JP6086820B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、給湯装置に関する。
貯湯タンクを収容した貯湯タンクユニット、およびその貯湯タンク内の湯水を加熱するヒートポンプユニットを備え、貯湯タンクに貯えた湯を貯湯タンクユニットから建屋内の浴槽等に供給する給湯装置が知られている。
この給湯装置には、貯湯タンク内の湯を浴槽に供給する給湯いわゆる湯はりのほかに、浴槽内の湯水を加温用の熱交換器に通して循環させる保温・追炊きの機能がある。
特開2011-94922号公報
湯張りや保温・追炊きを行うと、浴槽内の湯に含まれる雑菌が循環経路の配管や熱交換器に付着し、付着した菌が増殖することがある。このまま湯張りが行われると、多くの雑菌が浴槽に流れ込んでしまう。
本発明の実施形態の目的は、浴槽に流れ込む雑菌を減らすことができる給湯装置を提供することである。
本発明の実施形態に記載された給湯装置は、湯水を浴槽へ供給する配管路と、前記配管路に設けられた銀イオン発生ユニットと、前記配管路内に湯または水を流通させる配管洗浄運転を行う制御部を備え、前記制御部は、前記配管洗浄運転を開始して所定時間が経過した後に前記銀イオン発生ユニットを運転させることを特徴とする。
ヒートポンプ式の給湯装置のシステム図。 制御部のブロック図。
図1は、ヒートポンプ式の給湯装置1のシステム図であり、この給湯装置1は、破線で示す貯湯タンクユニット2と、破線で示すヒートポンプユニット3と、制御部4とを備えている。制御部4は、CPUやROM、RAM等を有し、給湯装置1の各構成要素の制御を行う。
制御部4は、本発明の実施の形態における給湯装置1のシステム全体を制御している。本発明の実施の形態においては、貯湯タンクユニット2に設置されている。
図1では図示の都合上給湯装置1の各部との接続を省略しているが、例えば、風呂ミキシングバルブ29、給湯ミキシングバルブ42、或いは湯保温回路37内の風呂ポンプ40や沸き上げポンプ27や、減圧弁24や、電磁弁30や、その他駆動部品の駆動を制御する。
また、制御部4には、利用者が給湯装置1の動作設定を行い、運転状況を確認するための操作表示部70が電気的に接続されている。操作表示装置70は、利用者が操作するための操作部71と運転状況等を表示する表示部72を備えており、例えば浴室や台所や洗面所などの利用者が湯水を使用する場所に設けられている。
貯湯タンクユニット2には、ヒートポンプユニット3と浴槽5とが配管により接続されている。
貯湯タンクユニット2は、貯湯タンク6と、給水接続口7と、給湯接続口8と、ヒートポンプ往き配管接続口9と、ヒートポンプ戻り配管接続口10と、風呂戻り配管接続口11と、風呂往き配管接続口12と、過圧防止弁13とを有している。
貯湯タンク6は、第1・第2上部接続口14、15と、第1・第2下部接続口16、17と、複数の温度センサ18とを有している。複数の温度センサ18は、貯湯タンク6の上下方向に沿って略等間隔に配列され、貯湯タンク6上部の高温の湯又は下部の低温の湯水の温度を検知し、検知した温度の情報を制御部4に伝えるようになっている。
ヒートポンプユニット3は、湯水を沸き上げて温湯を生成する手段であり、圧縮機(図示せず)と、凝縮器として機能する沸き上げ用の熱交換器19と、膨張弁(図示せず)と、蒸発器(図示せず)とを冷媒配管で接続した冷凍サイクルを有している。また、ヒートポンプユニット3には、外気温度を検知する外気温度検知手段である外気温度センサ20が設けられており、検知した外気温度の情報を制御部4に伝えるようになっている。熱交換器19は、配管19A、19Bを介して、貯湯タンクユニット2のヒートポンプ行き配管接続口9とヒートポンプ戻り配管接続口10とに接続されている。
浴槽5は、配管5A、5Bを介して貯湯タンクユニット2の風呂戻り配管接続口11と風呂往き配管接続口12とに接続されている。
次に、貯湯タンクユニット2に設けられている各種の構成要素について説明する。
