JP6091174B2 - Gate device - Google Patents
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Description
本発明はゲート装置に関し、特に小型化を図りつつ通行体の注意を喚起することが可能なゲート装置に関する。 The present invention relates to a gate device, and more particularly to a gate device capable of alerting a passing body while reducing the size.
建物や施設などへの入場及び/又は退場を管理するために、通行を許可する場合は扉を開き、許可しない場合は扉を閉じるゲート装置がある。この種のゲート装置として、扉が観音開きのものがある(例えば、特許文献1参照。)。扉が観音開きのゲート装置は、鉛直に延びる回転軸回りに扉が水平方向に回転するため、扉の回転半径に相当する距離の設置領域が必要となる。他方、ゲートの開閉に要する領域を少なくできるものとして、回転式バーゲートがある(例えば、特許文献2参照。)。 In order to manage entry and / or exit from a building or facility, there is a gate device that opens a door when permission is permitted and closes the door when permission is not permitted. As this type of gate device, there is a door having a double door (see, for example, Patent Document 1). In a gate device with a double door, the door rotates in the horizontal direction around a vertically extending rotation axis, and therefore an installation area having a distance corresponding to the rotation radius of the door is required. On the other hand, there is a rotary bar gate that can reduce the area required to open and close the gate (see, for example, Patent Document 2).
しかしながら、特許文献2に記載された回転式バーゲートは、扉ではなくバーであるため、ゲートを通過する者に無味乾燥な印象を与え、注意喚起が希薄となる。 However, since the rotary bar gate described in Patent Document 2 is not a door but a bar, it gives a tasteless dry impression to those who pass through the gate, and the alerting is diminished.
本発明は上述の課題に鑑み、小型化を図りつつ通行体の注意を喚起することが可能なゲート装置を提供することを目的とする。 In view of the above-described problems, an object of the present invention is to provide a gate device capable of attracting the attention of a passing body while achieving downsizing.
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係るゲート装置は、例えば図1に示すように、空間を区画する区画材Sに固定された支柱26と;支柱26に接続された板状の扉10と;水平に対して斜めに延びる回転軸線22a回りに扉10を移動させる駆動手段21であって、支柱26に隣接するゲート空間Gを通行する通行体に対して扉10の表面10Aを対向させてゲート空間Gを遮る第1の位置と、扉10の裏面10Bを通行体の側に向けてゲート空間の遮断を解除する第2の位置との間で、扉10を往復移動させる駆動手段21とを備える。ここで、第1の位置における扉10の表面10A及び第2の位置における扉10の裏面10Bが相対する際の通行体の位置は、通過が許された方向における扉10の手前(上流側)にある通行体を基準とする。
In order to achieve the above object, the gate device according to the first aspect of the present invention includes, as shown in FIG. 1, for example, a
このように構成すると、観音開き型の扉よりも扉の移動に要する領域を狭くすることができるために小型化を図ることができると共に、扉の表面に文字や記号等を表示することで通行体の注意を喚起することが可能になる。 If comprised in this way, since the area | region required for a door movement can be made narrower than a double-spread type door, it can attain size reduction, and by displaying a character, a symbol, etc. on the surface of a door, a passing body It becomes possible to call attention.
また、本発明の第2の態様に係るゲート装置は、例えば図3及び図1に示すように、上記本発明の第1の態様に係るゲート装置において、扉10(図1参照)が、表面10A又は裏面10B(図1参照)に平行な方向の成分を持つ外力Fb、Fc(図3参照)が加わったときに表面10A又は裏面10に平行な方向に移動し、外力Fb、Fcが取り除かれたときに外力Fb、Fcが加わる前の位置に戻る逃がし機構19(図3参照)を有する。
Moreover, the gate device according to the second aspect of the present invention is the same as the gate device according to the first aspect of the present invention described above, for example, as shown in FIGS. When an external force Fb, Fc (see FIG. 3) having a component in a direction parallel to 10A or the
このように構成すると、扉の移動中に通行体と扉とが接触しても、通行体及び扉に掛かる力を軽減して通行体及び扉の損傷を抑制することができる。 If comprised in this way, even if a passing body and a door contact during the movement of a door, the force concerning a passing body and a door can be reduced, and damage to a passing body and a door can be suppressed.
また、本発明の第3の態様に係るゲート装置として、例えば図5(A)に示すように、上記本発明の第1の態様又は第2の態様に係るゲート装置において、第1の位置にあるときの扉10が、回転軸線22a側よりも回転軸線22aから遠い側の方が高所になるように、扉10が支柱26に接続されて構成されていてもよい。
Further, as the gate device according to the third aspect of the present invention, for example, as shown in FIG. 5A, in the gate device according to the first aspect or the second aspect of the present invention, the gate device is in the first position. The
このように構成すると、扉が遮る高さ方向の空間を増大させることができると共に、通行体が人であるときに扉を通行人の顔に近づけてより注意を喚起することができる。 If comprised in this way, while the space of the height direction which a door interrupts | blocks can be increased, when a passing body is a person, a door can be brought close to a passer's face, and attention can be drawn more.
