JP6093837B1 - 磁気粘性流体緩衝器 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の減衰力を得ることができる磁気粘性流体緩衝器を提供する。【解決手段】緩衝器100は、磁気粘性流体が封入されるシリンダ10と、磁性材によって形成され、シリンダ10内に移動自在に配置されるピストンコア20と、シリンダ10内においてピストンコア20によって区画される第一流体室11及び第二流体室12と、シリンダ10の内周面10aとピストンコア20の外周面との間に形成されて第一流体室11と第二流体室12を連通するとともに、通過する磁気粘性流体の流れに抵抗を与える絞り通路13と、ピストンコア20に設けられ絞り通路13を流れる磁気粘性流体に作用する磁場を発生する電磁コイル30aと、ピストンコア20に取り付けられ絞り通路13の長さを調整可能なスペーサ40を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、磁気粘性流体緩衝器に関するものである。
特許文献1には、磁気粘性流体が充填されたシリンダと、磁気粘性流体を一側液室と他側液室との間で流通させる流路が形成されたピストンと、ピストン内に設けられたコイルとを有し、コイルに電流を流すことにより発生する磁界を流路を通過する磁気粘性流体に印加することで減衰力が制御される減衰力可変式ダンパが記載されている。特許文献1の減衰力可変ダンパでは、磁気粘性流体がインナヨークとアウタヨークとの間の空隙を通過するときに、コイルに通電することで、空隙内に形成された磁界により強い流路抵抗が引き起こされ、高い減衰力を発生する。
特開2009−216210号公報
磁気粘性流体は、一般的に油やグリース等によって構成された液体中に鉄粉などの強磁性を有する微粒子を分散させた半流動状の液体によって構成される。このような磁気粘性流体においては、鉄の比重が液体の比重に比べて大きいため、鉄粉が液体中で沈降してしまうことがある。このため、磁気粘性流体の液体の粘度を高めることで、鉄粉の沈降を抑制することが考えられる。しかしながら、特許文献1に記載の減衰力可変ダンパでは、磁気粘性流体がインナヨークとアウタヨークとの間の狭い空隙を流れるため、磁気粘性流体の粘度を高くすると磁気粘性流体に付与される抵抗が大きくなりすぎてしまい、所望の減衰力を得ることが難しくなってしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、所望の減衰力を得ることができる磁気粘性流体緩衝器を提供することを目的とする。
第1の発明は、磁場の強さによって見かけの粘度が変化する磁気粘性流体を作動流体とする磁気粘性流体緩衝器であって、磁気粘性流体が封入されるシリンダと、磁性材によって形成され、シリンダ内に移動自在に配置されるピストンと、シリンダ内においてピストンによって区画される第一流体室及び第二流体室と、シリンダの内周面とピストンの外周面との間に形成されて第一流体室と前記第二流体室を連通するとともに、通過する磁気粘性流体の流れに抵抗を与える絞り通路と、ピストンに設けられ絞り通路を流れる磁気粘性流体に作用する磁場を発生する電磁コイルと、ピストンに取り付けられ絞り通路の長さを調整可能な調整部材と、を備えることを特徴とする。
第1の発明では、絞り通路は、シリンダの内周面とピストンの外周面との間に形成され、調整部材によってその長さが調整される。これにより、磁気粘性流体に適切な抵抗を付与することができる。
第2の発明は、調整部材は、ピストンの外形と略同じ外形であることを特徴とする。
第2の発明では、調整部材は、ピストンの外形と略同じ外形であるので、磁気粘性流体が調整部材の周囲を通過するときに、磁気粘性流体の流れが乱れることがない。これにより、ピストンがシリンダ内を移動する際にぶれることを防止できる。
第3の発明は、調整部材とピストンとは互いに嵌合するように構成されることを特徴とする。
第3の発明では、調整部材とピストンとは互いに嵌合するように構成されるので、調整部材とピストンの軸心がずれることがない。これにより、絞り通路を均一な開度の流路として構成することができる。
第4の発明は、調整部材は、ピストンの一端部に取り付けられることを特徴とする。
第5の発明は、ピストンは、複数の部材によって構成され、調整部材は、ピストンを構成する複数の部材の間に設けられることを特徴とする。
第6の発明は、調整部材は、磁性材によって形成されることを特徴とする。
