JP6089229B2 - 植物栽培装置 - Google Patents

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Description

本開示は、植物栽培に関する空調システムに関する。そして、本開示は、複数の栽培ベッドを段上に有する栽培棚に関する。さらに、本開示は、栽培ベッドと栽培プレートを有する栽培システムに関する。また、栽培システムの栽培ベッドに配置される栽培プレートに関する。
特許文献1は、植物が栽培される栽培床と、複数の通気用孔が厚さ方向に形成され、栽培床上に隙間Dを空けて重ねられる栽培パネルと、栽培床と栽培パネルとの間に形成された隙間に気体を送り込む空調機構と、を開示する。これにより、植物全体に均一な気流を与えることができる。
特開2012―000028号公報
本開示の第1の目的は、複数の栽培ベッドを段上に有する栽培棚に対して、より均一な気流を与える空調調整システムを提供することにある。
本開示の第2の目的は、複数の栽培ベッドを段上に有し、より均一に気流を吸気する栽培棚を提供することにある。
第1の目的を達成するため本開示の植物栽培装置は、栽培空間に配置され、栽培ベッドの上部に栽培プレートを配置して構成した栽培ユニットを複数有する栽培棚と、前記栽培空間の上方に配置され、前記栽培棚に向けて空気流を送風する空調機器と、前記空調機器から送風される空気流を前記栽培棚の側面に導く誘引ファンと、前記複数の栽培ユニットに配置され、前記栽培棚の側面から空気流を吸引する吸引設備と、を備え、前記栽培ベッドは、前記吸引設備により空気流が導入される吸気口と、前記空気流を前記栽培プレートへ導く排気口とを備え、前記栽培プレートは、内部に形成した送風路と、前記栽培ベッドの排気口から導入される空気流を前記送風路に供給する吸気口と、栽培植物が配置される上面側に前記送風路に繋がるように形成され、前記植物の下方から空気流を当てる排気口とを備える。
また、第2の目的を達成するため本開示の植物栽培装置は、前記誘引ファンは前記空気流を上方へ導く。
本開示の第1の態様によって、複数の栽培ベッドを段上に有する栽培棚に対して、より均一な気流を与える空調調整システムを提供できる。
また、本開示の第2の態様によって、複数の栽培ベッドを段上に有し、より均一に気流を吸気する栽培棚を提供できる。
実施の形態1における栽培棚の斜視図 実施の形態1における栽培施設の空調配置を説明するための模式図 従来の栽培施設の空調配置を説明するための模式図 実施の形態1に用いることが可能な栽培施設の空調配置及び栽培棚の吸気システムを説明するための模式図(第1パターン) 実施の形態1に用いることが可能な栽培施設の空調配置及び栽培棚の吸気システムを説明するための模式図(第2パターン) 実施の形態1に用いることが可能な栽培施設の空調配置及び栽培棚の吸気システムを説明するための模式図(第3パターン) 実施の形態1に用いることが可能な栽培施設の空調配置及び栽培棚の吸気システムを説明するための模式図(第4パターン) 実施の形態1における栽培棚の拡大斜視図 実施の形態1における栽培棚に含まれる栽培ユニットの模式断面図 実施の形態1における栽培ユニットを構成する栽培プレート及び栽培ベッドを説明するための斜視図 実施の形態1における栽培プレートと栽培ベッドとの関係を説明するための模式上面図 実施の形態1における栽培プレートと栽培ベッドとの関係を説明するための模式断面図 実施の形態1に用いることが可能な、吸気ファンを用いた栽培ユニットを説明するための模式断面図 実施の形態1に用いることが可能な、吸気ダクトを用いた栽培ユニットを説明するための模式断面図 空調効果を説明するためのシミュレーション結果を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
以下、図1〜10を用いて、実施の形態1を説明する。