また、本発明の第4の態様に係るゲート装置として、例えば図5(B)に示すように、上記本発明の第1の態様又は第2の態様に係るゲート装置において、第1の位置にあるときの扉10が、回転軸線22a側よりも回転軸線22aから遠い側の方が低所になるように、扉10が支柱26に接続されて構成されていてもよい。
Further, as the gate device according to the fourth aspect of the present invention, for example, as shown in FIG. 5B, in the gate device according to the first aspect or the second aspect of the present invention, the gate device is in the first position. The
このように構成すると、通行体が人であるときに扉が通行人の顔から遠くなるので、威圧感を低減することができる。 If comprised in this way, when a passing body is a person, since a door will become far from a passer's face, a sense of intimidation can be reduced.
また、本発明の第5の態様に係るゲート装置として、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様乃至第4の態様のいずれか1つの態様に係るゲート装置1において、通行体のゲート空間Gの通過の許否に関する情報が記憶されたカードに対して、情報の読み書きが可能なカードリーダライタ53と;通行体の通過の有無を検知する検知器54と;カードリーダライタ53及び検知器54の少なくとも一方を支持し、支柱26に隣接して設けられた壁体51とを備えることとしてもよい。
Further, as the gate device according to the fifth aspect of the present invention, for example, as shown in FIG. 1, in the
このように構成すると、ゲート空間の通過管理を強化することができる。 If comprised in this way, passage management of gate space can be strengthened.
本発明によれば、観音開き型の扉よりも扉の移動に要する領域を狭くすることができるために小型化を図ることができると共に、扉の表面に文字や記号等を表示することで通行体の注意を喚起することが可能になる。 According to the present invention, the area required for the movement of the door can be made narrower than the double-spread type door, so that the size can be reduced, and a character, a symbol, or the like is displayed on the surface of the door to thereby pass the vehicle. It becomes possible to call attention.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In the drawings, the same or similar members are denoted by the same or similar reference numerals, and redundant description is omitted.
まず図1を参照して、本発明の実施の形態に係るゲート装置1を説明する。図1は、ゲート装置1の概略構成を説明する図であり、(A)は扉を閉じた状態の背面図、(B)は扉を開いた状態の背面図、(C)は扉を閉じた状態の側面図である。ゲート装置1は、基本構成として、扉10と、扉10を駆動する駆動手段としてのモータ21と、扉10を直接又は間接に支持する支柱26とを備えている。本実施の形態のゲート装置1は、さらに、支柱26に隣接して設けられる壁体51と、カードリーダライタ53と、通行体の有無を検知する検知器54と、制御装置59とを備えている。通行体は、典型的には人(通行人)であるが、ロボット等の物体であってもよい。
First, a
ここで図2及び図3を参照して、扉10の詳細を説明する。図2は、扉10の構成を説明する図であり、(A)は外観斜視図、(B)は逃がし機構19の構成部材を説明する分解斜視図である。図2(A)において、実線は扉10が閉じた状態を、想像線(二点鎖線)は扉10が開いた状態を、それぞれ示している。図3は、逃がし機構19まわりの内部構成及び作動状態を示す図であり、(A)は平常状態の図、(B)及び(C)は逃がした状態の図である。扉10は、概ね長方形板状の外観形状を呈しており、扉主部11と、接続部12と、支持部13とを有している。
Here, the details of the
