JP6088674B1 - 磁気粘性流体緩衝器 - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルによって所定の減衰力が発生できない状況になっても一定の減衰力を得ることができる磁気粘性流体緩衝器を提供する。【解決手段】緩衝器100は、ピストン20によってシリンダ内に区画される第一流体室11及び第二流体室12と、連通路22を流れる磁気粘性流体に作用する磁場を発生するコイル33aと、を備え、ピストン20は、ピストンコア30と、ピストンコア30の外周面に形成された凹部31fと、凹部31f内に収容された規制部材70と、規制部材70を連通路22内に突出させる方向に凹部31f内に第一流体室11又は第二流体室12の磁気粘性流体を導く導入流路37と、導入流路37を開閉するフェール弁60と、を有し、コイル33aに印加される電流が所定値以下の場合には、フェール弁60が導入流路37を開放することで、規制部材70が連通路22内に突出されることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、磁気粘性流体緩衝器に関するものである。
特許文献1には、磁気粘性流体が充填されたシリンダと、磁気粘性流体を一側液室と他側液室との間で流通させる流路が形成されたピストンと、ピストン内に設けられたコイルとを有し、コイルに電流を流すことにより発生する磁界を流路を通過する磁気粘性流体に印加することで減衰力が制御される減衰力可変式ダンパが記載されている。特許文献1の減衰力可変ダンパでは、磁気粘性流体がインナヨークとアウタヨークとの間の空隙を通過するときに、コイルに通電することで、空隙内に形成された磁界により強い流路抵抗が引き起こされ、高い減衰力が発生する。
特開2009−216210号公報
特許文献1に記載の減衰力可変ダンパでは、コイルに通電する電流を制御することによって減衰力を調整している。しかしながら、例えば、コイルが断線してコイルに電流を流すことができなくなってしまうと、減衰力を発生させることができない。この状態では、磁気粘性流体がインナヨークとアウタヨークとの間の空隙を通過するときに生じる最低限の減衰力しか発生させることができなくなってしまう。このような最低限の減衰力では、振動を減衰させるために時間が掛かってしまうなどの不都合が生じるおそれがあった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、コイルによって所定の減衰力が発生できない状況になっても一定の減衰力を得ることができる磁気粘性流体緩衝器を提供することを目的とする。
第1の発明は、磁場の強さによって粘性が変化する磁気粘性流体を作動流体とする磁気粘性流体緩衝器であって、磁気粘性流体が封入されるシリンダと、ピストンロッドに連結されシリンダ内に移動自在に配置されるピストンと、ピストンによってシリンダ内に区画される第一流体室及び第二流体室と、を備え、ピストンは、ピストンロッドに連結されるピストンコアと、ピストンコアの外周を取り囲みピストンコアとの間に第一流体室と第二流体室とを連通する連通路を形成するリング体と、連通路を流れる磁気粘性流体に作用する磁場を発生する電磁コイルと、ピストンコアの外周面に形成された凹部と、凹部内に収容された規制部材と、規制部材を連通路内に突出させる方向に凹部内に第一流体室又は第二流体室の磁気粘性流体を導く導入流路と、導入流路を開閉するフェール弁と、を有し、電磁コイルに印加される電流が所定値以下の場合には、フェール弁が導入流路を開放することで、規制部材が連通路内に突出されることを特徴とする。
第1の発明では、電磁コイルに印加される電流が所定値以下の場合には、フェール弁が導入流路を開放するので、第一流体室又は第二流体室から磁気粘性流体が凹部に導かれることで、規制部材が連通路内に突出する。これにより、第一流体室と第二流体室との間の磁気粘性流体の流れが規制部材によって制限される。
第2の発明は、フェール弁は、ピストンに設けられた電磁コイルによって発生する磁力によって、導入流路を閉鎖することを特徴とする。