図1は、実施の形態1における栽培棚の斜視図である。図2は、実施の形態1における栽培施設の空調配置を説明するための模式図である。図3は、実施の形態1に用いることが可能な栽培施設の空調配置及び栽培棚の吸気システムを説明するための模式図である。図4は、実施の形態1における栽培棚の拡大斜視図である。図5は、実施の形態1における栽培棚に含まれる栽培ユニットの模式断面図である。図6は、実施の形態1における栽培ユニットを構成する栽培プレート及び栽培ベッドを説明するための斜視図である。図7は、実施の形態1における栽培プレートと栽培ベッドとの関係を説明するための模式上面図である。図8は、実施の形態1における栽培プレートと栽培ベッドとの関係を説明するための模式断面図である。図9は、実施の形態1に用いることが可能な、吸気ファンを用いた栽培ユニットを説明するための模式断面図である。図10は、実施の形態1に用いることが可能な、吸気ダクトを用いた栽培ユニットを説明するための模式断面図である。
[1−1.栽培棚の空調構成]
図1は、栽培棚100の斜視図を示している。図1には、4つの栽培棚100の配置を示している。栽培棚100は、支持パイプ150によって複数段に形成された略長方形の棚に、各栽培ユニット900が配置されている。栽培ユニット900は、各段に2つずつ配置されている。栽培棚100は、室内を効率的に利用する観点から、図1のように、並列して配置されることが好ましい。
図2Aは、並列に配置された複数の栽培棚100に対して配置される冷風機200の位置を説明するための図である。冷風機200には、1馬力〜10馬力のエアコンを用いることができる。冷風機200は、天井に吊り下げられて配置されている。冷風機200は、並列に配置された栽培棚100の隙間に気流が流れるように配置されている。
このような配置は、気流を効率的に栽培棚100の側面に流す上で必要な配置である。これによって、より馬力の弱い冷風機を利用することができるようになる。なお、このような配置をしない場合、気流を送風するための複雑なダクトが必要になり、かつ、馬力の強い冷風機を準備しなければならなくなる。
なお、参考として、図2Bを示す。図2Bは、従来の栽培施設の空調配置を説明するための模式図である。従来の栽培施設は、複数の栽培棚に対して、側面に複数のエアコンが配置されている。
すなわち、図2Aのような空調配置を取ることで、より低コストな空調配置を実現できる。
図3は、冷風機200で発生した冷風を栽培棚100の側面に冷風を誘引するための誘引ファンの配置を示す図である。図3には、4パターンの誘引ファン300の位置を示している。ここで、栽培棚100の側面に導かれた冷風は、各栽培ユニット900に配置される吸引ファン130及び/又は吸引ダクト121〜125により、栽培ベッド160内に導かれ、栽培プレート170の送風路で、栽培植物(例えば、レタスなど)付近まで導かれる。このように冷風が導かれることで、栽培棚100の複数段に配置される各栽培ユニット900内の温度をより均一にするようにしている。
図3Aは、第1のパターンを示している。図3Aにおいて、誘引ファン300は、冷風機200の気流をより上方へと導くように配置している。このように誘引ファン300を配置した場合、栽培棚100の側面は、全体的により均一な温度になる。そのため、図3Aに示すように、1段目111〜7段目117における各栽培ユニット900には、吸引ファン130を設けている。このように構成すれば、簡易な吸引ファン130で各栽培ユニット900を構成できるので、より安価な構成で栽培ユニット900を構成することができる。
また、図3Bは、第2のパターンを示している。図3Bにおいて、天井に1つの誘引ファン300を設けている。冷風機200の気流は、室内温度よりも低い温度であるため、一般的に、床に溜まる傾向がある。そのため、図3Bに示すように、1段目111〜7段目117における各栽培ユニット900には、吸引ダクト121〜125を設けている。図3Bでは、誘引ファン300の気流によって、冷風機200からの気流をより吸引ダクト121(吸引部)に導くようにしている。これによって、冷風機200で発生した冷風を少ない誘引ファン300で吸引ダクト121まで導くことができる。吸引部121で吸引された冷風は、吸引ダクトの上下ダクト122、分岐ダクト123、左右ダクト124、給気ダクト125を介して、各栽培ユニット900に給気される。このように冷風が導かれることで、栽培棚100の複数段に配置される各栽培ユニット900内の温度をより均一にするようにしている。