扉主部11は、通行人の通過を遮るための主要部として機能する。扉主部11は、長方形の板状部材で構成されている。扉主部11を形成する長方形における「長辺の長さ」の「短辺の長さ」に対する比(長辺の長さ/短辺の長さ)は、通行人の通過を遮断する幅を大きくしつつ遮断を解除したときの扉10の収納スペースを小さくする観点からは大きい方が好ましく、扉10を開閉する際のモータ21の負荷を軽減する観点からは小さい方が好ましい。本実施の形態では、長方形の長辺の長さが、短辺の長さの約4倍に形成されている。扉主部11を形成する材料は、典型的には合成樹脂が用いられるが、金属や木材が用いられてもよい。扉主部11の厚さは、剛性や重量を勘案して適切に決定するとよい。本実施の形態では、扉主部11は、厚さが比較的薄い中実の合成樹脂で形成されている。厚さを厚くする場合は、軽量化の観点から中空に形成するとよい。
The door
接続部12は、扉主部11と支持部13とを接続する部材である。また、接続部12は、逃がし機構19を収容する部材としても機能する。逃がし機構19については後述する。接続部12は、逃がし機構19を収容すると共に、扉主部11を把持するために扉主部11の長方形の一方の短辺を挟み込むことができるように、厚さ方向で2分割できる構成になっている。つまり、接続部12は、接続表板12Aと接続裏板12Bとから構成されている。接続表板12A及び接続裏板12Bは、典型的には合成樹脂で形成されているが、金属等、合成樹脂以外の材料で形成されていてもよい。接続表板12A及び接続裏板12Bの外観形状は、本実施の形態では、基本形状を長方形として一方の端辺が半円弧状に形成されている。接続表板12A及び接続裏板12Bの基本形状の長方形は、本実施の形態では、幅が扉主部11の幅と同じで、長さは概ね幅の1.5倍程度である。
The
支持部13は、扉10を支柱26に支持する部材である。支持部13は、接続部12に挟み込まれる支持板13pと、モータ21(図1参照)の回転軸が嵌め込まれる鞘部13sとを有している。支持板13pは、概ね長方形に形成されている。鞘部13sは、円筒状に形成されている。支持板13pと鞘部13sとは、支持板13pの1つの辺に鞘部13sの側面が接する態様で、相互に固着されている。支持部13は、剛性を高める観点から、金属で形成されている。
The
図2(B)及び図3を主に参照して、逃がし機構19について説明する。図2(B)に示すように、逃がし機構19は、主要部材として、ガイド板14と、第1アーム15及び第2アーム16と、コイルばね17とを有している。なお、図2(B)に示すように、接続表板12Aの内側には、逃がし機構19をセットするための挿通孔12dが形成されていると共に、円柱状の突起12pが設けられている。また、接続表板12Aには、扉主部11を接続裏板12Bとで挟んだ後にボルト(不図示)で締結するための締結孔12hが形成されている。
The
ガイド板14は、基本形状が円板状の部材であり、円周長の約1/4の部分に、外側に飛び出した突出部14pが形成されている。ガイド板14は、円板状の概ね中央部に中心孔14cが形成され、突出部14pにガイド孔14hが形成されている。中心孔14cは、円形となっている。ガイド孔14hは、接続表板12Aの裏面に設けられた突起12pを挿通することができる幅を持つ長孔に形成されている。また、ガイド板14には、中心孔14cから見てガイド孔14hとは反対側に、アーム支持孔14sが形成されている。図2(B)に現れているのは第1アーム15を支持するアーム支持孔14sであり、第2アーム16を支持するアーム支持孔はガイド板14の裏側の面に形成されている。
The
第1アーム15は、細長い板状の部材の一方の端部付近に、ガイド板14のアーム支持孔14sに連通する取付孔15sが形成されており、取付孔15sの反対側の端部付近に、コイルばね17を引っ掛けるフック15fが形成されている。第1アーム15は、ボルトB1を取付孔15s及びアーム支持孔14sに挿通してガイド板14に締め込むことでガイド板14に取り付けられたときに、フック15fがガイド板14の突出部14pよりも外側に位置する長さに形成されている。第1アーム15は、取付孔15sが形成された端部からフック15fの手前までは、ガイド板14の面に沿うように平らに形成されている一方で、フック15fが形成された部分がガイド板14と同一の仮想平面上に位置するように、フック15fの手前で湾曲している。
The
また、第1アーム15は、ボルトB1でガイド板14に取り付けられたときに、ガイド板14の中心孔14cを塞がないように凹み15aが形成されている。また、第1アーム15は、ガイド板14が接続表板12Aに取り付けられ、突起12pがガイド孔14hの中央に位置しているときに、突起12pに接する当接辺15tが形成されている。第1アーム15は、本実施の形態では、めっきが施された鉄あるいはステンレスで形成されている。第2アーム16は、第1アーム15と同じ部材が用いられている。
The
逃がし機構19は、上述した各部品が以下のように組み立てられて構成されている。第1アーム15の取付孔15sにボルトB1を挿通し、そのボルトB1をガイド板14のアーム支持孔14sに締め付けることで、第1アーム15をガイド板14に取り付ける。このとき、第1アーム15は、取付孔15sを中心として、ガイド板14の面に沿って(面に平行な方向に)回転することができるように取り付けられている。第2アーム16も、第1アーム15と同じ要領で、第1アーム15が取り付けられた面とは反対側のガイド板14の面に取り付けられる。そして、ガイド板14は、接続表板12Aの突起12pをガイド孔14hに挿通させたうえで、中心孔14cにボルトB2を挿通し、そのボルトB2を接続表板12Aの挿通孔12dに締め付けることで、接続表板12Aに取り付ける。このとき、ガイド板14は、接続表板12Aに対して、中心孔14cを中心として、ガイド板14の面と平行な方向に回転することができるように取り付けられている。
