JP6089612B2 - インクジェット記録用インク、装置、記録方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、近年、印刷速度の高速化や多様なメディアへの対応が求められており、自然乾燥では乾燥が追いつかず、用紙の搬送に支障をきたす恐れが生じている。そのため、様々な乾燥手段が提案されている。たとえば、高温の空気を記録媒体に吹き付ける手段、輻射加熱手段、伝導加熱手段等、記録媒体を強制的に乾燥させるために一般的な加熱手段が提案されている。
これらの中で、赤外線を照射して加熱乾燥する方法は、特に印字画像部、すなわち着滴インクや記録メディア中の液体成分を直接加熱乾燥することが可能であり有効である。また、温風や熱風による加熱乾燥に比べて、記録メディアが不要に熱せられることがなく、さらにヘッド近傍にまで送風が影響することもないため、吐出安定性などの信頼性にも影響しない方法である。
たとえば、特許文献1の特公昭60−44336号公報では、印刷用溶剤型インキ中に赤外線吸収剤であるベンゼンチオール系ニッケル錯体を溶剤系インク組成中で用いている。
しかし、このような組成では乾燥時に多量の溶剤が蒸発するため、環境や人体への悪影響が大きいという欠点がある。
赤外線吸収剤としては、フタロシアニン化合物、オニウム化合物、シアニン化合物、ニッケル錯体などが挙げられるが、いずれも近赤外(700〜2500nm)領域の吸収が中心であり、インクに添加して赤外加熱効果を上げるためには多量の添加が必要となる。
これらの赤外線吸収剤をインクに多量に添加すると、保存安定性が低下したり、インクとしての発色性が変化するなどの影響があった。
さらに、インク中の色材が染料である場合には、印字後の色変化を強制乾燥で抑えることが可能となるためにより効果的である。
また、インク中に下記一般式(1)で示される界面活性剤を含有することで、カーボンナノチューブをインク中で安定に分散させることが可能であり、効果的である。
また、本発明は、水吸収性の低い印刷用塗工紙などの記録メディアに対しても非常に効果が認められる。特に、記録メディアが塗工層を設けてなり、動的走査吸収計で測定した接触時間100msにおける純水の転移量が3〜15ml/m2である記録メディアに対しても大きな効果が認められる。
従って上記課題は、本発明の下記(1)〜(6)によって解決される。
(1)「インクを収容したインク収容部、インク滴を吐出させるための記録ヘッド、画像印字後の記録メディアに赤外線を照射する手段を設けたインクジェット記録装置に用いるインクであって、該インクが少なくとも水、色材およびカーボンナノチューブを含むことを特徴とするインクジェット記録用インク」、
(2)「前記インク中の色材が染料であることを特徴とする前記第(1)項に記載のインクジェット記録用インク」、
(3)「前記インク中に長鎖親水性基を有する多環芳香族化合物材料を含有することを特徴とする前記第(1)項又は第(2)項に記載のインクジェット記録用インク」、
(4)「前記インク中に下記一般式(1)で示される界面活性剤を含有することを特徴とする前記第(1)項乃至第(3)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
(5)「少なくともインクを収容したインク収容部、インク滴を吐出させるための記録ヘッド、画像印字後の記録メディアに赤外線を照射する手段を設けたインクジェット記録装置において、前記第(1)項乃至第(4)項のいずれかに記載のインクを用いることを特徴とするインクジェット記録装置」、
(6)「記録メディアが塗工層を設けてなり、動的走査吸収計で測定した接触時間100msにおける純水の転移量が3〜15ml/m2である記録メディアに対して、前記第(5)項に記載のインクジェット記録装置を用いて印字することを特徴とするインクジェット記録方法」。
乾燥過程で印字画像の色調変化が起こりやすい染料の場合に、本発明は乾燥が効果的に行われるため、大きな効果が認められる。
カーボンナノチューブをインク中で安定に分散させるのに効果的であった。
インクジェット用インクとしての基本特性(発色性、吐出安定性など)に影響せずに、赤外線照射装置にて効率的に乾燥可能な印字画像を形成できるインクジェット記録装置を提供することができた。
水吸収性の低い印刷用塗工紙などの記録メディアに対して非常に効果が認められた。
まず、本発明に用いるカーボンナノチューブについて説明する。