本発明によれば、所望の減衰力を得ることができる磁気粘性流体緩衝器を提供することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る磁気粘性流体緩衝器の軸方向の断面図である。 図2は、図1におけるA−A断面図である。 図3は、本発明の第2実施形態に係る磁気粘性流体緩衝器の軸方向の断面図である。 図4は、図3におけるB−B断面図である。 図5は、本発明の第3実施形態に係る磁気粘性流体緩衝器の軸方向の断面図である。 図6は、本発明の変形例に係る磁気粘性流体緩衝器の軸方向の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、磁気粘性流体緩衝器100(以下、単に「緩衝器100」という)のピストン部を示す軸方向の断面図である。緩衝器100は、例えば、自動車等の車両において車体と車軸との間に設けられ、伸縮作動によって車体の振動を抑える減衰力を発生するものである。
緩衝器100は、作動流体として磁気粘性流体が封入される円筒状のシリンダ10と、シリンダ10内に移動自在に配置されるピストンとしてのピストンコア20と、シリンダ10内においてピストンコア20によって区画される第一流体室11及び第二流体室12と、ピストンコア20に連結されてシリンダ10の外部へ延在するピストンロッド21と、を備える。
シリンダ10は、有底円筒状に形成される。シリンダ10内に封入される磁気粘性流体は、磁界の作用によって見かけの粘度が変化するものであり、油やグリース等によって構成された高粘度の液体中に鉄などの強磁性を有する微粒子を分散させた半流動状の液体である。本実施形態における高粘度とは、具体的には、25℃、剪断速度1(1/s)における粘度が3〜20Pa・s程度であり、25℃、剪断速度500(1/s)における粘度が0.1〜1.0Pa・s程度の粘度をいう。磁気粘性流体の粘度は、作用する磁界の強さに応じて変化し、磁界の影響がなくなると元の状態に戻る。
ピストンロッド21は、ピストンコア20と同軸に形成される。ピストンロッド21は、一端21aがピストンコア20に固定され、他端21bがシリンダ10の外部に延出する。ピストンロッド21は、一端21aと他端21bとが開口する円筒状に形成される。ピストンロッド21の中空部21cには、後述するピストンコア20の電磁コイル30aに電流を供給する一対の配線(図示省略)が通される。ピストンロッド21の一端21a近傍の外周には、ピストンコア20と螺合する雄ねじ21dが形成される。ピストンコア20とピストンロッド21とは、螺合によって連結される。
シリンダ10内には、ガスが封入されるガス室(図示省略)が、フリーピストン(図示省略)によって区画される。ピストンロッド21の進退によるシリンダ10内の容積変化は、ガス室によって補償される。
次に、図1及び図2を参照して、ピストンコア20の具体的な構成について説明する。
ピストンコア20は、ピストンロッド21の一端21aに取り付けられる第一コア22と、電磁コイル30aが外周に設けられるコイルアセンブリ30と、第一コア22との間にコイルアセンブリ30を挟持する第二コア23と、を備える。第一コア22、第二コア23及びコイルアセンブリ30は、一対のボルト24によって締結される。第一コア22及び第二コア23は、磁性材によって形成される。
第一コア22は、円柱形状に形成された本体部22aと、本体部22aから径方向外側に突出し、シリンダ10の内周面10aを摺動する円盤状のガイド部22bと、を有する。
第一コア22の本体部22aには、中心を軸方向に貫通する貫通孔22cが設けられる。貫通孔22cには、ピストンロッド21の一端21aに形成された雄ねじ21dと螺合する雌ねじ部22dが形成される。
ガイド部22bには、第一流体室11と第二流体室12とを連通する連通路22eが設けられる。図2に示すように、連通路22eは円弧状に複数形成される。
第二コア23は、円柱状に形成された本体部23aと、本体部23aと比較して小径の支持部23bと、を有する。本体部23aの外形は、第一コア22の本体部22aの外形と等しくなるように形成される。
コイルアセンブリ30は、円環状の電磁コイル30aが挿入された状態で樹脂をモールドすることで形成される。コイルアセンブリ30は、第一コア22の貫通孔22cに嵌合する円柱部30bと、第一コア22と第二コア23との間に挟持される連結部30cと、内部に電磁コイル30aが設けられるコイルモールド部30dと、を有する。コイルモールド部30dの内周面は、第二コア23の支持部23bの外周面に嵌合する。これにより、コイルアセンブリ30は、第二コア23の支持部23bによって支持される。