The
ガイド板14が接続表板12Aに取り付けられた状態で、コイルばね17の一端を第1アーム15のフック15fに引っ掛け、他端を第2アーム16のフック16fに引っ掛ける。すると、コイルばね17によって第1アーム15と第2アーム16とが互いに接近する方向の力を受けることとなり、第1アーム15と第2アーム16とで突起12pを挟み込むことになる。このとき、突起12pは、ガイド孔14hの中央に位置している。このように接続表板12Aに設置された逃がし機構19に対して、ガイド板14に、支持部13の支持板13pが取り付けられる(図3(A)参照)。本実施の形態では、ガイド孔14hの中央と中心孔14cの中心とを通る仮想直線と、鞘部13sの軸線とのなす角が45°となるように、支持部13とガイド板14とが接続されている。支持部13とガイド板14とは、相互に相対的に移動しないように固着されている。
With the
上述のように構成された扉10は、回転軸線22aが、長方形の扉10の角部付近を通り、長方形の扉10の辺に対して45°傾いている。扉10は、支持部13が固定されているとすると、図3(A)に示す外力Fbのような、接続表板12Aの面に平行な方向の成分かつ接続表板12Aの長辺に直交する成分(ガイド孔14hの中央と中心孔14cの中心とを通る仮想直線に直交する成分)を持つ力が作用したときに、接続表板12A(接続部12)が、ボルトB2を中心として、支持部13及びガイド板14に対して外力Fbが作用する方向に回転移動する(図3(B)参照)。このとき、第1アーム15は、凹み15aがワッシャWに接しているために、ガイド板14に対して移動しない。他方、第2アーム16は、接続裏板12Bと共に移動する突起12pに押され、取付孔(不図示であるが第1アーム15の取付孔15sに相当)を中心として、接続表板12Aの移動方向と同方向に回転移動する。接続表板12Aは、支持部13及びガイド板14に対して、突起12pがガイド孔14hの端部に接触するまで移動することができる。第1アーム15が移動しない一方で、第2アーム16は、両フック15f、16fが離れる方向に移動するため、コイルばね17は伸びた状態になっている。外力Fbが取り除かれると、コイルばね17の縮まろうとする力によって第2アーム16が引き戻され、外力Fbが加わる前のもとの状態に戻る(図3(A)参照)。
In the
また、図3(A)に示す外力Fcのような、外力Fbと反対向きの力が作用したときは、接続表板12A(接続部12)が、ボルトB2を中心として、支持部13及びガイド板14に対して外力Fcが作用する方向に回転移動する(図3(C)参照)。このとき、第2アーム16は、凹み(不図示であるが第1アーム15の凹み15aに相当)がワッシャWに接しているために、ガイド板14に対して移動しない。他方、第1アーム15は、接続表板12Aと共に移動する突起12pに押され、ボルトB1を中心として、接続表板12Aの移動方向と同方向に回転移動する。接続表板12Aは、支持部13及びガイド板14に対して、突起12pがガイド孔14hの端部に接触するまで移動することができる。外力Fcが取り除かれると、コイルばね17の縮まろうとする力によって第1アーム15が引き戻され、外力Fcが加わる前のもとの状態に戻る(図3(A)参照)。
When a force opposite to the external force Fb is applied, such as the external force Fc shown in FIG. 3A, the
外力Fb、Fcによって扉10が逃げる際に移動する大きさは、ガイド孔14hの長さ、扉10の幅、接続部12の構成等を調節することによって、適宜変更することが可能である。例えば、ガイド板14の突出部14pを円板の周方向に延ばし、ガイド孔14hの長さを円板の周方向に延ばすと共に、ガイド板14周辺の接続部12の幅を広げることで、扉10が逃げる際の扉主部11の移動可能距離を大きくすることができる。
The size of movement of the
再び図1に戻ってゲート装置1の構成の説明を続ける。扉10は、鞘部13s(図2、図3参照)にモータ21の駆動軸22が挿入されて鞘部13sと駆動軸22とが固定されることにより、駆動軸22を介して支柱26に接続されている。モータ21は、支柱26の上部に形成されたモータ収納部26tに収納されている。支柱26は、四角柱状の基本形状から、扉10を収納可能な欠損部分(以下「扉収納部26r」という。)が除去された外観を呈している。支柱26は、鉛直に延びる態様(鉛直に細長い態様)で、区画材としての床Sに固定されている。本明細書でいう区画材は、建物内の空間あるいは屋外の空間を仕切る物体であり、建物内の床、壁、梁、柱、天井、あるいは屋外の路面、塀、庇等を含む概念である。床Sは、本実施の形態では、建物内に形成された水平な広がりを持つ構造物である。
Returning to FIG. 1 again, the description of the configuration of the