第2の発明では、フェール弁の駆動源としてピストンに設けられた電磁コイルを使用するので、フェール弁の駆動源を別途設ける必要がない。
本発明によれば、コイルによって所定の減衰力が発生できない状況になっても一定の減衰力を得ることができる磁気粘性流体緩衝器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る磁気粘性流体緩衝器の軸方向の断面図である。 図1におけるピストンの左側面図である。 本発明の実施形態に係る規制部材の径方向の断面図である。 図2におけるフェール弁近傍の拡大図である。 変形例におけるフェール弁近傍の拡大図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る磁気粘性流体緩衝器(以下、単に「緩衝器」と称する。)100の全体構成について説明する。
緩衝器100は、磁場の作用によって粘性が変化する磁気粘性流体を用いることで減衰係数が変化可能なダンパである。緩衝器100は、例えば、自動車等の車両において車体と車軸との間に介装される。緩衝器100は、伸縮作動によって車体の振動を抑える減衰力を発生する。
緩衝器100は、内部に磁気粘性流体が封入されるシリンダ10と、シリンダ10の外部へ延在するピストンロッド21と、ピストンロッド21に連結されシリンダ10内に摺動自在に配置されるピストン20と、を備える。ピストンロッド21は、ピストン20の移動に伴ってシリンダ10に対して進退する。
シリンダ10は、有底円筒状に形成される。シリンダ10内に封入される磁気粘性流体は、磁場の作用によって見かけの粘性が変化するものであり、油等の液体中に強磁性を有する微粒子を分散させた液体である。磁気粘性流体の粘性は、作用する磁場の強さに応じて変化し、磁場の影響がなくなると元の状態に戻る。
シリンダ10内には、ガスが封入されるガス室(図示省略)が、フリーピストン(図示省略)を介して画成される。ピストンロッド21の進退によるシリンダ10内の容積変化は、ガス室によって補償される。
ピストン20は、シリンダ10内に第一流体室11と第二流体室12とを区画する。ピストン20は、第一流体室11と第二流体室12との間で磁気粘性流体を流通可能とする環状の連通路22を有する。ピストン20の構成については、後で詳細に説明する。
ピストンロッド21は、ピストン20と同軸に形成される。ピストンロッド21は、一端21aがピストン20に固定され、他端21bがシリンダ10の外部に延出する。
ピストンロッド21は、一端21aと他端21bとに渡って貫通孔21cが形成される円筒形状である。ピストンロッド21の外周面には、ピストン20と螺合する雄ねじ21dが形成される。
次に、図1から図4を参照して、ピストン20の構成について説明する。
ピストン20は、ピストンロッド21に連結されるピストンコア30と、ピストンコア30の外周を取り囲むリング体としての環状のフラックスリング35と、ピストンコア30に設けられると共にフラックスリング35を支持する環状のプレート40と、ピストンコア30の外周面に取り付けられプレート40をピストンコア30に固定する固定ナット50と、を有する。
ピストンコア30は、コイル33aが設けられるコイルアセンブリ33と、コイルアセンブリ33を挟持する第1コア31及び第2コア32と、に分割して形成される。第1コア31及び第2コア32は、コイルアセンブリ33を挟持した状態で、一対のボルト(図示省略)によって締結される。
第1コア31は、円筒状の第1小径部31aと、第1小径部31aと比較して大径に形成される円筒状の第2小径部31bと、第2小径部31bと比較して大径に形成される円筒状の大径部31cと、を有する。第1コア31は、磁性材によって形成される。
第1小径部31aの内周面には、ピストンロッド21の雄ねじ21dと螺合する雌ねじ31dが形成される。第1小径部31aの雌ねじ31dとピストンロッド21の雄ねじ21dとの螺合により、第1コア31がピストンロッド21に締結される。第1小径部31aの先端の外周面には、固定ナット50が螺合する雄ねじ31eが形成される。
