JP6088884B2 - スチレン系発泡樹脂粒子及びスチレン系発泡成形体 - Google Patents

スチレン系発泡樹脂粒子及びスチレン系発泡成形体 Download PDF

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Description

本発明はスチレン系発泡樹脂粒子、及びスチレン系発泡成形体に関する。更に詳しくは本発明は、発泡倍率のバラツキが抑制された発泡成形体を与えうるスチレン系発泡樹脂粒子、及びそれから得られた発泡倍率のバラツキの抑制されたスチレン系発泡成形体に関する。
発泡成形体の製造方法として、ビーズ法が知られている。この方法では発泡粒子を金型内に充填し、次いで、発泡粒子を水蒸気で加熱することにより発泡させると共に相互融着させて発泡成形体を得る。
ところで断熱材、緩衝材及び消失模型鋳造に使用される模型は、大きな直方体状の発泡成形体(発泡ブロック:例えば、厚さ500×幅1000×長さ2000mm)を一定の厚さにスライスすることにより製造されている(例えば、特許第3685616号:特許文献1)。
特許第3685616号
上記発泡ブロックは、成形体が厚いため、金型に接する付近と中心部との発泡倍数がばらつき易い。そのような発泡ブロックからスライスして断熱材や緩衝材を得た場合、スライスする箇所によって発泡倍数が異なり、その結果、断熱性や緩衝性も異なることになる。更に、模型に使用する場合、倍数が高い箇所で強度が低下することになる。
以上のことから、発泡倍数のバラツキが抑制された発泡成形体、及び内部の発泡バラツキが少ない発泡成形体を製造しうる発泡粒子の提供が望まれていた。
本発明の発明者等は、発泡粒子を構成する気泡を区画する特定個所の気泡径の厚さを調整することで、発泡成形体の発泡倍率のバラツキを抑制できることを見出し、本発明に至った。
かくして本発明によれば、複数の気泡と前記気泡を区画する気泡壁とから構成されるスチレン系発泡樹脂粒子であり、
前記気泡壁が、a>b
(式中、aは、スチレン系発泡樹脂粒子の最表面側に位置する気泡を区画する気泡壁の平均厚さ、bは最表面側に位置する気泡に隣接する気泡を区画する気泡壁の平均厚さ)
の関係を有し、
前記スチレン系発泡樹脂粒子が、60万〜120万のz平均分子量の基材樹脂から構成されることを特徴とするスチレン系発泡樹脂粒子が提供される。
更に、本発明によれば、複数の気泡と前記気泡を区画する気泡壁とから構成されるスチレン系発泡成形体であり、
前記気泡壁が、a>b
(式中、aは、スチレン系発泡成形体の最表面側に位置する気泡を区画する気泡壁の平均厚さ、bは最表面側に位置する気泡に隣接する気泡を区画する気泡壁の平均厚さ)
の関係を有するスチレン系樹脂粒子より構成され
前記スチレン系発泡成形体が、60万〜120万のz平均分子量の基材樹脂から構成されることを特徴とするスチレン系発泡成形体が提供される。
本発明によれば、発泡倍率のバラツキが抑制された発泡成形体を与えうるスチレン系発泡樹脂粒子、及びそれから得られた発泡倍率のバラツキの抑制されたスチレン系発泡成形体を提供できる。
また、本発明によれば、以下の構成
(1)最表面側に位置する気泡を区画する気泡壁は、最表面を構成する気泡壁の厚さa1と隣接する気泡側の気泡壁の厚さa2とが等しい構成を有する
(2)スチレン系発泡樹脂粒子が、60万〜120万のz平均分子量の基材樹脂から構成される
(3)スチレン系発泡樹脂粒子が、更に0.5〜3.0質量%の可塑剤を含む
(4)スチレン系発泡樹脂粒子が、30〜150倍の嵩倍数を有する
のいずれかを備えることで、より発泡倍率のバラツキが抑制された発泡成形体を与えうるスチレン系発泡樹脂粒子、及びそれから得られた発泡倍率のバラツキのより抑制されたスチレン系発泡成形体を提供できる。
実施例1のスチレン系発泡樹脂粒子表面の電子顕微鏡写真である。 実施例1のスチレン系発泡成形体の発泡粒子界面の電子顕微鏡写真である。
(スチレン系発泡樹脂粒子)
本発明のスチレン系発泡樹脂粒子(以下、発泡粒子ともいう)は、複数の気泡と気泡を区画する気泡壁とから構成される。
(1)気泡壁
気泡壁はa>b
(式中、aは、スチレン系発泡樹脂粒子の最表面側に位置する気泡を区画する気泡壁の平均厚さ、bは最表面側に位置する気泡に隣接する気泡を区画する気泡壁の平均厚さ)