ここで図4を併せて参照して、支柱26の構成を説明する。図4は、ゲート装置1を構成する支柱26の斜視図である。図4の斜視図は、支柱26を背面斜め下側から見た状態を示している。支柱26は、上述のように、全体的に四角柱状の基本形状から、扉収納部26rが除去された外観を呈している。支柱26の下部には、床S(図1参照)に接続される四角柱状の基部26sが形成されている。支柱26の上部に形成されたモータ収納部26tは、側面視が三角形である三角柱状の外観を呈している。基部26s及びモータ収納部26tは、直方体状の立設部26pに接続されている。床Sに固定された支柱26の上面は、水平になっている。モータ収納部26tの天面26taは、支柱26の上面の一部を構成している。したがって、モータ収納部26tの天面26taは、水平になっている。モータ収納部26tの、下側を向く面である斜面26tcは、本実施の形態では、水平面に対して45°傾いている。したがって、本実施の形態では、天面26taと斜面26tcとのなす角が45°になっている。斜面26tcからは、モータ21の駆動軸22が突き出ている。駆動軸22は、斜面26tcの概ね中央を貫通して、斜面26tcに対して直角に延びている。したがって、駆動軸22は水平に対して45°傾いている。
Here, the structure of the support |
再び図1を主に参照してゲート装置1の構成の説明を続ける。壁体51は、図1(C)に示すように、支柱26に連続して設けられている。壁体51は、通行人を扉10が存在する方に導くものであり、床Sに設置されている。壁体51は、典型的には、支柱26と概ね同じ高さで、厚さが支柱26の厚さ以下の、矩形(長方形又は正方形)の板状に形成されている。壁体51の幅は、扉10に達する通路の長さに応じて適宜決定することができる。なお、壁体51は、支柱26と一体に構成されていてもよい。つまり、支柱26を板状に形成して、支柱26の一部が壁体51を兼ねる構成としてもよい。壁体51の上方には、カードリーダライタ53と、検知器54とが設けられている。本実施の形態では、カードリーダライタ53が、検知器54よりも通行方向上流側に設けられている。
The description of the configuration of the
カードリーダライタ53は、通行人が所持するICカード(不図示)と無線通信する機器である。通行人が所持するICカードには、ゲート装置1の通行が許可された者であるか否かに関する情報が記録されている。カードリーダライタ53は、所定の位置にかざされたICカードに記録された情報の読み書きが可能なように構成されている。検知器54は、通行人の通過を検知する機器である。カードリーダライタ53及び検知器54は、それぞれ、信号ケーブルで制御装置59に接続されている。
The card reader /
制御装置59は、ゲート装置1の動作を制御する機器である。制御装置59は、カードリーダライタ53により、通行人が所持するICカードに読み書きを行わせることができるように構成されている。また、制御装置59は、検知器54から受信した信号により、通行人によるゲート装置1の通過の状態の判断を行うことができるように構成されている。また、制御装置59は、通行人が所持するICカードから読み取った情報に関するカードリーダライタ53の判定結果に基づいて、モータ21の動作を制御し、扉10の開閉を行うことができるように構成されている。制御装置59は、図1では、カードリーダライタ53及び検知器54と別体に構成されているように示されているが、カードリーダライタ53及び/又は検知器54と一体に構成されていてもよく、この場合は一体に構成される機器と接続される信号ケーブルを省略することができる。制御装置59は、カードリーダライタ53及び/又は検知器54と隣接して配置されていてもよく、これらから離れた場所に設置されていてもよい。
The
ゲート装置1は、鉛直に立設された支柱26から45°傾いて突き出た駆動軸22に取り付けられた扉10が駆動軸22の回転軸線22a回りに回転させられることで、扉10が水平に延びる状態(図1(A)参照)、及び扉10が鉛直に延びる状態(図1(B)参照)にできるように構成されている。図1(A)に示す扉10が水平に延びる状態は、扉10が閉じた状態であり、第1の位置に相当する。図1(B)に示す扉10が鉛直に延びる状態は、扉10が開いた状態であり、第2の位置に相当する。図1(C)においては、扉10の閉状態を実線で示し、扉10の開状態を一点鎖線で示し、扉10の閉状態と開状態との間の軌道を破線で示している。図1(A)に示す扉10が閉じた状態は、支柱26に隣接する空間であるゲート空間Gが、扉10で遮られた状態になっている。このとき、扉10は、ゲート装置1の内側(支柱26よりも壁体51側)にいる通行人に対して、表面10Aが見えている状態になっている。他方、図1(B)に示す扉10が開いた状態は、ゲート空間Gの遮断が解除された状態になっている。ことのき、扉10は、ゲート装置1の内側にいる通行人に対して、支柱26がないとすれば裏面10Bが見える状態になっている。換言すれば、裏面10Bが支柱26の立設部26pに対向した状態になっている。モータ21は、駆動軸22を正逆両方向に回転させることができるように構成されている。本実施の形態では、駆動軸22の正逆両方向への回転により、扉10が、閉じた状態と開いた状態との二位置間で往復移動することができるように構成されている。
The
ゲート装置1は、扉10の扉主部11(図2(A)参照)が板状部材で構成されているので、扉10の表面10A及び/又は裏面10Bに、文字や記号等を表示することができ、これにより通行人に視覚を通じてメッセージを伝えることができる。本実施の形態では、進むべき方向の矢印及び通行が可能(条件が合致した場合)である旨を示す○印が表面10Aに表示されており、進入禁止の文字及び通行が不可である旨を示す×印が裏面10Bに表示されている。なお、扉10の表面10A及び/又は裏面10Bに表示する文字等は任意に決定することができ、例えば、近年のグローバリゼーションの進展を考慮して、進入禁止の文字に代えて(あるいは併記の形で)CLOSEDの文字を表示してもよい。