第2小径部31bは、第1小径部31aに軸方向に連続して同軸に形成される。第1小径部31aと第2小径部31bとの間には段部31gが形成される。段部31gは、プレート40の端面の内側が当接し固定ナット50との間にプレート40を挟持するものである。
大径部31cは、第2小径部31bに軸方向に連続して同軸に形成され、コイルアセンブリ33と当接する。
ピストンコア30の第2コア32は、円柱状の大径部32aと、大径部32aと比較して小径に形成される円柱状の小径部32bと、を有する。大径部32aは、第二流体室12に臨む端面32cを有する。小径部32bは、大径部32aに軸方向に連続して同軸に形成される。第2コア32は、第1コア31と同様に、磁性材によって形成される。
ピストンコア30のコイルアセンブリ33は、内部にコイル33aが設けられる円筒状のコイルモールド部33bと、コイルモールド部33bの一端から径方向内側に延在する連結部33cと、連結部33cから軸方向に延在する円柱部33dと、を有する。コイルアセンブリ33は、コイル33aが挿入された状態で樹脂をモールドすることで形成される。
コイルモールド部33bは、内径が第2コア32の小径部32bの外径と略同径に形成され、小径部32bの外周面に嵌合する。コイルモールド部33b及び連結部33cが第1コア31及び第2コア32により挟持される。
円柱部33dは、連結部33cに対してコイルモールド部33bとは反対側に位置する。円柱部33dは、外径が大径部31cに形成された貫通孔31hの内径と略同径に形成され、貫通孔31hと嵌合する。
また、円柱部33dは、先端部33eがピストンロッド21の貫通孔21cに挿入される。円柱部33dの先端部33eの外周側には、Oリング34が設けられる。
Oリング34は、第1コア31の大径部31cとピストンロッド21とによって軸方向に圧縮され、コイルアセンブリ33の先端部33eとピストンロッド21とによって径方向に圧縮される。これにより、ピストンロッド21と第1コア31との間や、第1コア31とコイルアセンブリ33との間に流入した磁気粘性流体がピストンロッド21の貫通孔21cに漏出することが防止される。
このように、ピストンコア30は、第1コア31と第2コア32とコイルアセンブリ33との3部材に分割して形成される。したがって、コイル33aが設けられるコイルアセンブリ33のみをモールドにて形成し、第1コア31と第2コア32との間にコイルアセンブリ33を挟持すればよい。3部材に分割して形成されるピストンコア30は、ピストンコア30を単体で形成してモールド作業を行う場合と比較して、ピストンコア30を容易に形成することができる。
ピストンコア30において、第1コア31は雌ねじ31dと雄ねじ21dとの螺合によりピストンロッド21に固定されるが、コイルアセンブリ33と第2コア32とは軸方向に嵌められているのみである。一対のボルトを用いることにより、第2コア32及びコイルアセンブリ33が第1コア31に押し付けられるように固定される。したがって、ピストンコア30を容易に組み立てることができる。
第2コア32の大径部32a及びコイルモールド部33bは、外径が第1コア31の大径部31cと同径に形成される。第1コア31の大径部31c、第2コア32の大径部32a及びコイルモールド部33bの外径は同一であるので、以下において、第1コア31の大径部31c、第2コア32の大径部32a及びコイルモールド部33bからなる部分を、ピストンコア30の「大径部30a」と称する。
ピストン20のフラックスリング35は、磁性材によって略円筒状に形成される。フラックスリング35は、外径がシリンダ10の内径と略同径に形成され、内径がピストンコア30の大径部30aの外径よりも大径に形成される。したがって、フラックスリング35の内周面35dとピストンコア30の大径部30aの外周面との間には、軸方向全長に渡って環状の隙間が形成される。この隙間が、磁気粘性流体が流通する連通路22として機能する。
フラックスリング35は、一端35aに形成されプレート40が嵌められる小径部35cを有する。小径部35cは、外周にプレート40が嵌まるように、フラックスリング35の他の部分と比較して小径に形成される。
