JP6094500B2 - 入室管理システム - Google Patents

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Description

この発明は、入室者の入室を管理するセキュリティエリアへの入室を管理する入室管理システムに関する。
電算機室のような重要機器が設置されているセキュリティエリアは、許可された入室者以外が不正に入室することがないように、入室者を管理している。セキュリティエリアへの入室を管理する方法としては、例えば、セキュリティエリアの外側にゲートを配設しておき、例えば、ICカードや指紋認証、圧力センサなどによって入室者を認証して、入室の可否を判定し、ゲートの開閉を制御する方法がある。
セキュリティエリアへの入室を管理するために、履物を使用するものとしては、個人情報を記憶したICカードを挿入するICカード挿入口を備えるICカード着脱付帯履物及び固定具に関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、集合住宅などにおいて部外者の入館を拒否するエントランス管理装置に関する技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。この技術は、第1ドアと第2ドアを設けて、その間を認証エリアとし、第1ドアを通過し認証エリアに入った総人数を計数し、第1ドアと第2ドアとが同時に開放されることはなく、未認証の入館希望者がエントランスを通過することは確実に阻止する、ものである。
特開2001−037505号公報 特開2007―262695号公報
セキュリティエリアへの入室を管理する際には、入室許可者以外によるなりすましや、正規の入室許可者が非正規の入室不許可者を連れて入室する共連れによって、不正に入室されるおそれがある。特許文献1に記載の技術では、例えば、ICカード着脱付帯履物を不正に入手した者のなりすましによって、不正に入室されてしまうおそれがある。また、特許文献2に記載の技術では、例えば、入場を許可された者が、部外者を背負ったような場合などには、共連れを確実に防止できないおそれがある。
そこでこの発明は、なりすましと共連れを確実に防止できる入室管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、入室者の入室を管理するセキュリティエリアへの入室を管理する入室管理システムであって、前記セキュリティエリアへの入室を許可された入室者の静脈情報を記憶した静脈情報記憶手段と、前記セキュリティエリアへの入室を許可された入室者の足底に生じる圧力である足底圧を記憶した圧力記憶手段と、前記入室者に着用され、前記入室者の静脈情報を読み取り、前記静脈情報を送信可能である静脈情報読取手段と、前記セキュリティエリアの外側に配設され、前記セキュリティエリアへの入室を規制する第1のゲートと、前記第1のゲートと、前記セキュリティエリアとの間に配設され、前記セキュリティエリアへの入室を規制する第2のゲートと、前記第1のゲートと、前記第2のゲートとの間に配設され、前記入室者の圧力を測定する第1の圧力測定手段と、前記第2のゲートと、前記セキュリティエリアとの間に配設され、前記セキュリティエリアへの入室を規制する第3のゲートと、前記第2のゲートと、前記第3のゲートとの間に配設され、前記入室者の圧力を測定する第2の圧力測定手段と、前記第1のゲートの前で前記静脈情報読取手段によって読み取られて送信された前記静脈情報が、前記静脈情報記憶手段に記憶している前記静脈情報と一致していると判定した場合は、前記第1のゲートを開放し、第1の圧力測定手段で測定した前記足底圧が、前記圧力記憶手段に記憶している前記圧力と一致していると判定した場合は、前記第2のゲートを開放し、前記第3のゲートの前で前記静脈情報読取手段によって再度読み取られて送信された前記静脈情報が、前記静脈情報記憶手段に記憶している前記静脈情報と一致し、かつ、第2の圧力測定手段で再度測定した前記足底圧が、前記圧力記憶手段に記憶している前記圧力と一致していると判定した場合は、前記第3のゲートを開放する入室判定手段と、を備え、前記静脈情報読取手段は、前記第1のゲートの外側に用意され、前記セキュリティエリアへ入室する際に履き替えられる履物に配設されている、ことを特徴とする入室管理システムである。