Since the gate main part 11 (refer FIG. 2 (A)) of the
引き続き図1乃至図4を参照して、ゲート装置1の作用を説明する。ゲート装置1は、通行人の通過がないとき、扉10を閉状態にして待機している。ゲート装置1は、待機中、制御装置59がカードリーダライタ53及び検知器54からの信号を随時受信することにより通行人の有無を判断している。通行人が扉10に近づいて行き、通行人が所持しているICカードをカードリーダライタ53の所定の位置にかざすと、カードリーダライタ53はICカードに記録された情報を読み取り、制御装置59へ送信する。制御装置59は、カードリーダライタ53から送られてきた情報を検査し、ICカードの所持者がゲートの通過を許可された者か否かを判断する。ゲートの通過を許可された者ではないとき、制御装置59は、扉10の閉状態を維持する。このとき、必要に応じて警告音を発するように、あるいは通行できない旨を表示するように構成されていてもよい。通行できない旨を表示する場合、扉10は板状に構成されているので、例えば扉10の表面10Aにデジタルサイネージを組み込んで実現することができる。
The operation of the
制御装置59は、カードリーダライタ53から受信した情報に基づいた判断において、ICカードの所持者がゲートの通過を許可された者であると判断したときは、必要に応じた情報をカードリーダライタ53に送信し、カードリーダライタ53を介してICカードに当該情報を書き込む。さらに制御装置59は、検知器54で通行人の通過を検知した後、モータ21を作動させ、扉10を閉状態から開状態に移動させる。このとき、扉10は、駆動軸22が扉10の長手方向端部に接続されていると共に、回転軸線22a(鞘部13sの軸線)と扉主部11の長手方向の辺とのなす角が45°になっているので、駆動軸22を頂点とした円錐状の軌道を描き、支柱26に沿って重なるように収容される。(図1(C)及び図2(A)参照)。このため、扉10の移動に要する領域を、観音開きの扉の場合よりも狭くすることができゲート装置1の小型化を図ることができる。また、扉10の円錐状の軌道は、人が客を招き入れる際の手の動きに似ることとなり、ゲート空間Gを通過する際の安心感を通行人に与える心理的効果も生じる。この心理的効果は、例えば支柱26が人形やロボットの頭部から体幹部分を模して形成され、扉10が人形やロボットの腕部分を模して形成されていると、より向上することとなる。
When the
扉10が閉状態から開状態へ移動する際、通行人の移動速度が扉10の移動速度よりも高い場合は、通行人が扉10に接触することがある。扉10は、駆動軸22回りに回転移動する際、閉状態で通行人に対向していた表面10Aが、上方を向いた後、通行人とは反対側を向く(このとき裏面10Bが通行人の側に向いている)ように向きを変える。移動速度が高い通行人は、表面10Aが上方を向いているときに扉10に接触すると、扉10の面ではなく長辺に接触することとなる。通行人が扉10の長辺に接触すると、駆動軸22の回転軸線22a回りではなく、駆動軸22をたわませる方向に外力Fb(図3(a)参照)が作用することとなる。本実施の形態に係る扉10は、逃がし機構19(図2(B)及び図3参照)を備えているので、通行人が扉10の長辺に接触しても、これに伴って生ずる外力Fbを逃がすことができ、通行人及び扉10に掛かる力を軽減して、通行人に対する衝撃及び扉10の損傷を抑制することができる。なお、扉10が閉状態のときに通行人が扉10に衝突した場合は、駆動軸22の回転軸線22a回りのすべりによって外力を逃がすことができる。
When the
扉10が開状態になると、所定の時間その状態を維持する。ここでいう所定の時間は、通行人がゲート装置1を通過するのに要する標準時間に余裕分を加算した時間である。制御装置59は、扉10が開状態となってから所定の時間が経過したら、モータ21を作動させて扉10を閉状態に移動させる。扉10が開状態から閉状態に移動している最中に、通行人がゲートを通過しようとすると、閉じかけている扉10に通行人が接触することがあり得る。このとき、表面10Aが上方を向いているときに扉10に接触すると、扉10の面ではなく長辺に接触することとなる。しかしながら、扉10は逃がし機構19を備えているので、上述の扉10が開こうとするときと同様に、通行人が扉10の長辺に接触しても、これに伴って生ずる外力Fbを逃がすことができ、通行人及び扉10に掛かる力を軽減して、通行人に対する衝撃及び扉10の損傷を抑制することができる。
When the
扉10が閉状態に戻ったら、ゲート装置1は、通行人が接近するのを待機する状態となり、以下、上述の作用を繰り返す。なお、扉10は、その構造上、開状態から閉状態あるいはその逆に移動する際に、支柱26の位置から通行人の進行方向外側に膨らんだ後、再び支柱26に接近する軌道を描く。扉10が外側に膨らんだ際に、ゲート装置1の外側の際部を移動している人がいると、その人に扉10が接触する場合があり得る。その人が、表面10Aが上方を向いているときに扉10に接触すると、扉10の長辺に接触することとなり、駆動軸22をたわませる方向に外力Fc(図3(a)参照)が作用することとなる。しかしながら、扉10は、外力Fbとは反対向きの外力Fcをも逃がすことができる逃がし機構19を備えているので、ゲート装置1外側際部を移動している人が扉10の長辺に接触しても、これに伴って生ずる外力Fcを逃がすことができ、その人及び扉10に掛かる力を軽減して、その人に対する衝撃及び扉10の損傷を抑制することができる。