コイルモールド部33bは、連通路22に臨む。そのため、コイル33aが発生する磁場は連通路22を流れる磁気粘性流体に作用する。つまり、連通路22は、コイル33aのまわりに生じる磁束が通過する磁気ギャップとして機能する。
コイル33aは、外部から供給される電流によって磁場を形成する。この磁場の強さは、コイル33aに供給される電流が大きくなるほど強くなる。コイル33aに電流が供給されて磁場が形成されると、連通路22を流れる磁気粘性流体の見かけの粘性が変化する。磁気粘性流体の粘性は、コイル33aによる磁場が強くなるほど高くなる。
コイル33aへ電流を供給するための一対の配線(図示省略)は、連結部33c及び円柱部33dの内部に配索される。この一対の配線は、円柱部33dの先端から引き出され、ピストンロッド21の貫通孔21cに通される。
プレート40は、ピストンコア30に対してフラックスリング35の一端35aを支持して軸方向の位置を規定するものである。プレート40の外周は、フラックスリング35の外周と同径又はそれ以下の径に形成される。プレート40は、非磁性材によって形成される。
プレート40は、図1及び図2に示すように、連通路22に連通する貫通孔である複数の流路40cを有する。流路40cは、円弧状に形成されて等角度間隔に配置される。本実施の形態では、流路40cは、90°間隔で四箇所に形成される。流路40cは、円弧状に限らず、例えば複数の円形の貫通孔であってもよい。
図1及び図4に示すように、プレート40と第1コア31の大径部31cとの間には、流路40cと連通路22とを接続する接続空間25が形成される。接続空間25は、第2小径部31bの外周に形成される環状の空隙である。流路40cからピストンコア30内に流入した磁気粘性流体は、接続空間25を介して連通路22に流れる。このように、第一流体室11と第二流体室12とは、流路40c、接続空間25及び連通路22によって連通する。
プレート40の内周には、第1コア31の第1小径部31aが嵌合する貫通孔40aが形成される。プレート40は、貫通孔40aと第1小径部31aが嵌合することによって、第1コア31(ピストンコア30)との同軸度が確保される。
プレート40の外周には、フラックスリング35の一端35aの小径部35cに嵌合する環状の鍔部40bが形成される。鍔部40bは、フラックスリング35に向けて軸方向に突起して形成される。鍔部40bは、小径部35cにロウ付けされることによって固定される。
プレート40は、第1コア31の第1小径部31aに対する固定ナット50の締結力によって段部30dに押し付けられて挟持される。これにより、プレート40に固定されるフラックスリング35のピストンコア30に対する軸方向の位置が規定される。
固定ナット50は、略円筒状に形成され、ピストンコア30の第1小径部31aの外周に取り付けられる。固定ナット50は、先端部50aがプレート40と当接する。固定ナット50は、基端部50bの内周に、第1コア31の雄ねじ31eに螺合する雌ねじ50cが形成される。これにより、固定ナット50は、第1小径部31aに螺着される。
以上のように、フラックスリング35の一端35aに取り付けられるプレート40が、ピストンロッド21の端部に取り付けられるピストンコア30の段部30dと、第1小径部31aに螺合する固定ナット50とによって挟持される。これにより、ピストンコア30に対してフラックスリング35が軸方向に固定される。
図3及び図4に示すように、ピストン20は、ピストンコア30の外周面に形成された凹部31fと、凹部31f内に収容された規制部材70と、規制部材70を連通路22内に突出させる方向に凹部31f内に第一流体室11の磁気粘性流体を導く導入流路37と、導入流路37を開閉するフェール弁60と、をさらに備える。
図3に示すように、凹部31fは、第1コア31の外周面において円周方向に一定の範囲延びる溝状に形成される。凹部31fの軸方向及び径方向における対向する側面は、互いに平行になるように形成される。
規制部材70は、若干の隙間を有して凹部31fに嵌まり込むように形成される。これにより、規制部材70と凹部31fとの間から磁気粘性流体が漏れることが防止される。規制部材70の連通路22に臨む外側面70aは、第1コア31の外周面と同じ曲率を持って形成される(図3参照)。