の関係を有している。この関係を有していることで、発泡粒子を発泡成形すると発泡倍率のバラツキが抑制された発泡成形体を提供できる。
気泡壁の厚さaは、例えば0.5μm〜3.0μmとすることができる。厚さaが0.5μm未満の場合、成形時の加熱収縮により成形体表面の外観が低下することがある。3.0μmより厚い場合も成形体表層の粒子間空隙が多くなり、外観が低下することがある。より好ましい厚さaは、0.5μm〜2.5μmであり、更に好ましい厚さaは0.5μm〜2.0μmである。
気泡壁の厚さbは、例えば、0.3μm〜2.0μmとすることができる。厚さbが0.3μm未満の場合、成形時の加熱により成形体が収縮することがある。2.0μmより厚い場合、成形体強度が低下することがある。より好ましい厚さbは、0.3μm〜1.5μmであり、更に好ましい厚さbは0.3μm〜1.0μmである。厚さaとbとの差は0.2μm以上であることが好ましい。
更に、最表面側に位置する気泡を区画する気泡壁は、最表面を構成する気泡壁の厚さa1と隣接する気泡側の気泡壁の厚さa2とが等しい構成を有することが好ましい。この関係を有していることで、発泡粒子を発泡成形すると発泡倍率のバラツキが抑制された発泡成形体を提供できる。ここで、等しいとは、厳密にa1とa2とが同じであることを意味せず、a1とa2との差が絶対値で0.2μm以内の場合を意味する。なお、a1とa2は、上記aと同じ、0.5μm〜3.0μmとすることができる。
(2)気泡壁の構成材料
(a)スチレン系モノマー
気泡壁の構成材料には、スチレン系モノマー由来のスチレン系樹脂が含まれる。
スチレン系モノマーとしては特に限定されず、公知のモノマーをいずれも使用できる。例えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロロスチレン、エチルスチレン、イソプロピルスチレン、ジメチルスチレン、ブロモスチレン等の単官能スチレン系モノマーが挙げられる。これらスチレン系モノマーは、一種類でも、複数種の混合物であってもよい。好ましいスチレン系モノマーは、スチレンである。
(b)他の樹脂成分
気泡壁には、スチレン系モノマー由来の樹脂成分以外の他の樹脂成分が含まれていてもよい。他の樹脂成分は、スチレン系モノマーと共重合していてもよく、共重合せずに気泡壁中に存在していてもよい。
例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート等の炭素数1〜8のアルキル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリル、ジメチルマレエート、ジメチルフマレート、ジエチルフマレート、エチルフマレート等の単官能モノマーの他、ジビニルベンゼン、アルキレングリコールジメタクリレート等の二官能性モノマー、無水マレイン酸、N−ビニルカルバゾール等に由来する樹脂成分、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル等の樹脂成分が挙げられる。
更に、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合体、エチレン−プロピレン−非共役ジエン三次元共重合体等のジエン系のゴム状重合体を添加したゴム変性ポリスチレン系樹脂(いわゆるハイインパクトポリスチレン)や、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、アクリル系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体等も挙げられる。
(d)他の添加剤
構成材料には樹脂以外の他の添加剤が含まれていてもよい。他の添加剤としては、物性を損なわない範囲内において、難燃剤、難燃助剤、可塑剤、滑剤、結合防止剤、融着促進剤、帯電防止剤、展着剤、気泡調整剤、架橋剤、充填剤、着色剤等が挙げられる。この内、可塑剤を含むことは、樹脂を軟化させ発泡性の向上、内部融着の向上という効果を生じるため好ましい。