また、図3Cは、第3のパターンを示している。図3Cにおいて、複数の誘引ファン300を設け、冷風機200の気流をより複数の方向から調整している。このように調整することで、栽培棚100の側面のより好ましい位置に冷風を導くことができる。このように構成した場合、図3Cの栽培棚100の左側については、1段目111〜3段目113まで吸引ファン130を設け、4段目〜7段目まで吸引ダクト121〜125を設けている。一方、図3Cの栽培段の右側については、1段目111〜4段目114まで吸引ファン130を設け、5段目115〜7段目117まで吸引ダクト121〜125を設けている。栽培棚100の側面に流れる気流に応じて、吸引ファンと吸引ダクトの配置を切り分けるとよい。ただし、冷風は、下方に溜まる傾向があるため、吸引ファンは吸引ダクトよりも下方に配置することが望ましい。このように冷風が導かれることで、栽培棚100の複数段に配置される各栽培ユニット900内の温度をより均一にするようにしている。
また、図3Dは、第4のパターンを示している。図3Dにおいて、冷風機200の下方に誘引ファン300を設けている。冷風機200で発生する気流は、誘引ファン300によって、上方に導かれ、栽培棚100の側面中央で円を描くように流れるため、栽培棚100の下方で温度がより均一な状態となる。そのため、図3Dでは、1段目〜3段目まで吸引ファン130を設け、4段目〜7段目まで吸引ダクト121〜125を設けるようにしている。このように冷風が導かれることで、栽培棚100の複数段に配置される各栽培ユニット900内の温度をより均一にするようにしている。
なお、各栽培ユニット900は、空調の効果を高くするため、側面に遮蔽部材151、153を設けるようにしている。
図11は、各栽培ユニットにおいて冷風機を図2Bのように配置して遮蔽部材を設けない場合(従来方式)と、図3Dのパターン4(本方式))と、の温度調整のシミュレーションをした結果を示す図である。空間温度を24℃とし、冷風機200には、5馬力のエアコンを用い、吹き出し温度を16℃にしている。図3Dの誘引ファンでは、風速9.2m/sの風を発生させるようにしている。この結果、従来方式では、栽培棚の上下で±5℃の温度差が発生するのに対し、本方式では、栽培棚の上下で±2℃の温度差に抑えることができる。
[1−2.栽培棚100の各栽培ユニット900の内部構成]
図4は、栽培棚100の一部を拡大した斜視図である。栽培棚100は、支持パイプ150が組まれている。支持パイプ150は、プラスチック材料や鉄材料等で実現することができる。また、栽培棚100は、支持パイプ150により複数段に構成されている。各段には、2つの栽培ユニット900が配置されている。栽培ユニット900には、照明180が上部に設けられている。照明180は、蛍光灯やLED等で実現可能である。栽培ユニット900には、栽培ベッド160と、その栽培ベッドの上部に配置される複数の栽培プレート170と、を有している。
なお、図示しないが、栽培ユニットの側面には、遮蔽部材が設けられる。また、各栽培ユニット900の一方の側面には、吸引ダクト125又は吸引ファン130が設けられる。さらに、栽培ベッド160は、有底の箱状に形成されている。栽培ベッド160には、栽培植物のための養液を注入するためのパイプを介した注入口が取り付けられている。また、栽培ベッド160には、養液を排出するための排出口が取り付けられている。
以下、図5〜10を用いて栽培ユニット900の詳細を説明する。
図5は、栽培ユニット900の模式断面図である。栽培ユニット900は、支持パイプ150に支持されて設けられている。照明180は、上部の支持パイプ150に取り付けられる。遮蔽部材151及び遮蔽部材153は、栽培ユニット900の側面を遮蔽するように配置されている。遮蔽部材151及び遮蔽部材153は、上部の一部が開放するよう隙間を空けて配置している。これは、照明180で発生する熱を逃がすためである。遮蔽部材151は、ヒンジ152で支持パイプ150(図示せず)に取り付けられる。遮蔽部材151は、図5の点線に示すように、使用者によって開閉可能に取り付けられている。遮蔽部材153は、支持パイプ150(図示せず)に取り付けられている。