規制部材70と凹部31fの底部との間には、ばね71が設けられる。ばね71は、第1コア31の外周面と面一になる位置に規制部材70が位置するときに、自然長になるように設定される。これにより、規制部材70が凹部31f内に押し込まれても、ばね71の付勢力によって、規制部材70は外側面70aが第1コア31の外周面と面一になる位置に押し戻される。
図4に示すように、導入流路37は、接続空間25に連通し第1コア31を軸方向に延びる第1導入流路37aと、第1導入流路37aと連通しフェール弁60の後述する弁体61が設けられる収容孔37bと、収容孔37bと凹部31fとを連通する第2導入流路37cと、を有する。収容孔37bは、第1導入流路37aと同軸状に形成されるとともに、第1導入流路37aよりも大径に形成される。第1導入流路37aと収容孔37bとの境界には、弁座37dが設けられる。第2導入流路37cは、収容孔37bに直交するように形成される。
フェール弁60は、収容孔37b内に設けられ導入流路37を開放又は閉鎖する弁体61と、弁体61に連結されコイル33aが発生する磁力に応じて移動する可動コア62と、を備える。弁体61は、先端部が弁座37dに着座できるように円錐形状に形成される。弁体61は、収容孔37bと、収容孔37bと連続的にコイルアセンブリ33の連結部33cを貫通するように形成された貫通孔33fと、によって形成された空間内に移動可能に収容される。可動コア62は、貫通孔33fと、同軸状に第2コア32に形成された挿入孔32dと、によって形成された空間内に移動可能に収容される。なお、弁体61と可動コア62は、一体に形成されていてもよい。
このように構成されたフェール弁60の動作について説明する。
コイル33aに流れる電流が所定値Ia以上のときには、コイル33aが発生する磁力によって、可動コア62は弁座37d方向へ付勢され、可動コア62に連結された弁体61が弁座37dに押し付けられる。これにより、フェール弁60によって導入流路37が閉鎖され、接続空間25から凹部31fへの磁気粘性流体の流れが遮断される。なお、電流の所定値Iaとは、緩衝器100が、伸長動作し第一流体室11の圧力が高圧になったときに、この高圧が接続空間25から第1導入流路37aを通じて弁体61に作用しても、弁体61を閉弁状態に維持できる付勢力を発生する電流の値である。
これに対して、コイル33aに流れる電流が所定値Ia以下のときには、コイル33aが発生する磁力が弱くなり、その分可動コア62が弁体61を弁座37d方向へ付勢する付勢力も低下する。このため、緩衝器100が、伸長動作し第一流体室11の圧力が高圧になったときに、この高圧が接続空間25から第1導入流路37aを通じて弁体61に作用すると、弁体61は弁座37dから離間する。これにより、フェール弁60によって導入流路37が開放され、接続空間25から凹部31fへの磁気粘性流体の流れが許容される。
以上のように構成された緩衝器100の作用について説明する。
緩衝器100が伸縮作動して、ピストンロッド21がシリンダ10に対して進退すると、ピストンロッド21に連結されたピストン20はシリンダ10内を摺動する。これにより、磁気粘性流体は、流路40c、接続空間25及び連通路22を通じて第一流体室11と第二流体室12の間を流通する。
このとき、ピストンコア30とフラックスリング35との間の連通路22は、上述のように、コイル33aのまわりに生じる磁束が通過する磁気ギャップとなる。これにより、緩衝器100の伸縮作動時に、連通路22を流れる磁気粘性流体にはコイル33aの磁場が作用する。
緩衝器100が発生する減衰力の調節は、コイル33aへの通電量を変化させ、連通路22を流れる磁気粘性流体に作用する磁場の強さを変化させることによって行われる。具体的には、コイル33aに供給される電流が大きくなるほど、コイル33aのまわりに発生する磁場の強さが大きくなる。よって、連通路22を流れる磁気粘性流体の粘性が高くなって、緩衝器100が発生する減衰力が大きくなる。