可塑剤としては、トルエン、スチレン、キシレン、シクロヘキサン、フタル酸エステル、グリセリンジアセトモノラウレート、グリセリントリステアレート、ジアセチル化グリセリンモノステアレート等のグリセリン脂肪酸エステル、ジイソブチルアジペートのようなアジピン酸エステル等が挙げられる。可塑剤の含有量は、発泡性スチレン系樹脂粒子に対して、0.5〜3.0質量%の範囲であることが好ましい。0.5質量%未満の場合、上記効果を生じ難くなる。3.0質量%より多い場合、樹脂が必要以上に軟化し、発泡時に発泡粒が収縮しやすかったり、成形時に成形品が収縮したり表面が溶けやすくなったりすることがある。より好ましい含有量は0.5〜2.5質量%の範囲であり、更に好ましい含有量は0.8〜2.5質量%の範囲である。
(e)Z平均分子量
気泡壁を構成する材料のZ平均分子量は60万〜120万であることが好ましい。60万未満の場合、成形時の加熱により収縮しやすくなることがある。120万より大きい場合、内部融着が悪く、発泡性が低くなることがある。好ましいz平均分子量は、70万〜110万であり、より好ましくは80万〜110万である。
(f)嵩倍数
発泡粒子は、30〜150倍の嵩倍数を有することが好ましい。発泡粒子の嵩倍数が150倍より大きい場合、次に得られる発泡成形体に収縮が発生して外観性が低下することがある。加えて発泡成形体の断熱性能及び機械的強度が低下することがある。一方、嵩倍数が30倍より大きい場合、発泡成形体の軽量性が低下することがある。
(3)発泡粒子の製造方法
発泡粒子は、発泡性粒子を発泡させることにより得ることができる。
(a)発泡性粒子
発泡性粒子の製造方法は特に限定されない。例えば、スチレン系樹脂種粒子の存在下又は非存在下、水性媒体中で、スチレン系モノマーを撹拌しつつ重合させる懸濁重合法で樹脂粒子を得、この樹脂粒子に発泡剤を含浸させることで発泡性粒子を得ることができる。
(i)重合工程
水性媒体中に分散させてなる分散液中に、スチレン系モノマーを、必要に応じて他のモノマーと共に、供給する。水性媒体としては、水、水と水溶性溶媒(例えば、アルコール)との混合媒体が挙げられる。
スチレン系モノマーには、重合開始剤を含ませてもよい。重合開始剤としては、従来からモノマーの重合に用いられているものであれば、特に限定されない。例えば、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキシルモノカーボネート、ラウリルパーオキサイド、t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、t−ブチルパーオキシアセテート、2,2−t−ブチルパーオキシブタン、t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルヘキサノエート、ジ−t−ブチルパーオキシヘキサハイドロテレフタレート等の有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリル等のアゾ化合物等が挙げられる。これら開始剤の内、残存モノマーを低減させるために、10時間の半減期を得るための分解温度が80〜120℃にある異なった二種以上の重合開始剤を併用することが好ましい。なお、重合開始剤は単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
水性媒体中には、モノマーの小滴の分散を安定させるために懸濁安定剤が含まれていてもよい。懸濁安定剤としては、従来からモノマーの懸濁重合に用いられているものであれば、特に限定されない。例えば、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン等の水溶性高分子、第三リン酸カルシウム、ハイドロキシアパタイト、ピロリン酸マグネシウム、酸化マグネシウム等の難溶性無機化合物等が挙げられる。
