JP6096351B2 - センサケーシング - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1のプレアンブルに記載の、少なくとも1つのセンサ素子を有するセンサケーシングに関する。
空圧シリンダへのセンサの取り付け乃至固定はメーカー固有の切り込み溝で行われることが大半であるが、切り込み溝にはばらつきや公差があるため、そのような固定には大きな柔軟性が要求される。まさにC型溝と、溝の内部へ上方から真っ直ぐセンサを取り付ける方法(以下、「ドロップイン式」の取り付けと呼ぶ)との組み合わせの場合、C型溝は凹部が丸みを帯びている上、異なるC型溝は寸法が違うため、常にしっかり固定できるわけではない。他にも固定に関しては、取り付けコスト、センサの固定手段の紛失のし易さ、固定に必要な設置スペース、そして価格といった指標が重要である。
「ドロップイン式」で取り付け可能なセンサの固定には、ほとんどの場合、切り込み溝の肩部でセンサを支えるために、非常に特徴的なセンサの輪郭を利用する。その場合、しばしば、センサをひねったり傾けたりして上方から溝の内部へ挿入した後、逆方向にひねったり傾きを戻したりして定位置に配置する。その後、溝の底部で支持されるネジでセンサを上方からC型溝に対して押し付けると、センサケーシングの輪郭が、センサが溝から押し出されることを防止する。
他の固定手段としては、溝の肩部に挟み込まれる偏心凸子、又は溝の肩部の下へ押し込まれる溝付き頭ネジ、つかみあご、若しくはT溝ナットがある。
このような固定具はコストがかかって高価だったり、大きな設置スペースを必要としたりするか、あるいはつかみあごやT溝ナットの場合にはセンサが長くなってしまう。更に、これらの固定具はセンサを溝の底部から、ひいては発信磁石から遠ざけてしまったり、偏心凸子や溝付き頭ネジのように、溝の形状に大きなばらつきを許容しない固定具であったりする。
特許文献1は、L字状のケーシング基部を有し、スリット状開口を通って進入可能なT字状断面の切り込み溝の内部において該基部を交換可能に保持するためのセンサ用ケーシングを開示している。
特許文献2は、担持体にセンサを固定するための配置であって、担持体に配設された切り込み溝と、センサに配設された、前記切り込み溝にその開口を通じて挿入可能なホルダと、該ホルダを切り込み溝内に固定するための、該溝の表面で支持される締め付けネジとを含むものを開示している。
特許文献3は、台形状の案内溝の中へ掛け金等で固定可能であり、且つ該溝の中で軸方向に固定位置を調節できる、磁場センサ用のツバメの尾状のホルダを開示している。
特許文献4は、直線駆動装置(直線駆動される部分を有する装置)のケーシングの長手方向に延在する案内溝への収容のために設けられた桟状のケーシング突出部を有するセンサケーシングを開示している。
DE 20 2008 007 384 U1 DE 200 10 737 U1 DE 295 18 474 U1 EP 1 586 868 B1
本発明の課題は、最も重要な基準として、確実に固定することができるセンサケーシングを提供することにある。更に、迅速且つ簡単な取り付けを可能にする。また、センサケーシングが小さな設置スペースしか必要としないようにする。また、固定手段が紛失しないようにする。また、様々な切り込み溝又は溝形状に確実に固定できるようにする。また、センサ乃至センサケーシングが何回も取り付け可能であるようにする。また、切り込み溝とセンサケーシングの間に電気的な接触が準備されるようにする。また、センサが安価に製造可能であるようにする。
前記課題は請求項1に記載の発明により解決される。本発明は、少なくとも1つのセンサ素子を有するセンサケーシングであって、直線駆動装置のケーシングの長手方向に延在する切り込み溝への収容のために設けられた桟状のケーシング突出部を有し、該ケーシング突出部内にはその長手方向に延在する少なくとも1つの細長い桟状の回路基板が配設され、該ケーシング突出部は平坦な両側面を有していて凹部が無い形状であり、その両側面の間隔は前記切り込み溝の開口の間隔よりも小さく、前記センサケーシングは該センサケーシングを前記切り込み溝の中に固定するための少なくとも1つの固定ネジを受容するために配置された少なくとも1つのネジ部を有し、該ネジ部は電位、特にセンサの接地電位に接続されている。
センサケーシングがケーシング突出部を有し、該ケーシング突出部が平坦な両側面を有していて凹部が無い形状であり、その両側面の間隔が前記切り込み溝の開口の間隔よりも小さくなっていることにより、センサを切り込み溝に対して垂直に該溝の中へ直接挿入することができる。従って、横方向から挿入したり溝にねじ込んだりする必要はない。それゆえ、センサを傾けることのない真の「ドロップイン」式の取り付けが可能である。
本発明によれば、全体の固定にわずかな設置スペースしか必要ない。なぜならセンサケーシング内に少なくとも1つの固定ネジがあるだけだからである。固定ネジはセンサケーシングの端部に収納されていることが好ましい。これにより、生じうる死角領域(センサケーシングのうち固定ネジ用の場所として設ける必要がある領域)が非常に小さくなる。
ケーシング突出部が平坦な両側面を有していて凹部が無い形状であり、その両側面の間隔が前記切り込み溝の開口の間隔よりも小さいため、想定される様々な切り込み溝乃至は様々な切り込み溝形状の大きなばらつきをカバーできる。
本発明のセンサケーシングは、例えばプラスチック部品として製造できるため価格的に非常に有利である。例えばセンサケーシングをプラスチック成形品とすれば、非常に安価に製造できる。
本発明のセンサケーシングは、センサケーシングのネジ部に通される少なくとも1つの固定ネジで固定されるため、固定ネジを何回も摩耗なしで締めたり緩めたりできる。これにより、保持力が低下したり悪化したりすることなく、センサを何回も取り付けることができる。
少なくとも1つの固定ネジをセンサケーシングのネジ部に通すことにより、固定ネジが紛失しにくくなる。なぜなら、センサケーシングから固定ネジが外れるにはネジ部の中で何回も回転する必要があるからである。
本発明のセンサケーシングは、該センサケーシングのネジ部に通される少なくとも1つの固定ネジで固定されるため、その取り付けは非常に簡単にできる。センサを所望の位置で切り込み溝に填め込んだ後、例えば工具を用いて固定ネジを固く締めるだけで済む。
本発明のセンサケーシングが、ネジ山を有するネジ穴に通される少なくとも1つの固定ネジを備えることにより、この種のセンサの開発費用が低減する。このネジ穴は簡単で問題のない輪郭を有しているため、例えばネジ切りダイスを用いて切削により自動的に作り出すことができる。
また、セルフタッピン型の固定ネジを設けることも可能である。このようにすればセンサケーシングをより簡単且つ低コストで製造できる。
固定ネジの操作手段としては、例えば六角穴、スリ割り、十字穴又はヘクサロビュラ穴を設けることができる。このようにすれば、市販のネジ回しや適宜の固定用スパナのような標準の工具で十分に固定ができる。
本発明のセンサケーシングはネジ部に通される少なくとも1つの固定ネジを有しているため、低い締め付けトルクでも大きな保持力が得られる。
センサケーシングの各正面側の端部に固定用の固定ネジを有するネジ部がそれぞれ設けられていると好ましい。このようにすれば、特に非常に長いセンサケーシングを安定的に切り込み溝に固定することができる。
本発明によれば、ネジ部がセンサ乃至はセンサの電子機器の電位、特に接地電位と接続される。これにより、固定ネジもセンサの電位と確実に接続される。その前提として、ネジ部と固定ネジがともに導電性を持つ。例えば、ネジ部及び/又は固定ネジは導電性材料(導電性プラスチックや金属等)から成る。センサケーシングを切り込み溝に固定する際、固定ネジが、金属製の切り込み溝の本体(つまりピストンとシリンダを有する装置のケーシングや直線駆動装置のケーシング等)に存在する可能性のある酸化物層を突き抜けることで、切り込み溝の本体と固定ネジの間に導電的な接続が生じ、その結果センサの電子機器の電位、特に接地電位が切り込み溝の本体と接続される。こうして切り込み溝への電気的な接続、ひいては直線駆動装置のケーシングへの確実な接続が保障される。これにより、センサの電磁気的な適合性が高まる。これはセンサが電気的な妨害に対して強くなることを意味する。
固定ネジは例えば、該固定ネジにより切り込み溝の壁面に押し付けられる少なくとも1つのつかみあごに作用するものとすることができる。また、切り込み溝の壁面に押し付けられることでセンサを固定するスライダを、固定ネジにより作動させるようにしてもよい。また、切り込み溝の中で固定ネジによりひねられることでセンサを切り込み溝の中で支持する固定板が固定ネジによって一緒に挿入され、該固定ネジが例えば切り込み溝の底部で自身を支持しつつ、前記固定板でセンサを切り込み溝の肩部に押し付けることで該センサを固定するようにしてもよい。
本発明の発展形態では、ネジ部が少なくとも1つの側面に対して斜めに配置される。斜めの配置により、ネジ先端部乃至はネジ先端部の側面を側方から切り込み溝の壁面に押し付けることが可能となる。これにより、センサが向かい側の溝壁面に押し付けられるため、センサを切り込み溝の中に固定することができる。
本発明の発展形態では、センサケーシング内に導電性の接地ネジが配置され、該接地ネジが固定ネジと接触することにより該接地ネジと該固定ネジが導電的に相互に接続される。接地ネジは電位、特にセンサ乃至センサの電子機器の接地電位と接続される。接地ネジは例えば特殊鋼から成る。接地ネジは例えば外からセンサケーシング内に取り付けられ、固定ネジと僅かに内径過大な状態で接触する。その際、接地ネジは固定ネジに対して例えば角度を以て又は交差して配置される。センサ内部で2つのネジの接触面に外部の媒介物が入り込まないように、接地ネジはシールリングで封止される。接地ネジは例えばフレックス・リジッド回路基板の可撓性の張り出し部を用いて電位と接続される。可撓性の張り出し部は例えば片面又は両面が金属被覆されたリングから成る。接地ネジを回して填めることで張り出し部と接地ネジが電気的に接続される。張り出し部は更にセンサの電子機器(特に回路基板)と、乃至は特にセンサ素子の電位と電気的に接続される。
本発明の発展形態では、センサケーシング内に導電性のパッキングが配置され、該パッキングが固定ネジと接触することにより該パッキングと該固定ネジが導電的に相互に接続される。パッキングは電位、特にセンサの接地電位と接続される。このパッキングは例えばセンサのケーブル挿通用のパッキングである。導電性のパッキングは他方でセンサの電子機器の接触ピンと接触する。接触ピンはセンサの電子機器(特に回路基板)と、乃至は特にセンサ素子の電位と電気的に接続される。
本発明の発展形態では、センサケーシング内に導電性の金属体が配置され、該金属体が固定ネジと接触することにより該金属体と該固定ネジが導電的に相互に接続される。導電性の金属体は電位、特にセンサの接地電位と接続される。この金属体は、例えばセンサケーシングにインサート成形された填め込み部品である。もっとも、金属体をセンサケーシングの内部に貼り付けるようにしてもよい。金属体は例えば固定ネジ用のネジ部の一部となる。本発明の発展形態では、ネジ部が部分的にケーシング突出部内に配置される。このようにすれば、固定ネジの先端部を固定溝の中にできるだけ深く配置できるため、センサケーシングをより良好に固定することができる。
本発明の好ましい実施形態では、固定ネジがセンサケーシング内に沈み込んでいる。このようにすれば、固定ネジがセンサケーシングから突出しない。これにより、センサケーシングが意図せず外れることがなくなる。固定ネジはセンサケーシング内にいわば保護された形で配置される。センサを固定する時にのみ先端部がセンサの断面から突き出て切り込み溝の壁面に押し付けられ、それによりセンサケーシングが固定される。
本発明の発展形態では、固定ネジがグラブネジである。グラブネジにはネジ軸よりも大きな直径を有する頭部がないという特徴がある。より正確に言うと、ネジ頭はネジ軸と同じ直径を有している。この構成によれば、ネジ頭をセンサケーシングのネジ穴にねじ込むことができ、そうすることでグラブネジを非常に簡単にセンサケーシングに沈み込ませることができる。
本発明の好ましい実施形態では、固定ネジがネジ先端部を有し、該ネジ先端部はセンサケーシングの固定の際に切り込み溝の肩部の下に配置される。
ネジ先端部は、様々な形状の切り込み溝での取り付けの際に該ネジ先端部の斜面が常に切り込み溝の肩部の下に食い込むようにその形状及び挿入姿勢が設計されている。
本発明の発展形態では、固定ネジの端部が、先端斜面、乃至はネジ先端部の斜面、乃至は位相を有し、これによりセンサケーシングと固定ネジが少なくとも切り込み溝の両壁面の間で圧力ばめの状態を作り出し、センサケーシングが切り込み溝の底部の方向に動いた状態に保たれる、乃至はその方向へ動かされる。
ネジ先端部の斜面がネジのねじ込みの際にセンサを切り込み溝に押し付け、以てセンサを溝の中にくさびの原理で固定する。ネジ先端部の斜面は、第1に該先端部がどの所定の溝形状を有する切り込み溝の肩部の下にでも達するように、第2にセンサを切り込み溝の底部の方向に押し付けるような力が働くように、形成されている。
本発明の好ましい実施形態では、固定ネジが階段状の部分を有し、該階段状の部分が固定ネジのネジ部とネジ先端部の間に配置されている。このようにすれば、側面に向けられた固定ネジの角度を小さくすることができる。階段状の部分があることにより、固定ネジのうちネジ山がある部分の直径がネジ山とネジ先端部の間の部分の直径よりも大きくなる。これにより、センサ内のネジ先端部の周囲により多くのスペースができる。更に、それによりケーシング突出部をより小さく形成することができる。
ネジに階段状の部分乃至は異なる外径の部分を設けることで、まずネジをケーシングから突出させることなくケーシング内におけるネジの傾きを最適化しつつ、その上でなお、トルクや市販のスパナのサイズを考慮して、固定ネジの操作手段を十分に大きくすることができる。
本発明の発展形態では、センサケーシングの断面形状がL字状である。この形態では、ケーシング突出部がセンサケーシングと共通の1つの平らな側面を呈する。これにより、切り込み溝の一方の側が空間的に制限されていてもセンサを該切り込み溝に挿入することができる。更に、断面がL字状のセンサケーシングは縁が少ないため製造がより簡単である。
本発明の発展形態では、ケーシングカバーがセンサケーシングのほぼ全長にわたって延在している。それゆえ、ケーシングは主としてわずか2つの構成要素、すなわちセンサケーシング及びケーシングカバーのみから成る。
同じくケーシングのほぼ全長にわたって延在する回路基板をセンサケーシングの開口に平行な状態で該センサケーシングに組み込むこと又は取り付けることができる。これにより、回路基板を簡単に自動的にセンサケーシングに挿入することができるため、安価にセンサを取り付けることができる。
このセンサケーシングでは、少なくとも1つのセンサ素子を有する回路基板の取り付けが正面からではなく長い側面から行われる。まさに長めの回路基板の場合、正面から回路基板を差し込もうとすると、寸法、形状及び位置の許容範囲により問題が生じることがある。ケーシングカバーが配置されるケーシングの開口を通じて、少なくとも1つの回路基板を簡単にケーシングに填め込むことができる。
センサケーシングは合成物質から成ることが好ましい。また、該センサケーシングは合成物質の成形物であることが好ましい。また、ケーシングカバーも合成物質から成ることが好ましく、特に合成物質の成形物であることが好ましい。センサケーシング及びケーシングカバー用の合成物質は炭素繊維又はガラス繊維を含んでいることが好ましい。
好ましい実施形態では、前記センサ素子がホール素子である。ホール素子は寸法が非常に小さいため、多数のホール素子を一列に配置することが可能であり、それにより高解像度の位置センサを構成できるという利点がある。
本発明の発展形態では、センサケーシングが、該ケーシングの内部に配置された機械的な補強材を備える。この機械的な補強材乃至は補強要素によりケーシングの安定性が高まる。この補強材はセンサケーシングと一体的に結合されている。この補強材は、例えば箱状、棒状、ハニカム状又は十字状の形状を有する。
更に好ましい実施形態では、ケーシングカバーがその内側の面に機械的な補強材を備える。この機械的な補強材乃至は補強要素によりケーシングカバーの安定性が高まる。この補強材はケーシングカバーと一体的に結合されている。この補強材は、例えば箱状、棒状、ハニカム状又は十字状の形状を有する。
好ましくは、センサケーシングとケーシングカバーの間に周状の溝が設けられ、その中に周状のシール材が配設される。これにより、センサケーシングとケーシングカバーが密に結合される。周状のシール材は例えばシールリング又は成形シール材から成る。
本発明の発展形態では、センサケーシングとケーシングカバーの間に少なくとも1つの留めピン式結合部が設けられる。留めピン式の結合により、センサケーシングとケーシングカバーの結合の剛性と安定性が一層高まる。更に、複数の留めピン式結合部をケーシングカバー乃至はセンサケーシングの長手方向に沿って等間隔で配置することが好ましい。例えば、留めピン式結合部をそれぞれ補強材の間に配置することができる。
本発明の発展形態では、センサケーシングとケーシングカバーが溶接、粘着、押し込み及び/又は鋳込みにより相互に結合される。溶接では、例えば超音波溶接が利用できる。更に、紫外線照射により硬化する接着剤でカバーを固定することができる。この方法によれば、固定の時点を予め非常に正確に決めることができる。押し込みには追加の固定要素が不要になるという利点がある。粘着及び鋳込みには、センサケーシングとケーシングカバーの間に非常に頑強且つ密な結合が得られるという利点がある。
好ましい実施形態では、センサケーシング内に容量式の操作素子が配設される。センサケーシングの壁乃至はケーシングカバーの壁は非常に薄く仕上げることができる(例えば壁厚2mm未満、特に壁厚1mm未満)ため、センサケーシングの壁乃至はケーシングカバーの壁の裏側に容量式の操作素子を直接配置することができる。このようにすれば、操作素子のために追加のシール材を設ける必要がなくなる。またケーシング表面に操作素子用の追加の穴を設ける必要もなくなる。
本発明の発展形態では、センサケーシングがその正面側の端部に電気的な接続部、特にケーブル接続部又はプラグを備える。このようにすれば、センサに給電したり、制御装置へ出力信号を送ったりできる。
センサケーシングは様々な長さで製造することが好ましい。
以下、本発明について、更なる特徴及び利点をも考慮しつつ、添付の図面を参照しながら実施形態に基づいて説明する。
固定ネジに沿ったセンサケーシングの横断面図。 切り込み溝に填め込まれたセンサケーシングの斜視図。 センサケーシングの斜視図。 センサケーシングの別の斜視図 ケーシングカバーのない、開放状態のセンサケーシングを示す図。 センサケーシングとケーシングカバーをセンサケーシングの内部が見えるように描いた図。 センサケーシングとケーシングカバーをケーシングカバーの内側の面が見えるように描いた図。 長さの異なるセンサケーシングの一例を示す図。 長さの異なるセンサケーシングの別の例を示す図。 長さの異なるセンサケーシングの更に別の例を示す図。 センサケーシング内における接地ネジの配置を示す図。 接地ネジとセンサケーシング並びに固定ネジの断面図。 センサケーシング内に配設された導電性のパッキングを示す図。 固定ネジに沿ったセンサケーシングの横断面図。 ケーブル給電部に沿ったセンサケーシングの断面図。 センサケーシング内に配設された導電性の金属体を示す図。 センサケーシング内に配設された導電性の金属体を示す図。
以下の図において同一の部分には同一の符号が付されている。
図1は固定ネジに沿ったセンサケーシングの横断面図である。
図1は、少なくとも1つのセンサ素子2を有するセンサケーシング1を示している。センサケーシング1は直線駆動装置32のケーシングの長手方向に延在する切り込み溝4への収容のために設けられた桟状のケーシング突出部3を有している。ケーシング突出部3内にはその長手方向に延在する少なくとも1つの細長い桟状の回路基板5が配設されている。ケーシング突出部3は平坦な両側面8を有していて凹部が無い形状である。その両側面の間隔33は切り込み溝4の開口の間隔34よりも小さい。センサケーシング1は、該センサケーシング1を切り込み溝4の中に固定するための少なくとも1つの固定ネジ23を受容するための、少なくとも1つの側面8に対して斜めに配置された少なくとも1つのネジ部7を有している。
もっとも、固定ネジは例えば、該固定ネジにより切り込み溝の壁面に押し付けられる少なくとも1つのつかみあごに作用するものとしてもよい。また、切り込み溝の壁面に押し付けられることでセンサを固定するスライダを、固定ネジにより作動させるようにしてもよい。また、切り込み溝の中で固定ネジによりひねられることでセンサを切り込み溝の中で支持する固定板が固定ネジによって一緒に挿入され、該固定ネジが例えば切り込み溝の底部で自身を支持しつつ、前記固定板でセンサを切り込み溝の肩部に押し付けることで該センサを固定するようにしてもよい。
これにより、センサ20を切り込み溝4に対して垂直に該溝4の中へ直接挿入することができる。従って、横方向から挿入したり溝4にねじ込んだりする必要はない。それゆえ、センサ20を傾けることのない真の「ドロップイン」式の取り付けが可能である。
図3はセンサケーシングの斜視図である。好ましい形態として、センサケーシング1の各端部にそれぞれ1つの固定ネジ23が収納されている。このようにすれば、生じうる死角領域(センサケーシングのうち固定ネジ用の場所として設ける必要がある領域)が非常に小さくなる。
図1に示したセンサケーシング1は、該センサケーシング1のネジ部7に通される少なくとも1つの固定ネジ23で固定されるため、固定ネジ23を何回も摩耗なしで締めたり緩めたりできる。これにより、保持力が低下したり悪化したりすることなく、センサ20を何回も取り付けることができる。
固定ネジ23をセンサケーシング1のネジ部7に通すことにより、固定ネジ23が紛失しにくくなる。なぜなら、センサケーシング1から固定ネジ23が外れるにはネジ部7の中で何回も回転する必要があるからである。
センサケーシング1は、該センサケーシング1のネジ部7に通される少なくとも1つの固定ネジ23で固定されるため、その取り付けは非常に簡単にできる。センサ20を所望の位置で切り込み溝4に填め込んだ後、例えば工具を用いて固定ネジ23を固く締めるだけで済む。
固定ネジ23の操作手段31としては、例えば六角穴、スリ割り、十字穴又はヘクサロビュラ穴を設けることができる。このようにすれば、市販のネジ回しや適宜の固定用スパナのような標準の工具で十分に固定ができる。
センサケーシング1はネジ部7に通される少なくとも1つの固定ネジ23を有しているため、低い締め付けトルクでも大きな保持力が得られる。
図1に示したように、ネジ部7はセンサ20乃至はセンサの電子機器の電位、特に接地電位と接続されている。これにより、固定ネジ23もセンサ20の電位と確実に接続される。その前提として、ネジ部7と固定ネジ23がともに導電性を持つ。例えば、ネジ部7及び/又は固定ネジ23は導電性材料(導電性プラスチックや金属等)から成る。センサケーシング1を切り込み溝4に固定する際、固定ネジ23が、金属製の切り込み溝の本体(つまりピストンとシリンダを有する装置のケーシングや直線駆動装置のケーシング32等)に存在する可能性のある酸化物層を突き抜けることで、切り込み溝の本体36と固定ネジ23の間に導電的な接続が生じ、その結果センサの電子機器の電位、特に接地電位が切り込み溝の本体36と接続される。
図1に示したように、固定ネジ23は部分的にケーシング突出部3内に配置されている。このようにすれば、固定ネジ23のネジ先端部26を切り込み溝4乃至固定溝の中にできるだけ深く配置できるため、センサケーシング1をより良好に固定することができる。
更に、固定ネジ23はセンサケーシング1内に沈み込んでいる。このようにすれば、固定ネジ23がセンサケーシング1から突出しない。センサ20を固定する時にのみネジ先端部26がセンサ20の断面から突き出て切り込み溝の壁面28に押し付けられ、それによりセンサケーシング1が固定される。
図1に示したように、固定ネジ23はグラブネジ24である。グラブネジ24にはネジ軸よりも大きな直径を有する頭部がないという特徴がある。より正確に言うと、ネジ頭はネジ軸と同じ直径を有している。
更に、固定ネジ23はネジ先端部26を有し、該ネジ先端部26はセンサケーシング1の固定の際に切り込み溝の肩部の下に配置される。
ネジ先端部は、様々な形状の切り込み溝での取り付けの際に該ネジ先端部の斜面が常に切り込み溝の肩部の下に食い込むようにその形状及び挿入姿勢が設計されている。
固定ネジの端部は、先端斜面、乃至はネジ先端部26の斜面37、乃至は位相を有し、これによりセンサケーシング1と固定ネジ23が少なくとも切り込み溝の両壁面28の間で圧力ばめの状態を作り出し、センサケーシング1が切り込み溝の底部29の方向に動いた状態に保たれる、乃至はその方向へ動かされる。
ネジ先端部26の斜面37はネジのねじ込みの際にセンサ20を切り込み溝4に押し付け、以てセンサ20を溝4の中にくさびの原理で固定する。ネジ先端部26の斜面37は、第1にネジ先端部26がどの所定の溝形状を有する切り込み溝の肩部27の下にでも達するように、第2にセンサ20を切り込み溝の底部29の方向に押し付けるような力が働くように、形成されている。
更に、固定ネジ23は階段状の部分25を有している。
固定ネジ23に階段状の部分25乃至は異なる外径の部分を設けることで、まず固定ネジ23をセンサケーシング1から突出させることなくセンサケーシング1内における固定ネジ23の傾きを最適化しつつ、その上でなお、トルクや市販のスパナのサイズを考慮して、固定ネジ23の操作手段31を十分に大きくすることができる。
図1に示したように、センサケーシング1の断面形状はL字状である。この形態では、ケーシング突出部3がセンサケーシング1と共通の1つの平らな側面8を呈する。これにより、切り込み溝4の一方の側が空間的に制限されていてもセンサ20を切り込み溝4に挿入することができる。更に、断面がL字状のセンサケーシング1は縁が少ないため製造がより簡単である。
図2は切り込み溝4の中に配置されたセンサケーシング1を示している。なお、図2ではケーシング突出部3が見えるように切り込み溝4を短く描いている。通常、切り込み溝4はセンサケーシング1の長さを超えて延在する。
図3に示したように、センサケーシング1の各端部に、固定用の固定ネジ23を有するネジ部7が設けられている。これにより特に非常に長いセンサケーシング1を安定的に切り込み溝4内で固定することができる。
更に、センサケーシング1内には容量式の操作素子17が配置されている。
図3に示したように、センサケーシング1はその正面側の端部38に電気的な接続部22、特にケーブル接続部又はプラグを備える。このようにすれば、センサ20に給電したり、制御装置へ出力信号を送ったりできる。
図4はセンサケーシング1の別の斜視図である。図4に示したように、ケーシングカバー6がセンサケーシング1のほぼ全長にわたって延在している。図3のセンサケーシングとは異なり、図4のセンサケーシングはより長い形状となっている。
図5はケーシングカバーのない、開放状態のセンサケーシング1を示している。図5に示したように、同じくケーシングのほぼ全長にわたって延在する回路基板5を、センサケーシング1の開口に平行な状態でセンサケーシング1に組み込むこと又は取り付けることができる。
このセンサケーシング1では回路基板5の取り付けが正面からではなく長い側面から行われる。まさに長めの回路基板5の場合、正面38から回路基板5を差し込もうとすると、寸法、形状及び位置の許容範囲により問題が生じることがある。ケーシングカバー6が配置されるセンサケーシング1の開口を通じて、少なくとも1つの回路基板5を簡単にセンサケーシング1に填め込むことができる。
好ましくは、センサ素子2はホール素子9である。ホール素子9は寸法が非常に小さいため、多数のホール素子9を一列に配置することが可能であり、それにより高解像度の位置センサを構成できるという利点がある。
センサケーシング1は合成物質から成ることが好ましい。また、センサケーシング1は合成物質の成形物であることが好ましい。
図6はセンサケーシング1とケーシングカバー6をセンサケーシング1の内部が見えるように描いた図である。ケーシングは主としてわずか2つの構成要素、すなわちセンサケーシング1及びケーシングカバー6のみから成る。
ケーシングカバー6も合成物質から成ることが好ましく、特に合成物質の成形物であることが好ましい。センサケーシング1及びケーシングカバー6用の合成物質は炭素繊維又はガラス繊維を含んでいることが好ましい。
図6に示したように、センサケーシング1は、該ケーシングの内部に配置された機械的な補強材11を備える。この機械的な補強材11乃至は補強要素によりセンサケーシング1の安定性が高まる。この補強材11はセンサケーシング1と一体的に結合されている。この補強材11は、例えば箱状、棒状、ハニカム状又は十字状の形状を有する。
図6に示したように、センサケーシング1とケーシングカバー6の間には周状の溝14が設けられ、その中に周状のシール材15が配設されている。これにより、センサケーシング1とケーシングカバー6が密に結合される。周状のシール材15は例えばシールリング又は成形シール材から成る。
図6に示したように、センサケーシング1とケーシングカバー6の間に少なくとも1つの留めピン式結合部16が設けられる。留めピン式の結合部16により、センサケーシング1とケーシングカバー6の結合の剛性と安定性が一層高まる。更に、複数の留めピン式結合部16をケーシングカバー6乃至はセンサケーシング1の長手方向に沿って等間隔で配置することが好ましい。例えば、留めピン式結合部16をそれぞれ補強材11の間に配置することができる。
図7はセンサケーシング1とケーシングカバー6をケーシングカバー6の内側の面が見えるように描いた図である。
更にケーシングカバー6はその内側の面に機械的な補強材11を備える。この機械的な補強材11乃至は補強要素によりケーシングカバー6の安定性が高まる。この補強材11はケーシングカバー6と一体的に結合されている。この補強材は、例えば箱状、棒状、ハニカム状又は十字状の形状を有する。
センサケーシング1とケーシングカバー6は溶接、粘着、押し込み及び/又は鋳込みにより相互に結合される。
図8〜10はそれぞれ長さの異なるセンサケーシング1の例を示している。
図11に示したように、センサケーシング1内には固定ネジ23に接触した導電性の接地ネジ39が配置されている。接地ネジ39は電位、特にセンサ46の接地電位と接続されている。接地ネジ39は例えば特殊鋼から成る。接地ネジ39は例えば外からセンサケーシング1に取り付けられ、固定ネジ23と僅かに内径過大な状態で接触する。その際、接地ネジ39は固定ネジ23に対して例えば角度を以て又は交差して配置される。
センサ内部で2つのネジの接触面に外部の媒介物が入り込まないように、接地ネジ39はシールリング42で封止されている。接地ネジ39は例えばフレックス・リジッド回路基板の可撓性の張り出し部43を用いて電位と接続されている。可撓性の張り出し部43は例えば片面又は両面が金属被覆されたリングから成る。接地ネジ39を回して填めることで張り出し部43と接地ネジ39が電気的に接続される。張り出し部43は更にセンサ素子の電子機器(特に回路基板45)と、乃至は特にセンサ素子2の電位と電気的に接続されている。
図12は接地ネジ39とセンサケーシング1並びに固定ネジ23の断面図である。シールリング42がセンサの内部空間を封止している。
図13〜15に示したように、センサケーシング1内には導電性のパッキング40が配設されている。図14は固定ネジ23に沿った横断面図である。図15はケーブル給電部に沿った断面図である。導電性のパッキング40は固定ネジ23に接触しており、その際にパッキング40は電位、特にセンサ46の接地電位と接続される。このパッキング40は例えばセンサのケーブル挿通用のパッキング40である。導電性のパッキング40は他方でセンサの電子機器の接触ピン44と接触している。接触ピン44はセンサの電子機器(特に回路基板)と、乃至は特にセンサ素子の電位と電気的に接続されている。
図16及び17に示したように、センサケーシング1内には導電性の金属体41が配設されている。金属体41は固定ネジ23と接触しており、その際に該金属体41は電位、特にセンサ46の接地電位と接続される。この金属体41は、例えばセンサケーシング1にインサート成形された填め込み部品である。もっとも、金属体41をセンサケーシング1の内部に貼り付けるようにしてもよい。金属体41は例えば固定ネジ用のネジ部7の一部となる。
1…センサケーシング
2…センサ素子
3…桟状のケーシング突出部
4…切り込み溝
5…桟状の回路基板
6…ケーシングカバー
7…ネジ部
8…ケーシング突出部の平坦な側面
9…ホール素子
11…機械的な補強材
14…周状の溝
15…周状のシール材
16…留めピン式結合部
17…容量式の操作素子
18…ケーブル接続部
19…プラグ
20…センサ
22…電気的な接続部
23…固定ネジ
24…グラブネジ
25…階段状の部分
26…ネジ先端部
27…切り込み溝の肩部
28…切り込み溝の壁面
29…切り込み溝の底部
30…先端斜面乃至はネジ先端部の斜面
31…操作手段
32…直線駆動装置のケーシング
33…両側面の間隔
34…切り込み溝の開口の間隔
36…切り込み溝の本体
37…斜面
38…正面側の端部
39…接地ネジ
40…導電性のパッキング
41…導電性の金属体
42…シールリング
43…可撓性の張り出し部
44…接触ピン
45…回路基板
46…センサ

Claims (19)

  1. 少なくとも1つのセンサ素子(2)を有するセンサケーシング(1)であって、直線駆動装置のケーシングの長手方向に延在する切り込み溝(4)への収容のために設けられた桟状のケーシング突出部(3)を有し、該ケーシング突出部(3)内にはその長手方向に延在する少なくとも1つの細長い桟状の回路基板(5)が配設され、該ケーシング突出部(3)は平坦な両側面(8)を有していて凹部が無い形状であり、その両側面(8)の間隔は前記切り込み溝(4)の開口の間隔よりも小さく、前記センサケーシング(1)は該センサケーシングを前記切り込み溝(4)の中に固定するための少なくとも1つの固定ネジ(23)を受容するために配置された少なくとも1つのネジ部(7)を有し、該ネジ部は電位、特にセンサの接地電位に接続されていることを特徴とするセンサケーシング。