緩衝器100の通常動作時には、コイル33aには、常に所定値Ia以上の電流が印加されている。このため、フェール弁60の可動コア62には、コイル33aが発生する磁力によって常に弁体61を弁座37dに押し付ける付勢力が発生し、導入流路37は閉鎖した状態に維持される。
緩衝器100を使用していると、例えば、断線や制御機器などの故障によりコイル33aに電流が印加されなくなったり、あるいは、何らかの理由によってコイル33aに印加される電流が低下することがある。このようなフェール時には、緩衝器100は、コイル33aが磁力を発生できなくなったり、あるいはコイル33aが発生する磁力が低下する。このような状態では、緩衝器100が伸長動作することで第一流体室11の磁気粘性流体の圧力が高圧になると、この高圧が接続空間25から第1導入流路37aに流入し弁体61に作用する。これにより、第1導入流路37aに流入した高圧の磁気粘性流体が、弁体61を開弁方向に押して弁座37dから離間させる。これにより、導入流路37は開放され、接続空間25と凹部31fとが連通する。
導入流路37が開放されると、第一流体室11の磁気粘性流体は、接続空間25、第1導入流路37a、収容孔37b及び第2導入流路37cを通じて凹部31fに流入する。これにより、凹部31f内の圧力が上昇して、規制部材70は連通路22内に突出する。このようにして規制部材70が連通路22内に突出すると、連通路22の流路面積が小さくなるので、連通路22を流れる磁気粘性流体に付与される抵抗が大きくなる。したがって、緩衝器100は、コイル33aによって所定の減衰力が発生できない状況になっても、伸長動作時に一定の減衰力を得ることができる。
上記実施形態では、導入流路37を第一流体室11に連通するように構成したが、これに代えて、導入流路37を第二流体室12に連通するように構成してもよい。この場合には、緩衝器100は、コイル33aによって所定の減衰力が発生できない状況になっても、収縮動作時に一定の減衰力を得ることができる。
また、上記実施形態では、規制部材70及び凹部31fは、一か所設けられているが、複数設けられてもよい。この場合、1つの導入流路37から凹部31fに分岐路を設けることで1つのフェール弁60によって制御してもよく、それぞれの凹部31fに対して導入流路37及びフェール弁60を設けてもよい。
以上の実施形態によれば、以下の効果を奏する。
緩衝器100では、コイル33aに印加される電流が所定値以下の場合、つまりコイル33aによって所定の減衰力が発生できない場合にはフェール弁60が導入流路37を開放する。このため、緩衝器100が伸長あるいは収縮動作すると、導入流路37と連通する第一流体室11または第二流体室12内の高圧の磁気粘性流体が凹部31f内に導かれるので、規制部材70は連通路22内に突出される。これにより、連通路22の流路面積が小さくなるので、第一流体室11と第二流体室12との間の磁気粘性流体の流れが制限され、連通路22を流れる磁気粘性流体に付与される抵抗が大きくなる。したがって、緩衝器100は、コイル33aによって所定の減衰力が発生できない状況になっても、一定の減衰力を得ることができる。
上記実施形態では、フェール弁60の可動コア62を付勢する手段として、コイル33aを用いたが、図5に変形例として示すように、コイル33aとは別に、弁体61の外周部分に電磁コイル64を設けてもよい。この場合には、コイル33aと電磁コイル64とを直列に接続する。なお、この場合には、可動コア62を設ける必要はない。
このように、コイル33aとは別に弁体61の外周部分に電磁コイル64を設けることで弁体61に直接的に付勢力を付与することができるので、所定電流値Iaの設定値を小さくしても、弁体61を閉弁する付勢力を得ることができる。
以上のように構成された本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