懸濁安定剤として難溶性無機化合物を用いる場合には、アニオン界面活性剤を併用するのが好ましく、このようなアニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸石鹸、N−アシルアミノ酸又はその塩、アルキルエーテルカルボン酸塩等のカルボン酸塩、アルキルベンゼンスルフォン酸塩、アルキルナフタレンスルフォン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸エステル塩、アルキルスルホ酢酸塩、α−オレフィンスルフォン酸塩等のスルフォン酸塩;高級アルコール硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)、第二級高級アルコール硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩等の硫酸エステル塩;アルキルエーテルリン酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩等のリン酸エステル塩等が挙げられる。これら界面活性剤の内、ラウリル硫酸ナトリウムが好ましい。
重合工程は使用するモノマー種、重合開始剤種、重合雰囲気種等により異なるが、通常、70〜130℃の加熱を、3〜10時間維持することにより行われる。重合工程は、モノマーを含浸させつつ行ってもよい。重合工程は、使用するモノマー全量を1段階で重合させてもよく、2段階以上に分けて重合させてもよい。
重合開始剤として好ましくはt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキシルモノカーボネート、ジ−t−ブチルパーオキシヘキサハイドロテレフタレートを使用し、これらを単独で用いてもその他重合開始剤を二種以上併用されてもよい。また、重合温度としては70〜100℃が好ましい。
スチレン系モノマー及び/又は水性媒体中には、可塑剤、帯電防止剤、充填剤、着色剤等を含ませてもよい。これら以外にも、滑剤、結合防止剤、融着促進剤、展着剤、気泡調整剤、架橋剤、核剤を含ませることができる。
滑剤としては、パラフィンワックス、ステアリン酸亜鉛等の金属石鹸、エチレンビスステアリン酸アミド、メチレンビスステアリン酸アミド、ヒドロキシステアリン酸アミド等のアミド化合物等、ステアリン酸トリグリセライド、ステアリン酸モノグリセライド等の脂肪酸エステルが挙げられる。
結合防止剤としては、例えば、炭酸カルシウム、シリカ、タルク、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム等の金属石鹸、水酸化アルミニウム、エチレンビスステアリン酸アミド、メチレンビスステアリン酸アミド、第三リン酸カルシウム、ジメチルシリコーン等が挙げられる。
融着促進剤としては、例えばステアリン酸、ステアリン酸トリグリセリド、ヒドロキシステアリン酸トリグリセリド、ステアリン酸ソルビタンエステル、ポリエチレンワックス等が挙げられる。
帯電防止剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル、ステアリン酸モノグリセリド、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等が挙げられる。
展着剤としては、ポリブテン、ポリエチレングリコール、シリコンオイル、プロピレングリコール、グリセリン、流動パラフィン等が挙げられる。
気泡調整剤としては、メタクリル酸エステル系共重合ポリマー、エチレンビスステアリン酸アミド、メチレンビスステアリン酸アミド、ヒドロキシステアリン酸アミド等のアミド化合物、ポリエチレンワックス等のポリオレフィンワックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。
核剤としては、従来からモノマーの重合に用いられているものであれば、特に限定されない。例えば、ポリエチレンワックス等のポリオレフィンワックス、ヒドロキシステアリン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、メチレンビスステアリン酸アミド等のアミド化合物、タルク、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粉末等が挙げられる。核剤は、スチレン系モノマー100質量部に対して、0.01〜3質量部の範囲で使用されることが好ましい。
(ii)含浸工程
発泡性粒子は上記スチレン系樹脂粒子に発泡剤を含浸させることにより得ることができる。含浸は、重合と同時に湿式で行ってもよく、重合後に湿式又は乾式で行ってもよい。湿式で行う場合は、上記重合工程で例示した、懸濁安定剤及び界面活性剤の存在下で行ってもよい。