When the
以上の説明では、扉10がモータ21の駆動軸22を介することで間接的に支柱26に接続されていることとしたが、扉10が直接支柱26に接続されていてもよい。
In the above description, the
以上の説明では、扉10における、ガイド孔14hの中央と中心孔14cの中心とを通る仮想直線と、鞘部13sの軸線とのなす角が45°となるように、支持部13とガイド板14とが接続されているとしたが、45°以外の角度で接続されていてもよい。また、モータ収納部26tの天面26taと斜面26tcとのなす角が45°になっているとしたが、45°以外の角度であってもよい。これらの角度は、閉状態の扉10の位置及び開状態の扉10の位置、並びに扉10が閉状態の位置と開状体の位置とを往復移動する際の扉10の外縁の軌跡を勘案して、適宜決定することができる。
In the above description, in the
以上の説明では、ゲート装置1を1台設置した例を図1に示したが、図1(A)に示すゲート装置1を、壁体51に平行な仮想平面に対して面対称に構成し、これをゲート装置1に対して扉10の先端同士が隙間を空けて突き合わせられるように配置してもよい。このように構成すると、ゲート空間Gを広くすることができる。
In the above description, an example in which one
以上の説明では、閉状態の扉10が水平に延びるように構成されているとしたが、以下のように構成してもよい。
図5は、本発明の実施の形態の変形例に係るゲート装置を示す図であり、(A)は第1の変形例の背面図、(B)は第2の変形例の背面図である。図5(A)に示す第1の変形例に係るゲート装置1Aでは、閉状態の扉10が、回転軸線22a側よりも回転軸線22aから遠い側の方が高所になるように構成されている。このように構成されていることで、扉10が遮る高さ方向の空間を増大させることができると共に、扉10を通行人の顔に近づけてより注意を喚起することができる。この場合、閉状態の扉10の水平に対する上方向の角度は、通行人に対する注意喚起効果を高める観点から10°以上(鉛直からの角度は100°以上)、好ましくは15°以上、より好ましくは20°以上とするとよく、通行人に対する煩わしさを抑制する観点から40°以下(鉛直からの角度は130°以下)、好ましくは35°以下、より好ましくは30°以下とするとよい。この場合も、開状態の扉10は鉛直方向に収納されるとよい。したがって、回転軸線22aの鉛直線に対する角度は上記の水平からの角度プラス90°(鉛直からの角度)を2等分した角度とするとよい。例えば、閉状態の扉10の水平に対する上方向の角度を20°としたときは、回転軸線22aの鉛直線に対する角度は55°とするとよい。
In the above description, the
5A and 5B are diagrams showing a gate device according to a modification of the embodiment of the present invention, in which FIG. 5A is a rear view of the first modification, and FIG. 5B is a rear view of the second modification. . In the
他方、図5(B)に示す第2の変形例に係るゲート装置1Bでは、閉状態の扉10が、回転軸線22a側よりも回転軸線22aから遠い側の方が低所になるように構成されている。このように構成されていることで、扉10が通行人の顔から遠くなるので、威圧感を低減することができる。また、通行人を招き入れる動作、又は出口に導く動作の謙虚感が高まる。閉状態の扉10の水平に対する下方向の角度は、通行人に対する威圧感低減効果を高める観点から10°以上(鉛直からの角度は80°以下)、好ましくは15°以上、より好ましくは20°以上とするとよく、扉10の閉止効果を高める観点から40°以下(鉛直からの角度は50°以上)、好ましくは35°以下、より好ましくは30°以下とするとよい。第1の変形例と同様に考えて、回転軸線22aの鉛直線に対する角度は、例えば、閉状態の扉10の水平に対する下方向の角度を20°としたときは、回転軸線22aの鉛直線に対する角度は35°とするとよい。
On the other hand, in the
なお、図5に示すゲート装置1A、1Bは、共に、壁体51に平行な仮想平面に対して面対称に構成された扉10及び支柱26等を、扉10の先端同士が隙間を空けて突き合わせられるように配置して構成したものである。なお、支持部13の床Sからの高さ方向の位置を、第1の変形例の場合は低めにして扉10の先端が通行人の顔に当たらないようにするのが好ましい。他方、第2の変形例の場合は高めにして、扉10の先端が床Sから十分な高さとなるようにするのが好ましい。具体的には、支持部13と扉10の先端との高さの平均高さが大人の腹部近傍になるように支持部13の高さ方向の位置を定めるのが好ましい。
Note that both the
1 ゲート装置
10 扉
10A 表面
10B 裏面
19 逃がし機構
21 モータ
22a 回転軸線
26 支柱
51 壁体
53 カードリーダライタ
54 検知器