まず、配管である供給経路21と取入経路22と取出経路23と、その周辺要素について説明する。
供給経路21は、図示しない水道管から供給される水道水を、貯湯タンク6や後述する風呂ミキシングバルブ29、給湯ミキシングバルブ42に供給する配管である。この供給経路21の途中に、水道水の圧力を設定値内に抑制する減圧弁24が設けられている。なお、この供給経路21は、水道水の流れ方向に沿った減圧弁24の下流側であって風呂ミキシングバルブ29や給湯ミキシングバルブ42の近傍部分は樹脂により形成されている。
取入経路22は、貯湯タンク6の第1上部接続口14とヒートポンプ戻り配管接続口10との間に設けられている。この取入経路22の途中には沸き上げ三方弁25が設けられ、沸き上げ三方弁25は下部配管26に接続されている。この下部配管26の一端は貯湯タンク6の第1下部接続口16に接続され、この下部配管26に上述した過圧防止弁13が設けられている。沸き上げ三方弁25の下部配管26への接続側とヒートポンプ往き配管接続口9との間には、沸き上げポンプ27が設けられている。また、沸き上げ三方弁25の入口側は、ヒートポンプ戻り配管接続口10に接続されている。
取出経路23は、貯湯タンク6の第2上部接続口15と風呂戻り配管接続口11との間に設けられている。この取出経路23の途中には、圧力逃し弁28と、混合弁である風呂ミキシングバルブ29と、電磁弁30と、風呂流量センサ31と、銀イオン発生ユニット32と、フロースイッチ33と、水位センサ34とが設けられている。
圧力逃し弁28は、タンク6内及び取出経路23内の圧力が設定値以上に上昇した場合に圧力を逃す弁であり、一端にこの圧力逃し弁28が接続されている配管35の他端は下部配管26に接続されている。
風呂ミキシングバルブ29は、貯湯タンク6上部から取出された温湯と、供給経路21内を流れて供給された貯湯タンク6内の温湯より低温である水道水とを混合し、指定された温度の湯水を生成するようになっているとともに、後述するように、水道水が流れる供給経路21の凍結を防止する場合に開弁されるようになっている。
電磁弁30は、開弁されることにより風呂ミキシングバルブ29で混合された湯水を浴槽5に供給するようになっている。風呂流量センサ31は、浴槽5に供給される湯水の流量を検出するようになっており、水位センサ34は浴槽5内に供給された湯水の水位を検出するようになっており、浴槽5内の水位が設定値に達した場合に浴槽5内への湯水の供給を停止させるようになっている。
銀イオン発生ユニット32は、管路内に一対の銀製の電極を有し、これらの電極間に電圧を印加することにより銀イオンを発生させ、発生した銀イオンを湯水と共に浴槽5内に供給するようになっている。銀イオンが浴槽5内に供給されることにより、浴槽5内の抗菌力が高くなる。
また、貯湯タンクユニット2には、貯湯タンク6内の温湯を循環させる第1循環経路36と、浴槽5の湯水を循環させる第2循環経路37とが設けられている。
第1循環経路36は、取出経路23における風呂ミキシングバルブ29の上流側と貯湯タンク6の第1上部接続口14との間に設けられ、その一部は取入経路22の一部と共有されている。この第1循環経路36の途中には、循環ポンプである追い焚きポンプ38と追い焚き用の追炊き熱交換器39とが設けられている。
追い焚きポンプ38は、駆動されることにより貯湯タンク6内の温湯を取出経路23内の一部と第1循環経路36内とを循環させ、貯湯タンク6内に戻すようになっている。
追炊き熱交換器39については後から説明する。
第2循環経路37は、風呂往き配管接続口12と風呂戻り配管接続口11との間に設けられ、その一部は取出経路23の一部と共有されている。この第2循環経路37の途中には、追炊き熱交換器39と風呂ポンプ40とが設けられている。
風呂ポンプ40は、駆動されることにより浴槽5内の湯水を配管5A、フローセンサ33、追炊き熱交換器39、第2循環経路37、配管5Bとに順次流動させ循環させるようになっている。