カーボンナノチューブ(Carbon Nano-Tube、略称CNT)は、グラフェン(六員環ネットワーク)シートを筒型に巻いた形状しており、その直径は数nm〜100nmで、長さは数nm〜数μmである。1枚のグラフェンシートが筒状になった単層タイプ(Single wall carbon Nano-Tube;SWCNT)と重層構造になった多層タイプ(Multi wall Carbon Nano-Tube;MWCNT)がある。CNTは、導電性の高さ、表面積の大きさ(閉口状態で1,000m2/g、開口状態で2,000m2/gに逹す。)、高強度(鋼鉄の20倍の強度、特に繊維方向の引っ張り強度ではダイヤモンドすら凌駕する)である。また、ALの半分という軽さ、柔軟性と高ヤング率、銅の1,000倍以上の高電流密度耐性、銅の10倍の高熱伝導特性、細長い、などの主な特性から各種用途材料として検討されている。しかし、高い熱伝導性による液体の放熱のための利用を志向するものは多くない。
CNTのうち、SWCNTは優れた熱伝導性を示すが、分散性の観点からは多層タイプのほうが好ましい。つまり、本発明においては双方とも有効に利用することができる。また、双方を併用することもできる。
カーボンナノチューブの製造方法は、アーク放電、CVD法、レーザーアブレーション法などが挙げられるが、本発明では特に限定されるものではない。
本発明においては、水系インクにカーボンナノチューブ(CNT)を含有させるため、水系溶媒に分散させる必要があるが、CNTは、互いに引きつけ合って絡み合った束をつくる性質がある。このようなCNTは各種溶媒に解けず、無論、水にも分散し難い。したがって本発明において、これをほぐし水系溶媒に対する分散する分散処理をすることが好ましい。分散方法としては、親水性の官能基を化学修飾したり、界面活性剤や樹脂などの分散剤を用いて公知の分散方法を用いて分散すれば良い。例えば、長鎖親水性基を有する多環芳香族化合物材料を分散等のため好適に用いることができる。これは、親水性含有芳香族化合物のパイ(π)スタッキング性を利用せんとするものである。ここで、パイ(π)スタッキング性とは、平面構造を有する芳香族化合物同士が表面のπ電子によって互いに引き付け合い、積み重ねられるように寄り集まる性質をいう。従来のからの意味と異なるところはない。該多環芳香族化合物材料が有する前記親水性基は、スタッキングされた後のCNT−多環芳香族化合物材料の水性液への分散に寄与する。この親水性基は、例えば好適には、セグメント鎖部分が回転してCNTの表面側と異なる方向の水媒体側に向き易い嵩高なものであることができる。例えば20個以上のエチレンオキサイドが付加(従って20個以上の親水性エーテル基を含有)したポリエトキシエタノール基であることができる。なお、このような長鎖親水性基含有のパイ(π)スタッキング性芳香族化合物は、九州大学の中嶋直敏教授らの提案(Chem.Lett.36(2007)1140)とは異なる。該提案では、エピガロカテキンガレート(カテキン類の1種で、ナフタレン環に2個のベンゼン環と2個のヒドロキシ基が置換、2個のベンゼン環基はそれぞれ3個のヒドロキシ基を有するカテキン)のCNTの分散能に着目している。また、親水性基としてヒドロキシを複数有するピレン化合物を分散剤として用いることを提案している。ポリエトキシエタノール基を有するものではない。
カーボンナノチューブの添加量としては、0.1〜5重量%程度が好ましい。0.1%未満であると、インクの赤外線吸収効果すなわち赤外線ヒーターの乾燥効果が十分ではなく、5%を超えると、カーボンナノチューブの分散安定性が低下し、さらにインクとしての発色性への影響も無視できなくなる。
本発明のインク構成成分としては、たとえば、水、色材、前記カーボンナノチューブ、湿潤剤、水溶性有機溶剤、界面活性剤、その他添加剤(防腐防黴剤、防錆剤、pH調整剤等)、樹脂等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
染料としては、従来公知のものであればいずれも使用することができる。水溶性染料としてはカラーインデックスにおいて酸性染料、直接性染料、塩基性染料、反応性染料、食用染料に分類される染料で、好ましくは耐水、耐光性が優れたものが用いられる。
これら染料を具体的に挙げれば、
酸性染料および食用染料として、C.I.アシッドイエロー 17,23,42,44,79,142、C.I.アシッドレッド 1,8,13,14,18,26,27,35,37,42,52,82,87,89,92,97,106,111,114,115,134,186,249,254,289、C.I.アシッドブルー 9,29,45,92,249、C.I.アシッドブラック 1,2,7,24,26,94、C.I.フードイエロー 3,4、C.I.フードレッド 7,9,14、C.I.フードブラック 1,2;