Fb、Fc 外力
S 区画材
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記支柱に接続された板状の扉と;
水平に対して斜めに延びる回転軸線回りに前記扉を移動させる駆動手段であって、前記支柱に隣接するゲート空間を通行する通行体に対して前記扉の表面を対向させて前記ゲート空間を遮る第1の位置と、前記扉の裏面を前記通行体の側に向けて前記ゲート空間の遮断を解除する第2の位置との間で、前記扉を往復移動させる駆動手段とを備え;
前記扉が、前記表面又は前記裏面に平行な方向の成分を持つ外力が加わったときに前記表面又は前記裏面に平行な方向かつ前記表面に沿って延びる仮想直線と前記回転軸線とのなす角が変化する方向に移動し、前記外力が取り除かれたときに前記外力が加わる前の位置に戻る逃がし機構を有する;
ゲート装置。 Struts fixed to the partition material that divides the space;
A plate-like door connected to the column;
Drive means for moving the door around an axis of rotation extending obliquely with respect to the horizontal, wherein the gate space is shielded by making the surface of the door face a passing body passing through the gate space adjacent to the support column. a first position, and a second position for releasing the blocking of the rear surface of the gate space toward the side of the passage of the door, e Bei and drive means for reciprocating the door;
When an external force having a component in a direction parallel to the front surface or the back surface is applied to the door, an angle formed between a virtual straight line extending in the direction parallel to the front surface or the back surface and along the surface and the rotation axis A relief mechanism that moves in a changing direction and returns to a position before the external force is applied when the external force is removed;
Gate device.
前記扉に設けられた突起が挿通される長孔が形成されて前記表面又は前記裏面に沿って回転可能に前記扉に取り付けられたガイド板と、
前記ガイド板の回転中心から見て前記長孔とは反対側で前記ガイド板に回転可能に取り付けられた一対のアームであって、前記一対のアームで前記突起を挟むと共に先端に形成されたフックが前記ガイド板の外側に位置する長さに形成された一対のアームと、
前記一対のアームのそれぞれの前記フックに引っ掛けられたコイルばねであって、前記一対のアームのそれぞれの前記フックを互いに接近させるコイルばねとを有する;
請求項1に記載のゲート装置。 The escape mechanism is
A guide plate attached to the door so as to be rotatable along the front surface or the back surface, with a long hole through which a protrusion provided on the door is inserted, and
A pair of arms rotatably attached to the guide plate on the side opposite to the elongated hole as viewed from the rotation center of the guide plate, the hook sandwiched between the protrusions by the pair of arms and formed at the tip A pair of arms formed in a length located outside the guide plate;
A coil spring hooked on the hook of each of the pair of arms, the coil spring causing the hooks of the pair of arms to approach each other;
The gate device according to claim 1.
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