緩衝器100は、磁気粘性流体が封入されるシリンダ10と、ピストンロッド21に連結されシリンダ10内に移動自在に配置されるピストン20と、ピストン20によってシリンダ10内に区画される第一流体室11及び第二流体室12と、を備え、ピストン20は、ピストンロッド21に連結されるピストンコア30と、ピストンコア30の外周を取り囲みピストンコア30との間に第一流体室11と第二流体室12とを連通する連通路22を形成するリング体(フラックスリング35)と、連通路22を流れる磁気粘性流体に作用する磁場を発生する電磁コイル(コイル33a)と、ピストンコア30の外周面に形成された凹部31fと、凹部31f内に収容された規制部材70と、規制部材70を連通路22内に突出させる方向に凹部31f内に第一流体室11又は第二流体室12の磁気粘性流体を導く導入流路37と、導入流路37を開閉するフェール弁60と、を有し、電磁コイル(コイル33a)に印加される電流が所定値以下の場合には、フェール弁60が導入流路37を開放することで、規制部材70が連通路22内に突出されることを特徴とする。
この構成によれば、電磁コイル(コイル33a)に印加される電流が所定値以下の場合には、フェール弁60が導入流路37を開放するので、第一流体室11又は第二流体室12から磁気粘性流体が凹部31fに導かれることで、規制部材70が連通路22内に突出する。これにより、第一流体室11と第二流体室12との間の磁気粘性流体の流れが規制部材70によって制限される。したがって、電磁コイル(コイル33a)に印加される電流が所定値以下の場合にも、一定の減衰力を得ることができる。
また、緩衝器100は、フェール弁60は、ピストン20に設けられた電磁コイル(コイル33a)が発生する磁力によって、導入流路37を閉鎖することを特徴とする。
この構成によれば、フェール弁60の駆動源としてピストン20に設けられた電磁コイル(コイル33a)を使用するので、フェール弁60の駆動源を別途設ける必要がない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
上記実施形態では、フェール弁60としてリフト型の電磁弁を例に説明したが、弁体61をスプールとしたスプール型の電磁弁などであってもよい。
100・・・緩衝器、10・・・シリンダ、11・・・第一流体室、12・・・第二流体室、20・・・ピストン、21・・・ピストンロッド、22・・・連通路、30・・・ピストンコア、31・・・第1コア31f・・・凹部、32・・・第二コア、33 ・・・コイルアセンブリ、33a・・・コイル(電磁コイル)、35・・・フラックスリング(リング体)、37・・・導入流路、60・・・フェール弁、61・・・弁体、 62・・・可動コア、64・・・電磁コイル、70・・・規制部材

Claims (2)

  1. 磁場の強さによって粘性が変化する磁気粘性流体を作動流体とする磁気粘性流体緩衝器であって、
    前記磁気粘性流体が封入されるシリンダと、
    ピストンロッドに連結され前記シリンダ内に移動自在に配置されるピストンと、
    前記ピストンによって前記シリンダ内に区画される第一流体室及び第二流体室と、
    を備え、
    前記ピストンは、
    前記ピストンロッドに連結されるピストンコアと、
    前記ピストンコアの外周を取り囲み前記ピストンコアとの間に前記第一流体室と前記第二流体室とを連通する連通路を形成するリング体と、
    前記連通路を流れる磁気粘性流体に作用する磁場を発生する電磁コイルと、
    前記ピストンコアの外周面に形成された凹部と、
    前記凹部内に収容された規制部材と、
    前記規制部材を前記連通路内に突出させる方向に前記凹部内に前記第一流体室又は前記第二流体室の磁気粘性流体を導く導入流路と、
    前記導入流路を開閉するフェール弁と、を有し、
    前記電磁コイルに印加される電流が所定値以下の場合には、前記フェール弁が前記導入流路を開放することで、前記規制部材が前記連通路内に突出されることを特徴とする磁気粘性流体緩衝器。
  2. 前記フェール弁は、前記ピストンに設けられた前記電磁コイルが発生する磁力によって、前記導入流路を閉鎖することを特徴とする請求項1に記載の磁気粘性流体緩衝器。
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