直接性染料として、C.I.ダイレクトイエロー 1,12,24,26,33,44,50,86,120,132,142,144、C.I.ダイレクトレッド 1,4,9,13,17,20,28,31,39,80,81,83,89,225,227、C.I.ダイレクトオレンジ 26,29,62,102、C.I.ダイレクトブルー 1,2,6,15,22,25,71,76,79,86,87,90,98,163,165,199,202、C.I.ダイレクトブラック 19,22,32,38,51,56,71,74,75,77,154,168,171;
塩基性染料として、C.I.べーシックイエロー 1,2,11,13,14,15,19,21,23,24,25,28,29,32,36,40,41,45,49,51,53,63,64,65,67,70,73,77,87,91、C.I.ベーシックレッド 2,12,13,14,15,18,22,23,24,27,29,35,36,38,39,46,49,51,52,54,59,68,69,70,73,78,82,102,104,109,112、C.I.べーシックブルー 1,3,5,7,9,21,22,26,35,41,45,47,54,62,65,66,67,69,75,77,78,89,92,93,105,117,120,122,124,129,137,141,147,155、C.I.ベーシックブラック 2,8;
反応性染料として、C.I.リアクティブブラック 3,4,7,11,12,17
C.I.リアクティブイエロー 1,5,11,13,14,20,21,22,25,40,47,51,55,65,67、C.I.リアクティブレッド 1,14,17,25,26,32,37,44,46,55,60,66,74,79,96,97
C.I.リアクティブブルー 1,2,7,14,15,23,32,35,38,41,63,80,95;等が使用できる。
一般に顔料濃度が高くなると画像濃度が上がり画質が向上するが、定着性や吐出安定性、目詰まり等の信頼性に対しては悪影響が出易くなる。
水溶性有機溶媒としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコーノレ、ポリプロピレングリコール、1,5ペンタンジオール、1,6へキサンジオール、グリセリン、1,2,6−へキサントリオール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,3−ブタントリオール、ペトリオール等の多価アルコール類、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等の多価アルコールアルキルエーテル類、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル等の多価アルコールアリールエーテル類、N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、ε−カプローラクタム等の含窒素複素環化合物、ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン等のアミン類、ジメチルスルホキシド、スルホラン、チオジエタノール等の含硫黄化合物類、プロピレンカーボネート、炭酸エチレン、γ−ブチローラクトン等を用いることができる。
防腐防黴剤としては、1、2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、ぺンタクロロフェノールナトリウム、2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウム等が挙げられる。防錆剤としては、酸性亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウム、チオジグリコール酸アンモン、ジイソプロピルアンモニイウムニトライト、四硝酸ペンタエリスリトール、ジシクロヘキシルアンモニウムニトライト等が挙げられる。pH調整剤としては、調合されるインクに悪影響をおよぼさずにpHを所望の値に調整できるものであれば、任意の物質を使用することができる。その例として、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属元素の水酸化物、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩、第4級アンモニウム水酸化物やジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアミン、水酸化アンモニウム、第4級ホスホニウム水酸化物等が挙げられる。