この発明によれば、入室判定手段によって、第1のゲートの前で静脈情報読取手段によって読み取られて送信された静脈情報が、静脈情報記憶手段に記憶している静脈情報と一致していると判定された場合は、第1のゲートが開放され、第1の圧力測定手段で測定した足底圧が、圧力記憶手段に記憶している圧力と一致していると判定された場合は、第2のゲートが開放され、第3のゲートの前で静脈情報読取手段によって再度読み取られて送信された静脈情報が、静脈情報記憶手段に記憶している静脈情報と一致し、かつ、第2の圧力測定手段で再度測定した足底圧が、圧力記憶手段に記憶している圧力と一致していると判定された場合は、第3のゲートが開放される。また、静脈情報読取手段は、第1のゲートの外側に用意され、セキュリティエリアへ入室する際に履き替えられる履物に配設されている。
請求項2の発明は、入室者の入室を管理するセキュリティエリアへの入室を管理する入室管理システムであって、前記セキュリティエリアへの入室を許可された入室者の静脈情報を記憶した静脈情報記憶手段と、前記セキュリティエリアへの入室を許可された入室者の足底に生じる圧力である足底圧を記憶した圧力記憶手段と、前記入室者に着用され、前記入室者の静脈情報を読み取り、前記静脈情報を送信可能である静脈情報読取手段と、前記セキュリティエリアの外側に配設され、前記セキュリティエリアへの入室を規制する第1のゲートと、前記第1のゲートと、前記セキュリティエリアとの間に配設され、前記セキュリティエリアへの入室を規制する第2のゲートと、前記セキュリティエリアの外側に配設され、前記入室者の圧力を測定する第1の圧力測定手段と、前記第2のゲートと、前記セキュリティエリアとの間に配設され、前記セキュリティエリアへの入室を規制する第3のゲートと、前記第2のゲートと、前記第3のゲートとの間に配設され、前記入室者の圧力を測定する第2の圧力測定手段と、第1の圧力測定手段で測定した前記足底圧が、前記圧力記憶手段に記憶している前記圧力と一致していると判定した場合は、前記第1のゲートを開放し、前記第2のゲートの前で前記静脈情報読取手段によって読み取られて送信された前記静脈情報が、前記静脈情報記憶手段に記憶している前記静脈情報と一致していると判定した場合は、前記第2のゲートを開放し、前記第3のゲートの前で前記静脈情報読取手段によって再度読み取られて送信された前記静脈情報が、前記静脈情報記憶手段に記憶している前記静脈情報と一致し、かつ、第2の圧力測定手段で再度測定した前記足底圧が、前記圧力記憶手段に記憶している前記圧力と一致していると判定した場合は、前記第3のゲートを開放する入室判定手段と、を備え、前記静脈情報読取手段は、前記第2のゲートの外側に用意され、前記セキュリティエリアへ入室する際に履き替えられる履物に配設されている、ことを特徴とする入室管理システムである。
この発明によれば、入室判定手段によって、第1の圧力測定手段で測定した足底圧が、圧力記憶手段に記憶している圧力と一致していると判定された場合は、第1のゲートが開放され、第2のゲートの前で静脈情報読取手段によって読み取られて送信された静脈情報が、静脈情報記憶手段に記憶している静脈情報と一致していると判定された場合は、第2のゲートが開放され、第3のゲートの前で静脈情報読取手段によって再度読み取られて送信された静脈情報が、静脈情報記憶手段に記憶している静脈情報と一致し、かつ、第2の圧力測定手段で再度測定した足底圧が、圧力記憶手段に記憶している圧力と一致していると判定された場合は、第3のゲートが開放される。また、静脈情報読取手段は、第2のゲートの外側に用意され、セキュリティエリアへ入室する際に履き替えられる履物に配設されている。
請求項1、2の発明によれば、静脈情報読取手段によって読み取られて送信された静脈情報が、静脈情報記憶手段に記憶している静脈情報と一致していると判定した場合と、第1の圧力測定手段によって測定した足底圧が、圧力記憶手段に記憶している圧力と一致していると判定した場合には、第1のゲート、第2のゲートを順次開放し、静脈情報読取手段によって再度読み取られて送信された静脈情報が、静脈情報記憶手段に記憶している静脈情報と一致し、かつ、第2の圧力測定手段によって再度測定した足底圧が、圧力記憶手段に記憶している圧力と一致していると判定した場合には、第3のゲートを開放する。このようにして、第1のゲートから第3のゲートが順次、開放されるので、なりすましと共連れを確実に防止することができる。
請求項3の発明によれば、静脈情報読取手段は、セキュリティエリアへ入室する際に着用する履物に配設されているので、入室時の入室者の手間を削減できる。