発泡剤の含浸温度は、60〜150℃が好ましい。60℃より低いと、樹脂粒子に発泡剤を含浸させるのに要する時間が長くなって生産効率が低下することがある。また、150℃より高いと、樹脂粒子同士が融着して結合粒が発生することがある。より好ましい含浸温度は、70〜120℃である。
発泡剤と同時に、発泡助剤を含浸させてもよい。
発泡剤としては、特に限定されず、公知のものをいずれも使用できる。特に、沸点がスチレン系樹脂の軟化点以下であり、常圧でガス状又は液状の有機化合物が適している。例えばプロパン、n−ブタン、イソブタン、n−ペンタン、イソペンタン、ネオペンタン、シクロペンタン、シクロペンタジエン、n−ヘキサン、石油エーテル等の炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、メチルエチルエーテル等の低沸点のエーテル化合物、トリクロロモノフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロロメタン等のハロゲン含有炭化水素、炭酸ガス、窒素、アンモニア等の無機ガス等が挙げられる。これらの発泡剤は、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。この内、炭化水素を使用するのが、オゾン層の破壊を防止する観点、及び空気と速く置換し、発泡成形体の経時変化を抑制する観点で好ましい。炭化水素の内、沸点が−45〜40℃の炭化水素がより好ましく、プロパン、n−ブタン、イソブタン、n−ペンタン、イソペンタン等が更に好ましい。
更に、発泡剤の含有量は、2〜12質量%の範囲であることが好ましい。2質量%より少ないと、発泡性粒子から所望の密度の発泡成形体を得られないことがある。加えて、型内発泡成形時の二次発泡力を高める効果が小さくなるために、発泡成形体の外観が良好とならないことがある。12質量%より多いと、発泡成形体の製造工程における冷却工程に要する時間が長くなって生産性が低下することがある。より好ましい発泡剤の含有量は、3〜10質量%である。
発泡助剤を、発泡剤と併用してもよい。発泡助剤としては、トルエン、スチレン、ジイソブチルアジペート、シクロヘキサン、エチルベンゼン等が挙げられる。
本発明では、発泡粒表層部の気泡壁を調整する必要があることから、シクロヘキサンがより好ましく、使用量を調整することで所望の気泡壁厚さを得ることができる。
(iii)発泡性粒子の形状
発泡性粒子の形状は特に限定されない。例えば、球状、円柱状等が挙げられる。この内、球状であるのが好ましい。発泡性粒子の平均粒子径は、用途に応じて適宜選択でき、例えば、0.2mm〜5mmの平均粒子径のものを使用できる。また、成形型内への充填性等を考慮すると、平均粒子径は、0.3mm〜2mmがより好ましく、0.3mm〜1.4mmが更に好ましい。
(b)発泡性粒子の発泡工程
発泡粒子は、熱媒体(例えば、加圧水蒸気等)を用いて所望の嵩密度に発泡性粒子を発泡させることで得られる。
なお、発泡前に、発泡性粒子の表面に、ステアリン酸亜鉛のような粉末状金属石鹸類を塗布しておくことが好ましい。塗布しておくことで、発泡性粒子の発泡工程において発泡粒子同士の結合を減少できる。
(スチレン系発泡成形体)
本発明のスチレン系発泡成形体(以下、発泡成形体ともいう)は、複数の気泡と気泡を区画する気泡壁とから構成される。
(1)気泡壁
気泡壁は、a>b
(式中、aは、発泡成形体の最表面側に位置する気泡を区画する気泡壁の平均厚さ、bは最表面側に位置する気泡に隣接する気泡を区画する気泡壁の平均厚さ)
の関係を有している。この関係を有していることで、発泡倍率のバラツキが抑制された発泡成形体を提供できる。ここで、発泡成形体の最表面とは、金型に接する面を意味し、その面であることは発泡成形時の蒸気の導入孔の有無により判断できる。
発泡成形体の厚さaとbの好適な値、aとbの差は、上記発泡粒子と同じである。また、発泡粒子と同様、最表面側に位置する気泡を区画する気泡壁は、最表面を構成する気泡壁の厚さa1と隣接する気泡側の気泡壁の厚さa2とが等しい構成を有することが好ましい。a1とa2の好適な値、a1とa2の差は、上記発泡粒子と同じである。