図1に示したように、本発明では画像印字後に赤外線照射装置を用いて印字画像を乾燥するものである。赤外線照射による加熱乾燥装置は被加熱物に共振吸収されたエネルギーが分子の運動を誘発し、その摩擦により熱を生じさせて液成分を蒸発させるものである。
例えばハロゲンランプ、セラミックヒーター、遠赤外線ヒーター、赤外線ランプなどが挙げられるが、本発明では赤外線照射装置を特に限定するものではない。
動的走査吸収液計(dynamic scanning absorptometer;DSA,紙パ技協誌、第48巻、1994年5月、第88〜92頁、空閑重則)は、極めて短時間における吸液量を正確に測定できる装置である。
動的走査吸液計は、吸液の速度をキャピラリー中のメニスカスの移動から直読する、試料を円盤状とし、この上で吸液ヘッドをらせん状に走査する。そして、予め設定したパターンに従って走査速度を自動的に変化させ、1枚の試料で必要な点の数だけ測定を行なう、という方法によって測定を自動化したものである。
紙試料への液体供給ヘッドはテフロン(登録商標)管を介してキャピラリーに接続され、キャピラリー中のメニスカスの位置は光学センサで自動的に読み取られる。
前記紙としては、特に制限はなく、公知のものの中から目的に応じて適宜選択することができ、例えば、木材パルプ、古紙パルプなどが用いられる。
前記木材パルプとしては、例えば、NBKP、LBKP、NBSP、LBSP、GP、TMPなどが挙げられる。
該白色顔料としては、例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオリン、クレー、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成シリカ、水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム等のような白色無機顔料;スチレン系プラスチックピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等のような有機顔料等が挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、中性ロジンサイズ剤又はアルケニル無水コハク酸が特に好適である。
前記アルキルケテンダイマーは、そのサイズ効果が高いことから添加量は少なくて済むが、記録用紙(メディア)表面の摩擦係数が下がり滑りやすくなるため、インクジェット記録時の搬送性の点からは好ましくない場合がある。
塗工層において使用する顔料としては、顔料としては、無機顔料、もしくは無機顔料と有機顔料を併用したものを用いる。
カオリンは光沢発現性に優れており、オフセット印刷用の用紙に近い風合いとすることができるので好ましい。
カオリンには、デラミネーテッドカオリン、焼成カオリン、表面改質等によるエンジニアードカオリン等がある。しかし光沢発現性を考慮すると、粒子径が2μm以下の割合が80重量%以上の粒子径分布を有するカオリンが、カオリン全体の50重量%以上を占めていることが望ましい。
またカオリンの配合量は、50重量部以上が好ましい。
50重量部未満であると、光沢度において十分な効果が期待しにくい。
上限は特に制限はないが、カオリンの流動性、特に高せん断力下での増粘性を考慮すると、塗工適性の点から、90重量部未満がより好適である。
これら有機顔料は2種以上が混合されても良い。
有機顔料の配合量は、2〜20重量部である。
有機顔料は、光沢発現性に優れていることと、その比重が無機顔料と比べて小さいことから、嵩高・高光沢で、表面被覆性の良好な塗工層を得ることができる。
2重量部未満では、前記効果がなく、20重量部を超えると、塗工液の流動性が悪化し、塗工操業性の低下に繋がることと、コスト面からも経済的ではない。
有機顔料にはその形態において、密実型、中空型、ドーナツ型等があるが、光沢発現性、表面被覆性および塗工液の流動性のバランスを鑑み、平均粒子径が0.2〜3.0μmの範囲にあることが望ましく、より好ましくは空隙率40%以上の中空型が採用される。
水性樹脂としては、水溶性樹脂及び水分散性樹脂の少なくともいずれかが好適に用いられる。
前記水溶性樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