この発明の実施の形態に係る入室管理システムを示す概略構成図である。 図1の入室管理システムによって、入室を管理するセキュリティエリアへの入室を説明するための概略図である。 図1の入室管理システムによる情報処理を示す図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る入室管理システム1を示す概略構成図である。この入室管理システム1は、入室者のセキュリティエリアAへの入室を管理するためのシステムであり、主として、管理コンピュータ10と、第1のゲート30と、第2のゲート40と、第3のゲート50とが、通信網NWを介して相互に通信自在に配設され、履物20は、第1のゲート30と近距離無線通信によって通信自在に配設されている。
履物20は、図2に示すように、セキュリティエリアAへ入室する際に着用する、例えば、スリッパなどの履物であり、第1のゲート30の外側に用意されている。この実施の形態においては、入室者は、セキュリティエリアAへ入室する際に、履物20に履き替えて、第1のゲート30へ進むようになっている。履物20は、図1に示すように、主として、制御部21と、通信部22と、静脈情報読取手段としての静脈センサ23とを備えている。通信部22は、第1のゲート30との間で近距離無線通信が可能となっており、第1のゲート30の数cm以内の距離に近づくと、データを送信する。
静脈センサ23は、着用者の足と接する履物20の内周面部の配設されており、当該履物20を着用した入室者の足の静脈情報を読み取る機能を有している。静脈センサ23によって読み取った静脈情報は、通信部22を介して第1のゲート30に送信されるように制御部21によって制御されている。
第1のゲート30は、図2に示すように、セキュリティエリアAの外側に配設され、セキュリティエリアAへの入室を規制するものであり、図1に示すように、主として、制御部31と、通信部32とを備えている。第1のゲート30は、後述する管理コンピュータ10からの制御信号に基づいて、ゲートを開閉するように制御部31によって制御されている。この第1のゲート30は、通常時は閉鎖されており、管理コンピュータ10が、静脈センサ23によって読み取った入室者の静脈情報が予め記憶している静脈情報と一致していると判定した場合のみ、開放するように制御されている。すなわち、第1のゲート30は、入室者が静脈認証によって入室を許可された場合にのみ、解放される。
通信部32は、履物20から近距離無線通信によって静脈情報を受信すると、その静脈情報を、通信網NWを介して管理コンピュータ10に送信するように制御部31によって制御されている。
第2のゲート40は、図2に示すように、第1のゲート30と、セキュリティエリアAとの間に配設され、セキュリティエリアAへの入室を規制するものであり、図1に示すように、主として、制御部41と、通信部42と、第1の圧力測定手段としての第1の圧力計43とを備えている。第2のゲート40は、後述する管理コンピュータ10からの制御信号に基づいて、ゲートを開閉するように制御部41によって制御されている。
第1の圧力計43は、第1のゲート30と、第2のゲート40との間の床面に配設されており、入室者の足底に生じる圧力である足底圧(圧力)を測定するものである。この第1の圧力計43は、第1のゲート30を通過して、第2のゲート40に進む入室者の動線上に配設されている。第1の圧力計43によって測定された圧力は、通信部42を介して管理コンピュータ10に送信されるように制御部41によって制御されている。
第2のゲート40は、通常時は閉鎖されており、管理コンピュータ10が、第1の圧力計43によって測定した入室者の圧力が、予め記憶している圧力と一致していると判定した場合のみ、開放するように制御されている。すなわち、第2のゲート40は、入室者が圧力認証によって入室を許可された場合にのみ、解放される。
第3のゲート50は、図2に示すように、第2のゲート40と、セキュリティエリアAとの間に配設され、セキュリティエリアAへの入室を規制するものであり、図1に示すように、主として、制御部51と、通信部52と、第2の圧力測定手段としての第2の圧力計53とを備えている。第3のゲート50は、後述する管理コンピュータ10からの制御信号に基づいて、ゲートを開閉するように制御部51によって制御されている。
