは第2支持孔22dとの間に切欠き4f…よりなる間隙を有するので、行き止まりに形成された第2支持孔22dにオイルが閉じ込められるのを防止して弁体24のスムーズな摺動を可能にすることができる。
またバルブブロック22にオイルウオーマ13を重ね合わせて固定し、バルブブロック22にオイルウオーマ13の内部に連通する第2油路P2および第3油路P3を形成したので、流路切換弁20およびオイルウオーマ13を一体に構成して小型化を図るとともに、第2油路P2および第3油路P3を特別の配管を必要とせずにバルブブロック22の孔で構成することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、オイルクーラ12は低温の冷却水との間で熱交換するものに限定されず、外気との間で熱交換するものであっても良い。
11 変速機
12 オイルクーラ
13 オイルウオーマ
20 流路切換弁
21 ケーシング
22 バルブブロック
22c 第1支持孔
22d 第2支持孔
24 弁体
24a 受圧部
24c 第1支持部
24e 第2支持部
28 弾発手段
P1 第1油路
P2 第2油路
P3 第3油路
P4 バイパス油路

Claims (4)

  1. 変速機(11)のオイルを冷却媒体との間で熱交換して冷却するオイルクーラ(12)と、前記オイルを加熱媒体との間で熱交換して加熱するオイルウオーマ(13)と、前記変速機(11)を出たオイルを前記オイルクーラ(12)に供給する第1油路(P1)と、前記オイルクーラ(12)を出たオイルを前記オイルウオーマ(13)に供給する第2油路(P2)と、前記オイルウオーマ(13)を出たオイルを前記変速機(11)に供給する第3油路(P3)と、前記第1油路(P1)のオイルを前記第2油路(P2)に供給するバイパス油路(P4)と、前記バイパス油路(P4)を開閉する流路切換弁(20)とを備える変速機の油温調整装置であって、
    前記流路切換弁(20)は、弁孔に摺動自在に嵌合する弁体(24)と、前記弁体(24)を閉弁方向に付勢する弾発手段(28)と、前記弁体(24)に形成されて前記第1油路(P1)のオイルの油圧が作用する受圧部(24a)とを備え、前記受圧部(24a)に作用する油圧で前記弾発手段(28)の弾発力に抗して前記弁体(24)を開弁方向に移動させることを特徴とする変速機の油温調整装置。
  2. 前記変速機(11)のケーシング(21)に設けたバルブブロック(22)に、前記第1油路(P1)および前記第2油路(P2)を平行に形成するとともに、前記弁孔を構成する前記バイパス油路(P4)を前記第1油路(P1)および前記第2油路(P2)に交差するように形成し、
    前記弁体(24)の中間部に設けられて前記弁孔に摺動自在に嵌合する前記受圧部(24a)は前記第2油路(P2)内に突出可能であり、前記弁体(24)の一端部に設けられた第1支持部(24c)は、前記弁孔の一端部を延長した第1支持孔(22c)に嵌合して前記弾発手段(28)により付勢され、前記弁体(24)の他端部に設けられた第2支持部(24e)は、前記弁孔の他端部を延長した第2支持孔(22d)に嵌合し、前記第2支持部(24e)は前記第2支持孔(22d)との間に間隙を有することを特徴とする、請求項1に記載の変速機の油温調整装置。
  3. 前記バルブブロック(22)に前記オイルウオーマ(13)を重ね合わせて固定し、前記バルブブロック(22)に前記オイルウオーマ(13)に連通する前記第2油路(P2)および前記第3油路(P3)を形成したことを特徴とする、請求項2に記載の変速機の油温調整装置。
  4. 前記第1油路(P1)のオイルの温度が所定値未満のときに前記弁体(24)が前記バイパス油路(P4)を開放し、前記第1油路(P1)のオイルの温度が所定値以上のときに前記弁体(24)が前記バイパス油路(P4)を閉塞するように前記弾発手段(28)の弾発力を設定したことを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の変速機の油温調整装置。



JP2013100955A 2013-05-13 2013-05-13 変速機の油温調整装置 Expired - Fee Related JP6099199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013100955A JP6099199B2 (ja) 2013-05-13 2013-05-13 変速機の油温調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013100955A JP6099199B2 (ja) 2013-05-13 2013-05-13 変速機の油温調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014222071A JP2014222071A (ja) 2014-11-27
JP6099199B2 true JP6099199B2 (ja) 2017-03-22

Family

ID=52121683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013100955A Expired - Fee Related JP6099199B2 (ja) 2013-05-13 2013-05-13 変速機の油温調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6099199B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7053441B2 (ja) 2018-12-05 2022-04-12 三菱造船株式会社 船舶

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4375045B2 (ja) * 2004-02-16 2009-12-02 株式会社デンソー 熱交換器
JP2008138829A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Toyota Motor Corp 流体の循環システム
JP5010965B2 (ja) * 2007-04-20 2012-08-29 トヨタ自動車株式会社 油圧制御装置
JP5267258B2 (ja) * 2009-03-23 2013-08-21 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機の油圧制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7053441B2 (ja) 2018-12-05 2022-04-12 三菱造船株式会社 船舶

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014222071A (ja) 2014-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10087793B2 (en) Thermal management unit for vehicle powertrain
CN104806739B (zh) 变速器***及调温旁通阀
TWI626390B (zh) Hot valve
US8739745B2 (en) Cooling system and method
US20180274406A1 (en) Thermal Management Unit for Vehicle Powertrain
US10754364B2 (en) Multi-stage by-pass valve
US20130319634A1 (en) Heat Exchanger Assemblies With Integrated Valve
KR20130063345A (ko) 차량용 열교환기
US20160349770A1 (en) By-pass valve
US9982779B2 (en) Transmission hydraulic control system including thermal valve
EP3194810B1 (en) Transmission heat exchange system
US9638470B2 (en) Compact low pressure drop heat exchanger
JP5895942B2 (ja) エンジンの冷却制御装置
AU9149698A (en) By-pass valves for heat exchangers
US20170037770A1 (en) Vehicle thermal management system, and methods of use and manufacture thereof
JP2007016651A (ja) 油温制御装置
JP6099199B2 (ja) 変速機の油温調整装置
JP5668318B2 (ja) 車両の冷却装置
JP5811575B2 (ja) 内燃機関の冷却システム、並びに同冷却システムを備えた内燃機関
JP5585723B2 (ja) スターリングエンジンの出力制御装置
JP4375045B2 (ja) 熱交換器
WO2014188868A1 (ja) 流体温度調整装置
JP2013096277A (ja) エンジンの冷却装置
JP5333679B2 (ja) 冷却システム
JP6257037B2 (ja) サーモスタット装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6099199

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees