JP6094613B2 - 投影制御装置、表示制御装置、および表示制御方法 - Google Patents

投影制御装置、表示制御装置、および表示制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、投影装置、投影制御方法、およびプログラムに関する。
近日、小型プロジェクターを搭載した撮像装置が提案されている。この撮像装置によれば、撮像により取得したコンテンツをプロジェクターから投影できるので、表示装置を用いることなく大勢のユーザでコンテンツを観賞することが可能である(例えば、特許文献1参照)。
また、コンテンツのサムネイルを一覧表示するインデックス画面をプロジェクターから投影すれば、再生コンテンツを選択する課程も大勢のユーザで楽しむことができる。このようなユースケースにおいては、投影されるインデックス画面に、より多くのサムネイルが十分に視認できる大きさで含まれることが望まれる。
特開2008−211409号公報
この点に関し、投影時用のサムネイル枚数を設定しておき、インデックス画面を投影する場合には、サムネイルの配置枚数に設定済みの枚数を適用することも考えられる。しかし、インデックス画面におけるサムネイルの配置枚数を固定すると、以下の問題が生じる。
例えば、サムネイルの大きさは投影距離に比例するので、投影距離が短い場合にはサムネイルの視認性を確保することが困難である。一方、投影距離が長くなると、インデックス画面およびサムネイルが大きくなるので、サムネイルの視認性が向上するものの、サムネイルの表示枚数は増加しない。
また、サムネイルの配置枚数を手動で切り換える技術も存在するが、手動での切り替えはユーザにとって煩雑である。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、投影画面の情報量を自動的に切り換えることが可能な、新規かつ改良された投影装置、投影制御方法、およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、画面を投影する投影部と、前記画面の投影距離を検出する距離検出部と、前記距離検出部により検出された投影距離に応じて前記画面の情報量を制御する制御部と、を備える投影装置が提供される。
前記制御部は、前記投影距離が長いほど前記画面の情報量が多くなるように制御を行なってもよい。
前記制御部は、前記投影距離と前記情報量の事前に設定された関係に従って前記画面の情報量を制御してもよい。
前記画面は、1または2以上のコンテンツデータのサムネイルを含み、前記制御部は、前記投影距離に応じて前記画面に含まれる前記サムネイルの数を制御してもよい。
前記制御部は、前記投影距離が第1の閾値を上回った場合に前記サムネイルを第1の数から第2の数に増加させ、前記投影距離が前記第1の閾値より小さい第2の閾値を下回った場合に前記サムネイルを前記第2の数から前記第1の数に減少させてもよい。
前記投影装置は、操作入力部と、表示機能および操作検出機能を有する操作表示部と、をさらに備え、前記画面が前記投影部により投影されている場合には前記操作入力部がユーザ操作を受け付け、前記画面が前記操作表示部に表示されている場合には前記操作表示部がユーザ操作を受け付けてもよい。
前記操作表示部は、前記画面が前記投影部により投影される場合、前記操作入力部に対するユーザ操作を誘導する誘導画面を表示してもよい。
前記制御部は、前記距離検出部による前記投影距離の検出が失敗した場合には前記画面の現在の情報量を変更しなくてもよい。
前記画面はテキスト情報を含み、前記制御部は、前記投影距離に応じて前記画面に含まれる前記テキスト情報の情報量を制御してもよい。
前記投影装置は、撮像部をさらに備え、前記距離検出部は、前記撮像部の焦点距離から前記画面の投影距離を検出してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、画面を投影するステップと、前記画面の投影距離を検出するステップと、前記投影距離に応じて前記画面の情報量を制御するステップと、を含む投影制御方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、投影される画面の投影距離に応じて前記画面の情報量を制御する制御部、として機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、投影画面の情報量を自動的に切り換えることが可能である。
本発明の実施形態による撮像装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態による撮像装置の外観を示す斜視図である。 プロジェクターモジュールの構成を示した説明図である。 撮像画面の具体例を示した説明図である。 インデックス画面の具体例を示した説明図である。 再生画面の具体例を示した説明図である。 本発明の第1の実施形態による撮像装置の構成を示したブロック図である。 距離センサにより検出される投影距離を示した説明図である。 投影距離とサムネイルの配置枚数との関係の具体例を示した説明図である。 主制御部により生成されるインデックス画面の具体例を示した説明図である。 主制御部により生成されるインデックス画面の具体例を示した説明図である。 図10に示したインデックス画面の投影中にタッチパネルに表示されるインデックス画面の一例を示した説明図である。 サムネイルを選択するための第1の方法を示した説明図である。 ユーザ操作を誘導する誘導画面の具体例を示した説明図である。 サムネイルを選択するための第3の方法を示した説明図である。 本発明の第1の実施形態による撮像装置の全体動作を示したフローチャートである。 サムネイル枚数の変更処理の動作を示したフローチャートである。 第2の実施形態によるインデックス画面の具体例を示した説明図である。 第3の実施形態によるインデックス画面の具体例を示した説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための形態」を説明する。
1.本発明の実施形態による撮像装置の基本構成
2.第1の実施形態
2−1.撮像装置の構成
2−2.撮像装置の構成の変形例
2−3.撮像装置の動作
3.第2の実施形態
4.第3の実施形態
5.まとめ
<1.本発明の実施形態による撮像装置の基本構成>
本発明は、一例として「2.第1の実施形態」〜「4.第3の実施形態」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。また、投影装置の一例として各実施形態において説明する撮像装置(1)は、
A:画面を投影する投影部(プロジェクターモジュール18)と、
B:画面の投影距離を検出する距離検出部(距離センサ16)と、
C:距離検出部により検出された投影距離に応じて画面の情報量を制御する制御部(100)と、を備える。
以下では、まず、このような各実施形態において共通する基本構成について図1〜図6を参照して説明する。
図1および図2は、本発明の実施形態による撮像装置1の外観を示す斜視図である。図1に示したように、撮像装置1は、本体4、ヒンジ機構6、および開閉部8を備える。なお、図1および図2には投影装置の一例として撮像装置1(ビデオカメラ)を示しているが、投影装置はかかる例に限定されない。例えば、投影装置は、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)、家庭用ゲーム機器、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、携帯用音楽再生装置、携帯用映像処理装置、携帯用ゲーム機器などの情報処理装置であってもよい。
撮像装置1の本体4は、ズーム操作部21と、マニュアル操作部22と、静止画撮像操作部23と、モード操作部24と、投影切替操作部25と、撮像光学系31と、を備える。
撮像光学系31は、被写体から発せられる光を集光する撮影レンズおよびズームレンズを備え、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの信号変換部に被写体像を形成する撮像部である。被写体像が信号変換部に形成されると、被写体像は信号変換部により電気的な画像信号に変換される。
ズーム操作部21は、撮像光学系31の焦点距離を変更するためのユーザ操作を受け付ける。ズーム操作部21は、図1に示したように例えばワイド側またはテレ側に傾倒可能なレバーで構成される。この場合、撮像光学系31は、当該レバーがワイド側に傾倒されると焦点距離を短くし(被写体像を縮小し)、当該レバーがテレ側に傾倒されると焦点距離を長くする(被写体像を拡大する。)。
マニュアル操作部22は、撮像光学系31の焦点を合わせるためのユーザ操作を受け付ける。マニュアル操作部22は、図1に示したように例えば時計周り、または反時計周りに回転可能なダイヤルで構成される。この場合、撮像光学系31は、当該ダイヤルの回転方向および回転量に応じて焦点位置を調整する。
静止画撮像操作部23は、静止画を撮像するためのユーザ操作を受け付ける。静止画撮像操作部23は、図1に示したように例えば押圧式のボタンで構成される。この場合、撮像装置1は、当該ボタンの押圧に応じて静止画を撮像することにより、静止画の画像データを取得する。
モード操作部24は、撮像装置1の動作モードを切り替えるためのユーザ操作を受け付ける。ここで、撮像装置1の動作モードは、一例として撮影モードと再生モードとに大別される。また、モード操作部24は、図1に示したように例えば押圧式のボタンで構成される。この場合、撮像装置1は、当該ボタンの押圧に応じて動作モードを撮影モードと再生モードとの間で切り換える。
なお、撮影モードは、撮像光学系31および信号変換部などを動作させることにより被写体を撮像するための動作モードである。一方、再生モードは、例えば撮影モードにおいて取得された画像データを再生するための動作モードである。これら動作モードの詳細については図4〜図6を参照して後述する。
投影切替操作部25は、撮像装置1により生成した画面をプロジェクターモジュール18から投影するか否かを切り替えるためのユーザ操作を受け付ける。例えば、投影切替操作部25は、図1に示したように例えば押圧式のボタンで構成される。この場合、撮像装置1は、当該ボタンの押圧に応じて画面をプロジェクターモジュール18から投影するか否かを切り替える。なお、画面がプロジェクターモジュール18から投影されている間、タッチパネル12は、投影画面と同一の画面を表示してもよいし、投影画面と異なる画面を表示してもよいし、画面を非表示にしてもよい。
以上、撮像装置1の本体4の構成を説明した。続いて、本体4にヒンジ機構6を介して連結される開閉部8の構成を説明する。
開閉部8は、ヒンジ機構6により、図2に示した第1回転軸L1回り、および第1回転軸L1と直交する第2の回転軸L2回りに回転可能に本体4と連結されている。図1には、開閉部8が本体4に対して閉じられた状態を示しており、図2には、開閉部8が第1回転軸L1回りに回転することにより本体4に対して開かれた状態を示している。
このような開閉部8は、図1に示したように、一方の面に距離センサ16およびプロジェクターモジュール18を備え、図2に示したように、他方の面にタッチパネル12を備える。
タッチパネル12は、表示機能および操作検出機能を有する操作表示部の一例である。タッチパネル12は、撮影モードにおいては撮像光学系31により集光されている被写体の画像を表示し、再生モードにおいては後述のインデックス画面または再生画面などを表示することができる。また、ユーザは、タッチパネル12を操作することにより撮像装置1に各種指示や情報を入力することも可能である。
距離センサ16は、開閉部8においてプロジェクターモジュール18と同一面上に、プロジェクターモジュール18の投影方向と同一方向を向くように配置されている。このため、距離センサ16は、プロジェクターモジュール18と投影面との間の距離、すなわちプロジェクターモジュール18による画像の投影距離を検出する距離検出部として機能する。なお、距離センサ16による距離の測定方式は特に限定されない。例えば、距離センサ16は、赤外線を利用して対象物との距離を検出する赤外線距離センサであってもよい。
プロジェクターモジュール18は、撮像装置1により生成された画面を投影する投影部である。プロジェクターモジュール18は、投影切替操作部25に対するユーザ操作に応じ、例えば後述のインデックス画面または再生画面などを投影することができる。以下、図3を参照し、このプロジェクターモジュール18の詳細な構成を説明する。
図3は、プロジェクターモジュール18の構成を示した説明図である。図3に示したように、プロジェクターモジュール18は、光源182と、光像表示部184と、投影レンズ186と、を備える。
光源182は、白色光を射出する白色LED(Light Emitting Diode)、および白色LEDからの射出光を拡散して光像表示部184に射出する光学系から構成される。なお、本実施形態においては光源182が白色LEDで構成される例に重きをおいて説明するが、光源182の構成はかかる例に限定されない。例えば、光源182は高圧水銀ランプで構成されてもよい。
光像表示部184は、投影するための画面を表示する液晶パネルである。光像表示部184に表示された画面は、光源182からの射出光により投影レンズ186に供給される。投影レンズ186は、光像表示部184に表示された画面を投影面に結像させる。
(撮影モードおよび再生モード)
以上、本発明の実施形態による撮像装置1の基本構成を説明した。続いて、撮像装置1の動作モードである撮影モードおよび再生モードについて説明する。
撮影モードは、撮像光学系31および信号変換部などを動作させることにより被写体を撮像するための動作モードである。この撮影モードにおいては、図4に示すように、撮像光学系31による被写体の撮像画面Rがタッチパネル12に表示される。さらに、撮像画面Rが録画中である場合、撮像画面Rには図4に示したように録画マーク62が付加される。
なお、撮影モードにおいてユーザにより静止画撮像操作部24が押圧された場合、撮像装置1は、被写体の静止画を撮像して静止画の画像データを取得する。
そして、撮影モードにおいてユーザによりモード操作部24が押圧されると、撮像装置1は動作モードを再生モードに切り替える。再生モードは、コンテンツデータを再生するための動作モードである。このため、撮像装置1は、再生モードへの切替後、再生対象のコンテンツデータをユーザが選択するためのインデックス画面Iを生成する。
図5は、インデックス画面Iの具体例を示した説明図である。図5に示したように、インデックス画面Iは、複数のコンテンツデータの各々に対応するサムネイルs1、s2、s3・・・を含む。なお、コンテンツデータは、撮像装置1が撮像により取得した画像データであってもよいし、外部から取得された画像データであってもよい。また、コンテンツデータのデータ種別は画像データに限定されず、コンテンツデータのデータ種別は、音声データ、ゲーム、またはソフトウェアなどであってもよい。また、各サムネイルsは静止画であってもよいし、動画であってもよい。
また、インデックス画面Iは、上方スクロールボタン64および下方スクロールボタン66を含み、ユーザは、上方スクロールボタン64または下方スクロールボタン66を選択することにより、インデックス画面Iを任意の方向にスクロールすることができる。
また、ユーザは、インデックス画面Iにおいてカーソル68を所望のサムネイルに合わせることにより、再生対象のコンテンツデータを選択することができる。そして、ユーザによりコンテンツデータの選択が決定されると、撮像装置1は、選択されたコンテンツデータの再生を開始し、当該コンテンツデータの再生画面を生成する。
図6は、コンテンツデータの再生画面Pの具体例を示した説明図である。図6に示したように、コンテンツデータの再生画面Pは、停止ボタン71、巻き戻しボタン72、再生/一時停止ボタン73、早送りボタン74、およびリターンボタン76を含む。
撮像装置1は、ユーザにより停止ボタン71、巻き戻しボタン72、再生/一時停止ボタン73、または早送りボタン74が選択されると、選択されたボタンに応じてコンテンツデータの再生を制御する。例えば、撮像装置1は、ユーザにより停止ボタン71が選択されると、コンテンツデータの再生を停止する。また、撮像装置1は、ユーザによりリターンボタン76が選択されると、コンテンツデータの再生を停止し、インデックス画面Iを生成する。
なお、上記では撮影モードと再生モードの切替えがモード操作部24へのユーザ操作に応じて行われる例を説明したが、モード切替えのトリガはかかる例に限定されない。例えば、撮像装置1は、撮像画面Rに再生モードへの切替用ボタンを付加し、再生モードへの切替用ボタンがユーザにより選択された場合に動作モードを再生モードに切り替えてもよい。同様に、撮像装置1は、インデックス画面Iや再生画面Pに撮影モードへの切替用ボタンを付加し、撮影モードへの切替用ボタンがユーザにより選択された場合に動作モードを撮影モードに切り替えてもよい。
また、インデックス画面Iの構成は図5に示した例に限定されない。例えば、インデックス画面Iは、画像データに関連する地図上の位置(例えば、撮像位置)に当該画像データのサムネイルが重畳された画面であってもよいし、画像データに関連する時間軸上の位置(例えば、撮像日時)に当該画像データのサムネイルが重畳された画面であってもよい。
また、撮像装置1は、再生モードにおいて、上記のインデックス画面Iや再生画面Pをタッチパネル12に表示することも、プロジェクターモジュール18から投影することも可能である。
(本発明の実施形態に至る経緯)
ここで、プロジェクターモジュール18からインデックス画面Iを投影すれば、再生するコンテンツデータを選択する課程も大勢のユーザで楽しむことができる。このようなユースケースにおいては、投影されるインデックス画面に、例えば、より多くのサムネイルが十分に視認できる大きさで含まれることが望まれる。
この点に関し、投影時用のサムネイル枚数を設定しておき、インデックス画面Iを投影する場合には、サムネイルの配置枚数に設定済みの枚数を適用することも考えられる。しかし、インデックス画面におけるサムネイルの配置枚数を固定すると、以下の問題が生じる。
例えば、サムネイルの大きさは投影距離に比例するので、投影距離が短い場合にはサムネイルの視認性を確保することが困難である。一方、投影距離が長くなると、インデックス画面Iおよびサムネイルが大きくなるので、サムネイルの視認性が向上するものの、サムネイルの表示枚数は増加しない。また、サムネイルの配置枚数を手動で切り換える技術も存在するが、手動での切り替えはユーザにとって煩雑である。
そこで、上記事情を一着眼点にして本発明の実施形態を創作するに至った。本発明の各実施形態によれば、画面の投影距離に応じ、画面の情報量および視認性を自動的に制御することが可能である。以下、このような本発明の各実施形態について詳細に説明する。
<2.第1の実施形態>
〔2−1.撮像装置の構成〕
図7は、本発明の第1の実施形態による撮像装置1の構成を示したブロック図である。図7に示したように、本発明の第1の実施形態による撮像装置1は、制御部10、撮影部30および記録再生処理部40を備える。
また、撮影部(撮像部)30は、撮像光学系31、光学系制御部32、信号変換部33、画像信号処理部34、音声入力部35および音声信号処理部36を備える。
撮像光学系31は、内部に、被写体を撮像するためのレンズ群、絞り調整機構、フォーカス調整機構、ズーム機構、シャッター機構、フラッシュ機構、および、手ぶれ補正機構などを備え、信号変換部33に被写体像を形成する。
光学系制御部32は、制御部10からの制御信号を受けて、撮像光学系31に供給する制御信号を生成する。そして、光学系制御部32は、生成した制御信号を撮影光学系31に供給し、ズーム制御、シャッター制御、および、露出制御などの制御を行う。
信号変換部33は、上述したように例えばCCDやCMOSなどの撮像素子により構成される。この信号変換部33は、操作入力部20に対するユーザ操作に基づいて制御部10から画像取り込みタイミング信号が供給されると、撮像光学系31により結像面に形成された被写体像を電気的な画像信号に変換し、画像信号処理部34に供給する。なお、撮影モードにおいては制御部10から画像取り込みタイミング信号が連続的に供給されるので、信号変換部33は連続的に被写体像の画像信号の変換を行うことにより、複数フレームの画像信号を取得する。
画像信号処理部34は、制御部10からの制御信号に基づいて、画像信号についてのガンマ補正やAGC(Auto Gain Control)などの処理を行うとともに、画像信号をデジタル形式に変換する処理も行う。
音声入力部35は、撮影モード時に被写体周辺の音声を収集する。音声入力部35は、収集した音声を電気的な音声信号に変換して音声信号処理部36に供給する。音声信号処理部36は、制御部10からの制御信号に基づいて、音声信号についての補正やAGCなどの処理を行うとともに、音声信号をデジタル形式に変換する処理も行う。
また、記録再生処理部40は、図7に示したように、符号化/復号回路41、ディスクインターフェース42、記憶装置44、出力処理部45およびバッファメモリ46を備え、再生部および記録部として機能する。
符号化/復号部41は、撮影部30から供給される画像信号および音声信号や、時刻情報などの追加記録情報をMPEG方式等により符号化し多重化して、画像データおよび音声データを含む圧縮データに変換する符号化機能を有する。
一方、符号化/復号部41は、圧縮データから画像データおよび音声データなどを分離し、画像データおよび音声データを画像信号および音声信号に復号する復号機能(再生機能)も有する。
また、符号化/復号部41は、制御部10からの制御信号に基づいて、画像信号処理部34から供給される画像信号に対して、自動ホワイトバランス制御、露出補正制御、デジタルズーム倍率に応じた拡大制御などをさらに行う。
ディスクインターフェース42は、符号化/復号部41から供給された圧縮データを記憶装置44に書き込む。また、ディスクインターフェース42は、記憶装置44から圧縮データを読み出して符号化/復号部41に供給する。なお、記憶装置44は、DVD−R(Digital Versatile Disc Recordable)およびBD(Blu−Ray Disc(登録商標))などの光ディスクであってもよい。
出力処理部45は、システムバス109を介して主制御部100により制御される。また、出力処理部45は、符号化/復号部41から供給される圧縮データを制御部10や、編集装置200に供給する。ここで、編集装置200は、例えば、出力処理部45が備える出力端子を介して撮像装置1と接続された情報処理装置であってもよい。ユーザは、この編集装置200を用いて画像データや音声データなどの編集を行うことができる。
バッファメモリ46は、例えばSDRAMなどにより構成され、符号化/復号部41における符号化または復号のための作業領域として利用される。
また、制御部10は、図7に示したように、主制御部100、ROM(Read Only Memory)101、RAM(Random Access Memory)102、操作入力部20やタッチパネル12からの操作入力を受け付ける操作入力インターフェース103、タッチパネル12を制御する表示制御部104、メモリカード14を装填するメモリカードインターフェース105、撮影時刻の記録などに利用する時間情報を生成する時計回路106、距離センサ16を制御するセンサ制御部107、およびプロジェクターモジュール18を制御するプロジェクター制御部108が、システムバス109を介して接続されることにより構成される。
主制御部100は、撮像装置1全体の処理を司る構成であり、作業領域としてRAM102を使用する。また、主制御部100は、モード操作部24に対するユーザ操作により指定される動作モードに応じた制御を行なう。
例えば、動作モードが撮像モードである場合、主制御部100は、プロジェクター制御部108およびプロジェクターモジュール18への電力供給を停止し、表示制御部104を介して、タッチパネル12に画像信号処理部34から供給される画像信号を表示させる。
また、動作モードが再生モードである場合、主制御部100は、撮影部30への電力供給を停止し、符号化/復号部41から供給される画像データの再生信号またはサムネイルに基づいて再生画面Pまたはインデックス画面Iを生成し、表示制御部104を介してタッチパネル12に再生画面Pまたはインデックス画面Iを表示させる。