第2の圧力計53は、第2のゲート40と、第3のゲート50との間の床面に配設されており、入室者の足底に生じる圧力である足底圧(圧力)を測定するものであり、第2のゲート40を通過して、第3のゲート50に進む入室者の動線上に配設されている。第2の圧力計53によって測定された圧力は、通信部52を介して管理コンピュータ10に送信されるように制御部51によって制御されている。
第3のゲート50は、通常時は閉鎖されており、管理コンピュータ10が、静脈センサ23によって読み取った入室者の静脈情報が予め記憶している静脈情報と一致し、かつ、第2の圧力計53によって測定した入室者の圧力が予め記憶している圧力と一致していると判定した場合のみ、第3のゲート50を開放するように制御されている。すなわち、第3のゲート50は、入室者が静脈認証と圧力認証によって入室を許可された場合にのみ、解放される。
管理コンピュータ10は、主として、通信部11と、記憶部12と、静脈情報記憶手段としての静脈情報データベース13と、圧力記憶手段としての圧力データベース14と、入室判定手段としての入室判定タスク15と、これらを制御などする制御部16とを備えている。
通信部11は、通信網NWを介して、履物20との間でデータを受信したり、第1のゲート30や第2のゲート40、第3のゲート50との間でデータや制御信号を送受信したりする。
記憶部12は、各種情報・データを記憶するメモリであり、管理コンピュータ10における情報処理で必要なデータやプログラム、タスクなどを記憶している。
静脈情報データベース13は、セキュリティエリアAへの入室を許可された入室者の静脈情報を記憶したものであり、入室者ごとに、静脈情報がデータとして記憶されている。この静脈情報データベース13に、入室者の静脈情報が記憶されている場合は、入室が許可されており、入室者の静脈情報が記憶されていない場合は、入室が許可されていないものである。
圧力データベース14は、セキュリティエリアAへの入室を許可された入室者の足底に生じる圧力である足底圧を記憶したものであり、入室者ごとに、圧力がデータとして記憶されている。この圧力データベース14に、入室者の圧力が記憶されている場合は、入室が許可されており、入室者の圧力が記憶されていない場合は、入室が許可されていないものである。
入室判定タスク15は、図3に示すフローチャートに沿って処理を行うものであり、静脈センサ23によって読み取った静脈情報が、静脈情報データベース13に記憶している静脈情報と一致していると判定した場合は、第1のゲート30を開放し、第1の圧力計43によって測定した足底圧が、圧力データベース14に記憶している圧力と一致していると判定した場合は、第2のゲート40を開放し、静脈センサ23によって読み取った静脈情報が、静脈情報データベース13に記憶している静脈情報と一致し、かつ、第2の圧力計53によって測定した足底圧が、圧力データベース14に記憶している圧力と一致していると判定した場合は、第3のゲート50を開放する機能を有するプログラム、タスクである。この入室判定タスク15は、入室者が履物20を履いて、第1のゲート30の外側に立ち、第1のゲート30から静脈情報を受信すると、起動するように制御部16によって制御されている。ここで、測定した足底圧が、圧力データベース14に記憶している圧力と一致しているか否かの判定においては、衣服の重量や、体重のわずかな増減などによって、同一入室者であっても、圧力は増減するため、所定範囲内であれば一致していると判定するようになっている。
次に、このような構成の入室管理システム1の作用・動作および、入室管理システム1によるセキュリティエリアAへの入室管理方法について説明する。
入室者が、セキュリティエリアAに入室する場合は、まず、第1のゲート30の外側で、履物20が靴箱から取り出されて、履物20に履き替えられる。
そして、入室者が第1のゲート30前まで進むと、近距離無線通信によって第1のゲート30に静脈情報が送信される。そして、第1のゲート30によって、静脈情報が管理コンピュータ10に送信されると、図3に示すフローチャートに沿って処理が行われる。
まず、静脈センサ23によって読み取った静脈情報が、静脈情報データベース13に記憶している静脈情報と一致しているか否かが判定される(ステップS1)。一致していないと判定された場合(「NO」の場合)は、何もせず、第1のゲート30は閉じたままとされる。一致していると判定された場合(「YES」の場合)は、第1のゲート30が開放される(ステップS2)。