栽培ベッド160は、支持パイプ150に支持されるように配置される。栽培ベッド160は、ポリスチレンの一種である発泡スチロールで実現され、断面が略凹形状である凹部で構成されている。栽培ベッド160の凹部には、養液400が注入されるように構成されている。栽培ベッド160の凹部には、規制部165が形成されている。規制部165は、栽培プレート170及び栽培プレートに配置される栽培植物の重みが大きくなった場合でも、栽培プレート170が所定以上に沈むのを防止している。栽培プレート170が所定以上に沈むと、養液400が栽培プレート170の上面に流れ込んでしまう可能性がある。このようなことが発生すると、栽培植物の生育を阻害する恐れがあり、好ましくないため、栽培ベッド160に規制部165を設けるようにしている。
また、栽培ベッド160は、吸引ダクト125又は吸引ファン130により取り込まれた冷風をリブ169内の給気口161、送風路162、排気口163で、栽培プレート170の送風路175に導く用に構成されている。栽培ベッド160の給気口161、送風路162、排気口163の詳細は後述する。
また、栽培ベッド160は、給気口161、送風路162、排気口163とは反対側のリブ168に略円弧状の溝164を形成している。溝164には、筒状のチューブ190が配置されている。チューブ190には、筒内に風を送る送風機が取り付けられている。チューブ190に対して風が流入されると、溝164内でチューブ190が膨らむ。チューブ190は、膨らまされると、栽培プレート170をリブ169に押し付ける。これによって、栽培ベッド160のリブ169の排気口163と栽培プレート170の給気口173との空気の流れをより確実なものとしている。
栽培プレート170は、ポリスチレンの一種である発泡スチロールで実現され、断面に、給気口173と、送風路175と、排気口174と、を形成している。給気口173に流入した冷風は、送風路175を経て、排気口174から排気される。排気口174は、上下に向いた貫通孔により構成され、栽培プレート170で栽培される栽培植物に対し、下方から冷風を当てるようにしている。
なお、栽培ベッド160の凹部には、水耕シート172が配置されている。
図6を用いて、栽培ベッド160と栽培プレート170の詳細を説明する。図6は、栽培ベッド160の長手方向の一方を省略している。
栽培ベッド160は、略長方形に形成され、上部に複数の栽培プレート170が配置可能になるよう、リブ168及び169が形成されている。また、リブ168及び169よりも高さの低いリブ166が形成されている。リブ166は、栽培プレート170を使用者が取り出し容易になるように、リブ168及び169に対して、低くなるように構成されている。栽培プレート170は、図9や図10に示すように、栽培ベッド160からの取り出しが容易になるよう、側面172に取っ手176、及び、側面173に取っ手176を構成するようにしている。取っ手176は、給気口173の一部を構成している。
ここで、栽培プレート170は、栽培棚100の側面に設けられるダクト等により、栽培棚100の側面から取り出すのが難しい。そのため、本実施の形態では、栽培プレート170が栽培ベッド160の長手方向に移動可能に構成されている。栽培プレート170を長手方向に移動可能にしたため、上述したように、栽培ベッド160には、チューブ190を配置し、栽培ベッド160の所定位置でリブ169に押し付けられるようしている(図7参照)。
また、栽培プレート170を移動可能に構成したため、移動方向の位置決めが必要になる。この点については、栽培ベッド160に対して、移動方向の端に、栽培プレートと同サイズのダミープレートを挿入することで位置決めを実現できる。すなわち、栽培ベッド160は、複数個の栽培プレート170が丁度収まるように構成している。
また、栽培ベッド160には、凹部に突起167を構成している。これは、栽培ベッド160の強度維持と、栽培ベッド160内に注入される養液400の量を減らす役割を担っている。
なお、栽培プレート170には、上下方向に貫通する複数の栽培孔171が形成されており、栽培植物が配置される。
図7は、栽培ベッド160から栽培プレート170への空気の流れを示す図である。