緩衝器100は、減衰力発生要素として、シリンダ10の内周面10aとピストンコア20の外周面との間に形成されて第一流体室11と第二流体室12を連通する絞り通路13と、ピストンコア20に設けられ絞り通路13を流れる磁気粘性流体に作用する磁場を発生する電磁コイル30aと、を備える。
絞り通路13は、シリンダ10の内周面10aとピストンコア20の外周面との間、具体的には、シリンダ10の内周面10aと、第一コア22、コイルアセンブリ30及び第二コア23の外周面との間に、円環状に形成される。絞り通路13の流路面積は、ガイド部22bに設けられた複数の連通路22eを合計した流路面積よりも小さくなるように形成される。
絞り通路13は、緩衝器100が伸縮作動して、磁気粘性流体が第一流体室11と第二流体室12との間を移動するときに、通過する磁気粘性流体の流れに抵抗を与えるものである。緩衝器100は、絞り通路13を通過する磁気粘性流体の流れに抵抗を与えることで、減衰力を発生する。
電磁コイル30aは、外部から供給される電流によって磁界を形成する。この磁界の強さは、電磁コイル30aに供給される電流が大きくなるほど強くなる。上述のように第一コア22と第二コア23とは、磁性材によって形成されるので、これらが電磁コイル30aのまわりに生じる磁束を導く磁路を構成する。
次に、緩衝器100の作用について説明する。
緩衝器100が伸縮作動して、ピストンコア20がシリンダ10内を移動する。ピストンコア20がシリンダ10に対して移動すると、磁気粘性流体は、絞り通路13及び連通路22eを通じて第一流体室11と第二流体室12との間を移動する。
このとき、緩衝器100は、絞り通路13を通過する磁気粘性流体が絞り通路13によって抵抗が付与されることで、減衰力を発生する。
緩衝器100が発生する減衰力の調節は、電磁コイル30aへの通電量を変化させ、絞り通路13を流れる磁気粘性流体に作用する磁場の強さを変化させることによって行われる。磁気粘性流体は、作用する磁場の強さによって見かけの粘度が変化する。具体的に説明すると、電磁コイル30aに供給される電流が大きくなるほど、電磁コイル30aのまわりに発生する磁場の強さが大きくなる。これにより、絞り通路13を流れる磁気粘性流体の見かけの粘度が高くなって、緩衝器100が発生する減衰力が大きくなる。
このように、緩衝器100では、絞り通路13の抵抗によって発生する減衰力に加えて、電磁コイル30aへの通電量を変化させることで減衰力を調整することができる。
緩衝器100では、ピストンコア20にフラックスリングを設けていないので、絞り通路13の流路面積を広くすることができる。これにより、磁気粘性流体の粘度が高くなっても、磁気粘性流体の粘度が低いものと同等の流動性を確保できる。
しかしながら、絞り通路13の流路面積を広くすると、その分、絞り通路13によって発生する抵抗が小さくなるので、減衰力が小さくなってしまう。このため、本実施形態では、ピストンコア20の一端部に調整部材としてのスペーサ40が取り付けられる。以下に、スペーサ40について説明する。
図1に示すように、スペーサ40は、第二コア23(ピストンコア20)の外形と略同じ外形に形成された円柱状の部材である。スペーサ40は、第二コア23のコイルアセンブリ30とは反対側の一端面にボルト41によって取り付けられる。このように、スペーサ40が取り付けられることにより、絞り通路13の長さを長くすることができる。これにより、絞り通路13の流路面積を広げても、絞り通路13によって発生する抵抗を大きくすることができる。さらに、スペーサ40の軸方向の長さを調整することによって、絞り通路13によって発生する抵抗を調整することができる。
なお、スペーサ40は、環状であってもよく、また、第二コア23側が開口した有底円筒形状のものであってもよい。これにより、スペーサ40を軽量化することができる。また、スペーサ40の材質は、磁性、非磁性のどちらでもよい。
図1に示す実施形態では、スペーサ40と第二コア23は、互いに平坦な端面どうしが当接するようにして取り付けられているが、これに代えて、一方に凸部を設け、他方に凹部を設けて、これらを嵌合するように構成してもよい。この構成によれば、スペーサ40とピストンコア20とが互いに嵌合するので、スペーサ40とピストンコア20の軸心がずれることがない。これにより、絞り通路13を均一な開度を有する円環状の流路として構成することができる。