例えば、ポリビニルアルコール及びポリビニルアルコールの変性物、ポリビニルピロリドン及びポリビニルピロリドンの変性物、セルロースの変性物、合成樹脂が挙げられる。
また、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリ(メタ)アクリルアミド、酸化澱粉、燐酸エステル化澱粉、自家変性澱粉、カチオン化澱粉、又は各種変性澱粉、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリル酸ソーダ、アルギン酸ソーダ等が挙げられる。
前記ポリビニルアルコールの変性物としては、例えばアニオン変性ポリビニルアルコール、カチオン変性ポリビニルアルコール、アセタール変性ポリビニルアルコール等が挙げられる。前記ポリビニルピロリドンの変性物には、例えばポリビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体、ビニルピロリドンとジメチルアミノエチル・メタクリル酸の共重合体、四級化したビニルピロリドンとジメチルアミノエチル・メタクリル酸の共重合体、ビニルピロリドンとメタクリルアミドプロピル塩化トリメチルアンモニウムの共重合体等が挙げられる。前記セルロースの変性物としては、例えばカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等セルロース;カチオン化ヒドロキシエチルセルロース等が挙げられる。前記合成樹脂としては、例えばポリウレタン、ポリエステル、ポリアクリル酸(エステル)、メラミン樹脂、又はこれらの変性物、ポリエステルとポリウレタンの共重合体等が挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、インク吸収性の観点から、ポリビニルアルコール、カチオン変性ポリビニルアルコール、アセタール変性ポリビニルアルコール、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエステルとポリウレタンの共重合体等が特に好ましい。
塗工層液の含浸又は付着方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。例えば、コンベンショナルサイズプレス、ゲートロールサイズプレス、フィルムトランスファーサイズプレス、ブレードコーター、ロッドコーター、エアーナイフコーター、カーテンコーターなど各種塗工機で塗工することも可能である。しかしコストの点から、抄紙機に設置されているコンベンショナルサイズプレス、ゲートロールサイズプレス、フィルムトランスファーサイズプレスなどで含浸又は付着させ、オンマシンで仕上げても良い。
市販品としては、OKトップコート、OKアストロ・グロス、OKノンリンクル、SA金藤+、OK金藤+、OKノンリンクル、(F)MCOP、OKアストロ・ダル、OKアストロ・マット、OKウルトラアクアサテン、OKエンボス絹目、OKエンボス梨地、OKエンボス布目、OKエンボスホームスパン、OKオプトグロス、OK嵩王、OKカサブランカ、OKカサブランカ−V、OKカサブランカ−X、OK金藤片面、OKコートL、OKコートLグリーン100、OKコートNグリーン100、OKコートV、OK中質コート(オフセット用)、OKトップコートS、OKトップコートダル、OKトップコートマットN、OKトリニティ、OKトリニティNaVi、OKトリニティNaVi−V、OKネオトップコート、OKネオトップコートマット、OKノンリンクルAL、OKノンリンクルDL、OKノンリンクルBL、OKホワイトL、OKマットコートLグリーン100、OKマットコートグリーン100、OKロイヤルコート、OKホワイトL、Zコート、Zコートグリーン100、ウルトラサテン金藤N、ゴールデンマット、サテン金藤N、ニューエイジ、ニューエイジグリーン100、ミラーコート・ゴールド、ミラーコート・プラチナ、ロイヤルコートL、ロストンカラー、PODスーパーグロス、PODグロスコート、PODマットコート(以上、王子製紙社製)、ブロードマットA、ブロードグロスA、ホワイトパールコートN、ニューVマット、パールコート、ディグニティ、ビスタグロス、NパールコートL、ユトリロ、EP−Dグロス、EP−Lグロス、EP−Lマット、EP−Dプレミアムホワイト、EP−スーパー上質、(以上、三菱製紙社製)、Hi−α、αマット、キンマリHi−L、ミューコート、ミューマット、ミューホワイト(以上、北越製紙社製)などが挙げられる。