  2. 前記センサケーシング内に導電性の接地ネジが配置され、該接地ネジが前記固定ネジと接触し、その際に該接地ネジが電位、特にセンサの接地電位に接続されることを特徴とする請求項に記載のセンサケーシング。
  3. 前記センサケーシング内に導電性のパッキングが配置され、該パッキングが前記固定ネジと接触し、その際に該パッキングが電位、特にセンサの接地電位に接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサケーシング。
  4. 前記センサケーシング内に導電性の金属体が配置され、該金属体が前記固定ネジと接触し、その際に該金属体が電位、特にセンサの接地電位に接続されることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のセンサケーシング。
  5. 前記ネジ部が部分的に前記ケーシング突出部(3)内に配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のセンサケーシング。
  6. 前記固定ネジ(23)が前記センサケーシング(1)内に沈み込んでいることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のセンサケーシング。
  7. 前記固定ネジ(23)がグラブネジ(24)であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のセンサケーシング。
  8. 前記固定ネジ(23)がネジ先端部(26)を有し、該ネジ先端部(26)はセンサケーシング(1)の固定の際に切り込み溝の肩部(27)の下に配置されることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のセンサケーシング。
  9. 前記固定ネジ(23)が階段状の部分(25)を有し、該階段状の部分が前記固定ネジのネジ部とネジ先端部の間に配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のセンサケーシング。
  10. 前記固定ネジ(23)の端部が先端斜面(30)乃至は位相を有し、これにより前記センサケーシング(1)と前記固定ネジ(23)が少なくとも切り込み溝の両壁面(28)の間で圧力ばめの状態を作り出し、センサケーシング(1)が切り込み溝の底部(29)の方向に動いた状態に保たれることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のセンサケーシング。
  11. 前記センサケーシング(1)の断面形状がL字状であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のセンサケーシング。
  12. ケーシングカバー(6)が前記センサケーシング(1)のほぼ全長にわたって延在していることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のセンサケーシング。
  13. 前記センサ素子(2)がホール素子(9)であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のセンサケーシング。
  14. 前記センサケーシング(1)が、該ケーシングの内部に配置された機械的な補強材(11)を備えていることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のセンサケーシング。
  15. 前記センサケーシング(1)と前記ケーシングカバー(6)の間に周状の溝(14)が設けられており、その中に周状のシール材(15)が配設されていることを特徴とする請求項12に記載のセンサケーシング。
  16. 前記センサケーシング(1)と前記ケーシングカバー(6)の間に少なくとも1つの留めピン式結合部(16)が設けられていることを特徴とする請求項12又は15に記載のセンサケーシング。
  17. 前記センサケーシング(1)と前記ケーシングカバー(6)が溶接、粘着、押し込み及び/又は鋳込みにより相互に結合されていることを特徴とする請求項12、15及び16のいずれかに記載のセンサケーシング。
  18. 前記センサケーシング(1)内に容量式の操作素子(17)が配設されていることを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載のセンサケーシング。
  19. 前記センサケーシング(1)がその正面側の端部に電気的な接続部(22)、特にケーブル接続部(18)又はプラグ(19)を備えていることを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載のセンサケーシング。
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