以上の第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
緩衝器100では、シリンダ10の内周面10aとピストンコア20の外周面との間に絞り通路13が形成され、かつ、ピストンコア20に絞り通路13の長さを調整可能なスペーサ40が取り付けられる。これにより、磁気粘性流体の粘度に応じて適宜スペーサ40の長さを調節することで、絞り通路13において所望の減衰力を得ることができる。つまり、スペーサ40の軸方向の長さを調整することで、絞り通路13の長さを変更し、緩衝器100の減衰力を調整することができる。
また、緩衝器100では、絞り通路13が円環状に形成されるので、絞り通路13を流れる磁気粘性流体の流れが均一化される。したがって、磁気粘性流体が流れたときにピストンコア20に対して均一の力が作用するので、ピストンコア20がぶれることを防止できる。
さらに、ピストンコア20は、シリンダ10の内周面10aを摺動するガイド部22bを備えるので、ピストンコア20がシリンダ10内を移動する際にシリンダ10内においてぶれることがない。したがって、絞り通路13の形状が変化することがない。よって、磁気粘性流体の流れに対して常に一定の抵抗を付与することができる。
緩衝器100では、スペーサ40によって初期の減衰力を調整することができるため、ピストンコア20を共通化することができる。
磁気粘性流体は、粘度が高くなればなるほど、その粘度による流動抵抗で狭い流路を流れることはできなくなるが、緩衝器100は、ピストンコア20にフラックスリングを設けていないので、絞り通路13の流路面積を広くすることができる。したがって、緩衝器100では、高粘度の磁気粘性流体を用いることができる。このように、高粘度の磁気粘性流体を用いることで、鉄粉がシリンダ10の底部に沈殿することを抑制できるので、減衰力を安定して発生させることができる。
また、低温環境下などでは、磁気粘性流体の粘度が高くなる。したがって、上述のような高粘度の磁気粘性流体に限らず、このような状況においても緩衝器100を用いることによって減衰力を安定して発生させることができる。
<第2実施形態>
次に、図3及び図4を参照して本発明の第2実施形態に係る緩衝器200について説明する。以下では、上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、上記第1実施形態の緩衝器と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第1実施形態の緩衝器100は、第一コア22にガイド部22bが設けられた構成であるのに対し、第2実施形態における緩衝器200は、第一コア22、コイルアセンブリ30及び第二コア23の外周部分に第三コア150が設けられる点で相違する。
図3に示すように、緩衝器200は、シリンダ10内に移動自在に配置されるピストンコア120を備える。
ピストンコア120は、ピストンロッド21の一端21aに取り付けられる第一コア122と、電磁コイル30aが外周に設けられるコイルアセンブリ30と、第一コア22との間にコイルアセンブリ30を挟持する第二コア23と、第一コア122、コイルアセンブリ30及び第二コア23の外周面に接するように設けられる第三コア150と、を備える。第一コア122及び第二コア23は磁性材によって形成され、第三コア150は非磁性材によって形成される。
第一コア122は、円柱形状に形成された本体部122aと、本体部122aの一端に本体部122aと比較して小径に形成される小径部122bと、を有する。
第一コア122には、中心を軸方向に貫通する貫通孔122cが設けられる。貫通孔122cには、ピストンロッド21の一端21aに形成された雄ねじ21dと螺合する雌ねじ部122dが形成される。
第三コア150は、円環状の本体部151(図4の点線部分参照)と、本体部151に取り付けられピストンコア120をガイドするためのガイド部152と、を備える。
本体部151の外形は、第一コア122の本体部122aと第二コア23の本体部23aの外形と等しくなるように形成される。また、本体部151の軸方向の長さは、コイルアセンブリ30のコイルモールド部30dの軸方向の長さと等しくなるように形成される。本体部151は、内周をコイルアセンブリ30によって支持され、軸方向において第一コア122と第二コア23との間に挟持される。第一コア122、第二コア23、及びコイルアセンブリ30は、一対のボルト24によって締結される。これにより、第一コア122、第二コア23、コイルアセンブリ30及び第三コア150は、一体化される。