(2)倍数
発泡成形体は、30〜150倍の倍数を有することが好ましい。発泡成形体の倍数が150倍より大きい場合、発泡成形体に収縮が発生して外観性が低下することがある。加えて発泡成形体の断熱性能及び機械的強度が低下することがある。一方、倍数が30倍より大きい場合、発泡成形体の軽量性が低下することがある。
更に、発泡成形体は、厚み方向に直交するようにスライスして10枚のスライス品を得た際に、スライス品中の最大の倍数と最小の倍数との差が0〜20倍となる構成を備えていることが好ましい。この倍数差とすることで、断熱材等に使用されるスライス品の倍率のバラツキを抑制できる。
なお、スライス品は、10〜70mmの厚さを有することが好ましい。
(2)発泡成形体の製造方法
発泡成形体は、例えばビーズ法により形成できる。ビーズ法とは、発泡粒子を発泡成形することで発泡ブロックを得る方法である。本発明の発泡成形体の製造には、上記発泡粒子が好適に使用される。
具体的には、発泡粒子を多数の小孔を有する閉鎖金型内に充填し、熱媒体(例えば、加圧水蒸気等)で加熱発泡させ、発泡粒子間の空隙を埋めると共に、発泡粒子を相互に融着させることにより一体化させることで、発泡成形体を製造できる。その際、発泡成形体の密度は、例えば、金型内への発泡粒子の充填量を調整する、発泡粒子の嵩密度を調整等して調製できる。
加熱発泡は、例えば、110〜150℃の温度で0.04〜0.11MPaの成形蒸気圧(ゲージ圧)の熱媒体で、5〜50秒加熱することにより行うことができる。この条件であれば、粒子相互の良好な融着性を確保できる。より好ましくは、加熱発泡成形は、90〜120℃の熱媒体で、10〜50秒加熱することにより行うことができる。
発泡粒子は、発泡成形体の成形前に、例えば常圧で、熟成させてもよい。発泡粒子の熟成温度は、20〜60℃が好ましい。熟成温度が低いと、発泡粒子の熟成時間が長くなることがある。一方、高いと、発泡粒子中の発泡剤が散逸して成形性が低下することがある。
以下、実施例によって本発明の具体例を示すが、以下の実施例は本発明の例示にすぎず、本発明は以下の実施例のみに限定されない。
<z平均分子量>
サンプル0.08gをテトラヒドロフラン(THF)10mLに溶解させ(完全溶解)、非水系0.45μmのクロマトディスクで濾過して測定する。予め測定し、作成しておいた標準ポリスチレンの検量線から試料のz平均分子量を求める。また、クロマトグラフの条件は下記の通りとする。
・装置:高速GPC装置
・商品名:東ソー社製 HLC−8320GPC EcoSEC-WorkStation(RI検出器内蔵)
・分析条件
カラム:TSKgel SuperHZM−H×2本(4.6mmI.D×15cmL×2本)
ガードカラム:TSKguardcolumn SuperHZ−H×1本(4.6mmID×2cmL)
流量:サンプル側 0.175ml/min、リファレンス側 0.175ml/min
検出器:RI検出器
濃度:0.3g/L
注入量:50μL
カラム温度:40℃
システム温度:40℃
溶離液:THF
(検量線の作成)
検量線用標準ポリスチレン試料としては、東ソー社製商品名「TSK standard POLYSTYRENE」の重量平均分子量が、500、2630、9100、37900、102000、355000、3840000、及び5480000である標準ポリスチレン試料と、昭和電工社製商品名「Shodex STANDARD」の重量平均分子量が1030000である標準ポリスチレン試料を用いる。
検量線の作成方法は以下の通りである。まず、上記検量線用標準ポリスチレン試料をグループA(重量平均分子量が1030000のもの)、グループB(重量平均分子量が500、9100、102000及び3480000のもの)及びグループC(重量平均分子量が2630、37900、355000及び5480000のもの)にグループ分けする。グループAに属する重量平均分子量が1030000である標準ポリスチレン試料を5mg秤量した後にTHF20mLに溶解し、得られた溶液50μLを試料側カラムに注入する。