ROM101には、撮影部30を制御するためのプログラムや、画像信号や音声信号の記録制御および再生制御などを実行するためのプログラムが書き込まれている。
操作入力インターフェース103は、接続される操作入力部20およびタッチパネル12からの操作信号を主制御部100に伝える。なお、図1に示したズーム操作部21、マニュアル操作部22、静止画撮像操作部23、モード操作部24および投影切替操作部25などを操作入力部20と総称する。
表示制御部104は、画像信号処理部34から供給される画像信号や、主制御部100により生成された再生画面Pまたはインデックス画面Iなどをタッチパネル12に表示する制御を行なう。
メモリカードインターフェース105は、符号化/復号回路41から供給された圧縮データをメモリカード14に書き込む。また、メモリカードインターフェース105は、メモリカード14から圧縮データを読み出して符号化/復号回路41に供給する。
時計回路106は、年、月、日、時間、分、秒などを表わす時間情報を生成する。
センサ制御部107は、距離センサ16に投影面3との距離を検出させるための制御を行う。距離センサ16は、センサ制御部107による制御に従い、距離センサ16と投影面3との距離を検出する。ここで、距離センサ16は、プロジェクターモジュールと同一面に同一方向を向いて設けられているので、距離センサ16により検出される距離は、図8に示したように、投影面3およびプロジェクターモジュール8間の投影距離dと等価に扱われる。
プロジェクター制御部108は、プロジェクターモジュール18から投影面3に画面を投影させるための制御を行なう。プロジェクター制御部108による制御に基づき、例えば再生画面Pまたはインデックス画面Iがプロジェクターモジュール18から投影面3に投影される。
(インデックス画面Iにおけるサムネイル数の制御)
ここで、インデックス画面Iをプロジェクターモジュール18から投影する場合、主制御部100は、インデックス画面Iにおけるサムネイルの配置枚数を、距離センサ16により検出された投影距離dに応じて制御する。例えば、主制御部100は、投影距離dとサムネイルの配置枚数との事前に設定された関係に従ってインデックス画面Iに配置するサムネイル枚数を制御してもよい。
図9は、投影距離dとサムネイルの配置枚数との関係の具体例を示した説明図である。図9に示した例では、投影距離d「1.0m未満」はサムネイルの配置枚数「3×3」と関連付けられ、投影距離d「1.0m以上1.5m未満」はサムネイルの配置枚数「4×4」と関連付けられ、投影距離d「1.5m以上2.0m未満」はサムネイルの配置枚数「5×5」と関連付けられ、投影距離d「2.0m以上」はサムネイルの配置枚数「6×6」と関連付けられている。
主制御部100は、例えば図9に示した関係に従い、投影距離dが長くなるほど、インデックス画面Iにおけるサムネイルの配置枚数を増加させる。以下、図10および図11を参照してより具体的に説明する。
図10および図11は、主制御部100により生成されるインデックス画面Iの具体例を示した説明図である。図10に示したように、投影距離d1が0.9mである場合、主制御部100は、図9に示した関係に従い、サムネイルが「3×3」で配置されたインデックス画面Iaを生成し、プロジェクターモジュール18から投影させる。
一方、図11に示したように、投影距離d2が1.8mである場合、主制御部100は、図9に示した関係に従い、サムネイルが「5×5」で配置されたインデックス画面Ibを生成し、プロジェクターモジュール18から投影させる。
図11に示したように、インデックス画面Ibは、インデックス画面Iaより多数のサムネイルを含むが、投影面3における表示サイズがインデックス画面Iaより大きいので、各サムネイルの視認性を確保することが可能である。
(投影中のタッチパネルの表示)
また、主制御部100は、インデックス画面Iの投影中、タッチパネル12の表示制御も行う。例えば、主制御部100は、投影中のインデックス画面Iをタッチパネル12にも表示させるための制御を行ってもよい。または、主制御部100は、インデックス画面Iの投影中はタッチパネル12を非表示状態にしてもよい。さらに、主制御部100は、例えば図12に示すように、投影中のインデックス画面Iと異なる画面をタッチパネル12に表示させてもよい。
図12は、図10に示したインデックス画面Iaの投影中にタッチパネル12に表示されるインデックス画面Icの一例を示した説明図である。図12に示したように、タッチパネル12に表示されるインデックス画面Icは、複数のサムネイルと、複数のサムネイルのうちで、投影中のインデックス画面Iaに含まれるサムネイルを示す矩形インジケーター69を含む。
ユーザは、この矩形インジケーター69を移動させることにより投影中のインデックス画面に含まれるサムネイルを変更することが可能である。例えば、矩形インジケーター69がユーザにより移動された場合、主制御部100は、移動後の矩形インジケーター69の枠内のサムネイルを含むインデックス画面を生成してプロジェクターモジュール18から投影させてもよい。
(投影中のユーザ操作)
投影中のインデックス画面Iをタッチパネル12も表示させ、タッチパネル12上でのユーザ操作により再生対象の画像データを選択することも考えられる。しかし、投影距離dの増加に伴いインデックス画面Iに含まれるサムネイル枚数が増加すると、タッチパネル12における各サムネイルの表示サイズが小さくなるので、タッチパネル12上でのサムネイルの選択操作が困難になる。
そこで、以下、インデックス画面Iの投影中にサムネイルを容易に選択するための第1〜第3方法を提案する。
・第1の方法
図13は、サムネイルを選択するための第1の方法を示した説明図である。第1の方法においては、図13に示したように、ズーム操作部21および静止画撮像操作部23に対するユーザ操作によりサムネイルが選択される。より詳細には、ズーム操作部21がテレ側に傾倒されている間、カーソル68は、図13において矢印で示したように、左から右に移動し、最も右側のサムネイルに達した後は、次段の最も左側のサムネイルに移動する。