図7に示すように、栽培ベッド160の給気口161で給気された空気は、送風路162、排気口163を経て、栽培プレート170の給気口173に給気される。栽培プレート170の給気口173で給気された空気は、送風路175を経て、排気口174で栽培プレート170の上方に向けて排気される。送風路175は明確に図示していないが、排気口174で空気が排気されるよう送風路が形成されればよい。
図8は、栽培ベッド160と栽培プレート170の関係をより詳細に説明するための図である。
D1は、栽培ベッド160の底部から規制部165までの高さを示している。D2は、栽培プレート170の厚みを示している。E1は、養液400の注入目安を示している。
すなわち、以下の式(1)を満たすように栽培ユニット900を設計することが好ましい。

E1<D1+D2・・・(1)
また、D3は、栽培ベッド160の排気口163の開口幅を示している。また、D4は、栽培プレート170の給気口173の開口幅を示している。D5は、栽培プレート170の底面から給気口173までの高さを示している。D6は、規制部165の上面から排気口163の上面までの高さを示している。
すなわち、以下の式(2)(3)(4)を満たすように栽培ユニット900を設計することが好ましい。

D2≧D5・・・(2)
D4+D5≒D6・・・(3)
D4>D3
これら式(2)〜(4)を満たすことで、栽培プレート170が養液400によって上方に移動された場合であっても、より確実に栽培ベッド160から栽培プレート170に空気を流入させることができる。
図9は、概略図であり、吸引ファン130を用いた構成断面図を示す。図10は、概略図であり、吸引ダクト125を用いた構成断面図を示す。
[1−3.効果等]
以上のように、本実施の形態により、以下のような効果を有する。
すなわち、栽培棚の側面に対して、冷風機の冷風を送るようにし、冷風を誘引ファンで調整するようにしたため、より均一な空調を実現することが可能になる。より均一な空調を実現することができれば、栽培ユニットの育成環境を上段と下段で同じにすることができるので、栽培植物の生育をより向上させることができる。
また、栽培棚は、上段には吸引ダクト、下段には吸引ファンを設けるようにした。このようにすれば、上段については下方に溜まる冷気を吸引ダクトで吸い上げ、下段については、吸引ファンで吸引するので、より簡易な構成で栽培棚を実現しつつ、より均一な空調を実現できる。
また、
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
本開示は、植物栽培を行うことが可能な栽培システムに適用可能である。
100 栽培棚
121〜125 吸引ダクト
130 吸引ファン
160 栽培ベッド
170 栽培プレート
200 冷風機
300 誘引ファン
900 栽培ユニット

Claims (4)

  1. 栽培空間に配置され、栽培ベッドの上部に栽培プレートを配置して構成した栽培ユニットを複数有する栽培棚と、
    前記栽培空間の上方に配置され、前記栽培棚に向けて空気流を送風する空調機器と、
    前記空調機器から送風される空気流を前記栽培棚の側面に導く誘引ファンと、
    前記複数の栽培ユニットに配置され、前記栽培棚の側面から空気流を吸引する吸引設備と、を備え、
    前記栽培ベッドは、前記吸引設備により空気流が導入される吸気口と、前記空気流を前記栽培プレートへ導く排気口とを備え、
    前記栽培プレートは、内部に形成した送風路と、前記栽培ベッドの排気口から導入される空気流を前記送風路に供給する吸気口と、栽培植物が配置される上面側に前記送風路に繋がるように形成され、前記植物の下方から空気流を当てる排気口とを備える植物栽培装置。
  2. 前記空気流は冷気である請求項1に記載の植物栽培装置。
  3. 前記誘引ファンは前記空気流を上方へ導く請求項1に記載の植物栽培装置。
  4. 前記栽培空間内に、前記栽培棚が複数並列に配置され、
    前記空調機器は、前記複数の栽培棚の隙間に前記空気流が流れるように配置される請求項1に記載の植物栽培装置。
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