グループBに属する重量平均分子量が500、9100、102000及び3480000である標準ポリスチレン試料をそれぞれ10mg、5mg、5mg、及び5mg秤量した後にTHF50mLに溶解し、得られた溶液50μLを試料側カラムに注入する。グループCに属する重量平均分子量が2630、37900、355000及び5480000である標準ポリスチレン試料をそれぞれ5mg、5mg、5mg、及び1mg秤量した後にTHF40mLに溶解し、得られた溶液50μLを試料側カラムに注入する。これら標準ポリスチレン試料の保持時間から較正曲線(三次式)をHLC−8320GPC専用データ解析プログラムGPCワークステーション(EcoSEC−WS)にて作成し、これをポリスチレン換算重量平均分子量測定の検量線として用いる。
<発泡粒子の嵩倍数>
発泡粒子の嵩倍数は、JIS K6911:1995年「熱硬化性プラスチック一般試験方法」に準拠して測定する。具体的は、まず、発泡粒子を測定試料としてWg採取し、この測定試料をメスシリンダー内に自然落下させる。メスシリンダー内に落下させた測定試料の体積Vcm3をJIS K6911に準拠した見掛け密度測定器を用いて測定する。Wg及びVcm3を下記式に代入することで、発泡粒子の嵩倍数を算出する。
発泡粒子の嵩倍数=測定試料の体積(V)/測定試料の質量(W)
<発泡成形体の倍数>
発泡成形体(成形後、40℃で20時間以上乾燥させたもの)から切り出した試験片(例75×300×35mm)の質量(a)と体積(b)をそれぞれ有効数字3桁以上になるように測定し、式(b)/(a)により発泡成形体の倍数を求める。
<発泡成形体の倍数差>
縦2000mm×横1000mm×厚さ500mmのブロックを成形した後に、厚みを50mm間隔で10等分した。得られたスライス品の倍数を上記発泡成形体の倍数と同様にして測定する。10個の測定値の内、最大値から最小値を引いたものを倍数差とする。
<気泡壁の厚さ>
測定装置として走査型電子顕微鏡JEOL社製 商品名「JSM−6360LV」)を用いる。
発泡粒子10個及び発泡成形体の最表面に存在する発泡粒子から任意に選択した10個について、剃刀刃を用いて、それぞれ粒子の中心を通る平面で二等分する。その切断面の走査型電子顕微鏡を用いて、500〜600倍に拡大した画像を作成する。その後、測長機能を用いて最外にある非発泡層に任意に5点線を引き、厚みを測定する。各画像について、同様に測定し、計10画像分の平均値を気泡壁の厚さとする。
<融着率>
縦2000mm×横1000mm×厚さ500mmのブロックを成形した後に、厚みを50mm間隔で10等分した。その後、ブロック表面から5枚目を取出し、試験片に一対の長辺の中心同士を結ぶ直線に沿ってカッターナイフで深さ約5mmの切り込み線を入れた後、この切り込み線に沿って試験片を手で二分割し、その破断面における発泡粒子について、100〜150個を含む任意の範囲について、全粒子数(A)と粒子内で破断している粒子数(B)を計数し、以下の式により融着率(%)を算出する。
融着率=(B)×100/(A)
融着率が:
40%以上を特に良好(◎)
40%未満を不良(×)
と評価する。
実施例1
内容積100リットルの攪拌機付重合容器に水40000g、懸濁安定剤としてピロリン酸マグネシウム100g、及びアニオン系界面活性剤としてドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム10gを加えて水性媒体を得た。水性媒体に、平均粒子径0.9mm、z平均分子量100万のスチレン系樹脂粒子(積水化成品工業株式会社製)40000gを分散させた。分散液を50℃に昇温し、スチレン180g、シクロヘキサン280g、ジイソブチルアジペート320gを重合容器内に入れ密閉した。密閉後、90℃まで昇温し、その温度を6時間保持した。次に、発泡剤としてノルマルブタンを2000g、イソブタンを2200g圧入して6時間保持した。保持後、30℃以下まで冷却し、次いで内容物を重合容器から取り出し、乾燥させた。乾燥後、13℃の恒温室内で5日間保管することで発泡性粒子を得た。
得られた発泡性粒子を嵩倍数90倍に発泡し、室温(約25℃)で24時間放置することで発泡粒子を得た。発泡粒子の電子顕微鏡写真を図1に示す。得られた発泡粒子を縦2000mm、横1000mm、厚さ500mmの容積を有する金型に充填し、成形蒸気圧0.06MPaで成形して発泡成形体を得た。発泡成形体の電子顕微鏡写真を図2に示す。