以下の処方で混合攪拌後、0.2μmポリプロピレンフィルターにて濾過しインクを作製した。
水溶性染料 Acid Red 254 2.0重量部
カーボンナノチューブ水分散液 10重量部
(名城ナノカーボン社製 M10H カーボンナノチューブ濃度10%)
界面活性剤 前記一般式(1)L=0、n=40 0.5重量部
界面活性剤 CH3(CH2)12O(CH2CH2O)3CH2COOH 1.5重量部
1,3−ブタンジオール 18重量部
グリセリン 6重量部
防腐防黴剤 プロキセルLV(アビシア社製) 0.1重量部
イオン交換水 61.9重量部
以上のようにして作製したインクをインクジェットプリンターリコー製IPSiO GX5000に充填して、NBSリコー社製 Type6200紙に解像度600dpiで印字した。そして印字直後に近赤外線照射ユニット(ウシオ電機社製 UH−MA1−CL1000)に60m/minの速度で印刷物を通過させて、以下の評価を行った。
評価結果を表1に示す。
印字乾燥直後の印刷物について、印字部へろ紙を押し当てて、ろ紙への転写具合を目視で観察し以下の評価基準により評価した。
A:ろ紙への転写が全く見られない
B:ろ紙への転写が若干見られる
C:ろ紙への転写が明らかに見られる
印字乾燥直後の印刷物について、X−Rite社製反射カラー測色濃度計を用いて、画像濃度およびL*a*b*値を測定し、カーボンナノチューブ無添加の場合(対応する比較例)との色差△Eを求めて、以下の基準で評価した。
[色差△E]
A:△E<1
B:1≦△E<4
C:4≦△E
後述する印刷パターンを20枚連続で印写後、20分間吐出を実施しない休止状態にし、これを50回繰り返し、累計で1000枚印写後、もう1枚同チャートを印写した時の5%チャートベタ部の筋,白抜け,噴射乱れの有無を目視にて以下の基準で評価した。なお、印刷パターンは、画像領域中、印字面積が、紙面全面積中、各色印字面積が5%であるチャートにおいて、上記インクを100%dutyで印字した。
A:ベタ部に白抜け、スジ、噴射乱れがない。
B:ベタ部に白抜けはないが、スジ、噴射乱れが若干認められる。
C:ベタ部に白抜け、スジ、噴射乱れが一部に認められる。
D:ベタ部に白抜け、スジ、噴射乱れが全域にわたって認められる。
実施例1で作製したインクをインクジェットプリンタ リコー社製IPSiO GX5000に充填して、王子製紙社製OKトップコート紙に解像度1200dpiで印字した。
そして、印字直後に近赤外線照射ユニット(ウシオ電機社製 UH−MA1−CL1000)に60m/minの速度で印刷物を通過させて、実施例1と同様な評価を行った。
以下の処方で混合攪拌後、0.2μmポリプロピレンフィルターにて濾過しインクを作製した。
水溶性染料 Acid Red 254 2.0重量部
カーボンナノチューブ水分散液 10重量部
(名城ナノカーボン社製 M10H カーボンナノチューブ濃度10%)
界面活性剤 CH3(CH2)12O(CH2CH2O)3CH2COOH 1.5重量部
1,3−ブタンジオール 18重量部
グリセリン 6重量部
防腐防黴剤 プロキセルLV(アビシア社製) 0.1重量部
イオン交換水 62.4重量部
以上のようにして作製したインクを実施例2と同様にして評価した。
以下の処方混合物をプレミックスした後、ディスクタイプのビーズミル(シンマルエンタープライゼス社製 KDL型、メディア:直径0.3mmジルコニアボール使用)で7時間循環分散して顔料分散液を得た。
C.I.ピグメントブルー15:3 15重量部
(大日本精化株式会社製 シアニンブルーA−292)
カーボンナノチューブ(名城ナノカーボン社製) 5重量部
界面活性剤 前記一般式(1)L=0、n=20 13重量部
アニオン性界面活性剤(パイオニンA−51−B、竹本油脂株式会社製) 2重量部
イオン交換水 65重量部
上記顔料分散液を用いて、以下の処方で混合攪拌後、0.2μmポリプロピレンフィルターにて濾過しインクを作製した。
上記顔料分散液 40重量部
界面活性剤 CH3(CH2)12O(CH2CH2O)3CH2COOH 2重量部
1,3−ブタンジオール 18重量部
グリセリン 6重量部
防腐防黴剤 プロキセルLV(アビシア社製) 0.1重量部
イオン交換水 33.9重量部
以上のようにして作製したインクを実施例2と同様にして評価した。
実施例1において、以下のインク(カーボンナノチューブ未添加)を用いた以外は同様にして評価した。
水溶性染料 Acid Red 254 2.0重量部
界面活性剤 前記一般式(1)L=0、n=40 0.5重量部