追炊き熱交換器39は、その内部に第2循環経路37の一部と、第1循環経路36の一部を有しており、第2循環経路37内を循環する浴槽5から供給される湯水と、第1循環経路36内を循環する貯湯タンク6から供給される高温の温湯との間で熱交換を行う。これにより、温湯と湯水との温度差により湯水が加熱されて温度が上昇し、浴槽5内の湯水が追い焚きされるようになっている。
また、貯湯タンクユニット2には、第2の取出経路41が設けられている。第2の取出経路41は、貯湯タンク6の第2上部接続口15と給湯接続口8との間に設けられている。この第2取出経路41の途中には、給湯ミキシングバルブ42と給湯流量センサ43とが設けられている。給湯ミキシングバルブ42には、水道水を供給する供給経路21が接続されている。
給湯ミキシングバルブ42は、貯湯タンク6上部から取出された温湯と、供給経路21内を流れて供給された水道水とを混合し、指定された温度の湯水を生成するようになっている。
制御部4の設定について説明する。
制御部4には操作表示部70を介して、給湯装置1の運転を行うために必要な各種設定を行うことができる。
例えば、操作表示部70の操作部71を操作することにより、給湯装置1から供給される湯水の温度や、浴槽5へ供給される湯水の銀イオン濃度等を設定することができる。
また、制御部4には、給湯装置1の据え付け作業時において取り付けられる配管5A、5Bの配管長さや管内径を入力し記憶させることができる。この配管5A、5Bの配管長さ及び管内径により、配管5A,5B内の管内容積が算出される。また、制御部40には、取出経路23の銀イオン発生ユニット23の下流側及び第2循環経路37の風呂戻り配管接続口11及び風呂往き配管接続口12までの配管内容積が記憶されている。
この記憶されている取出経路23の銀イオン発生ユニット23の下流側及び第2循環経路37の風呂戻り配管接続口11及び風呂往き配管接続口12までの配管内容積と、算出された配管5A,5Bの配管内容積とを合算した洗浄配管内容積Lwが記憶される。 すなわち、洗浄配管内容積Lwは後述する配管洗浄運転において、水が流通する配管経路の内、銀イオン発生ユニット32よりも下流側の配管内容積である。
このような構成において、この給湯装置1の運転状態について説明する。まず、貯湯タンク6内に水道水が貯水され、その水道水を沸き上げる場合について説明する。
図示しない水道管から供給された水道水は、給水接続口7と供給経路21内とを流れて第2下部接続口17から貯湯タンク6内に供給される。そして、夜間の廉価な深夜電力を利用してヒートポンプユニット3の冷凍サイクルが駆動され、さらに、沸き上げポンプ27が駆動される。このとき、沸き上げ三方弁25は、ヒートポンプ戻り配管接続口10と取入経路22とが連通するように切替えられている。なお、冷凍サイクルやポンプの駆動及び弁の開閉、さらには、後述する他のポンプの駆動や他の弁の開閉等は、制御部4の制御により行われる。
沸き上げポンプ27が駆動されることにより、貯湯タンク6下部に貯水された水道水が下部配管26内と配管19A内とを流れてヒートポンプユニット3の熱交換器19に送られ、熱交換器19において加熱されて温湯になる。この温湯は、配管19B内と取入経路22内とを流れて第1上部接続口14から貯湯タンク6内に供給され、貯湯タンク6内に貯湯される。貯湯タンク6内には、最も高温の温湯が最上部に位置するように貯湯される。
つぎに、貯湯タンク6内に貯湯された温湯を利用して浴槽5に湯水を供給する湯張り運転について説明する。
浴槽5に湯水を供給する場合には、操作表示部70において浴槽5に供給する湯水の温度を設定し、湯水の供給を開始する操作を行うことにより、制御部4の制御により風呂ミキシングバルブ29の開度が調節されるとともに、電磁弁30が開弁される。
風呂ミキシングバルブ29の開度が調節されることにより、取出経路23内を流れて貯湯タンク6から供給された温湯と、供給経路21内を流れて水道管から供給された水道水とが風呂ミキシングバルブ29で混合されることにより設定した温度の湯水となり、取出経路23における風呂ミキシングバルブ29より下流側の部分と配管5A及び第2循環経路37と配管5B内とを流れて浴槽5内に供給される。湯水の流れを図1中の実線矢印で示す。