そして、入室者が第1のゲート30を通過して、第2のゲート40前まで進むと、第1の圧力計43によって測定した足底圧が、圧力データベース14に記憶している圧力と一致しているか否かが判定される(ステップS3)。一致していないと判定された場合(「NO」の場合)は、何もせず、第2のゲート40は閉じたままとされ、退出路として第1のゲート30が開かれる。一致していると判定された場合(「YES」の場合)は、第2のゲート40が開放される(ステップS4)。
そして、入室者が第2のゲート40を通過して、第3のゲート50前まで進むと、静脈センサ23によって読み取った静脈情報が、静脈情報データベース13に記憶している静脈情報と一致し、かつ、第2の圧力計53によって測定した足底圧が、圧力データベース14に記憶している圧力と一致しているか否かが判定される(ステップS5)。一致していないと判定された場合(「NO」の場合)は、何もせず、第3のゲート50は閉じたままとされ、退出路として、第1のゲート30と第2のゲート40が開かれる。一致していると判定された場合(「YES」の場合)は、第3のゲート50が開放される(ステップS6)。
また、入室者が履物20を履いていない場合は、入室判定タスク15が起動されないため、第1のゲート30が解放されず、通過することができない。
入室を許可されていない者(入室不許可者)が、入室許可者になりすました場合には、入室不許可者は静脈情報データベース13に静脈情報が登録されていないため、ステップS1において、一致すると判定されることがないため、第1のゲート30が解放されず、通過することができない。
入室者が入室不許可者を背負って共連れした場合は、ステップS3において、第1の圧力計43によって測定した足底圧が、圧力データベース14に記憶している圧力と一致していないと判定されるので、第2のゲート40が解放されず、通過することができない。
以上のように、本入室管理システム1によれば、静脈センサ23によって読み取った静脈情報が、静脈情報データベース13に記憶している静脈情報と一致していると判定した場合は、第1のゲート30が開放され、第1の圧力計43によって測定した足底圧が、圧力データベース14に記憶している圧力と一致していると判定した場合は、第2のゲート40が開放され、静脈センサ23によって読み取った静脈情報が、静脈情報データベース13に記憶している静脈情報と一致し、かつ、第2の圧力計53によって測定した足底圧が、圧力データベース14に記憶している圧力と一致していると判定した場合は、第3のゲート50が開放される。
特に、第3のゲート50の開放を判定する際には、第1のゲート30の開放の判定条件と、第2のゲート40の開放の判定条件とを、合わせて再判定するので、なりすましと共連れを確実に防止できる。
また、静脈センサ23は、セキュリティエリアAへ入室する際に着用する履物20に配設されているので、入室時の入室者の手間を削減できる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、入室判定タスク15は、ステップS1、S2において、静脈認証によって入室を許可すると判定した場合は、第1のゲート30を開放し、ステップS1、S2において、圧力認証によって入室を許可すると判定した場合は、第2のゲート40を開放するものとしたが、ステップS1、S2と、ステップS3、S4の順番を入れ替えてもよい。
この場合は、第1の圧力計は、第1のゲート30の外側の床面に配設されており、履物20の通信部22は、第2のゲート40との間で近距離無線通信が可能となっており、第2のゲート40の数cm以内の距離に近づくと、データを送信する。そして、通信部42は、履物20から近距離無線通信によって静脈情報を受信すると、その静脈情報を、通信網NWを介して管理コンピュータ10に送信するように制御部41によって制御されている。そして、入室判定タスク15は、まず、圧力認証によって入室を許可すると判定した場合は、第1のゲート30を開放し、次に、静脈認証によって入室を許可すると判定した場合は、第2のゲート40を開放するように制御する。
また、履物20は、入室者ごとに割り当てても、共用で使用するようにしてもよい。
1 入室管理システム
10 管理コンピュータ
13 静脈情報データベース(静脈情報記憶手段)
14 圧力データベース(圧力記憶手段)
15 入室判定タスク(入室判定手段)
20 履物
23 静脈センサ
30 第1のゲート
40 第2のゲート