ガイド部152は、軸方向の長さが、第一コア122、第二コア23及びコイルアセンブリ30を一体化したときの軸方向の長さと等しくなるように形成される。図4に示すように、ガイド部152は、外周面がシリンダ10の内周面10aに摺動できるように半径方向の断面形状が扇形に形成される。ガイド部152は、円周方向に等間隔に4つ設けられる。隣り合うガイド部152の間には、第一流体室11と第二流体室12とを連通する絞り通路113が形成される。
ピストンコア120の一端部にはスペーサ140が取り付けられる。スペーサ140は、半径方向の断面形状がピストンコア120と同一になるように形成される。具体的には、スペーサ140の本体部141は、第一コア122の本体部122a及び第二コア23の本体部23aと等しい外形を有する円柱状に形成される。本体部141の外周には、第三コア150のガイド部152と同一の断面形状を有したガイド部142が、円周方向においてガイド部152と一致するような位置に形成される。スペーサ140の隣り合うガイド部142の間には、絞り通路113が形成される。
緩衝器200における減衰力の調整及びスペーサ140の作用については、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
以上の第2実施形態によれば、以下の効果を奏する。
緩衝器200では、シリンダ10の内周面10aと、第一コア122、第二コア23、及び第三コア150の本体部151の外周面と、第三コア150の隣り合うガイド部152と、の間に絞り通路113が形成され、かつ、ピストンコア120に絞り通路113の長さを調整可能なスペーサ140が取り付けられる。これにより、絞り通路113において所望の減衰力を得ることができる。つまり、スペーサ140の軸方向の長さを調整することで、絞り通路113の長さを変更し、緩衝器200の減衰力を調整することができる。
第三コア150は、シリンダ10の内周面10aを摺動するガイド部152を備えるので、ピストンコア120がシリンダ10内を移動する際にシリンダ10内においてぶれることを防止できる。ガイド部142及びガイド部152が形成されることによって、ガイドをピストンコア120の軸方向に対して長く設けることができるので、ピストンコア120を安定してガイドすることができる。
<第3実施形態>
次に、図5を参照して本発明の第3実施形態に係る緩衝器300について説明する。以下では、上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、上記第1実施形態の緩衝器と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第1実施形態の緩衝器100は片ロッド形式であるのに対し、第3実施形態における緩衝器300は両ロッド形式である点、及び、第1実施形態の緩衝器100はピストンコア20がガイド部22bによってガイドされるに対し、第3実施形態における緩衝器300は、ピストンコア220の両側に設けられたピストンロッド21によってガイドされる点で相違する。
図5に示すように、緩衝器300は、ピストンコア220の両側にシリンダ10の外部へ延在するピストンロッド21が連結される両ロッド形式の緩衝器である。ピストンロッド21は、シリンダ10の両端の開口部を閉塞するカバー部材(図示せず)に設けられた軸受(図示せず)によって支持される。
ピストンコア220は、シリンダ10の外部へ延在する一方のピストンロッド21の一端21aに取り付けられる第一コア222と、電磁コイル30aが外周に設けられるコイルアセンブリ30と、第一コア222との間にコイルアセンブリ30を挟持し、他方のピストンロッド21の一端21aに取り付けられる第二コア223と、を備える。第一コア222及び第二コア223は、磁性材によって形成される。
第一コア222は、略円柱形状に形成された本体部222aと、本体部222aの一端に本体部222aと比較して小径に形成される小径部222bと、を有する。
第一コア222には、中心を軸方向に貫通する貫通孔222cが設けられる。貫通孔222cには、ピストンロッド21の一端21aに形成された雄ねじ21dと螺合する雌ねじ部222dが形成される。