界面活性剤 CH3(CH2)12O(CH2CH2O)3CH2COOH 1.5重量部
1,3−ブタンジオール 18重量部
グリセリン 6重量部
防腐防黴剤 プロキセルLV(アビシア社製) 0.1重量部
イオン交換水 71.9重量部
以上のようにして作製したインクを実施例1と同様にして評価した。
比較例1で作製したインクについて、実施例2と同様にして評価した。
実施例3において、以下のインク(カーボンナノチューブ未添加)を用いた以外は同様にして評価した。
水溶性染料 Acid Red 254 2.0重量部
界面活性剤 CH3(CH2)12O(CH2CH2O)3CH2COOH 1.5重量部
1,3−ブタンジオール 18重量部
グリセリン 6重量部
防腐防黴剤 プロキセルLV(アビシア社製) 0.1重量部
イオン交換水 72.4重量部
以下の処方混合物をプレミックスした後、ディスクタイプのビーズミル(シンマルエンタープライゼス社製 KDL型、メディア:直径0.3mmジルコニアボール使用)で7時間循環分散して近赤外線吸収剤分散液を作製した。
近赤外線吸収剤(FF IRSORB 201/富士フィルム社製) 20重量部
界面活性剤 前記一般式(1)L=0、n=40 5重量部
イオン交換水 75重量部
上記分散液を用いて、以下の処方で混合攪拌後、0.2μmポリプロピレンフィルターにて濾過しインクを作製した。
水溶性染料 Acid Red 254 2.0重量部
上記近赤外線吸収剤分散液 10重量部
界面活性剤 CH3(CH2)12O(CH2CH2O)3CH2COOH 1.5重量部
1,3−ブタンジオール 18重量部
グリセリン 6重量部
防腐防黴剤 プロキセルLV(アビシア社製) 0.1重量部
イオン交換水 62.4重量部
以上のようにして作製したインクを実施例2と同様にして評価した。
比較例4において、以下のインク処方を用いた以外は同様な評価を行った。
水溶性染料 Acid Red 254 2.0重量部
上記近赤外線吸収剤分散液 25重量部
界面活性剤 CH3(CH2)12O(CH2CH2O)3CH2COOH 1.5重量部
1,3−ブタンジオール 18重量部
グリセリン 6重量部
防腐防黴剤 プロキセルLV(アビシア社製) 0.1重量部
イオン交換水 47.4重量部
以上のようにして作製したインクを実施例2と同様にして評価した。
実施例4において、以下の顔料分散液(カーボンナノチューブ未添加)を用いた以外は、同様な処方にてインクを作製して同様にして評価した。
C.I.ピグメントブルー15:3 15重量部
(大日本精化株式会社製、シアニンブルーA−292)
界面活性剤 前記一般式(1)L=0、n=20 13重量部
アニオン性界面活性剤(パイオニンA−51−B、竹本油脂株式会社製) 2重量部
イオン交換水 70重量部
比較例1基準:実施例1
比較例2基準:実施例2、比較例4、比較例5
比較例3基準:実施例3
比較例6基準:実施例4
Claims (6)
- インクを収容したインク収容部、インク滴を吐出させるための記録ヘッド、画像印字後の記録メディアに赤外線を照射する手段を設けたインクジェット記録装置に用いるインクであって、該インクが少なくとも水、色材およびカーボンナノチューブを含み、前記カーボンナノチューブの含有量が、1質量%〜5質量%であることを特徴とするインクジェット記録用インク。
- 前記インク中の色材が染料および有機顔料の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録用インク。
- 前記インク中に長鎖親水性基を有する多環芳香族化合物材料を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録用インク。
- 前記インク中に下記一般式(1)で示される界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 少なくともインクを収容したインク収容部、インク滴を吐出させるための記録ヘッド、画像印字後の記録メディアに赤外線を照射する手段を設けたインクジェット記録装置において、請求項1乃至4のいずれかに記載のインクを用いることを特徴とするインクジェット記録装置。
- 記録メディアが塗工層を設けてなり、動的走査吸収計で測定した接触時間100msにおける純水の転移量が3〜15ml/m2である記録メディアに対して、請求項5に記載のインクジェット記録装置を用いて印字することを特徴とするインクジェット記録方法。
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