この場合に、銀イオン発生ユニット32が駆動されて銀イオンが発生し、発生した銀イオンが湯水と共に浴槽5内に供給される。浴槽5内に供給された湯水が設定量に達した場合には、電磁弁30が閉弁されて浴槽5内への湯水の供給が停止される。
また、浴槽5以外の場所(例えば、台所)で湯水を使用する場合には、貯湯タンク6内の温湯は取出経路23内と第2の取出経路41内とを流れて給湯ミキシングバルブ42に至るとともに、供給経路21内を流れる水道水が給湯ミキシングバルブ42に至り、温湯と水道水とが給湯ミキシングバルブ42で混合されて湯水となり、給湯接続口8から各給湯場所に給湯される。
つぎに、浴槽5内の湯水を追い焚きする追炊き運転について説明する。浴槽5内の湯水を追い焚きする場合には、追い焚きポンプ38と風呂ポンプ40とを駆動させる。
追い焚きポンプ38が駆動されることにより、貯湯タンク6上部の温湯が追炊き熱交換器39を経由して取出経路23内の一部と第1循環経路36内とを循環する。一方、風呂ポンプ40が駆動されることにより、図1中の破線矢印で示すように浴槽5内の湯水が追炊き熱交換器39を経由して配管5A内と第2循環経路37内と配管5B内とを循環する。
そして、追炊き熱交換器39内において、第1循環経路36内を循環する貯湯タンク6内の温湯と第2循環経路37内を循環する浴槽5内の湯水との間で熱交換が行われ、浴槽5内の湯水の温度が上昇し、温度が上昇した湯水が浴槽5に戻されることにより浴槽5内の湯水の追い焚きが行われる。
次に、配管路である取出経路23の銀イオン発生ユニット32よりも下流側、配管5A及び、第2循環経路37、配管5B、を洗浄する配管洗浄運転について説明する。
浴槽5の湯水が排水されている状態で、利用者が操作表示部70を操作し、配管洗浄運転が開始されると、制御部4の制御により風呂ミキシングバルブ29の開度が調節され供給経路21側を全開とし取出経路23の貯湯タンク6側を全閉とするとともに、電磁弁30が開弁される。これにより図1中の実線矢印で示すように、取出経路23の風呂ミキシングバルブ29より下流側に、水道管から供給された水道水が流通し、取出経路23、風呂流量センサ31、銀イオンユニット32、配管5A及び風呂ポンプ40、追炊き熱交換器39、第2循環経路37、配管5Bを通って浴槽へ流出し、浴槽5から排水される。
配管洗浄運転の運転時間は、銀イオン発生ユニット32を流通する水量が、制御部4に記憶されている洗浄配管内容積Lwを超える運転時間Twが自動で設定される。例えば、洗浄配管内容積Lwが5lであり、銀イオン発生ユニット32を流通する水の流量が毎分10lの場合には、配管洗浄運転の運転時間Twは1分間が自動設定される。これにより、配管洗浄運転の開始から終了までの間に、十分な水が取出経路23、風呂流量センサ31、銀イオンユニット32、配管5A及び風呂ポンプ40、追炊き熱交換器39、第2循環経路37、配管5Bを流通し、配管洗浄運転が行われる。
さらに、この配管洗浄運転の開始から所定時間Tsが経過した後に、制御部4により、銀イオン発生ユニット32の運転が開始される。そして、銀イオン発生ユニット32を流通する水に、銀イオンが付加され配管洗浄運転が継続される。そして、配管洗浄運転の開始から設定された運転時間Twが経過すると水の流通を停止させ、銀イオン発生ユニット32の運転を停止させる。
ここで、所定時間Tsは、銀イオン発生ユニット32が運転を開始してから銀イオン発生ユニット32を流通した水が、取出経路23の銀イオン発生ユニット32よりも下流側、配管5A及び風呂ポンプ40、追炊き熱交換器39、第2循環経路37、配管5Bの配管内にいきわたるために必要な時間である。
すなわち、配管洗浄運転時の流量Qwの場合、(Tw−Ts)×Qw≧Lwとなる時間である。これにより、配管洗浄運転で水が流通する配管内には、配管洗浄運転が終了する時点まで銀イオンが付加された水が供給される。
そのため、各配管を洗浄した水が浴槽5へ排出された後に配管内に残留する水は、銀イオンが付加された抗菌性・除菌性の高い水が残り、配管洗浄運転が終了し、時間が経過しても雑菌の繁殖を抑制することができ、次回湯張り運転の際に清潔な湯を浴槽5へ供給することができる。
また、配管洗浄運転の開始時から所定時間Tsが経過するまでに洗浄に使用された水は各配管に残留せず排水される。この所定時間Tsにおいて銀イオン発生ユニット32の運転を行わないことで、銀イオン発生ユニット32の寿命を無駄にすることがない。
すなわち、銀イオン発生ユニット32の配管洗浄運転において、寿命を短縮することなく十分な配管内の抗菌・除菌を行うことができる。
本実施形態では、所定時間Tsを設定値としたが、時間の設定に限らず、配管洗浄運転開始から、銀イオン発生ユニット32を流通する水が所定量に達した後に銀イオン発生ユニット32の運転を開始するように、流量による設定を行っても良い。
また、本実施形態では配管洗浄運転の運転時間Tw及び、所定時間Tsは自動設定されているが、利用者が設定しても良い。
上述した配管洗浄運転の運転時間Twと所定時間Tsは、使用者の必要に応じて、操作表示部70の操作部71を操作することで任意に変更することができる。
これにより、配管の汚れがひどい場合や、配管5A及び配管5Bの配管長さが異なり、配管内に供給される湯水に偏りがある場合などにも配管への銀イオンが付加された水をいきわたらせることができる。
次に、銀イオン発生ユニット32の運転について図2を用いて説明する。
図2は、本発明の実施の形態における制御部4の内部構成、及び、制御部4に接続された操作表示部70を示すブロック図である。制御部4は、本発明の実施の形態においては上述したように貯湯タンク6に設けられている。制御部4は、その内部にヒートポンプユニット3や貯湯タンクユニット2内の各機器を制御するため制御回路61が設けられているが、図2においては特に銀イオン発生ユニット32との接続を表わす部分のみを示している。
操作表示部70は一般的には浴槽付近及び台所や洗面所等に設けられ、利用者の利用形態により表示や操作部の配置等が異なるものが用いられる。
制御部4は、商用電源Eから電源の供給を受けている。この商用電源Eは、さらに銀イオン動作回路62を介して銀イオン発生ユニット32にも電源を供給している。但し、通常スイッチSWはオフ状態であり、銀イオン発生ユニット32の運転していない。
制御回路61は、浴槽5への湯張りのタイミングに同期させてスイッチSWをON、或いはOFFする。
銀イオン動作回路62は定電流発生装置であり、スイッチSWがONとなった場合、所定の電圧を銀イオン発生ユニット32に印加することができる。
さらに、制御部4には操作表示装置70により設定された銀イオン濃度に応じて銀イオン発生ユニット32の動作制御を行う。具体的には、配管39内を流れる湯の単位流量に対して、銀イオン動作回路62から銀イオン発生ユニット32へ印加される電圧を断続的に印加させ、印加時間の積算時間を増減させることで銀イオン濃度を変化させる。
例えば、30lの湯が銀イオン発生ユニット32の管内を流通する毎に、1分間だけスイッチSWをONさせることで銀イオン濃度0.05ppmの湯となる電圧が印加されるような銀イオン動作回路62を用いた場合についての銀イオンの濃度変更について説明する。
銀イオン発生ユニット32に流通する湯水が常に毎分30lである場合、スイッチSWを1分間ONさせることで、銀イオン濃度0.05ppmの湯水が30l得られる。
次に、低い濃度である0.025ppmの湯水を得る場合には、毎分30lで流通する湯水に対して、スイッチSWを3秒間ONさせた後に3秒間OFFさせる動作を繰り返し続け、例えば、銀イオン発生ユニット32へ湯水を1分間流通させると、銀イオン濃度が0.025の湯水30lが得られる。
さらに低い濃度である0.0125ppmの湯水とする場合には、毎分30lで流通する湯水に対して、スイッチSWを3秒間ONさせた後に9秒間OFFさせる動作を繰り返す。これにより例えば、銀イオン発生ユニット32へ湯水を1分間流通させると、銀イオン濃度が0.0125の湯水30lが得られる。