第二コア223は、円柱状に形成された本体部223aと、本体部223aの一端に本体部223aよりも小径に形成される支持部223bと、本体部223aの他端に本体部223aよりも小径に形成される小径部223cと、を有する。本体部223aの外形は、第一コア222の本体部222aの外形と等しくなるように形成される。
第二コア223の小径部223cには、他方のピストンロッド21の一端21aに形成された雄ねじ21dと螺合する雌ねじ部223dが形成される。
緩衝器300では、絞り通路13は、シリンダ10の内周面10aとピストンコア220の外周面との間、具体的には、シリンダ10の内周面10aと、第一コア222、コイルアセンブリ30及び第二コア223の外周面との間に、円環状に形成される。
ピストンコア220の第二コア223側の一端面にはスペーサ240が取り付けられる。スペーサ240の外形は、ピストンコア220の外形と等しくなるように形成される。具体的には、スペーサ240は、第一コア122の本体部122a及び第二コア23の本体部23aの外形と等しい外形に形成される。さらに、スペーサ240は、第二コア223の小径部223cの外周に嵌合できる内径を有する円環状に形成される。
このように、スペーサ240がピストンコア220の一端部に取り付けられることにより、絞り通路13の長さを長くすることができる。これにより、絞り通路13の流路面積を広げても、絞り通路13によって発生する抵抗を大きくすることができる。さらに、スペーサ240の軸方向の長さを調整することによって、絞り通路13によって発生する抵抗を調整することができる。
緩衝器300における減衰力の調整及びスペーサ240の作用については、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
以上の第3実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、以下の効果を奏する。
緩衝器300では、ピストンコア220の両側に取り付けられたピストンロッド21がシリンダ10の両端に設けられた軸受によって支持される。したがって、ピストンコア220にガイド部材を設けなくてもピストンコア220がぶれることがない。なお、スペーサ240は、第一コア222側の端面に設けてもよい。また、緩衝器300では、上述したガス室(図示省略)及びフリーピストン(図示省略)を設けなくてもよい。
以上のように構成された本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
緩衝器100、200、300は、磁気粘性流体が封入されるシリンダ10と、磁性材によって形成され、シリンダ10内に移動自在に配置されるピストン(ピストンコア20、120、220)と、シリンダ10内においてピストン(ピストンコア20、120、220)によって区画される第一流体室11及び第二流体室12と、シリンダ10の内周面10aとピストン(ピストンコア20、120、220)の外周面との間に形成されて第一流体室11と第二流体室12を連通するとともに、通過する磁気粘性流体の流れに抵抗を与える絞り通路13、113と、ピストン(ピストンコア20、120、220)に設けられ絞り通路13、113を流れる磁気粘性流体に作用する磁場を発生する電磁コイル30aと、ピストン(ピストンコア20、120、220)に取り付けられ絞り通路13、113の長さを調整可能な調整部材(スペーサ40、140、240)と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、絞り通路13、113は、シリンダ10の内周面10aとピストン(ピストンコア20、120、220)の外周面との間に形成され、調整部材(スペーサ40、140、240)によってその長さが調整される。これにより、磁気粘性流体に適切に抵抗を付与することができ、所望の減衰力を得ることができる。
緩衝器100、300は、調整部材(スペーサ40、240)は、ピストン(ピストンコア20、220)の外形と略同じ外形であることを特徴とする。
この構成によれば、調整部材(スペーサ40、240)は、ピストン(ピストンコア20、220)の外形と略同じ外形であるので、磁気粘性流体が調整部材(スペーサ40、240)の周囲を通過するときに、磁気粘性流体の流れが乱れることがない。これにより、ピストン(ピストンコア20、220)がシリンダ10内を移動する際にぶれることを防止できる。