43 第1の圧力計
50 第3のゲート
53 第2の圧力計

Claims (2)

  1. 入室者の入室を管理するセキュリティエリアへの入室を管理する入室管理システムであって、
    前記セキュリティエリアへの入室を許可された入室者の静脈情報を記憶した静脈情報記憶手段と、
    前記セキュリティエリアへの入室を許可された入室者の足底に生じる圧力である足底圧を記憶した圧力記憶手段と、
    前記入室者に着用され、前記入室者の静脈情報を読み取り、前記静脈情報を送信可能である静脈情報読取手段と、
    前記セキュリティエリアの外側に配設され、前記セキュリティエリアへの入室を規制する第1のゲートと、
    前記第1のゲートと、前記セキュリティエリアとの間に配設され、前記セキュリティエリアへの入室を規制する第2のゲートと、
    前記第1のゲートと、前記第2のゲートとの間に配設され、前記入室者の圧力を測定する第1の圧力測定手段と、
    前記第2のゲートと、前記セキュリティエリアとの間に配設され、前記セキュリティエリアへの入室を規制する第3のゲートと、
    前記第2のゲートと、前記第3のゲートとの間に配設され、前記入室者の圧力を測定する第2の圧力測定手段と、
    前記第1のゲートの前で前記静脈情報読取手段によって読み取られて送信された前記静脈情報が、前記静脈情報記憶手段に記憶している前記静脈情報と一致していると判定した場合は、前記第1のゲートを開放し、第1の圧力測定手段で測定した前記足底圧が、前記圧力記憶手段に記憶している前記圧力と一致していると判定した場合は、前記第2のゲートを開放し、前記第3のゲートの前で前記静脈情報読取手段によって再度読み取られて送信された前記静脈情報が、前記静脈情報記憶手段に記憶している前記静脈情報と一致し、かつ、第2の圧力測定手段で再度測定した前記足底圧が、前記圧力記憶手段に記憶している前記圧力と一致していると判定した場合は、前記第3のゲートを開放する入室判定手段と、
    を備え
    前記静脈情報読取手段は、前記第1のゲートの外側に用意され、前記セキュリティエリアへ入室する際に履き替えられる履物に配設されている、
    ことを特徴とする入室管理システム。
  2. 入室者の入室を管理するセキュリティエリアへの入室を管理する入室管理システムであって、
    前記セキュリティエリアへの入室を許可された入室者の静脈情報を記憶した静脈情報記憶手段と、
    前記セキュリティエリアへの入室を許可された入室者の足底に生じる圧力である足底圧を記憶した圧力記憶手段と、
    前記入室者に着用され、前記入室者の静脈情報を読み取り、前記静脈情報を送信可能である静脈情報読取手段と、
    前記セキュリティエリアの外側に配設され、前記セキュリティエリアへの入室を規制する第1のゲートと、
    前記第1のゲートと、前記セキュリティエリアとの間に配設され、前記セキュリティエリアへの入室を規制する第2のゲートと、
    前記セキュリティエリアの外側に配設され、前記入室者の圧力を測定する第1の圧力測定手段と、
    前記第2のゲートと、前記セキュリティエリアとの間に配設され、前記セキュリティエリアへの入室を規制する第3のゲートと、
    前記第2のゲートと、前記第3のゲートとの間に配設され、前記入室者の圧力を測定する第2の圧力測定手段と、
    第1の圧力測定手段で測定した前記足底圧が、前記圧力記憶手段に記憶している前記圧力と一致していると判定した場合は、前記第1のゲートを開放し、前記第2のゲートの前で前記静脈情報読取手段によって読み取られて送信された前記静脈情報が、前記静脈情報記憶手段に記憶している前記静脈情報と一致していると判定した場合は、前記第2のゲートを開放し、前記第3のゲートの前で前記静脈情報読取手段によって再度読み取られて送信された前記静脈情報が、前記静脈情報記憶手段に記憶している前記静脈情報と一致し、かつ、第2の圧力測定手段で再度測定した前記足底圧が、前記圧力記憶手段に記憶している前記圧力と一致していると判定した場合は、前記第3のゲートを開放する入室判定手段と、
    を備え
    前記静脈情報読取手段は、前記第2のゲートの外側に用意され、前記セキュリティエリアへ入室する際に履き替えられる履物に配設されている、
    ことを特徴とする入室管理システム。
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