そして、静止画撮像操作部23が押圧されると、押圧時にカーソル68が合わせられていたサムネイルが選択され、主制御部10により、当該サムネイルに対応するコンテンツデータの再生画面が生成される。
なお、タッチパネル12は、インデックス画面Iの投影中、例えば図14に示すようにズーム操作部21および静止画撮像操作部23に対する操作をユーザに誘導する画面を表示してもよい。
また、ユーザは、開閉部8を第1回転軸L1回り、および第2の回転軸L2回りに回転させることにより、投影方向を調整することができる。しかし、この調整の際、ユーザは意図せずタッチパネル12に触れてしまうことが想定される。このため、撮像装置1は、タッチパネル12を画面の投影中はユーザ操作を受け付けない状態に設定してもよい。
・第2の方法
第1の方法では、ズーム操作部21および静止画撮像操作部23を用いてサムネイルを選択する方法を説明したが、サムネイルの選択に用いる操作入力部20はズーム操作部21および静止画撮像操作部23に限定されない。例えば、第2の方法として、マニュアル操作部22に対する回転操作によりインデックス画面I内のサムネイルを選択することも可能である。
・第3の方法
さらに、第1および第2の方法では、操作入力部20を用いてサムネイルを選択する方法を説明したが、第3の方法として、タッチパネル12に対する操作によりインデックス画面I内のサムネイルを選択することも可能である。
図15は、サムネイルを選択するための第3の方法を示した説明図である。第3の方法においては、インデックス画面Iの投影中に、タッチパネル12が例えば図15に示したサムネイルの選択用画面を表示する。この選択用画面は、上ボタン51、下ボタン52、左ボタン53、右ボタン54、およびOKボタン56を含む。ユーザは、上ボタン51、下ボタン52、左ボタン53、または右ボタン54を押圧することによりインデックス画面Iにおいてカーソル38を移動させ、OKボタン56を押圧することによりカーソル38が合わされているサムネイルの選択を決定することができる。
〔2−2.撮像装置の構成の変形例〕
(変形例1)
上記では、主制御部100が、例えば図9に示した関係に従ってインデックス画面Iにおけるサムネイルの配置枚数を制御することを説明した。しかし、投影距離dが1.0m、1.5mなどサムネイルの配置枚数を変更する境界値付近である場合、例えば距離センサ16による距離検出のブレにより、サムネイルの配置枚数が頻繁に切り替えられることが懸念される。
そこで、主制御部100は、現在の投影距離dを含む範囲を上側または下側の少なくともいずれかに広げてもよい。例えば、主制御部100は、投影距離dが1.1mである場合、「1.0m以上1.5m未満」という範囲を「0.9m以上1.5m未満」に広げてもよい。この場合、投影距離dが0.9m未満になるとサムネイルの配置枚数が「4×4」から「3×3」に変更されるが、サムネイルの配置枚数が「4×4」に戻される閾値は1.0mである。このため、投影距離dが多少変動しても、0.9mと1.0mの間にはギャップがあるので、主制御部100はサムネイルの配置枚数を「3×3」に維持することができる。
すなわち、主制御部100は、投影距離dが第1の閾値を上回った場合にサムネイルを第1の数から第2の数に増加させ、投影距離dが第1の閾値より小さい第2の閾値を下回った場合にサムネイルを第2の数から第1の数に減少させることにより、サムネイルの配置枚数が頻繁に切り替えられる場合を抑制することが可能である。
(変形例2)
上記では、投影距離dを検出するための距離検出部として距離センサ16を撮像装置1に設ける例を説明したが、距離検出部は距離センサ16に限定されない。例えば、撮影部30から供給される画像信号のピントが合っている場合の撮像光学系31の焦点距離に基づき、被写体と撮像装置1との間の距離を推定することができる。ここで、撮像光学系31とプロジェクターモジュールが同一方向を向いている場合、被写体と撮像装置1との間の距離は、投影距離dとほぼ等価に扱うことが可能である。
そこで、主制御部100は、撮影部30から供給される画像信号のピントが合っているか否かを判断し、ピントが合っている場合、撮像光学系31の焦点距離に基づいて投影距離dを確定してもよい。このように、撮像光学系31および主制御部100などが協働して距離検出部としての機能を担うことも可能である。
〔2−3.撮像装置の動作〕
以上、本発明の第1の実施形態による撮像装置1の構成を説明した。次に、図16および図17を参照し、本発明の第1の実施形態による撮像装置1の動作を説明する。
図16は、本発明の第1の実施形態による撮像装置1の全体動作を示したフローチャートである。図16に示したように、ユーザにより投影開始操作が行われると、主制御部100は、インデックス画面Iにおけるサムネイル枚数をデフォルトに設定する(S204)。これは、後段のサムネイル枚数の変更処理の失敗に備えた処理である。その後、主制御部100は、サムネイル枚数の変更処理を行い(S208)、ユーザ操作の受け付け状態を専用操作状態に切り替える(S212)。なお、専用操作状態は、「投影中のユーザ操作」として説明したように、例えば操作入力部20に対するサムネイルの選択操作を受け付ける状態であってもよい。また、サムネイル枚数の変更処理の詳細については図17を参照して後述する。
続いて、主制御部100は、プロジェクターモジュール18に投影を開始させる(S216)。そして、主制御部100は、ユーザにより投影終了操作が行われるまで(S220)、インデックス画面Iの投影中にサムネイル枚数の変更処理を適宜実行する(S224、S228)。ここで、撮像装置1は、サムネイル枚数の変更処理を特定の条件下でのみ行ってもよい。例えば、ユーザ操作中にサムネイル枚数が切り替えられると煩わしいので、ユーザ操作があった場合、一定時間が経過するまではサムネイル枚数の変更処理が行われないようにしてもよい。
その後、プロジェクターモジュール18による投影が終了すると(S232)、主制御部100は、ユーザ操作の受け付け状態を通常操作状態に切り替える(S236)。なお、通常操作状態は、タッチパネル12に対するユーザ操作を受け付ける状態であってもよい。