緩衝器100、200、300は、調整部材(スペーサ40、140、240)とピストン(ピストンコア20、120、220)とは互いに嵌合するように構成されることを特徴とする。
この構成によれば、調整部材(スペーサ40、140、240)とピストン(ピストンコア20、120、220)とは互いに嵌合するように構成されるので、調整部材(スペーサ40、140、240)とピストン(ピストンコア20、120、220)の軸心がずれることがない。これにより、絞り通路13、113を均一な開度の流路として構成することができる。
緩衝器100、200、300は、調整部材(スペーサ40、140、240)は、ピストン(ピストンコア20、120、220)の一端部に取り付けられることを特徴とする。
緩衝器100、200、300は、ピストン(ピストンコア20、120、220)は、複数の部材によって構成され、調整部材(スペーサ340)は、ピストン(ピストンコア20、120、220)を構成する複数の部材の間に設けられることを特徴とする。
緩衝器100、200、300は、調整部材(スペーサ40、140、240)は、磁性材によって形成されることを特徴とする。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
第1及び第2実施形態おいても、第3実施形態のスペーサ240のように、ピストンロッド21側(第1コア22、122側)にスペーサを設けることができる。
第1実施形態及び第3実施形態では、スペーサ40、240をそれぞれピストンコア20、220の一端部に設けたが、図6に示す変形例のように、第一コア22とコイルアセンブリ30との間にスペーサ340を設けてもよい。この場合には、スペーサ340は、磁性材によって形成される。なお、スペーサ340は、コイルアセンブリ30と第二コア23との間に設けてもよい。
第1実施形態から第3実施形態では、コイルアセンブリ30は、第二コア23、223に支持されているが、第一コア22、122、222に支持されるように構成されていてもよい。
100、200、300・・・緩衝器、10・・・シリンダ、10a・・・内周面、11・・・第一流体室、12・・・第二流体室、13、113・・・絞り通路、20、120、220・・・ピストンコア(ピストン)、21・・・ピストンロッド、22、122、222・・・第一コア、22b・・・ガイド部、23、223・・・第二コア、30・・・コイルアセンブリ、30a・・・電磁コイル、40、140、240、340・・・スペーサ(調整部材)、150・・・第三コア、152・・・ガイド部

Claims (6)

  1. 磁場の強さによって見かけの粘度が変化する磁気粘性流体を作動流体とする磁気粘性流体緩衝器であって、
    前記磁気粘性流体が封入されるシリンダと、
    磁性材によって形成され、前記シリンダ内に移動自在に配置されるピストンと、
    前記シリンダ内において前記ピストンによって区画される第一流体室及び第二流体室と、
    前記シリンダの内周面と前記ピストンの外周面との間に形成されて前記第一流体室と前記第二流体室を連通するとともに、通過する前記磁気粘性流体の流れに抵抗を与える絞り通路と、
    前記ピストンに設けられ前記絞り通路を流れる磁気粘性流体に作用する磁場を発生する電磁コイルと、
    前記ピストンに取り付けられ前記絞り通路の長さを調整可能な調整部材と、
    を備えることを特徴とする磁気粘性流体緩衝器。
  2. 前記調整部材は、前記ピストンの外形と略同じ外形であることを特徴とする請求項1に記載の磁気粘性流体緩衝器。
  3. 前記調整部材と前記ピストンとは互いに嵌合するように構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気粘性流体緩衝器。
  4. 前記調整部材は、前記ピストンの一端部に取り付けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の磁気粘性流体緩衝器。
  5. 前記ピストンは、複数の部材によって構成され、
    前記調整部材は、前記ピストンを構成する前記複数の部材の間に設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の磁気粘性流体緩衝器。
  6. 前記調整部材は、磁性材によって形成されることを特徴とする請求項5に記載の磁気粘性流体緩衝器。
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