銀イオン発生ユニット32の運転は、スイッチSWのON,OFFのタイミングを変化させることで一定の湯水が貯留された段階で設定された銀イオン濃度となるように制御される。
さらに配管洗浄運転終了後に、銀イオン発生ユニット32内に水が残留している場合には、使用者が操作表示部70の操作部71を操作し、銀イオン発生ユニット32の運転を指示することで、さらに配管内の水に銀イオンを付加することができ、より高い銀イオン濃度の水を配管内に残留させることができ、より高い除菌・抗菌作用を得ることができる。
さらに銀イオン発生ユニット32の動作時間を使用者が任意で決めることができるため、銀イオン発生ユニット32の寿命についても使用者による管理が容易となる。
また、上記実施形態の操作表示部70は、タッチパネル式やボタン式など種々のリモートコントローラが用いられる。また、給湯装置1の運転状態に応じて使用可能な機能については、その機能に対応するボタンが発光や明滅することで、利用者が操作を行えるかどうかを容易に判断させることができる。例えば、配管洗浄運転や湯張り運転の際に、銀イオン発生ユニット32が運転しておらず、銀イオン発生ユニット32の運転が可能な状態であれば、操作表示部70の操作部71に設けられた「銀イオン」ボタン等を発光させる。これにより、利用者には銀イオン発生ユニット32が運転可能でありながら運転していない状況を容易に認識することができる。
また、上記実施形態での配管洗浄運転では水を使用したが、風呂ミキシングバルブ29の開度を調節して、貯湯タンク6内の湯を私用しても良い。
上記実施形態では、配管5A,5Bの容積算出のために配管長さ及び内径を入力したが、配管内容積を入力する構成としても良い。また、湯張り動作を行う際に風呂流量センサ31で検知される流量から配管5A,5Bの内容積を算出しても良い。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…給湯装置、2…貯湯タンクユニット、3…ヒートポンプユニット、4…制御部、5A…配管、5B…配管、6…貯湯タンク、7…給水接続口、8…給湯接続口、11…風呂戻り配管接続口、12…風呂往き配管接続口、20…外気温度検知手段、21…供給経路、23…取出経路、27…沸き上げポンプ、29…風呂ミキシングバルブ(混合弁)
、31…風呂流量センサ、32…銀イオン発生ユニット、33…フロースイッチ、36…第1循環経路、37…第2循環経路、38…追い焚きポンプ(循環ポンプ)、39…追炊き熱交換器、40…風呂ポンプ、41…取出経路、42…給湯ミキシングバルブ、70…操作表示部

Claims (4)

  1. 湯水を浴槽へ供給する配管路と、
    前記配管路に設けられた銀イオン発生ユニットと、
    前記配管路内に湯または水を流通させる配管洗浄運転を行う制御部を備え、
    前記制御部は、前記配管洗浄運転を開始して所定時間が経過した後に前記銀イオン発生ユニットを運転させることを特徴とする給湯装置。
  2. 前記制御部は前記配管洗浄運転を終了する際に前記配管路内の湯または水の流通を停止させ、前記銀イオン発生ユニットの運転を停止させることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記制御部は、前記配管路内の容積により、前記銀イオン発生ユニットの運転時間を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の給湯装置。
  4. 前記給湯装置の運転状況を表示する表示部を有する操作表示部を備え、
    前記操作表示部は、銀イオン発生ユニットの運転を操作設定する操作部を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の給湯装置。
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