図17は、サムネイル枚数の変更処理の動作を示したフローチャートである。図17に示したように、サムネイル枚数の変更処理においては、まず距離センサ16が投影距離dの検出を試みる(S310)。そして、距離センサ16による投影距離dの検出が成功した場合(S320)、主制御部100は、例えば図9に示した投影距離dとサムネイル枚数との関係に従い、サムネイル枚数を決定する(S330)。ここで、S320において決定したサムネイル枚数が現在のサムネイル枚数と異なる場合(S340)、主制御部100は、サムネイル枚数をS330において決定したサムネイル枚数に変更する(S350)。
一方、距離センサ16による投影距離dの検出が失敗した場合(S320)、または、S320において決定したサムネイル枚数と現在のサムネイル枚数が同一である場合(S340)、主制御部100はサムネイル枚数を変更せず、現在のサムネイル枚数を維持する。
<3.第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、インデックス画面Iが複数のサムネイルを含む例を説明したが、第2の実施形態では、テキスト情報からなるコンテンツデータの選択項目を含むインデックス画面Iを対象とする。
この場合、主制御部100は、投影距離dに応じてインデックス画面Iの選択項目数を制御する。例えば、主制御部100は、第1の実施形態と同様の趣旨に基づき、投影距離dが長くなるほど、インデックス画面Iにおける選択項目数を増加させる。以下、図18を参照してより具体的に説明する。
図18は、第2の実施形態によるインデックス画面Iの具体例を示した説明図である。図18に示したように、4つの選択項目を含むインデックス画面Ixが投影されている状態において、投影距離dが長くなると、主制御部100は、選択項目を例えば8つに増加させてインデックス画面Ix’を生成する。さらに、主制御部100は、図18に示したように、各選択項目に「再生時間」を示す情報を追加してインデックス画面Ix’を生成してもよい。
かかる構成により、テキスト情報からなる各選択項目の視認性を確保しつつ、インデックス画面Iからユーザに提供される情報量を制御することが可能となる。
<4.第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。第3の実施形態による主制御部100は、投影距離dに応じてインデックス画面Iに配置する情報種別を制御する。例えば、主制御部100は、第1の実施形態と同様の趣旨に基づき、投影距離dが長くなるほど、インデックス画面Iに配置する情報種別を増加させる。以下、図19を参照してより具体的に説明する。
図19は、第3の実施形態によるインデックス画面Iの具体例を示した説明図である。図19に示したように、9枚のサムネイルを含むインデックス画面Iyが投影されている状態において、投影距離dが長くなると、主制御部100は、サムネイル枚数は9枚に維持しつつ、各サムネイルに対応するテキスト情報を追加してインデックス画面Iy’を生成する。テキスト情報として、主制御部100は図19に示したように、各サムネイルに対応するコンテンツデータの撮像日時やタイトル名などを追加してもよい。
かかる構成により、投影されるインデックス画面Iの視認性を確保しつつ、インデックス画面Iからユーザに提供される情報量を制御することが可能となる。
<5.まとめ>
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、インデックス画面におけるサムネイル枚数が自動的に切替えられるので、ユーザの利便性を向上することができる。さらに、サムネイル枚数は投影距離に応じて決定されるので、インデックス画面における各サムネイルの視認性を確保することが可能である。
また、画面が投影中であるか否かに応じてサムネイルの選択操作方法を切り替えることにより、投影されるインデックス画面に含まれるサムネイル枚数が増加しても操作性を維持することができる。ここで、画面の投影中には、例えば撮影時に用いられるズーム操作部21や静止画撮像操作部23などに対するユーザ操作を受け付けることにより、新たな操作デバイスの追加を回避できる。
また、本発明の第2の実施形態や第3の実施形態として説明したように、インデックス画面Iに配置するテキスト情報を投影距離に応じて制御することも、インデックス画面Iに配置する情報種別を投影距離に応じて制御することも可能である。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本明細書の撮像装置1の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、撮像装置1の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、撮像装置1に内蔵されるハードウェアを、上述した撮像装置1の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
1 撮像装置
4 本体
6 ヒンジ機構
8 開閉部
12 タッチパネル
10 制御部
16 距離センサ
18 プロジェクターモジュール
20 操作入力部
21 ズーム操作部
22 マニュアル操作部
23 静止画撮像操作部
24 モード操作部
25 投影切替操作部
30 撮影部
31 撮像光学系
40 記録再生処理部
100 主制御部

Claims (33)

  1. 投影部により投影される画面の投影距離に応じて、前記画面に表示される情報の情報量を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、1または複数の代表画像を前記画面に表示している際、前記投影距離が長くなったことに応じて、前記代表画像に対応する、前記代表画像とは異なる属性の情報前記画面に新たに追加するように制御する、投影制御装置。