実施例2
Z平均分子量が75万のスチレン系樹脂粒子を使用したこと以外は実施例1と同様に発泡成形体を得た。
実施例3
z平均分子量が115万のスチレン系樹脂粒子を使用したこと以外は実施例1と同様に発泡成形体を得た。
実施例4
イソブタンを4200g使用したこと以外は実施例1と同様に発泡成形体を得た。
実施例5
シクロヘキサンを520g使用したこと以外は実施例1と同様に発泡成形体を得た。
実施例6
シクロヘキサンを920g使用したこと以外は実施例1と同様に発泡成形体を得た。
実施例7
ノルマルブタンを1200g、イソブタンを2200g使用したこと以外は実施例1と同様に発泡成形体を得た。
実施例8
ノルマルブタンを1800g、イソブタンを3000g使用したこと以外は実施例1と同様に発泡成形体を得た。
比較例1
z平均分子量が50万のスチレン系樹脂粒子を使用したこと以外は実施例1と同様に発泡成形体を得た。
比較例2
z平均分子量が130万のスチレン系樹脂粒子を使用したこと以外は実施例1と同様に発泡成形体を得た。
比較例3
ノルマルブタンを4200g使用したこと以外は実施例1と同様に発泡成形体を得た。
比較例4
シクロヘキサンを1400g使用したこと以外は実施例1と同様に発泡成形体を得た。

上記実施例及び比較例から得られた各種測定値を表1〜3に示す。
実施例及び比較例から、気泡壁の厚さが特定の関係を有することで、発泡倍率のバラツキが抑制された発泡成形体が得られていることが分かる。

Claims (10)

  1. 複数の気泡と前記気泡を区画する気泡壁とから構成されるスチレン系発泡樹脂粒子であり、
    前記気泡壁が、a>b
    (式中、aは、スチレン系発泡樹脂粒子の最表面側に位置する気泡を区画する気泡壁の平均厚さ、bは最表面側に位置する気泡に隣接する気泡を区画する気泡壁の平均厚さ)
    の関係を有し、
    前記スチレン系発泡樹脂粒子が、60万〜120万のz平均分子量の基材樹脂から構成されることを特徴とするスチレン系発泡樹脂粒子。
  2. 前記最表面側に位置する気泡を区画する気泡壁は、最表面を構成する気泡壁の厚さa1と前記隣接する気泡側の気泡壁の厚さa2とが等しい構成を有する請求項1に記載のスチレン系発泡樹脂粒子。
  3. 前記スチレン系発泡樹脂粒子が、更に0.5〜3.0質量%の可塑剤を含む請求項1又は2に記載のスチレン系発泡樹脂粒子。
  4. 前記スチレン系発泡樹脂粒子が、30〜150倍の嵩倍数を有する請求項1〜のいずれか1つに記載のスチレン系発泡樹脂粒子。
  5. 複数の気泡と前記気泡を区画する気泡壁とから構成されるスチレン系発泡成形体であり、
    前記気泡壁が、a>b
    (式中、aは、スチレン系発泡成形体の最表面側に位置する気泡を区画する気泡壁の平均厚さ、bは最表面側に位置する気泡に隣接する気泡を区画する気泡壁の平均厚さ)
    の関係を有するスチレン系樹脂粒子より構成され
    前記スチレン系発泡成形体が、60万〜120万のz平均分子量の基材樹脂から構成されることを特徴とするスチレン系発泡成形体。
  6. 前記最表面側に位置する気泡を区画する気泡壁は、最表面を構成する気泡壁の厚さa1と前記隣接する気泡側の気泡壁の厚さa2とが等しい構成を有する請求項に記載のスチレン系発泡成形体。
  7. 前記スチレン系発泡成形体が、更に0.5〜3.0質量%の可塑剤を含む請求項5又は6に記載のスチレン系発泡成形体。
  8. 前記スチレン系発泡成形体が、30〜150倍の倍数を有する請求項5〜7のいずれか1つに記載のスチレン系発泡成形体。
  9. 前記スチレン系発泡成形体は、前記スチレン系発泡成形体を厚み方向に直交するようにスライスして10枚のスライス品を得た際に、前記スライス品中の最大の倍数と最小の倍数との差が0〜20倍となる構成を備えている請求項5〜8のいずれか1つに記載のスチレン系発泡成形体。
  10. 前記スライス品が、10〜70mmの厚さを有する請求項に記載のスチレン系発泡成形体。
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