  2. 投影部により投影される画面の大きさに応じて、前記画面に表示される情報の情報量を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、1または複数の代表画像を前記画面に表示している際、前記投影される画面の大きさが大きくなったことに応じて、前記代表画像に対応する、前記代表画像とは異なる属性の情報前記画面に新たに追加するように制御する、投影制御装置。
  3. 前記画面の大きさは、投影部により投影される画面の投影距離に応じた大きさとなる、請求項2に記載の投影制御装置。
  4. 前記投影距離は、距離検出部により検出された距離である、請求項1又は3に記載の投影制御装置。
  5. 前記投影距離は、前記投影部に設定された焦点距離に基づく距離である、請求項1又は3に記載の投影制御装置。
  6. 撮影部をさらに備え、
    前記投影距離は、前記撮影部の撮像画像に基づく距離である、請求項1又は3に記載の投影制御装置。
  7. 撮影部をさらに備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の投影制御装置。
  8. タッチパネルをさらに備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載の投影制御装置。
  9. 前記異なる属性の情報は、文字を含む情報である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の投影制御装置。
  10. 前記属性とは、情報の種別である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の投影制御装置。
  11. 前記画面の投影距離又は大きさが所定の閾値よりも大きくなったとき、前記所定の閾値よりも小さい場合に前記画面に表示された代表画像に対応する、前記代表画像とは異なる属性の情報が新たに表示される、請求項1〜10のいずれか1項に記載の投影制御装置。
  12. 外部への画面の表示を制御する表示制御部と、
    表示される画面の大きさに応じて、前記画面に表示される情報の情報量を制御する情報制御部と、を備え、
    前記情報制御部は、1または複数の代表画像を前記画面に表示している際、前記表示される画面の大きさが大きくなったことに応じて、前記代表画像に対応する、前記代表画像とは異なる属性の情報前記画面に新たに追加するように制御する、表示制御装置。
  13. 前記表示制御部は、投影部による前記画面の投影表示を制御する、請求項12に記載の表示制御装置。
  14. 前記画面の大きさは、前記投影部により投影される画面の投影距離に応じた大きさとなる、請求項13に記載の表示制御装置。
  15. 前記投影距離は、距離検出部により検出された距離である、請求項14に記載の表示制御装置。
  16. 前記投影距離は、前記投影部に設定された焦点距離に基づく距離である、請求項14に記載の表示制御装置。
  17. 撮影部をさらに備え、
    前記投影距離は、前記撮影部の撮像画像に基づく距離である、請求項14に記載の表示制御装置。
  18. 撮影部をさらに備える、請求項12〜16のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  19. タッチパネルをさらに備える、請求項12〜18のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  20. 前記異なる属性の情報は、文字を含む情報である、請求項12〜19のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  21. 前記属性とは、情報の種別である、請求項12〜20のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  22. 前記画面の投影距離又は大きさが所定の閾値よりも大きくなったとき、前記所定の閾値よりも小さい場合に前記画面に表示された代表画像に対応する、前記代表画像とは異なる属性の情報が新たに表示される、請求項12〜21のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  23. 表示される画面の大きさに応じて、前記画面に表示される情報の情報量を制御する第1のステップと、
    前記情報の表示部への表示を制御する第2のステップと、
    を含み、
    前記第1のステップでは、1または複数の代表画像を前記画面に表示している際、前記表示される画面の大きさが大きくなったことに応じて、前記代表画像に対応する、前記代表画像とは異なる属性の情報前記画面に新たに追加するように制御する、表示制御方法。
  24. 前記第2のステップは、投影部による前記画面の投影表示を制御するステップである、請求項23に記載の表示制御方法。
  25. 前記画面の大きさは、前記投影部により投影される画面の投影距離に応じた大きさとなる、請求項24に記載の表示制御方法。
  26. 前記投影距離は、距離検出部により検出された距離である、請求項25に記載の表示制御方法。
  27. 前記投影距離は、前記投影部に設定された焦点距離に基づく距離である、請求項25に記載の表示制御方法。
  28. 撮影部をさらに備え、
    前記投影距離は、前記撮影部の撮像画像に基づく距離である、請求項25に記載の表示制御方法。
  29. 撮影部をさらに備える、請求項23〜27いずれか1項に記載の表示制御方法。
  30. タッチパネルをさらに備える、請求項23〜29のいずれか1項に記載の表示制御方法。
  31. 前記異なる属性の情報は、文字を含む情報である、請求項23〜30のいずれか1項に記載の表示制御方法。
  32. 前記属性とは、情報の種別である、請求項23〜31のいずれか1項に記載の表示制御方法。
  33. 前記画面の投影距離又は大きさが所定の閾値よりも大きくなったとき、前記所定の閾値よりも小さい場合に前記画面に表示された代表画像に対応する、前記代表画像とは異なる属性の情報が新たに表示される、請求項23〜32のいずれか1項に記載の表示制御方法。
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